JP7200653B2 - 電動鞍乗型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、電動モータが発生させる駆動力によって走行する電動鞍乗型車両に関する。
従来、電動二輪車等の電動鞍乗型車両は、後輪を駆動する電動モータと、電動モータに電力を供給するバッテリと、を備えている。
例えば、特許文献1には、走行用の電動機と、該電動機への供給電力を備える複数の蓄電装置とを備えた電動車両における該蓄電装置の搭載構造が開示されている。
特許第5504352号公報
従来、電動二輪車等の二輪車では、多くの部品が車体フレームに別々に取り付けられており、車体フレーム周りの設計自由度が低かった。また、複数の機種を開発する場合には、部品のレイアウトや車体フレームへの部品の取付を機種ごとに設計していく必要があり、設計工数の増加を招いていた。更に、部品のレイアウトや車体フレームへの部品の取付が機種ごとに異なるため、部品を共通化することが困難であった。そのため、機種ごとに新規部品が多く発生してしまい、製造コストの増加を招いていた。
そこで、本発明は、車体フレーム以外の部品をモジュール化し、車体フレームに取り付けられる部品の数を減らすことで、車体フレーム周りの設計自由度を向上させ、設計工数の増加を抑制し、部品の共通化を図ることを目的とする。
本発明に係る電動鞍乗型車両は、車体フレームと、前記車体フレームの後方に配置される後輪と、前記後輪を駆動する電動モータと、前記電動モータを収容するモータケースと、前記電動モータを制御する制御装置と、前記後輪を回転可能に支持するスイングアームと、前記スイングアームの揺動を緩和するリアサスペンションと、を備え、前記モータケースは、前記車体フレームの取付部と、前記制御装置の取付部と、前記スイングアームの取付部と、前記リアサスペンションの取付部と、を有し、前記車体フレームの前記取付部は、前記スイングアームの前記取付部よりも前方で、前記モータケースの前面に複数設けられ、前記制御装置の前記取付部は、前記モータケースの前記前面に設けられ、前記制御装置は、前記モータケースの前方で、前記車体フレームの前記取付部よりも左右方向内側に配置され、前記モータケースの前記前面には、前方に向かって突出する突出部が設けられ、前記車体フレームの前記取付部は、前記突出部に設けられ、前記制御装置の前面と前後方向の位置が略一致していることを特徴とする。
本発明によれば、車体フレーム以外の部品をモジュール化し、車体フレームに取り付けられる部品の数を減らすことで、車体フレーム周りの設計自由度を向上させ、設計工数の増加を抑制し、部品の共通化を図ることができる。
本発明の第1実施例に係る電動二輪車を示す左側面図である。 本発明の第1実施例に係る電動二輪車の前上部を示す断面図である。 本発明の第1実施例に係る電動二輪車の後部を示す左側面図である。 本発明の第1実施例に係る電動二輪車において、モータケースとその周辺部を示す正面図である。 本発明の第1実施例に係る電動二輪車において、モータケースとその周辺部を示す斜視図である。 本発明の第1実施例に係る電動二輪車において、冷却液の流れを示す正面図である。 本発明の第2実施例に係る電動二輪車において、発電機とその周辺部を示す左側面図である。
本発明の一実施形態に係る電動鞍乗型車両では、モータケースは、制御装置の取付部と、スイングアームの取付部と、リアサスペンションの取付部と、を有する。このような構成を採用することで、モータケース、制御装置、スイングアーム及びリアサスペンション(以下、「モータケース等」と称する)をモジュール化し、車体フレームに取り付けられる部品の数を減らすことができる。そのため、車体フレーム周りの設計自由度を向上させることができる。
また、上記のようにモータケース等をモジュール化することで、モータケース等のレイアウトや車体フレームへの取付を機種ごとに設計する必要が無くなる。そのため、設計工数の増加を抑制しつつ、多様な機種を開発することができる。
更に、上記のようにモータケース等をモジュール化することで、複数の機種についてモータケース等を共通化することができる。そのため、機種ごとに発生する新規部品の数を減少させ、製造コストを低下させることができる。
また、本発明の一実施形態に係る電動鞍乗型車両では、車体フレームの取付部は、スイングアームの取付部よりも前方で、モータケースの前面に複数設けられている。このような構成を採用することで、車体フレームの取付部の総面積を十分に確保することができる。そのため、車体フレームとモータケースの取付剛性を向上させることができ、車体フレームによってモータケースを安定的に保持することができる。
<第1実施例>
(電動二輪車1)
以下、図1~図6に基づき、本発明の第1実施例に係る電動二輪車1(電動鞍乗型車両の一例)について説明する。以下、前後、左右、上下等の方向を示す語は、電動二輪車1のライダーから見た方向を基準として用いる。各図に適宜付される矢印Fr、Rr、L、R、U、Loは、それぞれ電動二輪車1の前方、後方、左方、右方、上方、下方を示している。各図に適宜付される二点鎖線Mは、電動二輪車1の左右方向の中央線を示している。
