JP2517395B2 - ランダム共重合体の製造方法 - Google Patents
ランダム共重合体の製造方法Info
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Description
合体の製造方法に関する。
グネシウム、チタン、ハロゲンおよび内部電子供与体す
なわちモノ−若しくはポリカルボン酸エステルを含む触
媒先駆物質、(ii)ヒドロカルビルアルミニウム助触媒
並びに(iii)外部電子供与体又は選択性制御剤すなわ
ちモノ−若しくはポリカルボン酸エステルを含みしかも
外部電子供与体が内部電子供与体とは別異であり、アル
ミニウム対選択性制御剤モル比が約0.1〜100範囲であ
り、アルミニウム対チタンモル比が約10〜200範囲であ
る触媒系を用いた低圧気相流動層プロセスにおいて関連
コモノマーを50℃を越える温度で重合させることによ
り、高い収率および高い生産速度で製造することができ
る。
が無作為に編入されているエチレンおよびプロピレン共
重合体の製造に用いることができる。一般に、共重合は
流動層反応器で遂行される。この種の共重合体は、良好
な透明性およびヒートシール特性を有する点でポリプロ
ピレン単独重合体に勝った利点を有する。また、ランダ
ム共重合体の剛性は単独重合体より低い。斯かるランダ
ム共重合体の主な市場はフィルム用途および吸込成形に
ある。近年、或る射出成形品がランダム共重合体を以て
製造されている。
するために、共重合体のエチレン基剤部分を多くするこ
とが知られている。あいにく、この触媒系および付加的
エチレンに在来のプロセス条件を用いるなら、外観が
「ポップコーン」様若しくは「フレーク」様の、破裂し
た不規則形凝集共重合体の大粒子がもたらされる。斯か
る粒子はかなり硬質で、形成後は破断し難い。不規則形
および凝集は樹脂の低かさ密度の原因をなす。低かさ密
度および大粒度は換言するに劣悪な流動特性を意味す
る。これは反応器内に流動化問題を惹起し、而して製品
排出系および他の下流装置を、連続操作が本質上不可能
になる程度まで詰まらせる。
も良好な流動性をも示す増量エチレンを用いたプロピレ
ンおよびエチレンのランダム共重合体の製造方法を提供
することである。
マー少なくとも2種の共重合方法にして、該コモノマー
に、(i)マグネシウム、チタン、ハロゲンおよび、内
部電子供与体としてのモノ−ないしポリカルボン酸エス
テルを含む触媒先駆物質、(ii)ヒドロカルビルアルミ
ニウム助触媒並びに(iii)外部電子供与体又は選択性
制御剤としてのモノ−若しくはポリカルボン酸エステル
を含みしかも該外部電子供与体が内部電子供与体とは別
異であり、アルミニウム対チタン原子比が約10〜300好
ましくは約10〜200範囲である触媒系を、少なくとも一
つの反応帯域中重合条件下気相で接触させ、 但し反応帯域の温度を約50〜110℃範囲とし、アルミ
ニウム対選択性制御剤モル比を約0.5〜5範囲とし、プ
ロピレン分圧を約50〜450psi(3.5〜31.6kg/cm2)範囲
とし、エチレン分圧を約0.25〜25psi(0.018〜1.8kg/cm
2)範囲とする、共重合方法が発見された。
素)および電子供与体を含む触媒先駆物質、有機アルミ
ニウム化合物(助触媒と呼称しうる)並びに選択性制御
剤で組成される。選択性制御剤は、製造されるアイソタ
クチック結晶性重合体の全百分率を高めるような態様で
触媒先駆物質を変性する添加剤と定義される。
出すことができる。この場合、触媒先駆物質は、式MgR
2-nXn(ここでRはアルコキシ又はアリールオキシド基
であり、各Rは同じか又は別異であり、Xはハロゲンで
あり、n=0又は1である)のマグネシウム化合物をハ
ロ炭化水素および電子供与体の存在下四価チタンハロゲ
ン化物でハロゲン化させ、ハロゲン化物を四価チタンハ
ロゲン化物と接触させ、得られた固体を随意芳香族酸塩
化物で処理し、ハロゲン化物を洗浄して未反応チタン化
