JPH03171764A - 薄膜misダイオードおよびその製造方法 - Google Patents

薄膜misダイオードおよびその製造方法

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JPH03171764A
JPH03171764A JP30899789A JP30899789A JPH03171764A JP H03171764 A JPH03171764 A JP H03171764A JP 30899789 A JP30899789 A JP 30899789A JP 30899789 A JP30899789 A JP 30899789A JP H03171764 A JPH03171764 A JP H03171764A
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JP
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insulating film
laminated
side electrode
film
diode
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JP30899789A
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Hiroyasu Yamada
裕康 山田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は薄膜MISダイオードおよびその製造方法に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、絶縁性基板上に形成される薄膜MISダイオード
は、第9図に示すように、ガラス基板等からなる絶縁性
基板1の上に、絶縁膜側電極2と、キャパシタ絶縁膜3
と、半導体層4と、オーミックコンタクト用半導体層5
と、半導体側電極6とを積層した構造となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来の薄膜MISダイオードは、絶縁膜側
電極2とキャパシタ絶縁膜3と半導体層4と半導体側電
極6とをそれぞれ1層ずつ積層したものであるため、そ
の容量がダイオードの素子而m(qz面積)に比例して
おり、したがって、容量を大きくするには素子面積を大
きくしなければならなかった。
本発明は上記のような実情にかんがみてなされたもので
あって、その目的とするところは、素子面積に対して容
量を大きくとれるようにした薄膜MISダイオードを提
供するとともに、あわせてその製造方法を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の第〕の発明の薄膜MISダイオードは、絶縁性
基板上に、下部絶縁膜側電極と下部キャパシタ絶縁膜と
下部半導体層と半導体側電極と上部半導体層と上部キャ
パシタ絶縁膜と上部絶縁膜側電極とを積層し、かつ前記
上部絶縁膜側電極と下部絶縁膜側電極とを前記上部キャ
パシタ絶縁膜および下部キャパシタ絶縁膜に設けたコン
タクト孔において接続した構造としたことを特徴とする
ものである。
本発明の第2の発明は、上記第1の発明の薄膜MISダ
イオードを製造する方法を提供したもので、 絶縁性基板上に下部絶縁膜側電極を形成するJ.程と、 この下部絶縁膜側電極の上に下部キャパシタ絶縁膜を形
成した後、この下部キャパシタ絶縁膜の上に、下部半導
体層と半導体側電極と上部半導体層とを順次堆積させ、
これら堆積膜を同一形状にパターニングする工程と、 前記上部半導体層の上に上部キャパシタ絶縁膜を形成す
る工程と、 前記上部キャパシタ絶縁膜および下部キャパシタ絶縁膜
にコンタクト孔を形成する工程と、前記上部キャパシタ
絶縁膜上および前記コンタクト孔内に上部絶縁膜側電極
を形成する工程と、からなることを特徴とする。
また、本発明の第3の発明の薄膜MISダイオードは、
上記第1の発明の薄膜MISダイオードをさらに改良し
たもので、 絶縁性基板上に、下部絶縁膜側電極と下部キャパシタ絶
縁膜と下部半導体層と半導体側電極と上部半導体層と上
部キャパシタ絶縁膜と上部絶縁膜側電極とを積層した第
1の積層層を形成し、この第1の積層層の上に、下部キ
ャパシタ絶縁膜と下部半導体層と半導体側電極ε上部半
導体層と上部キャパシタ絶縁膜と上部絶縁膜側電極とを
積層した第2の積層層を少なくεも1層以上積層すると
ともに、最上層の積層層を除く積層層の上部絶縁膜側電
極は、その上の積層層の下部絶縁膜側電極を兼ねる共用
電極とし、かつ全ての積層層の各絶縁膜側電極をその間
に設けたコンタクト孔において共通接続し、前記全ての
積層層の各半導体側電極をその間に設けたコンタクト孔
において共通接続したことを特徴とする。
本発明の第4の発明は、上記第3の発明の薄膜MISダ
イオードを製造する方法を提供したもので、 絶縁性基板上に下部絶縁膜側電極を形成する第1の工程
と、 この下部絶縁膜側電極の上に下部キャパシタ絶縁膜を形
成した後、この下部絶縁膜の上に、下部半導体層と半導
体側電極と上部半導体層とを順次堆積させ、これら堆積
膜を同一形状にパターニングする第2の工程と、 前記上部半導体層の上に上部キャパシタ絶縁膜を形成す
る第3の工程と、 前記上部キャパシタ絶縁膜および下部キャパシタ絶縁膜
にコンタクト孔を形成する第4の工程と、前記上部キャ
パシタ絶縁膜上および前記コンタクト孔内に上部絶縁膜
側電極を形成する第5の工程と、 この後前記第2〜第5の工程を少なくとも1回以上繰返
す工程と、 前記第2の工程により形成された全ての各絶縁膜側電極
の間にコンタクト孔を設け、コンタクト孔内にコンタク
ト金属を堆積させて前記各絶縁膜側電極を共通接続する
工程と、 からなることを特徴とする。
さらに、本発明の第5の発明の薄膜MISダイオードは
、 絶縁性基板の上方に、前記基板と平行な半導体側電極と
この半導体側電極の下面と上面とに積層した下部半導体
層と上部半導体層とからなる積層膜を配置し、この積層
膜の前記半導体側電極の周側面の一部を、前記基板上に
形成した上方に立上がるリード金属膜の側面に接続する
とともに、前記積層膜の上下面および周側面に、キャパ
シタ絶縁膜を介して絶縁膜側電極を形成したことを特徴
とするものである。
本発明の第6の発明は、上記第5の発明の薄膜MISダ
イオードを製造する方法を提供゛したもので、 絶縁性基板上にスペーサ用絶縁膜を形成し、このスペー
サ用絶縁膜の上に、半導体側電極の下面と上面とに下部
半導体層と上部半導体層とを82層した積層膜を形成し
た後、前記積層膜とスペーサ用絶縁膜とを同一形状にパ
ターニングする工程と、この後、前記基板上に前記積層
膜およびスペーサ用絶縁膜の周側面を覆う金属膜を堆積
させ、この金属膜をパターニングして前記積層膜の半導
体側電極の周側面の一部に接続されたリード金属層を形
成する工程と、 前記リード金属層を形成した後、前記スペーサ用絶縁膜
を除去する工程と、 この後前記積層膜の上下面および周側面にキャパシタ絶
縁膜と絶縁膜側電極とを順次堆積させる工程と、 からなることを特徴とする。
また、本発明の第7の発明の薄膜MISダイオードは、
上記第5の発明の薄膜MISダイオードをさらに改良し
たもので、 絶縁性基板の上方に、前記基板と平行な半導体側電極と
この半導体側電極の下面と上面とに積層した下部半導体
層と上部半導体層とからなる積層膜を、少なくとも2層
以上上下に間隔を存して配置し、この各積層膜の前記半
導体側電極の周側面の一部を、前記基板上に形成した上
方に立上がるリード金属膜の側面に共通接続するととも
に、前記各積層膜の上下面および周側面に、キャパシタ
絶縁膜を介して、前記各積層膜にわたって連続する絶緑
膜側電極を形成したことを特徴とする。
本発明の第8の発明は、上記第7の発明の薄膜MISダ
イオードを製造する方法を堤供したもので、 絶縁性基板上に、,スペーサ用絶縁膜と、半導体側電極
の下面と上面とに下部半導体層と上部半導体層とを積層
した積層膜とを、少なくとも2層以上交互に積層形成し
た後、この各積層膜と各スペーサ用絶縁膜とを同一形状
にパターニングする工程と、 この後、前記基板上に前記各積層膜および各スペーサ用
絶縁膜の周側面を覆う金属膜を堆積させ、この金属膜を
パターニングして前記各積層膜の半導体側電極の周側面
の一部に共通接続されたリード金属層を形成する工程と
、 前記リード金属層を形成した後、前記スペーサ用絶縁膜
を除去する工程と、 この後前記各積層膜の上下面および周側面に、各積層膜
にわたって連続するキャパシタ絶縁膜と絶縁膜側電極と
を順次堆積させる工程と、からなることを特徴とする。
〔作用〕
すなわち、上記第1の発明の薄膜MISダイオードは、
下部絶縁膜側電極と下部キャパシタ絶縁膜と下部半導体
層と半導体側電極とによって1つのダイオード部を形成
し、前記半導体側電極と上部半導体層と上部キャパシタ
絶縁膜と上部絶縁膜側電極とによってもう1つのダイオ
