JP3596054B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、空調空気をデフロスタ吹出口から車両の窓ガラスに向かって吹き出すことのできる車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平2−57419号公報にて開示される車両用空調装置は、冬場においてエンジン冷却水温が低いときに乗員へ冷風が吹き出されるのを防止するために、外気温度が所定温度よりも低ければ車室内への送風を停止し、外気温度が所定温度よりも高ければデフロスタ吹出口から窓ガラスに向かって送風するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、空調装置を起動して蒸発器を作動させると蒸発器には凝縮水が付着する。その後、空調装置を停止して次に空調装置を再起動するまでの時間が長いと、蒸発器に付着した凝縮水が例えば外気の熱によって蒸発し、空調ユニット内が高湿度状態となる。
【0004】
このように空調ユニット内が高湿度状態となっているもとで、上記従来技術のようにデフロスタ吹出口から窓ガラスに向かって送風するようにすると、高湿度の空気が窓ガラスに向かって吹き出され、その結果、窓ガラスに曇りが発生するという問題が発生する。
そこで本発明者らが上記の問題について検討した結果、上記のように空調ユニット内が高湿度状態となっているときには、デフロスタ吹出口を閉口して、窓ガラスに高湿度空気が吹き出されないようにするとともに、窓ガラスとは異なる位置に向けて吹き出す他の吹出口を開口して、この他の吹出口から上記高湿度空気を吹き出す制御(以下、湿度低下制御という)を行うことによって、窓ガラスに曇りを発生させずに空調ユニット内の湿度を低下させることができることに気がついた。
【0005】
ところが本発明者らが上記の内容についてさらに検討した結果、以下に述べる問題が新たに発生することを発見した。つまり、特に冬場においては、上記湿度低下制御時における上記他の吹出口からの吹出風によって、乗員に寒さを感じさせてしまうことがあるという問題がある。
そこで本発明は上記問題に鑑み、乗員に寒さを感じさせずに空調ユニット内を低湿度にすることができる車両用空調装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明では、空気流を発生する送風手段(6)と、前記送風手段(6)からの空気を車室内に導く空調ダクト(2)と、この空調ダクト(2)内に設けられ、前記送風手段(6)からの空気を除湿冷却する冷却手段(7a)と、前記冷却手段(7a)よりも下流側における前記空調ダクト(2)内に設けられ、前記送風手段(6)からの空気を加熱する加熱手段(8a)と、この加熱手段(8a)の空気下流側における空気温度を調節する温度調節手段(13,35)と、前記空調ダクト(2)の空気下流側部位に形成され、前記送風手段(6)からの空気を車両窓ガラスに向けて吹き出すためのデフロスタダクト(11)と、前記空調ダクト(2)の空気下流側部位に形成され、前記送風手段(6)からの空気を前記窓ガラスとは異なる位置に向けて吹き出すための他のダクト(10)と、前記デフロスタダクト(11)を開閉するデフロスタダクト開閉手段(16,38)と、前記他のダクト(10)を開閉する他のダクト開閉手段(15,37)とを備えた車両用空調装置において、前記空調ダクト(2)内の所定湿度以上の空気が、前記デフロスタダクト(11)および前記他のダクト(10)から吹き出される状態であるか否かを判定する高湿度空気吹出判定手段(ステップ180、200、210)と、前記高湿度空気吹出判定手段(ステップ180,200、210)によって前記状態であると判定されたら、前記デフロスタダクト開閉手段(16,38)が前記デフロスタダクト(11)を閉口した状態となるように、前記デフロスタ開閉手段(16,38)を制御するデフロスタダクト閉口制御手段(ステップ310,190)と、前記加熱手段(8a)における加熱能力が所定能力以下であるか否かを判定する加熱能力判定手段(ステップ270)と、この加熱能力判定手段(ステップ270)によって前記加熱能力が前記所定能力以下であると判定されたら、前記加熱手段(8a)の下流側における空気温度を高くするように前記温度調節手段(13,35)を調節する温度調節制御手段(ステップ300,320,190)とを備え、前記高湿度空気吹出判定手段(ステップ180,200,210)が、前記デフロスタダクト開閉手段(16,38)が前記デフロスタダクト(11)を開口するとともに、前記他のダクト開閉手段(15,37)が前記他のダクト(10)を開口する暖房時吹出モードであるか否かを判定する吹出モード判定手段(200)と、前記空調ダクト(2)内が所定の湿度以上となる条件か否かを判定する湿度判定手段(ステップ180)とを備え、前記吹出モード判定手段(ステップ200)によって前記暖房時吹出モードであると判定され、かつ前記湿度判定手段(ステップ180)によって前記条件であると判定されたら、前記空調ダクト(2)内の所定湿度以上の空気が、前記デフロスタダクト(11)および前記他のダクト(10)から吹き出される状態であると判定するように構成されたことを特徴とする。
