JPH0317110A - ポリマーポリオールの製造方法 - Google Patents

ポリマーポリオールの製造方法

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JPH0317110A
JPH0317110A JP15036489A JP15036489A JPH0317110A JP H0317110 A JPH0317110 A JP H0317110A JP 15036489 A JP15036489 A JP 15036489A JP 15036489 A JP15036489 A JP 15036489A JP H0317110 A JPH0317110 A JP H0317110A
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Japan
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polyol
polymer
acrylonitrile
polyether polyol
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JP15036489A
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Kaoru Ueno
薫 上野
Kiyoshi Matsubara
清 松原
Masahiro Yoneyama
雅弘 米山
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はポリマーボリオールの製造方法に関し、更に詳
しくは、官能基数の異なる複数のボリエテルポリオール
中で、アクリロニトリル、又はアクリロニトリルとスチ
レンを重合して得られる、低粘度で、ボリマーの分散安
定性が良く、かつ、高い硬度を有するポリマーポリオー
ルの製造方法に関するものである. 〔従来の技術〕 ポリエーテルポリオール中で、エチレン性不飽和基含有
モノマーを重合して得られる、化合物や混合物は、一般
にボリマーポリオールと称され、ポリウレタンエラスト
マー等の原料として、広く使用されている. この様なポリマーボリオールの中で、実用性の高いポリ
マーポリオールの製造には、エチレン性不飽和基含有モ
ノマーとして、アクリロニトリル単独、又はアクリロニ
トリルとスチレンなどのエチレン性不飽和基含有モノマ
ーを組み合わせて使用(アクリロニトリル比率高)され
ているが、重合して得られるポリマーポリオールの重合
体濃度は、高々20重量%程度のものであった。
これらポリマーポリオールを使用したポリウレタンフォ
ームやポリウレタンエラストマーは、ポリマーポリオー
ル中のボリマー粒子が、有機フィラーとして作用するた
めに、得られるポリウレタン製品は、硬度あるいは弾性
率を高くすることが容易にできるという特徴を示す. ところが、最近ではより硬度、弾性率の高い、高品質の
ポリマーポリオールの製造が強く要望される様になって
来ている. このような目的を達成するためには、ポリマーボリオー
ル中の、重合体濃度を更に高くすることが必要であるが
、アクリロニトリル比率の高い重合体の濃度を上げる(
30重量%以上)と、急激に粘度上昇が起こり、またス
チレン比率の高い重合体では、ボリオールとの親和性が
低下するため、重合体の分散安定性が極度に低下し、凝
集、分離などを引き起こし、実用上重大な問題があった
これら問題を解決する方法として、粘度の急激な上昇を
抑えるために、アクリロニトリル比率の高い系では、ア
クリロニトリルの一部を、メタクリル酸メチル、グリシ
ジルメタクリレートなどでおき替える方法(例えば特開
昭60−252612 、特開昭60−235816 
、特開昭60−58414)などがあり、また分散安定
性を改良するために、スチレン比率の高い系では、飽和
ボリオールに無水マレイン酸などの不飽和ポリカルボン
酸を反応させた重合体不飽和基を有するボリオール中で
、スチレンなどを重合させる方法(例えば特開昭59−
89317、特公昭51−37228、特公昭53−1
7640、特公昭51−40915)などが提案されて
いる。
〔発明が解決しようとする課題] しかしながら、アクリロニトI/ルの一部をメタクリル
酸エステル又は、スチレンなどにおき替えると、これら
ポリマーポリオールを使用したポリウレタンフォームや
、ボリウレクンエラストマーの硬度あるいは弾性率は低
