JPH04226115A - 改良ポリマー/ポリオールおよび予備形成安定剤系 - Google Patents

改良ポリマー/ポリオールおよび予備形成安定剤系

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JPH04226115A
JPH04226115A JP3165164A JP16516491A JPH04226115A JP H04226115 A JPH04226115 A JP H04226115A JP 3165164 A JP3165164 A JP 3165164A JP 16516491 A JP16516491 A JP 16516491A JP H04226115 A JPH04226115 A JP H04226115A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】本発明は、改良されたポリマー/
ポリオール組成物およびそれらの製造方法;前記ポリマ
ー/ポリオール組成物を製造するための高い効力の予備
形成安定剤およびそれらの製造方法;並びに前記ポリマ
ー/ポリオール組成物から製造された改良ポリウレタン
製品に関する。 【0001】 【従来の技術】Seymour, Polymers 
for Engineering Applicati
ons(工学的用途のためのポリマー), ASM I
nternational (1987)、Gowar
iker et al., Polymer Scie
nce ( ポリマーサイエンス),John Wil
ey & Sons Inc. (1986) および
 Barrett (Ed.), Dispersio
n Polymerization in Organ
ic Media(有機媒体中での分散重合), Jo
hn Wiley & Sons Inc.(1975
)が予備知識を得るための書物として推薦される。ポリ
ウレタンフォーム、エラストマーなどを製造するのに適
したポリマー/ポリオール組成物、並びにポリウレタン
は商業製品である。これらのポリウレタンフォームの2
つの主な種類はスラブストック(slabstock 
)と呼ばれ、成形される。スラブストックフォームはカ
ーペット、家具および寝具産業で使用される。スラブス
トックフォームの第1位の用途はカーペットの下敷きと
家具の詰め物としてである。成形フォームの分野では、
高レジリエンス(HR)成形フォームが一般的に作られ
るフォームの型である。HR成形フォームは自動車産業
において成形座席からエネルギー吸収パッドなどに及ぶ
広範な用途に用いられる。 【0002】このようなポリマー/ポリオール組成物に
関する基本特許はStamberger Re. 28
715(米国特許第3383351号の再発行)および
 Re. 29118(米国特許第3304273号の
再発行)である。ポリオール中のポリマー粒子の安定し
た分散体は、遊離基触媒の存在下でポリオールに溶解ま
たは分散させた1種またはそれ以上のエチレン性不飽和
モノマーを重合させることにより得られる。これらのポ
リマー/ポリオール組成物は、未改質ポリオールから製
造されたものと比べて、より高い耐力を示すポリウレタ
ンフォームおよびエラストマーをもたらす。 【0003】最初は、商業的に受け入れられたポリマー
/ポリオール組成物の製造にアクリロニトリルが使用さ
れた。これらの組成物の多くはいくつかの用途にとって
望ましくない程度に高い粘度を有していた。最近になっ
て、ポリマー/ポリオールのポリマー成分をつくるため
に、アクリロニトリル−スチレンモノマー混合物が使用
されるようになった。 【0004】ポリマー/ポリオールの膨れ上がる需要は
数種の製品の必要性を際立たせ、このことは更なる技術
の進歩を引き起こした。例えば、市場の要求は“事実上
”スコーチ(焼け)のないスラブストックフォーム、す
なわち白色のフォーム製品を発展させた。絶えず減少す
る密度(すなわち、1.5ポンド/立方フィートまたは
それ以下)でさえも、満足のゆく耐力および他のフォー
ム特性を有する事実上スコーチのないフォームが実質的
な経済上の不利益なしに利用可能である。 【0005】事実上スコーチのないフォームは、アクリ
ロニトリル−スチレンモノマー混合物において比較的高
いスチレン含量(例えば、約65−70%のスチレン)
を用いることにより達成される。その上に、このような
高スチレンモノマー混合物は成形フォームの分野で広く
使用されている。 【0006】しかしながら、このような高スチレンモノ
マー混合物から誘導されたポリマー/ポリオールは、絶
えず増加する市場の要求(厳しい安定性の必要条件およ
び耐力特性の増強を含む)を満たすことができないと思
われる。これは特に多くの配合物が“無溶媒(neat
)”のポリマー/ポリオール、すなわち通常のポリオー
ルで希釈されていないポリマー/ポリオール、の使用を
必要とするスラブストック分野で広く行き渡っている。 無溶媒のポリマー/ポリオールは一般に成形フォームの
分野で使用されないが、この種のフォームにより高い耐
力特性を付与しうるポリマー/ポリオールの必要性が存
在している。 【0007】耐力特性が増強されたポリマー/ポリオー
ルは、それらのポリマーまたは固体含量を高めることに
よって得ることができる。30−60重量%またはそれ
以上の固体含量が望まれる。しかし、当分野の技術は目
下のところポリマー/ポリオールの安定性を減じること
なく、しかもその粘度を望ましくない程度に上昇させる
ことなく、固体含量を高めることができないでいる。 【0008】従来の実施による高スチレンモノマー混合
物および高固体含量のポリマー/ポリオールの使用は、
一般に望ましくない程度に高い粘度のポリマー/ポリオ
ールを生じさせた。ポリマー/ポリオールの粘度はその
製造中に取扱いやすいように十分低くあるべきである。 さらに、その粘度は輸送、取扱い、最終的にフォーム加
工装置での適度な加工性を容易にすべきである。インピ
ングメントシステムのような精巧な混合システムの使用
が増加したために、ポリマー/ポリオールの過度の粘性
は成形分野において重大な問題になりつつある。より低
い粘度のポリマー/ポリオールの必要性は当分野で増大
したこれらの要求を満たすと思われる。 【0009】先に示したように、ポリマー/ポリオール
の安定性はポリウレタンのメーカーの関心事である。か
つて、ポリマー/ポリオールの安定性の目安である、種
の多さ(seediness )や濾過性は商業的実施
において主要な問題ではなかった。ポリウレタン製造の
技術水準が向上するにつれて、ポリマー/ポリオールの
安定性の基準は特に成形フォームの分野で修正された。 【0010】ポリウレタン製造用の成分を運搬し、混合
し、反応させるための精巧な高速・大容量装置およびシ
ステムの商業的開発と共に、高度に安定で低粘度のポリ
マー/ポリオールの必要性が高まってきた。ポリマー/
ポリオールはこのような精巧なフォーム製造装置での満
足のゆく加工のためにいくつかの最小限の必要条件をも
っている。一般に、最も重要な条件は、フィルターやポ
ンプなどが比較的短期間で詰まることのないように、ポ
リマー/ポリオールが十分に小さい粒子を含むというこ
とである。 【0011】ポリマー/ポリオールの粘度の低下および
固形分の増加に進歩があったにもかかわらず、粘度低下
および固形分の増加において改良の必要性が存在する。 より大きな粘度低下は市場の要求を満たすために必要と
され、固形分の効果的な増加も市場によって必要とされ
る。一層重要なこととして、粘度低下を最大限にしつつ
、より高い固形分を得るための実行可能な手法を提供す
るポリマー/ポリオール技術の必要性が存在している。 【0012】Priestらの米国特許第420831
4号は、アクリロニトリル−スチレンモノマー混合物か
ら製造された低粘度のポリマー/ポリオールを開示して
いる。これらのポリマー/ポリオールはスコーチが減少
した、低密度の、水吹込ポリウレタンフォームに、特に
比較的低いアクリロニトリル対スチレン比で、転換可能
である。Priestらの特許はまた粒状物が少ないポ
リマー/ポリオールの製法を提供する。 【0013】ポリマー/ポリオールの安定性の増加は、
生長するポリマー鎖とポリオール分子からその場で形成
された少量のグラフトまたは付加コポリマーの存在によ
ってもたらされると考えられる。いくつかの従来方法は
ポリマー/ポリオールの製造に常用されるポリオキシア
ルキレンポリオールにもともと存在するもののほかにポ
リオールに少量の不飽和を導入している。これは改良さ
れた安定性が付加コポリマー安定剤(形成されることが
期待される)の量の増加のために生じるという確信のも
とになされた。米国特許第3652639;38232
01;および3850861号、英国特許第11260
25号、および日本国特許第52−80919および4
8−101494号はこの手法を利用している。特定レ
ベルの反応性不飽和を含む“マクロマー(macrom
er)”とも呼ばれる、“安定剤前駆体”のこの使用は
、ポリマー/ポリオールの製造において、重合中に十分
量の安定剤が安定剤前駆体と生長するポリマー鎖との付
加重合により形成されるだろうという確信に基づいてい
る。 【0014】重合において安定剤前駆体を使用すること
の一般概念はBarrett (1975), 同上に
論じられている。 米国特許第4454255および4458038号はこ
の技法を例示している。前記特許に記載されるマクロマ
ーは、ポリオールと反応性エチレン性不飽和を有する化
合物(例えば、無水マレイン酸、フマル酸)との反応に
より得られる。この技法を用いた別の例は米国特許第4
460715号である。この特許の安定剤に含まれる反
応性不飽和はアクリレートまたはメタクリレート部分に
よりもたらされる。 【0015】van Cleve らの米国特許第42
42249号は、ある種の予備形成分散剤または安定剤
を使って製造した改良ポリマー/ポリオールを開示して
いる。これらのポリマー/ポリオールは商業生産に満足
のゆく安定性を与え、1以上の次のもの:(1)アクリ
ロニトリルコポリマーポリマー/ポリオールを製造しよ
うとするときには比較的多量のスチレンまたは他のコモ
ノマー;(2)高いポリマー含量;または(3)低分子
量ポリオール;を使用している。用いる特定の分散剤と
その濃度はポリマー/ポリオールの製造に用いるモノマ
ー系に応じて変化する。 【0016】米国特許第4550194号は、通常のポ
リエーテルポリオールとエチレン性不飽和および半エス
テルを形成する無水物基を有する有機化合物とを反応さ
せ、次にこの生成物とアルキレンオキシドとをナフテン
酸カルシウムやナフテン酸コバルトの存在下で反応させ
てポリオールを製造している。この特許の実施例51は
ペンタエリトリトールを使っている。 【0017】Simroth らの米国特許第4652
589号(1987年3月24日に特許取得)はポリマ
ー/ポリオールの安定剤前駆体を開示している。安定剤
Aは34ヒドロキシル価の15重量%エチレンオキシド
キャップトポリオキシプロピレントリオールを無水マレ
イン酸と、続いてエチレンオキシドと反応させることに
より製造される。この安定剤前駆体は32のヒドロキシ
ル価、0.1meq/gの不飽和を有し、この不飽和は
30/70マレエート/フマレートである。保持された
不飽和は無水マレイン酸によって与えられた不飽和の5
0%である。安定剤Bは28ヒドロキシル価のソルビト
ール開始ポリオール(10%内部エチレンオキシドを含
む)を無水マレイン酸と、続いてプロピレンオキシドと
反応させることにより製造される。この前駆体安定剤は
28のヒドロキシル価、約0.07meq/gの不飽和
を有し、この不飽和はフマレート型のものである。保持
された不飽和は無水マレイン酸によって与えられた不飽
和の70%である。 【0018】1986年9月30日付けの係属中の米国
特許出願第913328号に基づいた、欧州特許出願第
87114233.7号(EPO公開番号    )は
、4つの重要な特徴を有する安定剤を開示している:す
なわち、(1)それらは4より大きい官能価を有する出
発ポリオールから製造される;(2)それらは少なくと
も60%の保持された不飽和を有する;(3)それらは
25℃で2000センチポイズより大きい粘度を有する
;および(4)出発ポリオールはエチレンオキシドでキ
ャップされ、かつ/また出発ポリオールと反応性不飽和
化合物との間に形成された付加物はエチレンオキシドで
キャップされる。 【0019】興味のある他の従来技術には、Simro
th らの米国特許Re.32733(1988年8月
16日に特許取得)、Ramlowらの米国特許第39
31092号(1976年1月6日に特許取得)、Ra
mlowらの米国特許第4014846号(1977年
3月29日に特許取得)、Ramlowらの米国特許第
4093573号(1978年6月6日に特許取得)、
Shahの米国特許第4148840号(1979年4
月10日に特許取得)、Shook らの米国特許第4
172825号(1979年10月30日に特許取得)
、Kozawaらの米国特許第4342840号(19
82年8月3日に特許取得)、Hoffman らの米
国特許第4390645号(1983年6月28日に特
許取得)、Hoffman の米国特許第439449
1号(1983年7月19日に特許取得)、Ramlo
wらの米国特許第4454255号(1984年6月1
2日に特許取得)、Ramlowらの米国特許第445
8038号(1984年7月3日に特許取得)、および
Hoffman の米国特許第4745153号(19
88年5月17日に特許取得)が含まれる。 【0020】 【発明の開示】本明細書中で用いる場合、以下の用語は
次の意味をもつだろう:“モノマー”−比較的低分子量
の単純な非重合形の化合物、例えばアクリロニトリル、
スチレン、メタクリル酸メチルなど。 【0021】“遊離基重合可能なエチレン性不飽和モノ
マー”−遊離基により誘発される付加重合反応を受ける
ことができるエチレン性不飽和(>C=C<)を含むモ
ノマー。 【0022】“安定性”−溶解状態または懸濁状態を続
ける能力のような、安定した形態を維持する物質の能力
。 【0023】“ポリマーポリオール”−この種の組成物
はポリオール中に溶解または分散させたエチレン性不飽
和モノマー1種以上を遊離基触媒の存在下で重合させて
、ポリオール中のポリマー粒子の安定した分散体を形成
することにより製造できる。これらのポリマー/ポリオ
ール組成物は、これらから製造されたポリウレタンフォ
ームやエラストマーなどに、対応する未改質ポリオール
により付与されるものよりも高い耐力特性を付与すると
いう価値ある性質をもっている。 【0024】“粘度”−キャノンフェンスケ(Cann
on Fenske )粘度計を使って25℃で測定し
たセンチストークス(cSt)で表した粘度。 【0025】“有機ポリイソシアネート”−少なくとも
2個のイソシアネート基を含む有機化合物であり、炭化
水素ジイソシアネート(例.アルキレンジイソシアネー
ト、アリーレンジイソシアネート)、並びに既知のトリ
イソシアネートおよびポリメチレンポリ(フェニレンイ
ソシアネート)が含まれる。ポリイソシアネートの例は
:2,4−ジイソシアナトトルエン2,6−ジイソシア
ナトトルエンメチレンビス(4−シクロヘキシルイソシ
アネート)1,2−ジイソシアナトエタン1,3−ジイ
ソシアナトプロパン1,2−ジイソシアナトプロパン1
,4−ジイソシアナトブタン1,5−ジイソシアナトペ
ンタン1,6−ジイソシアナトヘキサンビス(3−イソ
シアナトプロピル)エーテルビス(3−イソシアナトプ
ロピル)スルフィド1,7−ジイソシアナトヘプタン1
,5−ジイソシアナト−2,2−ジメチルペンタン1,
6−ジイソシアナト−3−メトキシヘキサン1,8−ジ
イソシアナトオクタン1,5−ジイソシアナト−2,2
,4−トリメチルペンタン1,9−ジイソシアナトノナ
ン1,4−ブチレングリコールの1,10−ジイソシア
ナトプロピルエーテル1,11−ジイソシアナトウンデ
カン1,12−ジイソシアナトドデカンビス(イソシア
ナトヘキシル)スルフィド1,4−ジイソシアナトベン
ゼン2,4−ジイソシアナトトリレン2,6−ジイソシ
アナトトリレン1,3−ジイソシアナト−o−キシレン
1,3−ジイソシアナト−m−キシレン1,3−ジイソ
シアナト−p−キシレン2,4−ジイソシアナト−1−
クロロベンゼン2,4−ジイソシアナト−1−ニトロベ
ンゼン2,5−ジイソシアナト−1−ニトロベンゼン4
,4−ジフェニルメチレンジイソシアネート3,3−ジ
フェニルメチレンジイソシアネートポリメチレンポリ(
フェニレンイソシアネート)およびこれらの混合物であ
る。 【0026】好適なポリイソシアネートは80%の2,
4−トリレンジイソシアネートと20%の2,6−トリ
レンジイソシアネートの混合物およびポリメチレンポリ
(フェニレンイソシアネート)である。 【0027】本発明は、新規な高い効力の予備形成安定
剤組成物および前記安定剤を使った次の組合わせ:a.
