JPH03177675A - 流体コック装置 - Google Patents

流体コック装置

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JPH03177675A
JPH03177675A JP31461489A JP31461489A JPH03177675A JP H03177675 A JPH03177675 A JP H03177675A JP 31461489 A JP31461489 A JP 31461489A JP 31461489 A JP31461489 A JP 31461489A JP H03177675 A JPH03177675 A JP H03177675A
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cock
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、流体コック装置、たとえば自動二輪車の燃料
切換用として用いられる流体コック装置に関する。
(2)従来の技術 従来、自動二輪車の燃料切換用として用いられる流体コ
ック装置は、たとえば実公昭40−14721号公報等
により公知である。
(3)発明が解決しようとする課題 ところで、自動二輪車で用いられる流体コック装置は、
操作レバーを有して燃料タンクの下方あるいは側方に配
置されており、その切換を手動操作により行なうように
している。しかるに自動二輪車への搭乗状態で前記流体
コック装置の切換操作を行なう場合には、その切換操作
を手探りで行なうことになり、操作性に劣る。また上述
のように燃料タンクの近傍に操作レバーを配置する必要
があるので、特にスポーツタイプの自動二輪車等でフル
カウルデザインをする場合には、前記操作レバーが在る
ためにデザイン上の制約を受けてしまう。
このような問題を解決するためには、操作部材を流体コ
ックから切離し、流体コック装置の切換作動を遠隔操作
できるようにすればよい。ところが、上記従来の流体コ
ック装置では、コックボディに設けた複数通路を連通し
得る連絡通路を有する弁体を、該連絡通路を介しての前
記複数通路の連通、ならびに遮断を切り換えるべくコッ
クボディに回動可能に嵌合しており、該弁体の摺動摩擦
力が比較的大きく、したがって比較的大きな操作力が必
要であり、遠隔操作を行なうためには操作荷重の軽減が
必要である。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、操
作荷重の軽減を図って遠隔操作を可能とした流体コック
装置を提供することを目的とする。
B9発明の構成 (1)課題を解決するための手段 本発明によれば、コックボディに、流体通路に通じる少
なくとも1つの弁口を開口させた平坦状の摺接面を臨ま
せた弁室が形成され、前記弁口を閉塞可能であって前記
摺接面側にばね付勢される球状の弁体を弁室内で支承す
る支承体が、前記弁口を閉鎖する位置および弁口を開放
する位置の少なくとも2つの位置間で前記摺接面に弁体
を摺接させつつ回動することを可能としてコックボディ
に支承され、コックボディに固定された支持部材に、前
記支承体に連動、連結された被回動輪が前記支承体の回
動軸線と同軸にして回動可能に支承され、コックボディ
とは離隔した位置に配置される操作手段と前記被回動輪
とが、操作手段の手動操作に伴って被回動輪を回動すべ
く伝動部材を介して連結され、前記弁口の閉鎖および開
放位置に対応した被回動輪の周方向に間隔をあけた複数
位置に節度的に係合すべく、前記コックボディ側に支持
されたクリックプレートが被回動輪に弾発的に摺接され
る。
(2)作用 上記構成によれば、操作手段の操作に応じて伝動部材を
介して被回動輪が回動駆動され、その被回動輪に連動、
連結されている支承体は、弁口を閉鎖する位置および開
放する位置間で弁体を摺接面に摺接させながら回動し、
それにより切換作動を遠隔操作することができる。しか
も球状である弁体と摺接面との摺接面積は小さく、した
がって切換時に必要な操作荷重は比較的小さいものとな
る。またクリックプレートが被回動輪に弾発的に摺接し
、被回動輪の周方向複数位置に節度的に係合することに
より、操作手段による切換操作時に節度感を得ることが
できる。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明する。
先ず第1図および第2図において、この流体コック装置
1は、自動二輪車の燃料タンクTの底部に取付けられる
コックボディ4と、自動二輪車におけるステアリングハ
ンドルHの中央部に設けられている計器パネル2に配設
