JPH0319112B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0319112B2 JPH0319112B2 JP58017976A JP1797683A JPH0319112B2 JP H0319112 B2 JPH0319112 B2 JP H0319112B2 JP 58017976 A JP58017976 A JP 58017976A JP 1797683 A JP1797683 A JP 1797683A JP H0319112 B2 JPH0319112 B2 JP H0319112B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- cooling fan
- motor
- support frame
- front fork
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 59
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 9
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 9
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 3
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K11/00—Arrangement in connection with cooling of propulsion units
- B60K11/02—Arrangement in connection with cooling of propulsion units with liquid cooling
- B60K11/04—Arrangement or mounting of radiators, radiator shutters, or radiator blinds
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P11/00—Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F01P1/00 - F01P9/00
- F01P11/10—Guiding or ducting cooling-air, to, or from, liquid-to-air heat exchangers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は自動二輪車におけるラジエータの冷却
構造に関する。
構造に関する。
背景技術
自動二輪車におけるラジエータの取付位置とし
ては、フロントフオークの前方に配設することが
考えられる。しかしながら、かかる構成を採用し
た場合、該ラジエータに対して冷却フアンによつ
て強制的に冷却風を供給する構成とするならば、
該冷却フアン及びその駆動用のモータなどの各部
品を車体の如何なる部位にどのようにしてコンパ
クトに収容せしめ、しかも、フロントフオークな
どの可動部分の作動に必要なスペースを充分に確
保する必要がある。また、上記の構成とする場
合、ラジエータは専用の支持フレームを介してヘ
ツドパイプ取り付けることとなるが、この支持フ
レームについても他の車体部品と干渉せぬように
なす必要がある。
ては、フロントフオークの前方に配設することが
考えられる。しかしながら、かかる構成を採用し
た場合、該ラジエータに対して冷却フアンによつ
て強制的に冷却風を供給する構成とするならば、
該冷却フアン及びその駆動用のモータなどの各部
品を車体の如何なる部位にどのようにしてコンパ
クトに収容せしめ、しかも、フロントフオークな
どの可動部分の作動に必要なスペースを充分に確
保する必要がある。また、上記の構成とする場
合、ラジエータは専用の支持フレームを介してヘ
ツドパイプ取り付けることとなるが、この支持フ
レームについても他の車体部品と干渉せぬように
なす必要がある。
［発明の目的］
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであ
つて、その目的とするところは、ラジエータをフ
ロントフオークの前方に配設すると共に冷却フア
ンによつて該ラジエータを強制冷却する構成にお
いて、該冷却フアン及びその駆動モータがフロン
トフオークと干渉せぬようになす一方、該冷却フ
アン及びモータ並びにラジエータ用の支持フレー
ムについてこれらを高い空間利用効率を以て車体