高いポリマー含量、30重量%以上で約60重量%まで
; b.低い粘度、通常約20,000cSt以下、好まし
くは約15,000cSt以下、最も好ましくは10,
000cSt以下; c.100%が150メッシュスクリーンを通過する優
れた製品安定性; d.高ポリマー含量ポリマー/ポリオールの例外的に多
い量、その100%まで、が700メッシュスクリーン
テストを通過する;を有するポリマー/ポリオールの製
造、並びに前記ポリマー/ポリオールから製造された改
良ポリウレタンに関する。 【0028】本発明は、それが広範な固体含量を有する
ポリマー/ポリオールの著しい粘度低下を達成する組成
の予測できない関係を認識するという点で、ポリマー/
ポリオール分野における改良である。これらのポリマー
/ポリオールは、これまでポリオール相に溶解されてい
たポリマー相の製造からの高粘度副生物成分を本質的に
含まない点で注目すべきである。 【0029】本発明は、ポリマー/ポリオールの製造に
おいて、高粘度の安定剤成分がポリマー相に十分に組み
込まれないという従来の安定化ポリマー/ポリオールに
見いだされた欠点を克服するものである。それらはポリ
オール相によって可溶化されるので、それらはその粘度
を高める。本発明はさらにポリマー/ポリオールの最終
固体含量と粘度に対する安定剤の製造方法およびその組
成における重要な関係を見いだした。 【0030】本発明は、 ・高い効力の予備形成安定剤を製造するための組成物;
・高い効力の予備形成安定剤を製造するための新規方法
; ・高い効力の予備形成安定剤; ・ポリマー/ポリオール組成物を製造するための新規組
成物; ・ポリマー/ポリオールを製造するための新規方法;・
新規なポリマー/ポリオール組成物;および・高いモジ
ュラスまたは耐力を有する特異なポリウレタン; に関する。 【0031】本発明の顕著な利点は、少量の遊離基触媒
を使って、より高いポリマー含量とより低い粘度を有す
る商業的に受け入れられるポリマー/ポリオールを一貫
して製造するその能力である。 【0032】本発明は、全重量に基づいて約30−60
重量%のポリマー含量、前記ポリマー含量の範囲を通し
て約20,000cSt(センチストークス)以下の粘
度、本質的に100%が150メッシュスクリーンを通
過しかつ高ポリマー含量ポリマー/ポリオールのかなり
の量、実際には本質的にその100%まで、が700メ
ッシュスクリーンを通過するような製品安定性を有する
ポリマー/ポリオール組成物を提供する。この組成物は
(I)前記組成物の約40−70重量%の量で存在する
約10−180のヒドロキシル価を有する液体ベースポ
リオール、(II)液体ベースポリオール(I)中に分
散された、約10ミクロン以下の平均粒径を有しかつ沈
殿に対して安定である、遊離基重合可能なエチレン性不
飽和モノマー、例えば(i)アクリロニトリルおよび/
または(ii)アクリロニトリルと共重合しうる少なく
とも1種の他のエチレン性不飽和モノマー、から成る粒
状ポリマー部分を、(III )(A)遊離基重合可能
なエチレン性不飽和モノマー、例えばアクリロニトリル
および/またはアクリロニトリルと共重合しうる少なく
とも1種の他のエチレン性不飽和コモノマー、と(B)
平均式,化13: 【0033】 【化13】A(OROX)>3 【0034】〔式中、Aは多価有機部分であり、その自
由原子価は>3であるか、または>3に等しい平均値を
有し、Rはアルキレンオキシド部分から成る2価残基で
あり、そしてXは(A)と共重合可能な反応性不飽和を
含む1個またはそれ以上の有機部分、および水素であり
、約1個のこのようなXは反応性不飽和を含む有機部分
であって、残りのXは水素である〕を有し、(C)場合
により有機ポリイソシアネートを付加された、多価アル
コールの付加物と、の遊離基重合生成物の存在下に含有
し、その際液体ポリオール(I)中に含まれる、(A)
と反応しない、(B)または(B)の反応生成物の量は
液体ポリオール(I)の重量の約2重量%より少ない。 【0035】本発明の好適な実施態様では、ポリマー/
ポリオール組成物中の(B)は平均式,化14:【00
36】 【化14】A(OROX)≧4  【0037】〔式中、Aは多価有機部分であり、その自
由原子価は≧4であるか、または≧4に等しい平均値を
有し、Rはアルキレンオキシド部分から成る2価残基で
あり、そしてXは(A)と共重合可能な反応性不飽和を
含む1個またはそれ以上の有機部分、好ましくはフマル
酸化合物、および水素であり、約1個のこのようなXは
反応性不飽和を含む有機部分であって、残りのXは水素
である〕を有する多価アルコールの付加物である。他の
好適な実施態様において、(B)のヒドロキシ末端基付
きアルキレンオキシド部分の重量比は粒子(II)の重
量の、平均して、0.2−20重量%を占める。 【0038】本発明の別の面は、(A)遊離基重合可能
なエチレン性不飽和モノマーと(B)平均式,化15:
【0039】 【化15】A(OROX)>3 【0040】〔式中、Aは多価有機部分であり、その自
由原子価は>3であるか、または>3に等しい平均値を
有し、Rはアルキレンオキシド部分から成る2価残基で
あり、そしてXは(A)と共重合可能な反応性不飽和を
含む1個またはそれ以上の有機部分、好ましくはフマル
酸化合物、および水素であり、約1個のこのようなXは
反応性不飽和を含む有機部分であって、残りのXは水素
である〕を有する多価アルコールの付加物(この付加物
はさらに有機ポリイソシアネートと付加物を形成しても
よい)との遊離基重合生成物から成る、ポリマー/ポリ
オールの製造に用いられる高い効力の予備形成安定剤で
ある。 【0041】ポリマー/ポリオール製造用の高い効力の
予備形成安定剤〔ここでは安定剤(II)と呼ぶ〕を製
造するための本発明の望ましい組成物は、(A)(i)
式,化16: 【0042】 【化16】A(OH)>3 【0043】〔式中、Aは多価有機部分であり、その自
由原子価は>3であるか、または>3の平均値を有し、
好ましくはそれに結合したOHが、A(OH)>3の合
計分子量の約20−50重量%を占めるような有機部分
である〕のポリオールのヒドロキシ末端基付きアルキレ
ンオキシド付加物;(ii)部分:式,化17:【00
44】 【化17】 を含むモノまたはポリカルボニルオキシ化合物;【00
45】(iii )場合により有機ポリイソシアネート
を付加された;のエステル化反応生成物から成る前記安
定剤の前駆体〔ここでは前駆体(I)と呼ぶ〕:(B)
1種またはそれ以上のエチレン性不飽和モノマー、その
うちの少なくとも1種は前記安定剤の前駆体(I)と共
重合する; (C)遊離基重合開始剤;および (D)(A)、(B)および(C)を溶解するが、生成
した高い効力の予備形成安定剤を本質的に溶解しない液
状希釈剤;を含有する。 【0046】高い効力の予備形成安定剤(II)の新規
な製造方法は、遊離基反応を開始させるのに十分な温度
に維持した反応ゾーンに前記の(A)、(B)、(C)
および(D)を供給し、この反応ゾーンに液相のみを維
持するのに十分な圧力下で、(A)の本質的に全部また
は全部を反応させるのに十分な時間にわたって反応させ
;そして希釈剤中に分散された高い効力の予備形成安定
剤を含む不均質混合物、および存在する程度に未反応モ
ノマーを回収する;ことから成っている。 【0047】本発明による新規なポリマー/ポリオール
形成組成物は、 (i)高い効力の予備形成安定剤(II);(ii)遊
離基重合可能なエチレン性不飽和モノマー;(iii 
)約180より小さいヒドロキシル価を有するポリオー
ル;および (iv)遊離基重合開始剤;を含有する。 【0048】本発明のポリマー/ポリオール組成物の新
規な製造方法は、 (1)高い効力の予備形成安定剤(II)、および場合
により上記の液状希釈剤(D)を、 (a)約180より小さいヒドロキシル価を有するポリ
オール; (b)遊離基重合可能なエチレン性不飽和モノマー;(
c)遊離基重合開始剤; と共に含む不均質混合物を供給し; (2)遊離基反応を開始させるのに十分な温度に維持し
た反応ゾーンで、この反応ゾーンに液相のみを維持する
のに十分な圧力下で、(b)の少なくとも主要部を反応
させるのに十分な時間にわたって反応させて、改良され
たポリマーポリオール、未反応モノマーおよび希釈剤を
含む不均質混合物を形成し;そして改良されたポリマー
ポリオールから未反応モノマーと希釈剤をストリッピン
グしてポリマーポリオールを回収する;ことから成って
いる。本発明の好適な実施態様は、ポリマー/ポリオー
ル製造における遊離基重合開始剤として次式,化18:
【0049】 【化18】 【0050】〔式中、Rは生成するポリマー/ポリオー
ルの物理的性質に悪影響を及ぼす遊離基イオンを遊離基
重合中に形成しうる置換基またはヘテロ原子を含まない
有機部分である〕のアシルペルオキシドの使用を包含す
る。 【0051】本発明は安定性を犠牲にすることなくより
低い粘度を有する高固形分の白色ポリマー/ポリオール
に関する。本発明の特徴としては少なくとも30重量%
のポリマーを含み、残りが液体ポリオールから成るポリ
マー/ポリオール組成物が含まれる。この製品は優れた
製品安定性を有し、その製造に比較的少ない量の遊離基
触媒を必要とする。 【0052】本発明は最終的にポリマー/ポリオールポ
リウレタンフォーム製造用の組成物および生成したポリ
ウレタンフォームにおいて利用され、この場合ポリマー
/ポリオール、ポリウレタン触媒、有機ポリイソシアネ
ート、シリコーン界面活性剤、および発泡剤が用いられ
る。改良点は、ポリウレタンフォームを製造する際のポ
リマー/ポリオールとして、ここに記載した本発明のポ
リマー/ポリオール組成物を使用することである。 【0053】本発明は先に示した米国特許第42422
49号および欧州特許出願第87114233.7号に
開示された組成物および方法に関する改良である。本発
明は30重量%以上のポリマー、好ましくは約40重量
%以上のポリマー、より好ましくは約45重量%以上の
ポリマー、最も好ましくは少なくとも約50重量%、6
0重量%程度に高いポリマー、あるいはそれ以上を含み
、同時にこれまで可能であると考えられていたものより
低い粘度(ベースポリオールの選択に関係する)を有す
るポリマー/ポリオール組成物の市場の要求を満たすも
のである。これらのポリマー/ポリオール組成物は特に
優れた性能安定性を有し、比較的低濃度の遊離基触媒を
使用する。この特異な利点は、ポリマー/ポリオールが
45重量%以上のポリマー、または50重量%以上のポ
リマー、約60重量%までのポリマーを含む場合に最も
顕著に認められる。 【0054】前駆体(I)       【0055】安定剤前駆体(I)は本発明
の新規な高い効力の予備形成安定剤(II)を製造する
ために使用される。安定剤(II)はその後本発明のポ
リマー/ポリオールを製造するために使用され、これは
生成したポリマー/ポリオールに所望の安定性を付与す
るように機能する。適当な前駆体(I)は、一般に所定
の反応性不飽和化合物とアルコキシル化ポリオール付加
物との反応により製造される。 【0056】前駆体(I)は平均式,化19:【005
7】 【化19】A(OROX)>3 【0058】〔式中、Aは多価有機部分であり、その自
由原子価は>3であるか、または>3の平均値を有し、
Rはアルキレンオキシド部分から成る2価残基であり、
そしてXは(A)と共重合可能な反応性不飽和を含む1
個またはそれ以上の有機部分(好ましくはフマル酸化合
物)および水素であり、約1個のこのようなXは反応性
不飽和を含む有機部分であって、残りのXは水素である
〕を有する多価アルコールの付加物(この付加物はさら
に有機ポリイソシアネートと付加物を形成してもよい)
から成る。 【0059】好適な実施態様において、前駆体(I)は
平均式,化20: 【0060】 【化20】A(OROX)≧4  【0061】〔式中、Aは多価有機部分であり、その自
由原子価は≧4であるか、または≧4の平均値を有し、
Rはアルキレンオキシド部分から成る2価残基であり、
そしてXは(A)と共重合可能な反応性不飽和を含む1
個またはそれ以上の有機部分(好ましくはフマル酸化合
物)および水素であり、約1個のこのようなXは反応性
不飽和を含む有機部分であって、残りのXは水素である
〕を有する多価アルコールの付加物である。 【0062】本発明のより好適な実施態様では、前記付
加物は平均式:A(OROX)≧5 、最も好ましくは
A(OROX)≧6 〔式中、Aは多価有機部分であり
、その自有原子価は場合により≧5または6であるか、
もしくは≧5または6の平均値を有し、RおよびXは上
記の意味を有する〕を有する。 【0063】上記Xを形成する“反応性不飽和化合物”
なる用語は、使用する特定のモノマー系と適度に反応性
である炭素−炭素二重結合をもつあらゆる化合物を意味
する。それは使用する特定のモノマー系と異なる。それ
は1以上のいろいろ機構、例えばエステル化、ミハエリ
ス(Michaels)付加、遊離基付加、イソシアネ
ート付加、ウィリアムソン(Williamson)合
成などにより、直接または間接的に、アルコキシル化ポ
リオール付加物に付加することができる。より詳細には
、α,β不飽和を含む化合物、例えば式,化21: 【0064】 【化21】 【0065】で表される共役カルボニルオキシ化合物が
好適である。この基準を満たす適当な化合物にはマレエ
ート、フマレート、アクリレート、およびメタクリレー