【0008】
また請求項記載の発明では、請求項記載の車両用空調装置において、前記高湿度空気吹出判定手段(ステップ180,200,210)が、前記送風手段(6)が起動する条件か否かを判定する送風起動判定手段(ステップ210)を備え、前記吹出モード判定手段(ステップ200)および前記湿度判定手段(ステップ180)によって、前記暖房時吹出モードであるとともに前記所定の湿度以上となる条件であると判定され、かつ前記送風起動判定手段(ステップ210)によって、前記送風手段(6)を起動する条件であると判定されたら、前記空調ダクト(2)内の所定湿度以上の空気が、前記デフロスタダクト(11)および前記他のダクト(10)から吹き出される状態であると判定するように構成されたことを特徴とする。
【0009】
また請求項記載の発明では、請求項記載の車両用空調装置において、前記デフロスタダクト閉口制御手段(ステップ310,190)が、前記送風起動判定手段(ステップ210)によって前記送風手段(6)を起動する条件であると判定されてから所定時間(C1)、前記デフロスタダクト開閉手段(16,38)が前記デフロスタダクト(11)を閉口した状態となるように前記デフロスタダクト開閉手段(16,38)を制御することを特徴とする。
【0010】
また請求項記載の発明は、請求項1ないしいずれか記載の車両用空調装置において、空調ダクト(2)内に、前記送風手段(6)からの空気を前記加熱手段(8a)をバイパスして通すバイパス通路(12)を備え、前記温度調節手段(13,35)が、前記バイパス通路(12)を開閉するバイパス通路開閉手段(13,35)で構成され、前記温度調節制御手段(ステップ300,320,190)が、前記バイパス通路(12)を閉じるように前記バイパス通路開閉手段(13,35)を制御するバイパス通路閉口制御手段(ステップ300,320,190)で構成されたことを特徴とする。
【0011】
また請求項記載の発明では、請求項1ないしいずれか1つ記載の車両用空調装置において、前記他のダクト(10)が、前記送風手段(6)からの空気を車室内乗員の足元に向けて吹き出すためのフットダクト(10)で構成されたことを特徴とする。
【0012】
なお、請求項記載の発明でいう所定時間とは、この所定時間だけ前記他のダクトから空気を吹き出すことによって、その後にデフロスタダクトから空気を吹き出しても窓ガラスを曇らすことがないくらい、空調ダクト内の空気湿度を低くすることのできる時間に相当する。また、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施例の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0013】
【発明の作用効果】請求項1ないし記載の発明によれば、空調ダクト内の所定湿度以上の空気がデフロスタダクトおよび他のダクトから吹き出される状態であれば、デフロスタダクト閉口制御手段の制御によってデフロスタダクトが閉口する。その結果、冷却手段から発生した凝縮水によって空調ダクト内が高湿度状態となっているとしても、この高湿度空気は他のダクトから窓ガラスとは異なる部位に向かって吹き出される。
【0014】
その結果、空調ダクト内の高湿度空気のほとんどは前記他のダクトから吹き出され、空調ダクト内は低湿度状態となる。このように、前記他のダクトから高湿度空気を吹き出すことによって、窓ガラスを曇らせることなく空調ダクト内の湿度を低下させることができる。また、このように空調ダクト内の湿度を低下させれば、その後において低湿度の空気をデフロスタダクトから窓ガラスに向かって吹き出すことができる。
【0015】
また本発明では、加熱能力判定手段によって加熱手段の加熱能力が所定能力以下であると判定されたら、温度調節制御手段の制御によって、加熱手段の下流側における空気温度が高くなる。従って、他のダクトから吹き出される上記高湿度空気の温度を高くすることができ、車室内乗員のフィーリングを向上させることができる。
