JPH03190103A - 厚膜抵抗 - Google Patents

厚膜抵抗

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Publication number
JPH03190103A
JPH03190103A JP1329107A JP32910789A JPH03190103A JP H03190103 A JPH03190103 A JP H03190103A JP 1329107 A JP1329107 A JP 1329107A JP 32910789 A JP32910789 A JP 32910789A JP H03190103 A JPH03190103 A JP H03190103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrodes
electrode
resistance value
resistive film
pectinated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1329107A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Ishigaki
功 石垣
Satoru Suzuki
悟 鈴木
Fumio Iwami
岩見 文男
Kozo Takada
耕造 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1329107A priority Critical patent/JPH03190103A/ja
Publication of JPH03190103A publication Critical patent/JPH03190103A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、絶縁基板上に印刷形成された厚膜抵抗に関す
る。
従来の技術 従来、混成集積回路に使用されるこの種の厚膜抵抗は、
第3図に示すように、図示されないセラミック基板上に
予め印刷された二つの引き出し電ljlと2の間に目的
とする抵抗値に対応した平面矩形状の抵抗膜3をマスク
を用いてスクリーンまたは描画印刷することにより形成
される。
セラミック基板上に形成された抵抗膜3は、予め所要の
抵抗値より低くなるように形成される。
そして、厚膜抵抗単体の製造工程における抵抗値のばら
つきまたは混成集積回路に実装される他の回路部品等の
ばらつきを補正するため、抵抗膜3をトリミングという
作業で抵抗値を観測しながら徐々に抵抗値を上げて行き
、所要の抵抗値になるように修正される。
トリミング方法としては、直径が50〜250μm程度
に集光されたNd、YAG、CO2,Xe等のレーザビ
ームにより、所定の抵抗値になるまで抵抗膜3を蒸発さ
せて行なうレーザ法と、粒子径が30〜60amのアル
ミパウダーを圧縮空気と一緒に抵抗膜3に吹き付け、機
械的に削り取るサンドブラスト法とがあり、最近ではト
リミング速度の速いレーザ法が主流になっている。
第4図および第5図には、上記方法で行なったトリミン
グの異なる態様が示されている。第4図におけるトリミ
ング4は抵抗膜3の一方の側面から進入し、ある程度目
的とする抵抗値に近づいた所で90度方向転換して微調
整を行なうL型を示しており、第5図のトリミング5は
抵抗膜3の両側面から進入するS型を示している。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のトリミング方法では、レーザ
装置の分解能やレーザビームと印刷された抵抗膜3との
温度差等により、トリミング終了点て抵抗膜3にマイク
ロクラック6を発生させることがあった。このマイクロ
クラック6は、トリミング方向に沿って延びる傾向があ
り、トリミングを抵抗膜3中を流れる電流方向に対して
横切る方向に行なう場合、発生したマイクロクラック6
が電流路を横切ってドリフト特性を悪化させ、この厚膜
抵抗を使用した回路に大きな支障を来たすという問題が
あった。
本発明は、このような従来の問題を解決するものであり
、抵抗膜にマイクロクラックを発生させずに抵抗値の調
整を行なうことのできる優れた厚膜抵抗を提供すること
を目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、二つの引き出し
電極間隔を実効的に調整可能に構成することにより、抵
抗膜自体のトリミングを行なわずに抵抗膜の長さを変え
て抵抗値を調整するようにしたものである。
作用 したがって本発明によれば、抵抗膜をトリミングするこ
となく、抵抗値を決定する他の要素の一つである引き出
し電極間の距離を実効的に変えることにより抵抗値の調
整を行なうようにしたので、抵抗膜をトリミングするこ
とにより発生するマイクロクラックの弊害を除去するこ
とができ、信頼性の高い厚膜抵抗を実現することができ
る。
実施例 第1図は本発明の一実施例を示すものである。
第1図において、11および12は図示されない絶縁セ
ラミック基板上に予め印刷された二つの分離された引き
出し電極である。一方の引き出し電極12は、他方の引
き出し電極11に対面する電極部12aの他に、他方の
引き出し電極11に向けて直角に曲がる延長部12bと
、ここからさらに内側に直角に曲がる複数の櫛歯状電極
13aを有する補助電極13を一体に備えている。14
は二つの引き出し電極11 、’12間にマスクを用い
てスクリーンまたは描画印刷された平面矩形状の抵抗膜
である。15は抵抗膜14に設けられた導体ランドであ
り、補助電極13の各櫛歯状電極13aのそれぞれの先
端部に対向するように、櫛歯状電極13aと同じ数、線
幅、ピッチのラグ15aを備えている。補助電極13の
