JPH0587106A - 流体コントローラ - Google Patents

流体コントローラ

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JPH0587106A
JPH0587106A JP4082840A JP8284092A JPH0587106A JP H0587106 A JPH0587106 A JP H0587106A JP 4082840 A JP4082840 A JP 4082840A JP 8284092 A JP8284092 A JP 8284092A JP H0587106 A JPH0587106 A JP H0587106A
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fluid
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chamber
flow control
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JP4082840A
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Dwight B Stephenson
ブルース ステフアンソン ドワイト
Dennis R Marks
リチヤード マークス デニス
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Eaton Corp
Original Assignee
Eaton Corp
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    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D7/00Control of flow
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • B62D5/07Supply of pressurised fluid for steering also supplying other consumers ; control thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • B62D5/09Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle characterised by means for actuating valves
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    • B62D5/097Telemotor driven by steering wheel movement gerotor type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B13/00Details of servomotor systems ; Valves for servomotor systems
    • F15B13/02Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 負荷感知優先流れ制御弁がパワーステアリン
グ装置と一体化している制御装置を提供すること。 【構成】 流体源(11)から優先装置(19)及び補助装置(2
1)への流体の流れを制御する流体コントローラ(15)であ
って、主スプール弁(51)と追従スリーブ弁部材(53)を有
する弁装置(33)を有し、スプール及びスリーブが協働し
てコントローラ弁機構(35)を形成し、スリーブ及びハウ
ジングが協働して負荷感知優先流れ制御弁機構(37)を形
成する。コントローラ弁機構は、スプール及びスリーブ
間の相対回転によって形成され、優先流れ制御弁機構は
スリーブ及びハウジング間の相対軸方向移動によって形
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の負荷回路(流体
圧作動装置)へ加圧流体を送る装置、特に負荷回路の1
つに優先権が与えられており、優先負荷回路で使用され
ないすべての流れがその他の(補助)負荷回路へ送られ
るような装置に関するものである。
【0002】本発明は、優先負荷回路が流体を要求して
いることを表す負荷圧力信号に応答して、負荷感知優先
流れ制御弁によって優先負荷回路及び補助負荷回路へ加
圧流体を送る構造にも同様に適用される。しかし、本発
明は、優先負荷回路が車両の油圧パワーステアリング装
置を有している構造に特に好都合であり、本発明をそれ
に関連して説明する。
【0003】
【従来の技術】負荷感知優先流れ制御装置は多くの用途
で一般的に使用されており、システム全体のコストを抑
えるため、また1つにはエネルギ消費量(すなわち車両
エンジンに対する負荷)を低減させるため、単一の流体
源から複数の負荷回路へ加圧流体を送ることができる。
最初の公知の負荷感知優先流れ制御装置は、本発明の譲
受人に譲渡されている米国特許第3,455,210号
に記載されており、その特許は参考として本説明に含ま
れる。そのような装置を開示している最近のものとし
て、本発明の譲受人に譲渡されている米国特許第4,0
43.419号があり、この特許も参考として本説明に
含まれる。
【0004】この特許では、油圧パワーステアリング装
置を有する優先負荷回路が特に開示されている。さら
に、(1)定容量ポンプ及びオープンセンタ補助装置、
(2)圧力補償ポンプ及びクローズドセンタ補助装置、
(3)負荷感知ポンプ及び負荷感知補助装置のいずれか
と共に使用される特定の負荷感知優先流れ制御弁及び油
圧パワーステアリング装置の結合装置についても開示し
ている。
【0005】負荷感知優先流れ制御装置でエンジン馬力
消費量を大幅に減少させながらも性能を向上させること
ができることが非常に重要であるため、長年の間にほと
んどの農業用及び建設用車両の製造者は、伝統的なオー
プンセンタ及びクローズトセンタ装置から負荷感知装置
に切り換えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、負荷感知装置
への切り換えは、主に負荷感知優先弁自体のコストのた
め、また優先弁と優先負荷回路との間、及び優先弁と補
助負荷回路との間の関連の鉛管工事に伴うコストのた
め、一般的に実施されていない。また、負荷感知装置を
設けるために余分なコストが必要になることは基本的に
は不可避であると、長年に渡って考えられてきた。
【0007】このような事情に鑑みて、本発明は、別体
の負荷感知優先流れ制御弁及びそれに関連した鉛管工事
の一部をほとんど必要としない改良形負荷感知優先流れ
制御装置であって、優先負荷回路が油圧パワーステアリ
ング装置(流体コントローラ)を有しており、負荷感知
優先流れ制御弁がパワーステアリング装置と一体化して
いる制御装置を提供することを目的としている。
【0008】本発明の他の目的は、負荷感知優先流れ制
御弁の機能を油圧パワーステアリング装置内の弁機構に
よってその内部で達成できる改良形負荷感知優先流れ制
御装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、加
圧流体源と、優先流体圧作動装置と、補助流体圧作動装
置と、優先流体圧作動装置への流体の流れを制御するコ
ントローラ手段と、流体源からコントローラ手段へ、及
び補助装置への流体の流れを制御する負荷感知優先流れ
制御弁手段とを設けた改良形装置によって達成される。
【0010】コントローラ手段には、優先流体圧作動装
置に連結される第1及び第2制御流体ポートを形成した
ハウジング手段と、ハウジング手段内に配置されて、ほ
ぼ円筒形のスプール弁部材、及び半径方向においてハウ
ジング手段とスプール弁部材との間に配置された中空の
ほぼ円筒形のスリーブ弁部材を有する弁手段とが設けら
れている。スプール及びスリーブ弁部材は相対的中立位
置と、相対的第1作動位置とを備えており、ハウジング
手段及びスリーブ弁部材は相対的第1位置を備えてい
る。
【0011】コントローラ手段にはさらに、コントロー
ラ入口と、流体入口と流体連通した第1可変流れ制御オ
リフィスと、第1制御流体ポートと流体連通した第2可
変流れ制御オリフィスとが設けられている。第1及び第
2可変流れ制御オリフィスは、弁部材が第1作動位置に
ある時にスプール及びスリーブ弁部材の接合面に形成さ
れる。ハウジング手段と前記弁部材との協働によって、
弁部材が第1作動位置にある時に第1及び第2可変流れ
制御オリフィス間を流体連通させる主流体路が形成され
ている。負荷感知優先流れ制御弁手段には、流体源から
コントローラ手段への流体の流れを制御する優先流れ制
御オリフィスと、優先装置が流体を要求するのに応答し
