JP3767105B2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インストルメントパネルの側方に形成されるサイドフェイス吹出口から最適な温度の空気流を吹き出すようにした車両用空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術として、車両のインストルメントパネルに設けられたセンタフェイス吹出口およびサイドフェイス吹出口にそれぞれ空気を送る空気通路に、冷凍サイクルのエバポレータで冷却された空気をヒータコア等の加熱用熱交換器を迂回させて直接誘導することにより乗員に冷風感を与える冷風バイパス通路を設けた車両用空気調和装置がある。
【0003】
ここで、サイドフェイス吹出口は、どの吹出口モードの時でも空気流を吹き出すことができるので、例えばFOOTモードのような暖房モードのときには、サイドフェイス吹出口から吹き出される温風をサイドウインドガラスに向けることにより、サイドフェイス吹出口をサイドデフロスタとして使用することもできる。さらに、サイドフェイス吹出口から吹き出される温風を乗員に向けることにより、乗員の頭胸部を暖めたりすることもできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の車両用空気調和装置においては、例えばFOOTモードの時に、冷風バイパス通路を開けておくと、サイドフェイス吹出口から吹き出される温風の温度が低くなるので、このとき温風をサイドウインドガラスに向けても曇り防止効果が低下するという問題が生じる。一方、例えばFOOTモードの時に、冷風バイパス通路を閉じておけば、サイドフェイス吹出口から吹き出される温風の温度が高くなるので、上記問題は解決されるが、その反面、その温風を乗員に向けると乗員の顔がほてり気分が悪くなるという別の問題が生じる。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、暖房時には側方上部吹出口から吹き出される空気流の風向によって必要とされる吹出温度が異なるという点に着目し、側方上部吹出口から吹き出される空気流の風向によって吹出温度を最適な温度に調整することにより、乗員の気分が悪くなることを防止すると共に、側面窓ガラスの曇り防止効果の低下を防止することのできる車両用空気調和装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明によれば、暖房時に、風向検出手段にて側方上部吹出口からの空気流が乗員に向いていることを検出した場合には、バイパス通路を開くようにバイパスドアを制御することにより、側方上部吹出口から吹き出される空気の吹出温度が低くなり、乗員の顔のほてりを抑えて乗員の気分が悪くなることを抑えることができる。
請求項2に記載の発明によれば、側方上部吹出口からの空気流が乗員に向いている程、バイパス通路の開度を大きくすることにより、側方上部吹出口から吹き出される空気の吹出温度が低くなるので、頭寒足熱の良好な暖房感を乗員に与えることができる。
【0007】
請求項3に記載の発明によれば、暖房時に、風向検出手段にて側方上部吹出口からの空気流が側面窓ガラスに向いていることを検出した場合には、バイパス通路を閉じるようにバイパスドアを制御することにより、側方上部吹出口から吹き出される空気の吹出温度が高くなり、側面窓ガラスの曇り除去効果を向上することができる。
請求項4に記載の発明によれば、側方上部吹出口からの空気流が側面窓ガラスに向いている程、バイパス通路の開度を小さくすることにより、側方上部吹出口から吹き出される空気の吹出温度が高くなるので、側面窓ガラスの曇り除去効果を向上することができる。
【0008】
請求項6に記載の発明によれば、サイドグリル内に、少なくとも水平方向に揺動運動を行って側方上部吹出口からの空気流の風向を変更するスイングルーバを設けることにより、側方上部吹出口から広い範囲に渡って空調風を吹き出すことができる。これにより、車室内全体が略均一温度となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
〔実施形態の構成〕
図1ないし図11は本発明の実施形態を示したもので、図1は運転席側サイドグリルからの風向に対する冷風バイパス開閉領域を示した図で、図2は車両用空気調和装置の全体構成を示した図で、図3は車両のインストルメントパネルを示した図である。