トが含まれる。α,β不飽和化合物ではないが、クロロ
メチルスチレンのような置換ビニルベンゼンから形成さ
れたポリオール付加物も、好ましくは共役カルボニルオ
キシ化合物と組み合わせて、(ウィリアムソン合成など
でポリオール付加物に付加することにより)同様に利用
できる。安定剤前駆体の製造に用いられる適当なα,β
不飽和カルボニルオキシ化合物の例には無水マレイン酸
、フマル酸、ジアルキルフマレート、ジアルキルマレエ
ート、グリコールマレエート、グリコールフマレート、
イソシアナトエチルメタクリレート、メチルメタクリレ
ート、ヒドロキシエチルメタクリレート、アクリル酸と
メタクリル酸およびそれらの無水物、メタクリルクロリ
ド、およびグリシジルメタクリレートが含まれる。 【0066】反応性不飽和化合物は構造をもたらす1種
以上の分子と希望する性質の反応性不飽和化合物との反
応生成物であってもよい。例えば、ヒドロキシメチルま
たはヒドロキシエチルメタクリレートは有機ポリイソシ
アネートの使用を介してカップリングにより(米国特許
第4521546号参照)、あるいは1,1−ジメチル
−m−イソプロペニルベンジルイソシアネートのような
不飽和モノイソシアネートとの反応により、ポリオール
と反応させることができる。 【0067】しかしながら、本発明の実施において、反
応性不飽和化合物として用いられるα,β不飽和カルボ
ニルオキシ化合物の主要モル量(100%まで)はフマ
レート型不飽和をもつか、あるいはアルコキシル化ポリ
オール付加物に付加させる際の反応条件下で高比率のフ
マレート型不飽和を形成する不飽和化合物である。この
ようなフマル酸化合物の例はフマル酸およびフマル酸エ
ステル、または付加物形成の時または後でフマル酸構造
に異性化されるマレイン酸、無水マレイン酸およびマレ
イン酸エステルである。好ましくは、フマレート構造は
無水マレイン酸の組み込みおよびモルホリンを使った既
知処理によるそのエステルのフマレートへの異性化によ
り与えられる。 【0068】アルコキシル化ポリオール付加物は望まし
くは式,化22: 【0069】 【化22】A(OH)>3 【0070】の“出発物質”高級ヒドロキシル化アルコ
ール、好ましくは式,化23: 【0071】 【化23】A(OH)≧4  【0072】〔式中、Aは多価有機部分であり、その自
由原子価は場合により>3または≧4であるか、それに
等しい平均値を有する〕の“出発物質”テトラオールお
よび高級ヒドロキシル化アルコールのヒドロキシ末端基
付きアルキレンオキシド付加物である。 【0073】“出発物質”A(OH)≧4 で表される
適当な化合物の例は次のもの:ペンタエリトリトール、
ソルビトール、ソルビトールのジエーテル、マンニトー
ル、マンニトールのジエーテル、アラビトール、アラビ
トールのジエーテル、スクロース、ポリビニルアルコー
ルまたはグリシドールのオリゴマー、連結された分枝鎖
ポリオール、およびこれらの混合物である。 【0074】本発明の最適な実施態様では、出発アルコ
ールは平均式:A(OH)≧5 、最も好ましくはA(
OH)≧6 〔式中、Aは多価有機部分であり、その自
由原子価は場合により≧5または6であるか、≧5また
は6の平均値を有する〕を有する。 【0075】出発物質A(OH)>3または≧4 また
は≧5 または≧6 は初めにそのヒドロキシル基をヒ
ドロキシアルキル基へ転換するのに十分な条件下で十分
量の1,2−アルキレンオキシドと反応させる。1,2
−アルキレンオキシドの量は、前駆体(I)を形成する
ためにフマル酸成分と反応させることになっているアル
コキシル化ポリオール付加物の最終分子量を達成するの
に十分な量である。アルコキシル化ポリオール付加物の
分子量は比較的高く、好ましくは約4000(数平均)
以上、より好ましくは約5000以上であるべきである
。アルコキシル化ポリオール付加物の最小分子量は約3
000であるだろう。好適な1,2−アルキレンオキシ
ドはエチレンオキシド、1,2−プロピレンオキシド、
1,2−ブチレンオキシドのような低級1,2−アルキ
レンオキシドである。本発明の好適な実施態様では、出
発物質A(OH)≧4 を希望のポリオール分子量を得
るのに十分な量の1,2−プロピレンオキシドと反応さ
せる。その後、生成したポリオールは、特にアルコキシ
ル化ポリオール付加物が有機ポリイソシアネートとカッ
プリング(重合ではない)される場合、ポリオール中に
第一ヒドロキシルが確実に含まれるように1,2−エチ
レンオキシドとの反応によってヒドロキシエチルでキャ
ップする。結果的に付加物の形成を伴う、このようなア
ルコキシル化反応は当分野でよく知られており、本発明
の一部を構成するものではない。付加物反応は塩基また
は酸触媒で進行し、塩基触媒反応が好適である。 【0076】続いて、アルコキシル化ポリオール付加物
は希望の不飽和度を導入するために反応性不飽和化合物
と反応させる。本発明の好適な実施態様では、反応性不
飽和はアルコキシル化ポリオール付加物のヒドロキシル
基とα,β不飽和カルボニルオキシ化合物(カルボニル
オキシはカルボン酸、無水物またはエステル基の一部で
ある)との反応によるエステル化を介して導入される。 例えば、1モルのポリオールを1モルの無水マレイン酸
と反応させてマレイン酸の半エステルを形成させる。遊
離カルボン酸基は一般にポリオールとそれ以上反応せず
、むしろ1,2−エチレンオキシドのような1,2−ア
ルキレンオキシドと反応してエステル化生成物の遊離カ
ルボキシル基をキャップする。その後、場合により、ア
ルコキシル化ポリオール付加物エステルは有機ポリイソ
シアネートとカップリング(重合ではない)させてもよ
い。このような反応の組合わせは安定剤前駆体(I)を
生成させる。 【0077】安定剤前駆体(I)中のエチレン性不飽和
の量はかなりの範囲で変化しうる。最小および最大不飽
和レベルは、その後に形成される予備形成安定剤(II
)によって付与され、それ故にポリマー/ポリオール組
成物に付与される、分散安定性により決定される。 【0078】不飽和の最小量はポリマー/ポリオールの
分散安定性に影響を与える量である。一般に、不飽和の
下限はアルコキシル化ポリオール付加物エステルのモル
当たり約0.5モルの反応性不飽和化合物である。不飽
和の最大量は望ましくない量の安定剤前駆体(I)の架
橋を引き起こす量である。比較的多量の不飽和が安定剤
前駆体(I)の製造中に存在すると、分子当たり1より
多い二重結合をもつ物質が形成される可能性が高い。過
度の架橋は分散安定性の増強をもたらす安定剤(II)
の能力に悪影響を及ぼし、またそれが相当に高い粘度を
もつ原因ともなるだろう。従って、不飽和の最大量はか
なりの架橋が起こるレベル以下であるべきである。 【0079】前駆体(I)製造用の反応性不飽和化合物
の量は、アルコキシル化ポリオール付加物の分子量に左
右されるだろう。一般に、アルコキシル化ポリオール付
加物1モルに対して約0.5−1.5モルの反応性不飽
和化合物を用いることが望ましい。好ましくは、アルコ
キシル化ポリオール付加物1モルに対して約0.7−1
.1モルの反応性不飽和化合物が前駆体(I)の製造に
用いられる。一層少ない量の反応性不飽和化合物を用い
てもよいが、少ない量を用いる場合は、安定剤(II)
を製造する際にこのような前駆体(I)をより多く使用
する必要があることを留意すべきである。不飽和が可能
な限り最大量に保持されるような方法で前駆体(I)を
製造することが有利である。 【0080】α,β不飽和化合物を使った安定剤前駆体
(I)の製造においては、不飽和の消失が起こりうる。 例えば、無水マレイン酸を使用する場合、約25%から
本質的に全部の不飽和が失われることが認められた。不
飽和の消失は一般に前駆体(I)の粘度の増加を伴うと
思われる。従って、加えた不飽和の少なくとも1/4が
保持されるような前駆体の効果的な製造方法を利用する
ことが望ましい。 【0081】前駆体(I)の製造は好ましくは触媒量の
強塩基の存在下で実施される。適当な塩基には無機塩基
、例えばアルカリおよびアルカリ土類金属水酸化物、ア
ルカリおよびアルカリ土類金属の弱酸塩、および有機塩
基、例えば水酸化第四アンモニウム、4−ジメチルアミ
ノピリジン、4−ピロリジノピリジン、イミダゾールが
含まれる。水酸化カリウムが有用であると分かった。 触媒の量は特に決まっていないが、例えば水酸化カリウ
ムを用いる場合は10ppm程度であり、これより少な
くてもよい。 【0082】例えば、フマレート構造を導入するために
アルコキシル化ポリオール付加物をエステル化する場合
、適度な粘度をもつ安定剤前駆体(I)は約20ppm
の水酸化カリウムを使うことにより得られる。これは一
般にかなり適切な反応時間と条件のもとで約50%の不
飽和(最高約70%の不飽和はフマレート型のものであ
る)を保持させる。通常、約3000cStの粘度が得
られる。 【0083】適当な反応温度は約100−125℃の範
囲で変化し、最高約180℃またはそれ以上であっても
よい。望ましくは、この反応は攪拌とその後の加圧が可
能な反応器で行われるだろう。アルキレンオキシド(好
ましくは、エチレンまたはプロピレンオキシド)は、他
の反応剤と一緒にあるいはその後で、アルコキシル化ポ
リオール付加物の酸価を低下させるために必要とされる
程度に反応器に添加される。アルコキシル化ポリオール
付加物の酸価は好ましくは約3.0以下、最も好ましく
は約1.0以下であるべきであるが、付随する不飽和の
消失による粘度増加を引き起こすほど低くない方がよい
。その後、生成物を冷却し、ストリッピングして過剰の
アルキレンオキシドを除く。これはその後いつでも予備
形成安定剤(II)の製造に使うことができる。フマル
酸構造が無水マレイン酸、マレイン酸またはマレイン酸
エステルの使用により導入される場合は、そのエステル
化生成物をモルホリンで処理して前駆体構造のマレエー
ト単位を希望する濃度のフマレート単位へ転換させる。 【0084】通常、有用な前駆体(I)の最大粘度は、
例えば前駆体(I)を便利に取り扱えないほどにその粘
度を高くすべきでないという、現実的な考察により決定
されるだろう。約10,000−15,000cStま
での粘度は満足のゆく程度に取り扱えるが、粘度は約8
,000cStより低いことが好適である。  従って
、前駆体(I)はソルビトール開始ポリオールと無水マ
レイン酸とを水酸化カリウム触媒の存在下で反応させて
製造することができる。これは高比率のチャージした(
すなわち、添加した)不飽和を保持するために約125
℃の温度を使って実施する。その後、やや低温(例えば
、80℃)でモルホリンを使ってマレエート不飽和をフ
マレートに異性化する。これとは別に、比較的高レベル
のフマレート型不飽和を直接得るために、より高い温度
(例えば、約175−180℃)も使用できる。関係し
た技術は公知であり、希望通りに使用される。 【0085】粘度の調節はフマレートエステル生成物を
有機ポリイソシアネートのような有機イソシアネートと
中程度の温度(例えば、約60−80℃)で反応させる
ことにより実施できる。このような場合、反応の量は相
対的に少ない量の粘度増加を達成することが意図され、
それ故に少量のイソシアネートが用いられる。 【0086】高い効力の予備形成安定剤(II)【00
87】ポリマー/ポリオールの製造に用いられる高い効
力の予備形成安定剤は(A)遊離基重合可能なエチレン
性不飽和モノマーと(B)平均式,化24:【0088
】 【化24】A(OROX)>3 【0089】〔式中、Aは多価有機部分であり、その自
由原子価は>3であるか、またはこれに等しい平均値を
有し、Rはアルキレンオキシド部分から成る2価残基で
あり、そしてXは(A)と共重合可能な反応性不飽和を
含む1個またはそれ以上の有機部分(好ましくはフマル
酸化合物)および水素であり、約1個のこのようなXは
反応性不飽和を含む有機部分であって、残りのXは水素
である〕を有する多価アルコールの付加物(この付加物
はさらに有機ポリイソシアネートと付加物を形成しても
よい)との遊離基重合生成物から成る。 【0090】本発明の高い効力の予備形成安定剤(II
)は次の成分: (A)前駆体(I); (B)遊離基重合可能なエチレン性不飽和モノマー、好
ましくはアクリロニトリルおよびこれと共重合しうる少
なくとも1種の他のエチレン性不飽和コモノマー;(C
)遊離基重合開始剤;および (D)(A)、(B)および(C)を溶解するが、生成
した高い効力の予備形成安定剤(II)を本質的に溶解
しない液状希釈剤; を含有する組成物から誘導される。 【0091】別の実施態様において、本発明は、遊離基
反応を開始させるのに十分な温度に維持した反応ゾーン
に上記の(A)、(B)、(C)および(D)を供給し
、この反応ゾーンに液相のみを維持するのに十分な圧力
下で、(A)の本質的に全部または全部を反応させるの
に十分な時間にわたって反応させ;そして希釈剤中に分
散された高い効力の予備形成安定剤(II)を含む不均
質混合物を回収する;ことから成る、高い効力の予備形
成安定剤(II)を製造するための新規方法に関する。 【0092】成分(B)は前で述べた反応性不飽和化合
物、特に遊離基重合可能なもの、でありうる。好ましく
は、(B)はアクリロニトリルとこれと共重合しうる少
なくとも1種の他のエチレン性不飽和コモノマーである
。アクリロニトリルと共重合しうるエチレン性不飽和コ
モノマーの例にはスチレンとその誘導体、アクリレート