【0016】
また請求項記載の発明では、送風起動判定手段によって送風手段を起動する条件であると判定されてから所定時間、デフロスタ開閉手段がデフロスタダクトを閉口した状態となるので、上記高湿度空気は他のダクトから窓ガラスとは異なった位置に向かって所定時間吹き出される。その結果、空調ダクト内の空気湿度は低湿度状態となり、その後に空調ダクト内空気をデフロスタダクトから窓ガラスに向かって吹き出しても、窓ガラスを曇らすことはない。
【0017】
また請求項記載の発明では、温度調節手段がバイパス通路開閉手段で構成され、温度調節制御手段がバイパス通路閉口制御手段で構成されているので、加熱能力判定手段によって加熱手段の加熱能力が所定能力以下であると判定されたら、バイパス通路閉口制御手段の制御によってバイパス通路開閉手段がバイパス通路を閉口する。従って、このときには他のダクトから吹き出される高湿度空気はすべて加熱手段を通るので、バイパス通路が開口している場合に比べて、他のダクトから吹き出される上記高湿度空気の温度を高くすることができ、車室内乗員のフィーリングを向上させることができる。
【0018】
この理由は以下の通りである。つまり、上記のように加熱能力が上記所定能力以下のときには、この加熱手段を通って上記他のダクトから吹き出される空気温度はそれほど高くない。従って、このようなときにバイパス通路を開いてしまうと、送風手段からの空気の一部が未加熱のまま上記他のダクトから吹き出されてしまうので、さらにその温度は低くなってしまう。
【0019】
それに対して、バイパス通路を閉じて上記未加熱風を無くすことによって、上記他のダクトから吹き出される空気の温度を少しでも高くすることができ、乗員のフィーリングを向上させることができる。
また請求項6記載の発明では、高湿度空気吹出判定手段によって、空調ダクト内の所定湿度以上の空気が、デフロスタダクトおよびフットダクトから吹き出される状態であると判定されたら、デフロスタダクト閉口制御手段の制御によって、デフロスタダクト開閉手段がデフロスタダクトを閉口した状態となる。
【0020】
従って、例えばフットダクトを開口してデフロスタダクトを若干開口するフットモード、あるいはフットダクトとデフロスタダクトとを各々約半分ずつ開口するフットデフモードのときに高湿度空気が吹き出される状態であれば、デフロスタダクトが閉口されてデフロスタダクトから高湿度空気が吹き出されるのが防止される。
【0021】
【実施例】
次に、本発明の一実施例を図に基づいて説明する。まず本実施例の全体構成について図1を用いて説明する。
車両用空調装置1は、車室内に向かって空気を導く空調ダクト2を備える。この空調ダクト2の空気上流側には、車室内空気を吸入するための内気吸入口3と、外気を吸入するための外気吸入口4とが形成され、これら吸入口3、4の開口割合は内外気切換ドア5によって調節される。なお、この内外気切換ドア5はこの駆動手段32(具体的にはサーボモータ、図3参照)によって駆動される。
【0022】
また空調ダクト2内には、空気上流側から下流側に向かって、送風機6、冷却手段7、加熱手段8が配設され、加熱手段8を通過した空気は、空調ダクト2の下流端に形成された各分岐ダクト9〜11から車室内の各部へ吹き出される。
上記送風機6は、ファン6aと、このファン6aを駆動するファンモータ6bとを備える。このファンモータ6bは駆動回路33(図3参照)より印加されるブロワ電圧に応じてファン6aを回転駆動し、内気または外気を空調ダクト2を介して車室内へ送風する。
【0023】
上記冷却手段7は図示しない冷凍サイクルの冷媒蒸発器7aにて構成される。この冷凍サイクルは、冷媒蒸発器7aの他に、図示しない冷媒圧縮機、冷媒凝縮器、減圧手段等を備え、それぞれが冷媒配管によって結合された周知のものである。また上記冷媒圧縮機は、電磁クラッチ34(図3参照)を介して図示しないエンジンと連結されており、電磁クラッチ34がオンしたときにエンジンの動力が上記冷媒圧縮機に伝達される。
【0024】
上記加熱手段8はヒータコア8a、ウォータポンプ8b、ウォータバルブ8c等を備える。そのうち上記ヒータコア8aは、内部を流れるエンジン冷却水を熱源として蒸発器7aらかの冷風を再加熱する熱交換器である。また上記ウォータポンプ8bは、ヒータコア8aとエンジンとを結ぶ温水配管8dに温水流を発生させる手段を構成する。
【0025】