【0010】
本実施形態の車両用空気調和装置は、エンジンを搭載する自動車等の車両の車室内を空調する空調ユニット1における各空調手段(サーボモータ等のアクチュエータ)を、空調制御装置(以下エアコンECUと言う)50によって制御するように構成されている。その空調ユニット1は、車両の前席右(以下運転席と言う)側の空調ゾーンと車両の前席左(以下助手席と言う)側の空調ゾーンとの温度調節を互いに独立して行うことが可能なエアコンユニットである。
【0011】
空調ユニット1は、車両の車室内の前方に配置された空調ダクト2を備えている。この空調ダクト2の上流側には、内外気切替ドア3およびブロワ4とが設けられている。内外気切替ドア3は、サーボモータ5により駆動されて車室内の空気(内気)を吸い込む内気吸込口6と、車室外の空気(外気)を吸い込む外気吸込口7との開度を変更する吸込口切替手段である。ブロワ4は、ブロワ駆動回路8により制御されるブロワモータ9により回転駆動されて空調ダクト2内において車室内に向かう空気流を発生させる送風機である。
【0012】
空調ダクト2の中央部には、空調ダクト2内を通過する空気を冷却する冷凍サイクルのエバポレータ(空気冷却手段)10が、空調ダクト2の全面に渡って設けられている。また、そのエバポレータ10の下流側には、第1空気通路11および第2空気通路12を通過する空気を加熱するエンジンの冷却水を熱源としたヒータコア(空気加熱手段)13が設けられている。
【0013】
なお、第1空気通路11および第2空気通路12は仕切り板14により区画されており、ヒータコア13は仕切り板14を貫通して設けられている。ここで、ヒータコア13は、本発明の加熱用熱交換器に相当する。そして、ヒータコア13の下流側には、車室内の運転席側の空調ゾーンと助手席側の空調ゾーンとの温度調節を互いに独立して行うための運転席側、助手席側エアミックスドア15、16が設けられている。
【0014】
そして、運転席側、助手席側エアミックスドア15、16は、サーボモータ17、18により駆動されてヒータコア13を通過する空気量とヒータコア13を迂回する空気量とを調節することにより運転席側、助手席側に向けて吹き出す空気の吹出温度を調節する。ここで、ヒータコア13、運転席側エアミックスドア15および助手席側エアミックスドア16により温度可変手段が構成される。
【0015】
第1空気通路11の下流側では、フロントウインドガラスの内面に向けて空気流(主に温風)を吹き出すためのデフロスタ(DEF)吹出口20、運転席側の乗員の上半身(頭胸部)に向けて空気流(主に冷風)を吹き出すためのセンタフェイス(FACE)吹出口(本発明の中央上部吹出口に相当する)21a、少なくとも運転席側の乗員のサイドウインドガラス側上半身および運転席側のサイドウインドガラスの内面のいずれかに向けて空気流(冷風または温風)を吹き出すための運転席側サイドフェイス(FACE)吹出口(本発明の側方上部吹出口に相当する)22a、および運転席側の乗員の足元部に向けて空気流(主に温風)を吹き出すための運転席側フット(FOOT)吹出口23aが開口している。なお、DEF吹出口20からは、運転席側空調ゾーンのフロントウインドガラスの内面だけでなく、助手席側空調ゾーンのフロントウインドガラスの内面に向けても空気流(主に温風)が吹き出される。
【0016】
また、第2空気通路12の下流側では、助手席側の乗員の上半身(頭胸部)に向けて空気流(主に冷風)を吹き出すための助手席側センタフェイス(FACE)吹出口(本発明の中央上部吹出口に相当する)21b、少なくとも助手席側の乗員のサイドウインドガラス側上半身および助手席側のサイドウインドガラスの内面のいずれかに向けて空気流(冷風または温風)を吹き出すための助手席側サイドフェイス(FACE)吹出口(本発明の側方上部吹出口に相当する)22b、および助手席側の乗員の足元部に向けて空気流(主に温風)を吹き出すための助手席側フット(FOOT)吹出口23bが開口している。
【0017】
そして、第1、第2空気通路11、12内には、車室内の運転席側と助手席側との吹出口モードの設定を互いに独立して行う運転席側、助手席側吹出口切替ドア24〜28が設けられている。そして、運転席側、助手席側吹出口切替ドア24〜28は、本発明のモード切替ドアに相当するもので、サーボモータ30〜32により駆動されて運転席側、助手席側の吹出口モードをそれぞれ切り替える。ここで、運転席側、助手席側の吹出口モードとしては、フェイス(FACE)モード、バイレベル(B/L)モード、フット(FOOT)モード、フットデフ(F/D)モード、デフロスタ(DEF)モード等がある。