、メタクリレート(例.メチルメタクリレート)、塩化
ビニリデンなどが含まれる。 【0093】アクリロニトリルをコモノマーと一緒に使
用し、この系中に最低約5−15重量%のアクリロニト
リルを維持することが好適である。一般に、コモノマー
としてはスチレンが好適であるが、メチルメタクリレー
トや他のモノマーをスチレンの一部または全部の代わり
に使用してもよい。安定剤(II)の製造に用いられる
好適なモノマー混合物(B)はアクリロニトリルとスチ
レンの混合物である。アクリロニトリルの重量比率はコ
モノマー混合物の約20−80重量%、より一般的には
約30−40重量%の範囲であり、従ってスチレンは混
合物の約80−20重量%の範囲で変化しうる。モノマ
ー混合物中のアクリロニトリル対スチレン比は約25:
75−45:55が好適であるが、特に約30:70−
40:60が望ましい。 【0094】成分(C)に関して有用な遊離基重合開始
剤は、ポリオールへのエチレン性不飽和ポリマーのグラ
フト化に適したあらゆる遊離基触媒を包含する。有用な
触媒には安定剤(II)の製造に用いられる温度範囲内
で満足のゆく半減期を有する触媒が含まれ、すなわち、
その半減期は所定の温度で反応器滞留時間の約25%ま
たはそれ以下であるべきである。有用な触媒物質の代表
例にはt−ブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノエー
ト、t−ブチルペルピバレート、t−アミルペルオクト
エート、2,5−ジメチル−ヘキサン−2,5−ジ−ペ
ル−2−エチルヘキソエート、t−ブチルペルネオデカ
ノエート、およびt−ブチルペルベンゾエートが含まれ
る。また、アゾビス−イソブチロニトリル、2,2′−
アゾビス−(2−メチルブチロニトリル)、およびこれ
らの混合物のようなアゾ触媒も有用である。好適な遊離
基触媒はt−ブチルペルオクトエートのような過酸化物
である。 【0095】組成物中の触媒濃度は特に決まっておらず
、広い範囲内で変化しうる。代表的な範囲として、その
濃度は反応器の全供給物に基づいて約0.01−2.0
重量%またはそれ以上、好ましくは約0.05−0.1
0重量%の範囲である。ある点まで、触媒濃度の増加は
増大したモノマー転化とグラフト化をもたらすが、それ
以上の増加は実質的に転化を増大させない。あまりに高
すぎる触媒濃度は予備形成安定剤(II)の架橋を引き
起こす。選ばれる特定の触媒濃度は通常すべての要因(
コストを含む)を考慮した最適値であるだろう。 【0096】(A)、(B)および(C)を溶解するが
、生成した高い効力の予備形成安定剤(II)を本質的
に溶解しない液状希釈剤(D)は単一の希釈剤であるか
、または希釈剤の混合物である。このような希釈剤はモ
ノオール(モノヒドロキシアルコール)、ポリオール、
炭化水素、エーテル、および類似の液体でありうる。希
釈剤は予備形成安定剤(II)の性能に悪影響を及ぼさ
ない限り、本発明の実施に際して使用するのに適してい
る。最終ポリマー/ポリオール組成物からストリッピン
グしやすいために、モノオールが好適である。モノオー
ルとポリオールの混合物も希釈剤として使用できる。そ
の場合はポリオールをストリッピングする必要がない。 モノオールの選択の範囲は厳密に限定的ではない。それ
は反応条件下で2相を形成すべきでなく、最終ポリマー
/ポリオールから容易にストリッピングされるべきであ
る。 【0097】モノオールの選択は一般に少なくとも1個
の炭素原子を含むアルコール、例えばメタノール、エタ
ノール、n−プロパノール、i−プロパノール、n−ブ
タノール、sec−ブタノール、t−ブタノール、n−
ペンタノール、2−ペンタノール、3−ペンタノールな
ど、およびこれらの混合物である。好適なモノオールは
イソプロパノールである。もし使用する場合、希釈剤組
成物(D)中のポリオールの濃度は、予備形成安定剤(
II)においてゲル化が起こる量より少ない量に限定さ
れる。 【0098】希釈剤(D)のポリオール成分は一般に上
記のA(OH)≧4のアルキレンオキシド付加物である
。希釈剤(D)中で用いるポリオールには、1980年
12月30日に特許を取得した米国特許第424224
9号、7欄39行から9欄10行(参照によりここに引
用される)に記載される広範なポリオールを含めて、先
に記載した種類のポリオールが含まれるが、希釈剤(D
)のポリオール成分は前駆体(I)の製造に用いたポリ
オールと同一であるか、その均等物であることが好適で
ある。 【0099】モノオールとポリオールの混合物を希釈剤
(D)として用いる場合、ポリオールは希釈剤(D)の
重量の少量部を占め、モノオールは主要部を占めること
が望ましい。通常の場合、ポリオールは希釈剤(D)の
重量の約30重量%以下を占めるだろう。好ましくは、
ポリオールは希釈剤(D)の約20重量%以下、最も好
ましくは約15重量%以下である。どのような場合にも
、ポリオール部分は予備形成安定剤(II)を製造する
ときにゲル化が起こる濃度以下であるだろう。 【0100】成分の数、供給物中のそれらの濃度の可変
性、および温度、圧力、滞留または反応時間の操作条件
の可変性のために、それらの実質上の選択が可能であり
、このことが一層本発明の効果を達成するだろう。従っ
て、特定の最終ポリマー/ポリオール生成物を製造する
最適な操作方式を確認するために、特定の組合わせをテ
ストすることが賢明である。 【0101】一般に、組成物中の成分の量は、安定剤(
II)製造用の全組成物の重量%で、次の通りである:
組成物の成分                量、重
量%A                      
約10−40B                  
    約10−30C              
        約0.01−2D         
             約30−80高効力の予備
形成安定剤(II)の製造方法はポリマー/ポリオール
の製造方法に類似している。温度範囲は限定的でなく、
約80−150℃またはそれ以上であり、好適な範囲は
115−125℃である。触媒と温度は、連続フロー反
応器については反応器内のホールドアップ(hold−
up )時間に関して、また半バッチ反応器については
供給時間に関して、触媒が理にかなった分解速度をもつ
ように選択すべきである。 【0102】採用する混合条件はバック混合反応器(例
えば、攪拌フラスコ、攪拌オートクレーブ)を使って得
られるものである。このタイプの反応器は反応混合物を
比較的均質に保持するので、チューブラー反応器(全部
のモノマーが反応器の開始時に添加される)で起こるよ
うな局限された高いモノマー対前駆体(I)比が起こら
ない。 【0103】本発明の予備形成安定剤(II)は希釈剤
中の分散体であり、この予備形成安定剤(II)中の不
飽和モノマーはおそらく個々の分子として、または分子
の集合体“ミセル”として、あるいは小さいポリマー粒
子の表面に存在する。 【0104】選択した条件の組合わせは、ポリマー/ポ
リオール組成物を製造する際の最終性能に悪影響を及ぼ
しうる予備形成安定剤(II)の架橋またはゲル形成へ
導くべきでない。あまりに低い希釈剤濃度、あまりに高
い前駆体(I)および/またはモノマー濃度、あまりに
高い触媒濃度、あまりに長い反応時間、そしてあまりに
多い前駆体(I)中の不飽和の組合わせは、架橋または
ゲル化のために効果的でない予備形成安定剤(II)を
もたらすだろう。 【0105】新規なポリマー/ポリオール(III )
      【0106】先に指摘したように、本発明
は安定性を犠牲にせずに比較的低い粘度を有する高固形
分の白色ポリマー/ポリオールの製造に関する。本発明
は少なくとも30重量%のポリマーを含み、残りが液体
ポリオールから成るポリマー/ポリオール組成物に関す
る。この製品は優れた製品安定性を有し、その製造にお
いて遊離基触媒を少量しか使わない。 【0107】本発明は、ポリマー含量が約30、好まし
くは約40、より好ましくは約45、最も好ましくは約
50重量%で、約60重量%までのポリマー/ポリオー
ル組成物を達成する。固体含量の上記範囲にわたって、
それは約20,000cSt(センチストークス)以下
の粘度を有し、比較的固体含量が低いポリマー/ポリオ
ール(約30−45重量%の固形分)は約2000−5
000の範囲の粘度をもつことができる。重要なことと
して、これらのポリマー/ポリオールは、本質的に10
0%が150メッシュスクリーンを通過しかつ高ポリマ
ー含量ポリマー/ポリオールの実質的な量(本質的にそ
の100%まで)が700メッシュスクリーンを通過す
るような、特異な製品安定性を示す。実施例に示すよう
に、固体含量が50%で粘度が約5900のポリマー/
ポリオールは700メッシュスクリーンを本質的に10
0%通過し、固体含量が55.3%で粘度が約10,1
07のポリマー/ポリオールは700メッシュスクリー
ンを本質的に40%通過した。本発明の注目に値する例
は実施例8に示され、そこでは59.9重量%のポリマ
ーを含むポリマー/ポリオールが13,176の粘度を
有し、700メッシュスクリーンを19%通過した。以
下の表IVには、米国特許第4242249号の実施例
199と比較して、本発明の利点が示してある。 【0108】本発明組成物は、(I)前記組成物の約4
0−70重量%の量で存在する約10−180のヒドロ
キシル価を有する液体ベースポリオール、(II)液体
ベースポリオール(I)中に分散された、約10ミクロ
ン以下の平均粒径を有しかつ沈殿に対して安定である、
(i)遊離基重合可能なアクリロニトリルおよび(ii
)アクリロニトリルと共重合しうる少なくとも1種の他
のエチレン性不飽和コモノマーのような、遊離基重合可
能なエチレン性不飽和モノマーから成る粒状ポリマー部
分を、(III )(A)遊離基重合可能なエチレン性
不飽和モノマー、例えばアクリロニトリルおよびアクリ
ロニトリルと共重合しうる少なくとも1種の他のエチレ
ン性不飽和コモノマーと、(B)平均式,化25:【0
109】 【化25】A(OROX)>3 【0110】〔式中、Aは多価有機部分であり、その自
由原子価は>3であるか、または>3の平均値を有し、
Rはアルキレンオキシド部分から成る2価残基であり、
そしてXは(A)と共重合可能な反応性不飽和を含む1
個またはそれ以上の有機部分、および水素であり、約1
個のこのようなXは反応性不飽和を含む有機部分であっ
て、残りのXは水素である〕を有する、(C)場合によ
り有機ポリイソシアネートと付加物を形成してもよい、
多価アルコールの付加物と、の遊離基重合生成物の存在
下に含有し、その際液体ポリオール(I)中に含まれる
、(A)と反応しない(B)または(B)の反応生成物
の量は液体ポリオール(I)の重量の約2重量%より少
ない。 【0111】本発明の好適な実施態様において、ポリマ
ー/ポリオールにおける(B)は平均式,化26:【0
112】 【化26】A(OROX)≧4  【0113】〔式中、Aは多価有機部分であり、その自
由原子価は≧4であるか、または≧4の平均値を有し、
Rはアルキレンオキシド部分から成る2価残基であり、
そしてXは(A)と共重合可能な反応性不飽和を含む1
個またはそれ以上の有機部分(好ましくはフマル酸化合
物)および水素であり、約1個のこのようなXは反応性
不飽和を含む有機部分であって、残りのXは水素である
〕を有する多価アルコールの付加物である。別の好適な
実施態様では、(B)のヒドロキシ末端基付きアルキレ
ンオキシド部分の重量比は前記粒子(II)の重量の、
平均して、0.2−20重量%である。 【0114】本発明の新規なポリマー/ポリオール(I
II )形成組成物は、 (i)高効力の予備形成安定剤(II);(ii)遊離
基重合可能なエチレン性不飽和モノマー、例えばアクリ
ロニトリルおよびそれと共重合しうる少なくとも1種の
他のエチレン性不飽和コモノマー;(iii )約18
0より小さいヒドロキシル価を有するポリオール; (iv)遊離基重合開始剤;および (v)場合により、上記の希釈剤(D);を含有する。 【0115】これらの新規なポリマー/ポリオール(I
II )組成物の製造方法は、 (1)高効力の予備形成安定剤(II)、および場合に
より希釈剤(D)を、 (a)約180より小さいヒドロキシル価を有するポリ
オール; (b)遊離基重合可能なエチレン性不飽和モノマー、例
えばアクリロニトリルおよびそれと共重合しうる少なく
とも1種の他のエチレン性不飽和コモノマー;(c)遊
離基重合開始剤; と共に含む不均質混合物を、遊離基反応を開始させるの
に十分な温度に維持した反応ゾーンに供給し、この反応
ゾーンに液相のみを維持するのに十分な圧力下で、高割
合の(b)を反応させるのに十分な時間にわたって反応
させて、改良されたポリマーポリオール(III )、
未反応モノマーおよび希釈剤を含む分散体を形成し、そ
して改良されたポリマーポリオール(III )から未
反応モノマーと希釈剤をストリッピングしてそれを回収
する、ことから成っている。 【0116】本発明の方法は、時間を通して、ポリマー
粒子の平均寸法とポリマー/ポリオール製品の粘度が変
動を受けにくい点で注目に値する。これはポリマー/ポ
リオールを直接製造するときポリオールを含む反応混合
物に前駆体(I)を直接供給する方法と比べて有利な点
である。 【0117】好適な方法において、遊離基重合開始剤は
アゾ化合物または次式,化27: 【0118】 【化27】 【0119】〔式中、Rは生成するポリマー/ポリオー