またウォータバルブ8cは、エンジンによって加熱された温水が温水配管8dを介してヒータコア8a内に供給される量を調節する手段を構成する。そして、このウォータバルブ8cの開度あるいはオンオフ周期を調節することによって、ヒータコア8a内を流れる温水温度、すわなちヒータコア8aにおける空気加熱能力を調節される。
【0026】
また空調ダクト2には、蒸発器7aからの冷風がヒータコア8aをバイパスするための冷風バイパス通路12が形成されている。またこの冷風バイパス通路12には、冷風バイパス通路12を開閉する冷風バイパスドア13が設けられている。そしてこの冷風バイパスドア13は、この駆動手段35(具体的にはサーボモータ、図3参照)によって駆動される。
【0027】
また上記分岐ダクト9は、その下流端に、空調風を車室内乗員上半身に向けて吹き出すためのフェイス吹出口(図示しない)が形成されたフェイスダクトであり、上記分岐ダクト10は、その下流端に、空調風を乗員足元に向けて吹き出すためのフット吹出口(図示しない)が形成されたフットダクトであり、上記分岐ダクト11は、その下流端に、空調風を車両窓ガラスに向けて吹き出すためのデフロスタ吹出口(図示しない)が形成されたデフロスタダクトである。
【0028】
これらの分岐ダクト9〜11の入口部分には、それぞれの分岐ダクトを開閉するフェイスドア14、フットドア15、およびデフロスタドア16が設けられている。またこれらのドア14〜16は、それぞれの駆動手段36〜38(具体的にはサーボモータ、図3参照)によって駆動される。
なお上記フェイスダクト9には、図1のA−A矢視断面図である図2に示すように、車室内乗員の中央上半身に向けて空調風を吹き出すセンターフェイス吹出口(図示しない)が下流端に形成されたセンターフェイスダクト9aと、運転席乗員および助手席乗員のドア側上半身に向けてそれぞれ空調風を吹き出すサイドフェイス吹出口(図示しない)が下流端に形成されたサイドフェイスダクト9b、9cとが形成されている。
【0029】
図2からも分かるように、上記ドア14はセンターフェイスダクト9aを開閉するドアであって、サイドフェイスダクト9b、9cを開閉するドアではない。このサイドフェイスダクト9b、9cの通路途中には、例えばリンク等の機械的結合手段によってドア14と連結されたサイドフェイスドア17、18が設けられている。
【0030】
そして上記ドア17、18は、上記ドア14が上記ダクト9aを全開するとき(このときの吹出モードはフェイスモード)に上記ダクト9b、9cを全開し、上記ドア14が上記ダクト9aを半分開くとき(このときの吹出モードはバイレベルモード)に上記ダクト9b、9cを半分開く。
また上記ドア17、18は、上記ドア14が上記ダクト9aを全閉するとき(このときの吹出モードはフットモード、フットデフモード、デフロスタモードのいずれか)に上記ダクト9b、9cを全閉する位置となるが、この位置において上記ドア17、18と上記ダクト9b、9cとの間にはすきまがあるため、このとき上記サイドフェイス吹出口から多少の風がもれる。
【0031】
また図3に示すように、空調装置を制御する制御装置19には、車室内気温度を検出する内気温センサ20、外気温度を検出する外気温センサ21、車室内に照射される日射量を検出する日射センサ22、およびヒータコア8a内に流入するエンジン冷却水温を検出する水温センサ23が入力接続されている。
また制御装置19には、フェイスドア14の実際の開度を検出する手段24、フットドア15の実際の開度を検出する手段25、およびデフロスタドア16の実際の開度を検出する手段26が入力接続されている。なお、上記各検出手段24〜26は具体的にはポテンショメータで構成され、それぞれのサーボモータ36〜38に直接取りつけられている。
【0032】
また制御装置19には、車室内の希望温度Tset を設定する温度設定器27、吹出モードを後述するデフロスタモードに設定するためのデフロスタスイッチ28、および吹出モードを後述するフェイスモード、バイレベルモード、フットモード、フットデフモードの間で設定するための吹出モード設定スイッチ29が入力接続されている。なお、上記27〜29は乗員によって操作される操作パネルに設けられている。
【0033】
また制御装置19は、内部に図示しないA/D変換器、マイクロコンピュータ等を備える周知のものであり、上記各センサ20〜26からの信号は、前記A/D変換器によってA/D変換された後マイクロコンピュータへ入力されるように構成されている。また上記マイクロコンピュータは図示しないCPU、ROM、RAM、I/O等を持つ周知のもので、エンジンのイグニッションスイッチ30がオンされたときにバッテリー31から電源が供給される。
