JPH03187398A - 一工程セフアロスポリンcアミダーゼ酵素、これをコードする遺伝子及び適切な宿主におけるその発現 - Google Patents

一工程セフアロスポリンcアミダーゼ酵素、これをコードする遺伝子及び適切な宿主におけるその発現

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JPH03187398A
JPH03187398A JP2166933A JP16693390A JPH03187398A JP H03187398 A JPH03187398 A JP H03187398A JP 2166933 A JP2166933 A JP 2166933A JP 16693390 A JP16693390 A JP 16693390A JP H03187398 A JPH03187398 A JP H03187398A
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amidase
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David B Finkelstein
デイヴイツド ビー.フインケルステイン
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ジヨン エー.ラムボセク
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    • C12P35/02Preparation of compounds having a 5-thia-1-azabicyclo [4.2.0] octane ring system, e.g. cephalosporin by desacylation of the substituent in the 7 position
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はセファロスポリンC及び誘導体を列挙した配列
のセファロスポリンCアミダーゼ活性で処理することを
コードするセファロスポリンC及びその誘導体を対応す
る7−アミノセファロスポラン酸(7−ACA)及び誘
導体に一工程変換する改良された方法および該酵素をエ
ンコードするDNA及び適当なプロモーターの制御下通
当な宿主例えばバチルス(Bacillus)種に於け
るその発現に関する。
本発明は更に後述される特定のアミノ酸配列及び物理的
/化学的特性を有する酵素セファロスポリンCアミダー
ゼ並びに一工程セファロスボリンCアミダーゼとしての
酵素活性を有するそのいずれかのサブユニットに関する
本発明はまた更に後述される、酵素セファロスポリンC
アミダーゼをエンコードし、該酵素を発現することがで
きるヌクレオチド塩基配列を有するDNA断片に関する
本発明はまた適当ないずれかの原核又は真核宿主、特に
バシラス属、その中でも特にバチルスメガテリウム(m
egateriua+)及びバチルスズブチリス(su
btilis)に於けるDNA断片即ち酵素セファロス
ポリンCアミダーゼをコードする遺伝子の発現に関する
。これは以下で更に詳しく説明されるがバチルス・メガ
テリウムの特定菌株からセファロスポリンCアミダーゼ
活性をコードする遺伝子をクローニングし、これをプロ
モーター配列例えば強力な構成的プロモーターに融合さ
せ、得られた構築体により、所望の宿主例えばバチルス
・ズブチリス及びバチルス・メガテリウムを形質転換す
ることによって達成される。この宿主は適当な培地中で
維持される。セファロスポリンCアミダーゼ活性は監視
され酵素の回収は常法によって行なわれる。
本発明は酵素切断(脱アシル化)、特にセファロスポリ
ンCの7−アミノアジボイル側鎖(7−α−アミノアジ
ピルとも呼ばれる)の一工程切断の分野にある。7−ア
旦ノアシボイル側鎖がアミド結合の切断によって除去さ
れることから変換を達成する特定の酵素は本明細書では
アミダーゼと呼ばれる。セファロスポリンC自体は現在
市販されているほとんど全てのセファロスポリンの出発
点である発酵産物である。しかしながらこれらの種々の
市販セファロスポリンを生産する合成操作は基本的に7
−アミツセフアロスボラン酸からスタートするが、これ
は7−アミノアジポイル側鎖の切断によりセファロスポ
リンCから誘導されなければならない。
現在当業界で選択される7−アミノアジポイル側鎖を切
断する方法は化学的方法である。塩基性イ旦ノーハロゲ
ン化物法は7−アミノアジポイル側鎖のアミノ及びカル
ボキシル基の保護を必要とし、これを達成するいくつか
の方法が現在使用されている。しかしながら現在使用さ
れてはいるが化学的切断方法は重大な欠点を有する。こ
れらの中には多段階及び複雑な工程、非常に低い操作温
度、高価な試薬、廃水処理問題が生じる無視できない量
の工程副生酸物及び化学処理開始前に極めて不純な出発
物質の精製を必要とすることなどがある。その結実現在
使用されている化学的方法より経済的に7−75ノセフ
アロスボラン酸を供給するためにセファロスポリンCの
酵素的脱アシル化ができる微生物学的又は発酵方法の探
索が進行中である。
しかしながらうまく行く微生物学的方法の探索は概ね商
業規模のものに関しては明らかに無駄であった。これは
フェニルアセチル側鎖を有するペニシリンGが種々の微
生物により生産されるペニシリンアシラーゼを用いる酵
素切断により脱アシル化に成功していることと対照的に
セファロスポリンC分子のアミノアジポイル側鎖の特有
の性質に起因する。他方文献に於けるセファロスポリン
Cの一工程酵素脱アシル化の成功例は、しばしば再現性
がないかあるいは最底の収率しか得られない。
その上今日までのところセファロスポリンCのアミノア
ジポイル側鎖の一工程切断を得ることができるバチルス
属からの酵素、セファロスポリンCアミダーゼの分離及
び配列決定に成功したちのはなかった。またセファロス
ポリンCアミダーゼ酵素をコードする遺伝子は分離及び
配列決定されておらずあるいはその遺伝子の原核宿主に
於ける発現も成功していない。
現在行われているセファロスポリンCの酵素切断を得る