【0018】
さらに、空調ダクト2は、エバポレータ10の手前の冷風、あるいはエバポレータ10を通過した冷風を、ヒータコア13をバイパスして直接第1、第2空気通路11、12の下流部に導くための冷風バイパス通路33、34を備える。この冷風バイパス通路33、34は、空調ダクト2の空気冷却部の下流直後と運転席側センタFACE吹出口21a、運転席側サイドFACE吹出口22a、助手席側センタFACE吹出口21bおよび助手席側サイドFACE吹出口22bとを連結する冷風バイパスダクト内に形成されている。
【0019】
そして、冷風バイパス通路33、34の上流には、冷風バイパス通路33、34の開閉を行う冷風バイパスドア35、36が設けられている。この冷風バイパスドア35、36は、サーボモータ37、38により駆動されて冷風バイパス通路33、34の開度調節を行う。そして、運転席側センタFACE吹出口21a、運転席側サイドFACE吹出口22a、助手席側センタFACE吹出口21bおよび助手席側サイドFACE吹出口22bには、インストルメントパネル(格納部材)39にスイングルーバ装置がそれぞれ取り付けられている。
【0020】
次に、スイングルーバ装置を図1ないし図6に基づいて簡単に説明する。ここで、図4はスイングルーバ装置の全体構成を示した図で、図5は運転席側の第1ルーバ揺動手段の構成を示した図で、図6は運転席側の第2ルーバ揺動手段の構成を示した図である。なお、助手席側の第1、第2ルーバ揺動手段は運転席側と同一の構成のため図示しない。
【0021】
スイングルーバ装置は、運転席側センタグリル41a、運転席側サイドグリル42a、助手席側センタグリル41bおよび助手席側サイドグリル42b内にそれぞれ設けられている。なお、これらのグリル41a、41b、42a、42b内の空気通路は、上記の運転席側センタFACE吹出口21a、運転席側サイドFACE吹出口22a、助手席側センタFACE吹出口21bおよび助手席側サイドFACE吹出口22bとして利用される。そして、それらのグリル41a、41b、42a、42bには、第1ルーバ揺動手段および第2ルーバ揺動手段が設けられている。
【0022】
第1ルーバ揺動手段は、各グリル内において水平方向に複数列設された第1ルーバフィン(以下第1スイングルーバと言う)43と、第1スイングルーバ43を支点を中心にして水平方向(左右方向)に揺動運動させる第1リンクレバー44と、第1アームプレート44aを介して第1リンクレバー44を水平方向に往復運動させる第1駆動モータ45とから構成された水平方向変位手段である。
【0023】
第2ルーバ揺動手段は、各グリル内において上下方向に複数列設された第2ルーバフィン(以下第2スイングルーバと言う)46と、これらの第2スイングルーバ46を支点を中心にして上下方向に揺動運動させる第2リンクレバー47と、第2アームプレート47aを介して第2リンクレバー47を上下方向に往復運動させる第2駆動モータ48とから構成された上下方向変位手段である。
【0024】
エアコンECU50は、本発明の空調制御手段に相当するもので、内部にCPU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピュータが設けられ、各センサからのセンサ信号が図示しない入力回路によってA/D変換された後に、マイクロコンピュータに入力されるように構成されている。そして、エアコンECU50には、図2に示したように、運転席側空調ゾーンを所望の温度に設定するための運転席側温度設定スイッチ(運転席側温度設定手段)51、助手席側空調ゾーンを所望の温度に設定するための助手席側温度設定スイッチ(助手席側温度設定手段)52、およびスイングスイッチ53等が接続されている。
【0025】
なお、スイングスイッチ53は、各グリル41a、41b、42a、42b(各FACE吹出口21a、21b、22a、22b)のスイングルーバ装置の第1、第2スイングルーバ43、46の揺動作動(スイング)および停止を指令するルーバ作動指令手段である。さらに、エアコンECU50には、車室内の空気温度(以下内気温度と言う)を検出する内気温度検出手段としての内気温度センサ54、車室外の空気温度(以下外気温度と言う)を検出する外気温度検出手段としての外気温度センサ55、および車室内に入射する日射量を検出する日射量検出手段としての日射センサ56が接続されている。
