JPH03168207A - ツィーグラー/ナッタの触媒タイプの触媒系 - Google Patents

ツィーグラー/ナッタの触媒タイプの触媒系

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JPH03168207A
JPH03168207A JP2295570A JP29557090A JPH03168207A JP H03168207 A JPH03168207 A JP H03168207A JP 2295570 A JP2295570 A JP 2295570A JP 29557090 A JP29557090 A JP 29557090A JP H03168207 A JPH03168207 A JP H03168207A
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JP
Japan
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titanium
catalyst
catalyst system
magnesium
formula
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Pending
Application number
JP2295570A
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English (en)
Inventor
Harald Schwager
ハーラルト、シュヴァガー
Peter Dr Koelle
ペーター、ケレ
Juergen Kerth
ユルゲン、ケルト
Ralf Zolk
ラルフ、ツォルク
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BASF SE
Original Assignee
BASF SE
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F4/00Polymerisation catalysts
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は活性組戊分として(a)チタン,マグネシウム
9 ハロゲン及びカルボン酸エステルヲ含有スるチタン
含有固体組戒分,ならびに共触媒として(b)アルミニ
ウム化合物及び場合により(c)さらに電子供与体化合
物を含有するツィーグラー/ナノタ触媒タイプの触媒系
に関するものである。
本発明はさらにこのような触媒を製造し.この触媒系を
使用してプロピレン重合体を製造する方法に関するもの
である。
(従来技術) ツィーグラー/ナッタ触媒タイプの触媒系は,例えばヨ
ーロッパ出願公告14523号,同公開23425号,
同459’75号及び同195497号公報から公知で
ある。これらの触媒系はことにα−オレフィ/の重合用
に使用され,多価チタン化合物,アルミニウムハロゲニ
ド及び/或はアルミニウムアルキルならびに電子供与体
化合物,ことに珪素化合物,エーテル.カルボン酸エス
テル,ケトン及びラクトンを含有し,これらは一方にお
いてチタン化合物と結合し,他方において共触媒として
使用される。
経済的にポリオレフィンを製造するためには.これら触
媒系はことに高い生産性を示さねばならない。この語は
生筬重合体の社の,使用される触媒遣に対する割合を意
味する。さらにこれにより得られる重合体ができるだけ
立体特異性を示すこと.すなわち単独重合体中の非アイ
ソタクチツク分子構造部分が2乃至2.5%を上回らな
いことが必要である。
これら両巨標要件は従来技術においては単に部分的に達
戒され得ているに過ぎない。例えばヨーロッパ出願公開
86473号から公知の触媒系はチタン含有固体組戊分
として電子供与体化合物としてカルボン酸エステルが,
共触媒として珪素化合物が使用されており,これは満足
すべき高い生産性を示すが.得られる重合体の立体特異
性に関しては依然として不満足なものである。ヨーロノ
パ出願公開171200号公報には.チタン含有固体組
戒分の構或要素としてカルボン酸エステルを.また共触
媒として珪素化合物及びアルミニウム化合物を含有する
ツィーグラー/ナノタ触媒系が開示されているが,これ
は高い立体特異性を示すブロビレン重合体の製造を可能
ならしめるが.生産性は不充分であり.しかもこれを使
用して得られる重合体の粒度分布が余りにも広い欠点が
ある。
さらにオレフイン重合体を耐腐蝕性物質と共に使用する
ことを可能ならしめるため,重合体加工処理のために重
要な特性は,重合体中における/\ロゲン含有分の低い
ことである。このためには重合体中のハロゲン含有分を
少なくすることが特に重要である。
ポリオレフィン製造のための重合法は.液状,スラリー
状或は気相で行なうのが有利である。他の重合法と異な
り.気相重合法は.ことに簡単な方法段階で行なわれ得
る。しかしながら,触媒の生産性の低下.ならびに生成
重合体における立体特異性及び形態的特性の劣化は避け
られない。そこで例えば英国出願公開2:LL1066
号公報には.ポリオレフィン重合用触媒系として,チタ
ン含有固体組戒分の構戊要素としてカルポン酸エステル
を,共触媒として珪素化合物を含有するものが記載され
ている。この触媒系は高い生産性.これを使用して得ら
れる単独重合体の良好な特性,ことに良好な立体特異性
,微細粒子の良好な分布を示す。
しかしながら.後に示される対比例Aから明らかなよう
に,重合な液相ではなく気相で行なった場合、これら諸
特性は著しく劣化する。
そこで本発明により解決されるべきこの分野の技術的課
題は,上述した諸欠点を回避克服し,気相においても高
い生産性を以てボリブロビレンを製造することができ.