て、流体源から補助装置への流体の流れを制御する補助
流れ制御オリフィスとが設けられている。
【0012】改良形装置は、スリーブ弁部材及びハウジ
ング手段が相対的第2位置を備えていることを特徴とし
ている。コントローラ手段には、スリーブ弁部材をハウ
ジング手段に対する第1位置へ付勢する手段と、スリー
ブ弁部材をハウジング手段に対する第2位置へ付勢する
手段とが設けられている。スリーブ弁部材がハウジング
手段に対して第1位置にある時、スリーブ弁部材及びハ
ウジング手段の協働によって優先流れ制御オリフィスが
形成され、スリーブ弁部材がハウジング手段に対して第
2位置にある時、スリーブ弁部材及びハウジング手段の
協働によって補助流れ制御オリフィスが形成されるよう
になっている。
【0013】
【作用】本発明の流体コントローラ(15)は、スプール及
びスリーブが協働してコントローラ弁機構(35)を形成し
ている一方、スリーブ及びハウジングが協働して負荷感
知優先流れ制御弁機構(37)を形成している。コントロー
ラ弁機構は、スプール及びスリーブ間の相対回転によっ
て形成されるのに対して、優先流れ制御弁機構はスリー
ブ及びハウジング間の相対軸方向移動によって形成され
る。スリーブの軸方向位置は、パイロット圧力室(95)内
及び負荷信号室(103) 内の流体圧によって制御され、そ
の間の圧力差は、コントローラ弁機構(35)によって形成
された主可変流れ制御オリフィス(A1)における圧力差を
表している。
【0014】本発明では、コントローラの外部に別体の
弁機構を設ける必要がなく、また関連の鉛管工事を必要
としないで負荷感知優先流れ制御弁機構が与えられる。
【0015】
【実施例】次に添付の図面を参照しながら説明するが、
これらは本発明を制限するものではなく、図1は、本発
明に従って構成された負荷感知優先流れ制御装置の油圧
回路図を示している。
【0016】すなわち、図1の回路図は、本発明に従っ
て構成された流体コントローラを含む、車両用油圧パワ
ーステアリング装置を示している。本装置の実施例で
は、定容量ポンプとして示されている流体ポンプ11が
設けられており、その入口は装置のタンク13に連結し
ている。本装置は流体コントローラ15を含み、これは
ステアリングホィール17から回転入力を受け取って、
ポンプ11から送られる流体流を(1)流体圧作動式車
両ステアリングシリンダ19を有する優先負荷回路と、
(2)可変オリフィス21で概略的に示されているオー
プンセンタ補助負荷回路との間で分配する。
【0017】図1に示されているように、流体コントロ
ーラ15には入口ポート23と、戻りポート25と、1
対の制御(シリンダ)流体ポート27及び29とが設け
られており、流体ポート27及び29はステアリングシ
リンダ19の両端部に連結している。流体コントローラ
にはさらに過剰流入ポート31が設けられており、これ
は補助負荷回路21に連結している。
【0018】本発明の中心的特徴によれば、流体コント
ローラ15に弁機構33が設けられており、これは
(1)コントローラ弁機構35、及び(2)負荷感知優
先流れ制御弁機構37の2つの機能を実行する。公知の
ように、コントローラ弁機構35の機能は、ステアリン
グホィール17の回転に応答して、コントローラ入口
(または優先弁機構37の出口)からステアリングシリ
ンダ19への流体の流れを制御することである。負荷感
知優先流れ制御弁機構37の機能は、コントローラ弁機
構35及びステアリングシリンダ19が流体を要求して
いることを表す負荷圧力信号(詳細に後述する)に応答
して、入口ポート23からコントローラ弁機構35また
は過剰流入ポート31への流体の流れを制御することで
ある。
【0019】図1において、コントローラ弁機構35及
び負荷感知優先流れ制御弁機構37がほぼ分離した状態
で示されているが、本発明の1つの特徴によれば、詳細
に後述するように弁機構35及び37の両方を同一の弁
部材で構成されているので、弁機構33を示す際にある
程度の自由が認められることに注意されたい。
【0020】次に、図1と組み合わせて図2を参照しな
がら流体コントローラ15の構造を詳細に説明するが、
必要に応じて図1の回路図を参照する。流体コントロー
ラ15は、本発明の譲受人に譲渡されており、参考とし
て本説明に含まれている米国再発行特許第25,126
号に記載されている一般的形式のものでよい。本実施例
をさらに特定すれば、同時係属中の米国特許出願シリア
ル番号513,366に記載されている形式のものであ
る。
【0021】流体コントローラ15には、弁ハウジング
部分39、スペーサ部分40、ウェアプレート41、流
体メータ43を設けた部分(図1にも概略的に示されて
いる)及び端部キャップ45を含めた幾つかの部分が設
けられている。これらの部分は、弁ハウジング39に螺
着させた複数のボルト47によって密封状に連結保持さ
れている。弁ハウジング39には、流体入口ポート2
3、戻りポート25、制御流体ポート27及び29、及
び過剰流入ポート31が形成されており、ポート31だ
けが図2に示されている。
【0022】弁ハウジング39には弁孔49も形成され
ており、この中に、本実施例では回転可能な主弁部材5
1(以下の説明では「スプール」とも呼ぶ)及びそれと
協働する相対回転可能な追従弁部材53(以下の説明で
は「スリーブ」とも呼ぶ)を有している弁構造体33が
回転可能に配置されている。スプール51の前端部に小
径部が設けられており、それに形成されている1組の内
側スプライン55によって、スプール51とステアリン
グホィール17との間の直接的機械連結が行われる。ス
プール51及びスリーブ53については以下に詳細に説
明する。
【0023】流体メータ43は公知の形式のものでよ
く、本実施例では内側歯付きのリング部材57と外側歯
付き星形部材59とで構成されており、星形部材59は
リング部材57内にそれに対して軌道回転移動可能に配
置されている。星形部材59には1組の内側スプライン
61が形成されており、これは駆動軸65の後端部に形
成された1組の外側スプライン63とスプライン係合し
ている。駆動軸65には、駆動ピン69を介して駆動軸
65とスリーブ53とを駆動連結させる二股の前端部6
7が設けられている。ピン69の端部は、スプール51
に形成された1対の特大のピン開口71に挿通されて、
スリーブ53の開口に比較的締まりばめ状態ではめ込ま
れている。
【0024】当業者には公知のように、スプール51及
びスリーブ53に形成された様々な通路及びポートを流
れる加圧流体が流体メータ43を流れることによって、
星形部材59がリング57内で軌道回転移動する。星形
部材59のそのような移動が駆動軸65及び駆動ピン6
9を介してスリーブ53を回転追従移動させることによ
って、スプール51とスリーブ53との間に特定の相対
変位(以下の説明では「回転作動位置」と呼ぶ)が維持
される。特定の回転作動位置、すなわちスプール51及
びスリーブ53間の回転変位量は、ステアリングホィー
ル17の回転率にほぼ比例している。
【0025】さらに図2において、スプール52及びス
リーブ53の前端部(図2の左端部)付近に中立センタ
リングばね装置75が配置されており、これは、本発明
の譲受人に譲渡されており、参考として本説明に含まれ
ている、ドワイト(Dwight)B.ステファンソン(Stephen
son)が1990年10月24日付けで出願した「たわみ
角度が大きい回転変調ステアリング弁」と題する同時係
属中の米国特許出願シリアル番号602,829に詳細
に記載されている形式のものである。一般的に、ばね装
置75には、スリーブ53をスプール51に対して「回
転中立」位置(この言葉は図5に関連して定義する)に
向けて付勢する少なくとも1つの螺旋形の圧縮コイルば
ね77が設けられている。
【0026】次に、図7及び8と組み合わせて図2を参
照しながら説明すると、弁ハウジング39の弁孔49に
は、スリーブ53を取り囲む複数の環状流体室が形成さ
れており、様々なポート(23〜31)とスリーブ53
の外表面との間を流体連通させている。環状室23cは
入口ポート23から加圧流体を受け取る一方、環状室2
5cは戻り流体を戻りポート25へ送る。また、環状室
27cはポート27と連通しており、環状室29cは制
御ポート29と連通している。さらに、環状室31cは
過剰流入ポート31と連通している。
【0027】リング57内を軌道回転する星形部材59
の噛合相互作用によって複数の膨張及び収縮流体容積室
79が形成され、そのような容積室79の各々に隣接す
る位置においてスペーサ40及びウェアプレート41に
流体ポート81が形成されている。弁ハウジング39に
は複数の軸方向の孔83(図2には1つだけ示されてい
る)が形成されており、それらの各々は流体ポート81
の1つと開放連通している。弁ハウジング39にはさら
に1対の半径方向の孔85L及び85Rが設けられて、
各軸方向孔83と弁孔49との間を連通させており、そ