ード部を形成するとともに、前記上部絶縁膜側電極ε下
部絶縁膜側電極とを接続することにより、上記2つのダ
イオード部を並列につないで、上記2つのダイオード部
で1つのダイオードを構成したものである。
このようにすれば、1つのダイオードに、ダイオード2
個分の容量をもたせることができるし、また、上記2つ
のダイオード部は上下に重なっているから、この2つの
ダイオード部を、1つのダイオード部の面積内に形成す
ることができる。したがって、この発明の薄膜MISダ
イオードによれば、素子面積に対して容量を大きくとる
ことができる。
また、上記第2の発明の薄膜MISダイオードの製造方
法は、絶縁性基板上に下部絶縁膜側電極を形成し、この
下部絶縁膜側電極の」二に下部キャパシタ絶縁膜を形成
した後、この下部キャパシタ絶縁膜の上に下部半導体層
と半導体側電極ε上部半導体層とを順次堆積させてこれ
ら堆積膜を同一形状にパターニングし、この後前記上部
半導体層の上に上部キャパシタ絶縁膜を形成するととも
に、前記上部キャパシタ絶縁膜および下部キャパシタ絶
縁膜にコンタクト孔を形成し、前記上部キャパシタ絶縁
膜上および前記コンタクト孔内に上部絶縁膜側電極を形
成して薄膜MISダイオードを完成するものであり、こ
の製造方法によれば、上記第1の発明の薄膜MISダイ
オードを製造することができる。
また、上記第3の発明の薄膜MISダイオードは、上記
第1の発明の薄膜MISダイオードと同じ構成の第1の
積層層の上に、下部キャパシタ絶縁膜と下部半導体層と
半導体側電極と上部半導体層と上部キャパシタ絶縁膜と
上部絶縁膜側電極とを積層した第2の積層層を少なくと
も1層以上積層し、最上層の積層層を除く積層層の上部
絶縁膜側電極をその上の積層層の下部絶縁膜側電極を兼
ねる共用電極とすることによって、上記第2の積層層で
も上下2つのダイオード部を形成するとともに、全ての
積層層の各絶縁膜側電極を共通接続し、前記全ての積層
層の各半導体側電極をその間に設けたコンタクト孔にお
いて共通接続することにより、上記第1の積層層で形成
される上下2つのダイオード部と上記第2の積層層で形
成される各ダイオード部とを並列につないで、上記各ダ
イオード部で1つのダイオードを構成したものである。
このようにすれば、1つのダイオードにもたせる容量を
、上記第1の発明の薄膜MISダイオードよりも大きく
することができる。なお、例えば第2の積層層が1層で
あれば、このダイオードの容量は、ダイオード4個分て
ある。また、上記第1の積層層で形成されるダイオード
部と、上記第2の積層層で形成されるダイオード部とは
上下に重なっているから、上記全てのダイオード部を、
1つのダイオード部の面積内に形成することができる。
したがって、この発明の薄1iMIsダイオードによれ
ば、素子面積に対する容量を、上記第1の発明の薄MM
Isダイオードよりもさらに大きくとることができる。
また、上記第4の発明の薄膜MISダイオードの製造方
法は、上記第2の発明ε同様な工程で第1の積層層を形
成し、この工程から下部絶縁膜側電極の形成工程を省い
た工程を繰返して少なくとも1層の第2の積層層を形成
するとともに、全ての積層層の各半導体側電極をその間
に設けたコンタクト孔において共通接続して薄膜MIS
ダイオードを完成するものであり、この製造方法によれ
ば、上記第3の発明の薄liMISダイオードを製造す
ることができる。
また、上記第5の発明の薄膜MISダイオードは、基板
の上方に配置した積層膜の半導体側電極および下部半導
体層と前記積層膜の下面のキャパシタ絶縁膜と絶縁膜側
電極とによって1つのダイオード部を形成し、前記半導
体側電極および上部半導体層と前記積層膜の上面のキャ
パシタ絶縁膜と絶縁膜側電極とによってもう1つのダイ
オード部を形成するとともに、前記キャパシタ絶縁膜を
積層膜の上下面および周側面に形成し、前記絶縁膜側電
極を前記キャパシタ絶縁膜の外面全体に形成した共通電
極とすることにより、上記各ダイオード部を並列につな
いだものである。このようにすれば、1つのダイオード
の容量は、上記各ダイオード部の合計容量となるし、ま
た上記各ダイオード部は上下に重なっているから、この
各ダイオード部を1つのダイオード部の面積内に形成す
ることができる。したがって、この発明の薄膜MISダ
イオードによれば、素子面積に対する容量を大きくとる
ことができる。
また、上記第6の発明の薄膜MISダイオードの製造方
法は、絶縁性基板上にスペーサ用絶縁膜を形成し、この
スペーサ用絶縁膜の上に、半導体側電極の下面と上面と
に下部半導体層と上部半導体層とを積層した積層膜とを
形成した後、前記積層膜とスペーサ用絶縁膜とを同一形
状にパターニングし、この後前記基板上に前記積層膜お
よびスペーサ用絶縁膜の周側面を覆う金属膜を堆積させ
てこの金属膜をパターニングすることにより前記積層膜
の半導体側電極の周側面の一部に接続されたリ一ド金属
層を形成し、次いで前記スペーサ用絶縁膜を除去した後
、前記積層膜の上下面および周側面に、キャパシタ絶縁
膜と絶縁膜側電極とを順次堆積させて薄膜MISダイオ
ードを完成するものであり、この製造方法によれば、上
記第5の発明の薄膜MISダイオードを製造することが
できる。また、この製造方法によれば、薄膜MISダイ
オードを完成するまでのパターニング王程数は、前記積
層膜とスペーサ用絶縁膜のパターニングと、リード金属
層となる金属膜のパターニングとの2回であり、また上
記絶縁膜側電極につながるリード配線のパターニングを
加えても、全バクニング工程数は3回でよいから、少な
いパターニング工程数で容易にかつ能率良く上記薄膜M
ISダイオードを製造することができる。
また、上記第7の発明の薄膜MISダイオードは、上記
第5の発明の薄膜MISダイオードにおける半導体側電
極の下面と上面とに下部半導体層と上部半導体層とを積
層した積層膜を、少なくとも2層以上上下に間隔を存し
て配置し、この各積層膜の上下面および周側面にキャパ
シタ絶縁膜を介して絶縁膜側電極を形成することにより
、上記各積層膜とその上下面のキャパシタ絶縁膜と絶縁
膜側電極とでそれぞれ上下2ずつのダイオード部を形成
するとともに、上記各積層膜の前記半導体側電極の周側
面の一部をリード金属膜に共通接続し、各積層膜の絶縁
膜側電極を前記各積層膜の上下面および周側面に形成し
た共通電極とすることにより、上記各ダイオード部を直
列につないで、1つのダイオードを構成したものである
。このようにすれば、1つのダイオードにもたせる容量
を、上記第5の発明の薄W!MISダイオードよりも大
きくすることができるし、また上記各ダイオード部は上
下に重なっているから、上記全てのダイオード部を、1
つのダイオード部の面積内に形成することができる。し
たがって、この発明の薄膜MISダイオードによれば、
素子面積に対する容量を、上記第5の発明の薄膜MIS
ダイオードよりもさらに大きくとることができる。
また、上記第8の発明の薄膜MISダイオードの製造方
法は、絶縁性基板上に、スペーサ用絶縁膜と、半導体側
電極の下面と上面とに下部半導体層と上部半導体層とを
積層した積層膜とを、少なくとも2層以上交互に積層形
成し、この各積層膜と各スペーサ用絶縁膜とを同一形状
にパターニングした後、前記基板上に前記各積層膜およ
び各スペーサ用絶縁膜の周側面を覆う金属膜を堆積させ
てこの金属膜をパターニングすることにより前記各積層
膜の半導体側電極の周側面の一部に共通接続されたリー
ド金属層を形成し、次いで前記スペーサ用絶縁膜を除去
した後、前記各積層膜の上下面および周側面に各積層膜
にわたって連続するキャパシタ絶縁膜と絶縁膜側電極と
を順次堆積させて薄膜MISダイオードを完或するもの
であり、この製造方法によれば、上記第7の発明の薄膜
MISダイオードを製造することができる。また、この
製造方法によれば、薄膜M!Sダイオードを完威するま
でのパターニング工程数は、前記積層膜とスペーサ用絶
縁膜のパターニングと、リード金属層となる金属膜のパ
ターニングとの2回であり、また上記絶縁膜側電極につ
ながるリード配線のパターニングを加えても、全パター
ニングエ程数は3回でよいから、上記第5の発明の薄膜
MISダイオードを製造する場合(上記第6の発明の製
造方法)と[口1様に少ないパターニング工程数で容易
にかつ能率良く上記薄膜M■Sダイオードを製造するこ
とができる。
〔実施例〕
(第1の発明の実施例) 以下、第1の発明の一実施例を第1図を参照して説明す
る。
第1図は本実施例の薄膜MISダイオードの断面を示し
たもので、図中11はガラス等からなる絶縁性基板であ
り、この基板11上には、クロム等の金属膜からなる下
部絶縁膜側電極12aとこれと一体のリード配線(図示
せず)が形成されている。この下部絶縁膜側電極12a
の上には、基板11のほぼ全面にわたってf部キャパシ
タ絶縁膜13aが形成されており、この下部キャパシタ
絶縁膜1.3 aの上には、下部半導体層14aと、オ
ーミックコンタクト用半導体層15aと、クロム等の金
属膜からなる半導体側電極16と、オーミックコンタク
