JPH03178824A - 車両用空調制御装置 - Google Patents

車両用空調制御装置

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JPH03178824A
JPH03178824A JP31942689A JP31942689A JPH03178824A JP H03178824 A JPH03178824 A JP H03178824A JP 31942689 A JP31942689 A JP 31942689A JP 31942689 A JP31942689 A JP 31942689A JP H03178824 A JPH03178824 A JP H03178824A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は車両用空調制御装置に係り、特に、空調機構
の駆動開始の際に車室外温度と車室内温度との温度差に
よる違和感を与えるのを防止するとともに、設定車室内
温度への応答性を向上し、しかも構成の簡素化を図り得
る車両用空調制御装置に関する。
〔従来の技術〕
車両においては、あらゆる気候、走行条件等において乗
員に快適な環境をもたらし、また、窓の曇りや霜付きを
防止して運転者の視界を確保し、快適で安全な運転を可
能とするために、空調制御装置を設けている。
この空調制御装置は、温調部を構成すべく、空調用空気
通路の上流端側に車両の車室内空気である内気を導入す
る内気導入通路と車室外空気である外気を導入する外気
導入通路とを連絡して設け、内気導入通路と外気導入通
路とを内外気切換ダンパにより切換開閉し、空調用空気
通路には上流側から順次に冷房用のエバポレータと暖房
用のヒータコア及び温度調整用のエアミックスダンパと
送風用のプロワファンとを設け、また、吹出部を構成す
べく、空調用空気通路の下流端側に車室の各部に空調用
空気を吹出させる複数の吹出通路を設け、上述の温調部
と吹出部とからなる空調機構を備え、しかも、この空調
機構を駆動制御する制御手段を有している。
このような空調制御装置においては、例えば、第7図に
示す如く、マイクロコンピュータからなる制御手段30
2において、外気温度センサ304からの車室外空気で
ある外気の車室外温度と設定温度スイッチ306からの
設定車室内温度とを外気温度補正部308に人力させ1
、また、設定車室内温度と車室内温度センサ310か・
・)の実際の車室内温度εを温度偏差算出部312に入
力させ、さらに、日射セン(す314からの日!!t 
iを日射補正部316に人力させ、そして、外気温度補
正部308と温度偏差算出部312と日射補正部316
とからの各出力信号を空調制御部318に人力させ、こ
の空調制御部318で得た演算値に対応するこの制御手
段318からの制御信号によって空調機構320のプロ
ワファン322の駆動やエアミックスダンパ324の作
動を行わせ、車室内温度を変更したりして環境状態を調
整しているものがある。
更に、車室内環境状態を改善するための空調制御装置と
しては、例えば、実開昭59−89711号公報に開示
されている。この公報に記載のものは、車室内温度によ
って窓を開閉制御するとともに、雨滴センサからの信号
があった場合に窓を閉成するものである。
L発明が解決しようとする問題点〕 ところで、従来の空調制御装置においては、車室内温度
状態によ、て窓の開閉を行わせるので、例えば、車室内
温度が日射のために所定値以上にな6と、窓が「1動的
に開成されてしまう。即ち、Cのように窓が車室内温度
にのみ応じて開成すると、春や秋等の季節において、日
射等で車室内温度が所定値以上になると、空調機構の駆
動開始時に車室外温度が低い状態で窓が開成されてしま
い、乗員は、涼しさよりも寒さを感じて違和感を与えろ
という不都合があるとともに、窓が必要以上に早期に開
成されて(9,まうので、空調機構の駆動によって車室
内温度を低下させて設定車室内温度に制御する際に設定
車室内温度になるまで長い時間を要し、設定車室内温度
への応答性が悪化するという不都合があった(第5図の
