JPH08150827A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
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- JPH08150827A JPH08150827A JP29677294A JP29677294A JPH08150827A JP H08150827 A JPH08150827 A JP H08150827A JP 29677294 A JP29677294 A JP 29677294A JP 29677294 A JP29677294 A JP 29677294A JP H08150827 A JPH08150827 A JP H08150827A
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Abstract
低湿度にする。 【構成】 吹出モードがフットモードあるいはフットデ
フモードであれば、送風機6の起動から所定時間は、デ
フロスタドア16にてデフロスタダクト11を閉じる。
またこのとき、冷風バイパスドア13にて冷風バイパス
通路12を全閉する。これによって空調ダクト2内の高
湿度空気はフットダクト10からのみ吹き出されるの
で、窓ガラスを曇らすことなく空調ダクト2内は低湿度
となる。また冷風バイパス通路12が全閉していること
から送風機6からの空気は全てヒータコア8aを通るの
で、フットダクト10からの吹出空気は温かくなる。
Description
吹出口から車両の窓ガラスに向かって吹き出すことので
きる車両用空調装置に関する。
れる車両用空調装置は、冬場においてエンジン冷却水温
が低いときに乗員へ冷風が吹き出されるのを防止するた
めに、外気温度が所定温度よりも低ければ車室内への送
風を停止し、外気温度が所定温度よりも高ければデフロ
スタ吹出口から窓ガラスに向かって送風するようにして
いる。
起動して蒸発器を作動させると蒸発器には凝縮水が付着
する。その後、空調装置を停止して次に空調装置を再起
動するまでの時間が長いと、蒸発器に付着した凝縮水が
例えば外気の熱によって蒸発し、空調ユニット内が高湿
度状態となる。
なっているもとで、上記従来技術のようにデフロスタ吹
出口から窓ガラスに向かって送風するようにすると、高
湿度の空気が窓ガラスに向かって吹き出され、その結
果、窓ガラスに曇りが発生するという問題が発生する。
そこで本発明者らが上記の問題について検討した結果、
上記のように空調ユニット内が高湿度状態となっている
ときには、デフロスタ吹出口を閉口して、窓ガラスに高
湿度空気が吹き出されないようにするとともに、窓ガラ
スとは異なる位置に向けて吹き出す他の吹出口を開口し
て、この他の吹出口から上記高湿度空気を吹き出す制御
(以下、湿度低下制御という)を行うことによって、窓
ガラスに曇りを発生させずに空調ユニット内の湿度を低
下させることができることに気がついた。
さらに検討した結果、以下に述べる問題が新たに発生す
ることを発見した。つまり、特に冬場においては、上記
湿度低下制御時における上記他の吹出口からの吹出風に
よって、乗員に寒さを感じさせてしまうことがあるとい
う問題がある。そこで本発明は上記問題に鑑み、乗員に
寒さを感じさせずに空調ユニット内を低湿度にすること
ができる車両用空調装置を提供することを目的とする。
め、請求項1記載の発明では、空気流を発生する送風手
段(6)と、前記送風手段(6)からの空気を車室内に
導く空調ダクト(2)と、この空調ダクト(2)内に設
けられ、前記送風手段(6)からの空気を除湿冷却する
冷却手段(7a)と、前記冷却手段(7a)よりも下流
側における前記空調ダクト(2)内に設けられ、前記送
風手段(6)からの空気を加熱する加熱手段(8a)
と、この加熱手段(8a)の空気下流側における空気温
度を調節する温度調節手段(13,35)と、前記空調
ダクト(2)の空気下流側部位に形成され、前記送風手
段(6)からの空気を車両窓ガラスに向けて吹き出すた
めのデフロスタダクト(11)と、前記空調ダクト
(2)の空気下流側部位に形成され、前記送風手段
(6)からの空気を前記窓ガラスとは異なる位置に向け
て吹き出すための他のダクト(10)と、前記デフロス
タダクト(11)を開閉するデフロスタダクト開閉手段
(16,38)と、前記他のダクト(10)を開閉する
他のダクト開閉手段(15,37)とを備えた車両用空
調装置において、前記空調ダクト(2)内の所定湿度以
上の空気が、前記デフロスタダクト(11)および前記