図1を参照して、電動二輪車1は、車体フレーム2と、車体フレーム2の前方に配置されるステアリング機構3及び前輪4と、車体フレーム2の上方に配置されるカバー5と、車体フレーム2の後方に配置されるスイングアーム6、後輪7、ピボット軸8及び電動モータ9と、電動モータ9と後輪7を接続する接続機構13と、電動モータ9を収容するモータケース14と、モータケース14の前方に配置される制御装置15と、モータケース14の側方に配置される左右一対のフートレスト16と、モータケース14の左方に配置される冷却ポンプ17と、モータケース14の上方に配置されるリアサスペンション18及びリンク機構19と、リアサスペンション18及びリンク機構19の上方に配置されるシートレール21及び熱交換器22と、モータケース14及びシートレール21の前方に配置される複数のバッテリ23と、各バッテリ23を収容するバッテリケース24と、を主体として構成されている。なお、冷却ポンプ17と熱交換器22は、電動モータ9及び制御装置15を冷却する冷却機構25を構成している。以下、上記各構成要素について順番に説明する。
(車体フレーム2)
図1、図2を参照して、車体フレーム2は、例えば、ツインスパーフレームである。車体フレーム2は、ヘッドパイプ26と、ヘッドパイプ26から左右に分岐して後方に延びる左右一対のメインフレーム27と、を有する。
車体フレーム2の前面には、走行風を導入する吸気口31が設けられている。車体フレーム2の内部には、吸気口31から導入された走行風を後方に導く導風通路32が設けられている。導風通路32には、水や埃等の異物を走行風から除去するためのフィルタ37が配置されている。
(ステアリング機構3及び前輪4)
図1、図2を参照して、ステアリング機構3は、左右一対のチューブ41と、左右一対のチューブ41を繋ぐロアブリッジ42と、ロアブリッジ42から上方に向かって延びるステアリングシャフト43と、ステアリングシャフト43の上端部に取り付けられるトップブリッジ44と、トップブリッジ44に取り付けられる左右一対のハンドル45と、を備えている。各チューブ41の下端部には、前輪4が回転可能に取り付けられている。これにより、ステアリング機構3が前輪4を回転可能に支持している。ステアリングシャフト43は、ヘッドパイプ26に挿入されている。これにより、ステアリング機構3がヘッドパイプ26に軸支されている。
(カバー5)
図1、図2を参照して、カバー5は、車体フレーム2とは別体に設けられており、車体フレーム2に着脱可能に取り付けられている。カバー5は、バッテリケース24の上面を覆っており、カバー5を車体フレーム2から取り外すことで、バッテリケース24に収容された各バッテリ23を交換できるようになっている。
カバー5は、バッテリケース24の上方からシートレール21の上方まで前後方向に沿って延びている。カバー5の後端部の上面には、ライダーが座るライダーシート57が固定されている。
(スイングアーム6、後輪7及びピボット軸8)
図3、図4を参照して、スイングアーム6は、左右方向に延びるベース部61と、ベース部61から後方に向かって延びる左右一対の後方アーム部62と、ベース部61から前方に向かって延びる左右一対の前方アーム部63と、を備えている。各後方アーム部62の後端部には、後輪7が回転可能に取り付けられている。これにより、スイングアーム6が後輪7を回転可能に支持している。各前方アーム部63の前端部は、ピボット軸8に取り付けられている。これにより、ピボット軸8がスイングアーム6を揺動可能に支持している。
(電動モータ9)
図3を参照して、電動モータ9は、スイングアーム6の各前方アーム部63の左右方向内側に配置されている。そのため、電動モータ9の左右方向両側は、スイングアーム6の各前方アーム部63によって覆われており、電動モータ9の後側は、スイングアーム6のベース部61によって覆われている。
電動モータ9は、車体フレーム2の各メインフレーム27の下端部よりも上方に配置されている。電動モータ9の前端部は、ピボット軸8の前端部よりも後方に位置している。電動モータ9の上端部は、ピボット軸8の上端部よりも下方に位置している。
電動モータ9は、モータ軸65を備えている。モータ軸65は、左右方向に沿って延びている。モータ軸65は、ピボット軸8よりも下方且つ後方に配置されている。
(接続機構13)
図3、図5を参照して、接続機構13は、ドライブスプロケット81と、ドライブスプロケット81の後方に配置されるドリブンスプロケット82と、ドライブスプロケット81とドリブンスプロケット82に巻き掛けられるチェーン83と、を備えている。ドライブスプロケット81は、変速ギア(図示せず)を介して電動モータ9のモータ軸65に接続されている。ドライブスプロケット81は、回転軸81aを中心に回転する。ドリブンスプロケット82は、後輪7に固定されている。
(モータケース14)
図3~図5を参照して、モータケース14の全体は、アルミニウム等の金属によって一体的に形成されている。モータケース14は、車体フレーム2の各メインフレーム27の後方に配置されている。
図3を参照して、モータケース14の下部には、電動モータ9が収容されている。モータケース14には開閉可能な蓋(図示せず)が取り付けられており、この蓋を開放することで、モータケース14から電動モータ9を取り出せるようになっている。