にコンパクトに組み付けることを目的としてい
る。
つて、その目的とするところは、ラジエータをフ
ロントフオークの前方に配設すると共に冷却フア
ンによつて該ラジエータを強制冷却する構成にお
いて、該冷却フアン及びその駆動モータがフロン
トフオークと干渉せぬようになす一方、該冷却フ
アン及びモータ並びにラジエータ用の支持フレー
ムについてこれらを高い空間利用効率を以て車体
にコンパクトに組み付けることを目的としてい
る。
［発明の構成］
本発明によるラジエータの冷却構造において
は、フロントフオークを軸支するヘツドパイプに
取り付けられてラジエータを前記フロントフオー
クの前方にて支持する支持フレームと、前記ラジ
エータに冷却風を供給する冷却フアンと、前記冷
却フアンを回転駆動するモータとを含み、前記冷
却フアンは前記ラジエータの後部近傍に配設さ
れ、前記モータは前記冷却フアンと前記ヘツドパ
イプとの間であつて前記フロントフオークを形成
する左右一対のチユーブ部材の移動軌跡外で且つ
前記ヘツドパイプの軸線方向から見て前記チユー
ブ部材各々により挟まれる位置に配置され、前記
支持フレームは前記冷却フアン及び前記モータの
車体左右方向における外側に配置されていること
を特徴としている。
は、フロントフオークを軸支するヘツドパイプに
取り付けられてラジエータを前記フロントフオー
クの前方にて支持する支持フレームと、前記ラジ
エータに冷却風を供給する冷却フアンと、前記冷
却フアンを回転駆動するモータとを含み、前記冷
却フアンは前記ラジエータの後部近傍に配設さ
れ、前記モータは前記冷却フアンと前記ヘツドパ
イプとの間であつて前記フロントフオークを形成
する左右一対のチユーブ部材の移動軌跡外で且つ
前記ヘツドパイプの軸線方向から見て前記チユー
ブ部材各々により挟まれる位置に配置され、前記
支持フレームは前記冷却フアン及び前記モータの
車体左右方向における外側に配置されていること
を特徴としている。
実施例
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
る。
第１図及び第２図において、ハンドル１を回動
自在に支承するヘツドパイプ２の後側には、メイ
ンチユーブ３の前端が溶着され、更にステー４を
介してダウンチユーブ５が取り付けられ、これら
チユーブ３，５は後端にて互いに結合されてエン
ジン６の収納部を構成している。ヘツドパイプ２
の前側にはステー７を介して支持フレーム８の共
通端部８ａが取り付けられており、この支持フレ
ーム８は共通端部８ａから左右に分岐した上方部
８ｂ、この上方部８ｂの前端から垂下した垂直部
８ｃ、この垂直部８ｃの下端から後方に延びかつ
フロントフオーク９の外側に位置する下方部８ｄ
からなり、下方部８ｄの後端が前記ステー４に固
着されている。３０は燃料タンクである。
自在に支承するヘツドパイプ２の後側には、メイ
ンチユーブ３の前端が溶着され、更にステー４を
介してダウンチユーブ５が取り付けられ、これら
チユーブ３，５は後端にて互いに結合されてエン
ジン６の収納部を構成している。ヘツドパイプ２
の前側にはステー７を介して支持フレーム８の共
通端部８ａが取り付けられており、この支持フレ
ーム８は共通端部８ａから左右に分岐した上方部
８ｂ、この上方部８ｂの前端から垂下した垂直部
８ｃ、この垂直部８ｃの下端から後方に延びかつ
フロントフオーク９の外側に位置する下方部８ｄ
からなり、下方部８ｄの後端が前記ステー４に固
着されている。３０は燃料タンクである。
支持フレーム８は垂直部８ｃにてステー１０を
介してヘツドライト１１を支持すると共に、ヘツ
ドパイプ２、ヘツドライト１１等を覆いかつ走行
風を整流し空気抵抗を少なくするフロントカウル
１２を支持している。フロントカウル１２内にお
けるヘツドパイプ２とヘツドライト１１との間に
はラジエータ１３が配設され、このラジエータ１
３は上方取付部１３ａにて支持フレーム８の上方
部８ｂに取り付けられると共に、第３図に示す様
にボルト１９でステー７に取り付けられたラジエ
ータハンガ２０により担持されている。ラジエー
タ１３の前面でかつ車体前方に向つて右側の上方
部には連結チユーブ２１を介してエンジン６のシ
リンダヘツド内に連通し該シリンダヘツド内から
の冷却水を導入する入口２２が形成され、また車
体前方に向つて左側の下方部には連結チユーブ２
３を通してエンジン６のウオータポンプに冷却水
を導出する出口２４が形成されている。連結チユ
ーブ２１の途中には注水用チユーブ２５が連結さ
れており、この注水用チユーブ２５の注水口には
キヤツプ２６が冠着されている。ラジエータ１３
の後方にはこのラジエータ１３を冷却するための