【0026】
また、エバポレータ10による実際の空気冷却度合を検出する冷却度合検出手段としてのエバ後温度センサ57、車両のエンジンの冷却水の温度を検出する冷却水温度検出手段としての冷却水温度センサ58、およびFACE吹出口からの空気流の風向を検出する第1、第2風向センサ59、60が接続されている。なお、エバ後温度センサ57は、具体的にはエバポレータ10を通過した直後の空気温度(以下エバ後温度と言う)を検出するエバ後温度検出手段である。
【0027】
第1風向センサ59は、本発明の風向検出手段に相当するもので、第1スイングルーバ43の水平方向の揺動角度(水平方向のルーバ角度)を検出するルーバ角度検出手段で、第1ルーバ揺動手段近傍にそれぞれ設けられている。具体的には、第1風向センサ59は、図5に示したように、第1リンクレバー44と一体的に水平方向に往復移動する可動接点59a、およびこの可動接点59aの移動により分圧比を変える抵抗素子59b等よりなるポテンショメータである。
【0028】
第2風向センサ60は、複数の第2スイングルーバ46の上下方向の揺動角度(上下方向のルーバ角度)を検出するルーバ角度検出手段で、第2ルーバ揺動手段近傍にそれぞれ設けられている。具体的には、第2風向センサ60は、図6に示したように、第2リンクレバー47と一体的に上下方向に往復移動する可動接点60a、およびこの可動接点60aの移動により分圧比を変える抵抗素子60b等よりなるポテンショメータである。
【0029】
〔実施形態の空調制御方法〕
次に、本実施形態のエアコンECU50による空調制御方法を、図1ないし図11に基づいて説明する。ここで、図7はエアコンECU50の制御プログラムの一例を示したフローチャートである。
【0030】
先ず、イグニッションスイッチがONされてエアコンECU50に直流電源が供給されると、制御プログラム(図7のルーチン)の実行が開始される。このとき、先ず、データ処理用メモリ等の初期化を行う(ステップS1)。次に、データを読み込む。すなわち、各スイッチからのスイッチ信号や各センサからのセンサ信号を入力する(ステップS2)。
【0031】
具体的には、運転席側、助手席側温度設定スイッチ51、52にて設定された運転席側、助手席側の設定温度と、スイングスイッチ53の操作状態を入力してデータ処理用メモリに記憶する。また、内気温度センサ54にて検出した内気温度、外気温度センサ55にて検出した外気温度、日射センサ56にて検出した日射量、エバ後温度センサ57にて検出したエバ後温度、冷却水温度センサ58にて検出した冷却水温度、第1風向センサ59にて検出した水平方向のルーバ角度、および第2風向センサ60にて検出した上下方向のルーバ角度を入力してデータ処理用メモリに記憶する。
【0032】
次に、上記のような記憶データおよび下記の数1の式、数2の式に基づいて、運転席側の目標吹出温度TAO(Dr)、および助手席側の目標吹出温度TAO(Pa)を演算する(ステップS3)。
【0033】
【数1】
Figure 0003767105
【0034】
【数2】
Figure 0003767105
【0035】
但し、Tset(Dr)およびTset(Pa)は、それぞれ運転席側空調ゾーンの設定温度、助手席側空調ゾーンの設定温度を表し、TR、TAM、TSは、それぞれ内気温度、外気温度、車室内への日射量を表す。Kset、KR、KAM、KS、Kd(Dr)およびKd(Pa)は、それぞれ温度設定ゲイン、内気温度ゲイン、外気温度ゲイン、日射量ゲイン、運転席側、助手席側空調ゾーンの温度差補正ゲインを表す。
【0036】
なお、Ka(Dr)、Ka(Pa)は、それぞれ外気温度TAMが運転席側空調ゾーンおよび助手席側空調ゾーンの各空調温度に及ぼす影響度合を補正するゲインを表し、CD(Dr)、CD(Pa)は上記影響度合に応じた定数、Cは補正定数を表す。ここで、Ka(Dr)、Ka(Pa)、CD(Dr)、CD(Pa)といった値は、車両の形や大きさ、空調ユニット1の吹出風向等様々なパラメータで変化する。
【0037】
次に、上記のステップS3で求めた運転席側の目標吹出温度TAO(Dr)および助手席側の目標吹出温度TAO(Pa)に基づいてブロワ4に印加するブロワ制御電圧VAを演算する(ステップS4)。具体的には、上記のブロワ制御電圧VAは、目標吹出温度TAO(Dr)、TAO(Pa)にそれぞれ適合したブロワ制御電圧VA(Dr)、VA(Pa)を図9の特性図に基づいて求めると共に、それらのブロワ制御電圧VA(Dr)、VA(Pa)を平均化処理することにより得ている。
