JPS5821201Y2 - カンイキミツクウドウキヨウシンキ - Google Patents
カンイキミツクウドウキヨウシンキInfo
- Publication number
- JPS5821201Y2 JPS5821201Y2 JP15238675U JP15238675U JPS5821201Y2 JP S5821201 Y2 JPS5821201 Y2 JP S5821201Y2 JP 15238675 U JP15238675 U JP 15238675U JP 15238675 U JP15238675 U JP 15238675U JP S5821201 Y2 JPS5821201 Y2 JP S5821201Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal plate
- input
- glass
- cavity
- cavity resonator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Waveguide Connection Structure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は温度に対し高安定を有するたとえばスーパーイ
ンバーで作られた空胴共振器の入出力端子取付部の気密
構造の改善に関するものである。
ンバーで作られた空胴共振器の入出力端子取付部の気密
構造の改善に関するものである。
従来、温度に対し高安定度を有する空胴共振器としては
、低い線膨張係数を有するスーパーインバー等で作られ
湿度の影響を避けるため内部を気密にして用いる。
、低い線膨張係数を有するスーパーインバー等で作られ
湿度の影響を避けるため内部を気密にして用いる。
スーパーインバーはFe、Ni。Co等の結晶合金でそ
の線膨張係数は約1×10″″6/℃で目的には合致す
るが、加熱により結晶状態が変化し低い線膨張係数の特
性を失なうため、接着を行なう場合半田付けやろう付を
使用することは好ましくない。
の線膨張係数は約1×10″″6/℃で目的には合致す
るが、加熱により結晶状態が変化し低い線膨張係数の特
性を失なうため、接着を行なう場合半田付けやろう付を
使用することは好ましくない。
従って簡易気密空胴共振器では空胴共振器の組立てには
01Jングまたはゴムパツキン等により簡易気密が施さ
れる。
01Jングまたはゴムパツキン等により簡易気密が施さ
れる。
この場合空洞内結合部に対する入出力端子の気密取付が
問題点となる。
問題点となる。
たとえば入出力端子の周囲をガラスで気密封止したいわ
ゆるガラス端子を空胴共振器に半田付けまたはろう付け
することは前述により難点があり、また接着剤を用いる
方法はスーパーインバーと接着剤とで線膨張係数が大き
く異なるので次第に接着剤部分にきれつを生ずるという
欠点がある。
ゆるガラス端子を空胴共振器に半田付けまたはろう付け
することは前述により難点があり、また接着剤を用いる
方法はスーパーインバーと接着剤とで線膨張係数が大き
く異なるので次第に接着剤部分にきれつを生ずるという
欠点がある。
従って従来は入出力端子のみを取出さないで、トランジ
スタを含めたマウント部を空胴共振器にOリングまたは
ゴムパツキンで取付けるという便法が構じられていた。
スタを含めたマウント部を空胴共振器にOリングまたは
ゴムパツキンで取付けるという便法が構じられていた。
しかし入出力端子のみを取出す回路上の要求も存在する
。
。
本考案の目的はスーパーインバー等を用いた空胴壁面か
ら入出力端子を気密に取出しうる簡易気密空胴共振器を
提供することである。
ら入出力端子を気密に取出しうる簡易気密空胴共振器を
提供することである。
前記目的を達成するため、本考案の簡易気密空胴共振器
は入出力端子の周囲をガラスで気密封止して成るガラス
端子を金属板に半田付けし、該金属板を空胴共振器の壁
面に気密用ゴムパツキンを介してねじ止め固定したこと
を特徴とするものである。
は入出力端子の周囲をガラスで気密封止して成るガラス
端子を金属板に半田付けし、該金属板を空胴共振器の壁
面に気密用ゴムパツキンを介してねじ止め固定したこと
を特徴とするものである。
以下本考案を実施例につき詳述する。
第1図は本考案の実施例の構成を示す説明図である。
同図において、空胴1は前述したような低い線膨張係数
(IXIO/’C程度)のスーパーインバーで作られ、
内部に共振棒2が設けられ、壁面の結合孔3を通して入
出力端子4が内部に設けた結合線5に接続される。
(IXIO/’C程度)のスーパーインバーで作られ、
内部に共振棒2が設けられ、壁面の結合孔3を通して入
出力端子4が内部に設けた結合線5に接続される。
入出力端子4の空胴1への取付部は第1図の断面図およ
び第2図の斜視図に示すように、入出力端子4の周囲を
ガラス8で気密封止して成るガラス端子を金属板6の穴