の目的については詳細に後述する。
【0028】図1に示されている一般形式のコントロー
ラ弁機構35の通常の回転作動は当業者には公知である
と考えられるので、その弁機構の作動についてはここで
は簡単に説明するだけとする。ステアリングホィール1
7を例えば時計回り方向へ回転させて、車両を右方向へ
旋回させる時、スプール51も、車両の運転者から見て
時計回りに回転して、スプール51及びスリーブ53間
の一連の可変流れ制御オリフィスを開放する。これらの
オリフィスによって、流体が環状室23cからそれらの
オリフィスの1つを通り、さらに半径方向の孔85R及
び軸方向の孔83を通って流体メータ43の膨張容積室
79へ流れることができるようになる。
【0029】メータ43の収縮容積室79から流出した
流体は、別の軸方向の孔83を通り、さらに半径方向の
孔85Lを通ってからコントローラ弁機構35内の別の
可変オリフィスを通り、シリンダポート27から流出す
る。ステアリングシリンダから戻った流体は、シリンダ
ポート29へ流入してから、コントローラ弁機構35内
の別の可変オリフィスを通って戻りポート25へ流れ
る。上記の流体路は一般的に「主流体路」と呼ばれるも
のであり、この用語は、スプール及びスリーブが回転作
動位置にある時に上記流体路またはその一部(または左
旋回を生じる反対の流体路)を意味するために使用され
ている。
【0030】以上に説明した部材はいずれも、少なくと
も一般的に公知のものであり、上記引用の米国特許及び
同時係属中の出願に示されている。次に、本発明の様々
な特徴を有する新しく付け加えられた部材について説明
する。
【0031】現在市販されているスプールースリーブ形
式の従来形コントローラでは、流れ制御弁機構内の可変
流れ制御オリフィスの面積は、スプール及びスリーブ間
の相対回転のみで変化させるものである。従って、その
ようなコントローラでは、スリーブの軸方向長さをスプ
ールと同じ(但し、内側スプライン55が形成されてい
る小径部分を除く)にするのが一般的である。
【0032】スプール51及びスリーブ53間の相対回
転と、弁ハウジング39に対するスリーブ53の軸方向
移動との両方に応答して、弁機構33内の可変流れ制御
オリフィスを定めることができるが、これは本発明の1
つの重要な特徴である。制限的ではないが、一例とし
て、本実施例ではスリーブ53をスプール51の隣接部
分よりも軸方向に短くして、スリーブ53を弁ハウジン
グ39に対して(及びスプール51に対して)2つの異
なった軸方向位置の間で軸方向に変位させる手段を設け
ることによって、この軸方向移動を実施できるようにし
ている。やはり制限的ではないが、一例として、本実施
例ではスプール51及びスリーブ53間の接合面が、そ
の間の相対回転に応答して、コントローラ弁機構35
(図1を参照)を有する可変オリフィスを形成するのに
対して、スリーブ53及び弁ハウジング39間の接合面
が、相対軸方向移動に応答して、優先流れ制御弁機構3
7(図1を参照)を有する可変オリフィスを形成するよ
うになっている。
【0033】次に、主に図3及び図4を参照しながら説
明すると、スプール51の前端部付近に、スリーブ53
の軸方向移動時にばね77を収容する環状溝87が形成
されている。環状溝87の左側にスプール51の前隆起
部89が形成されており、この隆起部89を取り囲むよ
うに、前面密封表面93が弁ハウジング39の隣接内表
面に密接している精密浮動面シール91が設けられてい
る。スリーブ53の前端部と面シール95とによってパ
イロット圧力室95が形成されており、それの機能につ
いては後述する。圧力室95は一般的に、装置圧力(例
えば2500PSI)の流体を包含しており、従って前
隆起部89の外周部と面シール91の内径との間をきつ
く締まりばめさせることによって、その間からの流体漏
れを最小限に抑える必要がある。面シールの表面93が
装置圧力によってハウジング39の隣接表面に密封係合
状態に押し付けられている。
【0034】図4に示されているように、スペーサ部分
40にスペーサリング97が設けられており、リング9
7の半径方向内側に精密浮動面シール99が配置されて
いる。面シール91で説明したように、面シール99の
内径は、スプール51の隣接外径に締まりばめされてい
る。面シール99に設けられた面シール表面101が、
ウェアプレート41の隣接表面に押し付けられている。
スリーブ53の右端部とスペーサリング97及び面シー
ル99とによって負荷信号室103が形成されており、
それの機能については後述する。面シール表面101
は、負荷信号圧力によってウェアプレート41の隣接表
面に密封係合状態に押し付けられている。
【0035】スリーブ53の右端部にスリップワッシャ
105が当接しており、ワッシャ105とスペーサリン
グ97との間に複数の比較的小さい圧縮コイルばね10
7が配置されて、スリーブ53を図2及び4において左
側へ押し付けており、その理由については詳細に後述す
る。
【0036】弁機構 以下の弁機構についての説明及び請求範囲において、様
々な部材に対して「軸方向」という用語が用いられてい
る。この用語「軸方向」は、必ずしも特定の部材の構造
的特徴または特定の取り付け向きを定めるのではなく、
特定の部材がスリーブ53の軸方向作動に関連している
こと、または優先流れ制御弁機構37のオリフィスを定
めることに関連していることを表している。
【0037】次に、図6及び7と組み合わて図5を参照
しながら、スプール51及びスリーブ53をそれらに形
成された様々なポート及び通路について詳細に説明す
る。以下の説明において、多くのポート及び通路は、室
23cを通る仮想中央基準面RPに対して対称的または
ほぼ対称的に配置されており、それらの部材は、基準面
RPの左側または右側にあることを示すため、参照番号
の後にそれぞれLまたはRを付けて示されている。それ
に対して、その他の部材の一部には、基準面RPの反対
側に対応の部材が設けられておらず、それらは参照番号
だけで示されている。
【0038】図5等の重ね合わせ図は、主にスプール5
1(点線)とスリーブ53(実線)との間の接合面を示
すためのものであり、そのためスリーブ53の外表面だ
けに見られる一部の構造的特徴は図7及び11だけに示
されており、スプールースリーブ重ね合わせ図には示さ
れていない。
【0039】次に図5及び6だけを参照しながら説明す
ると、スプール51には1対のほぼ環状のメータ溝10
9L及び109Rが形成されており、これらはそれぞれ
半径方向孔85L及び85Rと軸方向に整合している。
メータ溝109Lには複数の圧力通路111Lが流体連
通しており、メータ溝109Rには複数の圧力通路11
1Rが流体連通している。各圧力通路111Lに隣接し
てタンクポート113Lが設けられ、また各圧力通路1
11Rに隣接してタンクポート113Rが設けられてい
る。メータ溝109Lの左側において、スプール51に
ピン開口71が形成されており、これの他の機能につい
ては後述する。
【0040】従来形スプールースリーブ流体コントロー
ラでは、環状メータ溝が円周方向に連続している、すな
わち中断しないでスプールの円周の360゜全体に渡っ
て設けられている。しかし、主に図5に示されているよ
うに、メータ溝109L及び109Rが中断しているこ
とが本発明の1つの重要な特徴であり、その理由は後述
する。
【0041】スプール51には軸方向のパイロット圧力
通路115が形成されており、これは図5において左方
向へスプールの環状溝87まで延在しているが、さらに
重要なことは、スリーブ53の端部に隣接して設けられ
たパイロット圧力室95にパイロットオリフィス116
(図1、5、8及び9を参照)を介して流体連通してい
ることである。同様に、スプール51には軸方向の負荷
信号通路117が形成されており、これは図5において
右方向へスプールの端部まで延在しているが、さらに重
要なことは、負荷信号室103に流体連通していること
である。
【0042】好ましくは、コントローラには図1だけに
示されている負荷信号逃がし弁118が設けられ、この
逃がし弁は公知のものである。スプール51にはさらに
動的信号凹部119が設けられており、これは、まず円
周方向に延出してから軸方向に延出している通路121
を介してパイロット圧力通路115と開放連通してい
る。同様に、スプール51には、負荷信号通路117の
左端部にそれと連通した負荷信号凹部123が形成され
ている。
【0043】スリーブ53には、仮想基準面RPの右側
に1対の圧力ポート125が形成されている。円周方向
においてポート125間にパイロットポート127が設
けられており、それの機能については後述する。パイロ
ットポート127の左側に1対の負荷感知ピックアップ
ポート129が設けられており、これらのポート129
から円周方向に離して(図7には示されていない)動的
信号ピックアップポート131が設けられており、これ