他のダクト(10)から吹き出される状態であるか否か
を判定する高湿度空気吹出判定手段(ステップ180、
200、210)と、前記高湿度空気吹出判定手段(ス
テップ180,200、210)によって前記状態であ
ると判定されたら、前記デフロスタダクト開閉手段(1
6,38)が前記デフロスタダクト(11)を閉口した
状態となるように、前記デフロスタ開閉手段(16,3
8)を制御するデフロスタダクト閉口制御手段(ステッ
プ310,190)と、前記加熱手段(8a)における
加熱能力が所定能力以下であるか否かを判定する加熱能
力判定手段(ステップ270)と、この加熱能力判定手
段(ステップ270)によって前記加熱能力が前記所定
能力以下であると判定されたら、前記加熱手段(8a)
の下流側における空気温度を高くするように前記温度調
節手段(13,35)を調節する温度調節制御手段(ス
テップ300,320,190)とを備える車両用空調
装置を特徴とする。
載の車両用空調装置において、前記高湿度空気吹出判定
手段(ステップ180,200,210)が、前記デフ
ロスタダクト開閉手段(16,38)が前記デフロスタ
ダクト(11)を開口するとともに、前記他のダクト開
閉手段(15,37)が前記他のダクト(10)を開口
する暖房時吹出モードであるか否かを判定する吹出モー
ド判定手段(200)と、前記空調ダクト(2)内が所
定の湿度以上となる条件か否かを判定する湿度判定手段
(ステップ180)とを備え、前記吹出モード判定手段
(ステップ200)によって前記暖房時吹出モードであ
ると判定され、かつ前記湿度判定手段(ステップ18
0)によって前記条件であると判定されたら、前記空調
ダクト(2)内の所定湿度以上の空気が、前記デフロス
タダクト(11)および前記他のダクト(10)から吹
き出される状態であると判定するように構成されたこと
を特徴とする。
載の車両用空調装置において、前記高湿度空気吹出判定
手段(ステップ180,200,210)が、前記送風
手段(6)が起動する条件か否かを判定する送風起動判
定手段(ステップ210)を備え、前記吹出モード判定
手段(ステップ200)および前記湿度判定手段(ステ
ップ180)によって、前記暖房時吹出モードであると
ともに前記所定の湿度以上となる条件であると判定さ
れ、かつ前記送風起動判定手段(ステップ210)によ
って、前記送風手段(6)を起動する条件であると判定
されたら、前記空調ダクト(2)内の所定湿度以上の空
気が、前記デフロスタダクト(11)および前記他のダ
クト(10)から吹き出される状態であると判定するよ
うに構成されたことを特徴とする。
載の車両用空調装置において、前記デフロスタダクト閉
口制御手段(ステップ310,190)が、前記送風起
動判定手段(ステップ210)によって前記送風手段
(6)を起動する条件であると判定されてから所定時間
(C1)、前記デフロスタダクト開閉手段(16,3
8)が前記デフロスタダクト(11)を閉口した状態と
なるように前記デフロスタダクト開閉手段(16,3
8)を制御することを特徴とする。
し4いずれか記載の車両用空調装置において、空調ダク
ト(2)内に、前記送風手段(6)からの空気を前記加
熱手段(8a)をバイパスして通すバイパス通路(1
2)を備え、前記温度調節手段(13,35)が、前記
バイパス通路(12)を開閉するバイパス通路開閉手段
(13,35)で構成され、前記温度調節制御手段(ス
テップ300,320,190)が、前記バイパス通路
(12)を閉じるように前記バイパス通路開閉手段(1
3,35)を制御するバイパス通路閉口制御手段(ステ
ップ300,320,190)で構成されたことを特徴
とする。
いし5いずれか1つ記載の車両用空調装置において、前
記他のダクト(10)が、前記送風手段(6)からの空
気を車室内乗員の足元に向けて吹き出すためのフットダ
クト(10)で構成されたことを特徴とする。
とは、この所定時間だけ前記他のダクトから空気を吹き
出すことによって、その後にデフロスタダクトから空気
を吹き出しても窓ガラスを曇らすことがないくらい、空
調ダクト内の空気湿度を低くすることのできる時間に相
当する。また、上記各手段の括弧内の符号は、後述する
実施例の具体的手段との対応関係を示すものである。
ば、空調ダクト内の所定湿度以上の空気がデフロスタダ
クトおよび他のダクトから吹き出される状態であれば、
デフロスタダクト閉口制御手段の制御によってデフロス
タダクトが閉口する。その結果、冷却手段から発生した
凝縮水によって空調ダクト内が高湿度状態となっている