【0034】
そして上記マイクロコンピュータは、上記20〜29の入力信号に基づいて後述する所定の演算を行い、この演算結果に応じて、上記駆動回路33および各アクチュエータ8c、32、34〜38に対して制御信号を出力する。
次に、上記マイクロコンピュータの制御処理について図4および図5のフローチャートに基づいて説明する。
【0035】
まず、イグニッションスイッチ30がオンして空調装置の自動制御処理がステップ100にて開始すると、はじめにステップ110にてフラグ(FLAG1、FLAG2)の初期化処理を行う。次にステップ120にて、上記20〜29からの信号を読み込む。
そして次にステップ130にて、上記RAMに記憶された各種データと上記ROMに記憶された下記数式1に基づいて、車室内に吹き出す空気の目標吹出温度(TAO)を算出する。
【0036】
【数1】
TAO=Kset ×Tset −Kr ×Tr −Kam×Tam−Ks ×Ts +C
ここでTset は温度設定器27で設定された希望温度である。またTr 、TamおよびTs は、それぞれ内気温センサ20、外気温センサ21、日射センサ22からの値をA/D変換した値である。またKset 、Kr 、Kam、Ks 、Cは補正用の定数である。
【0037】
次にステップ140にて、上記TAOと上記ROMに記憶された図6に示す特性とからファンモータ6bに印加するブロワ電圧を決定する。
次にステップ150にて、上記TAOと上記ROMに記憶された図7に示す特性とから吹出モードを決定する。ここでフェイスモードとは、空調風の100%を上記フェイス吹出口から乗員の上半身に向けて吹き出すモードであり、バイレベル(B/L)モードとは、空調風の約50%を上記フェイス吹出口から乗員の上半身に向けて吹き出すとともに、残りの約50%を上記フット吹出口から乗員の足元に向けて吹き出すモードである。
【0038】
またフットモードとは、空調風の約90%を上記フット吹出口から乗員の足元に向けて吹き出すモードであり、フットデフ(F/D)モードとは、空調風の約50%を上記フット吹出口から乗員の足元に向けて吹き出すとともに、残りの約50%を上記デフロスタ吹出口から窓ガラスに向けて吹き出すモードである。
また、空調風の100%を窓ガラスに向けて吹き出すデフロスタモードは、TAOによっては決定されず、上記操作パネル上に設けられたデフロスタスイッチ28をオンすることによって設定される。
【0039】
次にステップ160にて、上記TAOと図8に示す特性とから冷風バイパスドア13の開度を決定する。ここで冷風バイパスドア13が冷風バイパス通路12を全閉しているときには、冷風バイパス通路12を冷風は流れない。
次にステップ170にて、上記TAOと図9に示す特性とから内外気モードを決定する。
【0040】
次にステップ180にてフラグFLAG1が1か否か、すわなち窓ガラスを曇らせてしまうくらい空調ダクト2内に高湿度空気が溜まっている可能性があるか否かを判定する。そして、ステップ180でNOと判定されたら、空調ダクト2内に高湿度空気が溜まっている可能性があるとして、後述するステップ200以降の処理を行う。また逆にYESと判定されたら、上記各ステップ140〜ステップ170で決定した各制御値が得られるように、駆動回路33、サーボモータ32、35〜38に制御信号を出力する。
【0041】
ステップ200では、吹出モードがフットモードあるいはフットデフモードであるか否かを、上記ステップ150で決定された吹出モードに基づいて判定する。ここでYESと判定されたら、低外気温の影響で窓ガラス表面温度も低く、窓ガラスが曇り易いとみなして、ステップ210以降の処理を行う。また逆にNOと判定されたら、窓ガラスは曇りにくいとみなして、ステップ190に進んで制御出力を行う。
【0042】
ステップ210では、水温センサ23が検出したエンジン冷却水温TWが第1の所定温度(この実施例では35℃)以上であるか否か、すなわち送風機6を起動しても良い条件か否かを判定する。ここでNOと判定されたら、ステップ220にて、車室内への冷風吹出防止のためにブロワ電圧BLWを0(V)に決定し、ステップ230にて冷風バイパス通路12を全閉するように冷風バイパスドア13の開度を決定し、ステップ240にてデフロスタ吹出口を全閉するようにデフロスタドア16の開度を決定する。そしてこれらの制御信号をステップ190にて出力する。
【0043】
つまりステップ210にてNOと判定されたときは、ステップ140〜ステップ160で決定された制御値は出力されず、この制御値の代わりにステップ220〜ステップ240で決定された制御値が出力される。