ト用半導体層15bと、上部半導体層14bとが積層さ
れている。これら積層膜14a,15a,16.15b
,14bは、上記下部絶縁膜側電極12aの一端部を除
く全域に対向しかつ外側端部が下部絶縁膜側電極12a
の外方に延出する同一の形状にパターニングされている
。なお、図示しないが、上記半導体側電極16の外側端
部は、これと一体のリード配線につながっており、上記
半導体層14a,14bとオーミックコンタクト用半導
体層15a,15bは、上記リード配線部分にも同一形
状に形成されている。
17は上記下部キャパシタ絶縁膜13aの上にそのほぼ
全面にわたって形成された平坦化絶縁膜である。この平
坦化絶縁膜17は、前記積層膜14a,15a,1.6
,15b,14bの厚さより僅かに厚く形成されており
、この平坦化絶縁膜17には、前記積層膜の下部絶縁膜
側電極12aと対向する部分の上面(上部半導体層14
bの上而)を露出させる関目が形成されている。そして
、この平坦化絶縁膜17の上面およびその開口部に露出
している上部半導体層14bの上面には、その全面にわ
たって上部キャパシタ絶縁膜13bが形成されており、
この上部キャパシタ絶縁膜13bの上には、前記下部絶
縁膜側電極12aとほぼ同じ面積のクロム等の金属膜か
らなる上部絶縁膜側電極12bが形成されている。この
上部絶縁膜側電極12bは、下部絶縁膜側電極12aの
真上の位置に形成されており、その一端部は、キャパシ
タ絶縁膜13a,13bと平坦化絶縁膜17とに設けた
コンタクト孔18において下部絶縁膜側電極12aの一
端部に接続されている。
なお、前記半導体層14a,14bは、アモルファス◆
シリコン(a−Si)またはボリ●シリコン(po1y
−51)で形成され、オーミックコンタクト用半導体層
15a,15bは、不純物を高濃度にドーブしたアモル
ファス・シリコンまたはポリ・シリコンで形成されてい
る。また、キャパシタ絶縁膜13a,13bと平坦化絶
縁膜17は、いずれも酸化シリコン(SiOz)等で形
成されている。
そして、上記下部絶縁膜側電極1. 2 aと、下部キ
ャパシタ絶縁膜13aと、下部半導体層14aと、オー
ミックコンタクト用半導体層15aおよび半導体側電極
16とは、第1のダイオード部D1を形成しており、前
記半導体側電極16およびオーミックコンタクト用半導
体層15bと、上部半導体層14bと、上部キャパシタ
絶縁膜13bと、上部絶縁膜側ホ極12bとは第2のダ
イオード部D2を形成している。この第1のダイオード
部D1と第2のダイオード部D2とは、第2のダイオー
ド部D2の絶縁膜側電極(上部絶縁膜側電極)12bを
第1のダイオード部D1の絶縁膜側電極(下部絶縁膜側
電極)12aに接続することによって並列に接続されて
いる。なお、この実施例では、前記半導体層14a,1
4bをそれぞれ同じ層厚とし、またキャパシタ絶縁膜1
3a,  13bもそれぞれ同じ層厚としており、した
がって上記珀].のダイオード部D1と第2のダイオー
ド部D2の容量はほぼ同じ値である。
すなわち、上記実施例の薄膜MISダイオードは、下部
絶縁膜側電極12aと下部キャパシタ絶縁膜13aと下
部半導体層14aと半導体側電極16とによって1つの
ダイオード部D1を形成し、前記半導体側電極16と上
部半導体層14bと上部キャパシタ絶縁膜13bと上部
絶縁膜側電極12bとによってもう1つのダイオード部
D2を形成するとともに、前記上部絶縁膜側電極12b
と下部絶縁膜側電極12aとを接続することにより、上
記2つのダイオード部Di.D2を並列につないで、上
記2つのダイオード部DI,D2で1つのダイオードを
構成したものである。
したがって、この薄膜MISダイオードによれば、1つ
のダイオードに、ダイオード2個分の容量をもたせるこ
とができるし、また、上記2つのダイオード部DI.D
2は上下に重なっているために、この2つのダイオード
部DI,D2を1つのダイオード部の面積出に形成する
ことができるから、素子面積に対する容量を大きくとる
ことができる。
(第2の発明の実施例) 次に、上記第1図に示した薄膜MISダイオードの製造
方法を第2図(a)〜第2図(e)を参照して説明する
まず、第2図(a)に示すように、絶縁性基板11上に
、クロム等の金属膜を堆積させてこの金属膜をフォトリ
ソグラフィ法によりパターニングする方法で、下部絶縁
膜側電極12aとそのリード配線(図示せず)を形成す
る。
次に、第2図(b)に示すように、上記下部絶縁膜側電
極12aの上に、基板11のほぼ全面にわたって、下部
キャパシタ絶縁JMI13aを堆積させた後、この下部
キャパシタ絶縁膜13aの上に、下部半導体層14aと
、オーミックコンタクト用半導体層15aと、半導体側
電極16と、オーミックコンタクト用半導体層15bと
、上部半導体層14bとを順次堆積させて、これら堆v
t膜14a,15a,16,15b,14bをフォトリ
ソグラフィ法により同一形状にパターニングする。
次に、第2図(C)に示すように、上記下部キャパシタ
絶縁膜13Hの上にそのほぼ全面にわたって、平坦化絶
縁膜17を前記積層膜14a,15a,16,15b,
14bの厚さより僅かに厚く形成し、次いでこの平坦化
絶縁膜17に、前記積層膜の下部絶縁膜側電極12aと
対向する部分の上面(上部半導体層14bの上面)を露
出させる開口をフォトリソグラフィ法によって形成する
次に、第2図(d)に示すように、上記平坦化絶縁膜1
7の上面およびその開口部に露出している上部半導体層
14bの上面に、その全面にわたって上部キャパシタ絶
縁膜13bを堆積させ、この後、この上部キャパシタ絶
縁膜13bと上記平坦化絶縁膜17および下部キャパシ
タ絶縁膜13aに、下部絶縁膜側電極12aの一端部上
面に達するコンタクト孔18をフォトリソグラフィ法に
より形成する。
次に、第2図(e)に示すように、前記上部キャパシタ
絶縁膜13b上および前記コンタクト孔18内にクロム
等の金属を堆積させ、上部キャパシタ絶縁71113b
上の金属膜をフォトリソグラフィ法によりパターニング
して、前記コンタクト孔18内において下部絶縁膜側電
極12aに接続された上部絶縁膜側電極12bとそのリ
ードκ線(図示せず)を形成し、第1図に示した薄膜M
ISダイオードを完或する。
すなわち、上記実施例の薄膜MISダイオードの製造方
法は、絶縁性基板11上に下部絶縁膜側電極12aを形
成し、この下部絶It膜側電極12aの上に下部キャパ
シタ絶縁M 1 3 aを形成した後、この下部キャパ
シタ絶縁膜13aの上に下部半導体層14aとオーミッ
クコンタクト用半導体層15aと半導体側電極16とオ
ーミックコンタクト用半導体層15bと上部半導体層1
4bとを順次堆積させてこれら堆積膜を同一形状にパタ
ーニングし、次いで平坦化絶縁膜17を形成した後、上
部半導体層14bの上に上部キャパシタ絶縁膜13bを
形成するとともに、前記上部キャバシタ絶縁膜13bお
よび下部キャパシタ絶縁膜13aと平坦化絶縁膜17に
コンタクト孔18を形成し、前記上部キャパシタ絶縁M
13b上およびコンタクト孔18内に上部絶縁膜側電極
12bを形成して薄膜MISダイオードを完成するもの
であり、この製造方法によれば、上記第1図に示した薄
膜MISダイオードを製造することができる。
この実施例の製造方法における薄膜MISダイオードを
完成するまでのフォトリソグラフイ法によるパターニン
グ工程数は、下部絶縁膜側電極12aのパターニングと
、堆積膜14a、15a.16,15b,14bのパタ
ーニングと、平坦化絶縁膜17に開1コを形成するパタ
ーニングと、コンタクト孔18を形成するパターニング
と、上部絶縁膜側電極12bのパターニングとの、計5
回である。
なお、上記実施例では、平坦化絶縁膜],7を前記積層
膜14a,15a,16,15b,14bの厚さより僅
かに厚く形成しているが、この平坦化絶縁膜17は、そ
の表而をエッチングバックして前記積層膜の上面(上部
半導体層14bの上面)が露出する厚さにしてもよく、
このようにすれば、上記パターニング工程数は=14回
になる。また、上記平坦化絶縁膜17は必ずしも必要で
はなく、この平坦化絶縁膜17をなくせば、その形成工
程分だけ薄膜MISダイオードの製造工程数は少なくな
る。
(第3の発明の失施例) 次に、第3の発明の一実施例を第3図を参照して説明す
る。
この実施例の薄膜MISダイオードは、絶縁性基板11
の上に、第1図に示した薄膜MISダイオードと同じ構
成の第1の積層層A1を形成し、この第1の積層層A]
の上に、この積層層A1の上部絶縁膜側電極12bを下
部絶縁膜側電極として共用する第2の積層層A2を積層
形成したもので、その構造は次のようになっている。な
お、」二記第1の積層層A1は第1図に示した薄膜MI
Sダイオードと同じ構造であるから、その説明は図に同
符号を付して省略する。ただし、この実施例では、第1
の積層層A1の半導体側電極16を、リード配線をもた
ないものとしている。
第3図において、図中23aは上記第1の積層層A1の
上部絶縁膜側電極1 2 bと上部キヤノくシタ絶縁膜