【0038】
次に、上記のステップS3で求めた運転席側の目標吹出温度TAO(Dr)および助手席側の目標吹出温度TAO(Pa)と、図8の特性図に示した目標吹出温度に対する吹出口モード特性とに基づいて運転席側空調ゾーンおよび助手席側空調ゾーンの各吹出口モードを決定する(ステップS5)。具体的には、吹出口モードの決定においては、上記の目標吹出温度TAO(Dr)、TAO(Pa)が低い温度から高い温度にかけて、FACEモード、B/Lモード、FOOTモードおよびF/Dモードとなるように決定されている。
【0039】
なお、上記のFACEモードとは、空調風を乗員の上半身(頭胸部)に向けて吹き出す吹出口モードである。また、B/Lモードとは、空調風を乗員の上半身(頭胸部)および足元部に向けて吹き出す吹出口モードである。そして、FOOTモードとは、空調風を乗員の足元部に向けて吹き出す吹出口モードである。さらに、F/Dモードとは、空調風を乗員の足元部および車両のフロントウインドガラスの内面に向けて吹き出す吹出口モードである。そして、本実施形態では、図示しない操作パネルに設けられたデフロスタスイッチを操作すると、空調風を車両のフロントウインドガラスの内面に向けて吹き出すDEFモードが設定される。また、いずれの吹出口モードにおいても、運転席側サイドFACE吹出口22aおよび助手席側サイドFACE吹出口22bは開口している。
【0040】
次に、運転席側エアミックスドア15の開度SW(Dr)(%)および助手席側エアミックスドア16の開度SW(Pa)(%)を演算する(ステップS6)。なお、このような開度SW(Dr)および開度SW(Pa)の演算は、運転席側の目標吹出温度TAO(Dr)および助手席側の目標吹出温度TAO(Pa)と、エバ後温度センサ57にて検出したエバ後温度(TE)と、冷却水温度センサ58にて検出した冷却水温度(TW)と、下記の数3の式および数4の式とに基づいて行われる。
【0041】
【数3】
SW(Dr)={TAO(Dr)−TE}×100/(TW−TE)
【数4】
SW(Pa)={TAO(Pa)−TE}×100/(TW−TE)
【0042】
次に、各FACE吹出口21a、22a、21b、22bのスイングルーバ装置の作動状態を決定する。具体的には、第1、第2スイングルーバ43、46のルーバ角度の決定、および第1、第2スイングルーバ43、46のスイング動作の起動または停止を決定する(ステップS7)。次に、図10のルーチンが起動して、本発明の主要な制御である冷風バイバス開度制御を行う。具体的には、後記する冷風バイパス通路33、34の開閉を行う冷風バイパスドア35、36の開度SW(Dr)(%)および開度SW(Pa)(%)の演算を行う(ステップS8)。
【0043】
次に、決定されたブロワ制御電圧VAとなるようにブロワ駆動回路8に出力信号を送る。また、決定された吹出口モードとなるようにサーボモータ30〜32を通電制御する。さらに、決定された開度SW(Dr)および開度SW(Pa)となるようにサーボモータ17、18を通電制御する。そして、決定された作動状態となるように第1、第2駆動モータ45、48に制御信号を送る。また、決定された開度SW(Dr)(%)および開度SW(Pa)(%)となるようにサーボモータ37、38を通電制御する(ステップS9)。次に、ステップS10で所定の制御周期時間(τ)が経過した後に、ステップS2の処理に戻る。
【0044】
次に、エアコンECU50による冷風バイパス開度制御を図10および図11に基づいて説明する。ここで、図10はエアコンECU50による冷風バイパス開度制御を示したフローチャートで、図11は運転席側サイドグリル42aから吹き出す吹出風の風向に対する冷風バイパスドア35の開度を示した特性図である。
【0045】
先ず、図10のルーチンが起動すると、図示しない操作スイッチ等により吸込口モードが内気循環モードに設定されているか否かを判定する(ステップS11)。この判定結果がNOの場合には、図10のルーチンを抜ける。
また、ステップS11の判定結果がYESの場合には、空調モードが暖房モードであるか否かを判定する。具体的には、決定された吹出口モードがFOOTモード、F/DモードまたはDEFモードである(YES)か、あるいはFACEモードまたはB/Lモードである(NO)かを判定する(ステップS12)。この判定結果がNOの場合には、空調モードが冷房モードのため、図10のルーチンを抜ける。