そして水温が35℃以上になったらステップ210にてYESと判定され、ステップ250にてフラグFLAG2が0か否かを判定する。つまり、フットモードあるいはフットデフモード時において、これから初めて送風機6を起動するのか否かを判定する。そしてYESと判定されたらステップ260にてタイマをスタートさせるとともに、上記フラグFLAG2を1に設定する。
【0044】
そして次のステップ270では、水温が第2の所定温度(この実施例では60℃)以上か否かを判定する。ここでまだ60℃に達していなければNOと判定され、ステップ280にてブロワ電圧BLWを所定値(この実施例では4(V))に決定する。つまりステップ270にてNOと判定されたときは、ステップ140で決定された制御値は出力されず、この制御値の代わりにステップ280で決定された制御値が出力される。
【0045】
そして次のステップ290にて、ステップ260にて作動させたタイマの計時時間が所定時間(この実施例ではC1)以上であるか否かを判定する。すなわち送風機6を起動してからC1が経過したか否かを判定する。ここでC1が経過していないと判定されたら、ステップ300にて冷風バイパス通路12を全閉するように冷風バイパスドア13の開度を決定し、ステップ310にてデフロスタ吹出口を全閉するようにデフロスタドア16の開度を決定する。
【0046】
つまり、ステップ290にてNOと判定されたときは、ステップ150、ステップ160で決定された制御値は出力されず、この制御値の代わりにステップ300、ステップ310で決定された制御値が出力される。
また一方、ステップ290にてYESと判定されたら、ステップ320にて冷風バイパス通路12を全閉するように冷風バイパスドア13の開度を決定し、ステップ190に進む。つまりこのときは、デフロスタドア16の開度はステップ150で決定されたモードに応じた開度となる。
【0047】
また、ステップ270でYESと判定されたら、次のステップ320でフラグFLAG1を1に設定するとともに、ステップ330で上記タイマをストップさせてステップ190に移る。従って、このステップ190の処理を終えて次にステップ180の処理を行うときにはYESと判定され、ステップ200以降の処理を行うことなくステップ190に移る。つまり、水温が60℃以上になった後はステップ140〜ステップ170の制御値が出力される。
【0048】
なお、上記各ステップは、それぞれの機能を実現する手段を構成する。
次に、本実施例の具体的作動を図10のタイムチャートを用いて説明する。なお、以後の説明において、イグニッションスイッチ30をオンした時点の水温TWは35℃よりも低く、このときの吹出モードはフットモードあるいはフットデフモードとする。
【0049】
イグニッションスイッチ30をオンしてから水温TWが35℃以上になるまでの間(t〜t)は、ステップ220〜ステップ240で決定されたように、デフロスタドア16はデフロスタ吹出口を全閉する位置、冷風バイパスドア13は冷風バイパス通路12を全閉する位置、およびブロワ電圧BLWは0(V)となる。またフットドア15は、ステップ150で決定されたモードに応じた位置となる。
【0050】
そして水温TWが35℃以上になると、ステップ210でYESと判定され、ステップ260の処理によってタイマが作動し、そこから所定時間(C1)が経過するまでの間(t〜t)は、ステップ310で決定されたようにデフロスタドア16はデフロスタ吹出口を全閉する位置となり、上記所定時間(C1)が経過した後は、ステップ150で決定されたモードに応じた位置となる。
【0051】
またブロワ電圧BLWは、水温TWが35℃以上になった時点(t)でステップ280で決定されたように4(V)に制御される。そしてこの制御は水温TWが60℃になるまで(t〜t)続き、水温TWが60℃以上になったら、ステップ140で決定された電圧に制御される。
また冷風バイパスドア13は、水温TWが35℃になってもなお、ステップ300またはステップ320で決定されたように、冷風バイパス通路12を全閉する位置に制御される。そしてこの制御は、水温TWが60℃になるまで(t〜t)続き、水温TWが60℃以上になったら、ステップ160で決定された位置に制御される。
【0052】
