JPH03177Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH03177Y2
JPH03177Y2 JP18009287U JP18009287U JPH03177Y2 JP H03177 Y2 JPH03177 Y2 JP H03177Y2 JP 18009287 U JP18009287 U JP 18009287U JP 18009287 U JP18009287 U JP 18009287U JP H03177 Y2 JPH03177 Y2 JP H03177Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
bearing block
main wheel
hole
sliding groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18009287U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0184626U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18009287U priority Critical patent/JPH03177Y2/ja
Publication of JPH0184626U publication Critical patent/JPH0184626U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH03177Y2 publication Critical patent/JPH03177Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車椅子の主輪の取付機構に関するもの
である。
〔従来の問題点〕
身体不自由者のバスケツト、マラソン、テニス
等のスポーツ用車椅子として、主輪が下方に開い
た傾斜状態とされていたものが用いられている。
このような主輪の傾斜は車椅子の安定度を増し、
旋回時等における転倒を防止するためのものであ
る。
しかし、上記車椅子にあつては主輪が下方に開
いた傾斜状態で固定されているために車椅子の車
巾が大となり、室内で使用する際には扉の通り抜
けに支障を生じたり主輪が扉と接触して扉を傷付
けてしまうという問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記従来の問題点を解決するための手
段として、車椅子の両側のフレームに着脱可能に
取付けられる軸受けブロツク1であつて、該軸受
けブロツク1の側面には主輪20の車軸21を嵌
着すべき軸取付部が設けられ、前後面の上方には
夫々横方向に摺動溝8,10が設けられ、該摺動
溝8,10には二個以上の嵌入溝8A,8B,8
C,10A,10B,10Cが形成されており、
該前後面の下方には該摺動溝8,10の嵌入溝8
A,8B,8C,10A,10B,10Cに対応
する取付孔9A,9B,9C,10A,10B,
10Cが該前後面の外側から内側に行くにつれて
垂直から次第に内側に傾むくような角度で設けら
れ、該フレームには該摺動溝8,10および該取
付孔9A,9B,9C,10A,10B,10C
に対応する一対または複数対の孔部16A,16
B,16C,16D,17A,17B,17C,
17Dが略垂直に設けられ、該軸受けブロツク1
は前後面の摺動溝8,10と該フレームの選択さ
れた孔部16A,16B,16C,16D,17
A,17B,17C,17Dとに渡つて差渡され
る支持棒18によつて該フレームに摺動可能に支
持され、更に該軸受けブロツク1は該摺動溝8,
10の選択された嵌入溝8A,8B,8C,10
A,10B,10Cに該支持棒18を嵌入させか
つ該嵌入溝8A,8B,8C,10A,10B,
10Cに対応する取付孔9A,9B,9C,11
A,11B,11Cと該フレームの孔部16A,
16B,16C,16D,17A,17B,17
C,17Dとに固定棒19を差渡すことによつて
所定の角度をもつて該フレームに取付けられる車
椅子の取付構造を提供するものである。
〔作用〕
該軸受けブロツクの前後面の摺動溝に差渡され
た支持棒を該摺動溝の最外側に形成された嵌入溝
に嵌入し、該嵌入溝に対応する最外側の取付孔に
固定棒を差渡した場合には該軸受けブロツクは車
椅子のフレームに垂直状態で取付けられ、このと
きに該軸受けブロツクの軸取付部に主輪の車軸を
嵌着すると該主輪は車椅子に垂直状態で取付けら
れる。該軸受けブロツクに差渡される支持棒を摺
動溝の他の嵌入溝に嵌入し、該嵌入孔に対応する
取付孔に固定棒を差渡した場合には該軸受けブロ
ツクは車椅子のフレームに対して所定の角度で取
付けられ、このときに該軸受けブロツクの軸取付
部に主輪の車軸を嵌着すると該主輪は該軸受けブ
ロツクの取付角度に応じて下方に開いた傾斜状態
で取付けられる。この際、軸受けブロツクの軸取
付部は該軸受けブロツクの取付角度が大きい程車
椅子のフレームからより外方に位置するようにな
り、主輪が下方に開く傾斜状態とされても該主輪
の上部が該フレームに干渉しない。
〔考案の効果〕
したがつて本考案においては車椅子に取付けら
れた軸受けブロツクの取付角度を変えるだけで主
