JPS6111519Y2 - - Google Patents

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JPS6111519Y2
JPS6111519Y2 JP6613780U JP6613780U JPS6111519Y2 JP S6111519 Y2 JPS6111519 Y2 JP S6111519Y2 JP 6613780 U JP6613780 U JP 6613780U JP 6613780 U JP6613780 U JP 6613780U JP S6111519 Y2 JPS6111519 Y2 JP S6111519Y2
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JP
Japan
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rotating shaft
fan
boss
coil spring
groove
Prior art date
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JP6613780U
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JPS56165999U (ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は回転軸にフアンを着脱自在に取付ける
ためのフアン取付装置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
一般に送風機のフアンは分解掃除乃至メンテナ
ンスが容易にできるようモータの回転軸に着脱可
能に取付けられている。ところで、従来の送風機
は、フアン側に一体に設けた中空ボス部を回転軸
に嵌挿すると共に、中空ボス部の周壁部を貫通せ
る締付けねじを回転軸周面に圧接させ、以てフア
ンを回転軸に取付け固定する構造になつていた。
このため、フアンの取付け及び取外しに際して
は、いちいち締付けねじを螺進退させるという煩
雑な操作を行わなければならず、その作業に手間
がかかるという問題があつた。しかも、上記締付
けねじは震動によつて弛む虞れがあり、安全性の
面でも問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、回転軸へのフアンの取付け及び取外し
操作を簡単且つ確実に行ない得て、フアンの着脱
作業の容易化及び迅速化を達成することができる
と共に、取付状態にあるフアン及びこのフアンを
取付状態に保持するためのコイルばねが回転軸か
ら脱落してしまう虞がなく、しかも上記コイルば
ねとして小形状のものを設けるだけで済む等の効
果を奏するフアン取付装置を提供するにある。
〔考案の概要〕
本考案は上記目的を達成するために、回転軸に
対しフアンをその中心に設けたボス部を介して着
脱自在に取付けるようにしたフアン取付装置にお
いて、前記回転軸の先端部に係合部を形成すると
共に、前記フアンのボス部に割り溝によつて分割
した状態の回転軸挟持部を形成し、さらに前記ボ
ス部の外周に着脱可能に巻装したコイルばねによ
つて前記回転軸挟持部が前記回転軸に圧接される
ようになすと共に、斯かるコイルばねの一端部に
前記回転軸挟持部から立上がると共に先端部が前
記割り溝内に入り込み且つ前記係合部に係合し得
る形状のフツク部を折曲形成する構成としたもの
である。
〔考案の実施例〕
以下本考案の第1実施例について第1図乃至第
3図を参照しながら説明する。
1は図示しないモータの回転軸2に取付けられ
る遠心式のフアンであり、これは環状配置された
多数の翼片3及び1枚の端板4を有した有底円筒
形状をなす。このフアン1の内側における端板4
の中心部には、回転軸2に嵌合する軸孔5aを有
するボス部5が一体形成され、このボス部5にそ
の軸方向に突出し且つ周方向に沿つて複数(図示
例では4つ)の割り溝6aによつて分割された回
転軸挟持部6を一体形成してある。この回転軸挟
持部6はボス部5に連設された所謂割り軸受部で
あり、その軸孔6bはボス部5の軸孔5aと連通
している。また、ボス部5の外周面にはその軸方
向に延びる複数個の突条7が形成されていると共
に、回転軸挟持部6の先端部内周にはストツパ6
cが突出形成されてこの部分の軸孔6bが他の部
分より径小となるように構成されている。8は回
転軸挟持部6の外周部に着脱可能に巻装されるコ
イルばねで、これは回転軸挟持部6を径方向内方
へ付勢するためのものである。そして、このコイ
ルばね8においては、その一端部が径方向に立上
がるように折曲延長されてこの延長部分にU字状
をなすフツク部9が折曲形成されている。このと
きフツク部9は、回転軸2の軸方向と直交する方
向へ折曲してあると共に、その先端部9aがコイ
ルばね8の中心位置近くまで延びるように構成し
てあり、斯様に構成された結果、上記先端部9a
は、前記割り溝6a内に入り込み、且つ前記回転
軸2の先端部に形成された断面D字状の係合部と
しての係合溝10に係合し得る形状に設けられて
いる。
以上の構成において、フアン1を回転軸2に取
付ける場合には、まずコイルばね8をそのフツク
部9の先端部9aが割り溝6aを通つて軸孔6b
内に突出する状態で回転軸挟持部6の外周に嵌挿
させる。このとき、コイルばね8は突条7との当
接によつてその位置決めがなされ、また、フツク
部9が回転軸挟持部6から立ち上がつた状態に位
置される。次に、第2図に示す如くフツク部9内
にドライバー等の工具11の先端を挿入して該フ
ツク部9を持ち上げ、以てその先端部9aが軸孔
6b内に突出しないようになし、この状態でフア
ン1を押してその軸孔5a,6bに回転軸2を差
し込み、この後に第3図に示す如く工具11によ