図10からも分かるように、本実施例では、フットモードあるいはフットデフモードのときには、水温が35℃になって送風機6を起動してから所定時間(C1)が経過するまでは、デフロスタドア16を上記全閉位置に制御している。これによって、イグニッションスイッチ30をオンした時点で空調ダクト2内が高湿度状態であったとしても、この高湿度空気はデフロスタ吹出口からは吹き出されず、フット吹出口からのみ吹き出されるので、窓ガラスを曇らすことなく空調ダクト2内を低湿度状態とすることができる。
【0053】
なお本実施例では、上記所定時間(C1)の長さとして、ブロワ電圧BLW=4(V)の風量で上記所定時間(C1)フット吹出口から上記高湿度空気を吹き出せば、その後にデフロスタ吹出口から風を吹き出しても窓ガラスが曇らないくらい、空調ダクト2内を低湿度状態にすることができる時間とした。
また本実施例では、空調装置の起動から送風機6が起動するまでの間(図6のt〜t)にもデフロスタドア16を全閉位置としているので、ラム圧によって空調ダクト2内に空気流が発生しても、この空気はフット吹出口のみから吹き出されるので、窓ガラスを曇らすことはない。
【0054】
また本実施例では、水温TWが60℃になるまでの間(t〜t)は、冷風バイパスドア13を上記全閉位置に制御している。従って、このときにはフット吹出口から吹き出される高湿度空気はすべてヒータコア8aを通るので、冷風バイパス通路12が開いている場合に比べて、フット吹出口から吹き出される上記高湿度空気の温度を高くすることができ、乗員足元に与える暖房感を極力損なわないようにすることができる。
【0055】
この理由は以下の通りである。つまり、水温が低いとき(TWが60℃以下のとき)には、ヒータコア8aを通ってフット吹出口から吹き出される空気温度はそれほど高くならない。従って、このようなときに冷風バイパス通路12を開いてしまうと、蒸発器7aからの冷風の一部が未加熱のままフット吹出口から吹き出されてしまうので、さらにその温度は低くなってしまう。
【0056】
それに対して、冷風バイパス通路12を全閉にして上記未加熱風を無くすことによって、フット吹出口から吹き出される空気の温度を少しでも高くすることができ、乗員のフィーリングを向上させることができる。
(他の実施例)
上記実施例は、ウォータバルブ8cを調節して車室内への吹出温度を調節するいわゆるリヒート式の空調装置であり、請求項1記載の発明でいう温度調節手段を、冷風バイパス通路12のみを開閉する冷風バイパスドア13とサーボモータ35にて構成したが、冷風バイパス通路12を流れる風量とヒータコア8aを流れる量を同時に調節するエアミックスドアをヒータコア8aの上流側に設け、このエアミックスドアの開度を調節して車室内への吹出温度を調節するいわゆるエアミックス式の空調装置とし、請求項1記載の発明でいう温度調節手段をこのエアミックスドアおよびこのドアを駆動する手段にて構成しても良い。
【0057】
また上記実施例のステップ200では、吹出モードがフットモードあるいはフットデフモードであるか否かを、ステップ150で決定されたモードに基づいて判定するようにしたが、ポテンショメータ25、26からの値に基づいて判定するようにしても良いし、吹出モード設定スイッチ29によってフットモードあるいはフットデフモードが設定されたか否かを判定するようにしても良い。
【0058】
また、空調ダクト2内の湿度を検出する湿度センサを設け、上記ステップ180を、空調装置が起動してからの前記湿度センサの検出湿度が所定湿度以上か否かを判定する湿度判定手段で構成しても良い。また上記ステップ290を、上記湿度判定手段にて構成し、上記所定湿度以下と判定されたらステップ320の処理を行うようにても良い。
【0059】
また上記各実施例では、請求項1記載の発明でいう他のダクトをフットダクト10で構成したが、フェイスダクト9で構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の通風系を示す全体構成図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】上記実施例の制御系のブロック図である。
【図4】上記実施例の制御フローチャートである。
【図5】上記実施例の制御フローチャートである。
【図6】上記実施例における目標吹出温度(TAO)とブロワ電圧との関係を示す特性図である。
【図7】吹出モードとの関係を示す特性図である。
【図8】上記実施例における目標吹出温度(TAO)と冷風バイパスドア開度との関係を示す特性図である。
【図9】上記実施例における目標吹出温度(TAO)と内外気モードとの相関関係図である。
【図10】上記実施例の具体的作動を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