輪を垂直状態あるいは下方に開いた傾斜状態とす
ることができるので、車椅子を主輪を下方に開い
た状態でスポーツ用として使用した後でも室内等
で使用する際には該主輪を垂直状態にして車椅子
の車巾を狭めることが出来、室内等で移動する支
障とならない。更に主輪の取付角度を所望の角度
に変更することが可能であるのでスポーツの種類
に応じて適宜主輪の取付角度を選択することが出
来る。
〔実施例〕
本考案を第1図〜第7図に示す一実施例によつ
て説明すれば、1は軸受けブロツクであり、側板
2と該側板2の前後端から差出される前板3およ
び後板4からなるコの字形状をしている。該側板
2には前後方向に長孔5が設けられており、該長
孔5には軸受孔6Aを有するボルト6が前後方向
に摺動可能に嵌入されており、該ボルト6は該長
孔5の所定位置でナツト7で締付固定される。該
前板2および後板3の上方には夫々横方向に摺動
溝8,10が形成され、該摺動溝8,10には嵌
入溝8A,8B,8Cおよび10A,10B,1
0Cが設けられており、該前板2および後板3の
下方には該嵌入溝8A,8B,8Cおよび10
A,10B,10Cに対応する取付孔9A,9
B,9Cおよび11A,11B,11Cが設けら
れている。該取付孔9A,9B,9Cおよび11
A,11B,11Cは第2図に示すように該前板
2及び後板3の外側から内側に行くにつれて該嵌
入溝8A,8B,8Cおよび10A,10B,1
0Cに対して垂直から次第に内側に傾むくような
角度で設けられ、嵌入溝10A,8Aと対応する
取付孔11A,9Aは垂直であるが、嵌入溝10
B,8Bと対応する取付孔11B,9Bは角度α
だけ内側に傾斜して設けられ、嵌入溝10C,8
Cと対応する取付孔11C,9Cは角度αより大
きい角度βだけ内側に傾斜して設けられている。
車椅子の両側のフレーム15には第3図に示す
ように縦枠16,17が設けられ、該縦枠16,
17には夫々孔部16A,16B,16C,16
D、および17A,17B,17C,17Dが設
けられ、上記軸受けブロツク1は一方の縦枠16
の孔部16Aから該軸受けブロツク1の前板3お
よび後板4の摺動溝8,10を介して他方の縦枠
17の孔部17Aに差渡され螺着される支持棒1
8によつて該車椅子のフレーム15に摺動可能に
取付けられる。
上記構成において、第3図および第4図に示す
ように該支持棒18を軸受けブロツク1の前板3
の嵌入溝8Aおよび後板4の嵌入溝10Aに嵌入
させフレーム15の一方の縦枠16の孔部16B
から挿入される固定棒19を該前板3及び後板4
の取付孔9A,11Aを介して他方の縦枠17の
孔部17Aに差渡し螺着することにより該軸受け
ブロツク1は車椅子に対して垂直に固定される。
このとき該軸受けブロツク1の側板2に取付けら
れたボルト6の軸受孔6Aに主輪20の車軸21
を嵌着すると、該主輪20は垂直状態で取付けら
れる。なお、該車輪21には第7図に示すように
弾性力で出没可能にされた突起21A,21Aが
設けられており、該突起21A,21Aが該軸受
孔6Aの周縁に係止して車軸21は固定される。
主輪20を下方に開いた傾斜状態にする場合には
固定棒19を縦枠17の孔部17B、軸受けブロ
ツク1の前板3および後板4の取付孔9A,11
Aおよび縦枠16の孔部16Bから引抜いて該軸
受けブロツク1を摺動可能にし、第5図に示すよ
うに支持棒18を嵌入溝8B,10Bに嵌入さ
せ、固定棒19を該嵌入溝8B,10Bに対応す
る取付孔9B,11Bに差渡して軸受けブロツク
1を固定する。このとき該軸受けブロツク1は車
椅子に対して角度αだけ上方に傾斜して固定さ
れ、該軸受けブロツク1の側板2のボルト6の軸
受孔6Aに主輪20の車軸21を嵌着すると該主
輪20は角度αだけ下方に開いた傾斜状態で取付
けられる。嵌入溝8C,10Cを選択して支持棒
18を嵌入し、該嵌入溝8C,10Cに対応する
取付孔9C,10Cを介して固定棒19を差渡し
た場合には該軸受けブロツク1は第6図に示すよ
うに角度αより大きい角度βだけ上方に傾斜して
固定され、該軸受けブロツク1に主輪20を装着
すると該主輪20は更に下方に開いた傾斜角度β
をもつて取付けられる。なお、軸受けブロツク1
の取付角度が大きい程該軸受けブロツク1の側板
2はより外方に位置するので主輪20の取付角度
が大きくなつても該主輪20の上部が車椅子のフ
レームに干渉しない。
また本実施例にあつては軸受けプレート1の側
板2の長孔5に取付けられたボルト6を前後方向
に摺動させることにより、主輪20の前後方向の
取付位置を調節することも可能であり、更に車椅
子のフレーム15の縦枠16,17の一対の孔部
16A,16Bまたは16C,16Dおよび17
A,17Bまたは17C,17Dを適宜選択して
軸受けブロツク1の取付高さを調節することで主
輪20の取付高さを調節することも可能である。
更に本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、例えば軸受けブロツクの嵌入溝および取付
孔は三対以上設けられていてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本考案の一実施例を示すもの
であり、第1図は軸受けブロツク斜視図、第2図