13bの上にそのほぼ全面にわたって形成された下部キ
ャパシタ絶縁膜であり、この下部キャパシタ絶縁膜23
aの上には、下部半導体層24aと、オーミツクコンタ
クト用半導体層25aと、クロム等の金属膜からなる半
導体側電極26と、オーミツクコンタクト用半導体層2
5bと、上部半導体層24bとが積層されている。これ
ら積層膜24a,25a,26.25b,24bは、上
記第1の積層層A1の上部絶縁膜側電極(第2の積層層
A2に対しては下部絶縁膜側電極、以下、」(用絶縁膜
側電極という)12bの一端部を除く全域に対向しかつ
外側端部が上記絶縁膜側電極12aの外方に延出する同
一の形状にパターニングされている。なお、上記半導体
側電極26もリード配線は有しておらず、この半導体側
電極26と上記第1の積層層A1の半導体側電極16ε
は、後述するコンタクト金属層30を介してこのコンタ
クト金属層30と一体のリード配線30aににつながっ
ている。また、27は上記下部キャパシタ絶縁膜23a
の上にそのほぼ全面にわたって形成された平坦化絶縁膜
であり、この平坦化絶縁膜27は、前記積層膜24a,
−25a,26,25b.24bの上面(上部半導体層
24bの上面)が露出する厚さに形成されている。
そして、この平坦化絶縁膜27の上面および上部半導体
層14bの上面には、その全面にわたって上部キャパシ
タ絶縁膜23bが形成されており、この上部キャパシタ
絶縁膜23bの上には、前記共用絶縁膜側電極12aと
ほぼ同じ面積のクロム等の金属膜からなる上部絶縁膜側
電極22bが形成されている。この上部絶縁膜側電極2
2bは、共用絶縁膜側電極12aの真上の位置に形成さ
れており、その一端部は、キャパシタ絶縁膜23a,2
3bと平坦化絶縁膜27とに設けたコンタクト孔28に
おいて共用絶縁膜側電極12aの一端部に接続されてい
る。
そして、上記共用絶縁膜側電極12aと、下部キャパシ
タ絶縁膜23aと、下部半導体層24aと、オーミック
コンタクト用半導体層25aおよび半導体側電極26と
は、第3のダイオード部D3を形成しており、前記半導
体側電極26およびオーミックコンタクト用半導体層2
5bと、上部半導体層24bと、上部キャパシタ絶縁膜
23bと、上部絶縁膜側電極22bとは第4のダイオー
ド部D4を形成している。
また、上記第3と第4のダイオード部DB,D4の絶縁
膜側電極(共用絶縁膜側電極と上部絶縁膜側電極)12
b.22bは上記コンタクト孔28において接続され、
第3のダイオード部D3の共用絶縁膜側電極12bは第
1の積層層A1の上部絶縁膜側電極を兼ねており、”さ
らに第1の積層*A1によって形成された第1と第2の
ダイオード部Di,D2の絶縁膜側電極(下部絶縁膜側
電極と上部絶縁膜側電極)12a,12bも接続されて
いるため、上記第1〜第4のダイオード部DI,D2,
DB,D4の絶縁膜側電極12a,12b,22bは全
て共通接続されている。
また、第3図において、2つは、第2の積層層A2の積
層膜24a,25a.26,25b,24bおよび下部
キャパシタ絶縁膜23aと、第1の積層層AIの上部キ
ャパシタ絶縁膜絶縁膜13bと上部半導体層14bおよ
びその下のオーミックコンタクト用半導体層15bに設
けられた、第1の積層層A1の半導体側電極16の外側
端部に達するコンタクト孔であり、上記第1〜第4のダ
イオード部Di,D2,D3.D4の半導体側電極16
.26は、前記コンタクト孔29内に充填堆積させたコ
ンタクト金属層30によって共通接続,されている。ま
た上記コンタクト金属層30の上端は、上部半導体W2
4bおよび上記平坦化絶縁膜27の上に配線したリード
配線30aにつながっている。
したがって、上記第1〜第4のダイオード部D1。D2
,D3,D4は、その全てが並列に接続されている。
すなわち、この実施例の薄膜MISダイオードは、第1
図に示した薄膜M I Sダイオードと同じ構成の第1
の積層層A1の上に、下部キャパシタ絶縁膜23aと下
部半導体層24aと半導体側電極26と上部半導体層2
4bと上部キャパシタ絶縁膜23bと上部絶縁膜側電極
22bとを積層した第2の積層層A2を積層し、第1の
積層IWAIの上部絶縁膜側電極12bをその上の第2
の積層層A2の下部絶縁膜側電極を兼ねる共用電極とす
ることによって、上記第2の積層層A2でも上下2つの
ダイオード部D3,D4を形成するとともに、両積層層
AI,A2の各絶縁膜側電極12a,12b,22bを
共通接続し、両積層層AI,A2の各半導体側電極16
.26をその間に設けたコンタクト孔29において共通
接続することにより、上記第1の積層層A1で形成され
る上下2つのダイオード部Di,D2と上記第2の積層
層A2で形成される上下2つのダイオード部D3,D4
とを並列につないで、上記4つのダイオード部DI,D
2,D3,D4で1つのダイオードを構或したものであ
る。
したがって、この薄膜Mlsダイオードによれば、1つ
のダイオードにもたせる容量を、第1図に示した薄膜M
ISダイオードのほぼ2倍に大きくすることができるし
、また、上記4つのダイオード部D1〜D4は上下に重
なっているために、この4つのダイオード部D1〜D4
を1つのダイオード部の面積内に形成することができる
から、この薄膜MISダイオードによれば、素子面積に
対してより大きな容量を得ることができる。
なお、この実施例では、第2の積層層A2を1層とした
が、上記第2の積層層A2をさらに積層するとともに、
全ての積層層の各絶縁膜側電極を共通接続し、前記全て
の積層層の各半導体側電極をその間に設けたコンタクト
孔において共通接続すれば、ダイオードの容量をさらに
大きくすることができる。
(第4の発明の実施例) 次に、上記第3図に示した薄膜MISダイオードの製造
方法を第4図(a)〜第4図(f)を参照して説明する
まず、第4図(a)に示すように、絶縁性基板11上に
、第1図に示した薄膜MISダイオードと同じ構成の第
1の積層層A1を形成する。なお、この第1の積層層A
1の形成工程は、第2図(a)〜第2図(e)に示した
工程と同じであるから、その説明は省略する。
次に、第4図(b)に示すように、第1の積層層A1の
上部絶縁膜側電極(共用絶縁膜側電極)12bと上部キ
ャパシタ絶縁膜1. 3 bの上にそのほぼ全面にわた
って、第2の積層層A2の下部キャパシタ絶縁膜23a
を堆積させた後、この下部キャパシタ絶縁膜23aの上
に、下部半導体層24aと、オーミツクコンタクト用半
導体層25aと、半導体側電極26と、オーミツクコン
タクト用半導体層25bと、上部半導体層24bとを順
次堆積させて、これら堆積膜24a,25a,26,2
5b,24bをフォトリソグラフィ法により同一形状に
パターニングする。
次に、第4図(c)に示すように、上記下部キャパシタ
絶縁膜23aの上にそのほぼ全面にわたって、平坦化絶
縁膜27を、上部半導体層24bの上面が露出する厚さ
に形成する。なお、この平坦化絶縁膜27は、前記上部
半導体層24bの上面高さより厚く形成し、その表面を
上部半導体層24bの上面が露出するまでエッチングバ
ックする方法で形成する。
次に、同図に示すように、前記積層M 2 4 a ,
25a,26,25b,24bおよび下部キャパシタ絶
縁膜23aと、第1の積層層A1の上部キャパシタ絶縁
1li13bと上部半導体層14bおよびその下のオー
ミックコンタクト用半導体層15bとに、第1の積層層
A1の半導体側電極16の外側端部に達するコンタクト
孔29をフォトリソグラフィ法により形成する。
次に、第4図(d)に示すように、上記コンタクト孔2
9内にコンタクト金篇層30を形成し、このコンタクト
金属層30により第1の積層層A1の半導体側電極16
と第2の積層層A2の半導体側電極26とを共通接続す
る乙ともに、前記上部半導体層24bおよび平坦化絶縁
膜27の上に上記コンタクト金属層30と一体のリード
配線30aを形成する。なお、上記コンタクト金属層3
0とリード配線30aは、上部半導体層24bおよび平
坦化絶縁膜27の上にクロム等の金属を堆積させてコン
タクト孔29内にコンタクト金属層30を充埴するとと
もに、上部半導体層24bおよび平坦化絶縁膜27上に
堆積した金属膜をフォトリソグラフイ法によりリード配
線30aの形状にパターニングして形成する。
次に、第4図(e)に示すように、上部半導体層24b
および平坦化絶縁膜27の上に上部キャパシタ絶縁膜2
3bを堆積させ、この後、この上部キャパシタ絶縁膜2
3bと上記平坦化絶縁膜27および下部キャパシタ絶縁
膜23aに、共用絶縁膜側電極(第1の積層層A1の上
部絶縁膜側電極)12bの一端部上面に達するコンタク
ト孔28をフォトリソグラフィ法により形成する。
次に、第4図(f)に示すように、前記上部キャパシタ
絶縁膜23b上および前記コンタクト孔28内にクロム
等の金属を堆積させ、上部キャパシタ絶縁膜23b上の
金属膜をフォトリソグラフィ法によりパターニングして
、前記コンタクト孔28内において前記共用絶縁膜側電
極12bに接続された上部絶縁膜側電極22bとそのリ