下してしまう。
また、ポリエーテルポリオールの製造には通常、官能基
数3個以上、分子量3,000〜8,000のポリエー
テルポリオールを使用するが、低粘化のために、これよ
り低分子量の、二官能以上のポリエーテルポリオールを
併用しても、低粘化への寄与は小さく、又、大量に併用
すると、ポリマーポリオールのヒドロキシル価が大幅に
変化し、ポリウレタンフォームの通気性等悪化すると共
に、重合体の分散安定性も悪化の傾向を示す。
また低粘度ポリエーテルポリオールとして、官能基数2
個のポリエーテルポリオールを併用すると、分子fi 
3,000以上のポリエーテルポリオールを、ポリエー
テルポリオール全量のlO〜20%併用した場合におい
ても著しい分散安定性の悪化、高粘化が発生し、甚だし
い場合には、全く流動性のない固い粘土状物となる。
このように、アクリロニトリル比率の高い(全単量体の
50重量%以上)、高重合体濃度(30重發%以上)で
、分散安定性良好な低粘度ボリマーポリオールを製造す
ることはきわめて困難であった.〔0!題を解決するた
めの手段] 本発明者らは、上記問題を解決すべく、ポリマーボリオ
ールの製造方法につき鋭4意研究した結果、アクリ口ニ
トリル比率が高く、且つ、高重合体濃度で、低粘度のポ
リマーポリオールを製造する方法を見い出し、漸く本発
明に到達した。
すなわち、本発明は、官能基数2個のポリエーテルポリ
オールと、官能基数3個以上のポリエーテルポリオール
混合物中で、単量体としてアクリロニトリル、又はアク
リロニトリルとスチレンを重合させるに際して、不飽和
カルボン酸又はその無水物とポリエーテルポリオールと
を反応して、得られる末端にヒドロキシル基を有する不
飽和カルボン酸エステルを共存させることを特徴とする
ポリマーボリオールの製造法に関する。
この時、Qi量体中のアクリロニトリルの濃度は50m
FJ%以上であり、ボリマーポリオール中の重合した全
単量体の濃度は30〜60重量%である。
本発明に使用する官能基数2個のポリエーテルポリオー
ルとは、エチレングリコール、プロビレ冫グリコール、
ジエチレングリコール、ジプロピレングリコールなどの
様に、分子内に活性水素を2つ有する化合物に、エチレ
ンオキサイド、プロピレンオキサイドのようなアルキレ
ンオキサイドを、塩基性触媒の在在下に、付加重合した
分子揖t,ooo〜5.000のポリエーテノレボリオ
ーノレが適当である。
本発明に使用する官能基数3個以上のポリエーテルとは
、グリセリン、トリメチロールブロバン、ペンタエリス
リトーノレ、シゴオ唐、ソノレヒ゛トーノレなどの化合
物に、同様にアルキレンオキサイドを付加重合した、分
子量3,000〜8.000のポリエーテノレポリオー
ノレが適当である。
本発明に使用する不飽和ジカルポン酸又は、その無水物
とは、マレイン酸、フマール酸、シトラコン酸、メサコ
ン酸、イタコン酸、無水マレイン酸、無水シトラコン酸
、無水イタコン酸などが挙げられる. またポリエーテルポリオールとしては、例えばプロピレ
ングリコール、グリセリン、トリメチロ一ルプロパン、
ペンタエリスリトール等の少ナくとも2つ以上の活性水
素を有する化合物に、エチレンオキサイド、プロピレン
オキサイドなどのアルキレンオキサイドを単独又は併用
して付加重合したものである。
これらのボリオールを、単体又は混合にて、不飽和ジカ
ルボン酸又は、その無水物1モルに対して0.1〜10
.0モル、好ましくは0.5〜3.0モル加え、90〜
160℃に加熱して反応させる。
カルボン酸とポリエーテルポリオールの反応であれば塩
酸、硫酸、パラトルエンスルホン酸等の酸触媒を、又カ
ルボン酸無水物であれば水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム等の塩基触媒を必要に応して加える. 又、この際、さらにプロピレンオキサイド、エチレンオ
キサイドのようなアルキレンオキサイドを、未端に付加
することが製品となるポリマーポリオールの酸価を低減
させる点から好ましい。
さらに、必要に応じて使用した触媒を、中和精製等によ
り除去する. 不飽和カルボン酸エステルの添加量は、官能基数2個と
官能基数3個のポリエーテルポリオール混合物に対して
、1.0〜40重量%、好ましくは5.0〜20服星%
である。
不飽和カルボン酸エステルの添加星が1.0重里%以下
の場合、ポリマーボリオールの分散安定性が極度に低下
し、高粘化するか又は琉動性の乏しい粘度状物となる。