としても、この高湿度空気は他のダクトから窓ガラスと
は異なる部位に向かって吹き出される。
とんどは前記他のダクトから吹き出され、空調ダクト内
は低湿度状態となる。このように、前記他のダクトから
高湿度空気を吹き出すことによって、窓ガラスを曇らせ
ることなく空調ダクト内の湿度を低下させることができ
る。また、このように空調ダクト内の湿度を低下させれ
ば、その後において低湿度の空気をデフロスタダクトか
ら窓ガラスに向かって吹き出すことができる。
て加熱手段の加熱能力が所定能力以下であると判定され
たら、温度調節制御手段の制御によって、加熱手段の下
流側における空気温度が高くなる。従って、他のダクト
から吹き出される上記高湿度空気の温度を高くすること
ができ、車室内乗員のフィーリングを向上させることが
できる。
定手段によって送風手段を起動する条件であると判定さ
れてから所定時間、デフロスタ開閉手段がデフロスタダ
クトを閉口した状態となるので、上記高湿度空気は他の
ダクトから窓ガラスとは異なった位置に向かって所定時
間吹き出される。その結果、空調ダクト内の空気湿度は
低湿度状態となり、その後に空調ダクト内空気をデフロ
スタダクトから窓ガラスに向かって吹き出しても、窓ガ
ラスを曇らすことはない。
段がバイパス通路開閉手段で構成され、温度調節制御手
段がバイパス通路閉口制御手段で構成されているので、
加熱能力判定手段によって加熱手段の加熱能力が所定能
力以下であると判定されたら、バイパス通路閉口制御手
段の制御によってバイパス通路開閉手段がバイパス通路
を閉口する。従って、このときには他のダクトから吹き
出される高湿度空気はすべて加熱手段を通るので、バイ
パス通路が開口している場合に比べて、他のダクトから
吹き出される上記高湿度空気の温度を高くすることがで
き、車室内乗員のフィーリングを向上させることができ
る。
記のように加熱能力が上記所定能力以下のときには、こ
の加熱手段を通って上記他のダクトから吹き出される空
気温度はそれほど高くない。従って、このようなときに
バイパス通路を開いてしまうと、送風手段からの空気の
一部が未加熱のまま上記他のダクトから吹き出されてし
まうので、さらにその温度は低くなってしまう。
未加熱風を無くすことによって、上記他のダクトから吹
き出される空気の温度を少しでも高くすることができ、
乗員のフィーリングを向上させることができる。また請
求項6記載の発明では、高湿度空気吹出判定手段によっ
て、空調ダクト内の所定湿度以上の空気が、デフロスタ
ダクトおよびフットダクトから吹き出される状態である
と判定されたら、デフロスタダクト閉口制御手段の制御
によって、デフロスタダクト開閉手段がデフロスタダク
トを閉口した状態となる。
フロスタダクトを若干開口するフットモード、あるいは
フットダクトとデフロスタダクトとを各々約半分ずつ開
口するフットデフモードのときに高湿度空気が吹き出さ
れる状態であれば、デフロスタダクトが閉口されてデフ
ロスタダクトから高湿度空気が吹き出されるのが防止さ
れる。
する。まず本実施例の全体構成について図1を用いて説
明する。車両用空調装置1は、車室内に向かって空気を
導く空調ダクト2を備える。この空調ダクト2の空気上
流側には、車室内空気を吸入するための内気吸入口3
と、外気を吸入するための外気吸入口4とが形成され、
これら吸入口3、4の開口割合は内外気切換ドア5によ
って調節される。なお、この内外気切換ドア5はこの駆
動手段32(具体的にはサーボモータ、図3参照)によ
って駆動される。
下流側に向かって、送風機6、冷却手段7、加熱手段8
が配設され、加熱手段8を通過した空気は、空調ダクト
2の下流端に形成された各分岐ダクト9〜11から車室
内の各部へ吹き出される。上記送風機6は、ファン6a
と、このファン6aを駆動するファンモータ6bとを備
える。このファンモータ6bは駆動回路33(図3参
照)より印加されるブロワ電圧に応じてファン6aを回
転駆動し、内気または外気を空調ダクト2を介して車室
内へ送風する。
の冷媒蒸発器7aにて構成される。この冷凍サイクル
は、冷媒蒸発器7aの他に、図示しない冷媒圧縮機、冷
媒凝縮器、減圧手段等を備え、それぞれが冷媒配管によ
って結合された周知のものである。また上記冷媒圧縮機
は、電磁クラッチ34(図3参照)を介して図示しない
エンジンと連結されており、電磁クラッチ34がオンし
たときにエンジンの動力が上記冷媒圧縮機に伝達され
る。
タポンプ8b、ウォータバルブ8c等を備える。そのう
ち上記ヒータコア8aは、内部を流れるエンジン冷却水
を熱源として蒸発器7aらかの冷風を再加熱する熱交換