は動的信号凹部119と連続的に連通している。
【0044】また、ポート129から円周方向に離して
負荷信号ドレインポート133が設けられており、スプ
ール及びスリーブが図5に示されている回転中立位置に
ある時はいつも、これはスプール51に形成されたドレ
イン通路135と連通している。ドレイン通路135は
ドレインポート137と連通しており、タンクポート1
13L及び113Rの場合と同様にして、このポート1
37はスプールの内部と連通している。さらに、ポート
129から円周方向に離して負荷信号ポート139が設
けられており、これは負荷信号凹部123と連続的に連
通している。ポート129、131、133及び139
はすべて、スリーブ53の外表面に形成された環状負荷
感知溝141(図7を参照)と開放連通している。
【0045】スリーブ53にはさらに、タンクポート1
13Lと軸方向に整合した位置に室27cと連続的に連
通している複数の作動ポート143Lが形成されてい
る。同様に、スリーブ53にはタンクポート113Rと
軸方向に整合した位置に室29cと連続的に連通してい
る複数の作動ポート143Rが形成されている。スリー
ブには基準面RPからさらに軸方向外側の位置に複数の
メータポート145Lが設けられており、これらの各々
はメータ溝109Lと連続的に連通しており、また半径
方向孔85Lと整流流体連通している。同様に、スリー
ブには複数のメータポート145Rが設けられており、
これらの各々はメータ溝109Rと連続的に連通してお
り、また半径方向孔85Rと整流流体連通している。最
後になるが、スリーブ53に複数のタンクポート147
が形成されており、これらは開口73と軸方向に整合し
ており、開口73は駆動ピン69を収容し、室25cと
連続的に流体連通している。
【0046】次に主に図7を参照すればわかるように、
メータポート145L及び145Rの各々には、スリー
ブ53の外表面に形成されたほぼ矩形の開口が設けられ
ている。矩形開口は、スリーブが図5に示されている中
立位置から軸方向に変位した場合でも、メータポート1
45L及び145Rと半径方向孔85L及び85Rとの
間がそれぞれ整流流体連通できるようにするためのもの
である。
【0047】回転作動位置 次に図8を参照しながら説明すると、ステアリングホィ
ール17及びスプール51を時計回りに回転させる(す
なわちスプール51を図8において「下方」へ移動させ
る)と、加圧流体が室23cから2つの圧力ポート12
5を通って圧力通路111Rに流入し、それらの間の重
合面積の合計が主可変流れ制御オリフィスA1(図1を
参照)を定める。
【0048】この「未計量」流体は圧力通路111Rか
らメータ溝109Rへ流入し、さらにメータポート14
5Rを通って流体メータ43の膨張容積室79へ流入す
る。「計量」流体が、流体メータの収縮容積室79から
流出してメータポート145Lに流入し、そこからメー
タ溝109Lを通って圧力通路111Lへ流入する。こ
の時、通路111Lは作動ポート143Lと重合してお
り、その間の重合面積の合計が、可変流れ制御オリフィ
スA4(図1を参照)を定める。
【0049】計量流体は、オリフィスA4から室27c
へ流入し、そこから制御ポート27へ、さらにステアリ
ングシリンダ19へ流れる。ステアリングシリンダの排
出側から戻る流体は制御ポート29へ流れてから、環状
室29cへ、さらに作動ポート143R及びタンクポー
ト113Rの重合面積の合計によって定められる可変流
れ制御オリフィスA5へ流入する。低圧の排出流体は、
オリフィスA5からスプール51の内部に入り、ピン開
口71から半径方向外向きに流れ、タンクポート147
を通って室25cへ流入し、そこから戻りポート25へ
流れる。可変流れ制御オリフィスA1、A4及びA5の
各々に対する「利得」すなわち回転スプールースリーブ
変位に対する流れ面積の関係は公知であって、図14の
グラフに示されている。
【0050】上記の流路は、スプール51及びスリーブ
53が図5の中立回転位置から(図8に示されている)
回転作動位置へ変位した時にコントローラ弁機構35に
よって形成される主流体路を有している。オリフィスA
1、A4及びA5が形成される場所であることから、ス
プール及びスリーブの接合面にコントローラ弁機構が存
在するように説明してきたことに注意されたい。しか
し、従来通りに、また公知のように、流体メータ43
(コントローラ弁機構の一部)との整流連通は、スリー
ブとハウジングとの接合面、すなわちそれぞれメータポ
ート145L及び145Rと半径方向孔85L及び85
Rとの間で行われている。
【0051】しかし、図5及び8の両方において、スリ
ーブは、以下に説明するようにして図5及び8の左方向
へ付勢されている「通常」軸方向位置と考えられる位置
にあることに注意されたい。図8において、パイロット
ポート127も室23cと連通して、それから加圧流体
を受け取り、その流体はそれを通ってパイロット圧力通
路115へ入り、パイロットオリフィス116からパイ
ロット圧力室95へ送られる。
【0052】その結果、スリーブ53は、主流体路のオ
リフィスA1より上流側の圧力になっているパイロット
圧力室95内の流体圧によって図8の右方向へ付勢され
ている。同時に、2つの負荷感知ピックアップポート1
29の(図8において)上方は、圧力通路111Rと連
通しており、従って主流体路のオリフィスA1より下流
側の圧力(一般的に「負荷圧力」と呼ばれる)の負荷感
知溝141と連通している。溝141内の負荷圧力は、
負荷感知ポート139を介して負荷信号凹部123に送
られ、そこから負荷信号通路117を介して負荷信号室
103へ送られる。その結果、スリーブ53は、負荷圧
力及び圧縮ばね107によって図8の左方向へ付勢され
ている。
【0053】負荷感知優先流れ制御の技術分野の専門家
には公知のように、ばね107の付勢力は、オリフィス
A1における圧力降下(すなわちパイロット圧力室95
内の圧力と負荷信号室103内の圧力との差)にほぼ等
しくなるように選択される。スリーブ51を付勢する対
向力がほぼつり合っている時、スリーブは図8に示され
ているように左方向へ付勢されており、圧力ポート12
5及びパイロットポート127が室23cに対して開放
無制限的流体連通状態となり、入口ポート23と連通す
る。
【0054】優先流れ制御弁機構37 次に、図7及び11を参照しながら、優先流れ制御弁機
構に関連して追加された構造的特徴を説明する。図5、
8及び13とは異なり、図11の重ね合わせ図ではスリ
ーブ53の外表面(点線)と弁孔49の表面(実線)と
が示されている。スリーブ53の外表面には、複数の凹
状の軸方向流体通路149が形成されている。「凹状」
とは、通路149が外表面に形成されているだけで、ス
リーブの内部まで半径方向に貫設されていないことを意
味しており、そのために通路149が図5及び8に現れ
ていないのである。各通路149の左端部は、圧力室2
3cと連続的に流体連通しており、各通路149の右端
部には1対の円弧形の計量部分151が設けられてい
る。
【0055】図7にわかりやすく示されているように、
コントローラ弁機構35がポンプ11から送られる流体
全部を要求する時、スリーブ53は左方向の、計量部分
151が補助室31cの左側に位置してそれと流体連通
しない位置へ付勢される。図15のグラフにおいて、曲
線CFは圧力ポート125の流れ面積を表しており、特
に曲線CF上の点「図7」を参照されたい。この時、ポ
ンプ11の流体吐き出し量全体が、前述したように室2
3c、圧力ポート125及びパイロットポート127を
流れるため、流体吐き出し量全体がコントローラ弁機構
35(及びステアリングシリンダ19)によって使用さ
れる。
【0056】ポンプ11の流体吐き出し量がコントロー
ラ弁機構35で必要とされる流量を超え始めると(言い
換えればコントローラ弁機構35の流体要求量がポンプ
11の吐き出し量以下に減少した時)、可変流れ制御オ
リフィスA1における圧力降下が増加し始める、すなわ
ちパイロット圧力室95内の圧力が、圧縮ばね107の
相当圧力よりもわずかに大きい量だけ負荷信号室103
内の圧力を超える。この時、スリーブ53が右方向に図
11に示されている位置へ向けて移動し始める。
【0057】スリーブが右へ移動すると、圧力ポート1
25と室23cとの間の流体連通が減少し始めて、その
間の重合面積の合計によって、図15の曲線CFで表さ
れている優先流れ制御オリフィスCFが定められる。同
時に、パイロットポート127も室23cとの完全流体
連通状態から移動して、やがてパイロットポート127
に形成された1対の計量部分153が、パイロット圧力
室95内の流体圧を維持してスリーブ53のその特定位
置を維持できるだけの流体を室23cから計量できる地
点に達する。
【0058】スリーブ53が図11に示されている位置
へ移動すると、通路149の計量部分151が補助室3