また、40重量%以上では分散安定性は良好であるが、
著し〈増粘するためボリウレクンの原料として1吏用す
ることは実用的でない。
官能基故2個のポリエーテルポリオールと、官能基数3
個以上のポリエーテルポリオールとの混合比は、いかな
る範囲でも使用出来るが、実用上10/90〜90/1
.0が好ましい。
単量体を重合させる際のラジカル触媒としては、公知の
ビニル重合反応用触媒なら何れも使用できるが、その使
用量は、0.01〜5.0重κ%、好ましくは0.1〜
2.0重量%が適当である。
上記ラジカル触媒としては、例えば、ペンゾイルパーオ
キサイド、アセチルパーオキサイド、L一プチルハイド
ロパーオキサイド、ジーし−プチルハイドロパーオキサ
イドのような過酸化物、アブビスイソブチロニトリル、
アゾビス−2メチルブチロニトリル、アブビスシクロヘ
キサンー1カルボニトリル、アゾビス−2.4 −ジメ
チルバレ口ニトリル、アゾビス−4メトキシー24−ジ
メチルバレロニトリルのようなアブ化合物、或いは過硫
酸塩、遇コハク酸、ジイソブロピルバーオキシジカーボ
ネートのような過酸化化合物であるが、好まし(はアゾ
ビスイソブチロニトリルのようなアゾ化合物である. 本発明の重合温度は、ラジカル触媒の種類によって変わ
るが、分M温度以上の60〜200℃、好ましくは90
〜160 ”Cの範囲である。
本発明によるボリマーポリオールの重合反応は、バッチ
式、セ果バッチ式、連続式のいずれでも行うことができ
る。
上記の重合反応終了後に、得られたポリマーポリオール
は、そのままポリウレタンの原料として使用できるが、
反応終了後に、未反応モノマーや、ラジカル触媒の分解
生成物等を減圧処理した後に、ポリウレタンの原料とし
て使用することが好ましい。
本発明の方法によれば、アクリロニトリル比率が高く、
かつ重合対濃度の高いポリマーポリオールを、低粘度で
、かつ安定性良く製造することができる。
さらに、これを原料に用いて製造されるポリウレタンフ
ォームは、粘度が高く、高荷徂に耐える等、優れた性質
を持つ。
本発明の方法によると、アクリロニトリル比率が高く、
かつボリマー濃度が高いポリマーポリオールを得ること
ができ、得られたポリマーポリオールは、フォームの製
造において、低粘度で、分散安定性良く、また、得られ
たフォームは、硬度等優れたフォーム物性を有するため
、産業上の利用価値が極めて高い. 〔実施例〕 以下、本発明を更に具体的に説明するため、実施例及び
比較例をあげて説明するが、本発明は、これらの実施例
に限定されるものではない。
実施例1 カルポン エスールの ″ 温度計、攪拌装置付の容器に、フマル酸116g(1モ
ル)、グリセリンをベースとしてブロビレンオキサイド
を付加し、さらにエチレンオキサイドを付加した、ヒド
ロキシル価34のポリエーテルポリオール5,OOOg
(1モル)、パラトルエンスルホン酸logの混合物を
装入し、150’cにて5時間反応を行い、さらにエチ
レンオキサイド176 g(4モル)を2時間かけて徐
々に装入した。
エチレンオキサイド装入終了後、150’Cにて5時間
反応を続けた。
反応終了後、120”Cで1時間10ma+tlg以下
に減圧して、未反応エチレンオキサイドを除去した。
さらに、70℃にて1時間、水酸化ナトリウム水溶液を
加えて中和後、70″Cで1時間、10 lIIIIH
 g以下にして減圧脱水を行い、濾過後製品とした。
生成物は、透明な黄金色の液体で、ヒドロキシル価25
.0 !tgκo++/g、粘度4300 cp/25
℃、酸価0.03■KOII/g、水分0.01重量%
であった。
本生成物を分散安定剤=1と称する. 実施例2 カルボン エスールの ′6 温度計、攪{↑装置付の容器に、無水マレイン酸98g
(1モル)、グリセリンをベースとしてブロビレンオキ
サイドを付加し、さらにエチレンオキサイドを付加した
、ヒドロキシル価24のポリエーテルポリオール7.0
00g (1モル)、水酸化カリウム10gの混合物を
装入し、150゜Cで5時間反応を行い、さらにエチレ
ンオキサイド176g(4モル)を2時間かけて除去し
て装入した。
エチレンオキサイド装入終了後、150’Cにて5時間
反応を続けた。反応終了後は120℃で1時間、10n
nltg以下に減圧して、未反応エチレンオキサイドを
除去した。
さらに、70゜Cにて1時間、#l!酸水溶液を加えて
中和後、70゜Cで1時間、10allg以下にして減
圧脱水を行い、濾過後製品とした。
生成物は透明な黄金色の液体で、ヒドロキシル価18.