器である。また上記ウォータポンプ8bは、ヒータコア
8aとエンジンとを結ぶ温水配管8dに温水流を発生さ
せる手段を構成する。
って加熱された温水が温水配管8dを介してヒータコア
8a内に供給される量を調節する手段を構成する。そし
て、このウォータバルブ8cの開度あるいはオンオフ周
期を調節することによって、ヒータコア8a内を流れる
温水温度、すわなちヒータコア8aにおける空気加熱能
力を調節される。
冷風がヒータコア8aをバイパスするための冷風バイパ
ス通路12が形成されている。またこの冷風バイパス通
路12には、冷風バイパス通路12を開閉する冷風バイ
パスドア13が設けられている。そしてこの冷風バイパ
スドア13は、この駆動手段35(具体的にはサーボモ
ータ、図3参照)によって駆動される。
空調風を車室内乗員上半身に向けて吹き出すためのフェ
イス吹出口(図示しない)が形成されたフェイスダクト
であり、上記分岐ダクト10は、その下流端に、空調風
を乗員足元に向けて吹き出すためのフット吹出口(図示
しない)が形成されたフットダクトであり、上記分岐ダ
クト11は、その下流端に、空調風を車両窓ガラスに向
けて吹き出すためのデフロスタ吹出口(図示しない)が
形成されたデフロスタダクトである。
は、それぞれの分岐ダクトを開閉するフェイスドア1
4、フットドア15、およびデフロスタドア16が設け
られている。またこれらのドア14〜16は、それぞれ
の駆動手段36〜38(具体的にはサーボモータ、図3
参照)によって駆動される。なお上記フェイスダクト9
には、図1のA−A矢視断面図である図2に示すよう
に、車室内乗員の中央上半身に向けて空調風を吹き出す
センターフェイス吹出口(図示しない)が下流端に形成
されたセンターフェイスダクト9aと、運転席乗員およ
び助手席乗員のドア側上半身に向けてそれぞれ空調風を
吹き出すサイドフェイス吹出口(図示しない)が下流端
に形成されたサイドフェイスダクト9b、9cとが形成
されている。
センターフェイスダクト9aを開閉するドアであって、
サイドフェイスダクト9b、9cを開閉するドアではな
い。このサイドフェイスダクト9b、9cの通路途中に
は、例えばリンク等の機械的結合手段によってドア14
と連結されたサイドフェイスドア17、18が設けられ
ている。
4が上記ダクト9aを全開するとき(このときの吹出モ
ードはフェイスモード)に上記ダクト9b、9cを全開
し、上記ドア14が上記ダクト9aを半分開くとき(こ
のときの吹出モードはバイレベルモード)に上記ダクト
9b、9cを半分開く。また上記ドア17、18は、上
記ドア14が上記ダクト9aを全閉するとき(このとき
の吹出モードはフットモード、フットデフモード、デフ
ロスタモードのいずれか)に上記ダクト9b、9cを全
閉する位置となるが、この位置において上記ドア17、
18と上記ダクト9b、9cとの間にはすきまがあるた
め、このとき上記サイドフェイス吹出口から多少の風が
もれる。
る制御装置19には、車室内気温度を検出する内気温セ
ンサ20、外気温度を検出する外気温センサ21、車室
内に照射される日射量を検出する日射センサ22、およ
びヒータコア8a内に流入するエンジン冷却水温を検出
する水温センサ23が入力接続されている。また制御装
置19には、フェイスドア14の実際の開度を検出する
手段24、フットドア15の実際の開度を検出する手段
25、およびデフロスタドア16の実際の開度を検出す
る手段26が入力接続されている。なお、上記各検出手
段24〜26は具体的にはポテンショメータで構成さ
れ、それぞれのサーボモータ36〜38に直接取りつけ
られている。
Tset を設定する温度設定器27、吹出モードを後述す
るデフロスタモードに設定するためのデフロスタスイッ
チ28、および吹出モードを後述するフェイスモード、
バイレベルモード、フットモード、フットデフモードの
間で設定するための吹出モード設定スイッチ29が入力
接続されている。なお、上記27〜29は乗員によって
操作される操作パネルに設けられている。
/D変換器、マイクロコンピュータ等を備える周知のも
のであり、上記各センサ20〜26からの信号は、前記
A/D変換器によってA/D変換された後マイクロコン
ピュータへ入力されるように構成されている。また上記
マイクロコンピュータは図示しないCPU、ROM、R
AM、I/O等を持つ周知のもので、エンジンのイグニ
ッションスイッチ30がオンされたときにバッテリー3
1から電源が供給される。
20〜29の入力信号に基づいて後述する所定の演算を