ード配線(図示せず)を形成し、第3図に示した薄膜M
ISダイオードを完成する。
すなわち、上記実施例の薄膜MISダイオードの製造方
法は、第2図(a)〜第2図(e)に示した薄膜MIS
ダイオードの製造方法と同様な工程で第1の積層層A1
を形成し、この工程から下部絶縁膜側電極12aの形成
工程を省いた工程を繰返して第2の積層層A2を形成す
るとεもに、この両積層層AI,A2の各半導体側電極
16.26をその間に設けたコンタクト孔29において
共通接続して薄膜MISダイオードを完成するものであ
り、この製造方法によれば、上記第3図に示した薄膜M
ISダイオードを製造することができる。
この実施例の製造方法における薄膜MISダイオードを
完成するまでのフォトリングラフィ法によるパターニン
グ工程数は、第1図に示した薄膜MISダイオードと同
じ構造の第1の積層層A1を形成するまでの5回のパタ
ーニング(ただし、平坦化絶縁膜17を、その表面のエ
ッチングバックにより上部半導体層14bの上面が露出
する厚さに形成する場合は4回)に、堆積膜24−a,
25a,26,25b,24bのパターニングと、コン
タクト孔29を形成するパターニングと、リード配線3
0aのパターニングと、コンタクト孔28を形成するパ
ターニングと、上部絶縁膜側電!22bのパターニング
との計5回のパターニング工程を加えた数である。
なお、上記失施例では、第2の積層層A2の平坦化絶縁
膜27を、その表面のエッチングバックにより上部半導
体層24bの上面が露出する厚さに形成しているが、こ
の平坦化絶縁膜27は、昂1の積層層A1の平坦化絶縁
膜17と同様に積層膜24a,25a,26.25b,
24bの厚さより僅かに厚く形成して、この平坦化絶縁
膜27に、上部半導体層2.4bの上面を露出させる開
口を形成してもよい(この場合は、平坦化絶縁膜27に
上記開口を形成するパターニング工程が増加する)。ま
た、第1の積層層A1と第2の積層層A2の上記平坦化
絶縁膜17.27は必ずしも必要ではなく、この平坦化
絶縁膜17.27をなくせば、その形成工程分だけ薄膜
M!sダイオードの製造工程数は少なくなる。また、こ
の製造方法は、第2の積層層A2をさらに積層して容量
をさらに大きくした薄膜MISダイオードの製造にも利
用できるもので、その場合は、上記第2の積層層A2の
製造工程をこの第2の積層層A2の積層数だけ繰返せば
よい。
(第5の発明の実施例) 次に、第5の発明の一実施例を第5図を参照して説明す
る。
この実施例の薄膜MISダイオードは、絶縁性基板31
の上に、2つのダイオード部Dll, DI2を上下に
積層した2つのダイオード部積層層Bl,B2を横に並
べて配置し、この2つのダイオード部積層層Bl,B2
の計4つのダイオード部D 11,D12, Dll.
 Dl2を並列に接続したもので、上記ダイオード部積
層層Bl,B2はいずれも次のような構造となっている
第5図において、32は、基板31の上方にこの基板3
1と離間させて配置された積層膜であり、この積層膜3
2は、基板31と平行な半導体側電極33と、この半導
体側電極33の下面と上面とにそれぞれオーミックコン
タクト用半導体層35a.35bを介して積層した下部
半導体層34aと上部半導体層34bとからなっている
なお、上記下部半導体層341Aと上部半導体層34b
はアモルファス●シリコン(a−Sl)またはポリ・シ
リコン(poly−Sl)で形成され、オーミックコン
タクト用半導体層35a,35bは不純物を高濃度にド
ーブしたアモルファス・シリコンまたはポリ・シリコン
で形成されている。
また、36は上記2つのダイオード積層層Bl,B2の
積層層32.32の間に位置させて前記基板31上に形
成された上方に立上がるリード金属膜である。このリー
ド金属膜36は、基板31上に配線されたリード配線部
36aと、このリード配線部36aの両側から上方に立
上がるコンタクト部36b,36bとからなる断面U形
をなしており、上記積層膜32.32の半導体側電極3
3は、上記リード金属膜36側の側面において、このリ
ード金属膜36のコンタクト部36b,36bに接続さ
れている。なお、37は上記リード金属膜36のコンタ
クト部36b,36b間に充填された空隙埋め絶縁層で
ある。また、39は上記積層層32.32の上下面およ
び周側面にキャパシタ絶縁pA38を介して形成された
絶縁膜側電極であり、この絶縁膜側電極39と上記キャ
パシタ絶縁膜38は、上記2つのダイオード積層層Bl
,B2にわたって連続している。なお、上記キャパシタ
絶縁膜38は基板31上にも形成されており、また絶縁
膜側1@極39は、基板31上のキャパシタ絶縁H38
の上に配線したリード配線39aにつながっている〇 そして、上記2つのダイオード積層層Bl,B2のダイ
オード部Dll, Dl2にうち、下側のダイオード部
DI+は、上記半導体側電極33およびその下のオーミ
ックコンタクト用半導体層35aと、下部半導体層34
aと、この下部半導体層34aの下のキャパシタ絶縁膜
38と、その下の絶縁膜側電極39とで形成されており
、上側のダイオード部Dl2は、上記半導体側電極33
およびその上のオーミックコンタク1・用半導体層35
bと、上部゛P導体層34bと、この下部半導体層34
bの上のキャパシタ絶縁膜38と、その上の絶縁膜側電
極39とで形成されている。この2つのダイオード部D
ll, DI2は、その半導体側竃極33が共通の電極
とし、絶縁膜側電極39を積層層32の上下面にわたっ
て連続する共通の電極とすることによって並列に接続さ
れており、また、一方のダイオード積層層B1のダイオ
ード部D11,DI2と、他方のダイオード積層層B2
のダイオード部Dll,DI2も、その半導体側電極3
3を共通のリード金属膜36に接続し、絶縁膜側電極3
9を2つのダイオード積層層Bl,B2にわたって連続
する共通電極とすることによって並列に接続されている
すなわち、この実施例の薄II!IMIsダイオードは
、基板31の上方に配置した積層膜32の半導体側電極
33および下部半導体層34aと前記積層膜32の下面
のキャパシタ絶縁膜38と絶縁膜側電極39とによって
1つのダイオード部Dllを形成し、前記半導体側電極
33および上部半導体層34bと前記積層膜32の上面
のキャパシタ絶緑膜38と絶縁膜側電極39とによって
もう1つのダイオード部D12を形成するとともに、前
記絶縁膜側電極39をta層膜32の上下面および周側
面にわたって連続する共通電極とすることにより、上記
各ダイオード部Dll,DI2を並列につないだもので
あり、この薄gMIsダイオードによれば、1つのダイ
オードの容量を、上記各ダイオード部Dll, D12
の合計容量とすることができるし、また上記各ダイオー
ド部Dll,D12は上下に重なっているから、このダ
イオード部はDIl,  D12を1つのダイオード部
の面積内に形成することができる。
なお、この実施例では、2つのダイオード部D 1!,
 D 12を上下に積層した2つのダイオード部積層層
Bl,B2を横に並べて配置し、この2つのダイオード
部積層層Bl,B2の計4つのダイオード部Dll, 
Dl2, Dll, DI2を並列に接続しているため
、ダイオード全体の容量は、1つのダイオード部の容量
のほぼ4倍である。ただし、このように2つのダイオー
ド部積層層Bl,B2を横に並べて配置すると、ダイオ
ード全体の平面積が、1つのダイオード部積層層の平面
積の2倍となるが、各ダイオード部積層層Bl,B2の
平面積を第9図に示した従来の薄膜MISダイオードの
半分とすれば、素子面積は大きくせず、容量だけを2倍
にすることができる。
したがって、この薄膜MISダイオードによれば、素子
面積に対して容量を大きくとることができる。
なお、上記実施例では、横に並べて配置した2つのダイ
オード部積層層Bl,B2の計4つのダイオード部Dl
l, Dl2. Dll, D12を並列に接続して】
つの薄膜MISダイオードを形成しているが、この薄膜
MISダイオードは、上記2つのダイオード部積層層B
l,B2のいずれか一方の2つのダイオード部Dll,
Dl2だけで形成してもよい。この場合、この薄膜MI
Sダイオードの容瓜は、同じ素子面積(平面積)の従来
の薄膜MISダイオードのほぼ2倍となる。
(第6の発明の実施例) 次に、上記第5図に示した薄膜MISダイオードの製造
方法を第6図(a)〜第6図(f)を参照して説明する
まず、第6図(a)に示すように、絶縁性基板31上に
、酸化シリコン(Si 02 )等からなるスペーサ用
絶縁膜40を、前記キャパシタ絶縁膜38の膜厚の2倍
に前記絶縁膜側電極39の膜厚を加えた厚さに形成し、
このスペーサ用絶縁膜40の上に、下部半導体層34a
と、オーミックコンタクト用半導体層35aと、クロム
等の金属からなる半導体側電極33と、オーミックコン
タクト用半導体層35bと、上部半導体層34bとを順
次堆積させて、半導体側電極33の下面と上面とにオー
ミックコンタクト用半導体層35a,35bを介して下
部半導体層34aと上部半導体層34bとを積層した!