破線Nで示す)。
〔発明の目的〕
そこでこの発明の目的は、上述の不都合を除去すべく、
空調機構の駆動開始の際に車室外温度が設定車室内温度
を越えて所定値以上となり且つ車室外温度と設定車室内
温度との温度差が一定値以上の場合に開口部を開成すべ
く開閉体を動作させるとともに開閉体の開動作時から所
定時間経過後に開口部を閉成すべく開閉体を動作させる
ことにより、空調機構の駆動開始の際に車室外温度と車
室内温度との温度差による違和感を与えるのを防止させ
るとともに、車室外温度と設定車室内温度との温度差が
一定値以上でのみ開口部を開成させて設定車室内温度へ
の応答性を向上させ、しかも空調機構の変更を不要とし
て構成の簡素化を図り得る車両用空調制御装置を実現す
るにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するためにこの発明は、車室内環境状態
を調整すべく開閉体を開閉動作させて開口部を開閉制御
するとともに空調機構を駆動制御する車両用空調制御装
置において、前記空調機構の駆動開始の際に車室外温度
が設定車室内温度を越えて所定値以上となり且つ該車室
外温度と前記設定車室内温度との温度差が一定値以上の
場合に前記開口部を開成すべく前記開閉体を動作させる
とともに該開閉体の開動作時から所定時間経過後に前記
開口部を閉成すべく前記開閉体を動作させる制御手段を
設けたことを特徴とする。
〔作用〕
この発明の構成によれば、制御手段は、空調機構の駆動
開始の際に、車室外温度と設定車室内温度とを入力し、
車室外温度が設定車室内温度を越えて所定値以上となり
且つ車室外温度と設定車室内温度との温度差が一定値以
上の場合に開口部を開1すべく開閉体を動作させるとと
もに開閉体の開動作時から所定時間経過後に開口部−を
閉成すべく開閉体を動作させる。これにより、空調機構
の駆動開始の際に、車室外温度が所定値以上で開口部を
開成するので、車室外温度と車室内温度との温度差によ
る違和感を与えるのを防止するとともに、車室外温度と
車室内温度との温度差が一定値;双1で開口部を開成す
るので、車室内温度が設定車室内温度になるまで早くな
り、設定車室内温度への応答性を向上し、しかも、空調
制御のために既設の空調機構の変更を不要とするので、
構成の簡素化を図ることができる。
(実施例〕 以下図面Gこ基づいてこの発明の実施例を詳細且−°)
具体的に説明する。
第1〜・5図は、この発明の第1実施例を示すものであ
る。図において、2は車両用の空調制御装置である。こ
の空調制御装置2においては、温調部4および吹出部6
等からなる空調機構8を有している。
前記温調部4においては、車室内空気である内気を導入
する内気導入通路10と車室外空気である外気を導入す
る外気導入通路12とが集合して空調用空気通路14の
上流側に連通している。内気導入通路IOと外気導入通
路12とは、内外気切換ダンパ16の回動作によって切
換開閉される。
空調用空気通路14内には、内外気切換ダンパ16側か
ら順次に、プロワファン18、エバポレータ20、エア
ミックスダンパ22、そしてヒータコア24が配設され
ている。
また、前記吹出部6においては、空調用空気通路14の
下流側には、デフロスタ吹出口26とベント吹出口28
とフート吹出口30とが分岐して連通している。デフロ
スタ吹出口26はデフロスタ吹出ロダンバ32の回動に
よって開閉されるとともに、ベント吹出口34はベント
吹出口ダンパ34の回動によって開閉され、更に、フー
ト吹出口30はフート吹出ロダンバ36の回動によって
開閉される。
前記空調機構8は、制御手段38によって駆動制御され
る。
この制御手段38には、入力側として、車室外の外気温
度を検出する外気温度センサ40と、車室内温度を検出
する車室内温度センサ42と、設定車室内温度を調整す
る温度設定用スイッチ44と、日射量を検出する日射セ
ンサ46とが連絡しているとともに、出力側として、空
調機構8の少なくともプロワファン18とエアもツクス
ダンパ22とに連絡し、更に、開閉体用モータ48を介
して開閉体50に連絡している。