行い、この演算結果に応じて、上記駆動回路33および
各アクチュエータ8c、32、34〜38に対して制御
信号を出力する。次に、上記マイクロコンピュータの制
御処理について図4および図5のフローチャートに基づ
いて説明する。
して空調装置の自動制御処理がステップ100にて開始
すると、はじめにステップ110にてフラグ(FLAG
1、FLAG2)の初期化処理を行う。次にステップ1
20にて、上記20〜29からの信号を読み込む。そし
て次にステップ130にて、上記RAMに記憶された各
種データと上記ROMに記憶された下記数式1に基づい
て、車室内に吹き出す空気の目標吹出温度(TAO)を
算出する。
ある。またTr 、TamおよびTs は、それぞれ内気温セ
ンサ20、外気温センサ21、日射センサ22からの値
をA/D変換した値である。またKset 、Kr 、Kam、
Ks 、Cは補正用の定数である。
記ROMに記憶された図6に示す特性とからファンモー
タ6bに印加するブロワ電圧を決定する。次にステップ
150にて、上記TAOと上記ROMに記憶された図7
に示す特性とから吹出モードを決定する。ここでフェイ
スモードとは、空調風の100%を上記フェイス吹出口
から乗員の上半身に向けて吹き出すモードであり、バイ
レベル(B/L)モードとは、空調風の約50%を上記
フェイス吹出口から乗員の上半身に向けて吹き出すとと
もに、残りの約50%を上記フット吹出口から乗員の足
元に向けて吹き出すモードである。
を上記フット吹出口から乗員の足元に向けて吹き出すモ
ードであり、フットデフ(F/D)モードとは、空調風
の約50%を上記フット吹出口から乗員の足元に向けて
吹き出すとともに、残りの約50%を上記デフロスタ吹
出口から窓ガラスに向けて吹き出すモードである。ま
た、空調風の100%を窓ガラスに向けて吹き出すデフ
ロスタモードは、TAOによっては決定されず、上記操
作パネル上に設けられたデフロスタスイッチ28をオン
することによって設定される。
8に示す特性とから冷風バイパスドア13の開度を決定
する。ここで冷風バイパスドア13が冷風バイパス通路
12を全閉しているときには、冷風バイパス通路12を
冷風は流れない。次にステップ170にて、上記TAO
と図9に示す特性とから内外気モードを決定する。
が1か否か、すわなち窓ガラスを曇らせてしまうくらい
空調ダクト2内に高湿度空気が溜まっている可能性があ
るか否かを判定する。そして、ステップ180でNOと
判定されたら、空調ダクト2内に高湿度空気が溜まって
いる可能性があるとして、後述するステップ200以降
の処理を行う。また逆にYESと判定されたら、上記各
ステップ140〜ステップ170で決定した各制御値が
得られるように、駆動回路33、サーボモータ32、3
5〜38に制御信号を出力する。
モードあるいはフットデフモードであるか否かを、上記
ステップ150で決定された吹出モードに基づいて判定
する。ここでYESと判定されたら、低外気温の影響で
窓ガラス表面温度も低く、窓ガラスが曇り易いとみなし
て、ステップ210以降の処理を行う。また逆にNOと
判定されたら、窓ガラスは曇りにくいとみなして、ステ
ップ190に進んで制御出力を行う。
出したエンジン冷却水温TWが第1の所定温度(この実
施例では35℃)以上であるか否か、すなわち送風機6
を起動しても良い条件か否かを判定する。ここでNOと
判定されたら、ステップ220にて、車室内への冷風吹
出防止のためにブロワ電圧BLWを0(V)に決定し、
ステップ230にて冷風バイパス通路12を全閉するよ
うに冷風バイパスドア13の開度を決定し、ステップ2
40にてデフロスタ吹出口を全閉するようにデフロスタ
ドア16の開度を決定する。そしてこれらの制御信号を
ステップ190にて出力する。
たときは、ステップ140〜ステップ160で決定され
た制御値は出力されず、この制御値の代わりにステップ
220〜ステップ240で決定された制御値が出力され
る。そして水温が35℃以上になったらステップ210
にてYESと判定され、ステップ250にてフラグFL
AG2が0か否かを判定する。つまり、フットモードあ
るいはフットデフモード時において、これから初めて送
風機6を起動するのか否かを判定する。そしてYESと
判定されたらステップ260にてタイマをスタートさせ
るとともに、上記フラグFLAG2を1に設定する。
2の所定温度(この実施例では60℃)以上か否かを判
定する。ここでまだ60℃に達していなければNOと判
定され、ステップ280にてブロワ電圧BLWを所定値
(この実施例では4(V))に決定する。つまりステッ