5mgKo}I / g、粘度5,700cp /25
゜C酸価0.05■KOll/g、水分0.03重量%
であった。
本生戒物を分散安定剤−2と称する。
実施例3 里lヱニ坐製Δ 温度計、撹拌装置付の耐圧容器に、プロピレングリコー
ルをベースとしてプロピレンオキサイドを付加し、さら
にエチレンオキサイドを付加したヒドロキシル価56.
0 (分子1 2.000)の2官能のポリエーテルポ
リオールAと、グリセリンをペースとしてブロビレンオ
キサイドを付加し、さらにエチレンオキサイドを付加し
た、ヒドロキシル価56.0 (分子Wk 3,000
)の3官能のポリエーテルポリオールCを、ポリエーテ
ルA/ボリエーテルボリオールC−30/70重量比と
なる様に仕込み、撹拌下に内温を120゜C′まで昇温
した.次いで、ポリエーテルポリオールA 16.0 
1ffi%、ポリエーテルポリオールC 37.3重■
%、実施例lの分散安定剤一l、5.0重1%、アクリ
ロニトリル33.0重蟹%、スチレン8.2重1%、ア
ゾビスイソブチ口ニトリル0.5重量%を均一に混合後
、反応温度120゜Cでこの混合物を定量ボンブで滞留
時間が60分となる様に連続的に供給した。
6時間後にサンプルを採取し、同サンプルを、120゜
C,1時間lO叩11g以下で、未反応の七ノマーを除
去した。
ヒドロキシル価31.9mgKon/g、粘度4 , 
000cp/25゜C、ポリマー濃度4042重社%の
、分敗安定性良好な黄白乳濁状のポリマーポリオールを
得た。
比較例1 分敗安定剤−1を使用せず、ポリエーテルポリオールA
 17.5重量%、ポリエーテルポリオールC 40.
