JPH0513619Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0513619Y2 JPH0513619Y2 JP1987157406U JP15740687U JPH0513619Y2 JP H0513619 Y2 JPH0513619 Y2 JP H0513619Y2 JP 1987157406 U JP1987157406 U JP 1987157406U JP 15740687 U JP15740687 U JP 15740687U JP H0513619 Y2 JPH0513619 Y2 JP H0513619Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- fuel
- pipe
- shaft
- rotating shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 21
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 14
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 14
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000002737 fuel gas Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
A 考案の目的
(1) 産業上の利用分野
本考案は、燃料給油ガンを挿入すべく燃料タン
クに連設されたフイラーパイプ内には、該フイラ
ーパイプに回動可能に支承される回動軸と、この
回動軸に固設されて前記燃料給油ガンの先端に当
接可能な弁板と、この弁板を閉弁方向に付勢する
付勢手段とを有して前記燃料給油ガンの挿入に応
じ開弁動作する第1開閉弁が設けられ、燃料タン
ク内に通じる第1管路ならびにキヤニスタに通じ
る第2管路間には、前記第1開閉弁に連動、連結
される第2開閉弁が設けられてなる燃料貯留装置
に関する。
クに連設されたフイラーパイプ内には、該フイラ
ーパイプに回動可能に支承される回動軸と、この
回動軸に固設されて前記燃料給油ガンの先端に当
接可能な弁板と、この弁板を閉弁方向に付勢する
付勢手段とを有して前記燃料給油ガンの挿入に応
じ開弁動作する第1開閉弁が設けられ、燃料タン
ク内に通じる第1管路ならびにキヤニスタに通じ
る第2管路間には、前記第1開閉弁に連動、連結
される第2開閉弁が設けられてなる燃料貯留装置
に関する。
(2) 従来の技術
従来、斯かる装置は、たとえば実開昭61−
93320号公報により公知である。
93320号公報により公知である。
(3) 考案が解決しようとする課題
ところが、上記従来のものでは、キヤニスタに
通じる第2管路の端部をフイラーパイプ内で下方
に向けて開口させ、第2開閉弁は、第2管路の端
部を閉塞可能な弁体を上端に有する弁棒の下端を
第1開閉弁の弁板に連結するとともに該弁棒を上
方すなわち閉弁方向にばね付勢して構成されてい
る。したがつて第1開閉弁の弁板が上下に回動す
るのに対し、第2開閉弁の弁棒は上下に移動する
ようになつており、弁棒にはその移動方向とは異
なる方向の分力が作用するので、弁棒とこれを案
内する案内筒部との間の摺動抵抗が大きくなり、
第2開閉弁が円滑に作動するとは言い難い。さら
に第2開閉弁の弁体等や第1、第2管路の各配置
は、第1開閉弁のために大きく制約を受ける等の
問題がある。
通じる第2管路の端部をフイラーパイプ内で下方
に向けて開口させ、第2開閉弁は、第2管路の端
部を閉塞可能な弁体を上端に有する弁棒の下端を
第1開閉弁の弁板に連結するとともに該弁棒を上
方すなわち閉弁方向にばね付勢して構成されてい
る。したがつて第1開閉弁の弁板が上下に回動す
るのに対し、第2開閉弁の弁棒は上下に移動する
ようになつており、弁棒にはその移動方向とは異
なる方向の分力が作用するので、弁棒とこれを案