プ270にてNOと判定されたときは、ステップ140
で決定された制御値は出力されず、この制御値の代わり
にステップ280で決定された制御値が出力される。
260にて作動させたタイマの計時時間が所定時間(こ
の実施例ではC1)以上であるか否かを判定する。すな
わち送風機6を起動してからC1が経過したか否かを判
定する。ここでC1が経過していないと判定されたら、
ステップ300にて冷風バイパス通路12を全閉するよ
うに冷風バイパスドア13の開度を決定し、ステップ3
10にてデフロスタ吹出口を全閉するようにデフロスタ
ドア16の開度を決定する。
れたときは、ステップ150、ステップ160で決定さ
れた制御値は出力されず、この制御値の代わりにステッ
プ300、ステップ310で決定された制御値が出力さ
れる。また一方、ステップ290にてYESと判定され
たら、ステップ320にて冷風バイパス通路12を全閉
するように冷風バイパスドア13の開度を決定し、ステ
ップ190に進む。つまりこのときは、デフロスタドア
16の開度はステップ150で決定されたモードに応じ
た開度となる。
たら、次のステップ320でフラグFLAG1を1に設
定するとともに、ステップ330で上記タイマをストッ
プさせてステップ190に移る。従って、このステップ
190の処理を終えて次にステップ180の処理を行う
ときにはYESと判定され、ステップ200以降の処理
を行うことなくステップ190に移る。つまり、水温が
60℃以上になった後はステップ140〜ステップ17
0の制御値が出力される。
を実現する手段を構成する。次に、本実施例の具体的作
動を図10のタイムチャートを用いて説明する。なお、
以後の説明において、イグニッションスイッチ30をオ
ンした時点の水温TWは35℃よりも低く、このときの
吹出モードはフットモードあるいはフットデフモードと
する。
ら水温TWが35℃以上になるまでの間(t0 〜t1 )
は、ステップ220〜ステップ240で決定されたよう
に、デフロスタドア16はデフロスタ吹出口を全閉する
位置、冷風バイパスドア13は冷風バイパス通路12を
全閉する位置、およびブロワ電圧BLWは0(V)とな
る。またフットドア15は、ステップ150で決定され
たモードに応じた位置となる。
テップ210でYESと判定され、ステップ260の処
理によってタイマが作動し、そこから所定時間(C1)
が経過するまでの間(t1 〜t2 )は、ステップ310
で決定されたようにデフロスタドア16はデフロスタ吹
出口を全閉する位置となり、上記所定時間(C1)が経
過した後は、ステップ150で決定されたモードに応じ
た位置となる。
℃以上になった時点(t1 )でステップ280で決定さ
れたように4(V)に制御される。そしてこの制御は水
温TWが60℃になるまで(t1 〜t3 )続き、水温T
Wが60℃以上になったら、ステップ140で決定され
た電圧に制御される。また冷風バイパスドア13は、水
温TWが35℃になってもなお、ステップ300または
ステップ320で決定されたように、冷風バイパス通路
12を全閉する位置に制御される。そしてこの制御は、
水温TWが60℃になるまで(t1 〜t3 )続き、水温
TWが60℃以上になったら、ステップ160で決定さ
れた位置に制御される。
は、フットモードあるいはフットデフモードのときに
は、水温が35℃になって送風機6を起動してから所定
時間(C1)が経過するまでは、デフロスタドア16を
上記全閉位置に制御している。これによって、イグニッ
ションスイッチ30をオンした時点で空調ダクト2内が
高湿度状態であったとしても、この高湿度空気はデフロ
スタ吹出口からは吹き出されず、フット吹出口からのみ
吹き出されるので、窓ガラスを曇らすことなく空調ダク
ト2内を低湿度状態とすることができる。
の長さとして、ブロワ電圧BLW=4(V)の風量で上
記所定時間(C1)フット吹出口から上記高湿度空気を
吹き出せば、その後にデフロスタ吹出口から風を吹き出
しても窓ガラスが曇らないくらい、空調ダクト2内を低
湿度状態にすることができる時間とした。また本実施例
では、空調装置の起動から送風機6が起動するまでの間
(図6のt0 〜t1 )にもデフロスタドア16を全閉位
置としているので、ラム圧によって空調ダクト2内に空
気流が発生しても、この空気はフット吹出口のみから吹
き出されるので、窓ガラスを曇らすことはない。
るまでの間(t1 〜t3 )は、冷風バイパスドア13を
上記全閉位置に制御している。従って、このときにはフ
ット吹出口から吹き出される高湿度空気はすべてヒータ
