JPH07187Y2 - カツターロール - Google Patents

カツターロール

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Publication number
JPH07187Y2
JPH07187Y2 JP12294789U JP12294789U JPH07187Y2 JP H07187 Y2 JPH07187 Y2 JP H07187Y2 JP 12294789 U JP12294789 U JP 12294789U JP 12294789 U JP12294789 U JP 12294789U JP H07187 Y2 JPH07187 Y2 JP H07187Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
small diameter
cutter
diameter portion
groove
blades
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP12294789U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0361941U (ja
Inventor
満 波多野
達 土井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
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  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Shearing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、金属、樹脂、木材等をチツプ状にカツテイン
グするカツターロールに関する。
〔従来の技術〕
ゴムホースの加硫成形法のひとつである被鉛加硫法で
は、移動するマンドレルの外周に未加硫ゴム層(必要に
応じて繊維等の補強層を含む)を押出成形し、その外周
に鉛又は樹脂からなる被覆を形成し、そのまま加硫を行
なつた後、被覆を除去することによりゴムホースを製造
している。
被鉛加硫後のゴムホースから被覆を除去するには、長さ
方向に沿つて外周面から突き出た複数の帯板状のカツタ
ー刃を有するカツターロールを回転駆動させ、このカツ
ターロールとカツター刃を有しないロールとの間又は2
つのカツターロールの間に被鉛加硫したゴムホースを通
過させ、回転するカツター刃で鉛又は樹脂の被覆をチツ
プ状にカツテイング除去している。
従来、かかる割鉛用をはじめ、金属、樹脂、木材等をチ
ツプ状にカツテイングするカツターロールは、第3図に
示す如くローラー軸1の外周面に長さ方向に沿い間隔を
置いて複数(通常4本)の溝2を形成し、各溝2内に夫
々帯板状のカツター刃3を刃が外周に突出するように挿
入し、複数(通常5〜6本)の取付ボルト5を各カツタ
ー刃3の峰側に設けた穴を通してローラー軸1のネジ穴
4に螺合することにより、複数のカツター刃3をローラ
ー軸1に固定していた。
しかし、従来のカツターロールは複数のカツター刃3を
夫々複数の取付ボルト5で固定していたので、刃の摩耗
によりカツター刃3を交換する場合には、各カツター刃
3を固定している複数の取付ボルト5を全て取り外し、
更に交換した新しいカツター刃3を夫々複数の取付ボル
ト5で再度固定し直さなければならず、カツター刃3の
数及び取付ボルト5の数に比例してカツター刃3の交換
に極めて長い時間を要していた。
しかも、カツター刃3をローラー軸1に取付けボルト5
で直接固定していたので、使用時のカツター刃3の振動
により取付ボルト5が折れたり又はカツター刃3に食い
込んだりしやすく、その為カツター刃3の交換時に取付
ボルト5の取り外しが難しかつた。特に取付ボルト5が
折れているとカツター刃3の交換に更に長い時間がかか
り、かと云つて取付ボルト5の折れる度に作業を停止し
て取付ボルト5を取り替えれば、作業能率が極度に低下
する結果となつていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案はかかる従来の事情に鑑み、カツター刃の交換が
極めて簡単であり、従来よりもはるかに短時間でカツタ
ー刃の交換が可能なカツターロールを提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案のカツターロールで
は、中央円柱部と、その両端に段をなして形成され中央
円柱部よりも小径の小径部と、該一端の小径部から中央
円柱部を通り他端の小径部に軸方向に沿い延長し、外周
面に間隔を置いて設けられた複数の溝とを有するローラ
ー軸と、両端が峰側を残して前記小径部における溝の深
さに等しいか、より大きい細幅に形成され、該両端を小
径部に位置せしめ刃が中央円柱部外周に突出するように
ローラー軸の溝に夫々挿入された帯板状のカツター刃
と、前記小径部の溝内にあるカツター刃の両端外周に締
付けて取り付けられた円筒状の割カラーとを備えたこと
を特徴とする。
〔作用〕
本考案のカツターロールでは、カツター刃をローラー軸
1に直接取付ける手段として、従来の如く取付ボルトを
使用せず、カツター刃の両端に設けた細幅端部を夫々割
カラーで外側から締付けて固定している。
割カラーは2つ割りした個所をボルトで連結して円筒状
にするので、カツターロール当り2個の割カラーで複数
(通常4本)のカツター刃を同時に固定することが出来
る。割カラーの連結固定には一般にボルトを使用する
が、従来カツター刃の固定に用いていた取付ボルトより
もはるかに少ない数のボルトで連結固定出来る。例え