【0046】
また、ステップS12の判定結果がYESの場合には、空調モードが暖房モードのため、第1スイングルーバ43が揺動運動(スイング)中であるか否かを判定する。例えばスイングスイッチ53が投入(ON)されているか否かを判定する(ステップS13)。この判定結果がYESの場合には、図10のルーチンを抜ける。
【0047】
また、ステップS13の判定結果がNOの場合には、第1風向センサ59にて検出した第1スイングルーバ43の水平方向の揺動角度(水平方向のルーバ角度)θaと、図11の特性図とに基づいて冷風バイパスドア35の開度SW(Dr)(%)および冷風バイパスドア36の開度SW(Pa)(%)を演算する(ステップS14)。その後に、図10のルーチンを抜ける。
【0048】
〔実施形態の作用〕
次に、本実施形態の車両用空気調和装置の作用を図1ないし図11に基づいて説明する。
【0049】
吸込口モードが内気循環モードで、空調モードが暖房モード、すなわち、吹出口モードがFOOTモード(F/DモードまたはDEFモードでも良い)の場合には、ブロワ4の作用によって内気吸込口6から吸い込まれた内気がエバポレータ10で一旦冷やされた後に、第1、第2空気通路11、12に入り、ヒータコア13で再加熱されて温風となる。そして、温風は、第1、第2空気通路11、12の最下流端で開口した運転席側FOOT吹出口23aおよび助手席側FOOT吹出口23bから運転席側の空調ゾーンおよび助手席側の空調ゾーンに吹き出される。特に運転席側FOOT吹出口23aから運転席の乗員の足元部に吹き出され、助手席側FOOT吹出口23bから助手席の乗員の足元部に吹き出される。
【0050】
このとき、運転席側、助手席側センタFACE吹出口21a、21bからの吹出風のないFOOTモード(F/DモードまたはDEFモードでも良い)においても、運転席側、助手席側吹出口切替ドア25、27の停止位置に拘らず、運転席側サイドFACE吹出口22aおよび助手席側サイドFACE吹出口22bは開口している。このため、運転席側サイドFACE吹出口22aおよび助手席側サイドFACE吹出口22bからも、運転席側の空調ゾーンおよび助手席側の空調ゾーンに温風が吹き出される。
【0051】
そして、仮に乗員がサイドウインドガラスの内面の曇りを取り除くため、または防曇のために、スイングスイッチ53を操作して吹出風がサイドウインドガラスに当たるように第1ルーバ揺動手段を動かすと、第1スイングルーバ43がサイドウインドガラス側に向いていく。そして、スイングスイッチ53をOFFすることにより第1ルーバ揺動手段の作動が止まり、第1スイングルーバ43がサイドウインドガラス側に向いた状態で止まる。
【0052】
このとき、第1風向センサ59にて水平方向のルーバ角度を検出する。具体的には、中心位置から近傍のサイドウインドガラス(右側)寄りのルーバ角度が10°以上の場合には、図11の特性図に示したように、冷風バイパスドア35の開度を0%に設定する。これにより、冷風バイパス通路33が開かれないので、エバポレータ10で冷やされた冷風が運転席側サイドFACE吹出口22aに導かれることはない。したがって、運転席側サイドFACE吹出口22aから吹き出される温風(空気流)の温度が高くなる。
【0053】
また、乗員が自身の上半身を暖めるために、第1スイングルーバ43を自分の側に向けると、第1風向センサ59にて検出される水平方向のルーバ角度が、中心位置から乗員(左側)寄りのルーバ角度となる。そして、右側寄りのルーバ角度が10°以下で、且つ左側寄りのルーバ角度が20°以下の場合には、乗員側に第1スイングルーバ43の向きが向けば向く程、冷風バイパスドア35の開度を0%から100%に増加する。さらに、左側寄りのルーバ角度が20°以上の場合には、冷風バイパスドア35の開度が100%に固定される。
【0054】
したがって、乗員が自身の上半身を暖めるために、第1スイングルーバ43を自分の側に向けた場合には、冷風バイパス通路33が開かれるので、エバポレータ10で冷やされた冷風が運転席側サイドFACE吹出口22aに導かれる。これにより、運転席側サイドFACE吹出口22aから吹き出される温風(空気流)の温度が低くなる。
【0055】
〔実施形態の効果〕