ルの物理的性質に悪影響を及ぼす遊離基イオンを遊離基
重合中に形成しうる置換基またはヘテロ原子を含まない
有機部分である〕のアシルペルオキシドである。アゾ開
始剤としては、アゾ−ビス(イソブチロニトリル)、2
,2′−アゾビス−(2−メチルブチロニトリル)、お
よびこれらの混合物が好適である。好適なアシルペルオ
キシドはジアシルペルオキシドであり、その場合アシル
部分は約8−14個の炭素原子(好ましくは、約9−1
3個の炭素原子)を含むアルカノイルである。特に好適
なジアシルペルオキシドはジデカノイルペルオキシドお
よびジラウロイルペルオキシドである。 【0120】約180より小さいヒドロキシル価を有す
るポリオールはポリ(オキシプロピレン)グリコール、
トリオールおよび高級官能価ポリオールから成る。この
ようなポリオールにはポリ(オキシプロピレン−オキシ
エチレン)ポリオールが含まれる:しかしながら、望ま
しくは、オキシエチレン含量は全体の約50%以下、好
ましくは約20%以下であるべきである。エチレンオキ
シドはポリマー鎖に沿ってどのような方法で組み込まれ
てもよい。別の方法を述べると、エチレンオキシドは内
部ブロックに、末端ブロックとして組み込まれても、ポ
リマー鎖に沿ってランダムに分配されてもよい。当分野
でよく知られるように、ここで好適なポリオールは可変
量の不飽和を含む。一般に包含される不飽和の程度は本
発明によるポリマー/ポリオールの製造に不利な影響を
及ぼさない。 【0121】本発明の目的のためには、有用なポリオー
ルは約600またはそれ以上の数平均分子量をもつべき
であり、ここで用いる数平均分子量は理論上のヒドロキ
シル価誘導値である。真の数平均分子量は、真の分子官
能価が出発または理論官能価より低い程度に応じて、や
や低いかもしれない。 【0122】用いるポリオールは広範囲にわたって変化
するヒドロキシル価をもつことができる。一般に、本発
明で用いるポリオールのヒドロキシル価は約10または
それ以下から、約180まで、好ましくは約150まで
、より好ましくは約100まで、最も好ましくは約75
までの範囲でありうる。ヒドロキシル価は1gのポリオ
ールから製造された完全フタリル化誘導体の完全加水分
解に必要とされる水酸化カリウムのmg数として定義さ
れる。ヒドロキシル価はまた次の方程式,数1:によっ
ても定義される。 【0123】 【数1】               OH=(56.1x10
00xf)/m.w.              こ
こで、              OH=ポリオール
のヒドロキシル価              f=官
能価、すなわちポリオール分子当たりのヒドロキシル基
の                  平均数   
           m.w.=ポリオールの分子量
。 【0124】使用される正確なポリオールは製造しよう
とするポリウレタン製品の最終用途に左右される。分子
量やヒドロキシル価は、ポリオールから製造されたポリ
マー/ポリオールがポリウレタンに転換されるとき、軟
質または半軟質フォームあるいはエラストマーをもたら
すように適切に選ばれる。好ましくは、ポリオールは半
軟質フォームの場合約50−150のヒドロキシル価を
もち、軟質フォームの場合は約10−70のヒドロキシ
ル価をもつだろう。このような範囲は制限するものでは
なく、単に上記ポリオール共反応剤の多数の可能な組合
わせを例示するものである。 【0125】好ましくはないが、既知ポリオールの他の
タイプも使用できる。中でも、使用しうるポリオールは
、ポリウレタン分野で習熟した者に知られた次の組成物
の群から選ばれる1種またはそれ以上のポリオールであ
る: (a)非還元糖および糖誘導体のアルキレンオキシド付
加物; (b)リン酸およびポリリン酸のアルキレンオキシド付
加物; (c)ポリフェノールのアルキレンオキシド付加物;(
d)ヒマシ油のような天然油からのポリオール;(e)
すでにここに記載したもの以外のポリヒドロキシアルカ
ンのアルキレンオキシド付加物。 【0126】ポリヒドロキシアルカンのアルキレンオキ
シド付加物の例には、とりわけ、1,3−ジヒドロキシ
プロパン、1,3−ジヒドロキシブタン、1,4−ジヒ
ドロキシブタン、1,4−、1,5−および1,6−ジ
ヒドロキシヘキサン、1,2−、1,3−、1,4−、
1,5−、1,6−および1,8−ジヒドロキシオクタ
ン、1,10−ジヒドロキシデカン、グリセロール、1
,2,4−トリヒドロキシブタン、1,2,6−トリヒ
ドロキシヘキサン、1,1,1−トリメチロールエタン
、1,1,1−トリメチロールプロパン、ペンタエリト
リトール、カプロラクトン、ポリカプロラクトン、キシ
リトール、アラビトール、ソルビトール、マンニトール
などのアルキレンオキシド付加物が含まれる。 【0127】使用できる別のクラスのポリオールは非還
元糖の1,2−アルキレンオキシド付加物であり、ここ
でアルキレンオキシドは2−4個の炭素原子を有する。 対象となる非還元糖および糖誘導体はスクロース、アル
キルグリコシド(例えば、メチルグルコシド、エチルグ
ルコシドなど)、グリコールグリコシド(例えば、エチ
レングリコールグルコシド、プロピレングリコールグル
コシド、グリセロールグルコシド、1,2,6−ヘキサ
ントリオールグルコシドなど)、および米国特許第30
73788号に記載されるアルキルグリコシドのアルキ
レンオキシド付加物である。 【0128】さらに別の有用なクラスのポリオールはポ
リフェノール、好ましくはそのアルキレンオキシド付加
物であり、ここでアルキレンオキシドは2−4個の炭素
原子を有する。対象となるポリフェノールは、例えばビ
スフェノールA、ビスフェノールF、フェノールとホル
ムアルデヒドの縮合生成物、ノボラック樹脂、種々のフ
ェノール化合物とアクロレインの縮合生成物(このクラ
スの最も単純な化合物は1,1,3−トリス(ヒドロキ
シフェニル)プロパンである)、種々のフェノール化合
物とグリオキサール、グルタルアルデヒドおよび他のジ
アルデヒドの縮合生成物(このクラスの最も単純な化合
物は1,1,2,2−テトラキス(ヒドロキシフェニル
)エタンである)などである。 【0129】リン酸およびポリリン酸のアルキレンオキ
シド付加物は別の有用なクラスのポリオールである。エ
チレンオキシド、1,2−エポキシプロパン、エポキシ
ブタン、3−クロロ−1,2−エポキシプロパンなどが
好適なアルキレンオキシドである。リン酸、トリポリリ
ン酸のようなポリリン酸、ポリメタリン酸などがこれと
関連して使用するのに適している。 【0130】いろいろな有用なポリオールのブレンドま
たは混合物も所望により使うことができると理解すべき
である。好適なタイプ以外のポリオールの場合は、有用
なモノマー含量とモノマー類がやや変わるかもしれない
。同様に、このような他のポリオールを用いる場合は、
本発明の安定剤を改質することが望まれたり、必要でさ
えあるかもしれない。これは好適なポリオールのために
使用される安定剤に関連して以下で論ずる基準に従うこ
とにより達成される。 【0131】ポリマー成分を製造するためのモノマーは
エチレン性不飽和モノマー、好ましくはアクリロニトリ
ル単独またはアクリロニトリルおよびそれと共重合しう
る少なくとも1種の他のエチレン性不飽和コモノマーで
ありうる。代表的なコモノマーはスチレンとその誘導体
、アクリレート、メタクリレート(例.メチルメタクリ
レート)、塩化ビニリデンなどである。 【0132】コモノマーとアクリロニトリルの混合物を
使用することが好適であり、一般にその系中に最低約5
−15重量%のアクリロニトリルを含む。スチレンがコ
モノマーとして好ましいが、メチルメタクリレート、塩
化ビニリデン、または他のモノマーもスチレンの一部ま
たは全部の代わりに使用できる。全体的に、最終ポリマ
ー/ポリオール組成物の見地から、最小限のスコーチが
望まれる用途で使用されるポリマー/ポリオールを得る
ために、モノマー混合物のアクリロニトリル含量は約4
0重量%以下、好ましくは約35重量%以下であるべき
である。 【0133】ポリマー/ポリオールの製造に有用な遊離
基重合開始剤はモノマー類をポリマーへ重合するのに適
したあらゆる遊離基触媒を包含する。有用な触媒には安
定剤(II)の製造に用いられる温度範囲内で満足のゆ
く半減期を有する触媒が含まれ、すなわち、その半減期
は所定の温度で反応器滞留時間の約25%またはそれ以
下であるべきである。有用な触媒物質の代表例にはアシ
ルペルオキシド、例えばジデカノイルペルオキシドおよ
びジラウロイルペルオキシド、アルキルペルオキシド、
例えばt−ブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノエー
ト、t−ブチルペルピバレート、t−アミルペルオクト
エート、2,5−ジメチル−ヘキサン−2,5−ジ−ペ
ル−2−エチルヘキソエート、t−ブチルペルネオデカ
ノエート、t−ブチルペルベンゾエートおよび1,1−
ジメチル−3−ヒドロキシブチルペルオキシ−2−エチ
ルヘキサノエート、並びにアゾ触媒、例えばアゾビス(
イソブチロニトリル)、2,2′−アゾビス−(2−メ
チルブチロニトリル)、およびこれらの混合物が含まれ
る。上記式のアシルペルオキシドとアゾ触媒が最も好適
である。 【0134】用いる触媒濃度は特に決まっておらず、か
なり変化しうる。代表的な範囲として、その濃度は反応
器への全供給物に基づいて約0.1−5.0重量%の範
囲であり、それ以上であってもよい。ある点まで、触媒
濃度の増加は増大したモノマー転化をもたらすが、それ
以上の増加は実質的に転化を増大させない。選ばれる特
定の触媒濃度は通常すべての要因(コストを含む)を考
慮した最適値であるだろう。比較的低濃度が高効力の予
備形成安定剤(II)と共に用いられ、しかも安定した
ポリマー/ポリオールを達成すると決定された。 【0135】本発明の実施において、アゾ触媒と上記式
のアシルペルオキシドの使用が特に好適である。この種
のアシルペルオキシドは、アゾ触媒により得られたもの
と比べて、本質的にポリマー/ポリオールの粘度を上げ
ずに所望の重合度をもたらすという特殊な利点をもって
いる。これは製品粘度を上昇させずに良好な製品安定性
と共に高固体含量のポリマー/ポリオールを達成する能
力を高める。このようなアシルペルオキシドは、ポリマ
ー/ポリオールの製造において、他の遊離基触媒を使う
ときに必要とされる量より実質的に少ないモル量で用い
られる。 【0136】ポリマー/ポリオールは好ましくは低いモ
ノマー対ポリオール比(製造中反応混合物全体を通して
維持される)を使って製造される。これはモノマーをポ
リマーへ速やかに転化させる条件を使うことによって達
成される。実際に、低いモノマー対ポリオール比は、半
バッチおよび連続操作の場合には、温度と混合条件をコ
ントロールすることによって、また半バッチ操作の場合
には、ポリオールへモノマーを徐々に添加することによ
って維持される。 【0137】温度範囲は特に決まっておらず、約100
−140℃の範囲であり、たぶんそれ以上であってもよ
い。好適な範囲は115−125℃である。ここですで
に述べたように、触媒と温度は、連続フロー反応器につ
いては反応器内のホールドアップ時間に関して、また半
バッチ反応器については供給時間に関して、触媒が理に
かなった分解速度をもつように選択すべきである。 【0138】採用する混合条件はバック混合反応器(例
えば、攪拌フラスコ、攪拌オートクレーブ)を使って得
られるものである。このタイプの反応器は反応混合物を
比較的均質に保持するので、チューブラー反応器(全部
のモノマーが反応器の開始時に添加される)で起こるよ
うな局限された高いモノマー対ポリオール比が起こらな
い。 【0139】本発明のポリマー/ポリオールは分散体か
ら成り、その中のポリマー粒子(これは個々の粒子また
は個々の粒子の集合体である)は比較的小さいサイズで
あって、好適な実施態様では約10ミクロンより小さい
重量平均サイズを有する。しかしながら、高含量のスチ
レンを用いると、粒子はより大きくなる傾向があるだろ
う;しかし、生成するポリマー/ポリオールは、特に最
終用途ができるだけ少ないスコーチを必要とする場合、
非常に有用である。 【0140】好適な実施態様では、全部の生成物(すな
わち、100%)が実施例に関連して記載される150
メッシュ濾過障害(濾過能力)テストで用いるフィルタ
ーを通過するだろう。これにより、ポリマー/ポリオー
ルはポリウレタン製品の大容量製造に現在使用されてい
る比較的精巧な機械装置のあらゆる型(かなりの量の比
較的大きい粒子に耐えられないフィルターの使用が必要
なインピンジメント型混合を用いるものを含む)で上首
尾に処理できることが確実となる。その上に、かなりの
量のポリマー/ポリオールは、実施例でより完全に特徴
づけられるように、700メッシュ濾過障害テストに合
格する。700メッシュ濾過障害テストはポリマー/ポ
リオール安定性の最も厳しいテストであることを理解す
べきである。 【0141】実施例で用いる次の名称、記号、用語およ
び略号は以下の意味を有する。ポリオールA:ポリオー
ルはプロピレンオキシドおよびエチレンオキシドをソル
ビトールと水酸化カリウム触媒の存在下で反応させ、精
製して触媒を除くことにより製造した。ポリオールはキ
ャップとして約8重量%のエチレンオキシドを含み、約
28のヒドロキシル価を有する。ポリオールB:ポリオ
ールはプロピレンオキシドおよびエチレンオキシドをソ