内する案内筒部との間の摺動抵抗が大きくなり、
第2開閉弁が円滑に作動するとは言い難い。さら
に第2開閉弁の弁体等や第1、第2管路の各配置
は、第1開閉弁のために大きく制約を受ける等の
問題がある。
本考案は、斯かる事情に鑑みてなされたもので
あり、従来装置の上記問題を全て解決し得る燃料
貯留装置を提供することを目的とする。
あり、従来装置の上記問題を全て解決し得る燃料
貯留装置を提供することを目的とする。
B 考案の構成
(1) 課題を解決するための手段
上記目的を達成するために本考案によれば、第
2開閉弁は、第1および第2管路間に介在する弁
室を有する弁函と、両管路間を連通する状態なら
びに遮断する状態を切換えるべく弁室に回動自在
に収納される弁体と、この弁体にその回動軸線上
で連結された弁軸とを備え、その弁軸は前記第1
開閉弁の回動軸に同軸に連結される。
2開閉弁は、第1および第2管路間に介在する弁
室を有する弁函と、両管路間を連通する状態なら
びに遮断する状態を切換えるべく弁室に回動自在
に収納される弁体と、この弁体にその回動軸線上
で連結された弁軸とを備え、その弁軸は前記第1
開閉弁の回動軸に同軸に連結される。
(2) 作用
上記構成によれば、第2開閉弁の弁体は第1開
閉弁の弁板と同一軸線まわりに回動することにな
り、作動方向以外の分力が弁体に作用しないか
ら、第2開閉弁の作動が円滑となる。しかも第1
開閉弁の回動軸に第2開閉弁の上記弁軸を同軸に
連結したことで両開閉弁間の連動構造も単純小型
化され、分解組立作業も容易である。その上、第
2開閉弁の弁体及び弁室の配置や向きを、両開閉
弁間の連動機構の大幅な改造を要することなく第
1開閉弁の回動軸線回りに比較的自由に選定する
ことができる。
閉弁の弁板と同一軸線まわりに回動することにな
り、作動方向以外の分力が弁体に作用しないか
ら、第2開閉弁の作動が円滑となる。しかも第1
開閉弁の回動軸に第2開閉弁の上記弁軸を同軸に
連結したことで両開閉弁間の連動構造も単純小型
化され、分解組立作業も容易である。その上、第
2開閉弁の弁体及び弁室の配置や向きを、両開閉
弁間の連動機構の大幅な改造を要することなく第
1開閉弁の回動軸線回りに比較的自由に選定する
ことができる。
(3) 実施例
以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、先ず第1図において、この燃料貯留装
置1は、たとえば自動車に搭載されるものであ
り、燃料としてのガソリンを貯留する燃料タンク
2と、燃料給油ガン3を挿入すべく燃料タンク2
の上部から上方に延設されるフイラーパイプ4
と、燃料タンク2内上部に充満している燃料ガス
を常時吸着するための第1キヤニスタ5と、フイ
ラーパイプ4から燃料タンク2内に燃料を供給す
るときのみに燃料タンク2内上部の燃料ガスを吸
着するための第2キヤニスタ6とを備える。第1
および第2キヤニスタ5,6は、エンジンの所定
運転状態のときに吸着していた燃料ガスを前記エ
ンジンに供給すべくエンジンの吸気通路に接続さ
れる。また第1キヤニスタ5および燃料タンク2
間には、その間に一定値以上の圧力差が生じると
開弁する2方向逆止弁7が設けられる。
明すると、先ず第1図において、この燃料貯留装
置1は、たとえば自動車に搭載されるものであ
り、燃料としてのガソリンを貯留する燃料タンク
2と、燃料給油ガン3を挿入すべく燃料タンク2
の上部から上方に延設されるフイラーパイプ4
と、燃料タンク2内上部に充満している燃料ガス
を常時吸着するための第1キヤニスタ5と、フイ
ラーパイプ4から燃料タンク2内に燃料を供給す
るときのみに燃料タンク2内上部の燃料ガスを吸
着するための第2キヤニスタ6とを備える。第1
および第2キヤニスタ5,6は、エンジンの所定
運転状態のときに吸着していた燃料ガスを前記エ
ンジンに供給すべくエンジンの吸気通路に接続さ
れる。また第1キヤニスタ5および燃料タンク2
間には、その間に一定値以上の圧力差が生じると
開弁する2方向逆止弁7が設けられる。