試みが記載されている文献の要約を以下に示す。
1、一工程酵素脱アシル : Ce hC−7−ACA
Dev、 Ind、 Microbial、  第5巻
349頁(1964年)米国特許第3.239.394
号 (メルク) 微生物のスクリーニング及び選別のための土壌濃縮法 
    Achromobacter日本特許公報 5
3−94093 (1978年)(明治)  Pseu
domonas sp、 BN−188日本特許公報 
52−143289 (1977年)米国特許第4.1
41,790号 (明治)       柱匪杜紅旦us sp。
Alternaria sp。
米国特許第4,774.179号(1988年)日本特
許公報 61−21097 (1986年)(アサヒ)
       Pseudoa+ons sp。
5R−83及び5E−495 仏特許第2.241.557号(1975年)(アリニ
ス)      Bacillus  cereusv
ar、fluorescens 日本特許公報52−082791 (1977年)(東
洋醸造)  NRRL B 5385Bacillus
  鱈灸佳虹!璋 N−(N’−フェニルチオカルバモイル)−セファロス
ポリンC7−ACA 西独特許第3,447,023号(1986年)(ヘキ
スト)       Bacillus  megat
eruimα−ケト酸の存在下 酵素はb−アミノ酸ト
ランスアミナーゼである。
日本特許公報 58−190399 (19B3年〉(
塩野義)       Bacillus  懸思封旦
艮ペニシリチクム(penicilliticum)変
異株ATCC14945 米国特許第3.144,395(1964年)(オリン
 マチェソン) 英国特許第2.142.336A号(1985年)(ス
クイツブ)B、憇[k皿艮 二工程酵素脱アシル化:CehC→7−ACA米国特許
第3,960,662号(1976年)Agric、 
Biol、 Chew、第45巻1561〜67(19
81年)(東洋醸造) D−アミノ酸オキシダーゼにょる脱アミノ化次いで脱ア
シル化 Pseudomonas sp。
欧州特許出願第0275901−A2号(1988年)
(ヘキスト) i  )  Ceph  CGL−7−ACA”Tri
 ono sis variabilis〔英国特許第
3,801,458号(1974年)(グラクツ)〕 ii〉 GL−7 ACA” ACA Pseudomonas 日本特許公報52−128293 (1977年) B
acillus53−86094  (1978年)A
rthrobacter(万有)          
   A lca l igenes* GL−7−A
CA =グルタリル 7−ACA=3−アセトキシメチ
ル−7−β−(4−カルボキシブタンアミド) Cep
h −3−エム−4−カルボン酸 米国特許第3.821,081号(1974年)Bac
illus  megateruimProcess 
Bio Chem、第11巻 21頁(1976年)(
東洋醸造) 米国特許第3,749,641号(1973年)(成田
)        61種の異る属米国特許第3,91
5,798号(1975年)ベルギー特許第780,6
76号 (東洋醸造) A  throba  t   5iipLL1暉αヱ
引】Luり東hila b)フェノキシ7−ADCA→7−ADCA米国特許第
3,880,713号(1975年)(グラクツ)  
     Er1vinia aroideaeC)セ
ファロチン→7−ACA 米国特許第3.522,250号(1970年)米国特
許第3.930,949号(1976年)(バイエル)
       E、 coliペニシリン アシラーゼ 米国特許第3,962.036号(1976年)(チバ
ガイギー)  上、□且 1、土鮎l達拝見神− 3−低級アルコ  B、 5ubtilisキシ−7−
アシ  旧crococcus roseusルセファ
ロスボ  M、 I 5odeikticusリン; アシラーゼ活性 を有する微生物 1ヒ1■4狙すfaecalis Aerobacter  cloacaeFusari
um  arenaceumPenicillium chrysogenum As er 1leus ochraceus升力±副
す1副 floccosum Σ罰」桟J呼□狙 1avendulae 日本特許公報5O−107186(1975年)(東洋
ブリューイング) Arthrobacter。
フェニルアセト  Bacillus。
アミド7−ACA   Escherichia。
誘導体が脱アシ  K1uyvera+ル化される  
  MtCrOCOCC1lS+Nocardia+ Pro teus 。
Xanthomonas。
酵素アシル化:1−ACA→その他 米国特許第3,945,888号(1976年)(蔵出
)1.並置 Bacillus。
7−ACA  −+  セフ、Dス    Prote
us。
ポリン      Pseudomonas+日本特許
公報54−110394 (万有) 7−ACA  −)  セフ7ピリン   Arthr
obacterviscosus 7、一工程/2酵素 日本特許公報63 (アサヒ) 脱アシル化: CephC→7−ACA74.48B 
(1988年) ガ山個叶ハ1L variabilis。
Comao+onas。
D−アミノ酸オキシダーゼ及びGL〜7−AC’A”ア
シラーゼ構成物の組換え体の大腸菌における発現 本発明によれば式Iの化合物を式■の化合物に一工程で
変換することができる酵素セファロスポリンCアミダー
ゼで化合物Iの化合物を処理し、該酵素が次の一次翻訳
産物アミノ酸配列又はその翻訳後修飾体を包含している
ことをコードする。