された操作手段としての操作ダイヤル3とを備え、該操
作ダイヤル3の回動操作に応じた切換作動により燃料タ
ンクTから図示しないエンジンの気化器への燃料供給状
態が切換えられる。すなわち流体コック装置1は、前記
燃料タンクT内の底面よりも所定値以上高い液面までの
燃料を前記気化器に供給する通常燃料供給状態と、前記
液面以下の燃料タンクT内の残留燃料を前記気化器に供
給するリザーブ燃料供給状態と、前記気化器への燃料供
給を遮断する遮断状態とを切換可能である。
第3図、第4図、第5八図ないし第5C図、ならびに第
6図を併せて参照して、この流体コック装置lのコック
ボディ4は、ボディ主体5に蓋板6が結合されて戊るも
のである。ボディ主体5には、外側方に開口する凹部7
が設けられており、該凹部7を閉塞するようにして蓋板
6がシール部材8を介してボディ主体5の側面に結合さ
れる。
それにより蓋板6およびボディ主体5間に弁室9が画成
されることになる。また蓋板6に対向する凹部7の閉塞
端面は平坦面に形成されており、該閉塞端面には平坦な
摺接面lOを弁室9に臨ませる摺接板11が重合、結着
される。
またボディ主体5は、燃料タンクTの底壁12に取付け
られるものであり、底壁12には円形の透孔13が穿設
される。一方、ボディ主体5の上部には、前記底壁12
に取付けるためのフランジ14が設けられるとともに、
前記透孔13に対応して上方に向けて開口する燃料貯留
凹部15が設けられており、ボディ主体5は燃料貯留凹
部15の開口端縁を囲繞するシール部材16を介して前
記底壁12に取付けられる。しかも燃料貯留凹部15に
は、燃料タンクT内に突入するストレーナ17が前記シ
ール部材16を介して嵌入される。
また燃料貯留凹部15は、その閉塞端側に向かうにつれ
て狭小となるように形成されており、該燃料貯留凹部1
5の中間部に一端を開口させるとともに他端を前記弁室
9の上部内側面に開口させた主燃料入口通路18がボデ
ィ主体5に穿設される。
該主燃料人口通路18の前記一端には、前記ストレーナ
17と一体にして該ストレーナ17内を上下に延びる供
給管19の下端が嵌合される。而して該供給管19の上
端位置は、主燃料入口通路18を介して弁室9内に燃料
を供給可能な燃料タンクT内の設定液面lを決定するも
のであり、燃料タンクT内の燃料液面が前記設定液面1
以下となると主燃料入口通路18から弁室9への燃料供
給が不可能となる。
また燃料貯留凹部15の閉塞端すなわち最深部に一端を
開口させた流体通路としてのリザーブ燃料入口通路20
がボディ主体5に穿設される。さらにボディ主体5にお
いて、蓋板6とは反対側の外側面には外方に延びる接続
管部21が一体に連設されており、一端をこの接続管部
21内に連通させた他の流体通路としての燃料出口通路
22がボディ主体5に穿設される。而して前記接続管部
21には、図示しない気化器に通じる管路23が接続さ
れる。
弁室9内において、蓋板6に対向するボディ主体5の壁
面には、有底の軸受穴24および有底の嵌合穴25が穿
設されるとともに、前記リザーブ燃料入口通路20およ
び燃料出口通路22の他端が開口される。しかも嵌合穴
25、ならびにリザーブ燃料入口通路20および燃料出
口通路22の開口端は、軸受穴24の軸線を中心とする
仮想円上に中心を配置するようにして周方向に90度ず
つの間隔をあけて配設されるものであり、嵌合穴25と
リザーブ燃料入口通路20の開口端とは、軸受穴24の
一直径線の延長線上に中心が在るように配設される。
一方、上記軸受穴24、嵌合穴25、ならびにリザーブ
燃料入口通路20および燃料出口通路22の開口端がそ
れぞれ配設されているボディ主体5の壁面に結着された
摺接板11には、軸受穴24に対応する軸受孔26、な
らびに嵌合穴25に対応する嵌合孔27が穿設されると
ともに、リザーブ燃料入口通路20の開口端に対応する
リザーブ弁口28、ならびに燃料出口通路22の開口端
に対応する出口弁口29が配設される。すなわちリザー
ブ燃料入口通路20および燃料出口通路22の開口端に
それぞれ対応する位置で、摺接板11には、それらの開
口端よりもわずかに大きな孔30.31が穿設されてお
り、それらの孔30゜31に弁座となる環状シール部材
32.33がそれぞれ嵌合される。而してリザーブ燃料
入口通路20に通じるリザーブ弁口28が環状シール部
材32により形成され、燃料出口通路22に通じる出口
弁口29が環状シール部材33により形成されることに
なる。
上記各弁口28.29を選択的に閉鎖可能であるととも
に嵌合穴25にも嵌合可能な球状の弁体34が、弁室9
内で前記摺接面10に摺接する方向にばね付勢されなか
