JPH0316844Y2 - - Google Patents

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JPH0316844Y2
JPH0316844Y2 JP1983048948U JP4894883U JPH0316844Y2 JP H0316844 Y2 JPH0316844 Y2 JP H0316844Y2 JP 1983048948 U JP1983048948 U JP 1983048948U JP 4894883 U JP4894883 U JP 4894883U JP H0316844 Y2 JPH0316844 Y2 JP H0316844Y2
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JP
Japan
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core tube
drive shaft
plate blade
winding
cutting edge
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JP1983048948U
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JPS59156051U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、シート巻取用の芯管の内周に適合
する外径を有し、上記芯管を外周にはめて回転駆
動する巻取用芯管駆動軸に関する。
〈従来の技術〉 従来、この種の巻取用芯管駆動軸には、第5図
に示すように、その一端は軸端先端において外周
面以下に沈み、他端は軸端後部において外周面よ
り突出する傾斜刃先を有する板刃3′を駆動軸の
外周に取付け、上記板刃3′を芯管Cの端部(カ
ド)に切込ませることによつて芯管を拘束する形
式がある(実公昭52−44783号公報)。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、上記形式の場合には、駆動軸を回転駆
動した際における応力が芯管端部の内縁に集中
し、これにより芯管が破損して巻取不能になると
いう問題がある。更に、特に芯管が紙管の場合に
は、芯管の破損による紙粉が飛散して巻取製品に
付着する等して精密巻取りの妨げともなる。又、
駆動軸後端の鍔に近付くにつれて芯管と板刃との
接触面積が増大することから、芯管を正確に装着
するには大きな力を必要とする。
〈問題点を解決するための手段〉 そこで本考案は、駆動軸の外周に軸方向に設け
た板刃適合溝と、上記板刃適合溝に支持され、芯
管を駆動軸にはめた時、該芯管内面に切込み進入
し、駆動軸一端の鍔端部から所定距離離れた位置
で芯管内面を拘束する上記芯管肉厚よりも低い高
さの刃先頂部を有する板刃とを備えることを特徴
とする。
〈実施例〉 以下、図示した実施例により本考案を説明す
る。
第1図はシート巻取用の芯管Cを支持する巻取
軸の一例を示すもので、上記芯管Cを両端支持す
る。そして、図の左側が本考案を適用した駆動軸
1、右側が自由回転するアダプタ1bつきの支持
軸1aである。
上記駆動軸1は芯管C内周に適する外径を有
し、その外周には放射状に切込んだ軸方向に沿う
板刃適合溝2を形成してある。上記溝2には、芯
管Cを駆動軸1にはめた時、該芯管内面に切込み
進入し、駆動軸一端の鍔端部から所定距離離れた
位置で芯管内面を拘束する上記芯管肉厚よりも低
い高さの刃先頂部3aを有する板刃3が嵌めこま
れている(第6図)。
この実施例は、上記板刃適合溝2を軸周四か所
に等分布させている。この溝2は、上記したよう
に、駆動軸1の先端で芯管C内周寸法に合わせた
部分の外周に、板刃3が遊びなくはまるように切
込んだものであるが、この実施例では上記溝2の
長さを、ほぼ板刃3の長さに等しくすることによ
つて、芯管C端があたる軸鍔4と共に板刃3の芯
管Cに対する位置決め機構を兼ねさせている。
溝2にはめた板刃3が脱落しないようにするた
めに、この例では各板刃3に貫通孔を設け、拘束
リング5を通している。上記リング5は軸周面か
ら出ないよう軸外周の溝に沈めている。
板刃3は円弧状の傾斜した刃先を有している。
従つて、刃先が鈍つた時には、向きを変えて使用
することが可能である(第3,4図)。
第5,6図は前述の公告ずみ実用新案の板刃
3′の使い方と、今回の考案の板刃3の使い方の
違いを示す。第5図の板刃3′は芯管C端面の内
周側に切込んでいるので、芯管C側が破損しやす
い。第6図の板刃3は、つまり本願のものは使用
時、刃先頂部3aを芯管C端から適当に内方へ進
入した位置につけて回転駆動できるようにしたの
で、芯管Cの多少の位置ずれに関係なく切込み面
積を確保でき、損壊のおそれがなくなつたのであ
る。
第7〜14図は板刃3の四実施例を示す。第