MKF IKSF TLV NΔVDAAAAI Q KGKP IPFSKR QYTDENVKKL ΔLTKEVQKRE FDVQKMGANS NR3TADVKEG SG IMVPDYGF T T TASVSET I KPQHTGNVQA NGAVYPYTAE KAKWNEKDKE C TFSFFCMITP LSLNVVEPMM HTTGKAVGVP QNNQAAANVE GTMTTEDLEN PEYLHYLTEA DPWKYEGTEP MLNNEMTDFD MNVLDHQML I V I FDYEKGKM QMKL INEKPY ALLEKDPAD 1 AFASVPGVDK SG IGGGGF IM GTLKGVETAL VPNC;QPLKEG YVVKEREP IR MHLAFADRAA TSMKKVKEEK ATPGGVNQVE QDA ILAPRIY YGGADNTREG IQSDKLLLGL EDPEDDGSVT SMGRGATKG I IYNKKENK IT EKYGTLD l5Q DTLVQPDLAK SEYRGYELAC; YMADEDFYDV TP IGQTTHFS PGKRPRSSMS SAGYPTVRWE TVQGVYNVSY GVIGTGDLET 11FHSKFKFH VSVSHPLAAE MLDSREMAPQ V[)PAIKQAE TLKL rKKQGs AASPSSGSLT PTKGLLDEDY VMDKWGNMVA PTFVLKDGNP PGIEQNTRLE KSKKPKE IKE FRPDKKSYLP MVDNTLRDEE AG IKILKQGG NVTPELFLDG KGVKVNWITA EVFYSGQIGK VQQILELMEG IKERRKI INP YTTTI EQVFG FMA IGSPGGA LMGKGHVYEE EKKGPFTLKV VIKVAKSLGY FEVIVVLTLN 上記配列に対して次のアミノ酸略語が使用される。
A1a=A; Arg=R; Agn=N; Asp=
D; Cys=C; Gln=Q; Glu=E;G1
y=G; HiszH; 11e=工; LeuxL;
 LygxK; MetxM; PhezF;Pro=
P; Ser++−S; ThrxT;τrpxW; 
TryxY; ValsmV。
式 (式中 R1はHOZCCH(CH2)3CO−である。
H2 R2は−Hである。
R3は−H又は−0CNHz又はCHJ’(R’は−H
10H又は−0CCHzである)である。
Mは一イオン、−H、アルカリ金属又は他の医薬的に使
用し得る塩、医薬的に使用し得るエステル又は容易に除
去し得るカルボキシル保護基である。) で表わされるセファロスポリンC及びその誘導体(式中
R2、Rff及びMは上で定義した通りである。) で表わされる7−アミノセファロスポラン酸に一工程変
換する方法が提供される。
本発明はまたセファロスポリンCのアミノアシボイル側
鎖を一工程切断して7−ACAを得ることができ、すぐ
上の項で列挙した一次翻訳産物アミノ酸配列及びそのい
ずれかの翻訳後修飾を有し、以下で詳しく記載される物
理的/化学的特性を有する酵素、セファロスポリンCア
ミダーゼを提供するものである。
本発明はさらに更に精製、分離、配列決定をしたDNA
断片即ち上の項で列挙したアミノ酸配列を有する酵素セ
ファロスポリンCアミダーゼをコードする遺伝子を提供
するものである。該遺伝子のヌクレオチド塩基配列は以
下に示されその前後に続く制御配列のヌクレオチド塩基
も同様である。
この遺伝子はバチルス・メガテリウムの特定の菌株から
分離され、以下で記載される検定によりセファロスポリ
ンCアミダーゼ活性を有することが見い出された。
本発明によればまた更に酵素をコードする遺伝子配列を
プロモーター配列、例えば強力な構成的プロモーター配
列に融合し得られた構成体を適当なベクターにクローニ
ングし、該ベクターで適当な宿主を形質転換することに
より上で示したアミノ酸配列を有するセファロスポリン
Cアミダーゼ酵素を適当な原核又は真核宿主、例えばバ
チルス種に於て発現させる方法が提供される。この方法
の詳細は以下に示される。
バチルス・メガテリウム及びバチルス・ズブチリス宿主
に形質導入された、該遺伝子と後述する141/142
プロモ一ター配列の融合構成体を含むベクターはアメリ
カンタイプカルチュアコレクション(ATCC)、12
301パークラウンドライブ ロックビル メリーラン
ド20852に寄託されており、寄託番号68024及
び68023で各々指定されている。
一工程酵素切断プロセス 上記式■の化合物に関してR1基はセファロスポリンC
7−ア壽ノアシボイル側鎖であるH(hCCJI(CH
z)+C0一部分を定義する。
Hz “°M”基に対する“容易に除去し得るカルボキシル保
護基”という表現はカルボキシル基の水素に置き換わっ
て該基を後の合成で使用されるいかなる試薬とも反応し
ないようにする通常の置換基を意味する。このようなカ
ルボキシル保護基は該基を含む望ましくない競争反応が
起こることを妨げるためにしばしば必要となる。通常の
保護置換基は“容易に除去し得る”ものでなければなら
ずこれは選択的に除去し得ることを意味し、即ち、セフ
ァロスポリン核と側鎖で行なわれる通常の方法の過程中
除去されるようなものではなく、一方ではセファロスポ
リン核の塩基性環構造又はそれの保護されていない置換
基を妨害するほどは苛酷でない方法によって除去される
ようなものである。
また、式■でM=Hである場合は生理的pHにおいてN
H”とCOO−基により両性イオンが形成され、その場
合Mは実際はアニオンを示す−であることが注目される
R3基は典型的な発酵産物に特有の種々の置換基を含む
ように定義され、例えばセファロスポリンCに対してR
3はC1hR’でありR4は一〇CCFI zである。
R3は定義する置換基は全て主に上で述べた理由から本
発明のセファロスポリンCアミダーゼの酵素作用をいか
なる方法でも妨害しないことが予想される。
従って本発明の方法によればデスアセトキシセファロス
ポリンC(R3=CHtR’ 、R’=H)はセファロ
スポリンCの7−アミノセファロスポラン酸(7−AC
A)への変換と実質的に同程度まで7−アミツデスアセ
トキシセフアロスポラン酸(7−ADCA)に変換され
うる。これは3位の官能基が基質と酵素との結合に決定
的でないという事実に起因する。
セファロスポリンC及び誘導体を7−アミノセファロス
ポラン酸及び誘導体に一工程酵素変換する、本発明に関
する方法は次の通り図式的に示される。
更に詳細には、セファロスポリンCの7−アミノセファ
ロスポラン酸への変換は次の通り例示することができる
本発明の方法は、本発明のセファロスポリンCアミダー
ゼを式Iの化合物とこれらの化合物の式■の化合物への