以上のように、車両用空気調和装置は、FOOTモード、F/DモードまたはDEFモードの時、乗員が自身の上半身を暖めるために、運転席側サイドFACE吹出口22aからの温風が乗員に向いている場合には、冷風バイパスドア35の開度を大きくして冷風バイパス通路33を介してエバポレータ10の下流直後の冷風を運転席側サイドFACE吹出口22aに導く。これにより、運転席側サイドFACE吹出口22aから吹き出される温風の吹出温度が低くなるため、乗員の顔がほてる等の不具合を回避できるので、快適な暖房感を得ることができる。なお、助手席側の乗員の場合でも同様である。
【0056】
また、FOOTモード、F/DモードまたはDEFモードの時、サイドウインドガラスの内面の曇りの除去または曇りの発生を防止するために、運転席側サイドFACE吹出口22aからの温風がサイドウインドガラスに向いている場合には、冷風バイパスドア35の開度を0%にして冷風バイパス通路33を閉じることにより、エバポレータ10の下流直後の冷風を運転席側サイドFACE吹出口22aに導かないようにする。これにより、運転席側サイドFACE吹出口22aから吹き出される温風の吹出温度が高くなるため、サイドウインドガラスの曇り除去効果を向上することができる。なお、助手席側の乗員の場合でも同様である。
【0057】
〔他の実施形態〕
本実施形態では、本発明を車室内の左右の温度調節を互いに独立して行うことが可能な車両用空気調和装置に適用したが、本発明を車室内の前後の温度調節を互いに独立して行うことが可能な車両用空気調和装置に適用しても良い。また、本発明を車室内の温度調節を1つの温度可変手段により行う車両用空気調和装置に適用しても良い。
【0058】
本実施形態では、冷風バイパス開度(冷風バイパスドア35、36の開度)を運転席側、助手席側サイドFACE吹出口22a、22bからの温風の風向に基づいて連続的(リニア)に変更するようにしたが、冷風バイパス開度を運転席側、助手席側サイドFACE吹出口22a、22bからの温風の風向に基づいて段階的に変更するようにしても良い。
【0059】
本実施形態では、運転席側センタグリル41a、運転席側サイドグリル42a、助手席側センタグリル41bおよび助手席側サイドグリル42bをインストルメントパネル39に固定したが、各グリルを水平方向に回動自在に支持された状態で格納部材に取り付けても良い。この場合には、風向検出手段によりグリルの向きを風向として検出するようにしても良い。
【0060】
本実施形態では、運転席側センタグリル41a、運転席側サイドグリル42a、助手席側センタグリル41bおよび助手席側サイドグリル42bをインストルメントパネル39に固定したが、各グリルを上下方向に回動自在に支持された状態で格納部材に取り付けても良い。
【0061】
本実施形態では、スイングスイッチ53をONしてからOFFすることにより、第1、第2ルーバ揺動手段を動かして止めて、第1、第2スイングルーバ43、46の停止位置を決定しているが、スイングしないタイプのように、操作スイッチを操作して機械的に第1、第2スイングルーバ43、46の停止位置を変更できるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】運転席側サイドグリルからの風向に対する冷風バイパス開閉領域を示した説明図である(実施形態)。
【図2】車両用空気調和装置の全体構成を示した構成図である(実施形態)。
【図3】車両のインストルメントパネルを示した正面図である(実施形態)。
【図4】スイングルーバ装置の全体構成を示した概略図である(実施形態)。
【図5】運転席側の第1ルーバ揺動手段の構成を示した概略図である(実施形態)。
【図6】運転席側の第2ルーバ揺動手段の構成を示した概略図である(実施形態)。
【図7】エアコンECUの制御プログラムの一例を示したフローチャートである(実施形態)。
【図8】目標吹出温度に対する吹出口モードを示した特性図である(実施形態)。
【図9】目標吹出温度に対するブロワ制御電圧を示した特性図である(実施形態)。
【図10】エアコンECUによる冷風バイパス開度制御を示したフローチャートである(実施形態)。
【図11】運転席側サイドグリルから吹き出す吹出風の風向に対する冷風バイパスドアの開度を示した特性図である(実施形態)。
【符号の説明】
1 空調ユニット
2 空調ダクト
4 ブロワ(送風機)
13 ヒータコア(加熱用熱交換器)
15 運転席側エアミックスドア