コア8aを通るので、冷風バイパス通路12が開いてい
る場合に比べて、フット吹出口から吹き出される上記高
湿度空気の温度を高くすることができ、乗員足元に与え
る暖房感を極力損なわないようにすることができる。
温が低いとき(TWが60℃以下のとき)には、ヒータ
コア8aを通ってフット吹出口から吹き出される空気温
度はそれほど高くならない。従って、このようなときに
冷風バイパス通路12を開いてしまうと、蒸発器7aか
らの冷風の一部が未加熱のままフット吹出口から吹き出
されてしまうので、さらにその温度は低くなってしま
う。
閉にして上記未加熱風を無くすことによって、フット吹
出口から吹き出される空気の温度を少しでも高くするこ
とができ、乗員のフィーリングを向上させることができ
る。 (他の実施例)上記実施例は、ウォータバルブ8cを調
節して車室内への吹出温度を調節するいわゆるリヒート
式の空調装置であり、請求項1記載の発明でいう温度調
節手段を、冷風バイパス通路12のみを開閉する冷風バ
イパスドア13とサーボモータ35にて構成したが、冷
風バイパス通路12を流れる風量とヒータコア8aを流
れる量を同時に調節するエアミックスドアをヒータコア
8aの上流側に設け、このエアミックスドアの開度を調
節して車室内への吹出温度を調節するいわゆるエアミッ
クス式の空調装置とし、請求項1記載の発明でいう温度
調節手段をこのエアミックスドアおよびこのドアを駆動
する手段にて構成しても良い。
出モードがフットモードあるいはフットデフモードであ
るか否かを、ステップ150で決定されたモードに基づ
いて判定するようにしたが、ポテンショメータ25、2
6からの値に基づいて判定するようにしても良いし、吹
出モード設定スイッチ29によってフットモードあるい
はフットデフモードが設定されたか否かを判定するよう
にしても良い。
度センサを設け、上記ステップ180を、空調装置が起
動してからの前記湿度センサの検出湿度が所定湿度以上
か否かを判定する湿度判定手段で構成しても良い。また
上記ステップ290を、上記湿度判定手段にて構成し、
上記所定湿度以下と判定されたらステップ320の処理
を行うようにても良い。
明でいう他のダクトをフットダクト10で構成したが、
フェイスダクト9で構成しても良い。
る。
ブロワ電圧との関係を示す特性図である。
冷風バイパスドア開度との関係を示す特性図である。
内外気モードとの相関関係図である。
トである。
蒸発器(冷却手段)、8a…ヒータコア(加熱手段)、
10…フットダクト(他のダクト)、11…デフロスタ
ダクト、12…冷風バイパス通路(バイパス通路)、1
3…冷風バイパスドア(温度調節手段、バイパス通路開
閉手段)、15…フットドア(他のダクト開閉手段)、
16…デフロスタドア(デフロスタダクト開閉手段)
Claims (6)
- 【請求項1】 空気流を発生する送風手段と、 前記送風手段からの空気を車室内に導く空調ダクトと、 この空調ダクト内に設けられ、前記送風手段からの空気
を除湿冷却する冷却手段と、 前記冷却手段よりも下流側における前記空調ダクト内に
設けられ、前記送風手段からの空気を加熱する加熱手段
と、 この加熱手段の空気下流側における空気温度を調節する
温度調節手段と、 前記空調ダクトの空気下流側部位に形成され、前記送風
手段からの空気を車両窓ガラスに向けて吹き出すための
デフロスタダクトと、 前記空調ダクトの空気下流側部位に形成され、前記送風
手段からの空気を前記窓ガラスとは異なる位置に向けて
吹き出すための他のダクトと、 前記デフロスタダクトを開閉するデフロスタダクト開閉
手段と、 前記他のダクトを開閉する他のダクト開閉手段とを備え
た車両用空調装置において、 前記空調ダクト内の所定湿度以上の空気が、前記デフロ
スタダクトおよび前記他のダクトから吹き出される状態
であるか否かを判定する高湿度空気吹出判定手段と、 前記高湿度空気吹出判定手段によって前記状態であると
判定されたら、前記デフロスタダクト開閉手段が前記デ
フロスタダクトを閉口した状態となるように、前記デフ
ロスタダクト開閉手段を制御するデフロスタダクト閉口
制御手段と、 前記加熱手段における加熱能力が所定能力以下であるか
否かを判定する加熱能力判定手段と、 この加熱能力判定手段によって前記加熱能力が前記所定
能力以下であると判定されたら、前記加熱手段の下流側
における空気温度を高くするように前記温度調節手段を
調節する温度調節制御手段とを備えることを特徴とする
車両用空調装置。 - 【請求項2】 前記高湿度空気吹出判定手段が、 前記デフロスタダクト開閉手段が前記デフロスタダクト