この開閉体50は、パワーウィンドウを備えた車両にあ
っては窓口を開閉するパワーウィンドウであり、あるい
はまた、サンルーフを備えた車両にあっては屋根のサン
ルーフ開口を開閉するサンルーフである。
前記制御手段38には、第2図に示す如く、開閉体50
の開閉を制御するために、外気温度センサ40と温度設
定用スイッチ44とが連絡する開閉体開閉判定部52と
、この開閉体開閉判定部52に連絡して前記開閉体用モ
ータ48に制御信号を出力する開閉体開閉制御部54と
を設ける。
この第2図の制御系のブロック図を、通常の空調制御を
する第7図の制御系のブロック図に追加すると、第3図
に示すブロック図となる。
即ち、第3図に示す如く、制御手段38には、開閉体開
閉判定部52と開閉体開閉制御部54とが夫々連絡して
設けられ、また、外気温度補正部56と温度偏差算出部
58と日射補正部60とが空調制御部62に夫々連絡し
ている。前記開閉体開閉判定部52には、外気温度セン
サ40と温度設定用スイッチ44とが連絡している。前
記外気温度補正部56には、外気温度センサ40と車室
内温度センサ42とが連絡している。前記温度偏差算出
部58には、温度設定用スイッチ44と車室内温度セン
サ42とが連絡している。そして、前記日射補正部60
には、日射センサ46が連絡している。
また、第3図において、出力側として、開閉体開閉制御
部54に開閉体用モータ48が連絡しているとともに、
空調制御部62にはプロワファン18およびエアミック
スダンパ22が連絡している。
前記制御手段42は、入力側からの各信号を入力し、空
調機構8の少なくともプロワファン18とエアミックス
ダンパ22とを駆動制御するとともに、空調機構8の駆
動開始の際に車室外温度が設定車室内温度を越えて所定
値以上となり且つ該車室外温度と設定車室内温度との温
度差が一定値以上の場合に開口部である窓口やサンルー
フ開口(図示せず)を開成すべく開閉体50を動作させ
るとともに該開閉体50の開動作時から所定時間経過後
に上述の開口部を閉成すべく開閉体50を動作させ、車
室内環境状態を調整するものである。
前記車室外温度の所定値とは、例えば、設定車室内温度
よりも高い温度であるとともに、開閉体50を開動作さ
せても外気が乗員に寒さを感じさせない温度である。
また、前記車室外温度と車室内温度との温度差の一定値
以上とは、例えば、開閉体50を開動作した際に外気に
より車室内温度をより早く設定車室内温度に低下させる
ことのできる値である。
次に、この第1実施例の作用を、第4図(a)、(b)
のフローチャートおよび第5図(a)、(b)、(C)
のタイムチャートに基づいて説明する。
通常の自動空調制御のメインルーチンは、第4図(a)
の如き実行される。即ち、空調機構8の駆動開始が行わ
れると、プログラムがスタート(ステップ102)L、
先ず、初期設定をしくステップ104)、そして、設定
車室内温度と外気温度である車室外温度と実際の車室内
温度と日射量等の信号を夫々入力する(ステップ106
)。
次いで、温度偏差算出部56において、温度偏差θeを
、 θe=(設定車室内温度)−(車室内温度)で算出する
(ステップ108)。
そして、外気温度補正部5Gにおいて、外気温度補正値
θaを、 θa=kaX、((車室内温度)=(外気温度))で算
出する(ステップ110)。
そして、日射補正部60において、日射補正値θSを、 θ5=ksX  (日射量) で算出する(ステップ112)。
また、空調制御部62において空調機構8の制御信号で
ある空調制御値Uを、例えば、比例積分微分(PID)
制御により、 u=kpθe+に、f kp:比例係数 に、:積分係数 に、:微分係数 で演算する(ステップ114)。
そして、マツプ演算、つまり、空調制御値Uによりプロ
ワファン18の回転数とエアミックスダンパ22の角度
とをマツプ(図示せず)により求める(ステップ116
)。
次いで、プロワファン18を駆動させる信号を空調制御
部62から出力するとともに、エアミックスダンパ22
を駆動させる信号を空調制御部62から出力しくステッ
プ118)、上述のステップ106にリターンさせる。