16 助手席側エアミックスドア
20 DEF吹出口
24 運転席側吹出口切替ドア(モード切替ドア)
25 運転席側吹出口切替ドア(モード切替ドア)
26 運転席側吹出口切替ドア(モード切替ドア)
27 助手席側吹出口切替ドア(モード切替ドア)
28 助手席側吹出口切替ドア(モード切替ドア)
33 冷風バイパス通路
34 冷風バイパス通路
35 冷風バイパスドア
36 冷風バイパスドア
39 インストルメントパネル
43 第1スイングルーバ
46 第2スイングルーバ
50 エアコンECU(空調制御手段)
59 第1風向センサ(風向検出手段)
21a 運転席側センタFACE吹出口(中央上部吹出口)
22a 運転席側サイドFACE吹出口(側方上部吹出口)
23a 運転席側FOOT吹出口
21b 助手席側センタFACE吹出口(中央上部吹出口)
22b 助手席側サイドFACE吹出口(側方上部吹出口)
23b 助手席側FOOT吹出口
41a 運転席側センタグリル
42a 運転席側サイドグリル
41b 助手席側センタグリル
42b 助手席側サイドグリル

Claims (6)

  1. (a)少なくとも乗員の側面窓ガラス側上半身および側面窓ガラスのいずれかに向けて空気流を吹き出す側方上部吹出口を有する空気通路と、
    (b)この空気通路に設けられ、前記空気通路を通過する空気を加熱する加熱用熱交換器と、
    (c)前記空気通路のうち未加熱風を、前記加熱用熱交換器を迂回させて、前記側方上部吹出口に送るためのバイパス通路と、
    (d)このバイパス通路を開閉するバイパスドアと、
    (e)前記側方上部吹出口からの空気流の風向を検出する風向検出手段を有し、
    暖房時に、前記風向検出手段にて前記側方上部吹出口からの空気流が乗員に向いていることを検出した場合、前記バイパス通路を開くように前記バイパスドアを制御する空調制御手段と
    を備えた車両用空気調和装置。
  2. 請求項1に記載の車両用空気調和装置において、
    前記空調制御手段は、前記側方上部吹出口からの空気流が乗員に向いている程、前記バイパス通路の開度を大きくするように前記バイパスドアを制御することを特徴とする車両用空気調和装置。
  3. (a)少なくとも乗員の側面窓ガラス側上半身および側面窓ガラスのいずれかに向けて空気流を吹き出す側方上部吹出口を有する空気通路と、
    (b)この空気通路に設けられ、前記空気通路を通過する空気を加熱する加熱用熱交換器と、
    (c)前記空気通路のうち未加熱風を、前記加熱用熱交換器を迂回させて、前記側方上部吹出口に送るためのバイパス通路と、
    (d)このバイパス通路を開閉するバイパスドアと、
    (e)前記側方上部吹出口からの空気流の風向を検出する風向検出手段を有し、
    暖房時に、前記風向検出手段にて前記側方上部吹出口からの空気流が近傍の側面窓ガラスに向いていることを検出した場合、前記バイパス通路を閉じるように前記バイパスドアを制御する空調制御手段と
    を備えた車両用空気調和装置。
  4. 請求項3に記載の車両用空気調和装置において、
    前記空調制御手段は、前記側方上部吹出口からの空気流が前記側面窓ガラスに向いている程、前記バイパス通路の開度を小さくするように前記バイパスドアを制御することを特徴とする車両用空気調和装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の車両用空気調和装置において、
    前記空気通路は、車両のインストルメントパネルの中央部から乗員の上半身に向けて空気流を吹き出す中央上部吹出口を有し、
    この中央上部吹出口を開閉するモード切替ドアを備え、
    前記暖房時とは、前記モード切替ドアにて前記中央上部吹出口を閉じる吹出口モードのときであることを特徴とする車両用空気調和装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の車両用空気調和装置において、
    前記側方上部吹出口は、車両のインストルメントパネルに支持されたサイドグリル内に形成され、
    前記サイドグリル内には、少なくとも水平方向に揺動運動を行って前記側方上部吹出口からの空気流の風向を変更するスイングルーバが設けられていることを特徴とする車両用空気調和装置。
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