酵素変換が起こるように有効に接触させる方法であれば
いかなる方法でも行なうことができる。これは最も広義
の“処理する”という言葉の定義である。通常注入流と
して細胞を含まない粗セファロスポリンC又は誘導体の
プロスを使用し、これを粗セファロスポリンCアミダー
ゼブロスとバッチ法で処理することが好ましい。
最初に反応物の実質的な精製を全く必要としないことか
らこの方法が最も効率がよい。勿論変更は可能である。
例えば反応物に互いに接触させる前に所望されるどのよ
うな程度までも精製することができる。またバッチ法で
はなく連続方式でプロセスを行なうことが可能である。
反応物自体の接触はプロセス工学の進歩につれて種々の
方法で変更することができる。従ってセファロスポリン
Cアミダーゼに固定化酵素カラムを使用し、式■の化合
物をこのカラムに通過させることができる。
このようなプロセス工学の別の具体例は膜反応器に関す
ることである。反応物の好ましい接触方法は固定化酵素
カラムを経由するものである。
実験に使用する以下の具体例はセファロスポリンCの酵
素脱アシル化を示すために現在使用される方法を記載し
、これは主に酵素の濃度を増加して多量の7−アミノセ
ファロスポラン酸の生産を促進するためにセファロスポ
リンCアミダーゼの予備的精製を含む。従って実施例の
方法は商業的生産に利用される方法を必ずしも示唆しな
い。
セファロスポリンCアミダーゼ 本発明のセファロスポリンCアミダーゼ酵素を生じる一
次翻訳産物又は前駆体はメチオニン(Net)で始まり
システィン(CV2)で終わる722個のアミノ酸を包
含し、その配列は上で示される。一次翻訳産物は処理さ
れ、即ち産生宿主によって修飾されて本質的に2つのサ
ブユニットからなる活性酵素が得られその開始アミノ酸
配列は次の通り全配列中にアンダーラインされる。
MKF IKSF ILV NAVDAAAA IQ KGKP I PFSKR QYTDENVKKL ΔLTKEVQKRE FDVQKMGANS NR3TADVKEG SG IMVPDYGF TIIASVSETI KPQHIGNVQA NGAVYPYTAE KAKWNEKDKE C TFSFFCMITP LSLNVVEPMM E(TTGKAVGVP QNNQAAANVE GTMTTEDLEN PEYL)(YLTEA DPWKYEGTEP MLNNEMTDFD MNVLDHQML I V I FDYEKGKM QMKL TNEKPY ALLEKDPAD 1 AFASVPGVDK SG IGGGGF IM GTLKGVETAL VPNGQPLKEG YVVKEREP IR MHLAFADRAA TSMKKVKEEK ATPGGVNQVE QDAILAPRIY YGGADNTREG IQSDKLLLGL EDPEDDGSVT SMGRGATKG I IYNKKENK IT EKYGTLDISQ DTLVQPDLAK SEYRGYELAG YMADEDFYDV TP IGQTTHFS PGKRPRSSMS SAGYPTVRWE TVQGVYNVSY GV I GTGDLET I TFHSKFKFH VSVSHPLAAE MLDSREMAPQ VIDPAIKQAE TLKLIKKQGS AASPSSGSLT PTKGLLDEDY VMDKWGNMVA PTFVLKDGNP PGI EQNTRLE KSKKPKE IKE FRPDKKSYLP MVDNTLRDEE AGIKILKQGG NVTPELFLDG KGVKVNWITA EVFYSGQIGK VQQILELMEG IKERRKI INP YTTTI EQVFG FMA IGSPGGA LMGKG)(VYEE EKKGPFTLKV V IKVAKSLGY FEV IVVLTLN 遺伝子産物即ち722個のアく)酸を包含している一次
翻訳産物は本明細書で記載される酵素的に活性であると
いう点で本発明の一部である。また上述したようにその
酵素的に活性なサブユニット、特に本質的に酵素活性を
生じる翻訳後修飾も含まれる。別の人工的変更も可能で
ある。予測では本発明のセファロスポリンCアミダーゼ
の小さい方のサブユニットあるいは同一酵素の異なるコ
ンホメーションはその配列が本明細書に列挙された酵素
の全酵素活性を保持する。本発明のアミダーゼ酵素のこ
れらの形はその完全な機能等傷物であって本発明の一部
であると考える。これらの形は単独遺伝子産物即ちDN
Aの単一遺伝子ユニットから造られ、翻訳後に構造的に
修飾されるタンパクであることから微小不均一形と呼ば
れることがある。生化学者によく知られた手法を用いて
本発明のセファロスポリンCアミダーゼ酵素に種々の変
化を起し、次にセファロスポリンCアミダーゼとしての
酵素活性を後述される検定を用いて迅速且つ効率よく評
価することが可能である。このようなよく知られた手法
にはN−末端に於けるアセチル化、グリコジル化、リン
酸化及びタンパク質分解がある。タンパク質分解にはエ
キソタンパク質分解があり、1個以上の末端アミノ酸を
順番に酵素的に切断してもとの遺伝子産物より少ないア
ミノ酸を有する微小不均一形を生成することができる。
タンパク質分解にはアミノ酸配列中の特定の場所でペプ
チドを切断するエンドプロテアーゼの作用の結果生じる
エンドタンパク質修飾も含むことができる。同様の修飾
は精製プロセス中で起こることがあり微小不均一形の生
産をもたらすことがある。しかしながら精製中に生じる
最も普通の修飾はタンパク質分解であるが一般にプロテ
アーゼ阻害剤の使用によって最小限に抑えられる。
よく知られている通り、酵素の生化学作用はそのアミノ
酸配列だけでなく全体の高次構造によっても決定される
。その上酵素の高次構造は環境上誘起される変化例えば
pH,温度、溶媒系、培地、イオン的要因等を受けやす
い。このような環境上誘起される酵素の高次構造の変化
がセファロスボリンCアミダーゼ活性の喪失を生じない
かぎり酵素の種々の高次構造は本発明の一部である。
上で列挙した本発明のセファロスポリンCアミダーゼ酵
素のアミノ酸配列は酵素をコードする遺伝子のDNA配
列解析によって推定され、それらの結果の正確さはバチ
ルス・メガテリウムの3つの異なった菌株からの3つの
独立した分離物の配列決定をすることによって実証され