これにより得られた重合体が高い立体特異性.良好な形
態特性,ことに?li細粒度のものを著しく少なくする
新規な触媒系を開発することである。
(発明の要約) しかるに上述の技術的課題は,活性組筬分として(a)
チタン,マグネシウム,ノ\ロゲン及びカルボン酸エス
テルを含有するチタン含有固体組成分.ならびに共触媒
として(b)アルミニウム化合物及び場合により(c)
さらK’iit子供与体化合物を含有するツィーグラー
/ナッタ触媒タイプの触媒系であって,固体組戒分にお
いてカルポン酸エステルとして式(Ia)或は式(Ib
) (Ia)           (Ib)(式中Rl,
  R2,  R3及びWは互に同じでも異なってもよ
く,それぞれ水素原子+  Cl − CI5アルキル
基.Gt − (’+5アルキルアリール基或はO, 
− CIOアルキル基を持っていてもよい5員から7.
員のシクロアルキル基を意味する)で表わされるカルボ
ン酸のジ工?テルが含有されていることを特■とする触
媒系により解 決され得ることが本発明者らにより見出
された。
(発明の構戊) チタン含有固体組戊分を製造するためには,チタン化合
物として三価乃至四価チタンのハロゲン化物或はアルコ
ラートが使用されるが,チタン塩化物.ことにチタンテ
トラクロリドが好ましい。
チタン含有固体組成分は,粉末状担体を含有することが
好ましく,そのためには酸化珪素及び酸化アルミニウム
ならびに珪酸アルミニウムを使用することが好ましい。
ことに好ましい担体としては,SiO■・aAl203
を使用するのが好ましく.この場合の符号aはOから2
,ことにOから0.5の範囲の数値を表わす。
チタン含有固体組戊分製造の場合,さらにマグネシウム
化合物が使巾される。その例としては,マグネシウムハ
ロゲニド,マグネシウムアリール,マグネシウムアルコ
キシアリールならびにマグネシウムアリールオキシ化合
物が挙げられる。ことにマグネンウムジクロリド,マグ
ネシウムジブロミド及びマグネシウム( C!, + 
010アルキル)化合物を使用するのが好ましい。その
ほかにこの組戊分はハロゲン,ことに塩素或は臭素を含
有する。
本発明によれば,チタン含有固体組戊分はさらに式(I
a)或は(Ib) (Ia) (Ib) で表わされる3員或は4員のシクロアルキル−1,2−
ジカルボン酸のジエステルを含有する。ただし,式中の
Rl,  R2,  R’及びWは互に同じでも異なっ
てもよく.それぞれ水素原子+  CI − CI!!
アルキル基*  O?−C+sアルキルアリール基或は
C, − C,。アルキル基を持っていてもよい5員か
ら7員のシクロアルキル基を意味する。このようなカル
ボン酸としては,  R1,  R2,  R3及びW
が水素原子或はc,−c,ア?キル基を意味するものが
ことに好ましい。
このエステル化反応のために使用されるヒドロキシ化合
物としては.慣用のアルコール,ことにCI − 01
5アルカノール+C5−C7シクロアルカノールであっ
て場合により01 − C10アルキル基を有するもの
.さらにはC6−CI0フェノールが挙げられる。こト
ニアルコール残基としてa, − a,アルヵノールを
有するエステルが好ましい。
ことに適当なエステルとしては,具体的にシクロプロパ
ン−1.2−ジカルボン酸のエステルが挙げられるが,
このために使用されるヒドロキシ化合物は,ペンタノー
ル,ヘキサノール,ヘブタノール及びオクタノールカ好
ましい。
チタン含有固体組戊分は,例えばヨーロッパ出願公開4
5975号,  459’17号,  86473号,
  1’71200号及び英国出願公開2111066
号公報に記載されているそれ自体公知の方法で製造され
得る。以下の3段階法で製造されるのが好ましい。
第1工程において,まず粉末状担体,ことにSiO■・
aAl■o3(符号aは上述した通り0から2.ことに
Oから0.5の数値を意味する)であって,粒径が一般
的に0.1から1000μm,ことに10から300 
pm ,孔隙容積が0.1から10cj/g, ことに