モータケース14の前部には、スイングアーム取付穴91(スイングアーム6の取付部の一例)が設けられている。スイングアーム取付穴91は、モータケース14の右側面から左側面まで延びている。スイングアーム取付穴91には、ピボット軸8が左右方向に貫通している。これにより、スイングアーム6がピボット軸8を介してモータケース14の前部に取り付けられている。スイングアーム取付穴91は、電動モータ9のモータ軸65よりも前方に配置されている。
図3~図5を参照して、モータケース14の前面の4隅には、前方に向かって突出する4個の突出部92が設けられている。各突出部92の前面には、車体フレーム取付穴93(車体フレーム2の取付部の一例)が前後方向に沿って設けられている。即ち、モータケース14には、車体フレーム取付穴93が計4個設けられている。各突出部92は、各車体フレーム取付穴93に挿入されたボルト(図示せず)によって、車体フレーム2の各メインフレーム27の後面に取り付けられている。各車体フレーム取付穴93は、スイングアーム取付穴91よりも前方に配置されている。各車体フレーム取付穴93は、制御装置15の前面と前後方向の位置が略一致している。なお、「前後方向の位置が略一致している」とは、前後方向の位置が一致している場合(図3参照)と、前後方向の位置が僅かにずれている場合(図示せず)と、の両方を含む。
図6を参照して、モータケース14の前面の上部中央、下部中央、左下部及び右下部には、4個の制御装置取付穴94(制御装置15の取付部の一例)が設けられている。各制御装置取付穴94は、各車体フレーム取付穴93よりも左右方向内側且つ上下方向内側に配置されている。
モータケース14の前面の左側部と右側部には、上下一対のフートレスト取付穴95(各フートレスト16の取付部の一例)が設けられている。各フートレスト取付穴95は、各車体フレーム取付穴93よりも左右方向内側且つ上下方向内側に配置されている。
モータケース14の上面の前端部には、左右一対のシートレール取付ボス96(シートレール21の取付部の一例)が設けられている。各シートレール取付ボス96は、モータケース14の前面の右上隅と左上隅に設けられた各突出部92から上方に向かって突出している。モータケース14の上面の前部中央には、各シートレール取付ボス96よりも後方に、シートレール取付突起97(シートレール21の取付部の一例)が設けられている。
図5を参照して、モータケース14の上面の前部には、リアサスペンション取付溝98(リアサスペンション18の取付部の一例)が設けられている。モータケース14の上面の後端部には、リアサスペンション取付溝98よりも後方に、左右一対のリンク機構取付突起99(リンク機構19の取付部の一例)が設けられている。モータケース14の左側面の前部には、上下一対の冷却ポンプ取付穴103(冷却ポンプ17の取付部の一例)が後方に向かって設けられている。
図6を参照して、モータケース14の前部の内部には、冷却液(例えば、水又はオイル)が流れる冷却通路105が設けられている。なお、図4、図6の一点鎖線矢印は、冷却液の流れ方向を示している。以下、冷却通路105の説明において「上流側」又は「下流側」と記載する場合には、冷却液の流れ方向における「上流側」又は「下流側」を示す。
図6を参照して、冷却通路105は、モータケース14の右側部に設けられる第1通路106と、モータケース14の左側部に設けられる第2通路107と、を有する。第1通路106は、熱交換器22によって冷却された比較的温度の低い冷却液が流れる通路である。第2通路107は、電動モータ9及び制御装置15を冷却した比較的温度の高い冷却液が流れる通路である。第2通路107の下端部(上流側の端部)は、制御装置15の内部を通過する制御装置冷却用通路Xとモータケース14の後部の内部を通過する電動モータ冷却用通路Yとを介して、第1通路106の下端部(下流側の端部)に接続されている。第2通路107の下部(上流側の部分)には、吸込通路125と吐出通路126が設けられている。
(制御装置15)
図3~図5を参照して、制御装置15は、例えば、PDU(Power Drive Unit)によって構成されているか、又は、PDU(Power Drive Unit)とECU(Electrical Control Unit)が一体化されたものによって構成されている。制御装置15は、配線(図示せず)を介して電動モータ9に接続されており、電動モータ9を制御している。
制御装置15は、モータケース14とバッテリケース24の間に配置されている。制御装置15は、モータケース14の各車体フレーム取付穴93よりも左右方向内側且つ上下方向内側に配置されている。
制御装置15の両側面の下部には、左右一対の取付片136が突出している。制御装置15の上部中央、下部中央及び各取付片136は、ボルト(図示せず)によってモータケース14の各制御装置取付穴94(図6参照)に取り付けられている。
(各フートレスト16)
図3~図5を参照して、各フートレスト16は、前後方向に延びるブラケット137と、ブラケット137の後端部に取り付けられるステップ138と、を備えている。