8重量%にする以外は実施例−3と同様の手法で実施し
たところ、原料供給開始後3時間で反応一器出が閉塞し
た。反応器を開けたところ、流動性のない黄白色の粘土
状物が詰まっていた.参考例l 分散安定剤−1を使用せずに、ポリエーテルポリオール
Cを、単独で58.3重量%使用する以外は実施例3と
同様の手法で実施した. ヒドロキシル価33.9■KOH/g、粘度6.800
cp/25℃、ポリマー分39。5重景%の黄白濁状の
ポリマーポリオールを得た. 参考例2 分散安定剤−1を使用せず、グリセリンをへ一スとして
ブロビレンオキサイドを付加し、さらにエチレンオキサ
イドを付加したヒドロキル価112■KOH/g(分子
量1.500)の3官能のポリエーテルポリオールD 
17.5重量%、ポリエーテルポリオールC 40.8
重量%使用する以外は、実施例3と同様の手法で実施し
た. ヒドロキシル価44.1mg KOII/g、粘度5,
800cp/25’C,ボリマー分39.4重量%の黄
白乳濁状のポリマーポリオールを得た。このポリマーポ
リオールは、若干、粒状のボリマーが析出していた。
参考例3 ポリエーテルポリオールAの代わりにポリエーテルポリ
オールDを16.0重量%使用する以外は、実施例3と
同様の手法で実施した。
ヒドロキシル価41.2■KOH/g、粘度5.600
cp/25゜C、ボリマー分40.0重量%の黄白乳濁
状のポリマーボリオールを得た。
実施例3、比較例1及び参考例l〜3から分かる様に、
分散安定剤を使用しない場合には、2官能のポリエーテ
ルポリオールの使用はポリマーポリオールの安定性を著
しく悪化させる。
またボリマーポリオールの低粘化のために、3官能の低
分子ポリオールの併用は分散安定剤の有無にかかわらず
、その効果は小さく、また製品のOH価を大幅に増加さ
せる。
実施例4〜11 実施例3と同様の方法で、ポリエーテルポリオールの種
類、その添加比率、単盟体の使用量、その添加比率等を
変えて、ポリマーポリオールを合威した.結果を表一l
に示す。
比較例1〜4、参考例1〜5 同様に、比較例l〜4、参考例1〜5を表−2に示す. 以下に本発明に関するポリマーポリオールのフォーム化
の応用例を示す. 実施例3で得られたポリマーポリオール700部、グリ
セリンをヘースとし、プロピレンオキサイド及びエチレ
ンオキサイドを付加したヒドロキシル価56のポリエー
テルポリオールCを300部、整泡剤としてL−574
0M(日本ユニカ−社製)15部、水40部、N−メチ
ルモルフォリン6部、アミン触媒としてL−1020(
日本ユニカー社製)4部を予め混合し、これにスタナス
オクトエート0.6部を加え、高速混合後、イソシアネ
ート基と活性水素との当量比(NCO/H)が1、05
となる様に、トルエンジイソシアネー}80/20 (
80%の2,4一異性体及び20%の2.6一異性体)
を加え、さらに高速混合し、予め40℃に調整した内寸
400X 400x 10(lmの金型に注入し、ふた
を締めて発泡させる。180゜Cのオーブン中で10分
間加熱硬化した後、フォームを金型から取り出す。フォ
ーム物性を表−3に示す. 比較のために参考例1及び3で得られたポリマーボリオ
ールを700部使用して、同様にフォーム化した。フォ
ーム物性を表−3に併記する。
実施例3のポリマーポリオールは、官能基数3個のポリ
エーテルポリオールを、単独使用した参考例1のポリマ
ーボリオールと同等のフォーム物性を示した。
一方、官能基数3個の低分子ポリエーテルポリオールを
併用したポリマーポリオールでは、通気性、伸長率等悪
化の傾向が見ら九た。
〔発明の効果〕
本発明の方法によれば、従来の方法に比べ、アクリロニ
トリル比率が高く、かつボリマー濃度の高いポリマーボ
リオールが得られ、フォームの製造において、低粘度で
、分散安定性が良く、得られたフォームは、高硬度で優
れたフォーム物性を有することは、表−3より明らかで
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、官能基数2個のポリエーテルポリオールと、官能基
    数3個以上のポリエーテルポリオール混合物中で、単量
    体として、アクリロニトリル、又はアクリロニトリルと
    スチレンを重合させるに際して、不飽和カルボン酸又は
    、その無水物と、ポリエーテルポリオールとを反応して
    得られる、末端にヒドロキシ基を有する不飽和カルボン
    酸エステルを共存させることを特徴とするポリマーポリ
    オールの製造方法。 2、単量体中のアクリロニトリルの濃度が、50重量%
    以上であることを特徴とする請求項1記載のポリマーポ
    リオールの製造方法。 3、重合して得られる全ポリマーポリオール組成物に対
    して、単量体の濃度が30〜60重量%であることを特
    徴とする請求項1記載のポリマーポリオールの製造方法
JP15036489A 1989-06-15 1989-06-15 ポリマーポリオールの製造方法 Pending JPH0317110A (ja)

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