合物を除去し、そして固体生成物を回収することにより
得られる。
である: 触媒先駆物質の製造に用いることのできる適当なハロ
ゲン含有マグネシウム化合物はアルコキシないしアリー
ルオキシマグネシウムハリド例えばイソブトキシマグネ
シウムクロリド、エトキシマグネシウムブロミド、フェ
ノキシマグネシウムヨージド、クミルオキシマグネシウ
ムブロミドおよびナフテノキシマグネシウムクロリドで
ある。
ムジアルコシド、ジアリールオキシドおよび炭素原子2
〜24個のカルボキシレート例えばマグネシウムジイソプ
ロポキシド、マグネシウムエトキシド、マグネシウムジ
ブトキシド、マグネシウムジフェノキシド、マグネシウ
ムジナフテノキシド、エトキシマグネシウムイソブトキ
シド、マグネシウムジオクタノエートおよびマグネシウ
ムジプロピオネートである。
有するマグネシウム化合物を用いることもできる。斯か
る化合物の例はエトキシマグネシウムフェノキシドおよ
びナフテノキシドマグネシウムイソアミルオキシドであ
る。また、カルボキシレート基1個およびアルコキシ
ド、アリールオキシド若しくはハリド基1個を有する化
合物例えばエトキシマグネシウムオクタノエート、フェ
ノキシマグネシウムプロピオネートおよびクロロマグネ
シウムドデカノエートも適している。
クロリド、ジエトキシチタンジブロミド、イソプロポキ
シチタントリヨージドおよびフェノキシチタントリクロ
リドの如きアリールオキシないしアルコキシジ−若しく
はトリハリドが含まれる。四塩化チタンの如きチタンテ
トラハリドが好ましい。
る。各脂肪族ハロ炭化水素は好ましくは炭素原子1〜12
個およびハロゲン原子少なくとも2個を含有する。脂肪
族ハロ炭化水素にはジブロモメタン、トリクロロメタ
ン、1,2−ジクロロエタン、ジクロロブタン、1,1,3−ト
リクロロエタン、トリクロロシクロヘキサン、ジクロロ
フルオロエタン、トリクロロプロパン、トリクロロフル
オロエタン、ジブロモジフルオロデカン、ヘキサクロロ
エタンおよびテトラクロロイソオクタンが含まれる。四
塩化炭素および1,1,3−トリクロロエタンが好ましい。
また、1分子当りハロゲン原子1個のみを含む脂肪族ハ
ロ炭化水素例えば塩化ブチルおよび塩化アミルも用いる
ことができる。適当な芳香族ハロ炭化水素にはクロロベ
ンゼン、ブロモベンゼン、ジクロロベンゼン、ジクロロ
ジブロモベンゼン、ナフチルクロリド、クロロトルエン
およびジクロロトルエンが含まれる。最も好ましいハロ
炭化水素はクロロベンゼンである。
個に又は有機アルミニウム化合物と錯形成した選択性制
御剤(外部供与体)として用いられる適当な電子供与体
はモノ−若しくはポリカルボン酸エステルである。しか
しながら、選択性制御剤(外部供与体)が電子供与体す
なわち内部供与体とは異なるものでなければならないこ
とは理解される。
はエチルないしメチル安息香酸エステル、p−メトキシ
エチル安息香酸エステル、p−エトキシメチル安息香酸
エステル、p−エトキシエチル安息香酸エステル、アク
リル酸エチル、メタアクリル酸メチル、酢酸エチル、p
−クロロエチル安息香酸エステル、p−アミノヘキシル
安息香酸エステル、ナフテン酸イソプロピル、n−アミ
ルトルエート、シクロヘキサン酸エチル、ピバル酸プロ
ピル、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸
ジ−n−プロピル、フタル酸ジイソプロピル、フタル酸
ジ−n−ブチル、フタル酸ジイソブチル、フタル酸ジ−
t−ブチル、フタル酸ジイソアミル、フタル酸ジ−t−
アミル、フタル酸ジネオペンチル、フタル酸ジ−2−エ
チルヘキシル、フタル酸ジ−2−エチルデシル、ジエチ
ル−1,2−フルオレンジカルボキシレート、ジイソプロ
ピル−1,2−フェロセンジカルボキシレート、シス−ジ
イソブチル−シクロブタン−1,2−ジカルボキシレー
ト、エンド−ジイソブチル−5−ノルボルネン−2,3−
ジカルボキシレート、エンド−ジイソブチル−ビシクロ