各フートレスト16のブラケット137は、ベース片139と、ベース片139から前方に向かって延びる上下一対のアーム片140と、を備えている。車両側面視で、各アーム片140は、ピボット軸8の上方と下方を通過している。各アーム片140の前端部は、左右方向内側に向かって曲げられており、制御装置15の左右方向外側に配置されている。各アーム片140の前端部は、ボルト(図示せず)によってモータケース14の各フートレスト取付穴95(図6参照)に取り付けられている。
図3~図5を参照して、各フートレスト16のステップ138は、ライダーの足を載せる部分である。ステップ138は、ブラケット137のベース片139から左右方向外側に向かって突出しており、モータケース14の左右方向外側に配置されている。
(冷却ポンプ17)
図3、図5を参照して、冷却ポンプ17は、例えば、電動式である。冷却ポンプ17は、ピボット軸8及びモータケース14のスイングアーム取付穴91の下方に配置されている。冷却ポンプ17は、モータケース14の左側面に沿って配置されている。
冷却ポンプ17は、ポンプ軸144と、ポンプ軸144の外周に設けられるファン145と、ポンプ軸144及びファン145を収容するポンプケース146と、ポンプケース146から前方に向かって延びる吸込管147と、ポンプケース146から上方に向かって延びる吐出管148と、吐出管148から前方に向かって突出する取付プレート149と、を備えている。
冷却ポンプ17のポンプ軸144は、左右方向に沿って延びている。ポンプ軸144は、ピボット軸8よりも後方で、且つ、ドライブスプロケット81の回転軸81aよりも前方に配置されている。
冷却ポンプ17の吸込管147は、モータケース14の下側の冷却ポンプ取付穴103に後方から挿入されている。冷却ポンプ17の吐出管148は、モータケース14の上側の冷却ポンプ取付穴103に後方から挿入されている。冷却ポンプ17の取付プレート149は、ボルト(図示せず)によってモータケース14の左側面に取り付けられている。
図6を参照して、冷却ポンプ17の吸込管147は、冷却通路105の第2通路107に設けられた吸込通路125に接続されている。冷却ポンプ17の吐出管148は、冷却通路105の第2通路107に設けられた吐出通路126に接続されている。
(リアサスペンション18及びリンク機構19)
図3を参照して、リアサスペンション18は、電動モータ9の上方且つシートレール21の下方に配置されている。即ち、リアサスペンション18は、電動モータ9とシートレール21の間に配置されている。
図5を参照して、リアサスペンション18の下端部は、モータケース14のリアサスペンション取付溝98に挿入されており、ボルトとナット(いずれも図示せず)によってモータケース14の上面に取り付けられている。
図3、図5を参照して、リンク機構19は、リンクブラケット151と、リンクブラケット151から下方に延びるリンクアーム152と、を備えている。
リンク機構19のリンクブラケット151の前端部は、ボルトとナット(いずれも図示せず)によってリアサスペンション18の上端部に取り付けられている。リンクブラケット151の後端部は、ボルトとナット(いずれも図示せず)によってスイングアーム6のベース部61の上端部に取り付けられている。
リンク機構19のリンクアーム152の上端部は、ボルトとナット(いずれも図示せず)によってリンクブラケット151の下部に取り付けられている。リンクアーム152の下端部は、モータケース14の各リンク機構取付突起99の間に挿入されており、ボルトとナット(いずれも図示せず)によって各リンク機構取付突起99に取り付けられている。
(シートレール21及び熱交換器22)
図2~図4を参照して、シートレール21及び熱交換器22は、モータケース14の上方に配置されている。シートレール21及び熱交換器22は、バッテリケース24の後方且つ後輪7の前方に配置されている。
シートレール21の上端部は、カバー5の後端部の下面に接触している。これにより、シートレール21の上端部がカバー5の後端部を介してライダーシート57を支持している。
シートレール21の前下部には、左右一対の前側アーム154が設けられている。各前側アーム154の下端部は、ボルト(図示せず)によってモータケース14の各シートレール取付ボス96に取り付けられている。シートレール21の後下部には、略U字状の後側アーム155が設けられている。後側アーム155の下端部は、ボルト(図示せず)によってモータケース14のシートレール取付突起97に取り付けられている。
図4、図6を参照して、熱交換器22は、シートレール21と一体に設けられている。熱交換器22の内部には、冷却液が流れる冷却空間156が設けられている。以下、冷却空間156の説明において「上流側」又は「下流側」と記載する場合には、冷却液の流れ方向における「上流側」又は「下流側」を示す。
冷却空間156は、熱交換器22の左側部に設けられる上流室157と、熱交換器22の右側部に設けられる下流室158と、を有する。上流室157の下端部(上流側の端部)は、送り配管161を介して冷却通路105の第2通路107の上端部(下流側の端部)に接続されている。上流室157の上端部(下流側の端部)と下流室158の上端部(上流側の端部)は、連通口159を介して連通している。下流室158の下端部(下流側の端部)は、戻り配管162を介して冷却通路105の第1通路106の上端部(上流側の端部)に接続されている。