ら支承体35に支承されており、該支承体35は、弁体
34で出口弁口29を閉鎮する遮断位置く第5A図の位
置〉と、該遮断位置から90度だけ一方側に回動して弁
体34でリザーブ弁口28を閉鎖する通常燃料供給位置
(第5B図の位置)と、前記遮断位置から90度だけ他
方側に回動して弁体34を嵌合穴25に嵌合して前記両
弁口28.29を開放するリザーブ燃料供給位置(第5
C図の位置)との間で回動可能にしてコックボディ4に
支承される。
蓋板6には、前記軸受穴24と同軸にして外方に延びる
とともに内径を前記軸受穴24の直径よりも大径にした
円筒状のボス36が一体に設けられており、このボス3
6と前記軸受穴24とで支承体34が回動可能に支承さ
れる。すなわち支承体34は、ボス36に一対のシール
部材37,37を介して回動可能に嵌合される大径軸部
38と、該大径軸部38の内端に連設される平板状のス
ラスト受は部39と、大径軸部38の軸線とは偏心した
位置でスラスト受は部39に連設される弁体支承940
と、軸受穴24に回動可能に嵌合されるべく大径軸83
8の軸線延長上に軸線を配置して弁体支承部40に連設
される小径軸部41と、大径軸838の外端に同軸に連
設される角軸部42とを備え、蓋板6の内面とスラスト
受は部39との間には合成樹脂から成るワッシャ43が
介在せしめられる。
弁体支承部40は、弁室9の内側面に対向する側で開放
した略C字状の横断面形状を有しながらスラスト受は部
39から摺接板11側に向けて延設される。而して該弁
体支承部40には弁体34が挿入され、スラスト受は部
39と弁体34との間に、該弁体34を摺接板11側に
向けて弾発付勢するコイル状の弁はね44が介設される
。しかも弁体支承部40は、その内面と弁体34の外面
との間にわずかな間隙が生じるように形成される。
ボディ主体5において、蓋板6が取付けられる側面には
、該蓋板6の外方位置で外側方に突出する一対の取付ボ
ス45.45が突設されており、これらの取付ボス45
.45の先端に支持部材46が取付けられる。該支持部
材46は、前記取付ボス45.45の先端に当接しなが
ら固着される支持板47と、前記蓋板6におけるボス3
6の先端部を同軸に囲繞しながら支持板47に一体化さ
れる支持筒48とから成る。
支持部材46には、被回動輪としての合成樹脂から成る
プーリ51が回動可能に支承される。このプーリ51に
は、支持部材46側から順に、支持筒48を嵌合する中
径孔52と、支持筒48の内径にほぼ等しい直径を有す
るとともに前記中径孔52に段部53を介して同軸に連
なる小径孔54と、中径孔52よりも大きな内径を有す
るとともに段855を介して小径孔54に同軸に連なる
大径孔56とが穿設されており、中径孔52の軸方向長
さは、支持部材46における支持筒48の支持板47か
らの突出長さにほぼ等しく設定され、小径孔54および
大径孔56の軸方向長さは比較的短く設定される。
ところで、支承体35とブーIJ 51とは連結部材5
7を介して運動、連結される。この連結部材57は、前
記プーリ51の段部55に当接しながら大径孔56に挿
入される円形頭部58と、ブーU 51の小径孔54お
よび支持部材46の支持筒48内に同軸に挿入されるべ
く円形頭部58に同軸に連設される連結軸部59とから
成るものである。而して該連結部材57の中心部には、
支承体35における角軸部42を嵌合する横断面四角形
状の嵌合孔60と、該嵌合孔60との間に段部61を介
して同軸に連なる挿通孔62とが穿設されている。一方
、前記角軸部42には、その先端側に開放したねじ穴6
3が穿設されており、段部61に当接するまで角軸部4
2を嵌合孔60に嵌合した状態で挿通孔62に挿通した
ねじ部材64をねじ穴63に螺合することにより、支承
体35および連結部材57が連結されることになる。し
かも前記ねじ部材64による締付けにより、連結部材5
70円形頭部58はプーリ51の段部55に当接され、
プーリ51は、該段部55と支持板47で軸方向移動を
規制されながら支持部材46で回動可能に支承されるこ
とになる。
またプーリ51において段部55には、大径孔56の半
径方向に沿う単一の係合突起65が突設されており、こ
の係合突起65に係合する係合凹部66が連結部材57
における円形頭部58に凹設される。而して係合突起6
5および係合凹部66の係合により、プーリ51の回動
作動が連結部材57を介して支承体35に伝達されるこ
とになる。しかも、円形頭部58の周方向に沿う係合凹
部66の幅は、係合突起65との間にわずかな間隙67
を生じるように設定されている。
ところで、支承体35と連結部材57すなわちプーリ5
1との周方向相対位置を組付時に一定とするために、角