ルビトールと水酸化カリウム触媒の存在下で反応させ、
精製して触媒を除くことにより製造した。ポリオールは
内部ブロックとして約8重量%のエチレンオキシドを含
み、約28のヒドロキシル価を有する。ポリオールC:
ポリオールはプロピレンオキシドおよびエチレンオキシ
ドをグリセロールと水酸化カリウム触媒の存在下で反応
させ、精製して触媒を除くことにより製造した。ポリオ
ールは約10重量%の内部エチレンオキシドを含み、約
52のヒドロキシル価を有する。ポリオールD:ポリオ
ールはプロピレンオキシドおよびエチレンオキシドを連
続してグリセロールと水酸化カリウム触媒の存在下で反
応させ、精製して触媒を除くことにより製造した。ポリ
オールはキャップとして約19重量%のエチレンオキシ
ドを含み、約35のヒドロキシル価を有する。アゾ触媒
:アゾ−ビス(イソブチロニトリル)触媒A:ポリウレ
タンフォームアミン触媒、Union Carbide
 社からNIAX Catalyst A−1 として
市販触媒B:ポリウレタンスズ触媒、T−9 として市
販界面活性剤A:シリコーン界面活性剤、Union 
Carbide 社からシリコーン界面活性剤 L−6
202 としてフォーム用に市販イソシアネート:A1
43の当量を有する4,4′−ジフェニルメタンジイソ
シアネート(MDI)の改質された液状形態、Dow 
Chemical社から Isonate 143L 
として市販TDI:80重量%の2,4−ジイソシアナ
トトルエンと20重量%の2,6−ジイソシアナトトル
エンの混合物密度:ポンド/立方フィートで表した密度
(ASTM D−3574,Test A )多孔度:
CFMで表した多孔度(ASTM D−3574,Te
st G)IFD25%:押込荷重撓み25%(AST
M D−3574,Test B1 および B2 )
IFD65%:押込荷重撓み65%(ASTM D−3
574,Test B1 および B2 )IFD65
/25:押込荷重撓み25%で割った押込荷重撓み65
%(ASTM D−3574,Test B1 および
 B2 )引張:psiで表した引張(ASTM D−
3574,Test E)伸び:%で表した伸び(AS
TM D−3574,Test E)引裂:ポンド/イ
ンチで表した引裂抵抗(ASTM D−3574,Te
st F)粘度:粘度はキャノンフェンスケ粘度計で測
定した(cSt)濾過障害(濾過能力):濾過能力はポ
リマー/ポリオールの1重量部サンプル(例.200g
)を2重量部の無水イソプロパノール(例.400g)
で希釈して粘度による制限を除き、すべてのポリマー/
ポリオールとイソプロパノールの溶液が重力で150メ
ッシュまたは700メッシュスクリーンを通過するよう
に、一定の横断面積のスクリーン(例.1−1/8イン
チ直径)に対して一定量の物質を使うことにより測定さ
れる。150メッシュスクリーンは平均メッシュ開口が
105ミクロンの正方形のメッシュをもち、これはSt
andard Tyler 150正方形メッシュスク
リーンである。700メッシュスクリーンはオランダ綾
織で作られる。用いた実際のスクリーンは30ミクロン
の公称開口をもっていた。1200秒以内にスクリーン
を通過するサンプルの量を%で報告し、100%の値は
99重量%以上がスクリーンを通過することを表す。 【0142】製造例 【0143】A.前駆体(I)の製造 【0144】次の一般方法は実施例1において使用され
た。窒素でパージした攪拌反応器にポリオールを装填し
た。この混合物を80℃に加熱し、次に固体の無水マレ
イン酸と50℃のKOH水溶液を加えた。その後内容物
を希望の温度に加熱し、エチレンオキシドをポンプ輸送
により加えた。反応が完了した後、過剰のオキシドを真
空ストリッピングにより除去した。結果を以下の表Iに
要約する。報告した酸価は生成物をストリッピングした
後の最終酸価(mgKOH/gサンプル)であった。 【0145】B.前駆体(I)のカップリング【014
6】次の一般方法はイソシアネートAと実施例1で製造
したマクロモノマーとの反応のために実施例2において
使用された。実施例1からのサンプルを攪拌反応器に入
れて80℃に加熱した。表示した量のイソシアネートA
を徐々に加えた。添加完了後、この混合物を80℃に1
時間維持した。これらの実験の結果は表IIに要約して
ある。 【0147】C.高効力の予備形成安定剤(II)の製
造【0148】予備形成分散安定剤はバッフルと羽根車
を取り付けたタンク反応器を使う連続重合システムで製
造した。供給成分は反応器に入れる前に供給成分の完全
混合を確実にするためにインラインミキサーを通過させ
た後で、連続的に反応器にポンプ輸送した。反応器の内
容物を十分に混合した。反応器の内部温度は1℃以内に
制御した。その後、生成物は両反応器で少なくとも65
psigの圧力を維持するように調整した背圧調整器を
通して連続的に第二反応器の頂部から流出させた。次い
で、予備形成分散安定剤は冷却器を通して収集容器に送
った。貯蔵または輸送中の重合を抑えるために、生成物
容器に約25ppmのt−ブチルカテコールを加えた。 【0149】D.改良されたポリマーポリオールの製造
【0150】バッフルと羽根車を取り付けたタンク反応
器を使う連続重合システムが使用された。供給成分は反
応器に入れる前に供給成分の完全混合を確実にするため
にインラインミキサーを通過させた後で、連続的に反応
器にポンプ輸送した。反応器の内部温度は1℃以内に制
御した。反応器の内容物を十分に混合した。生成物はこ
の反応器の頂部から流出させ、1℃以内に制御した第二
の非攪拌反応器に入れた。その後、生成物は両反応器に
約45psigの圧力を与えるように調整した背圧調整
器を通して連続的に第二反応器の頂部から流出させた。 次いで、粗製生成物は冷却器を通して収集容器に送った
。ポリマーポリオール中のポリマーの重量%は粗製生成
物中に存在する未反応モノマーの量を分析して求めた。 粗製生成物はテスト前に揮発分を除くために真空ストリ
ッピングした。実施例のポリマーポリオールはすべて安
定した組成物であった。 【0151】E.フリーライズフォームの製造【015
2】実施例11−17は、実施例で確認されたポリマー
/ポリオールから、以下の表Vに示した成分割合で次の
方法を使って製造したフリーライズフォーム(free
− rise foam )である。バッフルアセンブ
リーを備えた1/2ガロン紙用容器にポリマー/ポリオ
ール、アミン触媒、およびシリコーン界面活性剤を装填
し、この容器の底から約1インチ上に配置した二軸ター
ビン攪拌機を使って、2400rpmで60秒間混合し
た。この混合物はガス抜きのために15秒間セットさせ
た。ガス抜き後スズ触媒を加え、2400rpmで10
秒間混合した。攪拌機をまだ動かしたままで、トリレン
ジイソシアネート異性体混合物を加え、これらの成分を
5秒間混合した。この混合物はそれがクリーミングを開
始した後で14x14x6インチのカーボードケークボ
ックスに注入した。フォーム混合物を反応させ、その後
反応が完了するまでボックス中で自由に膨らませた。次
いで、フォームは225℃に予熱した通常のオーブンに
5分間入れた。フォームの性質はASTM標準D−35
74−77に従って測定した。すべてのフォームは11
5の指数のTDIを使って製造した。 【0153】実施例1 【0154】本実施例はフマレート型不飽和を有する前
駆体(I)の製造を示す。用いた方法は先に記載したも
のと同じであり、パラメーターは以下の表1に示してあ
る。 【0155】 【表1】     実施例番号                
                        1
    ポリオール                
                        A
    無水マレイン酸         重量%              
                         
 1.07        meq/g       
                         
    0.11    KOHppm       
                         
      60    無水マレイン酸1モル当たり
の    エチレンオキシドのモル数        
                  1.5    
反応温度、℃                   
                   110   
 反応時間(時)                 
                   27    
酸価                       
                       0.
39    モルホリンでの異性化         
                     あり  
  不飽和     meq/g−ポリオール          
                  0.090(フ
マレ                       
                         
      ートとして測定)    粘度     
                         
                2452    保
持された不飽和(%)               
             82【0156】実施例2       【0157】本実施例はより高い粘度にす
るための前駆体(I)と有機ジイソシアネートとのカッ
プリングを示す。用いた方法は先に記載したものと同じ
であり、パラメーターは以下の表2に示してある。 【0158】 【表2】         重量%              
                         
   粘度    イソシアネートA        
                        2
5℃でのcSt        0.64      
                         
         6310【0159】実施例3 【0160】本実施例は先に記載した安定剤(II)の
製造を示す。特定のパラメーターは以下の表3に示して
ある。 【0161】 【表3】                          
 安定剤(II)の製造供給組成物: 希釈剤の種類                   
       イソプロパノール/ポリオールB希釈剤
濃度、全供給物の重量%          60%/
3.99%前駆体(I)のタイプ          
        実施例2から前駆体濃度、全供給物の
重量%          19.95%モノマー(3
0/70A/S)          15.96%触
媒濃度、重量%*                 
   0.10%反応条件: 温度、℃                     
         120圧力、psig      
                  65  各段階
での滞留時間、分                4
0  *フタル酸ジオクチル中の50%t−ブチルペル
オクトエートの溶液【0162】実施例4−10 【0163】次の実施例は、約45%またはそれ以上の
ポリマー含量の本発明により製造されたポリマーポリオ
ールが、米国特許第4242249号(“249”)の
実施例199の従来技術と比較して、許容しうる濾過障
害および粘度の両方を兼ね備えていることを示す。 【0164】 【表4】 実施例番号                4   
  5     6     7     8    
 9     10    199         
                         
                         
        (■249)ポリオールの種類   
       C     C     C     
C     C     D     C    ■2
49                       
                         
                     のV 製
造条件: 反応温度、℃              115  
 115   115   116   114   
115   115   125 アゾ濃度、全供給物
のwt%   0.5   0.5   0.5   
0.5   0.5   0.45  (1)   1
.3 安定剤(II)、   全供給物のwt%           5.2 
  5.2   5.9   5.9   7.2  
 5.1   5.1   4.4 実施例の安定剤(
II)      3     3     3   
  3     3     3     3 イソプ
ロパノール、   全供給物のwt%           4.0 
  3.1   3.5   3.5   4.3  
 5.0   4.0 モノマー、 全供給物のwt%
      43.2  43.7  38.1  5
3.0  57.1  42.8  43.2  47
.1 アクリロニトリル対   スチレン比、wt%        30/70 
30/70 30/70 30/70 30/70 4
0/60 30/70 40/60残留アクリロニトリ
ル、 wt%         0.4   0.4 
  0.5   0.4   0.8   1.2  
 0.6   1.03残留スチレン、wt%    
     0.8   1.0   0.9   0.