た。しかしながら100%の正確さは全体として保証で
きないことから、それが独自に持っている多くの物理的
及び化学的特性によって本発明のセファロスポリンCア
ミダーゼ酵素を同定することも望ましいと考えられた。
このようなデータを得た酵素の精製については以下で更
に詳しく説明される。これらのデータは次の表に示され
る。
A、構造 1 ゲル濾過による見掛けのMW : 126.000
2 サブユニットMW(SOS PAGEによる):α
(大):45ka;β(小):37kd3 化学量論:
α(2)β(2)オリゴマー(MW  約165kd) 4 比活性:1〜3μモル 7−ACA/■酵素/時間
(酵素の希釈により増加する)B、速度論 1 至適温度=37〜40°C 2至適pu  :’r〜8 3 安定なpH範囲:5.0〜8.0 4 活性は10〜15%(w/v)硫酸アンモニウムで
促進される 5 に旧1.3mMセファロスポリンCアミダーゼ〔グ
ルタリル−4−アミノベンゾエートによるに+++は約
Mであるが代謝回転数は20倍高い〕 6 基質特異性 DAC>Cep hC>DAOC ■2.5%  9.1%  2.3% (3時間に於ける7−ACA産生%) (DAC=デスアセチルセファロスポリンC1DAOC
−デスアセトキシセファロスポリンC〕 C1阻害剤 l  PenG又は6−APAによって阻害されない2
 強力な阻害剤(10mMに於ける>90%阻害)グリ
シン   L−アラニン グルタメート D−アラニン グルタミン 酵素をコードする遺伝子 本発明の一次翻訳産物セファロスボリンCアξダーゼ酵
素をコードする遺伝子は722個のコドンを含みこれは
一次翻訳産物酵素の722個のアミノ酸に相当する。コ
ドンの正確な配列は以下に示され遺伝子それ自体は配列
を示すために用いられる番号系のヌクレオチド塩基1で
始まり塩基2166で終わる。遺伝子配列の前にあるヌ
クレオチド塩基(コドン)の配列、塩基−163〜−1
と遺伝子配列の後に続く塩基(コドン)の配列、ヌクレ
オチド塩基2167〜2370は遺伝子が分離されたバ
チルス・メガテリウム細胞中の遺伝子の調節配列を含む
。先行配列は具体的にはプロモーター配列及びリポソー
ム結合部位を含む。これらの追加の配列は遺伝子の一部
ではないが原核宿主バチルス種における遺伝子の効率の
良い転写に関与する可能性があるため、本発明の一部で
ある。ヌクレオチド塩基の全配列は次の表でコンパクト
にした形で示される。
上で示したヌクレオチドの特定の配列のほかに本発明の
セファロスポリンCアミダーゼ遺伝子は種々のエンドヌ
クレアーゼ即ち制限酵素が遺伝子を切断する点でも特異
的に特徴づけられる。これらは次のチャートに要約され
示される。全酵素は全て6塩基又はそれ以上の長さの認
識配列を1つ有する。
本発明の遺伝子のヌクレオチド塩基の及び翻訳された本
発明の酵素のそれに対応するアミノ酸の特定構成を次の
表で%に基づいて示す。
TT TTC TA TTC Phe Phe eu eu 2.6% 1.1% 2.2% 1.2% TGT TGC TGA CG er er er er 1.0% 、4% 1.4% 、8% AT AC AA AG TT TC TA TTC eu eu eu eu 1.2% 、3% 1.1% 、7% TGT TGC TGA CG Pr。
Pr。
Pr。
Pr。
1.0% 1.0% 1.9% 1.7% AT AC AA AG TT TC TA TTC 1e 1e 1e Met 2.9% 1.7% 1.8% 3.7% TGT TGC TGA CG hr hr hr hr 1.7% 1.2% 1.5% 1.8% AT AC AA AG TT TC TA TTC al al al a1 2.2% 1.0% 2.8% 1.5% TGT TGC TGA CG la la la la 2.1% 1、1% 2.6% 1.0% AT AC AA AG Tyr  25 3.5% TGT  CysTyr 
  2 .3% TGCCys−−TGA O−−TGGTrp 、3% 、0% 、7% is is ln ln 1.0% 、4% 3.7% 、0% GT GC GA GG rg rg rg rg 、3% 、4% 、0% 、0% sn sn Lys Lys 3.6% 、6% 7.3% 2.1% GT GC GA GG er er rg rg 1.1% 、4% 1.7% 、3% sp sp lu lu 4.7% 、7% 6.0% 1.9% GT GC GA GG ly 1y ly 1y 1.9% 1.5% 4.6% 、8% 本発明の目的はまた適当な原核又は真核宿主例えばバチ
ルス種に於て発現させることによりセファロスポリンC
アミダーゼ酵素を改良された収率で製造する方法を提供
することであり、該宿主はプロモーター配列例えば強力
な構成的プロモーターへ該遺伝子を融合させた構成体で
形質転換される。このプロセスの要素はすぐ次で詳しく
記載される。
部位時 的−験  ・ 銖 プロモーター配列例えば強力な構成的プロモーター配列
に融合したセファロスポリンCアミダーゼをコードする
遺伝子を包含している構成体による原核又は真核宿主の
形質転換にはベクターの使用が必要である。好適な原核
宿主であるバチルス種に関しては、ベクター構築を容易
にするために、部位特異的試験管内変異誘発によってB
amH1部位をアミダーゼコード配列の前に導入し、翻
訳の開始点から29塩基対上流のチミン(T)残基をシ
トシン(C)残基に変換した。これは次のオリゴヌクレ
オチドを合成することによって遠戚された。
51  AATGATTATGGATCCATTGT 
 31このオリゴヌクレオチドをM 13+++p19
にクローン化したセファロスポリンCアミダーゼ遺伝子
にハイブリダイズさせ、標準の変異誘発反応はDNA第
3巻、479〜488頁(1984年)に記載される形
式で行なった。適切な塩基変更を取込んだ変異体は新し
いBa581部位が存在することによって同定され、D
NA配列決定によって確認された。
変更配列及びセファロスポリンCアミダーゼ構造遺伝子
に対するその位置は以下に示される。
−20−10+1 ★       ★        ★       