は軸受けブロツクの側面図、第3図は軸受けブロ
ツクの取付状態斜視図、第4図は主輪を垂直状態
で装着した場合の説明図、第5図は主輪を下方に
開いた傾斜状態で装着した場合の説明図、第6図
は他の主輪を下方に開いた傾斜状態で装着した場
合の説明図、第7図は主輪の車軸の取付状態説明
断面図である。 図中、1……軸受けブロツク、2……側板、3
……前板、4……後板、6……ボルト、6A……
軸受孔、8,10……摺動溝、8A,8B,8
C,10A,10B,10C……嵌入溝、9A,
9B,9C,11A,11B,11C……取付
孔、15……フレーム、16,17……縦枠、1
6A,16B,16C,16D,17A,17
B,17C,17D……孔部、18……支持棒、
19……固定棒、20……主輪、21……車軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車椅子の両側のフレームに着脱可能に取付けら
    れる軸受けブロツクであつて、該軸受けブロツク
    の側面には主輪の車軸を嵌着すべき軸取付部が設
    けられ、前後面の上方には夫々横方向に摺動溝が
    設けられ、該摺動溝には二個以上の嵌入溝が形成
    されており、該前後面の下方には該摺動溝の嵌入
    溝に対応する取付孔が該前後面の外側から内側に
    行くにつれて垂直から次第に内側に傾むくような
    角度で設けられ、該フレームには該摺動溝および
    該取付孔に対応する一対または複数対の孔部が略
    垂直に設けられ、該軸受けブロツクは前後面の摺
    動溝と該フレームの選択された孔部とに渡つて差
    渡される支持棒によつて該フレームに摺動可能に
    支持され、更に該軸受けブロツクは該摺動溝の選
    択された嵌入溝に該支持棒を嵌入させ、かつ該嵌
    入溝に対応する取付孔と該フレームの孔部とに固
    定棒を差渡すことによつて所定の角度をもつて該
    フレームに取付けられることを特徴とする車椅子
    の主輪取付機構。
JP18009287U 1987-11-26 1987-11-26 Expired JPH03177Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18009287U JPH03177Y2 (ja) 1987-11-26 1987-11-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18009287U JPH03177Y2 (ja) 1987-11-26 1987-11-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0184626U JPH0184626U (ja) 1989-06-06
JPH03177Y2 true JPH03177Y2 (ja) 1991-01-08

Family

ID=31471623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18009287U Expired JPH03177Y2 (ja) 1987-11-26 1987-11-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03177Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5277031B2 (ja) * 2008-12-26 2013-08-28 株式会社ミキ 車椅子

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0184626U (ja) 1989-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8011680B2 (en) Wheelchair suspension system
DE50106105D1 (de) Duschabtrennung
JPH03177Y2 (ja)
US3115665A (en) Door-operating arm for center-hung doors
JPH0247940Y2 (ja)
JP3960846B2 (ja) 車両用緩衝器の上部固定構造
JPH03178Y2 (ja)
US5208945A (en) Mechanism for openable/closeable means
JPS6116368Y2 (ja)
JPH03179Y2 (ja)
JPH09125801A (ja) 戸 車
JPH0247939Y2 (ja)
JPS6023419Y2 (ja) 障子の戸車
JPS5810858Y2 (ja) 戸車
JPH03180Y2 (ja)
JPH0239025Y2 (ja)
JPS625494Y2 (ja)
JPS6219806Y2 (ja)
JPS5910314Y2 (ja) 高さ調節出来る戸車
JPS626226Y2 (ja)
JPH0214615Y2 (ja)
JPS5841335Y2 (ja) 高さ調整自在な戸車
JP2572113Y2 (ja) レール枠
JP2503864Y2 (ja) キャスタ―付門扉
JP2516575Y2 (ja) 傾きを調整することができる扉