軸部42における一つの角部は彎曲成形されており、該
角軸部42を嵌合する嵌合孔60の内面における一つの
角部も彎曲成形される。
前記ブーU 51と、操作ダイヤル3とは一対の伝動部
材としてのブツシュ・プルワイヤ70.71を介して連
結される。すなわち両ブツシュ・プルワイヤT0.71
は、インナワイヤ70a、71aがアウタワイヤ70b
、71b内に移動自在に挿通されて戊り、両アウタワイ
ヤ70b、71bの一端は支持部材46における支持板
47に固定され、他端は計器パネル2に固定される。一
方、プーリ51の外周には軸方向に間隔をあけた一対の
巻掛溝72.73が設けられており、アウタワイヤ70
bの一端から突出したインナワイヤ70aの一端部は一
方の巻掛溝72に巻掛けられながらプーリ51に係合さ
れ、アウタワイヤ71bの一端から突出したインナワイ
ヤ?1aの一端部は他方の巻掛溝73に巻掛けられなが
らプーリ51に係合される。しかもインナワイヤ?Oa
は、その牽引時にプーリ51を第2図の時計方向に回動
する方向すなわち弁体34を第5C図から第5B図を経
て第5A図の位置へと摺動させる方向にして巻掛溝72
に巻掛けられ、インナワイヤ71aは、その牽引時にプ
ーリ51を第2図の反時計方向に回動する方向すなわち
弁体34を第5A図から第5B図を経て第5C図の位置
へと摺動させる方向に巻掛けられる。
これらのインナワイヤ70a、71aの他端は、操作ダ
イヤル3に連結される。而して第2図における操作ダイ
ヤル3の時計方向への回動操作に応じてインナワイヤ7
0aが牽引され、また反時計方向への回動操作に応じて
インナワイヤ71aが牽引されるようにして、両インナ
ワイヤ70a。
71aが操作ダイヤル3に連結される。
またブーIJ 51の外周には、前記巻掛溝73に隣接
した溝76が設けられており、該溝76の底部には周方
向に90度ずつの間隔をあけた位置に三角形状の係止凹
部7?、78.79が凹設される。一方、支持部材46
における支持板47には、前記各係止凹部77〜79に
選択的に係合すべく三角形状に突出した係止突起81を
先端に備えるクリックプレート80が、前記溝76の底
部に弾発的に摺接する方向のばね力を発揮すべく固着さ
れる。しかも係止凹部78は弁体34が第5A図で示す
ように出口弁孔29を閉鎖している状態でのプーリ51
の回動位置で係止突起81に対応する位置に来るように
、また係止凹部77は弁体34が第5B図で示すように
リザーブ弁口28を閉鎖している状態でのプーリ51の
回動位置で係止突起81に対応する位置に来るように、
さらに係止凹部79は弁体34が第5C図で示すように
嵌合凹部25に嵌合している状態でのプーリ51の回動
位置で係止突起81に対応する位置に来るように設定さ
れる。
次にこの実施例の作用について説明すると、かかる流体
コック装置1において、燃料タンクTからの燃料供給状
態の切換は、弁体34が摺接面10に弾発的に摺接しな
がら第5A図、第5B図および第5C図で示す各位置間
を移動することにより行なわれる。而して、弁体34は
球状に形成されているものであり、摺接面10との接触
面積は小さい。したがって弁体34の切換に伴う移動に
要する操作力は比較的小さくてすみ、支承体34を遠隔
操作することが可能である。
そこで、コックボディ4から離隔した位置にある操作ダ
イヤル3を回動操作すると、ブツシュ・プルワイヤ70
.71を介してプーリ51が回動され、それに応じて該
プーリ51に連動、連結されている支承体35が回動駆
動され、弁体34が第5A図で示す遮断位置、第5B図
で示す通常燃料供給位置、ならびに第5C図で示すリザ
ーブ燃料供給位置間で移動し、燃料の供給状態の切換を
遠隔操作によって行なうことができる。
したがって燃料タンクTの近傍に従来のように操作部材
を配置することが不要となり、操作性の向上を図るとと
もに自動二輪車のデザイン上の自由度を増大することが
できる。
また操作ダイヤル3による操作時に、クリックプレート
80の係止突起81がプーリ51の各係止凹部77〜7
9に節度的に係合することにより、遠隔操作を行なうの
にかかわらず操作ダイヤル3側での操作に節度感を得る
ことができる。
さらにプーリ51はコックボディ4に固定された支持部
材46で回動自在に支承されており、ブツシュ・プルワ
イヤT0.71からプーリ51にラジアル方向の荷重が
作用しても、その荷重が支承体35に作用することはな
く、支承体35の円滑な回動が可能となる。
しかもプーリ51および支承体35の軸線のずれ等は、
連結部材57の係合凹部66およびブーIJ51の係合
突起65間に間隙67が在ること、ならびに支承体34