7,8図の板刃3は第5図で示した板刃3′と似
ているが、背丈が低いため、芯管C内面に切込ん
で奥の方へ進入可能である。第9,10図も同
様、切込み方向が一方だけの板刃である。第1
1,12図,第13,14図の実施例は両方向へ
切込んで進めるもので、第3,4図のものと同
様、刃先が鈍つた時、逆向きにして使用可能であ
る。
板刃3を駆動軸1から脱落させない拘束手段と
して第15図のような押ネジ6を使用することも
可能であり、又、その押ネジ6の使い方も第16
図のように刃先3の側面でなく端面を押すように
してもよい。
以上、少数の実施例によつて説明したが、本考
案はその要旨を変えることなく、設計者等の周知
技術により実施条件に応じて変化、応用し得るも
のである。
〈効果〉 本考案によれば、芯管の端部から所定距離離れ
た位置の内面を板刃の刃先頂部によつて拘束し、
その状態で駆動軸を回転駆動することによりシー
ト巻取りを行うので、従来のように芯管端部に応
力が集中することはなく、よつて芯管端部を破損
しにくい。従つて、芯管の端部が破損することに
よつて巻取りが不能になつたり、破損による芯管
屑が飛散して精密巻取りの妨げとなることを防止
することが可能である。又、芯管を駆動軸後端の
鍔まで押込んでも、その間における芯管と刃先の
接触面積は増大しない。従つて、従来に比して、
芯管装着のための労力を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の説明図、第2図は
その断面図、第3,4図は板刃の一例を示す立面
及び側面図、第5図は従来の板刃の使用状態を示
す説明図、第6図は本考案の板刃の使用状態説明
図、第7,8図、第9,10図、第11,12
図、第13,14図は夫々、本考案の板刃の他の
実施例の立面及び側面図、第15,16図は板刃
を押ネジによつて駆動軸に拘束する二実施例の要
部横断面及び縦断面図である。 1……駆動軸、2……板刃適合溝、3……板
刃、3a……刃先頂部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シート巻取用芯管の内周に適合する外径を有
    し、上記芯管を外周にはめて回転駆動する一端に
    鍔を有する巻取用芯管駆動軸であつて、上記駆動
    軸の外周に軸方向に設けた板刃適合溝と、上記板
    刃適合溝に支持され、芯管を駆動軸にはめた時、
    芯管内面に切込み進入し、駆動軸一端の鍔端部か
    ら所定距離離れた位置で芯管内面を拘束する上記
    芯管肉厚よりも低い高さの刃先頂部を有する板刃
    とを備えることを特徴とする巻取用芯管駆動軸。
JP4894883U 1983-04-04 1983-04-04 巻取用芯管駆動軸 Granted JPS59156051U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4894883U JPS59156051U (ja) 1983-04-04 1983-04-04 巻取用芯管駆動軸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4894883U JPS59156051U (ja) 1983-04-04 1983-04-04 巻取用芯管駆動軸

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59156051U JPS59156051U (ja) 1984-10-19
JPH0316844Y2 true JPH0316844Y2 (ja) 1991-04-10

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ID=30179466

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4894883U Granted JPS59156051U (ja) 1983-04-04 1983-04-04 巻取用芯管駆動軸

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5244783U (ja) * 1975-09-25 1977-03-30

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4971680U (ja) * 1972-10-09 1974-06-21

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5244783U (ja) * 1975-09-25 1977-03-30

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JPS59156051U (ja) 1984-10-19

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