[2.2.2]オクタ−5−エン−2,3−ジカルボキシレー
ト、マレイン酸ジイソブチルおよびシトラコン酸ジイソ
アミルである。
与体)が好適な安息香酸エチルであるとき、選択性制御
剤として用いられる好ましい電子供与体(外部供与体)
はp−エトキシエチル安息香酸エステルである。
表わすことができる。ここで、各Rはアルキル、シクロ
アルキル、アリール又はヒドリド基であり、少なくとも
1個のRはヒドロカルビル基であり、2個ないし3個の
R基は複素環式構造を形成する環式基で結合し得、各R
は同じか又は別異であり、そしてヒドロカルビル基であ
る各Rは炭素原子1〜20個好ましくは1〜10個を有す
る。更に、各アルキル基は直鎖ないし分岐鎖であり得、
斯かるヒドロカルビル基は混成基でありうる。すなわ
ち、該基はアルキル、アリールおよび(又は)シクロア
ルキル基を含有しうる。適当な基の例はメチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、t
−ブチル、ペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、2−メ
チルペンチル、ヘプチル、オクチル、イソオクチル、2
−エチルヘキシル、5,5−ジメチルヘキシル、ノニル、
デシル、イソデシル、ウンデシル、ドデシル、フェニ
ル、フェネチル、メトキシフェニル、ベンジル、トリ
ル、キシリル、ハフチル、ナフタル、メチルナフチル、
シクロヘキシル、シクロヘプチルおよびシクロオクチル
である。
イソブチルアルミニウム、トリヘキシルアルミニウム、
ジイソブチルアルミニウムヒドリド、ジヘキシルアルミ
ニウムヒドリド、イソブチルアルミニウムジヒドリド、
ヘキシルアルミニウムジヒドリド、ジイソブチルヘキシ
ルアルミニウム、イソブチルジヘキシルアルミニウム、
トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、ト
リプロピルアルミニウム、トリイソプロピルアルミニウ
ム、トリ−n−ブチルアルミニウム、トリオクチルアル
ミニウム、トリデシルアルミニウム、トリドデシルアル
ミニウム、トリベンジルアルミニウム、トリフェニルア
ルミニウム、トリナフチルアルミニウムおよびトリトリ
ルアルミニウムの如きものである。好ましいヒドロカル
ビルアルミニウムはトリエチルアルミニウム、トリイソ
ブチルアルミニウム、トリヘキシルアルミニウム、ジイ
ソブチルアルミニウムヒドリドおよびジヘキシルアルミ
ニウムヒドリドである。
として用いられるエステル化合物に相当する化合物であ
る。好ましくは、ハリドはクロリド又はブロミドであ
る。酸ハロゲン化物は炭素原子7〜22個および芳香族環
1個ないし2個以上を含有しうる。
性剤は式BX3又はAlR(3-a)Xaを有する。ここで、Xは塩
素、臭素又はよう素であり、Rは炭素原子1〜14個のア
ルキル基であり、各XおよびRは同じか又は別異であ
り、そしてaは0、1又は2である。好ましい変性剤に
は、各アルキル基が炭素原子1〜6個を有するアルキル
アルミニウムモノ−若しくはジクロリドおよび三塩化ほ
う素が含まれる。特に好ましい変性剤はジエチルアルミ
ニウムクロリドである。内部電子供与体1モル当り約0.
1〜10モル好ましは約0.2〜2.5モルの変性剤が用いられ
る。変性剤を用いるとき、それはチタン錯体の一部であ
ると認められる。
き流動層反応器1基若しくは2基以上で或は別種の、例
えばポリプロピレン若しくはプロピレン共重合体の気相
製造用慣用反応器でプロピレンおよびエチレンのコモノ
マー少なくとも2種を接触系に連続接触させることによ
り気相で製造される。
含ませることができる。本明細書中、用語「共重合体」
は、コモノマー2種以上を基剤とする重合体を意味する
ものとする。付加的コモノマーは炭素原子4〜12個のα
−オレフィン又は炭素原子5〜25個の共役ないし非共役
ジエンでありうる。有用なα−オレフィンは好ましく