1.0から4.o aJ / g ,比表面積が10か
ら1000 m2/g, ことに100から500 m
”/ g ノモ(7)を,マクネシウム含有化合物の溶
液と共に液状アルカン中に投じ.この混合物を10から
120℃の温度で0.5から5時間攪拌する。この場合
SiQ2・aA1203lモルに対し0.1から1モル
のマグネシウム化合物を使用するのが好ましい。次いで
絶えず攪拌しつつ,マグネシウム含有化合物に対して少
くとも2倍モル量,ことに少なくとも5倍モル量過剰量
のハロゲンもしくはハロゲン水素、ことに塩素或は塩化
水素を添加する。約30から120分後,この液相から
固体分を分離する。
第2工程において.上記第1工程で得られた生戒物を液
状アルカンに投入し,次いでa, − a,アルカノー
ル,ことにエタノール,三価或は四価チタンのハロゲニ
ド或はアルコラート,ことにチタンテトラクロリド,な
らびに本発明により使用されルヘキシクロアルキル−1
.2−ジカルボン酸エステルを添加する。この場合,第
1工程で得られた固体分のマグネシウム1モルに対して
,1から5モル,ことに2から4モルのアルカメール,
2から20モル,ことに4から10モルの三価或は四価
チタン及び0.01からlモル,ことに0.1から1.
0モルのシクロアルキル−1.  2−ジカルポン酸エ
ステルの割合で使用される。このようにして得られた混
合物を10から150℃の温度で少くとも2時間攪拌し
,次いで得られた固体分を濾過し.液体状アルカン,こ
とにヘキサン或はヘプタンで洗浄する。
第3工程において.上記工程で得られた固体分を,  
100から150℃の湿度で過剰社のチタンテトラクロ
リド或は不活性溶媒,ことにアルキルベンゼンに過剰量
のチタンテトラクロリドを溶解させた溶液(溶媒は少く
とも5重量%のチタンテトラクロリドを含有する)を使
用して数時間抽出する。
次いで抽出物を液状アルカンで洗浄し,洗浄液中のチタ
ンテトラクロリド分が2重量%より少くする。
このようにして得られたチタン含有固体組戊分を共触媒
と共にツイーグラー/ナツタ触媒系として使用する。こ
の共触媒としてはアルミニウム化合物を使用する。アル
ミニウム化合物のほかに電子供与体化合物を併せ使用す
るのが好ましち・。
このアルミニウム化合物としては,トリアルキルアルミ
ニウムのほかにそのアルキル基がアルコキシ基或はハロ
ゲン原子,ことに塩素或は臭素原子により置換されてい
る化合物が好ましい。ことに炭素原子1から8個のアル
キル基を有するトリアルキルアルミニウム化合物.例え
ばトリメチル,トリエチル或はメチルジエチルアルミニ
ウムが好ましい。
チタン含有固体組戊分とアルミニウム化合物のほかに,
本発明触媒系は更に単官能性もしくは多官能性カルボン
酸.カルボン酸無水物及ヒカルポン酸エステル,さらに
はケトン,エーテル,アルコール,ラクトン,ならびに
燐及び珪素化合物のような電子供与体化合物を含有する
のが好ましい。
共触媒として有利に使用される電子供与体化合物は式(
n) R5nSi(OFF )4−n    (II)で表わ
される珪素有輸化合物である。ただしR5はC, − 
a2Qアルキル基r  CI − CI。アルキル基を
持っていてもよい5員から7員のシクロアルキル基或は
06〜020のアリール基もしくはアリールアルキル基
を,〆はCl−02。アルキル基を.nは数1.2もし
くは3をそれぞれ意味する。
ことに好ましい化合物は,R5がa,−a,アルキル基
或は5員から7員のシクロアルキル基を H6がa,−
C,アルキル基を.nが1或は2をそれぞれ意味するも
のである。
このような化合物としては.ことにジメトキシジイソブ
ロビルシラン,ジメトキシジイソブチルシラン,イソブ
ロビルシラン,ジメトキシジイソプチルシラン,ジメト
キシジシクロベンチルシラン,及びジエトキシイソブチ
ルイソプロビルシランが好ましい。
アルミニウム化合物のアルミニウムと.チタン含有固体
組戊分のチタンの原子割合は,10::Lから800:
l,ことに20:1から200 : 1であることが.