このような自動空調制御においては、このメインルーチ
ンの倍周ごとに第3図(b)に示すサブルーチンが呼び
出されるものである。
そこで、この実施例においては、メインルーチンでは1
度でも開閉体50の開閉動作指令が出されたことがあれ
ば、つまり開閉体50の開閉動作が1回行われれば、再
びサブルーチンの制御を行わないとする。この理由とし
ては、開閉体50の開閉動作を1度でも行えば、後は、
自動空調の能力で十分早く車室内温度を設定車室内温度
にすることができるからである。
従って、この実施例においては、第4図(a)のメイン
ルーチンの1周目だけに、つまり、第5図(b)に示す
自動空調スイッチのオン時である空調機構8の駆動開始
時に、第4図(b)のサブルーチンが呼び出される。
このサブルーチンにおいては、第4図(b)に示す如く
プログラムがスタート(ステ・ノブ202)すると、先
ず、以前に開閉体50の開閉指令が出されたか否かを判
定しくステップ204)、そしてこのステップ204で
Noの場合に、外気温度である車室外温度が所定値以上
か否かを判定する(ステップ206)。
このステップ206でYESの場合には、外気温度から
設定車室内温度を引算し、この引算した値である温度差
が一定値以上か否かを判断する(ステップ208)。
このステップ208でYESの場合には、第5図(c)
に示す如く、開閉体50の開動作指令をする(ステップ
210)。そして、開閉体50の開動作指令時(第5図
(c)の時間0で示す〉から所定時間(第5図(e)の
符号tlで示す〉経過したか否かを判断する(ステップ
212)。
このステップ212でYESの場合には、開閉体50の
閉動作指令を出力する(ステップ214)前記ステップ
212でNoの場合には、ルーチン1回分の通常の自動
空調制御を行い(ステップ216)、このルーチンが終
了したらステップ212に戻す6 一方、前記ステップ204でYES、前記ステップ20
6でNO5前記ステップ208でNo。
前記ステップ214で閉動作指令が出された場合には、
リターンさせる(ステップ218)。
前記所定時間t1経過後は、通常の自動空調制御が行わ
れる。
この第1実施例に係る空調制御の説明を、第5図(a)
、(b)、(C)のタイムチャートに基づいて説明すれ
ば、以下の如きである。
即ち、時間tが0で自動空調スイッチがONになって空
調機構8の駆動開始の際に、第4図(b)に示すサブル
ーチンにおいて車室外温度(外気温度)が所定値以上で
且つ車室外温度と設定車室内温度との温度差が一定値以
上であると判断すると、略時間t=Qで(プログラムの
処理スピードにより、厳密には時間0よりもわずか時間
が経過している)、窓口あるいはサンルーフ開口の開成
信号が出力されて窓口あるいはサンルーフ開口が開成さ
れる。
そして、窓口あるはサンルーフ開口が開成されたことに
より、車室内温度よりも低い温度の風(外気)が車室内
に流入し、これにより、第5図(a)に示す実′!Fi
AMの如く冷房能力となる。つまり、第5図(d)に示
す如く、開閉体の開閉を伴わない場合の車室内温度(破
線Nで示す)に比し、この第1実施例による空調制御に
おいては、実線Mの如く車室内温度を早く低下させて早
期に設定車室内温度とすることができる。
この結果、この第1実施例によれば、空調機構8の駆動
開始の際に、車室外温度が所定値以上で開口部(窓口あ
るいはサンルーフ開口)を開成するので、車室外温度と
車室内温度との温度差による違和感を与えるのを防止す
ることができる。また、車室外温度と車室内温度との温
度差が一定値以上で開口部を開成するので、車室内温度
が設定車室内温度に低下するまで早くなり、設定車室内
温度への応答性を向上することができる。
また、空調制御のために、基板とソフトウェアとの追加
のみでよく、既設の空調機構8の変更を不要とし、構成
の簡素化を図り、廉価とする。
第6図は、この発明の第2実施例を示すものである。こ
の第2実施例においては、上述の第1実施例と同一機能
を果す箇所には同一符号を付して説明する。
この第2実施例の特徴とするところは、自動空調制御シ