9   1.5   0.4   1.2   0.9
5生成物中の全ポリマー、   計算したwt%             45.
2  45.1  50.2  55.3  59.9
  45.0  44.9  45.2生成物の性質: 粘度                     37
92  4214  5923  10107 131
76 6716  3937  35500濾過障害: 150 メッシュスクリーン 通過%      10
0   100   100   100   100
   100   100   5.8 150 メッ
シュスクリーン 上のppm     14    6
     9     9     20    7 
    12    2374700 メッシュスクリ
ーン 通過%      100   100   1
00   40    19    100   10
0  0.335【0134】(1) 0.70重量%
のジデカノイルペルオキシド 【0165】実施例11−17       【0166】これらの実施例(表V参照)
は、引張特性の有意な低下なしに高ポリマー含量から生
じる、IFD数により示されるような、より高い荷重を
示す。 【0167】 【表5】 実施例番号                  11
    12    13    14    15 
   16    17ポリマーポリオール 実施例からの   ポリマーポリオール        Ex.4  
Ex.4  Ex.5  Ex.6  Ex.6  E
x.7  Ex.8フォーム組成物 (部/100 部ポリオール) 実施例のポリマーポリオール  100   100 
  100   100   100   100  
 100 水                   
       2.3   2.3   2.3   
2.3   2.3   2.3   2.3 触媒A
                      0.0
3  0.03  0.03  0.03  0.03
  0.03  0.03触媒B          
            0.11  0.11  0
.11  0.11  0.11  0.11  0.
11界面活性剤A                0
.70  0.70  0.70  0.70  0.
70  0.70  0.70フォームの性質 密度                       
 2.34  2.33  2.43  2.36  
2.34  2.37  2.38多孔度      
                34.7  34.
7  40.1  32.0  37.4  15.8
  21.2IFD、25%            
     144.5 140   153.9 16
5   160.3 212.9 219.9    
     65%                 
309.3 301   336.8 378.8 3
64.8 542.3 572.3       65
/25                 2.14 
 2.15  2.19  2.30  2.28  
2.55  2.60引張             
           34.3  32.0  32
.7  36.3  35.1  29.9  37.
2伸び                      
  113.4 115.8 94.7  96.2 
 93.2  47.7  55.4引裂      
                  2.07  2
.34  2.10  2.39  2.63  2.
0   2.04【0168】約40%のポリマー含量
を有する以前に入手できたポリマーポリオールは、上記
組成物を使って、25%IFD値で測定して約120ポ
ンドの耐力を有するフォームに転換できる。対照的に、
上記の実施例は、本発明のポリマー/ポリオールから製
造したフォームがかなり高い耐力をもつことを立証して
いる。特許文献は125ポンド以上の25%IFD値を
有するフォームを開示していないと思われる。(例えば
、米国特許第4454255;4458038;および
4689354号を参照されたい。)

Claims (96)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  全重量に基づいて約30−60重量%
    のポリマー含量、前記ポリマー含量の範囲を通して約2
    0,000cSt(センチストークス)以下の粘度、本
    質的に100%が150メッシュスクリーンを通過する
    ような製品安定性を有するポリマー/ポリオール組成物
    であって、(I)前記組成物の約40−70重量%の量
    で存在する約10−180のヒドロキシル価を有する液
    体ベースポリオール、(II)液体ベースポリオール(
    I)中に分散された、約10ミクロン以下の平均粒径を
    有しかつ沈殿に対して安定である、遊離基重合されたエ
    チレン性不飽和モノマーから成る粒状ポリマー部分を、
    (III )(A)遊離基重合可能なエチレン性不飽和
    モノマーと、(B)平均式,化1: 【化1】A(OROX)>3 〔式中、Aは多価有機部分であり、その自由原子価は>
    3であるか、または>3に等しい平均値を有し、Rはア
    ルキレンオキシド部分から成る2価残基であり、そして
    Xは(A)と共重合可能な反応性不飽和を含む1個また
    はそれ以上の有機部分、および水素であり、約1個のこ
    のようなXは反応性不飽和を含む有機部分であって、残
    りのXは水素である〕を有し、(C)場合により有機ポ
    リイソシアネートを付加された、多価アルコールの付加
    物と、の遊離基重合生成物の存在下に含有する上記ポリ
    マー/ポリオール組成物(ただし、液体ポリオール(I
    )中に含まれる、(A)と反応しない、(B)または(
    B)の反応生成物の量は液体ポリオール(I)の重量の
    約2重量%より少ない)。
  2. 【請求項2】  (A)遊離基重合可能なエチレン性不
    飽和モノマーと(B)平均式,化2: 【化2】A(OROX)>3 〔式中、Aは多価有機部分であり、その自由原子価は>
    3であるか、または>3に等しい平均値を有し、Rはア
    ルキレンオキシド部分から成る2価残基であり、そして
    Xは(A)と共重合可能な反応性不飽和を含む1個また
    はそれ以上の有機部分、および水素であり、約1個のこ
    のようなXは反応性不飽和を含む有機部分であって、残
    りのXは水素である〕を有する多価アルコールの付加物
    (この付加物はさらに有機ポリイソシアネートと付加物
    を形成してもよい)との遊離基重合生成物から成る、ポ
    リマー/ポリオールの製造に用いられる高い効力の予備
    形成安定剤。
  3. 【請求項3】  (B)は平均式,化3:【化3】A(
    OROX)≧4  〔式中、Aは多価有機部分であり、その自由原子価は≧
    4であるか、または≧4に等しい平均値を有し、Rはア
    ルキレンオキシド部分から成る2価残基であり、そして
    Xは(A)と共重合可能な反応性不飽和を含む1個また
    はそれ以上の有機部分、および水素であり、約1個のこ
    のようなXは反応性不飽和を含む有機部分であって、残
    りのXは水素である〕を有する多価アルコールの付加物
    である、請求項1のポリマー/ポリオール組成物。
  4. 【請求項4】  (B)は平均式,化4:【化4】A(
    OROX)≧4  〔式中、Aは多価有機部分であり、その自由原子価は≧
    4であるか、または≧4に等しい平均値を有し、Rはア
    ルキレンオキシド部分から成る2価残基であり、そして
    Xは(A)と共重合可能な反応性不飽和を含む1個また
    はそれ以上の有機部分、および水素であり、約1個のこ
    のようなXは反応性不飽和を含む有機部分であって、残
    りのXは水素である〕を有する多価アルコールの付加物
    である、請求項2の安定剤組成物。
  5. 【請求項5】  (B)は平均式,化5:【化5】A(
    OROX)≧5  〔式中、Aは多価有機部分であり、その自由原子価は≧
    5であるか、または≧5に等しい平均値を有し、Rはア
    ルキレンオキシド部分から成る2価残基であり、そして
    Xは(A)と共重合可能な反応性不飽和を含む1個また
    はそれ以上の有機部分、および水素であり、約1個のこ
    のようなXは反応性不飽和を含む有機部分であって、残
    りのXは水素である〕を有する多価アルコールの付加物
    である、請求項1のポリマー/ポリオール組成物。
  6. 【請求項6】  (B)は平均式,化6:【化6】A(
    OROX)≧5  〔式中、Aは多価有機部分であり、その自由原子価は≧
    5であるか、または≧5に等しい平均値を有し、Rはア
    ルキレンオキシド部分から成る2価残基であり、そして
    Xは(A)と共重合可能な反応性不飽和を含む1個また
    はそれ以上の有機部分、および水素であり、約1個のこ
    のようなXは反応性不飽和を含む有機部分であって、残
    りのXは水素である〕を有する多価アルコールの付加物
    である、請求項2の安定剤組成物。
  7. 【請求項7】  (B)は平均式,化7:【化7】A(
    OROX)≧6  〔式中、Aは多価有機部分であり、その自由原子価は≧
    6であるか、または≧6に等しい平均値を有し、Rはア
    ルキレンオキシド部分から成る2価残基であり、そして
    Xは(A)と共重合可能な反応性不飽和を含む1個また
    はそれ以上の有機部分、および水素であり、約1個のこ
    のようなXは反応性不飽和を含む有機部分であって、残
    りのXは水素である〕を有する多価アルコールの付加物
    である、請求項1のポリマー/ポリオール組成物。
  8. 【請求項8】  (B)は平均式,化8:【化8】A(
    OROX)≧6  〔式中、Aは多価有機部分であり、その自由原子価は≧
    6であるか、または≧6に等しい平均値を有し、Rはア
    ルキレンオキシド部分から成る2価残基であり、そして
    Xは(A)と共重合可能な反応性不飽和を含む1個また
    はそれ以上の有機部分、および水素であり、約1個のこ
    のようなXは反応性不飽和を含む有機部分であって、残
    りのXは水素である〕を有する多価アルコールの付加物
    である、請求項2の安定剤組成物。
  9. 【請求項9】  Xはフマル酸化合物である、請求項1
    のポリマー/ポリオール組成物。
  10. 【請求項10】  Xはフマル酸化合物である、請求項
    2の安定剤組成物。
  11. 【請求項11】  Xはフマル酸化合物である、請求項
    3のポリマー/ポリオール組成物。
  12. 【請求項12】  Xはフマル酸化合物である、請求項
    4の安定剤組成物。
  13. 【請求項13】  Xはフマル酸化合物である、請求項
    5のポリマー/ポリオール組成物。
  14. 【請求項14】  Xはフマル酸化合物である、請求項
    6の安定剤組成物。
  15. 【請求項15】  Xはフマル酸化合物である、請求項
    7のポリマー/ポリオール組成物。
  16. 【請求項16】  Xはフマル酸化合物である、請求項
    8の安定剤組成物。
  17. 【請求項17】  Xはフマル酸構造に異性化されたエ
    ステル化無水マレイン酸である、請求項9のポリマー/
    ポリオール組成物。
  18. 【請求項18】  Xはフマル酸構造に異性化されたエ
    ステル化無水マレイン酸である、請求項10の安定剤組
    成物。
  19. 【請求項19】  Xはフマル酸構造に異性化されたエ
    ステル化無水マレイン酸である、請求項11のポリマー
    /ポリオール組成物。
  20. 【請求項20】  Xはフマル酸構造に異性化されたエ
    ステル化無水マレイン酸である、請求項12の安定剤組
    成物。
  21. 【請求項21】  Xはフマル酸構造に異性化されたエ
    ステル化無水マレイン酸である、請求項13のポリマー
    /ポリオール組成物。
  22. 【請求項22】  Xはフマル酸構造に異性化されたエ
    ステル化無水マレイン酸である、請求項14の安定剤組
    成物。
  23. 【請求項23】  Xはフマル酸構造に異性化されたエ
    ステル化無水マレイン酸である、請求項15のポリマー
    /ポリオール組成物。
  24. 【請求項24】  Xはフマル酸構造に異性化されたエ
    ステル化無水マレイン酸である、請求項16の安定剤組
    成物。
  25. 【請求項25】  Aはヒドロキシルを含まないソルビ
    トールの残基である、請求項17のポリマー/ポリオー
    ル組成物。
  26. 【請求項26】  Aはヒドロキシルを含まないソルビ
    トールの残基である、請求項18の安定剤組成物。
  27. 【請求項27】  Aはヒドロキシルを含まないソルビ
    トールの残基である、請求項19のポリマー/ポリオー
    ル組成物。
  28. 【請求項28】  Aはヒドロキシルを含まないソルビ
    トールの残基である、請求項20の安定剤組成物。
  29. 【請求項29】  Aはヒドロキシルを含まないソルビ
    トールの残基である、請求項21のポリマー/ポリオー
    ル組成物。
  30. 【請求項30】  Aはヒドロキシルを含まないソルビ
    トールの残基である、請求項22の安定剤組成物。
  31. 【請求項31】  Aはヒドロキシルを含まないソルビ
    トールの残基である、請求項23のポリマー/ポリオー
    ル組成物。
  32. 【請求項32】  Aはヒドロキシルを含まないソルビ
    トールの残基である、請求項24の安定剤組成物。
  33. 【請求項33】  (B)単位は固体ポリマー粒子(I
    I)の表面に多く存在する、請求項1のポリマー/ポリ
    オール組成物。
  34. 【請求項34】  (B)単位は固体ポリマー粒子(I
    I)の表面に多く存在する、請求項2の安定剤組成物。
  35. 【請求項35】  (A)はアクリロニトリルから成る