aW1膜32を形成する。
次に、第6図(b)に示すように、前記積層膜32とス
ペーサ用絶縁膜40とを、フォトリソグラフィ法により
同一形状にパターニングして、この積層膜32とスペー
サ用絶縁膜40を、前記2つのダイオード部積層層Bl
,B2の形成位置のみに残す。
次に、第6図(c)に示すように、基板31上にクロム
等の金属を減圧CVD法により堆積させて、リード金属
層36となる金属膜36Aを形成する。この減圧CVD
法により堆積された金属膜36Aは、,図示のように、
基板31面と前記積層膜32およびスペーサ用絶縁膜4
0の周側面と積層膜32の上面(上部半導体層34bの
上面)とに、ほぼ均一な厚さに形成される。なお、この
金属膜は、2つのダイオード部積層層Bl,B2の積層
膜32.32間の間隔のほぼ1/3程度の厚さに堆積さ
せる。
次に、同図に示すように、上記金属膜36Aの上に、液
状の絶縁材を塗布してこれを焼成することにより空隙埋
め絶縁層37を形成する。
次に、第6図(d)に示すように、上記絶縁層37と金
属膜36Aをフォトリングラフィ法によりリード金屈層
36とリード配線36aの形状にパターニングする。
次に、基板全体をエッチング液に浸漬して、第6図(e
)に示すようにスペーサ用絶縁膜4oをエッチング除去
する。なお、上記スペーサ用絶縁膜40のエッチングは
、前記積層832の各層33,34a,34b,35a
,35bに対してエッチング選択比の高いエッチング液
、例えばHFを使用して行なう。また、この場合、上記
リード金属膜36のコンタクト部36b,36b間に充
填された空隙埋め絶縁層37がスペーサ用絶縁膜40と
同系の材質であると、この絶縁層37もエッチングされ
るが、この絶縁層37を例えばポリイミドで形成してお
けば、この絶縁層37をほとんどエッチングせずに残す
事ができる。ただし、上記空隙埋め絶縁層37は、ダイ
オードの特性には全く関係ないから、この絶縁層37は
ある程度エッチングされてもよい。また、上記スペーサ
用絶縁膜40を除去すると、前記積層M32が宙に浮い
た状態になるが、この積層膜32の半導体側電極の周側
面の一部は上記リード金属膜36のコンタクト部36b
に接続されているため、この積層膜32はリード金属膜
36のコンタクト部36bで支えられるから、積層膜3
2が崩落することはない。
次に、第6図(f)に示すように、基板31上と前記積
層膜32の上下面および周側面にキャパシタ絶縁膜38
を減圧CVD法により堆積形成し、次いでこのキャパシ
タ絶縁膜38の外面全体に絶縁膜側電極3つを減圧CV
D法により堆積形成して、第6図に示した薄膜MISダ
イオードを完或する。なお、上記キャパシタ絶縁膜38
は、基板31上に堆積する絶縁膜部分と積層膜32の下
面に堆積する絶縁膜部分との間に絶縁膜側電極39の厚
さに相当する間隙が残るF1さに形成する。また、上記
キャパシタ絶縁膜38と絶縁膜側電極39を減圧CVD
法により堆積させれば、キャパシタ絶縁膜38を、基板
31上と積層膜32の上下面および周側面に均一厚さに
形成するとともに、絶縁膜側電極39を、キャパシタ絶
縁膜38の基板31上および積層832下面の絶縁膜部
分の間に完全に充填させて、キャパシタ絶縁11!3g
の外面全体に均一厚さに形成することができる。
なお、上記絶縁膜側電極3つにつながるリード配線39
aは、絶縁膜側電極39を堆積形成するときに基板31
上(キャパシタ絶縁膜38の上)に堆積した金属膜をパ
ターニングして形成する。
すなわち、上記薄膜MISダイオードの製造方法は、絶
縁性基板31上にスペーサ用絶縁膜40を形成し、この
スペーサ用絶縁膜40の上に、半導体側電極33の下面
と上面とにオーミックコンタクト用半導体層35a,3
5bを介して下部半導体層34aと上部半導体層34b
とを積層した積層膜32を形成した後、前記積層膜32
とスペーサ用絶縁膜40とを同一形状にパターニングし
、この後基板31上に積層膜32およびスペーサ用絶縁
膜40の周側面を覆う金属膜36Aを堆積させてこの金
属膜36Aをパターニングすることにより積層膜32の
半導体側電極33の周側面の一部に接続されたリード金
属層36を形成し、次いで前記スペーサ用絶縁膜40を
除去した後、前記積層膜32の上下面および周側面に、
キャパシタ絶縁膜38と絶縁膜側電極39とを順次堆積
させて薄膜MISダイオードを完成するものであり、こ
の製造方法によれば、上記第5図に示した薄膜MISダ
イオードを製造することができる。また、この製造方法
によれば、上記薄膜MISダイオードを完成するまでの
パターニング工程数は、前記積層膜32とスペーサ用絶
縁膜40のパターニングと、リード金属層36となる金
属膜36Aのパターニングとの2回であり、また上記絶
縁膜側電極39につながるリード配線39aのパターニ
ングを加えても、全パターニング工程数は3回でよいか
ら、少ないバタ.−ニング工程数で容易にかつ能率良く
上記薄WAMIsダイオードを製造することができる。
なお、上記実施例では、2つのダイオード部積層層Bl
.B2を横に並べて配置し、この2つのダイオード部積
層層Bl,B2の計4つのダイオード部Dll, D1
2, Dll, Dl2を並列に接続して1つのダイオ
ードとした薄膜MISダイオードの製造について説明し
たが、上記製造方法は、上記2つのダイオード部積層層
Bl,B2のいずれか一方のダイオード部Dll, D
I2だけ形成される薄膜MISダイオードの製造にも適
用することができる。ただし、この場合は、上記空隙埋
め絶縁層37を形成する必要はない。
(第7の発明の実施例) 次に、第7の発明の一実施例を第7図を参照して説明す
る。
この実施例の薄膜MISダイオードは、上記第5図に示
した薄膜MISダイオ、一ドをさらに改良したもので、
この薄1jiMIsダイオードは、絶縁性基板31の上
に、4つのダイオード部D 11,Dl2, Dl3,
 D14を上下に積層した2つのダイオード部積層層B
ILB12を横に並べて配置し、この2つのダイオード
部積層層B 11, B 12の計8つのダイオード部
Dll−Dl4, Dll−DI4を並列に接続したも
ので、上記ダイオード部積層層B 11.Bl2はいず
れも次のような構造となっている。
第7図において、32aは、基板31の上方にこの基板
31と離間させて品置された第1の積層膜、32bは上
記第1の積層膜32aの上方に間隔を存して配置された
第2の積層膜であり、この第1と第2の積層膜32a,
32bは、いずれも、基板31と平行な半導体側電極3
3とこの半導体側電極33の下面と上面とにオーミツク
コンタクト用半導体層35a.35bを介して積層した
下部半導体層34aと上部半導体層34bとからなって
いる。そして、この各積層膜32a,32bの各半導体
側電極33.33の周側面の一部は、基板31上に配線
されたリード配線部36aと、このリード配線部36a
の両側から上方に立上がるコンタクト部36bとからな
る断面U形のリード金属膜36に共通接続されており、
また前記各積層膜32a,32bの上下面および周側面
には、キャパシタ絶縁膜38を介して、前記各積層膜3
2a,32bにわたって連続する絶縁膜側電極3つが形
成されている。
すなわち、この実施例の薄HMIsダイオードは、半導
体側電極33の下面と上面とに下部半導体層34aと上
部半導体層34bとを積層した2つの積層1132a,
32bを上下に間隔を存して配置し、この各積層膜32
a,32bの上下面および周側面にキャパシタ絶縁膜3
8を介して絶縁膜側電極39を形成することにより、上
記各積層MII32a.32bとその上下面のキャパシ
タ絶縁膜38と絶縁膜側電極39とでそれぞれ上下2ず
つのダイオード部Dll, D12およびDl3, D
I4を形成するとともに、上記各積層膜32a,32b
の各半導体側電極33.33の周側面の一部をリード金
属膜36に共通接続し、各積層膜32a,32bの絶縁
膜側電極39を前記各積層膜32a,32bの上下面お
よび周側面に形成した共通電極とすることにより、上記
各ダイオード部D 11,D12, D13, Dl4
を直列につないで、1つのダイオードを構成したもので
ある。
この薄膜MISダイオードによれば、1つのダイオード
にもたせる容量を、第5図に示した薄膜MISダイオー
ドの2倍に大きくすることができるし、また上記各ダイ
オード部DIl〜DI4は上下に重なっているから、上
記全てのダイオード部DIl−DI4を、1つのダイオ
ード部の面積内に形成することができる。したがって、