第2図および第3図において、フイラーパイプ
4は、燃料タンク2の上部に連設される下部パイ
プ8と、自動車の車体に取付けるためのフランジ
部9aを有する上部パイプ9と、下部パイプ8の
上端部および上部パイプ9の下端部を連結する連
結パイプ10とから成る。連結パイプ10の上端
は上部パイプ9の下端部内に嵌合、固着される。
また連結パイプ10の下部には、下方に向かうに
つれて縮径するラツパ状部10aが設けられてお
り、このラツパ状部10aを下部パイプ8内の上
部に挿入するようにして連結パイプ10が下部パ
イプ8の上端に固着される。しかも前記ラツパ状
部10aは、下部パイプ8および上部パイプ9の
軸線から一方に偏心するように形成されており、
その下端は燃料給油ガン3の先端部を挿入し得る
内径を有するように形成される。
4は、燃料タンク2の上部に連設される下部パイ
プ8と、自動車の車体に取付けるためのフランジ
部9aを有する上部パイプ9と、下部パイプ8の
上端部および上部パイプ9の下端部を連結する連
結パイプ10とから成る。連結パイプ10の上端
は上部パイプ9の下端部内に嵌合、固着される。
また連結パイプ10の下部には、下方に向かうに
つれて縮径するラツパ状部10aが設けられてお
り、このラツパ状部10aを下部パイプ8内の上
部に挿入するようにして連結パイプ10が下部パ
イプ8の上端に固着される。しかも前記ラツパ状
部10aは、下部パイプ8および上部パイプ9の
軸線から一方に偏心するように形成されており、
その下端は燃料給油ガン3の先端部を挿入し得る
内径を有するように形成される。
かかるフイラーパイプ4内には、燃料給油ガン
3を挿入したときにのみ開弁する第1開閉弁11
が配設される。第1開閉弁11は、前記ラツパ状
部10aの外面に設けられたブラケツト12によ
りフイラーパイプ4の軸線と直交する軸線を有し
て回動自在に支承される回動軸13と、ラツパ状
部10aの下端に着座して閉弁すべく回動軸13
に固定される弁板14と、回動軸13を囲繞して
弁板14およびラツパ状部10a間に設けられる
ねじりばね15とを備え、弁板14はねじりばね
15により閉弁方向すなわちラツパ状部10aの
下端に着座する方向に付勢される。
3を挿入したときにのみ開弁する第1開閉弁11
が配設される。第1開閉弁11は、前記ラツパ状
部10aの外面に設けられたブラケツト12によ
りフイラーパイプ4の軸線と直交する軸線を有し
て回動自在に支承される回動軸13と、ラツパ状
部10aの下端に着座して閉弁すべく回動軸13
に固定される弁板14と、回動軸13を囲繞して
弁板14およびラツパ状部10a間に設けられる
ねじりばね15とを備え、弁板14はねじりばね
15により閉弁方向すなわちラツパ状部10aの
下端に着座する方向に付勢される。
このような第1開閉弁11では、ラツパ状部1
0aを燃料給油ガン3の先端部が貫通しない限
り、弁板14をラツパ状部10aの下端に着座せ
しめた閉弁状態にあり、燃料給油ガン3を挿入し
て弁板14を下方に押下げることによりねじりば
ね15のばね力に抗して開弁する。
0aを燃料給油ガン3の先端部が貫通しない限
り、弁板14をラツパ状部10aの下端に着座せ
しめた閉弁状態にあり、燃料給油ガン3を挿入し
て弁板14を下方に押下げることによりねじりば
ね15のばね力に抗して開弁する。
フイラーパイプ4には、第1開閉弁11の開閉
動作に連動して開閉作動する第2開閉弁16が、
燃料タンク2に通じる第1管路17と第2キヤニ
スタ6に通じる第2管路18との間に介装される
べくして付設される。この第2開閉弁16は、第
1および第2管路17,18をそれぞれ接続すべ
き一対の通路19,20ならびに両通路19,2
0間に配置される弁室21を有する弁函22と、
両通路19,20間を連通する状態ならびに遮断
する状態を切換えるべく弁室に21に回動自在に
収納される弁体23と、この弁体23にその回動
軸線上で一体に結合された弁軸24とを備えてお
り、その弁軸24は第1開閉弁11の回動軸13
に同軸に連結される。
動作に連動して開閉作動する第2開閉弁16が、