は、二重結合から除去される2個の炭素原子よりも近い
炭素原子上にいかなる分岐も含まない。適当なα−オレ
フィンの例に1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチルペ
ンテン−1、1−ヘプテンおよび1−オクテンが含まれ
る。ジエンの例には1,4−ペンタジエン、1,4−ヘキサジ
エン、1,5−ヘキサジエン、ジシクロペンタジエン、シ
クロヘキサジエン、1−ビニル−1−シクロペンタン、
アルキルビシクロノナジエン、インデンおよびノルボル
ネンが含まれる。後者の例はエチリデンノルボルネンで
ある。非共役ジエンが好ましい。
の重量を基準にして約80〜99.5重量%好ましくは約90〜
99.5重量%範囲であり、エチレンに帰せられる部分は約
0.5〜20重量%好ましくは約0.5〜10重量%範囲であり、
そして存在しうる他のコモノマーに帰せられる部分は約
0.5〜20重量%範囲である。すべての%はランダム共重
合体の重量を基準とする。
を基剤とする共重合体部分)は、共重合体の結晶融点を
決定することにより達せられる。この融点は差動走査熱
量計(DSC)で測定される。プロピレン単独重合体の融
点は結晶化度によって161〜165℃範囲で変動し、C3/C2
ランダム共重合体の融点は、編入エチレン量が増加する
につれ抑制される。経験として、融点における5℃の抑
制はエチレン編入の1重量%に相当する。DSC又は結晶
融点はエチレン対プロピレン気相モル比の一次関数であ
ることが見出される。それ故、エチレン編入の重量%も
亦エチレン対プロピレン気相モル比に直線的に比例す
る。
される。斯くして、重合過程で、層は、粒子を分離させ
且つ流体として機能させるのに十分な流量若しくは速度
で導入される重合性ないし変性用気体成分によって流動
化される形成重合体粒子、成長重合体粒子および触媒粒
子を含む。流動化用気体は、初期供給物、補給供給物お
よび循環(再循環)ガスすなわち単量体と、所望なら変
性剤および(又は)不活性担体ガスとで組成される。
口ないし出口配管、圧縮機、循環ガス冷却器および生成
物排出系である。容器内の層上には減速帯域があり、層
中には反応帯域がある。いずれも気体分布プレートの上
にある。好ましくは、反応器内にエチレンをシリンジ連
続供給装置によって導入する。
約60〜90℃範囲の温度で作動される。作業圧力は約250
〜600psig(17.8〜42.2kg/cm2ゲージ)ないしそれ以上
好ましくは約300〜550psig(21.1〜38.7kg/cm2ゲージ)
範囲である。プロピレン分圧は約50〜450psi(3.5〜31.
6kg/cm2)範囲好ましくは約100〜400psi(7.0〜28.1kg/
cm2)範囲である。エチレン分圧は約0.25〜25psi(0.02
〜1.8kg/cm2)範囲好ましくは約1〜15psi(0.07〜1.1k
g/cm2)である。他のコモノマーの分圧和は約0.5〜75ps
i(0.04〜5.3kg/cm2)でありうる。エチレン対プロピレ
ンモル比は約0.005〜0.065好ましくは約0.01〜0.045で
ある。循環ガス流れを測定することにより算定しうる表
面気体速度は一般に約0.1〜5ft(0.03〜1.52m)/sec好
ましくは約0.5〜2ft(0.15〜0.61m)/sec範囲で保持さ
れる。結果を最適にするために、表面気体速度は好まし
くは緩徐な変化を伴って用いられる。換言するに、気相
中のエチレン濃度は、生成物に関して所望されるレベル
へと緩徐に高められる。
好ましくは約2〜6時間範囲である。流動気体速度は約
0.1〜5.0ft(0.03〜1.52m)/secないしそれ以上好まし
くは約て0.5〜2.5ft(0.15〜0.76m)/sec範囲である。
本プロセスに水素又は別の連鎖移動剤を用いることがで
きる。流動層反応器内で用いられる水素対α−オレフィ
ンモル比は約0.0005:1〜0.2:1好ましくは約0.01:1〜0.