冷却フアン１４及びこの冷却フアン１４を回転駆
動するためのモータ１５が設けられている。冷却
フアン１４は、ラジエータ１３の後部近傍に配設
されている。また、モータ１５は、第３図に示す
如く、冷却フアン１４とヘツドパイプ２との間で
あつてかつ左右のフロントフオーク９Ｌ，９Ｒを
形成するチユーブ部材の左右両方向における最大
回動位置９Rl，９Lr間、すなわち該両チユーブ
部材の移動軌跡外で且つヘツドパイプ２の軸線方
向から見て該各チユーブ部材各々により挟まれて
位置するように、モータステー２７を介して前記
ラジエータハンガ２０により担持され、フロント
フオーク９Ｌ，９Ｒと干渉しないようになつてい
る。また、支持フレーム８については、冷却フア
ン１４及びモータ１５の車体左右方向における外
側に配置されている。
介してヘツドライト１１を支持すると共に、ヘツ
ドパイプ２、ヘツドライト１１等を覆いかつ走行
風を整流し空気抵抗を少なくするフロントカウル
１２を支持している。フロントカウル１２内にお
けるヘツドパイプ２とヘツドライト１１との間に
はラジエータ１３が配設され、このラジエータ１
３は上方取付部１３ａにて支持フレーム８の上方
部８ｂに取り付けられると共に、第３図に示す様
にボルト１９でステー７に取り付けられたラジエ
ータハンガ２０により担持されている。ラジエー
タ１３の前面でかつ車体前方に向つて右側の上方
部には連結チユーブ２１を介してエンジン６のシ
リンダヘツド内に連通し該シリンダヘツド内から
の冷却水を導入する入口２２が形成され、また車
体前方に向つて左側の下方部には連結チユーブ２
３を通してエンジン６のウオータポンプに冷却水
を導出する出口２４が形成されている。連結チユ
ーブ２１の途中には注水用チユーブ２５が連結さ
れており、この注水用チユーブ２５の注水口には
キヤツプ２６が冠着されている。ラジエータ１３
の後方にはこのラジエータ１３を冷却するための
冷却フアン１４及びこの冷却フアン１４を回転駆
動するためのモータ１５が設けられている。冷却
フアン１４は、ラジエータ１３の後部近傍に配設
されている。また、モータ１５は、第３図に示す
如く、冷却フアン１４とヘツドパイプ２との間で
あつてかつ左右のフロントフオーク９Ｌ，９Ｒを
形成するチユーブ部材の左右両方向における最大
回動位置９Rl，９Lr間、すなわち該両チユーブ
部材の移動軌跡外で且つヘツドパイプ２の軸線方
向から見て該各チユーブ部材各々により挟まれて
位置するように、モータステー２７を介して前記
ラジエータハンガ２０により担持され、フロント
フオーク９Ｌ，９Ｒと干渉しないようになつてい
る。また、支持フレーム８については、冷却フア
ン１４及びモータ１５の車体左右方向における外
側に配置されている。
第４図及び第５図において、フロントカウル１
２の前部におけるヘツドライト１１の周り、例え
ばヘツドライト１１の両側方及び下方には走行風
等の冷却風をフロントカウル１２内に導入する導
入孔１６，１７が形成され、更にフロントカウル
１２におけるラジエータ１３より後方の両側壁に
はラジエータ１３からの熱交換風を車体外方に導
出する導出孔１８が形成されており、この構成に
よれば特に走行風がヘツドライト１１の両側面及
び下面に沿つてラジエータ１３のコア部前面に集
中的に導入され、ラジエータ１３の冷却効率を高
め、またラジエータ１３において冷却水と熱交換
された熱交換風は導出孔１８により車体外方に導
出されることになる。
２の前部におけるヘツドライト１１の周り、例え
ばヘツドライト１１の両側方及び下方には走行風
等の冷却風をフロントカウル１２内に導入する導
入孔１６，１７が形成され、更にフロントカウル
１２におけるラジエータ１３より後方の両側壁に
はラジエータ１３からの熱交換風を車体外方に導
出する導出孔１８が形成されており、この構成に
よれば特に走行風がヘツドライト１１の両側面及
び下面に沿つてラジエータ１３のコア部前面に集
中的に導入され、ラジエータ１３の冷却効率を高
め、またラジエータ１３において冷却水と熱交換
された熱交換風は導出孔１８により車体外方に導
出されることになる。
第３図から明らかな様に、フロントカウル１２
の内部には、導入孔１６，１７から導入された冷
却風をラジエータ１３のコア部前面に導く導風壁
２７Ｒ，２７Ｌがフロントカウル１２と一体成形
されて設けられており、さらにフロントカウル１
２の内側には第６図から特に明らかな様にフタ部
材２８が装着されている。ラジエータ１３におけ
る注水用チユーブ２５の注水口部分は前記導風壁
２７Ｒを車体前方側から後方側に貫通し、フロン
トカウル１２の内壁面近傍に位置している。そし
てフロントカウル１２の右側壁には図示せぬ蝶番