を開口するとともに、前記他のダクト開閉手段が前記他
のダクトを開口する暖房時吹出モードであるか否かを判
定する吹出モード判定手段と、 前記空調ダクト内が所定の湿度以上となる条件か否かを
判定する湿度判定手段とを備え、 前記吹出モード判定手段によって前記暖房時吹出モード
であると判定され、かつ前記湿度判定手段によって前記
条件であると判定されたら、前記空調ダクト内の所定湿
度以上の空気が、前記デフロスタダクトおよび前記他の
ダクトから吹き出される状態であると判定するように構
成されたことを特徴とする請求項1記載の車両用空調装
置。 - 【請求項3】 前記高湿度空気吹出判定手段が、前記送
風手段が起動する条件か否かを判定する送風起動判定手
段を備え、 前記吹出モード判定手段および前記湿度判定手段によっ
て、前記暖房時吹出モードであるとともに前記所定の湿
度以上となる条件であると判定され、かつ前記送風起動
判定手段によって、前記送風手段を起動する条件である
と判定されたら、前記空調ダクト内の所定湿度以上の空
気が、前記デフロスタダクトおよび前記他のダクトから
吹き出される状態であると判定するように構成されたこ
とを特徴とする請求項2記載の車両用空調装置。 - 【請求項4】 前記デフロスタダクト閉口制御手段が、
前記送風起動判定手段によって前記送風手段を起動する
条件であると判定されてから所定時間、前記デフロスタ
ダクト開閉手段が前記デフロスタダクトを閉口した状態
となるように前記デフロスタダクト開閉手段を制御する
ことを特徴とする請求項3記載の車両用空調装置。 - 【請求項5】 空調ダクト内に、前記送風手段からの空
気を前記加熱手段をバイパスして通すバイパス通路を備
え、 前記温度調節手段が、前記バイパス通路を開閉するバイ
パス通路開閉手段で構成され、 前記温度調節制御手段が、前記バイパス通路を閉じるよ
うに前記バイパス通路開閉手段を制御するバイパス通路
閉口制御手段で構成されたことを特徴とする請求項1な
いし4いずれか1つ記載の車両用空調装置。 - 【請求項6】 前記他のダクトが、前記送風手段からの
空気を車室内乗員の足元に向けて吹き出すためのフット
ダクトで構成されたことを特徴とする請求項1ないし5
いずれか1つ記載の車両用空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29677294A JP3596054B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29677294A JP3596054B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 車両用空調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08150827A true JPH08150827A (ja) | 1996-06-11 |
JP3596054B2 JP3596054B2 (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=17837936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29677294A Expired - Fee Related JP3596054B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3596054B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160141225A (ko) * | 2015-05-29 | 2016-12-08 | 한온시스템 주식회사 | 차량용 공조장치 |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP29677294A patent/JP3596054B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR20160141225A (ko) * | 2015-05-29 | 2016-12-08 | 한온시스템 주식회사 | 차량용 공조장치 |
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JP3596054B2 (ja) | 2004-12-02 |
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