ステムの温度設定用スイッチの代りに、風量スイッチ7
2と冷暖房スイッチ74とを設けるとともに、この風量
スイッチ72からの値と冷暖房スイッチ74からの値と
によって希望設定車室内温度を演算して推定する希望設
定温度推定部76を制御手段38に設け、この希望設定
温度推定部76と外気温度センサ40とを開閉体開閉判
定部52に連絡して構成した点にある。
この第2実施例の構成によれば、冷暖房スイッチ74の
中間点を0とし、冷房の端を−10、暖房の端を10と
し、値をθで表わし、また、風量スイッチ72の最小、
風量を1、最大風量を5とし、値をkで表わし、その後
、 θr=にθ/10  +24(”C) の計算を行い、希望設定温度θrを推定することができ
る。
これにより、自動空調制御システムでない空調制御シス
テムにも利用し得て、既設のシステムの変更を不要とし
て、実用的である。
なお、この第2実施例においては、空調制御システムに
外気温度センサがあれば、第6図の制御系のブロック図
とすることができるが、外気温度センサがない場合には
、他のセンサを追加するか、あるいは他のセンサを追加
させずに外気温度は一定値であると仮定して第4図(b
)に示すサブルーチンを利用することも可能である。こ
のような構成にすることにより、センサを設けた場合よ
りも少許性能が劣るが、構成の簡素化を図り、廉価とす
ることができる。
〔発明の効果〕
以上詳細な説明から明らかなようにこの発明によれば、
空調機構の駆動開妬の際に車室外温度が設定車室内温度
を越えて所定値以上となり且つ車室外温度と設定車室内
温度との温度差が一定値以上の場合に開口部を開成すべ
く開閉体を動作させるとともに開閉体の開動作時から所
定時間経過後に開口部を閉成すべく開閉体を動作させる
制御手段を設けたことにより、空調機構の駆動開始の際
に、車室外温度が所定値以上で開口部を開成するので、
車室外温度と車室内温度との温度差による違和感を与え
るのを防止し得るとともに、車室外温度と車室内温度と
の温度差が一定値以上で開口部を開成するので、車室内
温度が設定車室内温度になるまで早くなり、設定車室内
温度への応答性を向上し得て、しかも、空調制御のため
に既設の空調機構の変更を不要とするので、構成の簡素
化を図り得る。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図はこの発明の実施例を示し、第1図は空調制
御装置の概略図、第2図は空調制御装置の制御系の要部
ブロック図、第3図は空調制御装置の制御系の全体ブロ
ック図、第4図(a)は作用を説明するメインルーチン
のフローチャート、第4図(b)は作用を説明するサブ
ルーチンのフローチャート、第5図(a)、(b)、(
c)は温度と自動空調スイフチと開閉体とのタイムチャ
ートである。 第6図はこの発明の第2実施例を示し、空調制御装置の
制御系の要部ブロック図である。 第7図は従来における空調制御装置の制御系のブロック
図である。 図において、2は空調制御装置、8は空調機構、38は
制御手段、40は外気温度センサ、42は車室内温度セ
ンサ、44は温度設定用スイッチ、48は開閉体用モー
タ、50は開閉体、52は開閉体開閉判定部、54は開
閉体開閉制御部、モして62は空調制御部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、車室内環境状態を調整すべく開閉体を開閉動作させ
    て開口部を開閉制御するとともに空調機構を駆動制御す
    る車両用空調制御装置において、前記空調機構の駆動開
    始の際に車室外温度が設定車室内温度を越えて所定値以
    上となり且つ該車室外温度と前記設定車室内温度との温
    度差が一定値以上の場合に前記開口部を開成すべく前記
    開閉体を動作させるとともに該開閉体の開動作時から所
    定時間経過後に前記開口部を閉成すべく前記開閉体を動
    作させる制御手段を設けたことを特徴とする車両用空調
    制御装置。
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