図2、図4を参照して、熱交換器22には、複数の貫通穴163が設けられている。各貫通穴163は、熱交換器22の前面から後面まで延びており、冷却空間156の上流室157と下流室158を貫通している。
(各バッテリ23及びバッテリケース24)
図1、図2を参照して、各バッテリ23は、略直方体形状を成している。各バッテリ23は、例えば、リチウムイオン電池等の二次電池によって構成されている。各バッテリ23は、バッテリケース24に取り外し可能に収容されている。各バッテリ23は、配線(図示せず)を介して電動モータ9に接続されており、電動モータ9に電力を供給する。
図1、図2を参照して、バッテリケース24は、車体フレーム2のヘッドパイプ26の後方で、車体フレーム2の各メインフレーム27の間に配置されている。即ち、バッテリケース24は、車体フレーム2の各メインフレーム27の左右方向内側に配置されている。バッテリケース24は、ピボット軸8よりも前方に配置されている。バッテリケース24は、前輪4とモータケース14の間の空間の大部分を占めている。
バッテリケース24の上面は、車体フレーム2の各メインフレーム27よりも上方に配置されており、ライダーシート57と略同じ高さに位置している。バッテリケース24の下面は、車体フレーム2の各メインフレーム27よりも下方に配置されており、電動二輪車1の最低地上高と略同じ高さに位置している。バッテリケース24の前面の下部は、前輪4を避けるように円弧状に湾曲している。
バッテリケース24の前面の上部には、車体フレーム2の導風通路32からバッテリケース24の内部空間に走行風を導入する前方導入口164が設けられている。バッテリケース24の両側面には、前方導入口164よりも後方且つ下方に、車体フレーム2の導風通路32からバッテリケース24の内部空間に走行風を導入する左右一対の側方導入口165が設けられている。バッテリケース24の後面の上部には、前方導入口164と略同じ高さに、各導入口164、165から導入された走行風を排出する排出口166が設けられている。排出口166は、熱交換器22の前方に配置されている。
(電動二輪車1の走行)
電動二輪車1の走行時には、各バッテリ23から電動モータ9に供給される電力により、電動モータ9のモータ軸65が回転する。このように電動モータ9のモータ軸65が回転すると、この回転が変速ギア(図示せず)を介してドライブスプロケット81に伝達され、ドライブスプロケット81が回転する。このようにドライブスプロケット81が回転すると、この回転がチェーン83を介してドリブンスプロケット82に伝達され、ドリブンスプロケット82と後輪7が一体に回転する。以上のようにして、電動モータ9が後輪7を駆動する。
なお、電動二輪車1の走行時には、スイングアーム6がピボット軸8を中心に揺動する。このようにスイングアーム6が揺動すると、この揺動がリンク機構19を介してリアサスペンション18に伝達され、リアサスペンション18が伸縮する。これにより、スイングアーム6の揺動が緩和される。
(電動モータ9及び制御装置15の冷却)
電動二輪車1の走行時には、冷却ポンプ17が駆動し、冷却ポンプ17のポンプ軸144とファン145が一体に回転する。これにより、第2通路107の吸込通路125から吸込管147を介してポンプケース146に冷却液が流れ込む。ポンプケース146に流れ込んだ冷却液は、吐出管148を介して第2通路107の吐出通路126に流れ込む。
第2通路107の吐出通路126に流れ込んだ冷却液は、第2通路107を通過し、送り配管161を介して冷却空間156の上流室157に流れ込む。冷却空間156の上流室157に流れ込んだ冷却液は、冷却空間156の上流室157を通過し、連通口159を介して冷却空間156の下流室158に流れ込む。冷却空間156の下流室158に流れ込んだ冷却液は、冷却空間156の下流室158を通過し、戻り配管162を介して冷却通路105の第1通路106に流れ込む。このように、冷却液が冷却空間156の上流室157と下流室158を順次通過することで、熱交換器22によって冷却液が冷却される。
冷却通路105の第1通路106に流れ込んだ冷却液は、第1通路106を通過する。第1通路106を通過した冷却液の一部は、制御装置冷却用通路Xを通過する。これにより、制御装置15が冷却液によって冷却される。第1通路106を通過した冷却液の別の一部は、電動モータ冷却用通路Yを通過する。これにより、電動モータ9が冷却液によって冷却される。
各冷却用通路X、Yを通過した冷却液は、第2通路107に流れ込む。第2通路107に流れ込んだ冷却液は、第2通路107の吸込通路125から吸込管147を介して再びポンプケース146に流れ込む。このようにして、冷却ポンプ17が冷却液を循環させる。
以上のように、本実施例では、冷却ポンプ17と熱交換器22によって構成される冷却機構25が電動モータ9及び制御装置15を冷却している。
(効果)