に挿入して半田9で接着し、その裏面に設けた、結合孔
3の周囲を囲繞するような溝内に01Jングまたはゴム
パツキン7を封入して金属板6の周囲に設けた複数のね
じ10で空胴1の壁面の結合孔3の上に取付は固定する
ことにより空胴内部の気密を保持することができる。
び第2図の斜視図に示すように、入出力端子4の周囲を
ガラス8で気密封止して成るガラス端子を金属板6の穴
に挿入して半田9で接着し、その裏面に設けた、結合孔
3の周囲を囲繞するような溝内に01Jングまたはゴム
パツキン7を封入して金属板6の周囲に設けた複数のね
じ10で空胴1の壁面の結合孔3の上に取付は固定する
ことにより空胴内部の気密を保持することができる。
金属板6にガラス端子を半田付けすることは従来技術に
より十分可能であり、たとえば端子4および金属板6に
線膨張係数10XIO/℃程度の鉄(Fe)を用いるこ
とによりきれつを生じることのない気密封止が得られる
ことが確認されている。
より十分可能であり、たとえば端子4および金属板6に
線膨張係数10XIO/℃程度の鉄(Fe)を用いるこ
とによりきれつを生じることのない気密封止が得られる
ことが確認されている。
以上説明したように、本考案によれば、ガラス端子を半
田付けした金属板をスーパーインバー等を用いた空胴の
壁面の結合孔の上に01Jングまたはゴムパツキンを介
してねじ止め固定し内部の結合線に端子接続したもので
、極めて簡単な構成によりスーパーインバー等と金属板
の線膨張係数の差が大きくても殆ど影響されることなく
気密保持を確保しうるものであり、簡易気密空胴共振器
に適用して極めて有用なものである。
田付けした金属板をスーパーインバー等を用いた空胴の
壁面の結合孔の上に01Jングまたはゴムパツキンを介
してねじ止め固定し内部の結合線に端子接続したもので
、極めて簡単な構成によりスーパーインバー等と金属板
の線膨張係数の差が大きくても殆ど影響されることなく
気密保持を確保しうるものであり、簡易気密空胴共振器
に適用して極めて有用なものである。
第1図は本考案の実施例の構成を示す説明図、第2図は
第1図の実施例の要部の斜視図であり、図中、1は空胴
、2は共振棒、3は結合孔、4は入出力端子、5は結合
線、6は金属板、7は01Jングまたはゴムパツキン、
8はガラス、9は半田、10はねじを示す。
第1図の実施例の要部の斜視図であり、図中、1は空胴
、2は共振棒、3は結合孔、4は入出力端子、5は結合
線、6は金属板、7は01Jングまたはゴムパツキン、
8はガラス、9は半田、10はねじを示す。
Claims (1)
- 入出力端子の周囲をガラスで気密封止して成るガラス端
子を金属板に半田付けし、該金属板を空胴共振器の壁面
に気密用ゴムパツキンを介してねじ止め固定したことを
特徴とする簡易気密空胴共振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15238675U JPS5821201Y2 (ja) | 1975-11-08 | 1975-11-08 | カンイキミツクウドウキヨウシンキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15238675U JPS5821201Y2 (ja) | 1975-11-08 | 1975-11-08 | カンイキミツクウドウキヨウシンキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5265440U JPS5265440U (ja) | 1977-05-14 |
JPS5821201Y2 true JPS5821201Y2 (ja) | 1983-05-06 |
Family
ID=28631692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15238675U Expired JPS5821201Y2 (ja) | 1975-11-08 | 1975-11-08 | カンイキミツクウドウキヨウシンキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821201Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH075686Y2 (ja) * | 1988-11-22 | 1995-02-08 | 日本電業工作株式会社 | 共振器 |
-
1975
- 1975-11-08 JP JP15238675U patent/JPS5821201Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5265440U (ja) | 1977-05-14 |
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