燃料タンク2に通じる第1管路17と第2キヤニ
スタ6に通じる第2管路18との間に介装される
べくして付設される。この第2開閉弁16は、第
1および第2管路17,18をそれぞれ接続すべ
き一対の通路19,20ならびに両通路19,2
0間に配置される弁室21を有する弁函22と、
両通路19,20間を連通する状態ならびに遮断
する状態を切換えるべく弁室に21に回動自在に
収納される弁体23と、この弁体23にその回動
軸線上で一体に結合された弁軸24とを備えてお
り、その弁軸24は第1開閉弁11の回動軸13
に同軸に連結される。
弁函22は、通路19,20を同軸上に形成す
るための接続管部25a,25bが一直径線上で
一体に突設されて成る有底円筒状の弁函本体25
と、その弁函本体25の開口端を閉塞する蓋26
とから成り、弁函本体25および蓋26間に弁室
21が形成される。この弁函22は、フイラーパ
イプ4における下部パイプ8に前記第1開閉弁1
1の回動軸13と同軸にして固着された支持筒2
7の先端に、シール部材28を介して固着され
る。しかも弁函本体25の閉塞部には前記支持筒
27内に同軸に突入する円筒状軸受部25cが一
体に突設される。
るための接続管部25a,25bが一直径線上で
一体に突設されて成る有底円筒状の弁函本体25
と、その弁函本体25の開口端を閉塞する蓋26
とから成り、弁函本体25および蓋26間に弁室
21が形成される。この弁函22は、フイラーパ
イプ4における下部パイプ8に前記第1開閉弁1
1の回動軸13と同軸にして固着された支持筒2
7の先端に、シール部材28を介して固着され
る。しかも弁函本体25の閉塞部には前記支持筒
27内に同軸に突入する円筒状軸受部25cが一
体に突設される。
通路19を形成する一方の接続管部25aには
第1管路17の端部が接続され、通路20を形成
する他方の接続管部25bには第2管路18の端
部が接続される。しかも前記一方の接続管部25
aの内端は弁室21内にわずかに突入しており、
この接続管部25aの内端外面には弁体23の外
面に摺接する環状シール部材29が嵌合される。
第1管路17の端部が接続され、通路20を形成
する他方の接続管部25bには第2管路18の端
部が接続される。しかも前記一方の接続管部25
aの内端は弁室21内にわずかに突入しており、
この接続管部25aの内端外面には弁体23の外
面に摺接する環状シール部材29が嵌合される。
弁体23は短円柱状に形成されており、その一
直径線上には、通路19,20を同軸に連通させ
得る弁孔30が穿設される。しかも弁体23に
は、前記軸受部25cを貫通してフイラーパイプ
4内に突入する弁軸24が一体且つ同軸に突設さ
れており、その弁軸24は軸受部25cで回動自
在に支承される。しかも弁軸24及び軸受部25
c間にはシール部材31が介装される。
直径線上には、通路19,20を同軸に連通させ
得る弁孔30が穿設される。しかも弁体23に
は、前記軸受部25cを貫通してフイラーパイプ
4内に突入する弁軸24が一体且つ同軸に突設さ
れており、その弁軸24は軸受部25cで回動自
在に支承される。しかも弁軸24及び軸受部25
c間にはシール部材31が介装される。
前記軸受部25cから突出した弁軸24の先端
には略U字状の連結部材32がねじ部材33によ
り固着される。一方、第1開閉弁11における回
動軸13のブラケツト12から突出した端部に
は、角柱部13aが設けられており、この角柱部
13aが前記連結部材32に嵌合される。これに
より第1開閉弁11の弁板14の回動軸13と第
2開閉弁16の弁軸24とが同軸に連結されるこ
とになる。しかもその両軸13,24は、第1開
閉弁11が閉弁しているときには弁体23の弁孔
30が両通路19,20間を遮断する位置にあ
り、第1開閉弁11が開弁したときには弁孔30
が両通路19,20を連通する位置にあるように
して連結される。
には略U字状の連結部材32がねじ部材33によ
り固着される。一方、第1開閉弁11における回