等を介してカバ２９が開閉自在に設けられてお
り、このカバ２９を開くことで注水用チユーブ２
５の注入口に容易に注入できるようになつてい
る。なお、このカバ２９の部分にウインカ（図示
せず）を設け、このウインカを開閉式とすること
も可能である。
の内部には、導入孔１６，１７から導入された冷
却風をラジエータ１３のコア部前面に導く導風壁
２７Ｒ，２７Ｌがフロントカウル１２と一体成形
されて設けられており、さらにフロントカウル１
２の内側には第６図から特に明らかな様にフタ部
材２８が装着されている。ラジエータ１３におけ
る注水用チユーブ２５の注水口部分は前記導風壁
２７Ｒを車体前方側から後方側に貫通し、フロン
トカウル１２の内壁面近傍に位置している。そし
てフロントカウル１２の右側壁には図示せぬ蝶番
等を介してカバ２９が開閉自在に設けられてお
り、このカバ２９を開くことで注水用チユーブ２
５の注入口に容易に注入できるようになつてい
る。なお、このカバ２９の部分にウインカ（図示
せず）を設け、このウインカを開閉式とすること
も可能である。
なお、前述した如く、ラジエータ１３を支持フ
レーム８により支持せしめてフロントフオーク９
の前方に配置すると共に、該ラジエータに冷却風
を供給する冷却フアン１４を該ラジエータの後部
近傍に配設し、該冷却フアンを回転駆動するモー
タ１５についてはフロントフオーク９を軸支する
ヘツドパイプ２と冷却フアン１４との間に配置さ
れている。かかる構成の故、これらラジエータ１
３、冷却フアン１４及びモータ１５の各部品はフ
ロントフオーク９に対して離間し過ぎでもなく近
接し過ぎでもない適当な距離を隔てて位置するこ
ととなり、それ故にこれら各部品とフロントフオ
ーク９とが互いに干渉することがなく、フロント
フオークの回動ストロークを比較的大きく確保す
ることが出来るのである。また、このように、こ
れら各部品をフロントフオークから前方に大きく
離間せしめぬように配設した構成の故、車体の重
心が前方に移動することが回避されると共に、特
にラジエータ１３に間してはエンジンからの距離
が比較的近くなり、ラジエータとエンジン冷却部
との間に設けられる注水用チユーブ２５の長さが
短縮されて冷却効率の向上、注水用チユーブ送水
抵抗の低減などの観点から好ましい。
レーム８により支持せしめてフロントフオーク９
の前方に配置すると共に、該ラジエータに冷却風
を供給する冷却フアン１４を該ラジエータの後部
近傍に配設し、該冷却フアンを回転駆動するモー
タ１５についてはフロントフオーク９を軸支する
ヘツドパイプ２と冷却フアン１４との間に配置さ
れている。かかる構成の故、これらラジエータ１
３、冷却フアン１４及びモータ１５の各部品はフ
ロントフオーク９に対して離間し過ぎでもなく近
接し過ぎでもない適当な距離を隔てて位置するこ
ととなり、それ故にこれら各部品とフロントフオ
ーク９とが互いに干渉することがなく、フロント
フオークの回動ストロークを比較的大きく確保す
ることが出来るのである。また、このように、こ
れら各部品をフロントフオークから前方に大きく
離間せしめぬように配設した構成の故、車体の重
心が前方に移動することが回避されると共に、特
にラジエータ１３に間してはエンジンからの距離
が比較的近くなり、ラジエータとエンジン冷却部
との間に設けられる注水用チユーブ２５の長さが
短縮されて冷却効率の向上、注水用チユーブ送水
抵抗の低減などの観点から好ましい。
更に、上記のモータ１５が、フロントフオーク
９を形成する左右一対のチユーブ部材の移動軌跡
外で且つヘツドパイプ２の軸線方向から見て該両
チユーブ部材各々により挟まれる位置に配置され
ている。モータ１５をこのように該両チユーブ部
材の移動軌跡を避けたいわゆるデツドスペースに
配設したことにより、空間利用効率が向上してい
るのである。
９を形成する左右一対のチユーブ部材の移動軌跡
外で且つヘツドパイプ２の軸線方向から見て該両
チユーブ部材各々により挟まれる位置に配置され
ている。モータ１５をこのように該両チユーブ部
材の移動軌跡を避けたいわゆるデツドスペースに
配設したことにより、空間利用効率が向上してい
るのである。
また、ラジエータ１３をフロントフオーク９の
前方にて支持すべくヘツドパイプ２に取り付けら
れた支持フレーム８が、上記の冷却フアン１４及
びモータ１５の車体左右方向における外側に配置
されている。かかる構成の故、支持フレーム８を
ヘツドパイプ２に固着せしめるためのステー等が
ラジエータ１３の後方には存在せず、冷却フアン
１４及びモータ１５を、該ステー等との干渉を考
慮することなく支持フレーム８に囲まれるように
コンパクトに収容させることが可能となつている