本実施例では、モータケース14は、各制御装置取付穴94と、スイングアーム取付穴91と、リアサスペンション取付溝98と、を有する。このような構成を採用することで、モータケース14、制御装置15、スイングアーム6及びリアサスペンション18(以下、「モータケース14等」と称する)をモジュール化し、車体フレーム2に取り付けられる部品の数を減らすことができる。そのため、車体フレーム2周りの設計自由度を向上させることができる。
また、上記のようにモータケース14等をモジュール化することで、モータケース14等のレイアウトや車体フレーム2への取付を機種ごとに設計する必要が無くなる。そのため、設計工数の増加を抑制しつつ、多様な機種を開発することができる。
更に、上記のようにモータケース14等をモジュール化することで、複数の機種についてモータケース14等を共通化することができる。そのため、機種ごとに発生する新規部品の数を減少させ、製造コストを低下させることができる。
また、本実施例では、各車体フレーム取付穴93は、スイングアーム取付穴91よりも前方で、モータケース14の前面に複数設けられている。このような構成を採用することで、車体フレーム2の取付部の総面積を十分に確保することができる。そのため、車体フレーム2とモータケース14の取付剛性を向上させることができ、車体フレーム2によってモータケース14を安定的に保持することができる。
本実施例では特に、各車体フレーム取付穴93が前後方向に沿って設けられているため、各車体フレーム取付穴93に挿入されたボルト(図示せず)によって、車体フレーム2とモータケース14が前後方向に締め付けられることになる。これに伴って、電動二輪車1の制動時等に発生する前後方向の力を広い座面で受け止めることができ、車体フレーム2とモータケース14の取付剛性を更に向上させることができる。
また、各制御装置取付穴94は、モータケース14の前面に設けられ、制御装置15は、モータケース14の前方で、各車体フレーム取付穴93よりも左右方向内側に配置されている。このような配置を採用することで、車体フレーム2とモータケース14によって制御装置15を保護することができる。そのため、電動二輪車1の転倒時等において、制御装置15が損傷を受けるのを抑制することができる。
また、モータケース14の前面には、前方に向かって突出する4個の突出部92が設けられ、各車体フレーム取付穴93は、各突出部92に設けられ、制御装置15の前面と前後方向の位置が略一致している。このような構成を採用することで、車体フレーム2とモータケース14によって制御装置15を保護する効果を高めることができる。
ところで、各フートレスト16の各アーム片140がモータケース14の両側面に取り付けられる場合、モータケース14の両側面に沿って配置されるスイングアーム6の揺動範囲を考慮して、各フートレスト16の各アーム片140の取付ピッチ(上側のアーム片140の取付位置から下側のアーム片140の取付位置までの上下幅)を大きく取らなければならない。
これに対して、本実施例では、各フートレスト16の各アーム片140がモータケース14の前面に取り付けられている。このような構成を採用することで、スイングアーム6の揺動範囲を考慮して各フートレスト16の各アーム片140の取付ピッチを大きく取る必要が無くなり、各アーム片140の取付ピッチの設定自由度が向上する。これに伴って、各フートレスト16の設計自由度を向上させることができる。
また、比較的厚みの大きいモータケース14の前面に各フートレスト取付穴95が設けられることで、比較的厚みの小さいモータケース14の両側面に各フートレスト取付穴95が設けられる場合と比較して、各フートレスト取付穴95へのボルト(図示せず)の挿入深さを確保しやすくなる。そのため、モータケース14と各フートレスト16の取付剛性を向上させることができる。
また、冷却ポンプ17は、モータケース14の左側面に取り付けられている。このような構成を採用することで、モータケース14の内部に設けられる冷却通路105に冷却ポンプ17を直接的に接続することができる。そのため、冷却ポンプ17と冷却通路105を他の配管を介して接続する場合と比較して、冷却液の循環経路の全長を短くすることができ、冷却液の循環効率を向上させることができると共に、電動二輪車1の軽量化を図ることができる。
また、冷却ポンプ17は、スイングアーム取付穴91の下方に配置されている。このような配置を採用することで、スイングアーム6がピボット軸8を中心に揺動しても、スイングアーム6と冷却ポンプ17が干渉しにくくなる。そのため、スイングアーム6の形状が変更されても、これに合わせて冷却ポンプ17の形状を変更する必要がなくなり、冷却ポンプ17を共通化しやすくなる。
また、電動モータ9は、スイングアーム6の左右方向内側に配置されている。このような配置を採用することで、スイングアーム6によって電動モータ9を保護することができ、電動モータ9の損傷を抑制することができる。
また、リアサスペンション取付溝98は、モータケース14の上面に設けられ、リアサスペンション18は、電動モータ9の上方に配置されている。このような配置を採用することで、リアサスペンション18と電動モータ9が上下に並んで配置されることになるため、リアサスペンション18と電動モータ9が前後に並んで配置される場合と比較して、電動二輪車1の前後長を短くすることができる。また、重量物である電動モータ9を極力低い位置に配置することができるため、電動二輪車1の走行安定性が向上する。