動軸13のブラケツト12から突出した端部に
は、角柱部13aが設けられており、この角柱部
13aが前記連結部材32に嵌合される。これに
より第1開閉弁11の弁板14の回動軸13と第
2開閉弁16の弁軸24とが同軸に連結されるこ
とになる。しかもその両軸13,24は、第1開
閉弁11が閉弁しているときには弁体23の弁孔
30が両通路19,20間を遮断する位置にあ
り、第1開閉弁11が開弁したときには弁孔30
が両通路19,20を連通する位置にあるように
して連結される。
次にこの実施例の作用について説明すると、燃
料タンク2内に燃料を供給すべく、フイラーパイ
プ4内に燃料給油ガン3を挿入すると、第1開閉
弁11は、その弁板14が燃料給油ガン3の先端
で押下げられることにより開弁し、燃料給油ガン
3からの燃料供給が可能となる。このとき、燃料
タンク2内の油面が上昇することにより、燃料タ
ンク2内の上部に充満していた燃料ガスが加圧さ
れるが、第1開閉弁11の開弁動作に連動して第
2開閉弁16が開弁するので、第1管路17から
第2開閉弁16および第2管路18を経て第2キ
ヤニスタ6に燃料ガスが導かれ、燃料ガスの外部
への漏出が防止される。
料タンク2内に燃料を供給すべく、フイラーパイ
プ4内に燃料給油ガン3を挿入すると、第1開閉
弁11は、その弁板14が燃料給油ガン3の先端
で押下げられることにより開弁し、燃料給油ガン
3からの燃料供給が可能となる。このとき、燃料
タンク2内の油面が上昇することにより、燃料タ
ンク2内の上部に充満していた燃料ガスが加圧さ
れるが、第1開閉弁11の開弁動作に連動して第
2開閉弁16が開弁するので、第1管路17から
第2開閉弁16および第2管路18を経て第2キ
ヤニスタ6に燃料ガスが導かれ、燃料ガスの外部
への漏出が防止される。
しかも第2開閉弁16の弁軸24は第1開閉弁
11の弁板14の回動軸13に対し同軸に連結さ
れるから、第2開閉弁16の弁体23にはその作
動方向とは異なる方向への力は作用せず、従つて
弁体23の作動を円滑ならしめることができる。
11の弁板14の回動軸13に対し同軸に連結さ
れるから、第2開閉弁16の弁体23にはその作
動方向とは異なる方向への力は作用せず、従つて
弁体23の作動を円滑ならしめることができる。
C 考案の効果
以上のように本考案によれば、第2開閉弁は、
第1および第2管路間に介在する弁室を有する弁
函と、両管路間を連通する状態ならびに遮断する
状態を切換えるべく弁室に回動自在に収納される
弁体と、この弁体にその回動軸線上で連結された
弁軸とを備え、この弁軸が前記第1開閉弁の回動
軸に同軸に連結されるので、第1開閉弁の作動方
向と第2開閉弁の作動方向とを同一とし、第2開
閉弁の弁体を、第1開閉弁に連動して常に円滑に
作動させることができ、しかも第1開閉弁の回動
軸に第2開閉弁の上記弁軸を同軸に連結したこと
で両開閉弁間の連動構造も単純小型化することが
できてコストダウンや分解組立の作業性向上に寄
与することができる。その上、第2開閉弁の弁体
及び弁室の配置や向きを、両開閉弁間の連動機構
の大幅な改造を要することなく第1開閉弁の回動
軸線回りに比較的自由に選定することができるた
め、装置の構造簡素化を図りつつ、第2開閉弁の
配置やその前後の第1、第2管路の取回しの自由
度を高めることができる。
第1および第2管路間に介在する弁室を有する弁
函と、両管路間を連通する状態ならびに遮断する
状態を切換えるべく弁室に回動自在に収納される
弁体と、この弁体にその回動軸線上で連結された
弁軸とを備え、この弁軸が前記第1開閉弁の回動
軸に同軸に連結されるので、第1開閉弁の作動方
向と第2開閉弁の作動方向とを同一とし、第2開
閉弁の弁体を、第1開閉弁に連動して常に円滑に
作動させることができ、しかも第1開閉弁の回動
軸に第2開閉弁の上記弁軸を同軸に連結したこと
で両開閉弁間の連動構造も単純小型化することが
できてコストダウンや分解組立の作業性向上に寄
与することができる。その上、第2開閉弁の弁体
及び弁室の配置や向きを、両開閉弁間の連動機構