この薄膜MISダイオードによれば、素子面積に対する
容量をさらに容量を大きくとることができる。
なお、この失施例では、4つのダイオード部Dll−D
I4を積層したダイオード部積層層B 11,Bl2を
横に並べて配置し、この2つのダイオード部積層層B 
11.  B 12の計8つのダイオード部Dll〜D
I4, Dll−Dl4を並列に接続して1つの薄膜M
ISダイオードを形成しているが、この薄膜MISダイ
オードは、上記2つのダイオード部積層層B 11, 
 B 12のいずれか一方の4つのダイオード部Dll
−D14だけで形成してもよい。この場合、この薄膜M
ISダイオードの容量は、同じ素子面積(平面積)の従
来の薄膜MISダイオードのほぼ2倍となる。
また、上記実施例では、上記積層膜32a,32bを2
層に配置しているが、第2の積層膜32bの上に間隔を
存してさらに同様な積層膜を配置し、各積層膜の上下面
および周側面にキャパシタ絶縁膜を介して絶縁膜側電極
を形成すれば、ダイオード部積層層のダイオード部の数
をさらに増やして、ダイオード全体の容量をさらに大き
くすることができる。
(第8の発明の実施例) 次に、上記第7図に示した薄膜MISダイオードの製造
方法を第8図(a)〜第8図(f)を参照して説明する
まず、第8図(a)に示すように、絶縁性基板31上に
、スペーサ用絶縁膜40aと、半導体側電極33の下面
と上面とにオーミックコンタクト用半導体層35a,3
5bを介して下部半導体層34aと上部半導体層34b
とを積層した第1の積層膜32aを形成し、さらにその
上に、スペーサ用絶縁膜40bと、上記第1の積層膜3
2aと同じ積層構造の第2の積層膜32bを積層形成す
る。
次に、第8図(b)に示すように、前記第1と第2の積
層膜32a,32bとスペーサ用絶縁膜40a,40b
とを、フォトリソグラフィ法により同一形状にパターニ
ングして、この各積層膜32a,32bと各スペーサ用
絶縁膜40a.40bを、前記2つのダイオード部積層
W B 11,Bl2の形成位置のみに残す。
次に、第8図(c)に示すように、基板31上にクロム
等の金属を減圧CVD法により堆積させて、リード金属
層36となる金属膜36Aを形成し、次いで同図に示す
ように、上記金属膜36Aの上に、液状の絶縁材を塗布
してこれを焼成することにより空隙埋め絶縁層37を形
成する。
次に、第8図(d)に示すように、上記絶縁層37と金
属膜36Aをフォトリソグラフィ法によりリード金属層
36とリード配線36aの形状にパターニングする。
次に、基板全体をエッチング液に浸漬して、第8図(e
)に示すようにスペーサ用絶縁膜40をエッチング除去
する。
次に、第8図(f)に示すように、基板31上と前紀各
積層膜32g.32bの上下面および周側面に、各積層
膜32a,32bにわたって連続するキャパシタ絶縁膜
38を減圧CVD法により堆1形成し、次いでこのキャ
パシタ絶縁膜38の外面全体に絶縁膜側電極39を減圧
CVD法により堆積形成して、第7図に示した薄膜MI
Sダイオードを完成する。
なお、上記絶縁膜側電極39につながるリード配線39
aは、絶縁膜側電極3つを堆積形成するときに基板31
上(キャパシタ絶縁膜38の上)に堆積した金属膜をパ
ターニングして形成する。
すなわち、この薄膜MISダイオードの製造方法は、絶
縁性基板31上に、スペーサ用絶縁膜40a,40bと
、半導体側電極33の下面と上面とに半導体層34a,
34bを積層した積層膜32a,32bとを交互に積層
形成し、この各積層膜32a,32bと各スペーサ用絶
縁膜40a,40bとを間一形状にパターニングした後
、前記基板31上に各積層膜32a,32bおよび各ス
ペーサ用絶縁膜40a,40bの周側面を覆う金属膜3
6Aを堆積させてこの金属膜36Aをパタニングするこ
とにより各積層膜32a,32bの半導体側電極33の
周側面の一部に共通接続されたリード金属層36を形成
し、次いで前記スペーサ用絶縁膜40a,40bを除去
した後、前記各積層膜32a,32bの上下面および周
側面に各積層IA32a,32bにわたって連続するキ
ャパシタ絶縁膜38と絶縁膜側電極39とを順次堆積さ
せて薄gMIsダイオードを完或するものであり、この
製造方法によれば、上記第7図に示した薄膜MISダイ
オードを製造することができる。
また、この製造方法でも、薄膜MISダイオードを完或
するまでのパターニング工程数は、各積層膜32a,3
2bおよび各スペーサ用絶縁膜40a,40bのパター
ニングと、リード金属層36となる金属膜36Aのパタ
ーニングとの2回であり、また上記絶縁膜側電極39に
つながるリード配線39aのパターニングを加えても、
全パターニング工程数は3回でよいから、第5図の薄1
1%M I Sダイオードを製造する場合と同様に、少
ないパターニング工程数で容易にかつ能率良く上記薄膜
MISダイオードを製造することができる。
なお、上記実施例では、2つのダイオード部積層層Bl
l,  Bl2を横に並べて配置し、この2つのダイオ
ード部積層層Bll,  Bl2の計8つのダイオード
部Dll〜D I4,  D 11〜Dl4を並列に接
続して1つのダイオードとした薄膜MISダイオードの
製造について説明したが、上記製造方法は、上記2つの
ダイオード部積層層Bll,B12のいずれか一方のダ
イオード部DIl〜Dl4だけ形成される薄膜MISダ
イオードの製造にも適用することができる。ただし、こ
の場合は、」二1記空隙埋め絶縁層37を形成する必要
はない。
また、この製遣方法は、第2の積層膜32bの上に間隔
を存してさらに同様な積層膜を配置し、各積層膜の上下
面および周側面にキャパシタ絶縁膜を介して絶縁膜側電
極を形成してダイオード全体の容量をさらに大きくした
薄膜MISダイオードの製造にも利用できるもので、そ
の場合は、第8図(a)の工程で積層した第2の積層膜
32bの上に、さらにスペーサ用絶縁膜と積層膜を積層
し、以下、上記実施例と同様にして、薄膜MISダイオ
ードを完成すればよい。
なお、上記第1図,第3図,第5図.第7図に示した各
実施例の薄膜MISダイオードは、M工Sキャバシタン
スセルを構成するMISダイオードとしてだけでなく、
キャパシタ絶縁膜13a,13b,23a,23b,3
8を電荷蓄積機能をもつ絶縁膜としてダイオードにメモ
リ機能をもたせれば、高集積度の薄膜EEFROMを構
成することもできる。
〔発明の効果〕
請求項1の薄fiMIsダイオードによれば、その容量
を、ダイオード2個分の容量とすることができるし、ま
た2つのダイオード部は1つのダイオード部の面積内に
形成することができるから、素子面積に対して容屋を大
きくεることができる。
また、請求項2の薄膜MISダイオードの製造方法によ
れば、上記請求項1の薄膜MISダイオードを製造する
ことができる。
請求項3のl!iHM I Sダイオードによれば、素
子面積に対する容量を、上記請求項1の薄膜MISダイ
オードよりもさらに大きくすることができる。
また、請求項4の薄膜MISダイオードの製造方法によ
れば、上記請求項3の薄膜MISダイオードを製造する
ことができる。
請求項4の薄膜MISダイオードによれば、その容量を
、ダイオード2個分の容量とすることができるし、また
2つのダイオード部は1つのダイオード部の面積内に形
成することができるから、素子面積に対して容量を大き
くとることができる.また、請求項6の薄膜MISダイ
オードの製造方法によれば、上記請求項5の薄膜MIS
ダイオードを、少ないパターニング工程数で容易にーか
つ能率良く製造することができる。
請求項7の薄膜MISダイオードによれば、素子面積に
対する容量を、上記請求項5の薄膜MISダイオードよ
りもさらに大きくすることができる。
また、請求項8の薄膜MISダイオードの製造方法によ
れば、上記請求項7の薄fiM I Sダイオードを、
少ないパターニング工程数で容易にかつ能率良く製造す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の一実施例を示す薄膜MISダイオ
ードの断面図、第2図+會←一肇中せ→〒十は第2の発
明の一実施例を示す薄膜MISダイオードの製造工程図
、第3図は第3の発明の一実施例を示す薄膜MISダイ
オードの断面図、第4図          は第4の
発明の一実施例を示す薄膜MISダイオードの製造工程
図、第5図は第5の発明の一実施例を示す薄膜M!Sダ
イオードの断面図、第6図奉幹工=峯今懺→峠今は第6