 ★AACA Bamfl工 Met Lys Phe な   プロモーターの人 DNA第5巻、219〜225頁(1986年)に記載
されたように、pUBlloのHpa■プロモーターに
基づく台底プロモーターは次の方法で合威した0次の配
列を有する2つのオリゴヌクレオチド(各々141及び
142)を合威した。
ATA−31 (オリゴヌクレオチド142) 2つのオリゴヌクレオチドは各オリゴヌクレオチドの末
端の16塩基対にかけて相補的である。従ってこれらは
互いにハイブリットを形威し、DNAポリメラーゼIク
レノウ断片とデオ″キシヌクレオチドの混合物により補
填された。これは各オリゴヌクレオチドの5′端に存在
するBawl Iサイトによってクローニングに適した
2本鎖構造となった。
バシラス原核宿主に於けるセファロスポリンCアミダー
ゼ遺伝子の発現に適した他のプロモーターも合成するこ
とができ、本発明の一部であると考えられる0例えば次
のプロモーターを合威し、90/91と命名した。
TATAAコ TTCTCATAGmGAAGGATCC−3’このプ
ロモーターCよ強力なバチルスプロモーターであること
がJ9Mo1. Rial、第186巻547〜55J
J(1985年)に報告されており、クロラムフェニコ
ールアセチルトランスフェラーゼ遺伝子を発現させると
き上述した141/142プロモーターより10倍活性
が強いことが確定している。
また天然のバチルス・メガテリウムプロモーターである
別の適切なプロモーターが見い出され分離されている。
これはクロラムフェニコールアセチルトランスフェラー
ゼ遺伝子を発現させるとき141/142プロモーター
より約5倍活性があることが見い出された。その塩基対
配列は次の通りである。
TATATATCA I セファロスポリンCアミダーゼ遺伝子の強力な台底構成
的プロモーターへの 上記“部位特異的試験管内変異誘発”の項で記載した変
更5′配列を有するセファロスポリンCアミダーゼ遺伝
子と、すぐ上の項に記載した合成強力構成的プロモータ
ーをBa−〇1部位で結合した。
この融合産物の詳しい説明はすぐ下の項に示され、種々
のプロモーター領域(A+T、 −35,−10)、リ
ボゾーム結合部位(RBS)及び翻訳の開始点を含む。
ベクター cpc−tの ラベルされたpCPC−1、セファ、ロスボリンCアミ
ダーゼ発現ベクターは、強力な構成プロモーター141
/142に融合させたアミダーゼ遺伝子をジーン第29
巻、21〜26頁(1984年)に記載されるバチルス
/大腸菌シャトルベクターpMK4にクローン化するこ
とにより構成した。
、−Zoo      −90−80−70−60! 
ACA  GCCTCG  CAG AGCACA  
CACu λAT ATA AAG  TA? GTG
Barmズ            A + τ 領 
  域        −35TTA TACTTT 
ACT TGG AAG TGG TTG 鉱u猛AT
G GTCA’rT TTG 払U記BamHI   
          朋5141/142  配列  
  遺伝子配列 ′★           ★ GACTAA Trr ATG AAA TTr AT
A AAA AGT m ATT TrA GTr A
CT TrCAGTMet Lys Phe XXe 
Lye Ser Phe Ile Leu Val T
hr Phe 5er★          ★   
       責TrCm TGT ATG ATr 
ACA  CCG  GCT ’jTT GCA AG
T GTCCCT GGA GTG  GATPhe 
l’he Cyg Met 11@ ’Thr Pro
 Ala the Ala Ser Ala Pro 
Gly Val Ag2バチルス・ズブチリス及びバチ
ルス・メガテリウム述したpCPC−1ベクターをバチ
ルス・ズブチリスATCC39620及びバチルス・メ
ガチリウムNP−1にMo1ec、 Gen、 Gen
et、第168巻、111〜115頁(1979年)及
びJ、 Bact。
第142巻、508〜512頁(1980年)に記載さ
れるような標準法で形質導入した。“NP1′はセファ
ロスポリンCアミダーゼをほとんどあるいは全く産生し
ないバチルス・メガテリウム株を示す。形質転換体及び
対照培養液をクロラムフェニルコール10μg/d、を
含むLB培地で一晩培養し、これを用いてクロラムフェ
ニコール10μg/dを含む発酵培地(FM)の培養液
に接種した。これらの培養液を28℃で3〜4日振盪し
ながら増殖させた。上清を硫酸アンモニウム沈殿(75
%硫酸アンモニウム画分)で5倍に濃縮し、基質として
セファロスポリンCを用いてセファロスポリンCアミダ
ーゼ活性を検定した。
200μl検定混合液は50 sM KIPOn (p
H7,5)、5%グリセロール及び15%N)1.sO
,中セファロスポリンC(最終濃度)2■/dと5倍濃
縮培養上清180μlを含有した。セファロスポリンC
からの7−アミツセフアロスボラン酸(7−ACA)の
遊離をHPLCで検定した。
pCPC−1で形質転換したバチルス・メガテリウムN
P−1は反応混合液l11当り3時間検定時間当り7−
ACA  157μgを遊離したが、一方、NP−1の
対照培養液は7−ACA約2μgを遊離した。pCPC
−1で形質転換したバチルス・サチリスATCC396
20は7−ACAo、52μgを遊離したが、一方バチ
ルス・ズブチリス39620の対照培養液は陰性であっ
た。
γ−グルタミルーp−アミノ安息香酸をセファロスポリ
ンCアミダーゼの基質として使用したとき、セファロス
ポリンCアミダーゼ活性はLB培地で増殖した一夜培養
液にも見い出すことができた。pCPC−1で形質転換
したバチルス・ズブチリス39620は2.7単位の活
性を生じた(1単位は1ナノモルのp−アミノ安息香酸
(PABA)/分/−培養上清の遊離と定義される)が
対照培養液は陰性であった。基質としてT−グルタミル
−p−アミノ安息香酸を用いるとpCPC−1で形質転
換したB、メガテリウムNP−1は3.5単位のアミダ
ーゼ活性を生じたが、対照培養液は陰性であった。
原核宿主 上で示した通り、セファロスポリンCアミダーゼ遺伝子
の発現はバチルス・メガテリウム及びバチルス・サチリ