のである。
前方にて支持すべくヘツドパイプ２に取り付けら
れた支持フレーム８が、上記の冷却フアン１４及
びモータ１５の車体左右方向における外側に配置
されている。かかる構成の故、支持フレーム８を
ヘツドパイプ２に固着せしめるためのステー等が
ラジエータ１３の後方には存在せず、冷却フアン
１４及びモータ１５を、該ステー等との干渉を考
慮することなく支持フレーム８に囲まれるように
コンパクトに収容させることが可能となつている
のである。
発明の効果
以上詳述した如く、本発明によるラジエータの
冷却構造においては、フロントフオークを軸支す
るヘツドパイプに取り付けられてラジエータを該
フロントフオークの前方にて支持する支持フレー
ムと、該ラジエータに冷却風を供給する冷却フア
ンと、該冷却フアンを回転駆動するモータとを含
み、該冷却フアンは上記ラジエータの後部近傍に
配設され、該モータは該冷却フアンと上記ヘツド
パイプとの間であつてフロントフオークを形成す
る左右一対のチユーブ部材の移動軌跡外で且つヘ
ツドパイプの軸線方向から見て上記チユーブ部材
各々により挟まれる位置に配置され、上記支持フ
レームは上記冷却フアン及びモータの車体左右方
向における外側に配置されている。
冷却構造においては、フロントフオークを軸支す
るヘツドパイプに取り付けられてラジエータを該
フロントフオークの前方にて支持する支持フレー
ムと、該ラジエータに冷却風を供給する冷却フア
ンと、該冷却フアンを回転駆動するモータとを含
み、該冷却フアンは上記ラジエータの後部近傍に
配設され、該モータは該冷却フアンと上記ヘツド
パイプとの間であつてフロントフオークを形成す
る左右一対のチユーブ部材の移動軌跡外で且つヘ
ツドパイプの軸線方向から見て上記チユーブ部材
各々により挟まれる位置に配置され、上記支持フ
レームは上記冷却フアン及びモータの車体左右方
向における外側に配置されている。
即ち、本願発明によるラジエータの冷却構造に
おいては、ラジエータを支持フレームにより支持
せしめてフロントフオークの前方に配置すると共
に、該ラジエータに冷却風を供給する冷却フアン
を該ラジエータの後部近傍に配設し、該冷却フア
ンを回転駆動するモータについてはフロントフオ
ークを軸支するヘツドパイプと冷却フアンとの間
に配置しているのである。かかる構成の故、これ
らラジエータ、冷却フアン及びモータの各部品は
フロントフオークに対して離間し過ぎでもなく近
接し過ぎでもない適当な距離を隔てて位置するこ
ととなり、それ故にこれら各部品とフロントフオ
ークとが互いに干渉することがなく、フロントフ
オークの回動ストロークを比較的大きく確保する
ことが出来るのである。また、このように、これ
ら各部品をフロントフオークから前方に大きく離
隔せしめぬように配設した構成の故、車体の重心
が前方に移動することが回避されると共に、特に
ラジエータに関してはエンジンからの距離が比較
的近くなり、ラジエータとエンジン冷却部との間
に設けられる注水用チユーブの長さが短縮されて
冷却効率の向上、注水用チユーブの送水抵抗の低
減などの観点から好ましいのである。
おいては、ラジエータを支持フレームにより支持
せしめてフロントフオークの前方に配置すると共
に、該ラジエータに冷却風を供給する冷却フアン
を該ラジエータの後部近傍に配設し、該冷却フア
ンを回転駆動するモータについてはフロントフオ
ークを軸支するヘツドパイプと冷却フアンとの間
に配置しているのである。かかる構成の故、これ
らラジエータ、冷却フアン及びモータの各部品は
フロントフオークに対して離間し過ぎでもなく近
接し過ぎでもない適当な距離を隔てて位置するこ
ととなり、それ故にこれら各部品とフロントフオ
ークとが互いに干渉することがなく、フロントフ
オークの回動ストロークを比較的大きく確保する
ことが出来るのである。また、このように、これ
ら各部品をフロントフオークから前方に大きく離
隔せしめぬように配設した構成の故、車体の重心
が前方に移動することが回避されると共に、特に
ラジエータに関してはエンジンからの距離が比較
的近くなり、ラジエータとエンジン冷却部との間
に設けられる注水用チユーブの長さが短縮されて
冷却効率の向上、注水用チユーブの送水抵抗の低
減などの観点から好ましいのである。
更に、本願発明によるラジエータの冷却構造に
おいては、上記のモータが、フロントフオークを
形成する左右一対のチユーブ部材の移動軌跡外で
且つヘツドパイプの軸線方向から見て両チユーブ
部材各々により挟まれる位置に配置されている。
モータをこのように該両チユーブ部材の移動軌跡
を避けたいわゆるデツドスペースに配設したこと
により、空間利用効率が向上しているのである。