またアルミニウム化合物と電子供与体化合物(c)との
モル割合は.1:1から100 二l , ことに2:
1から80:1であることが好ましい。
本発明による触媒系は,前述した通りブロビレン重合体
の製造用にことに適当である。
ポリオレフィンの製造.ことにプロピレン重合体の製造
は,ブロビレン重合のた゛めに慣用の反応容器を使用し
.バッチ式,ことに連続的に.懸濁重合或はことに気相
重合により行なわれ得る。適当な反応容器は,適当な攪
拌器を具備し,重合体粒子固定床を有する連続稼働攪拌
容器である。当然のことながら,反応は一連の相連結さ
れた反容器によって行なうこともできる。反応時間はそ
れぞれの場合に選択された反応条件により相違するが,
一般的に0.2から20時間,通常は0.5から10時
間である。
プロピレン重合体なる語は.プロピレン単独重合体のほ
かに.プロピレンと比較的少量の炭素原子2から12個
を有する他のα,β一不飽和オレフィン化合物例えばヘ
キサジー1.5−エン.のような2官fm性α−オレフ
ィン或はα−モノオレフィンとの共重合体である。こと
に好ましいコモノマーは,エチレン,1−ブテン.1−
ベンテン.1−ヘキセ/,1−ヘプテン及び1−オクテ
ンである。
この場合に得られる共重合体は.ブロック共重合体でも
.ランダム共重合体であっても,或は交互共重合体であ
ってもよい。本発明触媒系は, 10重量%までのエチ
レンを重合含有するプロピレン/エチレン共重合体,比
較的少量のエチレン及びプトー1−エンを重合含有する
プロピレンの三元共重合体,及びポリプロピレンブロッ
クのほかにサラにプロピレン/エチレン共重合体ブロッ
クを重合含有するプロピレン/エチレンブロソク共重合
体を製造するためにことに適当である。
重合反応は20から160℃の温度.lから100バー
ルの圧力下に行なうのが好ましい。4oから120℃.
lOから80バールの条件がことに好ましい。
これにより形戊されるポリオレフィ/の分子量は.重合
技術に慣用の制御剤,例えば水素の添加により制御され
,狭まい分布に調整され得る。さらに不活性溶媒,例え
ばトルエン或はへキサン,不活性気体,例えば窒素或は
アルゴン及び少量のボリプロピレン粉末と共に使用する
ことも可能である。
本発明により得られるブロビレン単独重合体或は共重合
体は.ポリオレフィン一般に共通の分子量であって, 
 20000から500000の範咄が好ましい。
本発明による触媒系は.従来技術によるこの種の触媒系
と異なり,高い生産性及び改善された立体特異性を,こ
とに気相重合の場合に示す。このようにして得られた重
合体は,ことに著しく小さい粒度( <0.25論)を
示し,その塩素含有量は著しく少ない。
本発明触媒系を使用して得られるプロピレン重合体は,
その良好な機械的特性の故に特にシート及び戒形体の製
造に適する。
実施例l (a)チタン含有固体組成分の製造 第1工程において,粒径20から45μm,孔隙容積1
.scj/g.比表面積335m”/gのSin2をn
−プチルオクチルマグネシウムの20%n−へブタン溶
液と共に装填した。この際Si0,1モルに対してマグ
ネシウム化合物0.25モルを使用した。この溶液を4
0℃において60分間攪拌し,次いで20’Cに冷却し
て.マグネシウム化合物に対して10倍モル量の塩化水
素を導通した。60分後.反応生戊物な烈しく攪拌しつ
つ,マグネシウム1モル当たり3モルのエタノールを添
加した。この混合物を80℃で1時間攪拌し,次いでそ
れぞれマグネシウム1モルに対し,6.7モルのチタン
テトラクロリド及び0.3モルのシクロプロパン−1,
2−ジヵルボン酸−n−ヘキシルエステルを添加した。
さらに100℃で2時間攪拌し.得られた固体分を濾別
し.n−へブタンで3回洗浄した。
この固体分を125℃においてチタンテトラクロリドの
10%エチルベ/ゼ/溶液で3時間にわたり抽出した。
次いで抽出液から固体分を濾別し,抽出液中のチタンテ
トラクロリド含有分がわずか0.3重量%と々るまでn
−へブタンで洗浄した。
このチタン含有固体組成分はT1を3.8重量舛.Mg
を5.9重置%,  01を24.0重量%含有するこ
とが確認された。
(b)重合 抱拌器を装着した容積10lのスチールオートクレープ
に,  30℃において50 gのポリプロピレン粉末
(メルト7ローインデノクスs,o g lzo分).