スで得られた。適当なプロモーターの使用により該遺伝
子の発現はバシラス属のいかなる種に於ても得ることが
できることが予想され従って本発明は多くのバシラス属
を包含する宿主に於ける該遺伝子の発現方法に関する。
適当なプロモーター配列の使用及び該プロモーター配列
に本発明のセファロスポリンCアミダーゼ遺伝子を融合
させた構築体物を含む適当なベクターの構築により真核
及び他の原核宿主例えば特にストレプトマイセス、サツ
カロミセス、アスペルギルス、セラチア、セファロスポ
リウム及びニジエリチアの様々な種に於て遺伝子の発現
を得ることが可能であることも予想される。
7−アミツセフ70スボランM (7−ACA)を与え
るセファロスポリンCの酵素的脱アシル化を示すために
以下に例示される一般操作を続けた。
琶聚與製 コロニーをクロラムフェニコールヲ含むLB’1天培地
から分離した。
クロラムフェニコールを含む液体LB培地に接種し、3
7°Cで18時間培養後、産生培地に接種し、30℃で
60〜96時間培養する。
細胞浮遊液を収集し遠心分離して細胞を除去する。(N
Ha) zsO4を用いて55〜75%飽和で分画し、
活性を濃縮及び部分精製する。
活性の検定:酵素180μlを20μlの20■/dセ
フアロスポリンCと温度する。
37°Cで3時間後HPLC検定により7−ACAを定
量する。
本発明の酵素を分離精製した方法の更に詳しい説明はす
ぐ下に示される。
琶塞豊製 バチルス・メガテリウムの培養菌は記載した通り増殖さ
せた。細胞を遠心分離によってブイヨンから除去した。
ブイヨンを55%硫酸アンモニウム飽和とし、沈降物を
遠心分離によって除去した。
次いで上清を75%硫酸アンモニウム飽和とし、セファ
ロスポリンCアミダーゼを含む沈降物を遠心分離によっ
て沈殿させた。この沈降物を原培養量のl/10の15
%(w/v)硫酸アンモニウム、50mMリン酸ナトリ
ウム、5%(w/v)グリセロールpH7,5に再浮遊
させた。
10倍濃縮酵素を飽和硫酸アンモニウムの添加により1
5〜18%−/V硫酸アンモニウムとし、0.4μフイ
ルターで濾過した。この4−を予め18%(w/v)硫
酸アンモニウム、50mMリン酸カリウムpH7,0で
平衡にしたジンクロームシンクロパック(Synchr
ome 5ynchropak )プロピルカラム(2
5C1l X 4.1 mM)に注入した。流速はld
/分とした。
注入後10分間移動相組成は未変化のままであった。1
0〜40分の移動相は直線的に0%硫酸アンモニウム、
50mMリン酸ナトリウムpH7に変化した。40〜5
0分の移動相組成は未変化のままであった。1分当り2
百分を集め、セファロスポリンCアミダーゼ活性を検定
した。活性は22〜25分に溶出した。
最も活性を有する5両分をプールしセントリコン30(
アミコン)の限外濾過で約50u1.に濃縮した。この
濃縮酵素をゾルボックス(Zorbox )CF250
 (デュポン)カラム(250+++MX9.4w+M
)に注入した。カラムは前もって平衡化してあり10%
(w/v)硫酸アンモニウム、50+wMリン酸カリウ
ムρI(7,0で1m/分で展開した。5画分/分を集
めた。注入後約9分で全セファロスポリンCアミダーゼ
活性が2画分に回収された。
これらの活性画分の硫酸ドデシルナトリウムゲル電気泳
動はセファロスポリンCアミダーゼが約99%の全クー
マシー染色タンパク質に相当することを示した。
以下で更に詳細に例示される通り上述の一般操作は実験
に使用している具体例に従った。
尖隻撚土 バチルス・メガテリウムの培養からのセファロスポリン
Cアミダーゼ活性の調製及び検定隻髪粂佳 1、菌株を次の組成を有するLB寒天プレート(クロラ
ムフェニコール10μg/−添加)で保存した。
成分  g/l トリプトン    10 酵母エキス    5 NaCI!       5 寒天      15 2、再分離したコロニーはLB+クロラムフェニコール
プレートにストリークして得、次に37°Cで一晩イン
キユベートした。分離したコロニーを使用して寒天成分
が欠けていることを除いては上で挙げた培地と同じLB
+クロラムフェニコール液体培地5−に接種した。これ
らの培養を37°Cで一晩インキユーベートした。
5−の−夜培養液を使用してクロラムフェニコール10
μg/dを添加した発酵培地(FM)40M1の培養液
に接種した。FMは次の組成を有する。
3゜ 成分   g/l 牛肉エキス     4.5 カシトン     9.0 大豆ξ−ル    15.0 デキストロース   5.0 可溶性デンプン  30 4、FM中の培養菌を培養液のpHが8.0以上になる
まで30°に於て回転振盪器(220rpn+)で3〜
4日間インキュベートした。
舅」11区 1、細胞を培養液から10.00Orpmで10分間遠
心分離して除去した。
2、 この遠心分離した上清2.511!!に飽和硫酸
アンモニウム7、51dを加え、次に氷上で10分互い
た後、10.00Orpm+で10分間遠心分離した。
基質としてセファロスポリンCを用いて検定するために
、沈降物を高塩緩衝液()ISB)0.5dに再浮遊し
た。H3Bは次の組成を有した。
H3B 50+M KHPOa、  pH7,55% グリセロ
ール 15% NH,SO4 聾案捻足 】、基質原液はセファロスポリンC20■を水1艷に溶
解して調製した。
2、 セファロスポリンC原液(20μl)を回収酵素
(180μl)に加え、この混合液を37°Cで3時間
インキュベートした。7−ACAの生成をHPLCでモ
ニターした。次のHPLC条件を使用した。
移動相   50mMに1ltPO4 流速 2.0d/分 温 度   室温 検出器   254nm 試料サイズ 20μ1 機 器   ウォーターズ社 7−ACAの保持時間はこれらの条件下で約5.0分で
あった。
蛮辻挟定級果 1、上述のプロセスにより、酵素調製試料は、セファロ
スポリンC2■/I11の存在下7−ACA 157μ
g/反応混合液d/3時間温置を生成した。
失旗拠主 セファロスポリンCの7−アミノセファロスポラン酸へ
の一工程酵素変換:切断生成 生坐皇援璽り 本発明によるセファロスポリンCの7−アミノセファロ
スポラン酸(7−ACA)への変換が実際に単独酵素(