おいては、上記のモータが、フロントフオークを
形成する左右一対のチユーブ部材の移動軌跡外で
且つヘツドパイプの軸線方向から見て両チユーブ
部材各々により挟まれる位置に配置されている。
モータをこのように該両チユーブ部材の移動軌跡
を避けたいわゆるデツドスペースに配設したこと
により、空間利用効率が向上しているのである。
また、本願発明によるラジエータの冷却構造に
おいては、ラジエータをフロントフオークの前方
にて支持すべくヘツドパイプに取り付けられた支
持フレームが、上記の冷却フアン及びモータの車
体左右方向における外側に配置されている。かか
る構成の故、支持フレームをヘツドパイプに固着
せしめるためのステー等がラジエータの後方には
存在せず、冷却フアン及びモータを、該ステー等
との干渉を考慮することなく支持フレームに囲ま
れるようにコンパクトに収容させることが可能と
なつているのである。
おいては、ラジエータをフロントフオークの前方
にて支持すべくヘツドパイプに取り付けられた支
持フレームが、上記の冷却フアン及びモータの車
体左右方向における外側に配置されている。かか
る構成の故、支持フレームをヘツドパイプに固着
せしめるためのステー等がラジエータの後方には
存在せず、冷却フアン及びモータを、該ステー等
との干渉を考慮することなく支持フレームに囲ま
れるようにコンパクトに収容させることが可能と
なつているのである。
第１図は本発明に係る自動二輪車の側面図、第
２図は本発明の一実施例を示す側面図、第３図は
第２図の平面図、第４図は左斜め前方から見たフ
ロントカウルの斜視図、第５図は右斜め前方から
見たフロントフオークの斜視図、第６図は第３図
のＡ−Ａ線断面図である。 主要部分の符号の説明、１……ハンドル、２…
…ヘツドパイプ、８……支持フレーム、９……フ
ロントフオーク、１１……ヘツドライト、１２…
…フロントカウル、１３……ラジエータ、１５…
…モータ、１６，１７……導入孔、１８……導出
孔。
２図は本発明の一実施例を示す側面図、第３図は
第２図の平面図、第４図は左斜め前方から見たフ
ロントカウルの斜視図、第５図は右斜め前方から
見たフロントフオークの斜視図、第６図は第３図
のＡ−Ａ線断面図である。 主要部分の符号の説明、１……ハンドル、２…
…ヘツドパイプ、８……支持フレーム、９……フ
ロントフオーク、１１……ヘツドライト、１２…
…フロントカウル、１３……ラジエータ、１５…
…モータ、１６，１７……導入孔、１８……導出
孔。
Claims (1)
- １ フロントフオークを軸支するヘツドパイプに
取り付けられてラジエータを前記フロントフオー
クの前方にて支持する支持フレームと、前記ラジ
エータに冷却風を供給する冷却フアンと、前記冷
却フアンを回転駆動するモータとを含み、前記冷
却フアンは前記ラジエータの後部近傍に配設さ
れ、前記モータは前記冷却フアンと前記ヘツドパ
イプとの間であつて前記フロントフオークを形成
する左右一対のチユーブ部材の移動軌跡外で且つ
前記ヘツドパイプの軸線方向から見て前記チユー
ブ部材各々により挟まれる位置に配置され、前記
支持フレームは前記冷却フアン及び前記モータの
車体左右方向における外側に配置されていること
を特徴とする自動二輪車におけるラジエータの冷
却構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58017976A JPS59143721A (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 自動二輪車におけるラジエ−タの冷却構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58017976A JPS59143721A (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 自動二輪車におけるラジエ−タの冷却構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59143721A JPS59143721A (ja) | 1984-08-17 |
| JPH0319112B2 true JPH0319112B2 (ja) | 1991-03-14 |
Family