1cと連通し始め、その間の重合面積の合計によって、
補助流れ制御オリフィスEFが定められる。図15のグ
ラフの曲線EF、特に曲線EF上の「図11」の点を参
照されたい。
【0059】当業者には理解されるように、車両エンジ
ンが始動してポンプ11が作動し始めた時、最初はパイ
ロット圧力室95または負荷信号室103内に流体圧が
ない。同時に、ステアリングホィール17によってステ
アリング入力を送らなければ、センタリングばね装置7
5はスプール及びスリーブを回転中立位置の方向へ付勢
している。
【0060】従って、スプール及びスリーブは、図5に
示されている相対回転位置にあり、スリーブ及びハウジ
ングは図7に示されている相対位置にある。ポンプ11
から流体がコントローラ15へ流入し始めると、加圧流
体が優先室23c内で増加し、その流体の一部がそこか
らパイロットポート127を通ってパイロット圧力通路
115へ流れ、そこからパイロット圧力室95へ流入す
ることは、前述した通りである。ステアリング入力がな
い場合、スプール及びスリーブは図5に示されている回
転中立位置に残っているが、パイロット圧力室95内で
圧力が増加すると、スリーブ53が図3及び5の右方向
へ付勢されて、やがて計量部分151が流体を優先室2
3cから補助室31cへ計量して送り始める。
【0061】次に図11を参照しながら、上記作動に関
連して運転者がステアリングホィール17を回転させ始
めたと仮定して説明する。スプール51がスリーブ53
に対して回転し始めて、ステアリングが実行される図8
に示されている位置に達した時、負荷信号ピックアップ
ポート129が対応の圧力通路111Rと連通して、ス
テアリング負荷圧力信号がポート129を介して負荷信
号溝141へ送られ、そこからポート139及び凹部1
23を介して、さらに通路117を介して負荷信号室1
03へ送られることは、前述した通りである。負荷信号
圧力が室103内で上昇し始めると、スリーブ53が幾
分左方向へ、図13に示されている位置へ付勢され、こ
の位置ではコントローラ弁機構35及び優先流れ制御弁
機構37の両方が作動している。この特別な作動状態で
は、図13に示されているように、圧力ポート125が
優先室23cと連通して優先流れ制御オリフィスCFを
形成していると同時に、計量部分151が補助室31c
と連通して補助流れ制御オリフィスEFを形成してい
る。図15のグラフの曲線CFとEFとの交点「図1
3」の部分を参照されたい。
【0062】変更実施例 図16及び17 次に、本発明の変更実施例を簡単に説明するが、同様部
分は同一番号で示されているのに対して、新しいか大幅
に変更されている部材は「200」をプラスした参照番
号で示されている。図16を図8と比較すればわかるよ
うに、スプール51から動的信号凹部119及び通路1
21が削除され、スリーブ53から動的信号ピックアッ
プポート131が削除されている。また、スプールの表
面上のパイロット圧力通路115に代えて通路201が
設けられており、これには2つの目的がある。通路20
1はパイロットポート127と連通しており、前述のよ
うにしてパイロット圧力をパイロットオリフィス116
を介してパイロット圧力室95へ送る。同時に、パイロ
ットポート127から受け取った流体の一部分を図14
及び15の右方向へ、動的信号オリフィス203を介し
て直接的に負荷信号室103へ流入させる。動的信号オ
リフィス203等の信号オリフィスを負荷信号室103
等の特定の信号室に物理的に接近した位置に設けること
が好ましいと考えられる。そのように近接させることに
よって、弁機構の動的応答性、すなわちスリーブ53の
軸方向位置を制御する様々な信号の圧力の変化にコント
ローラが応答する速度を向上させることができると考え
られる。
【0063】変更実施例 図18 次に、本発明のさらなる変更実施例を簡単に説明する
が、同様部分は同一番号で示されているのに対して、新
しいか大幅に変更されている部材は「300」をプラス
した参照番号で示されている。図1も参照しながら説明
すると、図18の実施例の目的は、下流補助負荷回路が
ないが、別体の外部弁機構またはポンプ制御装置を必要
としないでコントローラ弁機構35のオリフィスA1に
所定の圧力差を維持することを顧客が望む場合に用いら
れるコントローラを提供することである。言い換えれ
ば、望まれていることは、コントローラ15内での圧力
補償である。
【0064】図1を参照しながら説明すると、この実施
例の変更部分の1つは、過剰流入ポート31を削除して
いることであり、従って、過剰流入室31cは出口ポー
トに連結していない。先の実施例は「5ポート装置」と
呼ばれるのに対して、図18の実施例は「4ポート装
置」と呼ばれる。4ポート装置では、コントローラ弁機
構35で必要とされる流量を超えるすべての入口ポート
23流入流量は、圧力補償技術分野で知られているよう
にして装置タンク13へ戻されるだけである。
【0065】先の実施例と比較した時の図18における
別の変更部分は、パイロットポート127(またはその
他のいずれか)から負荷信号回路のいずれかの部分へ送
られる動的信号がないことである。従って、この実施例
は「静的」負荷信号装置である。
【0066】図18では、図8の場合と同様にスリーブ
53の内側とスプール51の外側だけが示されており、
従ってスリーブの表面だけに存在している流体通路14
9は図示されていないが、それらは存在しており、同一
機能のために、すなわちスリーブが図18の右方向へ付
勢された時に入口室23cから過剰流入室31cまでを
連通させるために使用される。
【0067】スプール51には、スプールの外表面から
その内部まで貫通している幾つかのドレインポート30
1が設けられており、これらのポート301が戻りポー
ト25と流体連通していると考えられる。タンクポート
113L及び113Rの場合と同様に、また同じ目的
で、すなわちスプール及びスリーブ間が相対軸方向移動
しても流体連通状態を維持できるように、各ドレインポ
ート301はスプールの表面に矩形の凹部を備えてい
る。
【0068】スリーブ51には、各ドレインポート30
1に隣接して3つのポート303が追加して設けられて
いる。スプール及びスリーブが(図5に示されている)
回転中立位置にある時、中央ポート303がドレインポ
ート301と直接的に連通する。スプール及びスリーブ
がいずれかの作動方向へ相対回転した場合も、いずれか
のポート303が過剰流入室31cからドレインポート
301までを流体連通させることができる。
【0069】パイロットポート127内の流体圧が、オ
リフィスA1に所望の圧力差を維持するために必要な圧
力以上に上昇した場合、前述したようにスリーブ53が
図18の右方向へ移動し始めて、やがて流体通路149
の計量ポート151が流体を計量して室23cから室3
1cへ流し始め、そこから過剰流体が過剰流入ポート3
03を通り、さらにドレインポート301を通って戻り
ポート25へ流れることは、前述した通りである。
【0070】従って、請求項で使用されている「補助流
体位置」とは、単に装置タンク13と連通しているだけ
の別体の補助負荷回路21または過剰流入室31cのい
ずれも含んでいる。
【0071】図示の各実施例では、主流体路(オリフィ
スA1の上流または下流)とパイロット圧力室95及び
負荷信号室103との間は、それぞれスプール51の外
表面に設けられた流体通路115及び117によって連
通している。本発明の範囲内において、様々なパイロッ
ト、動的信号及び負荷信号の通路は、ハウジングに形成
したり、ハウジングとスプール及びスリーブ弁部材とを
組み合わせて形成することもできる。
【0072】通路をハウジングに形成した場合、スプー
ル及びスリーブにパイロットオリフィス116または動
的信号オリフィス203等の様々なオリフィスを形成す
ることが好ましいであろう。前述したように、本発明は
負荷感知装置に利用でき、その場合には定容量ポンプ1
1を負荷感知ポンプに変更するが、このために負荷感知
回路の一部をポンプの流れ及び圧力補償部分に、また補
助回路に対応した負荷信号に接続するための負荷信号ポ
ートをコントローラ15に設けることが必要になる。好
ましくは、コントローラを負荷感知装置に使用する場
合、パイロット及び負荷信号回路を少なくとも部分的に
ハウジング内に設けて、ピックアップ及び外部回路への
連通を容易にする。
【0073】以上に当業者であれば製造して使用するこ
とができるまで十分に詳細に本発明を説明してきたが、
本説明を読んで理解すれば、本発明の範囲内において本
発明に様々な変更及び変化を加えることができることは
当業者には明らかであろう。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、スプール及びスリーブ
が協働してコントローラ弁機構(35)を形成している一
方、スリーブ及びハウジングが協働して負荷感知優先流