の発明の一実施例を示す薄膜MISダイオードの製造工
程図、第7図は第7の発明の一実施例を示す薄膜MIS
ダイオードの断面図、第8図          は第
8の発明の一実施例を示す薄膜MISダイオードの製造
工程図、第9図は従来の薄膜MISダイオードの断面図
である。 11・・・基板、DI ,D2,Da,D4・・・ダイ
オード部、12a.12b,22b・・・絶縁膜側電極
、1 3 a ,  1 3 b ,  2 3 a 
,  2 3 b−・・キャパシタ絶縁膜、14a.1
4b.24a.24b−・・半導体層、1 5a,1 
5b,24g,25b−・・オーミックコンタクト用半
導体層、16.26・・・半導体側電極、31・・・基
板、Bl,B2.Bll,Bl2・・・ダイオード部積
層層、Dll, D12, D13, Dl4・・・ダ
イオード部、32,32a,32b−・・積層膜、33
・・・半導体側電極、34a.34b・・・半導体層、
35a,35b・・・オーミックコンタクト用半導体層
、36・・・リード金属層、37・・・空隙埋め絶縁層
、38・・・キャパシタ絶縁膜、 3 9・・・絶縁膜側電極、 4 0, 4 0 a, 4 0b・・・スペーサ用絶縁膜。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁性基板上に、下部絶縁膜側電極と下部キャパ
    シタ絶縁膜と下部半導体層と半導体側電極と上部半導体
    層と上部キャパシタ絶縁膜と上部絶縁膜側電極とを積層
    し、かつ前記上部絶縁膜側電極と下部絶縁膜側電極とを
    前記上部キャパシタ絶縁膜および下部キャパシタ絶縁膜
    に設けたコンタクト孔において接続したことを特徴とす
    る薄膜MISダイオード。
  2. (2)絶縁性基板上に下部絶縁膜側電極を形成する工程
    と、 この下部絶縁膜側電極の上に下部キャパシタ絶縁膜を形
    成した後、この下部キャパシタ絶縁膜の上に、下部半導
    体層と半導体側電極と上部半導体層とを順次堆積させ、
    これら堆積膜を同一形状にパターニングする工程と、 前記上部半導体層の上に上部キャパシタ絶縁膜を形成す
    る工程と、 前記上部キャパシタ絶縁膜および下部キャパシタ絶縁膜
    にコンタクト孔を形成する工程と、前記上部キャパシタ
    絶縁膜上および前記コンタクト孔内に上部絶縁膜側電極
    を形成する工程と、からなることを特徴とする薄膜MI
    Sダイオードの製造方法。
  3. (3)絶縁性基板上に、下部絶縁膜側電極と下部キャパ
    シタ絶縁膜と下部半導体層と半導体側電極と上部半導体
    層と上部キャパシタ絶縁膜と上部絶縁膜側電極とを積層
    した第1の積層層を形成し、この第1の積層層の上に、
    下部キャパシタ絶縁膜と下部半導体層と半導体側電極と
    上部半導体層と上部キャパシタ絶縁膜と上部絶縁膜側電
    極とを積層した第2の積層層を少なくとも1層以上積層
    するとともに、最上層の積層層を除く積層層の上部絶縁
    膜側電極は、その上の積層層の下部絶縁膜側電極を兼ね
    る共用電極とし、かつ全ての積層層の各絶縁膜側電極を
    その間に設けたコンタクト孔において共通接続し、前記
    全ての積層層の各半導体側電極をその間に設けたコンタ
    クト孔において共通接続したことを特徴とする薄膜MI
    Sダイオード。
  4. (4)絶縁性基板上に下部絶縁膜側電極を形成する第1
    の工程と、 この下部絶縁膜側電極の上に下部キャパシタ絶縁膜を形
    成した後、この下部絶縁膜の上に、下部半導体層と半導
    体側電極と上部半導体層とを順次堆積させ、これら堆積
    膜を同一形状にパターニングする第2の工程と、 前記上部半導体層の上に上部キャパシタ絶縁膜を形成す
    る第3の工程と、 前記上部キャパシタ絶縁膜および下部キャパシタ絶縁膜
    にコンタクト孔を形成する第4の工程と、前記上部キャ
    パシタ絶縁膜上および前記コンタクト孔内に上部絶縁膜
    側電極を形成する第5の工程と、 この後前記第2〜第5の工程を少なくとも1回以上繰返
    す工程と、 前記第2の工程により形成された全ての各絶縁膜側電極
    の間にコンタクト孔を設け、コンタクト孔内にコンタク
    ト金属を堆積させて前記各絶縁膜側電極を共通接続する
    工程と、 からなることを特徴とする薄膜MISダイオードの製造
    方法。
  5. (5)絶縁性基板の上方に、前記基板と平行な半導体側
    電極とこの半導体側電極の下面と上面とに積層した下部
    半導体層と上部半導体層とからなる積層膜を配置し、こ
    の積層膜の前記半導体側電極の周側面の一部を、前記基
    板上に形成した上方に立上がるリード金属膜の側面に接
    続するとともに、前記積層膜の上下面および周側面に、
    キャパシタ絶縁膜を介して絶縁膜側電極を形成したこと
    を特徴とする薄膜MISダイオード。
  6. (6)絶縁性基板上にスペーサ用絶縁膜を形成し、この
    スペーサ用絶縁膜の上に、半導体側電極の下面と上面と
    に下部半導体層と上部半導体層とを積層した積層膜を形
    成した後、前記積層膜とスペーサ用絶縁膜とを同一形状
    にパターニングする工程と、 この後、前記基板上に前記積層膜およびスペーサ用絶縁
    膜の周側面を覆う金属膜を堆積させ、この金属膜をパタ
    ーニングして前記積層膜の半導体側電極の周側面の一部
    に接続されたリード金属層を形成する工程と、 前記リード金属層を形成した後、前記スペーサ用絶縁膜
    を除去する工程と、 この後前記積層膜の上下面および周側面にキャパシタ絶
    縁膜と絶縁膜側電極とを順次堆積させる工程と、 からなることを特徴とする薄膜MISダイオードの製造
    方法。
  7. (7)絶縁性基板の上方に、前記基板と平行な半導体側
    電極とこの半導体側電極の下面と上面とに積層した下部
    半導体層と上部半導体層とからなる積層膜を、少なくと
    も2層以上上下に間隔を存して配置し、この各積層膜の
    前記半導体側電極の周側面の一部を、前記基板上に形成
    した上方に立上がるリード金属膜の側面に共通接続する
    とともに、前記各積層膜の上下面および周側面に、キャ
    パシタ絶縁膜を介して、前記各積層膜にわたって連続す
    る絶縁膜側電極を形成したことを特徴とする薄膜MIS
    ダイオード。
  8. (8)絶縁性基板上に、スペーサ用絶縁膜と、半導体側
    電極の下面と上面とに下部半導体層と上部半導体層とを
    積層した積層膜とを、少なくとも2層以上交互に積層形
    成した後、この各積層膜と各スペーサ用絶縁膜とを同一
    形状にパターニングする工程と、 この後、前記基板上に前記各積層膜および各スペーサ用
    絶縁膜の周側面を覆う金属膜を堆積させ、この金属膜を
    パターニングして前記各積層膜の半導体側電極の周側面
    の一部に共通接続されたリード金属層を形成する工程と
    、 前記リード金属層を形成した後、前記スペーサ用絶縁膜
    を除去する工程と、 この後前記各積層膜の上下面および周側面に、各積層膜
    にわたって連続するキャパシタ絶縁膜と絶縁膜側電極と
    を順次堆積させる工程と、 からなることを特徴とする薄膜MISダイオードの製造
    方法。
JP30899789A 1989-11-30 1989-11-30 薄膜misダイオードおよびその製造方法 Pending JPH03171764A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015025753A1 (ja) * 2013-08-19 2015-02-26 株式会社村田製作所 Esd保護機能付薄膜キャパシタ装置およびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015025753A1 (ja) * 2013-08-19 2015-02-26 株式会社村田製作所 Esd保護機能付薄膜キャパシタ装置およびその製造方法
JP5704291B1 (ja) * 2013-08-19 2015-04-22 株式会社村田製作所 Esd保護機能付薄膜キャパシタ装置およびその製造方法

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