の大幅な改造を要することなく第1開閉弁の回動
軸線回りに比較的自由に選定することができるた
め、装置の構造簡素化を図りつつ、第2開閉弁の
配置やその前後の第1、第2管路の取回しの自由
度を高めることができる。
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は全体縦断側面図、第2図は第1図の−
線断面図、第3図は第2図の−線断面図であ
る。 1……燃料貯留装置、2……燃料タンク、3…
…燃料給油ガン、4……フイラーパイプ、6……
キヤニスタ、11……第1開閉弁、13,24…
…回動軸、14……弁板、15……付勢手段とし
てのねじりばね、16……第2開閉弁、17……
第1管路、18……第2管路、21……弁室、2
2……弁函、23……弁体、24……弁軸。
1図は全体縦断側面図、第2図は第1図の−
線断面図、第3図は第2図の−線断面図であ
る。 1……燃料貯留装置、2……燃料タンク、3…
…燃料給油ガン、4……フイラーパイプ、6……
キヤニスタ、11……第1開閉弁、13,24…
…回動軸、14……弁板、15……付勢手段とし
てのねじりばね、16……第2開閉弁、17……
第1管路、18……第2管路、21……弁室、2
2……弁函、23……弁体、24……弁軸。
Claims (1)
- 燃料給油ガン3を挿入すべく燃料タンク2に連
設されたフイラーパイプ4内には、該フイラーパ
イプ4に回動可能に支承される回動軸13と、こ
の回動軸13に固設されて前記燃料給油ガン3の
先端に当接可能な弁板14と、この弁板14を閉
弁方向に付勢する付勢手段15とを有して前記燃
料給油ガン3の挿入に応じ開弁動作する第1開閉
弁11が設けられ、燃料タンク2内に通じる第1
管路17ならびにキヤニスタ6に通じる第2管路
18間には、前記第1開閉弁11に連動、連結さ
れる第2開閉弁16が設けられてなる燃料貯留装
置において、第2開閉弁16は、第1および第2
管路17,18間に介在する弁室21を有する弁
函22と、両管路17,18間を連通する状態な
らびに遮断する状態を切換えるべく弁室21に回
動自在に収納される弁体23と、この弁体23に
その回動軸線上で連結された弁軸24とを備え、
この弁軸24は前記第1開閉弁11の回動軸13
に同軸に連結されることを特徴とする燃料貯留装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987157406U JPH0513619Y2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987157406U JPH0513619Y2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0160930U JPH0160930U (ja) | 1989-04-18 |
JPH0513619Y2 true JPH0513619Y2 (ja) | 1993-04-12 |
Family
ID=31436819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987157406U Expired - Lifetime JPH0513619Y2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0513619Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0444424Y2 (ja) * | 1987-02-20 | 1992-10-20 |
-
1987
- 1987-10-14 JP JP1987157406U patent/JPH0513619Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0160930U (ja) | 1989-04-18 |
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