れ制御弁機構(37)を形成し、コントローラ弁機構は、ス
プール及びスリーブ間の相対回転によって形成されるの
に対して、優先流れ制御弁機構はスリーブ及びハウジン
グ間の相対軸方向移動によって行うので、コントローラ
の外部に別体の弁機構を設ける必要がなく、また関連の
鉛管工事も必要としない。
【0075】また、弁機構の動的応答性、すなわちスリ
ーブの軸方向位置を制御する様々な信号の圧力の変化に
コントローラが応答する速度を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による負荷感知優先流れ制御装置の油圧
回路図である。
【図2】本発明及び図1の回路図に従って製造された流
体コントローラの軸方向断面図である。
【図3】本発明の詳細な構造を示す図2と同様な拡大部
分軸方向断面図である。
【図4】本発明の詳細な構造を示す図2と同様な拡大部
分軸方向断面図である。
【図5】図2に示されている流体コントローラに用いら
れている弁機構の重ね合わせ図であり、図2よりも大き
い縮尺で弁機構が回転中立位置にあるところを示す図で
ある。
【図6】図5の重ね合わせ図に示されている主弁部材の
図5とほぼ同じ縮尺の立面図である。
【図7】図5の重ね合わせ図に示されている追従弁部材
の図5とほぼ同じ縮尺の立面図である。
【図8】図5と同様な拡大部分重ね合わせ図であり、弁
機構が回転中立位置から回転作動位置へ変位している状
態を示す図である。
【図9】図8の7ー7線に沿った図6と同じ縮尺の拡大
部分軸方向断面図である。
【図10】図8の8ー8線に沿った図6と同じ縮尺の拡
大部分軸方向断面図である。
【図11】ハウジングと追従弁部材との接合面を示し、
弁機構が過剰流入位置にある状態の図8よりも小さい縮
尺の重ね合わせ図である。
【図12】図11の10ー10線に沿った図5〜7とほ
ぼ同じ縮尺の部分横断面図である。
【図13】弁機構を回転位置及び過剰流入位置の両方で
示し、図8と同様な図8と同じ縮尺の拡大部分重ね合わ
せ図である。
【図14】本発明の様々なコントローラ流れ制御オリフ
ィスを説明する(流れ面積)対(ロータリバルブの変位
量)のグラフである。
【図15】本発明による優先弁流れ制御オリフィスを説
明する(流れ面積)対(軸方向弁変位量)のグラフであ
る。
【図16】本発明の変更例を示す図5と同様な拡大部分
重ね合わせ図である。
【図17】図16の15ー15線に沿った図16と同じ
縮尺の拡大部分重ね合わせ図である。
【図18】本発明のさらなる変更例を示す図6と同様な
部分重ね合わせ図である。
【符号の説明】
11 加圧流体源 15 流体コントローラ 19 ステアリングシリンダ 21 補助負荷回路 23 入口ポート 23c 圧力室 27、29 制御流体ポート 31 過剰流入ポート 31c 過剰流入室 33 弁装置 39 弁ハウジング 43 流体メータ 51 スプール 53 スリーブ 95 パイロット圧力室 103 負荷信号室 107 圧縮ばね 109R、109L メータ溝 111R、111L 圧力通路 125 圧力ポート 143L 作動ポート 145R、145L メータ通路 149 軸方向流体通路 A1、A2 可変流れ制御オリフィス

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧流体源から優先流体圧作動装置及び
    補助流体位置(21)への流体の流れを制御するコントロー
    ラ(15)であって、 該コントローラは加圧流体源(11)に連結される入口ポー
    ト(23)及び優先流体圧作動装置(19)に連結される第1(2
    7)及び第2(29)制御流体ポートを形成したハウジング手
    段(39)を有する形式のものであり、 主回転弁部材(51)及びそれと協働する相対回転可能な追
    従弁部材(53)を有する弁手段(33)が前記ハウジング手段
    に配置され、前記主及び追従弁部材は、中立回転位置
    (図5)と、前記主弁部材が前記追従弁部材に対して前
    記中立回転位置から回転変位している回転作動位置(図
    8)とを有し、また追従弁部材は第1軸方向位置(図
    7)を有しており、 前記主弁部材に第1(111R)及び第2(111L)流体通路が形
    成され、前記追従弁部材には、前記弁部材が前記第1軸
    方向位置にある時に前記入口ポートと連続的に流体連通
    する第1流体ポート手段(125) と、前記第1制御流体ポ
    ートと連続的に流体連通している第2流体ポート(143L)
    とが形成され、 前記弁部材が前記中立回転位置にある時、前記第1流体
    ポート手段は前記第1流体通路との流体連通が遮断さ
    れ、前記第2流体ポート手段は前記第2流体通路との流
    体連通が遮断されるようになっており、 また前記弁部材が前記回転作動位置(図8)にある時、
    第1流体ポート手段は前記第1流体通路と流体連通して
    第1可変流れ制御オリフィス(A1)を形成し、また第2流
    体ポート手段は前記第2流体通路と流体連通して第2可
    変流れ制御オリフィス(A4)を形成するようになってお
    り、 前記ハウジング手段と前記弁部材との協働によって、前
    記弁部材が前記回転作動位置にある時に前記第1及び第
    2可変流れ制御オリフィス間を流体連通させる主流体路
    (109R 、145R、43、145L、109L) が形成され、 (a)前記追従弁部材(53)は第2軸方向位置(図11)
    を有し、 (b)前記コントローラは、前記追従弁部材を前記第1
    軸方向位置(図7)に向けて付勢する手段(103、107)
    と、前記弁部材を前記第2軸方向位置(図11)に向け
    て付勢する手段(95)とを備え、 (c)前記ハウジング手段(39)と前記追従弁部材(53)と
    の協働によって、前記入口ポートと連続的に流体連通し
    ている圧力流体室(23c)と、過剰流入ポート(31)と連続
    的に流体連通している補助流体室(31c) とが形成され、 (d)前記追従弁部材が前記第2軸方向位置(図11)
    にある時、前記第1流体ポート(125) は前記圧力流体室
    との流体連通が遮断され、また (e)前記ハウジング手段(39)と前記追従弁部材(53)と
    の協働によって、前記追従弁部材が前記第2軸方向位置
    にある時に前前記圧力流体室(23c) から補助流体室(31
    c) までを連通させる軸方向流体通路(149) が形成され
    ることを特徴とするコントローラ。
  2. 【請求項2】 前記主弁部材(51)に第3流体通路(113R)
    が形成され、前記追従弁部材(53)には、前記第2制御流
    体ポート(29)と連続的に流体連通している第3流体ポー
    ト(143R)と、戻りポート(25)と連続的に流体連通してい
    る第4流体ポート(147) とを形成し、 前記弁部材が前記中立回転位置(図5)にある時、前記
    第3及び第4流体ポート手段は前記第3流体通路との流
    体連通が遮断され、また前記弁部材が前記回転作動位置
    (図8)にある時、第3及び第4流体ポート手段は前記
    第3流体通路と流体連通して少なくとも第3可変流れ制
    御オリフィス(A5)を形成することを特徴とする請求項1
    のコントローラ。
  3. 【請求項3】 前記追従弁部材(53)に負荷感知通路(12
    9、141) を形成し、前記弁部材が前記中立回転位置(図
    5)にある時、前記負荷感知通路は前記第1流体通路(1
    11R)との流体連通が遮断され、また前記弁部材が前記回
    転作動位置(図8)にある時、前記負荷感知通路は前記
    第1流体通路と流体連通することを特徴とする請求項1
    のコントローラ。
  4. 【請求項4】 前記追従弁部材(53)と前記ハウジング手
    段(39)との協働によって、前記負荷感知通路(129、141)
    に連続的に流体連通する負荷信号室(103) を形成し、前
    記追従弁部材を前記第1軸方向位置(図7)に向けて付
    勢する手段が前記負荷信号室内の流体圧を含んでいるこ
    とを特徴とする請求項3のコントローラ。
  5. 【請求項5】 前記主弁部材(51)の外表面に、前記負荷
    感知通路(129、141)と前記負荷信号室(103) との間を連
    続的に流体連通させるように軸方向通路(117) が設けら
    れていることを特徴とする請求項4のコントローラ。
  6. 【請求項6】 前記追従弁部材(53)と前記ハウジング手
    段(39)との協働によって、前記追従弁部材が前記第1軸
    方向位置(図7)にある時に前記圧力流体室(23c) と連
    続的に流体連通するパイロット圧力室(95)を形成し、前
    記追従弁部材を前記第2軸方向位置(図11)に向けて