における弁体支承部40と弁体34との間にも間隙が在
ることにより吸収することができ、弁体34で各弁口2
8.29を確実に閉鎖した状態、また嵌合凹部25に嵌
合した状態を確実に維持することができる。
以上の実施例では、伝動部材としてブツシュ・プルワイ
ヤT0.71を用いたが、伝動部材としてリンクおよび
フレキシブルワイヤ等を用いることも可能である。
C0発明の効果 以上のように本発明によれば、コックボディに、流体通
路に通じる少なくとも1つの弁口を開口させた平坦状の
摺接面を臨ませた弁室が形成され、前記弁口を閉塞可能
であって前記摺接面側にばね付勢される球状の弁体を弁
室内で支承する支承体が、前記弁口を閉鎖する位置およ
び弁口を開放する位置の少なくとも2つの位置間で前記
摺接面に弁体を摺接させつつ回動することを可能として
コックボディに支承されるので、切換に要する操作荷重
を比較的小さくして遠隔操作による切換操作を実現する
ことができる。
またコックボディに固定された支持部材に、前記支承体
に連動、連結された被回動輪が前記支承体の回動軸線と
同軸にして回動可能に支承され、コックボディとは離隔
した位置に配置される操作手段と前記被回動輪とが、操
作手段の手動操作に伴って被回動輪を回動すべく伝動部
材を介して連結され、前記弁口の閉鎖および開放位置に
対応した被回動輪の周方向に間隔をあけた複数位置に節
度的に係合すべく、前記コックボディ側に支持されたク
リックプレートが被回動輪に弾発的に摺接されるので、
操作手段による遠隔操作により節度感を得ながら流体供
給状態を切換えることが可能であり、操作性の向上を図
るとともにコックボディ近傍の部品の配置上の自由度を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は本発明
流体コック装置の要部平面図、第2図は第1図の■矢視
側面図、第3図は第1図のIII−I[I線断面図、第
4図は流体コック装置の要部分解斜視図、第5八図ない
し第5C図は第1図の■−■線に沿いながら蓋板を省略
した状態でのボディ主体を示す断面図であって第5A図
は遮断状態、第5B図は通常燃料供給状態、第5C図は
リザーブ燃料供給状態をそれぞれ示すものであり、第6
図は第5A図のVI−VI線に沿うボディ主体の拡大断
面図である。 1・・・流体コック装置、3・・・操作手段としての操
作ダイヤル、4・・・コックボディ、9・・・弁室、1
゜・・・摺接面、20・・・流体通路としてのリザーブ
燃料人口通路、22・・・流体通路としての燃料出口通
路、28・・・リザーブ弁口、29・・・出口弁口、3
4・・・弁体、35・・・支承体、46・・・支持部材
、51−・・被回動輪としてのプーリ、 70゜ 1・・・伝動部材とし てのブツシュ ・プルワイヤ、 80・・・クリックブレ ート 特 許 出 願 人 本田技研工業株式会社 代 理 人 弁 理 士 落 健 同 仁 木 明 第3図 第5C図 第6図 第5A図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コックボディ(4)に、流体通路(20,22)に通じ
    る少なくとも1つの弁口(28,29)を開口させた平
    坦状の摺接面(10)を臨ませた弁室(9)が形成され
    、前記弁口(28,29)を閉塞可能であって前記摺接
    面(10)側にばね付勢される球状の弁体(34)を弁
    室(9)内で支承する支承体(35)が、前記弁口(2
    8,29)を閉鎖する位置および弁口(28,29)を
    開放する位置の少なくとも2つの位置間で前記摺接面(
    10)に弁体(34)を摺接させつつ回動することを可
    能としてコックボディ(4)に支承され、コックボディ
    (4)に固定された支持部材(46)に、前記支承体(
    35)に連動、連結された被回動輪(51)が前記支承
    体(34)の回動軸線と同軸にして回動可能に支承され
    、コックボディ(4)とは離隔した位置に配置される操
    作手段(3)と前記被回動輪(51)とが、操作手段(
    3)の手動操作に伴って被回動輪(51)を回動すべく
    伝動部材(70,71)を介して連結され、前記弁口(
    28,29)の閉鎖および開放位置に対応した被回動輪
    (51)の周方向に間隔をあけた複数位置に節度的に係
    合すべく、前記コックボディ(4)側に支持されたクリ
    ックプレート(80)が被回動輪(51)に弾発的に摺
    接されることを特徴とする流体コック装置。
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