ID=11958750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58017976A Granted JPS59143721A (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 自動二輪車におけるラジエ−タの冷却構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59143721A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3059280B2 (ja) * | 1991-02-22 | 2000-07-04 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車のラジエータ配置構造 |
| JP2006240315A (ja) * | 2003-05-20 | 2006-09-14 | Yamaha Motor Co Ltd | 鞍乗型車両 |
| JP2006142874A (ja) | 2004-11-16 | 2006-06-08 | Yamaha Motor Co Ltd | 鞍乗型車両、及び、ランプ取付方法 |
| JP2006182124A (ja) | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
| JP2006182269A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
| WO2012038970A2 (en) * | 2010-09-21 | 2012-03-29 | Tvs Motor Company Limited | Heat discharging assembly |
| JP6482260B2 (ja) * | 2014-12-10 | 2019-03-13 | 川崎重工業株式会社 | 自動二輪車 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5973378A (ja) * | 1982-10-20 | 1984-04-25 | ヤマハ発動機株式会社 | 車両の導風装置 |
-
1983
- 1983-02-04 JP JP58017976A patent/JPS59143721A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5973378A (ja) * | 1982-10-20 | 1984-04-25 | ヤマハ発動機株式会社 | 車両の導風装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59143721A (ja) | 1984-08-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3791897B2 (ja) | スクータ型車両における車体前部の導風構造 | |
| TWI417215B (zh) | 機車 | |
| US8602150B2 (en) | Motor-driven vehicle | |
| JPH0319112B2 (ja) | ||
| EP1847451B1 (en) | Motorcycle | |
| JP2001171582A (ja) | 自動二輪車のラジエータ配置構造 | |
| JP2718533B2 (ja) | 船外機の吸気装置 | |
| JPH08127377A (ja) | スクータ型車両のラジエータ配置構造 | |
| JP3183526B2 (ja) | 自動二輪車のラジエータ配置構造 | |
| JP5236401B2 (ja) | 自動二輪車 | |
| JP2002129960A (ja) | 車両用ラジエータ装置 | |
| JP7200653B2 (ja) | 電動鞍乗型車両 | |
| JPH0211272Y2 (ja) | ||
| JP2006281950A (ja) | 自動二輪車 | |
| JP3847085B2 (ja) | スクータ型車両の前部灯火器構造 | |
| JPH11255169A (ja) | スクータの冷却構造 | |
| JP2725185B2 (ja) | 自動２輪車のラジエタ装置 | |
| JPH01262278A (ja) | 自動二，三輪車のエンジン冷却装置 | |
| JP2020097312A (ja) | 電動鞍乗型車両 | |
| JPS6245993Y2 (ja) | ||
| JP2986849B2 (ja) | 自動二輪車のエンジン用吸気装置 | |
| JP2719329B2 (ja) | 自動二輪車のカウリング装置 | |
| JPH0348073B2 (ja) | ||
| JPH06135371A (ja) | 電動二輪車 | |
| JP2013019383A (ja) | スクータ型自動二輪車 |