    付勢する前記手段が前記パイロット圧力室内の流体圧を
    含んでいることを特徴とする請求項1のコントローラ。
  7. 【請求項7】 前記主弁部材(51)の外表面に、前記圧力
    流体室(23c) 及び前記追従弁部材(53)に形成されたパイ
    ロットポート(127) と前記パイロット圧力室(95)との間
    を連続的に流体連通させるように軸方向通路(115) が設
    けられていることを特徴とする請求項6のコントロー
    ラ。
  8. 【請求項8】 前記弁部材が前記回転作動位置(図8)
    にある時、前記主流体路(109R 、145R、43、145L、109
    L) を流れる流体の容積に比例した追従移動を前記追従
    弁部材(53)に与える流体作動手段(43)を有していること
    を特徴とする請求項1のコントローラ。
  9. 【請求項9】 前記主弁部材(51)に第1(109L)及び第2
    (109R)メータ溝が形成され、前記追従弁部材(53)は、そ
    れぞれ前記第1及び第2メータ溝と連続的に流体連通す
    る第1(145L)及び第2(145R)組のメータポートを形成
    し、また前記ハウジング手段(39)は、前記流体作動手段
    (43)に形成された膨張及び収縮流体容積室(79)とそれぞ
    れ連続的に流体連通している第1(83 、85L)及び第2(8
    3 、85R)メータ通路手段を形成し、前記主流体路を流体
    が流れて前記追従弁部材が回転するのに応答して、前記
    第1及び第2組のメータポートがそれぞれ前記第1及び
    第2メータ通路手段と整流状態で流体連通することを特
    徴とする請求項8のコントローラ。
  10. 【請求項10】 前記第1(109L)及び第2(109R)メータ
    溝の各々は、前記主弁部材(51)の外表面上に前記主弁部
    材(51)の円周の少なくとも大部分に延在するように設け
    られている溝であることを特徴とする請求項9のコント
    ローラ。
  11. 【請求項11】 前記追従弁部材(53)と前記ハウジング
    手段(39)との協働によって、前記主流体路の前記第1可
    変流れ制御オリフィス(A1)より上流側と連続的に流体連
    通するパイロット圧力室(95)を形成し、さらにそれらの
    協働によって、前記主流体路の前記第1可変流れ制御オ
    リフィス(A1)より下流側と連続的に流体連通する負荷信
    号室(103) を形成することを特徴とする請求項9のコン
    トローラ。
  12. 【請求項12】 前記主弁部材(51)の外表面上に、前記
    主流体路と前記パイロット圧力室(95)とを流体連通させ
    る軸方向通路(115) が形成されており、前記軸方向通路
    は、前記第1(109L)及び第2(109R)メータ溝の一方の円
    周方向不連続部分を軸方向に通過していることを特徴と
    する請求項11のコントローラ。
  13. 【請求項13】 前記主弁部材(51)の外表面上に、前記
    主流体路と前記負荷信号室(103) とを流体連通させる軸
    方向通路(117) が形成されており、前記軸方向通路(11
    7) は、前記第1(109L)及び第2(109R)メータ溝の一方
    の円周方向不連続部分を軸方向に通過していることを特
    徴とする請求項11のコントローラ。
  14. 【請求項14】 前記主(51)及び追従(53)弁部材と前記
    ハウジング手段(39)との協働によって、第1(103) 及び
    第2(95)軸方向室を形成し、前記第1及び第2軸方向室
    が、前記追従弁部材をそれぞれ前記第1(図7)及び第
    2(図11)軸方向位置に向けて付勢する手段を含んで
    いることを特徴とする請求項1のコントローラ。
  15. 【請求項15】 前記ハウジング手段(39)はタンク(13)
    に連結する戻りポート(25)を備えており、前記補助流体
    位置は補助流体圧作動装置(21)を有することを特徴とす
    る請求項1のコントローラ。
  16. 【請求項16】 加圧流体源(11)と、優先流体圧作動装
    置(19)と、補助流体圧作動装置(21)と、コントローラ(1
    5)と、優先流体圧作動装置への流体の流れを制御するコ
    ントローラ弁手段(35)と、コントローラ弁手段及び補助
    流体圧作動装置への流体の流れを制御する負荷感知優先
    流れ制御弁手段(37)とを有する装置であって、 前記コントローラ(15)は、優先流体圧作動装置に連結さ
    れる第1(27)及び第2(29)制御流体ポートを形成したハ
    ウジング手段(39)と、該ハウジング手段内に配置され主
    回転弁部材(51)及びそれと協働する相対回転可能な追従
    弁部材(53)を有する弁手段とを含んでおり、 前記主及び追従弁部材は、中立回転位置(図5)と、前
    記主弁部材が前記追従弁部材に対して前記中立回転位置
    から回転変位している回転作動位置(図8)とを有し、
    また追従弁部材は第1軸方向位置(図7)を有してお
    り、 前記コントローラにはさらに、コントローラ入口(125)
    と、コントローラ入口と流体連通している第1可変流れ
    制御オリフィス(A1)と、前記第1制御流体ポート(27)と
    流体連通している第2可変流れ制御オリフィス(A4)と、
    前記弁部材が前記回転作動位置にある時に前記第1及び
    第2可変流れ制御オリフィス間を流体連通させる主流体
    路(109R 、145R、43、145L、109L) が形成されており、 前記負荷感知優先流れ制御弁手段(37)には、流体源(11)
    から前記コントローラ弁手段(35)への流体の流れを制御
    する優先流れ制御オリフィス(CF)と、優先流体圧作動装
    置(19)による流体要求に応答して流体源(11)から補助装
    置(21)への流体の流れを制御する補助流れ制御オリフィ
    ス(EF)とを形成する手段を含み、 (a)前記追従弁部材は第2軸方向位置(図11)を有
    し、 (b)前記コントローラ弁手段(35)は、前記追従弁部材
    を前記第1軸方向位置(図7)に向けて付勢する手段(1
    03、107) と、前記弁部材を前記第2軸方向位置(図1
    1)に向けて付勢する手段(95)とを備え、 (c)前記追従弁部材(53)と前記ハウジング手段(39)と
    の協働によって、前記追従弁部材が前記第1軸方向位置
    (図7)にある時に前記優先流れ制御オリフィス(CF)が
    形成され、前記追従弁部材が前記第2軸方向位置(図1
    1)にある時に前記補助流れ制御オリフィス(EF)が形成
    されるようになっていることを特徴とする装置。
  17. 【請求項17】 前記ハウジング手段(39)は加圧流体源
    (11)と連続的に流体連通している圧力流体室(23c) を形
    成し、前記追従弁部材(53)は前記追従弁部材が前記第1
    軸方向位置(図7)にある時に前記圧力流体室と連続的
    に流体連通する位置に第1流体ポート(125) を形成し、
    前記第1流体ポートが前記コントローラ入口であること
    を特徴とする請求項16の装置。
  18. 【請求項18】 前記主弁部材(51)は第1(111R)及び第
    2(111L)流体通路を形成し、前記追従弁部材は第1(12
    5) 及び第2(143L)流体ポートを形成し、前記第1及び
    第2流体ポートは前記弁部材が前記回転作動位置(図
    8)にある時、それぞれ前記第1及び第2流体通路と流
    体連通して前記第1(A1)及び第2(A4)可変流れ制御オリ
    フィスを形成することを特徴とする請求項16の装置。
  19. 【請求項19】 前記主(51)及び追従(53)弁部材は前記
    ハウジング手段(39)との協働によって前記主流体路(109
    R 、145R、43、145L、109L) を形成することを特徴とす
    る請求項18の装置。
  20. 【請求項20】 前記ハウジング手段(39)は、加圧流体
    源(11)と連続的に流体連通している圧力流体室(23c)
    と、補助装置(21)と連続的に流体連通している補助流体
    室(31c) とを形成し、前記追従弁部材(53)は、前記追従
    弁部材(53)が前記第2軸方向位置(図11)にある時に
    前記圧力流体室(23c) から補助流体室(31c) に流体連通
    するように配置された軸方向流体通路(149) を形成して
    いることを特徴とする請求項16の装置。
  21. 【請求項21】 前記圧力流体室(23c) 及び前記コント
    ローラ入口(125) は、前記追従弁部材(53)が前記第1軸