1:1範囲である。このことから、水素分圧は約0.1〜200p
si(0.007〜14.1kg/cm2)好ましくは約0.5〜50psi(0.0
35〜3.5kg/cm2)範囲であるといえる。反応器で用いら
れる作業圧力の残部は、プロピレン、エチレン並びに用
いられる他コモノマーの分圧および水素分圧を考慮した
後窒素の如き不活性ガスの使用により補給することがで
きる。
望ましい場合、流動層反応器1基が用いられる。耐衝撃
性銘柄共重合体の場合、もう1基の流動層反応基が必要
とされる。
ニウム対選択性制御剤モル比が約0.5〜5好ましくは約
1〜3、助触媒中のアルミニウム対固体触媒成分中のチ
タン原子比が約5〜300好ましくは約10〜200である如き
量に保持される。
果は次の如くである: 溶融流量は約0.01〜1000好ましくは約0.05〜500範囲
である。これはASTM D−1238、条件L下、230℃で荷重2
160gを以て測定するとき求められ、g/10minの単位で記
録される。
くは約0.01〜0.08in(0.025〜0.20cm)範囲でありう
る。平均粒度は、一連のASTM標準篩に粉末を通し、各篩
上の保留粒子を秤量しそして数平均粒度を算定する如く
して求められる。
しくは約15〜25lb/ft3(240〜400kg/m3)範囲である。
沈降かさ密度は、一定容量の樹脂試料を収集し、秤量し
且つ重量を容量で除して算定する如くして求められる。
の共重合体好ましくは1時間当り1000lb(454kg)×約1
0〜30の共重合体である。生産速度は毎時生産される樹
脂の秤量により求められる。
約50重量%に保持され、好ましくは約30重量%以下のレ
ベルで保持される。キシレン可溶分は、共重合体試料を
熱キシレンに渡河し、得られた溶液を23℃に冷却後なお
溶液状態に留っている重量%として定義される。「プレ
ートアウト」と呼称される、加工時低分子種が樹脂表面
に移行する現象を排除するのに低いキシレン可溶分が望
ましい。この現象は、キシレン可溶分値が過剰になると
き生じうる。
て約20重量%以下好ましくは約5.5重量%以下のレベル
で保持される。厚さ3〜4ミルの共重合体フィルム試料
(チルロール式押出により製造)は、n−ヘキサン中50
℃で2時間抽出したあと過する。液を蒸発させ、全
残留物をn−ヘキサン抽出分率の尺度として秤量する。
とと、更に安定な連続作業で、受容される形態すなわち
小粒度、規則的粒子形および高い沈降かさ密度、高い触
媒生産性、受容されるキシレン可溶レベル、高いエチレ
ン含量、広い生成物組成範囲、妥当な生産速度並びに低
い臭気レベルである。
として流動層反応器に連続供給する。反応器にはまた、
イソペンタン中2.5重量%溶液としてのトリエチルアル
ミニウム助触媒とイソペンタン中1.0重量%溶液として
のp−エトキシエチル安息香酸エステル(選択性制御
剤)とを同時に且つ連続的に加える。
およびトリエチルアルミニウム(TEAL)対チタンモル比
を保持するのに十分な先駆物質、助触媒および選択性制
御剤を反応器に導入する。
および窒素を加える。水素/プロピレンモル比並びにプ
ロピレンおよびエチレンの全圧ないし分圧を表1に掲載
する。全圧の残部は窒素で補給する。ガス供給物はオリ
フィスおよびモーターバルブの使用により遂行される。
パイロット規模モデルである。それを凝縮態様で操作す
る。凝縮態様の操作については米国特許第4,543,399号
および同第4,588,790号に記載されており、そこでは循
環ガス流れを、気体/液体2相混合物の液相が少なくと
も入口箇所から流動層に送り込まれるまで連行されたま
まである如き条件下循環ガス流れの露点ないしそれ以下
の温度に意図的に冷却して上記混合物を生成する。
各lb当りの滞留時間を時間(hr)で示す。
m)で示す。チタンppmは分光光度計法により求められ
る。
で一定速度で加熱し、一定速度で冷却しそして一定速度
で再加熱することにより求められる。
分、重量%。それはDSC融点から見積もられる。
ャート図である。
Claims (1)
- 【請求項1】プロピレンおよびエチレンのコモノマー少
なくとも2種の共重合方法にして、該コモノマーに、
(i)式:MgR2-nXn(ここでRはアルコキシ又はアリー
ルオキシド基であり、Xはハロゲンであり、n=0又は
1)を有するマグネシウム化合物、チタン(IV)化合
物、ハロゲンおよび、内部電子供与体としてのモノ−な
いしポリカルボン酸エステルを含み且つマグネシウム対
チタン、ハロゲン対マグネシウムないしマグネシウム対
電子供与体の原子比もしくはモル比を夫々3〜30、2〜
3ないし1〜60範囲とする触媒先駆物質、(ii)ヒドロ
カルビルアルミニウム助触媒並びに(iii)選択性制御
剤としてのモノ−若しくはポリカルボン酸エステルを含
み、しかも該選択性制御剤が内部電子供与体とは別異で
あり、アルミニウム対チタン原子比が約10〜200範囲で
ある触媒系を、少なくとも一つの反応帯域中重合条件下
気相で接触させ、 但し反応帯域の温度を約50〜110℃範囲とし、アルミニ
ウム対選択性制御剤モル比を約1〜3範囲とし、プロピ
レン分圧を約50〜450psi(3.5〜31.6kg/cm2)範囲と
し、エチレン分圧を約0.25〜25psi(0.018〜1.8kg/c
m2)範囲とする、前記コモノマー少なくとも2種の共重
合方法。
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