2…空調ダクト、6…送風機(送風手段)、7a…冷媒蒸発器(冷却手段)、
8a…ヒータコア(加熱手段)、10…フットダクト(他のダクト)、
11…デフロスタダクト、12…冷風バイパス通路(バイパス通路)、
13…冷風バイパスドア(温度調節手段、バイパス通路開閉手段)、
15…フットドア(他のダクト開閉手段)、
16…デフロスタドア(デフロスタダクト開閉手段)

Claims (5)

  1. 空気流を発生する送風手段と、
    前記送風手段からの空気を車室内に導く空調ダクトと、
    この空調ダクト内に設けられ、前記送風手段からの空気を除湿冷却する冷却手段と、
    前記冷却手段よりも下流側における前記空調ダクト内に設けられ、前記送風手段からの空気を加熱する加熱手段と、
    この加熱手段の空気下流側における空気温度を調節する温度調節手段と、
    前記空調ダクトの空気下流側部位に形成され、前記送風手段からの空気を車両窓ガラスに向けて吹き出すためのデフロスタダクトと、
    前記空調ダクトの空気下流側部位に形成され、前記送風手段からの空気を前記窓ガラスとは異なる位置に向けて吹き出すための他のダクトと、
    前記デフロスタダクトを開閉するデフロスタダクト開閉手段と、
    前記他のダクトを開閉する他のダクト開閉手段とを備えた車両用空調装置において、
    前記空調ダクト内の所定湿度以上の空気が、前記デフロスタダクトおよび前記他のダクトから吹き出される状態であるか否かを判定する高湿度空気吹出判定手段と、
    前記高湿度空気吹出判定手段によって前記状態であると判定されたら、前記デフロスタダクト開閉手段が前記デフロスタダクトを閉口した状態となるように、前記デフロスタダクト開閉手段を制御するデフロスタダクト閉口制御手段と、
    前記加熱手段における加熱能力が所定能力以下であるか否かを判定する加熱能力判定手段と、
    この加熱能力判定手段によって前記加熱能力が前記所定能力以下であると判定されたら、前記加熱手段の下流側における空気温度を高くするように前記温度調節手段を調節する温度調節制御手段とを備え
    前記高湿度空気吹出判定手段が、
    前記デフロスタダクト開閉手段が前記デフロスタダクトを開口するとともに、前記他のダクト開閉手段が前記他のダクトを開口する暖房時吹出モードであるか否かを判定する吹出モード判定手段と、
    前記空調ダクト内が所定の湿度以上となる条件か否かを判定する湿度判定手段とを備え、
    前記吹出モード判定手段によって前記暖房時吹出モードであると判定され、かつ前記湿度判定手段によって前記条件であると判定されたら、前記空調ダクト内の所定湿度以上の空気が、前記デフロスタダクトおよび前記他のダクトから吹き出される状態であると判定するように構成されたことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記高湿度空気吹出判定手段が、前記送風手段が起動する条件か否かを判定する送風起動判定手段を備え、
    前記吹出モード判定手段および前記湿度判定手段によって、前記暖房時吹出モードであるとともに前記所定の湿度以上となる条件であると判定され、かつ前記送風起動判定手段によって、前記送風手段を起動する条件であると判定されたら、前記空調ダクト内の所定湿度以上の空気が、前記デフロスタダクトおよび前記他のダクトから吹き出される状態であると判定するように構成されたことを特徴とする請求項記載の車両用空調装置。
  3. 前記デフロスタダクト閉口制御手段が、前記送風起動判定手段によって前記送風手段を起動する条件であると判定されてから所定時間、前記デフロスタダクト開閉手段が前記デフロスタダクトを閉口した状態となるように前記デフロスタダクト開閉手段を制御することを特徴とする請求項記載の車両用空調装置。
  4. 空調ダクト内に、前記送風手段からの空気を前記加熱手段をバイパスして通すバイパス通路を備え、
    前記温度調節手段が、前記バイパス通路を開閉するバイパス通路開閉手段で構成され、前記温度調節制御手段が、前記バイパス通路を閉じるように前記バイパス通路開閉手段を制御するバイパス通路閉口制御手段で構成されたことを特徴とする請求項1ないしいずれか1つ記載の車両用空調装置。
  5. 前記他のダクトが、前記送風手段からの空気を車室内乗員の足元に向けて吹き出すためのフットダクトで構成されたことを特徴とする請求項1ないしいずれか1つ記載の車両用空調装置。
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