(変形例)
本実施例では、冷却機構25が電動モータ9と制御装置15の両方を冷却している。一方で、他の異なる実施例では、冷却機構25が電動モータ9と制御装置15のいずれか一方のみを冷却しても良い。
本実施形態では、冷却ポンプ17が電動式である。一方で、他の異なる実施例では、冷却ポンプ17が機械式であっても良い。
本実施例では、電動二輪車1に本発明の構成を適用している。一方で、他の異なる実施例では、電動三輪車や電動不整地走行車等の電動二輪車1以外の電動鞍乗型車両に本発明の構成を適用しても良い。
<第2実施例>
(電動二輪車170)
以下、図7に基づき、本発明の第2実施例に係る電動二輪車170(電動鞍乗型車両の一例)について説明する。なお、本発明の第1実施例に係る電動二輪車1と同様の説明は、適宜省略する。
図7を参照して、本発明の第2実施例に係る電動二輪車170は、本発明の第1実施例に係る電動二輪車1の各構成要素に加えて、発電ユニット171を備えている。
(発電ユニット171)
発電ユニット171は、車体フレーム2の各メインフレーム27の間に配置されており、車体フレーム2の各メインフレーム27によって支持されている。発電ユニット171は、各バッテリ23を収容するバッテリケース24の下方に配置されている。発電ユニット171は、前輪4の後方且つモータケース14の前方に配置されている。即ち、発電ユニット171は、前輪4とモータケース14の間に配置されている。
発電ユニット171は、発電用のエンジン172(以下、単に「エンジン172」と称する)と、エンジン172の前部の上方に配置されるエアクリーナ173と、エンジン172の後部の上方に配置されるガソリンタンク174と、エンジン172の前部の下方に配置されるマフラ175と、を備えている。
発電ユニット171のエンジン172は、クランクケース176と、クランクケース176の上部の前方に配置されるシリンダ177と、シリンダ177の前方に配置されるシリンダヘッド178と、シリンダヘッド178の前方に配置されるヘッドカバー179と、を備えている。クランクケース176の上部には、クランクシャフト181が収容されており、クランクケース176の下部には、クランクシャフト181に接続されたジェネレータ182が収容されている。ジェネレータ182は、例えば、マグネット式又は界磁回転式のACジェネレータである。
発電ユニット171のエアクリーナ173とガソリンタンク174は、エンジン172のシリンダヘッド178に設けられた吸気ポート(図示せず)に接続されている。発電ユニット171のマフラ175は、エンジン172のシリンダヘッド178に設けられた排気ポート(図示せず)に接続されている。
(発電ユニット171による発電)
発電ユニット171による発電を行う場合には、エンジン172を駆動させ、クランクシャフト181を回転させる。このようにクランクシャフト181が回転すると、クランクシャフト181に接続されたジェネレータ182が回転し、ジェネレータ182が電力を発生させる。ジェネレータ182が発生させた電力は、各バッテリ23に供給され、各バッテリ23に蓄えられる。これにより、電動二輪車170の航続距離を延ばすことができる。即ち、本発明の第2実施例に係る電動二輪車170は、所謂レンジエクステンダ車両である。
(効果)
本発明の第2実施例に係る電動二輪車170では、発電ユニット171は、発電用のエンジン172を備えており、バッテリケース24の下方で、前輪4とモータケース14の間に配置されている。このような配置を採用することで、発電ユニット171を各バッテリ23及び電動モータ9に極力近づけることができるため、これらの部品を相互に接続する配線を短くすることができる。
<第1実施例>
1 電動二輪車(電動鞍乗型車両の一例)
2 車体フレーム
4 前輪
6 スイングアーム
7 後輪
9 電動モータ
14 モータケース
15 制御装置
16 フートレスト
17 冷却ポンプ
18 リアサスペンション
23 バッテリ
24 バッテリケース
25 冷却機構
65 モータ軸
91 スイングアーム取付穴(スイングアームの取付部の一例)
92 突出部
93 車体フレーム取付穴(車体フレームの取付部の一例)
94 制御装置取付穴(制御装置の取付部の一例)
98 リアサスペンション取付溝(リアサスペンションの取付部の一例)
<第2実施例>
170 電動二輪車(電動鞍乗型車両の一例)
171 発電ユニット
172 発電用のエンジン

Claims (6)

  1. 車体フレームと、
    前記車体フレームの後方に配置される後輪と、
    前記後輪を駆動する電動モータと、
    前記電動モータを収容するモータケースと、
    前記電動モータを制御する制御装置と、
    前記後輪を回転可能に支持するスイングアームと、
    前記スイングアームの揺動を緩和するリアサスペンションと、を備え、
    前記モータケースは、前記車体フレームの取付部と、前記制御装置の取付部と、前記スイングアームの取付部と、前記リアサスペンションの取付部と、を有し、
    前記車体フレームの前記取付部は、前記スイングアームの前記取付部よりも前方で、前記モータケースの前面に複数設けられ