各櫛歯状電極13aおよび導体ランド15の各ラグ15
aは、その数が多いほど調整範囲が広く取れ、またその
ピッチ間隔が小さいほど微細な調整を行なうことができ
る。
次に上記実施例の動作について説明する。上記実施例に
おいて、補助電極13の各櫛歯状電極13aおよび導体
ランド15の各ラグ15aを線幅100μm、ピッチ間
隔20011mとし、計算式から導いた目的の抵抗値に
対する長さを引き出し電極11のA点から補助電極13
のB点までとした場合、B点の両側に櫛歯状電極13a
およびラグ15aを3本ずつ配置し、抵抗値の調整を各
櫛歯状電極13aとこれに対向するラグ15−aとをボ
ンディング装置によりワイヤ16で接続するか、または
半田付けすることにより行なう。例えば、櫛歯状電極1
3aおよびラグ15aの6本全てをワイヤ16により接
続すれば、目的の抵抗値1にΩの抵抗値に対して約94
0Ω〜110oΩの調整が可能である。
第2図は本発明の第2の実施例を示すものである。上記
第1の実施例では、補助電極13および導体ランド15
が抵抗膜14の一方の側面にのみ配置されていたが、第
2図に示す実施例においては、抵抗膜14の両方の側面
に補助電極13および導体ランド15が配置され、それ
ぞれの櫛歯状電極13aの先端部にラグ15aが対向し
ている。抵抗膜14の両側においてそれぞれ対向する線
幅10011m、ピッチ間隔200μmの櫛歯状電極1
3aおよびラグ15aは、それぞれ抵抗膜14の両側に
おいて、互いにピッチを100μmずつずらして形成さ
れており、全体における実質的なピッチ間隔は1100
t1になっている。
第1の実施例においては、補助電極13の櫛歯状電極1
3aと導体ランド15のラグ15aとを引き出し電極1
2側から1組ずつ接続することにより、抵抗膜14の長
さは200μmずつ短くなり、抵抗値は約20Ω変化す
る。これに対し、第2の実施例では、抵抗膜14の両側
に配置された補助電極13の各櫛歯状電極13aと導体
ランド15のラグ15aとを抵抗膜14の両側において
交互に1組ずつ接続することにより、抵抗膜13の長さ
を1100uずつ短くすることができ、抵抗値をさらに
微細に調整することができる。この実施例では、櫛歯状
電極13aとラグ15aとを1組接続することにより約
4Ωの調整が可能である。
櫛歯状電極13aとラグ15aとのピッチ間隔は、製造
技術上の問題からあまり細かくすることができないので
、上記のように各櫛歯状電極13aとラグ15aのピッ
チを抵抗膜14の両側において互いにずらすことにより
ピッチ間隔を実質的狭くすることは極めて有用である。
発明の効果 本発明は、上記各実施例から明らかなように、厚膜抵抗
の抵抗値の調整を、一方の引き出し電極に一体に設けた
櫛歯状の補助電極とこれに対向するように抵抗膜に設け
た導体ランドとを接続することにより行なうので、抵抗
膜をトリミングすることにより発生するマイクロクラッ
クの弊害を除去することができ、信頼性の高い厚膜抵抗
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における厚膜抵抗の概略平面
図、第2図は本発明の他の実施例における厚膜抵抗の概
略平面図、第3図は従来の厚膜抵抗の概略平面図、第4
図および第5図は従来の厚膜抵抗のトリミング状態を示
す概略平面図である。 11.12・・・引き出し電極、12a・・・対面電極
部、12b・・・延長部、13・・・補助電極、13a
・・・櫛歯状電極、14・・・・・・抵抗膜、15・・
・導体ランド、15a・・・ラグ、16・・・ワイヤ。 第1図 12図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁基板上に印刷形成された二つの分離された引
    き出し電極の間を接続する抵抗膜を備え、前記引き出し
    電極の一方に一体に形成されて前記抵抗膜の長手方向の
    少なくとも一方の側面に沿って形成された複数の櫛歯状
    電極を有する補助電極と、前記抵抗膜に設けられて前記
    櫛歯状電極のそれぞれに対向する導体ランドとを備えた
    厚膜抵抗。
  2. (2)絶縁基板上に印刷形成された二つの分離された引
    き出し電極の間を接続する抵抗膜を備え、前記引き出し
    電極の一方に一体に形成されて前記抵抗膜の長手方向の
    両方の側面に沿って形成された複数の櫛歯状電極を有す
    る補助電極と、前記抵抗膜に設けられて前記櫛歯状電極
    のそれぞれに対向する導体ランドとを備え、前記互いに
    対向する各櫛歯状電極および導体ランドのピッチを前記
    抵抗膜の両側で相互にずらして形成した厚膜抵抗。
JP1329107A 1989-12-19 1989-12-19 厚膜抵抗 Pending JPH03190103A (ja)

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JP1329107A JPH03190103A (ja) 1989-12-19 1989-12-19 厚膜抵抗

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5338919A (en) * 1991-12-28 1994-08-16 Rohm Co., Ltd. Heater for sheet material and method for adjusting resistance of same
JP2009231358A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Hitachi Ltd 厚膜抵抗器
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