るフツク部9の持ち上げ状態を解除し、その先端
部9aを係合溝10に係合させる。このようにし
て回転軸2に取付けられたフアン1は、コイルば
ね8により回転軸挟持部6が径方向内方に付勢さ
れて回転軸2を締付けるためその軸固定が完全に
なり、しかもフツク部9の先端部9aが係合溝1
0に係合するため回転軸2から抜け外れる虞がな
い。
また、フアン1を回転軸2から取外す際には上
述と逆の動作を行なえば良い。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、第4図乃至第7図に夫々示す第2乃至第5
実施例のように構成しても同様の作用効率が得ら
れる。即ち、各実施例は前記第1実施例と異なる
部分のみ示したものであり、第2乃至第4実施例
においては、第1実施例における係合溝10に代
えて、夫々係合部としての貫通孔状の係合孔1
2、窪み形状の係合凹部13及び環状の係合溝1
4を設ける構成としている。また、第5実施例に
おいては、フツク部9を回転軸2の軸方向と平行
する方向へ折曲する構成としている。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば次に述べ
るような効果が得られる。即ち、フアンのボス部
に形成した回転軸挟持部をコイルばねのばね力に
より回転軸に締付けるようになすと共に、このコ
イルばねの延長部にフツク部を回転軸挟持部から
の立上がり状に折曲形成し、このフツク部の端部
を回転軸に係合し得るように構成したので、フツ
ク部を工具等により持ち上げ或はその持ち上げを
解除するだけの極めて簡単な操作によつて回転軸
にフアンを確実に取付けることができ、以てフア
ンの着脱作業の容易化及び迅速化を達成でき、そ
の上、フツク部と回転軸との係合により取付状態
にあるフアン及びこのフアンを取付状態に保持す
るためのコイルばねの脱落を効果的に防止でき
る。また、フツク部がボス部に形成された割り溝
を介して回転軸側の係合部に係合されるように構
成されているから、上記コイルばねをボス部の奥
方に位置させて巻装させることができ、従つて、
コイルばねとして、その軸方向の寸法が小なるも
のを使用してもそのコイルばねがボス部外周の巻
装位置から脱落する虞がなくなるものであり、結
果的にコイルばねとしてコイル部分の巻回数が比
較的少ない小形状且つ安価なものを使用できて全
体のコストダウンを実現できる。しかも、上記割
り溝は回転軸挟持部を形成するために本来的に必
要なものであるから、上述のようにフツク部を割
り溝を介して回転軸側の係合部に係合させる構成
とする場合でも、全体の構造が複雑化しない利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を一部破断して示
す分解斜視図、第2図及び第3図は同実施例の要
部を夫々異なる状態で示す拡大断面図、第4図乃
至第7図は夫々本考案の第2乃至第5実施例を示
す第3図相当図である。 図中、1はフアン、2は回転軸、5はボス部、
6は回転軸挟持部、8はコイルばね、9はフツク
部、9aは先端部、10は係合溝(係合部)、1
2は係合孔(係合部)、13は係合凹部(係合
部)、14は係合溝(係合部)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸に対しフアンをそのフアンの中心に設け
    たボス部を介して着脱自在に取付けるためのフア
    ン取付装置において、前記回転軸の先端部に形成
    した係合部と、前記フアンのボス部に割り溝によ
    つて分割した状態で形成した回転軸挟持部と、前
    記ボス部の外周に着脱可能に巻装され前記回転軸
    挟持部を前記回転軸に圧接させるように付勢する
    コイルバネの一端部に折曲形成され前記回転軸挟
    持部から立上がると共に先端部や前記割り溝内に
    入り込み且つ前記係合部に係合し得る形状のフツ
    ク部とを具備して成るフアン取付装置。
JP6613780U 1980-05-14 1980-05-14 Expired JPS6111519Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6613780U JPS6111519Y2 (ja) 1980-05-14 1980-05-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6613780U JPS6111519Y2 (ja) 1980-05-14 1980-05-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56165999U JPS56165999U (ja) 1981-12-09
JPS6111519Y2 true JPS6111519Y2 (ja) 1986-04-11

Family

ID=29660242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6613780U Expired JPS6111519Y2 (ja) 1980-05-14 1980-05-14

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0734233Y2 (ja) * 1989-04-06 1995-08-02 ダイキン工業株式会社 ファン装置

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Publication number Publication date
JPS56165999U (ja) 1981-12-09

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