    前記制御装置の前記取付部は、前記モータケースの前記前面に設けられ、
    前記制御装置は、前記モータケースの前方で、前記車体フレームの前記取付部よりも左右方向内側に配置され、
    前記モータケースの前記前面には、前方に向かって突出する突出部が設けられ、
    前記車体フレームの前記取付部は、前記突出部に設けられ、前記制御装置の前面と前後方向の位置が略一致していることを特徴とする電動鞍乗型車両。
  2. 車体フレームと、
    前記車体フレームの後方に配置される後輪と、
    前記後輪を駆動する電動モータと、
    前記電動モータを収容するモータケースと、
    前記電動モータを制御する制御装置と、
    前記後輪を回転可能に支持するスイングアームと、
    前記スイングアームの揺動を緩和するリアサスペンションと、
    ライダーの足を載せるフートレストと、を備え、
    前記モータケースは、前記車体フレームの取付部と、前記制御装置の取付部と、前記スイングアームの取付部と、前記リアサスペンションの取付部と、を有し、
    前記車体フレームの前記取付部は、前記スイングアームの前記取付部よりも前方で、前記モータケースの前面に複数設けられ
    前記制御装置の前記取付部は、前記モータケースの前記前面に設けられ、
    前記制御装置は、前記モータケースの前方で、前記車体フレームの前記取付部よりも左右方向内側に配置され、
    前記フートレストは、前記制御装置の左右方向外側で、前記モータケースの前記前面に取り付けられていることを特徴とする電動鞍乗型車両。
  3. 車体フレームと、
    前記車体フレームの後方に配置される後輪と、
    前記後輪を駆動する電動モータと、
    前記電動モータを収容するモータケースと、
    前記電動モータを制御する制御装置と、
    前記後輪を回転可能に支持するスイングアームと、
    前記スイングアームの揺動を緩和するリアサスペンションと、を備え、
    前記モータケースは、前記車体フレームの取付部と、前記制御装置の取付部と、前記スイングアームの取付部と、前記リアサスペンションの取付部と、を有し、
    前記車体フレームの前記取付部は、前記スイングアームの前記取付部よりも前方で、前記モータケースの前面に複数設けられ
    前記リアサスペンションの前記取付部は、前記モータケースの上面に設けられ、
    前記リアサスペンションは、前記電動モータの上方に配置されていることを特徴とする電動鞍乗型車両。
  4. 車体フレームと、
    前記車体フレームの後方に配置される後輪と、
    前記後輪を駆動する電動モータと、
    前記電動モータを収容するモータケースと、
    前記電動モータを制御する制御装置と、
    前記後輪を回転可能に支持するスイングアームと、
    前記スイングアームの揺動を緩和するリアサスペンションと、を備え、
    前記モータケースは、前記車体フレームの取付部と、前記制御装置の取付部と、前記スイングアームの取付部と、前記リアサスペンションの取付部と、を有し、
    前記車体フレームの前記取付部は、前記スイングアームの前記取付部よりも前方で、前記モータケースの前面に複数設けられ
    前記スイングアームの前記取付部は、前記電動モータのモータ軸よりも前方に配置され、
    前記電動モータは、前記スイングアームの左右方向内側に配置されていることを特徴とする電動鞍乗型車両。
  5. 車体フレームと、
    前記車体フレームの後方に配置される後輪と、
    前記後輪を駆動する電動モータと、
    前記電動モータを収容するモータケースと、
    前記電動モータを制御する制御装置と、
    前記後輪を回転可能に支持するスイングアームと、
    前記スイングアームの揺動を緩和するリアサスペンションと、
    前記車体フレームの前方に配置される前輪と、
    前記電動モータに電力を供給するバッテリと、
    前記バッテリを収容するバッテリケースと、
    前記バッテリに蓄えられる電力を発生させる発電ユニットと、を備え、
    前記モータケースは、前記車体フレームの取付部と、前記制御装置の取付部と、前記スイングアームの取付部と、前記リアサスペンションの取付部と、を有し、
    前記車体フレームの前記取付部は、前記スイングアームの前記取付部よりも前方で、前記モータケースの前面に複数設けられ
    前記発電ユニットは、発電用のエンジンを備えており、前記バッテリケースの下方で、前記前輪と前記モータケースの間に配置されていることを特徴とする電動鞍乗型車両。
  6. 前記電動モータ又は前記制御装置の少なくとも一方を冷却する冷却機構を備え、
    前記冷却機構は、冷却液を循環させる冷却ポンプを備え、
    前記冷却ポンプは、前記スイングアームの前記取付部の下方で、前記モータケースの側面に取り付けられていることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の電動鞍乗型車両。
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