10ミリモルのトリエチルアルミニウム(n−へブタン
中1モル溶液として),1.0ミリモルのジメトキシイ
ソブチルイソブロビルシラン(n−へブタン中1モル溶
液として).1ollの水素及び100■の上記(a)
@で得られたチタン含有固体組戒分を装填した。次いで
反応容器内温を15分間にわたり70’Cまで上げ,気
体状ブロビレンを圧大して内圧を28バールとした。2
時間にわたり重合させた。
この間消費されたモノマーは連続的に補給された。
これにより平均分子量245000のブロビレン単独重
合体996gが得られた。この触媒系の生産性.すなわ
ち生或重合体量の使用した触媒量に対する割合,ヘブタ
ン溶解性部分の割合(非アイソタクチノク構造部分の割
合の指標).微小粒度(゛<0,25■)部分の割合及
び重合体の塩素含有分を後掲の表に示す。
実怖例2 実施例/(a)におけると同様にしてチタン含有固体組
戊分を製造した。ただし本例におL・てはシクロプロパ
ン−1.2−ジカルボン酸一n−ヘキシルエステルでは
ナ<.等モル量のシクロプロパン−1.2−ジカルボン
酸−n−ペンチルエステルを使用した。このチタン含有
固体組成分はT1を3.6重51%.Mgを5.9重量
%,  Clを24,3重il%含有することが確認さ
れた。
この組成分(a)を含有する触媒により上記実施例/ 
(b)と同様にしてプロピレンを重合した。これにより
平均分子14 255000のプロピレン単独重合体1
500kgが得られた。この重合体の上述測定結果は後
掲の表に示される。
対比例A 上記実施例lにおけると同じ条件下において,ただし前
述英国出願公開2111066号公報の実樒例lによる
触媒を使由してプロピレンの重合を行なった。この触媒
はチタン含有固体組成分において,チタンテトラクロリ
ドとマグネシウムクロリドのほかに,電子供与体化合物
としてジイソブチルフタラート及びフタル酸無水物を含
有する。このチタン含有固体組戒分のほかに,アルミニ
ウム共触媒としてトリエチルアルミニウム及び電子供与
体化合物として,フエニルトリエトキシシランを含有す
る。これはT1を3.1重量%,  Mgを17.0重
量%,  01を56.0重量%含有することが確認さ
れた。
この英国出願公開21110 66号公報実施例/によ
り触媒を使用した対比例Aの場合の測定結果は,本発明
の場合(実施例/及び2)の結果と対比して後掲の表に
示される。
これから認められるように気相重合条件下に本発明触媒
系を使用した場合.従来技術による触媒系を使用したと
きの結果に対し,高い生産性及び立体特異性を示し,こ
とに微細粒度分の少ない。
実施例l 実施例! 対比例A 割合(重量%) 1.7 2.4 2.4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  活性組成分として(a)チタン、マグネシウム、ハロ
    ゲン及びカルボン酸エステルを含有するチタン含有固体
    組成分、ならびに共触媒として(b)アルミニウム化合
    物及び場合により(c)さらに電子供与体化合物を含有
    するツィーグラー/ナッタ触媒タイプの触媒系であって
    、固体組成分においてカルボン酸エステルとして式(
    I a)或は式( I b)▲数式、化学式、表等がありま
    す▼( I a)▲数式、化学式、表等があります▼( I
    b) (式中R^1、R^2、R^3及びR^4は互に同じで
    も異なってもよく、それぞれ水素原子、C_1−C_1
    _5アルキル基、C_7−C_1_5アルキルアリール
    基或はC_1−C_1_0アルキル基を持っていてもよ
    い5員から7員のシクロアルキル基を意味する)で表わ
    されるカルボン酸のジエステルが含有されていることを
    特徴とする触媒系。
JP2295570A 1989-11-06 1990-11-02 ツィーグラー/ナッタの触媒タイプの触媒系 Pending JPH03168207A (ja)

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DE3936856.4 1989-11-06

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JP (1) JPH03168207A (ja)
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AT (1) ATE99334T1 (ja)
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BR (1) BR9005591A (ja)
DE (2) DE3936856A1 (ja)
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