ば、従来の如く4本のカツター刃を夫々5本の取付ボル
トで固定した場合には20本の取付ボルトが必要なのに対
し、本考案では2つ割りした2本の割カラーを各4本の
ボルトで連結するので、合計8本のボルトで4本のカツ
ター刃を固定できる。
従つて、従来よりもボルトの数が少ないので、カツター
刃の交換が非常に簡単になり短時間で終了することが出
来る。又、カツター刃は割カラーで固定されているの
で、カツター刃の振動で割カラーを連結するボルトが折
れたり、カツター刃に食い込んだりすることがない。従
つて割カラーのボルトは極めて簡単に取り外すことがで
き、この点でもカツター刃の交換が容易で、従来よりも
交換時間を遥かに短縮できる。
〔実施例〕
本考案の一具体例を第1図及び第2図に示す。
カツターロールのローラー軸1は、中央円筒状部の両端
に段をなして小径部6を形成してあり、更に小径部6か
らジヤーナル部7が突き出て軸受に支持されるようにな
つている。又、片方のジヤーナル部7には歯車の取付部
8が設けてあり、駆動モーターに連結してローラー軸1
を回転できるようになつている。ローラー軸1の外周面
には、長さ方向に沿い両端の小径部6まで等間隔に4本
の溝2が形成してあり、各溝2内には帯板状のカツター
刃3が夫々刃を外周面から外部に突出させて挿入してあ
る。カツター刃3の両端には、峰側を残し刃側を段状に
切り欠いた細幅端部9が形成してある。細幅端部9の峰
側から切刃への幅は、小径部6における溝2の深さと同
じになつている。ローラー軸1の小径部6の外周には、
2つ割りの割カラー10a,10bが割り個所を2本のボルト1
1で連結することにより取り付けられ、小径部6の溝2
内に収納されているカツター刃3の細幅端部9を外側か
ら締め付けて固定している。
尚、カツター刃3の細幅端部9の幅は、割カラー10で締
め付け固定出来れば小径部6の溝の深さより大きくても
良いが、カツター刃3の刃より外側に突き出ない範囲で
もあることが好ましい。
このカツターロールを用いて、通常の被鉛ゴムホースの
鉛被覆(厚さ4mm)を18000時間に亘つて割鉛したとこ
ろ、割カラー10を連結するボルト11は全く折れることが
なく、又摩耗した4本のカツター刃3の交換は約30分で
完了することができた。
これに対して、第3図に示す4本のカツター刃3を合計
20本の取付ボルト5で直接固定していた従来のカツター
ロールでは、4本のカツター刃3の交換に約2.5時間を
要し、1本の取付ボルト5が折れていた場合にはカツタ
ー刃3の交換時間は更に長く約3時間を必要とした。
〔考案の効果〕
本考案によれば、カツター刃の交換が極めて簡単であ
り、交換時間が従来よりも遥かに短時間ですむカツター
ロールを提供出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一具体例であるカツターロールの一部
切欠側面図、第2図は同じカツターロールにおけるカツ
ター刃の固定部分を示す断面図、及び第3図は従来のカ
ツターロールの一部切欠側面図である。 1…ローラー軸、2…溝 3…カツター刃、5…取付ボルト 6…小径部、9…細幅端部 10…割カラー、11…ボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央円柱部と、その両端に段をなして形成
    され中央円柱部よりも小径の小径部と、該一端の小径部
    から中央円柱部を通り他端の小径部に軸方向に沿い延長
    し、外周面に間隔を置いて設けられた複数の溝とを有す
    るローラー軸と、両端が峰側を残して前記小径部におけ
    る溝の深さに等しいか、より大きい細幅に形成され、該
    両端を小径部に位置せしめ刃が中央円柱部外周に突出す
    るようにローラー軸の溝に夫々挿入された帯板状のカツ
    ター刃と、前記小径部の溝内にあるカツター刃の両端外
    周に締付けて取り付けられた円筒状の割カラーとを備え
    たことを特徴とするカツターロール。
JP12294789U 1989-10-20 1989-10-20 カツターロール Expired - Lifetime JPH07187Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12294789U JPH07187Y2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 カツターロール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12294789U JPH07187Y2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 カツターロール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0361941U JPH0361941U (ja) 1991-06-18
JPH07187Y2 true JPH07187Y2 (ja) 1995-01-11

Family

ID=33549088

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12294789U Expired - Lifetime JPH07187Y2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 カツターロール

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JPH0361941U (ja) 1991-06-18

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