    、請求項1のポリマー/ポリオール組成物。
  36. 【請求項36】  (II)の遊離基重合可能なエチレ
    ン性不飽和モノマーはアクリロニトリルから成る、請求
    項35のポリマー/ポリオール組成物。
  37. 【請求項37】  (B)のヒドロキシ末端基付きアル
    キレンオキシド部分の重量比は粒子(II)の重量の、
    平均して、0.2−20重量%を占める、請求項36の
    ポリマー/ポリオール組成物。
  38. 【請求項38】  より低い粘度は約15,000cS
    t以下である、請求項1のポリマー/ポリオール組成物
  39. 【請求項39】  より低い粘度は約10,000cS
    t以下である、請求項1のポリマー/ポリオール組成物
  40. 【請求項40】  請求項1のポリマー/ポリオールか
    ら形成されたポリウレタンフォーム。
  41. 【請求項41】  ポリマー/ポリオール製造用の高い
    効力の予備形成安定剤を製造するための組成物であって
    :(A)(i)式,化9: 【化9】A(OH)>3 〔式中、Aは多価有機部分であり、その自由原子価は>
    3である〕のポリオールのヒドロキシ末端基付きアルキ
    レンオキシド付加物;(ii)部分:式,化10:【化
    10】 を含むモノまたはポリカルボニルオキシ化合物;(ii
    i )場合により有機ポリイソシアネートを付加された
    ;のエステル化反応生成物から成る前記安定剤の前駆体
    :(B)1種またはそれ以上のエチレン性不飽和モノマ
    ー、そのうちの少なくとも1種は前記安定剤の前駆体(
    I)と共重合する; (C)遊離基重合開始剤;および (D)(A)、(B)および(C)を溶解するが、生成
    した高い効力の予備形成安定剤を本質的に溶解しない液
    状希釈剤;を含む上記組成物。
  42. 【請求項42】  (A)前記安定剤の前駆体は(i)
    式,化11: 【化11】A(OH)≧4  〔式中、Aは多価有機部分であり、その自由原子価は≧
    4である〕のポリオールのヒドロキシ末端基付きアルキ
    レンオキシド付加物;のエステル化反応生成物から成る
    、請求項41の高い効力の予備形成安定剤を製造するた
    めの組成物。
  43. 【請求項43】  遊離基反応を開始させるのに十分な
    温度に維持した反応ゾーンに請求項42の(A)、(B
    )、(C)および(D)を供給し、この反応ゾーンに液
    相のみを維持するのに十分な圧力下で、(A)の本質的
    に全部または全部を反応させるのに十分な時間にわたっ
    て反応させ;そして希釈剤中に分散された高い効力の予
    備形成安定剤を含む不均質混合物、および存在する程度
    に未反応モノマーを回収する;ことから成る高い効力の
    予備形成安定剤の製造方法。
  44. 【請求項44】  請求項43の方法によって製造され
    た高い効力の予備形成安定剤。
  45. 【請求項45】  次の成分: (i)請求項43の高い効力の予備形成安定剤;(ii
    )遊離基重合可能なエチレン性不飽和モノマー;(ii
    i )約180より小さいヒドロキシル価を有するポリ
    オール;および (iv)遊離基重合開始剤; を含有するポリマー/ポリオール形成組成物。
  46. 【請求項46】  ポリマー/ポリオール組成物の製造
    方法であって: (1)請求項44の高い効力の予備形成安定剤、および
    場合により液状希釈剤(D)を、 (a)約180より小さいヒドロキシル価を有するポリ
    オール; (b)遊離基重合可能なエチレン性不飽和モノマー;(
    c)遊離基重合開始剤; と共に含む不均質混合物を供給し; (2)遊離基反応を開始させるのに十分な温度に維持し
    た反応ゾーンで、この反応ゾーンに液相のみを維持する
    のに十分な圧力下で、(b)の少なくとも主要部を反応
    させるのに十分な時間にわたって反応させて、改良され
    たポリマーポリオール、未反応モノマーおよび希釈剤を
    含む不均質混合物を形成し;そして改良されたポリマー
    ポリオールから未反応モノマーと希釈剤をストリッピン
    グしてポリマーポリオールを回収する;ことから成る上
    記製造方法。
  47. 【請求項47】  請求項46の方法に従って製造され
    た請求項1のポリマー/ポリオール組成物。
  48. 【請求項48】  A(OH)≧4 はペンタエリトリ
    トール、ソルビトール、マンニトール、アラビトール、
    スクロース、ポリビニルアルコールのオリゴマー、ポリ
    ビニルグリシドール、および連結された分枝鎖ポリオー
    ルより成る群からの1種またはそれ以上のアルコールで
    ある、請求項41の高い効力の予備形成安定剤を製造す
    るための組成物。
  49. 【請求項49】  ポリオールのヒドロキシ末端基付き
    アルキレンオキシド付加物は低級アルキレンオキシドと
    A(OH)≧4 の反応生成物から成る、請求項48の
    高い効力の予備形成安定剤を製造するための組成物。
  50. 【請求項50】  アルキレンオキシドはプロピレンオ
    キシドまたはエチレンオキシドである、請求項49の高
    い効力の予備形成安定剤を製造するための組成物。
  51. 【請求項51】  アルキレンオキシドはプロピレンオ
    キシドおよびエチレンオキシドである、請求項49の高
    い効力の予備形成安定剤を製造するための組成物。
  52. 【請求項52】  アルキレンオキシドはプロピレンオ
    キシドである、請求項49の高い効力の予備形成安定剤
    を製造するための組成物。
  53. 【請求項53】  アルキレンオキシドはエチレンオキ
    シドである、請求項49の高い効力の予備形成安定剤を
    製造するための組成物。
  54. 【請求項54】  A(OH)≧4 はソルビトールで
    ある、請求項49の高い効力の予備形成安定剤を製造す
    るための組成物。
  55. 【請求項55】  モノまたはポリカルボニルオキシ化
    合物はフマル酸化合物であるか、またはフマル酸化合物
    に転換可能である、請求項49の高い効力の予備形成安
    定剤を製造するための組成物。
  56. 【請求項56】  モノまたはポリカルボニルオキシ化
    合物はフマル酸化合物であるか、またはフマル酸化合物
    に転換可能である、請求項50の高い効力の予備形成安
    定剤を製造するための組成物。
  57. 【請求項57】  モノまたはポリカルボニルオキシ化
    合物はフマル酸化合物であるか、またはフマル酸化合物
    に転換可能である、請求項51の高い効力の予備形成安
    定剤を製造するための組成物。
  58. 【請求項58】  モノまたはポリカルボニルオキシ化
    合物はフマル酸化合物であるか、またはフマル酸化合物
    に転換可能である、請求項52の高い効力の予備形成安
    定剤を製造するための組成物。
  59. 【請求項59】  モノまたはポリカルボニルオキシ化
    合物はフマル酸化合物であるか、またはフマル酸化合物
    に転換可能である、請求項53の高い効力の予備形成安
    定剤を製造するための組成物。
  60. 【請求項60】  モノまたはポリカルボニルオキシ化
    合物はフマル酸化合物であるか、またはフマル酸化合物
    に転換可能である、請求項54の高い効力の予備形成安
    定剤を製造するための組成物。
  61. 【請求項61】  モノまたはポリカルボニルオキシ化
    合物はフマル酸化合物であるか、またはフマル酸化合物
    に転換可能である、請求項55の高い効力の予備形成安
    定剤を製造するための組成物。
  62. 【請求項62】  ポリオールは約10−180のヒド
    ロキシル価を有する、請求項9のポリマー/ポリオール
    形成組成物。
  63. 【請求項63】  ポリウレタンフォームを製造するた
    めの組成物であって、ポリマー/ポリオール、ポリウレ
    タン触媒、有機ポリイソシアネート、シリコーン界面活
    性剤および発泡剤を使用し、その改良点がポリマー/ポ
    リオールとして請求項1のポリマー/ポリオール組成物
    を使用することから成る、上記組成物。
  64. 【請求項64】  請求項63の組成物から製造された
    ポリウレタンフォーム。
  65. 【請求項65】  遊離基重合可能なエチレン性不飽和
    モノマーはアクリロニトリルおよびそれと共重合可能な
    少なくとも1種の他のエチレン性不飽和モノマーから成
    る、請求項45の組成物。
  66. 【請求項66】  遊離基重合可能なエチレン性不飽和
    モノマーはアクリロニトリルおよびそれと共重合可能な
    少なくとも1種の他のエチレン性不飽和モノマーから成
    る、請求項46の方法。
  67. 【請求項67】  (A)、(B)および(C)を溶解
    するが、生成した高い効力の予備形成安定剤を本質的に
    溶解しない液状希釈剤(D)は単一の希釈剤であるか、
    または希釈剤の混合物である、請求項41の組成物。
  68. 【請求項68】  希釈剤(D)は1種またはそれ以上
    のモノオール、ポリオール、炭化水素、およびエーテル
    である、請求項67の組成物。
  69. 【請求項69】  希釈剤(D)はモノオールである、
    請求項68の組成物。
  70. 【請求項70】  希釈剤(D)はモノオールとポリオ
    ールの混合物である、請求項68の組成物。
  71. 【請求項71】  モノオールはC1−5 1価アルコ
    ールである、請求項69の組成物。
  72. 【請求項72】  モノオールは1種またはそれ以上の
    メタノール、エタノール、n−プロパノール、i−プロ
    パノール、n−ブタノール、sec−ブタノール、t−
    ブタノール、n−ペンタノール、2−ペンタノール、3
    −ペンタノール、およびこれらの混合物である、請求項
    71の組成物。
  73. 【請求項73】  モノオールはイソプロパノールであ
    る、請求項72の組成物。
  74. 【請求項74】  ポリオールはA(OH)≧4 のア
    ルキレンオキシド付加物である、請求項70の組成物。
  75. 【請求項75】  ポリオールは希釈剤(D)の重量で
    少量を占め、モノオールは主要量を占める、請求項74
    の組成物。
  76. 【請求項76】  ポリオールは希釈剤(D)の重量の
    約30重量%以下を占める、請求項75の組成物。
  77. 【請求項77】  ポリオールは希釈剤(D)の約20
    重量%以下を占める、請求項76の組成物。
  78. 【請求項78】  ポリオールは希釈剤(D)の約15
    重量%以下を占める、請求項77の組成物。
  79. 【請求項79】  (A)、(B)および(C)を溶解
    するが、生成した高い効力の予備形成安定剤を本質的に
    溶解しない液状希釈剤(D)は単一の希釈剤であるか、
    または希釈剤の混合物である、請求項43の方法。
  80. 【請求項80】  希釈剤(D)は1種またはそれ以上
    のモノオール、ポリオール、炭化水素、およびエーテル
    である、請求項79の方法。
  81. 【請求項81】  希釈剤(D)はモノオールである、
    請求項80の方法。
  82. 【請求項82】  希釈剤(D)はモノオールとポリオ
    ールの混合物である、請求項80の方法。
  83. 【請求項83】  モノオールはC1−5 1価アルコ
    ールである、請求項81の方法。
  84. 【請求項84】  モノオールは1種またはそれ以上の
    メタノール、エタノール、n−プロパノール、i−プロ
    パノール、n−ブタノール、sec−ブタノール、t−
    ブタノール、n−ペンタノール、2−ペンタノール、3
    −ペンタノール、およびこれらの混合物である、請求項
    83の方法。
  85. 【請求項85】  モノオールはイソプロパノールであ
    る、請求項84の方法。
  86. 【請求項86】  ポリオールはA(OH)≧4 のア
    ルキレンオキシド付加物である、請求項82の方法。
  87. 【請求項87】  ポリオールは希釈剤(D)の重量で
    少量を占め、モノオールは主要量を占める、請求項86
    の方法。
  88. 【請求項88】  ポリオールは希釈剤(D)の重量の
    約30重量%以下を占める、請求項87の方法。
  89. 【請求項89】  ポリオールは希釈剤(D)の約20
    重量%以下を占める、請求項88の方法。
  90. 【請求項90】  ポリオールは希釈剤(D)の約15
    重量%以下を占める、請求項89の方法。
  91. 【請求項91】  遊離基重合触媒はアゾ化合物または
    式,化12: 【化12】 〔式中、Rは生成するポリマー/ポリオールの物理的性
    質に悪影響を及ぼす遊離基イオンを遊離基重合中に形成
    しうる置換基またはヘテロ原子を含まない有機部分であ
    る〕のアシルペルオキシドから成る、請求項46の方法
  92. 【請求項92】  アシルペルオキシド触媒はアシル部
    分が約9−13個の炭素原子を含むアルカノイルである
    ジアシルペルオキシドの1種である、請求項91の方法
  93. 【請求項93】  ジアシルペルオキシドはジデカノイ
    ルペルオキシドおよびジラウロイルペルオキシドの1種
    またはそれ以上である、請求項92の方法。
  94. 【請求項94】  アゾ触媒はアゾ−ビス(イソブチロ
    ニトリル)および2,2′−アゾ−ビス(2−メチルブ
    チロニトリル)の1種またはそれ以上である、請求項9
    1の方法。
  95. 【請求項95】  (A)はアクリロニトリルとスチレ
    ンの混合物から成る、請求項35の組成物。
  96. 【請求項96】  (II)の遊離基重合可能なエチレ
    ン性不飽和モノマーはアクリロニトリルとスチレンの混
    合物から成る、請求項36の組成物。
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