セファロスポリンCアミダーゼ)によって達成される一
工程プロセスであることを更に立証するために、実施例
1で上述した通り切断を行なわせるが、実施例1で記載
したHPLCにより7−ACAの生成を測定するほかに
他の切断生成物アミノアジピン酸の出現を更に測定する
これはベックマン6300ハイパーフオーマンスアナラ
イザーを用いた行なわれる。酵素はセファロスポリンC
(最終濃度2■/l11)と37℃で2.8時間インキ
ュベートする。分離生成物がモル比1:1であることが
アくダーゼ酵素によるセファロスポリンCの7−ACA
への一工程変換の良い証拠である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、セファロスポリンC及び誘導体を、一次翻訳産物で
    ある次のアミノ酸配列、 【遺伝子配列があります。】 又はその翻訳後修飾物、又は一工程セファロスポリンC
    アミダーゼとしての酵素活性を有するサブユニットを含
    むセファロスポリンCアミダーゼで処理することを特徴
    とする、セファロスポリンC及びその誘導体を対応する
    7−アミノセファロスポラン酸及び誘導体に一工程変換
    する方法。 2、式 I の化合物を式IIの化合物に一工程で変換する
    ことができる酵素、セファロスポリンCアミダーゼで式
    I の化合物を処理し、該酵素が請求項1で示したもの
    であることを特徴とし、次式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I .) {式中 R^1は▲数式、化学式、表等があります▼である。 R^2は−Hである。 R^3は−H又は▲数式、化学式、表等があります▼又
    はCH_2R^4(R^4は−H、−OH又は▲数式、
    化学式、表等があります▼である)である。 Mは−H、アルカリ金属又は他の医薬的に使用し得る塩
    、医薬的に使用し得るエステル又は容易に除去し得るカ
    ルボキシル保護基である。} で表わされるセファロスポリンC及びその誘導体を式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II.) で表わされる7−アミノセファロスポラン酸に一工程変
    換する方法。 3、式 I の化合物がセファロスポリンCであり、式II
    の化合物が7−アミノセファロスポラン酸である請求項
    2記載の方法。 4、一次翻訳産物である次のアミノ酸配列又はその翻訳
    後修飾物又は一工程セファロスポリンCアミダーゼとし
    ての酵素活性を有するサブユニットを包含する酵素セフ
    ァロスポリンCアミダーゼ。 【遺伝子配列があります。】 5、次の物理的及び化学的特性を有する酵素、セファロ
    スポリンCアミダーゼ A、構造 1、ゲル濾過による見掛けのMW:126,0002、
    サブユニットMW(SDS PAGEによる)α(大)
    :45kd、β(小):37kd 3、化学量論:α(2)β(2)オリゴマー(MW約1
    65kd) 4、比活性:1〜3μモル7−ACA/mg酵素/時間
    (酵素を希釈すると増加する) B、速度論 1、至適温度:37〜40℃ 2、至適pH:7〜8 3、安定なpH範囲:5.0〜8.0 4、活性は10〜15%(w/v)硫酸アンモニウムで
    促進される 5、Km:1.3mMセファロスポリンCアミダーゼ〔
    グルタリル−4−アミノベンゾエート(GAB)による
    KmはほぼMであるが回転数は20倍高い〕 6、基質特異性 DAC>CephC>DAOC 12.5%>9.1%>2.3%(3時間に於ける7−
    ACA産生%) 〔DAC=デスアセチルセファロスポリンC、DAOC
    =デスアセトキシセファロスポリンC〕 C、阻害剤 1、PenG又は6−APAにより阻害されない 2、強力阻害剤(10mMに於ける>90%阻害)グリ
    シン、L−アラニングルタメート、D−アラニングルタ
    ミン又は一工程セファロスポリンCアミダーゼとしての
    酵素活性を有するそのサブユニット。 6、酵素、セファロスポリンCアミダーゼをコードし、
    該酵素を発現することができ、実質的に次のヌクレオチ
    ド塩基配列からなる精製され分離されたDNA配列。 【遺伝子配列があります。】 又は一工程セファロスポリンCアミダーゼとしての酵素
    活性を有する酵素を生産できるそのいずれかのサブユニ
    ット。 7、一工程セファロスポリンCアミダーゼ酵素をコード
    する請求項6で示したヌクレオチド塩基配列を有する部
    分と、バチルス原核宿主種に於ける該アミダーゼの発現
    に適したプロモーター配列の双方を包含している組換え
    体DNA分子。 8、一工程セファロスポリンCアミダーゼ酵素をコード
    する請求項6で示したヌクレオチド塩基配列を有する部
    分と、真核又は原核宿主に於ける該アミダーゼの発現に
    適したプロモータ配列の双方を包含している組換え体D
    NA分子。 9、本質的に酵素セファロスポリンCアミダーゼをバチ
    ルス属の原核宿主の少くとも1種に於て発現することか
    らなり、該宿主は該酵素をコードし請求項6で示したヌ
    クレオチド塩基配列を有する遺伝子にプロモーター配列
    を融合させてできる構築物を含むベクターで形質転換さ
    れている、セファロスポリンCを7−ACAに一工程変
    換することができる酵素、セファロスポリンアミダーゼ
    の製造方法。 10、本質的に酵素、セファロスポリンCアミダーゼを
    真核又は原核宿主に於て発現することからなり、該宿主
    は該酵素をコードし請求項6で示したヌクレオチド塩基
    配列を有する遺伝子にプロモーター配列を融合させてで
    きる構築物を含むベクターで形質転換されている、セフ
    ァロスポリンCを7−ACAに一工程変換することがで
    きる酵素セファロスポリンアミダーゼの製造方法。
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