    方向位置(図7)にある時に協働して前記優先流れ制御
    オリフィス(CF)を形成し、前記追従弁部材(53)は、前記
    第2軸方向位置(図11)にある時に前記軸方向流体通
    路(149) 及び前記補助流体室(31c) が協働して前記補助
    流れ制御オリフィス(EF)を形成することを特徴とする請
    求項20の装置。
  22. 【請求項22】 前記追従弁部材(53)は、前記弁部材が
    前記回転作動位置(図8)にある時に前記主流体路(109
    R 、145R、43、145L、109L) の前記第1可変流れ制御オ
    リフィス(A1)より下流側と流体連通する負荷感知通路(1
    29、141 、139)を形成していることを特徴とする請求項
    16の装置。
  23. 【請求項23】 前記追従弁部材(53)と前記ハウジング
    手段(39)との協働によって、前記負荷感知通路(129、14
    1、139)に連続的に流体連通する負荷信号室(103) を形
    成し、前記追従弁部材を前記第1軸方向位置(図7)に
    向けて付勢する手段が前記負荷信号室内の流体圧を含ん
    でいることを特徴とする請求項22の装置。
  24. 【請求項24】 前記追従弁部材(53)と前記ハウジング
    手段(39)との協働によって、前記追従弁部材が前記第1
    軸方向位置(図7)にある時に圧力流体室(23c) と連続
    的に流体連通するパイロット圧力室(95)を形成し、前記
    追従弁部材を前記第2軸方向位置(図11)に向けて付
    勢する手段は前記パイロット圧力室内の流体圧を含んで
    いることを特徴とする請求項16の装置。
  25. 【請求項25】 前記主弁部材(51)は、その外表面に軸
    方向通路(115) を形成し、前記追従弁部材によって形成
    されたパイロットポート(127) 前記パイロット圧力室(9
    5)との間を連続的に流体連通させるように配置された軸
    方向通路(115) を形成し、前記パイロットポートは、前
    記追従弁部材が前記第1軸方向位置(図7)にある時に
    前記圧力流体室(23c) と連続的に流体連通する位置に設
    けられていることを特徴とする請求項24の装置。
  26. 【請求項26】 加圧流体源(11)と、優先流体圧作動装
    置(19)と、補助流体圧作動装置(21)と、コントローラ(1
    5)と、優先流体圧作動装置への流体の流れを制御するコ
    ントローラ弁手段(35)と、流体源からコントローラ弁手
    段及び補助流体圧作動装置への流体の流れを制御する負
    荷感知優先流れ制御弁手段(37)とを有する装置であっ
    て、 前記コントローラ(15)は、優先流体圧作動装置に連結さ
    れる第1(27)及び第2(29)制御流体ポートを形成したハ
    ウジング手段(39)と、該ハウジング手段に配置されかつ
    ほぼ円筒形のスプール弁部材(51)と、半径方向において
    前記ハウジング手段及び前記スプール弁部材間に設けら
    れた中空のほぼ円筒形のスリーブ弁部材(53)とを有する
    弁手段とを含んでおり、 前記スプール及びスリーブ弁部材は、相対的中立位置
    (図5)と、相対的作動位置(図8)とを有し、また前
    記ハウジング手段及び前記スリーブ弁部材は相対的第1
    位置(図7)を有しており、 前記コントローラは、さらにコントローラ入口(125) を
    備え、前記弁手段(33)は、前記コントローラ入口と流体
    連通した第1可変流れ制御オリフィス(A1)と、前記第1
    制御流体ポート(27)と流体連通した第2可変流れ制御オ
    リフィス(A4)とを形成し、前記第1及び第2可変流れ制
    御オリフィスは、前記弁部材が前記作動位置にある時に
    スプール及びスリーブ弁部材の接合面に形成されるよう
    になっており、 前記ハウジング手段及び前記弁部材の協働によって、前
    記弁部材が前記作動位置にある時に前記第1及び第2可
    変流れ制御オリフィス間を流体連通させる主流体路(109
    R 、145R、43、145L、109L) が形成されており、 前記負荷感知優先流れ制御弁手段(37)は、流体源(11)か
    ら前記コントローラ弁手段(35)への流体の流れを制御す
    る優先流れ制御オリフィス(CF)と、優先流体圧作動装置
    (19)による流体要求に応答して流体源(11)から補助装置
    (21)への流体の流れを制御する補助流れ制御オリフィス
    (EF)とを形成する手段を含み、 (a)前記スリーブ弁部材(53)及び前記ハウジング手段
    (39)は相対的第2位置(図11)を有し、 (b)前記コントローラ(15)は、前記スリーブ弁部材(5
    3)を前記ハウジング手段(39)に対して前記第1位置(図
    7)に向けて付勢する手段(103、107) と、前記スリーブ
    弁部材を前記ハウジング手段に対して前記第2位置(図
    11)に向けて付勢する手段(95)とを含み、 (c)前記スリーブ弁部材(53)と前記ハウジング手段(3
    9)との協働によって、前記スリーブ弁部材が前記ハウジ
    ング手段(39)に対して前記第1位置(図7)ににある時
    に前記優先流れ制御オリフィス(CF)を形成し、 (d)前記スリーブ弁部材(53)と前記ハウジング手段(3
    9)との協働によって、前記スリーブ弁部材が前記ハウジ
    ング手段(39)に対して前記第2位置(図11)にある時
    に補助流れ制御オリフィス(EF)を形成していることを特
    徴とする装置。
  27. 【請求項27】 前記コントローラ(15)は、前記スプー
    ル(51)及びスリーブ(53)弁部材を前記相対的中立位置
    (図5)に向けて付勢するばね手段(75 、77)を備えて
    いることを特徴とする請求項26の装置。
  28. 【請求項28】 前記スプール(51)及びスリーブ(53)弁
    部材の一方に連動して前記スプール及びスリーブ弁部材
    を前記中立位置(図5)から前記作動位置(図8)へ変
    位させる入力手段(17 、55) を有していることを特徴と
    する請求項27の装置。
  29. 【請求項29】 前記中立位置(図5)から前記作動位
    置(図8)への前記スプール及びスリーブ弁部材の変位
    が、前記スプール及びスリーブ弁部材間の相対回転に応
    答して生じることを特徴とする請求項28の装置。
  30. 【請求項30】 前記スリーブ弁部材(53)を前記ハウジ
    ング手段(39)に対して前記第1位置(図7)に向けて付
    勢する手段は、前記ハウジング手段及び前記スリーブ弁
    部材の協働によって、前記主流体路(109R 、145R、43、
    145L、109L)の前記第1可変流れ制御オリフィス(A1)よ
    り下流側に連続的に流体連通した負荷信号室(103) を形
    成するように構成されている請求項26の装置。
  31. 【請求項31】 前記スリーブ弁部材(53)を前記ハウジ
    ング手段(39)に対して前記第2位置(図11)に向けて
    付勢する手段は、前記ハウジング手段及び前記スリーブ
    弁部材の協働によって前記主流体路の前記第1可変流れ
    制御オリフィスより上流側に連続的に流体連通したパイ
    ロット圧力室(95)を形成するように構成されている請求
    項26の装置。
  32. 【請求項32】 前記ハウジング手段(39)に対する前記
    スリーブ弁部材(53)の前記第1位置(図7)及び前記第
    2位置(図11)間での変位は、前記スリーブ弁部材及
    び前記ハウジング手段間の相対的軸方向移動に応答して
    生じることを特徴とする請求項31の装置。
  33. 【請求項33】 前記スプール弁部材(51)は、その外表
    面に、前記コントローラ入口(125) と前記パイロット圧
    力室(95)との間を連続的に流体連通させるように配置し
    た軸方向通路(115) を形成することを特徴とする請求項
    31の装置。
  34. 【請求項34】 前記スプール弁部材(51)は、その外表
    面に、前記主流体路(109R 、145R、43、145L、109L)の
    前記第1可変流れ制御オリフィス(A1)より下流側と前記
    負荷信号室(103) との間を連続的に流体連通するように
    配置した軸方向通路(117) を形成することを特徴とする
    請求項30の装置。
JP4082840A 1991-03-07 1992-03-04 流体コントローラ Pending JPH0587106A (ja)

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