JPH03168184A - 洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、使用者の所望時期に洗濯運転を実行すること
が可能な洗濯機に関する。

（従来の技術） 洗濯機には、現在時点よりよりも先の時点で運転を実行
できる、いわゆる予約機能付きの洗濯機が供されている
。このものでは、使用者が洗濯運転の開始希望時刻また
は終了希望時刻をスイッチにより入力すると、マイクロ
コンピュータを含んで構成される制御回路が開始予定時
刻を設定する。そして現在時刻がその設定された開始予
定時刻に達すると、洗濯運転を開始する。

（発明が解決しようとする課題） ところで、上述のように使用者が洗濯運転を予約機能に
て行なう場合、その運転時期は一日のうちでも日常的に
大体同じ時間帯になることが多い。このような事情を考
慮した場合、上記従来の洗濯機では、予約機能による洗
濯運転が実行された場合に、運転終了に伴って前記開始
予定時刻がクリアされるため、使用者は、毎１」、同じ
希望時刻を人力しなければならず、面倒である。また、
上記予約機能による洗濯運転は、槽内に洗濯物の有・無
に関係なく開始されるため、洗濯物が槽内に収容されて
いない場合も運転がなされてしまう不具合があった。特
に予約機能において洗濯運転を実行する場合としては、
使用者が洗濯機のそばを離れることが多いので、それに
気付かずにそのまま洗濯運転を無駄に実行させてしまう
ことになってしまう。

従って本発明の目的は、日常的に大体同じ時間帯にて洗
濯運転を行なうような場合に時刻設定操作の面倒をなく
すことができると共に、洗濯運転が洗濯物無しの状態で
無駄に実行されることのない洗濯機を提供するにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、外部入力に基づき洗濯運転の開始予定時刻を
記憶する開始予定時刻記憶手段と、槽内の洗濯物の有・
無を検出する洗濯物センサと、前記記憶された開始予定
時刻に達したときに洗濯物センサからの検出結果が洗濯
物「有り」であることを条件に洗濯運転を開始し検出結
果が洗濯物「無し」であるときには洗濯運転を開始しな
いように制御する運転開始制御手段とを具備して或るも
のである。

（作用） 上記手段によれば、開始予定時刻記憶手段によって洗濯
運転の開始予定時刻を記憶するので、使用者はその記憶
後は洗濯運転の開始予定時刻に関する外部入力操作を必
要としない。そして、運転制御手段は、前記記憶された
開始予定時刻に達したときに洗濯物センサからの検出結
果が洗濯物「有り」であることを条件に洗濯運転を開始
し検出結果が洗濯物「無し」であるときには洗濯運転を
開始しないように制御するから、洗濯運転が洗濯物無し
の状態で無駄に実行されることはない。

（実施例） 以下、本発明の一実施例につき図面を参照して説明する
。

第２図には、脱水兼用洗濯機の構或を示している。外箱
１内に設けられた水受槽２の内部には、回転槽３が配設
され、この回転槽３内には容器状の撹拌体４が配設され
ている。また、水受槽２の外底部には洗濯機モータ５が
配設されていると共に機構部６が配設されている。なお
、水受檜２の排水口７には排水弁８が配設され、また、
該水受槽２の底部にはエアトラップ９が形成されている
。

そしてこのエアトラップ９にはエアチューブ１０を介し
て、上部カバー１ａ内の後部に位置する水位センサー１
が接続されている。またこの上部力バー１ａ内の後部に
は給水弁ｌ２も設けられている。さらに上部カバー１ａ
には、蓋１３が設けられている他に、操作バネル１４が
設けられている。

そして上記蓋１３の裏面には洗濯物センサー５が配設さ
れている。この洗濯物センサー５は、第３図に示すよう
に、超音波を出力する送信部１５ａとその超音波を受信
する受信＃１５ｂと図示しないセンサ回路とから構威さ
れている。しかして、この送信部１５ａから出力した超
音波は洗濯物または回転槽３内底而（撹拌体４内底而）
に反射されて受信部１５ｂにより受信されるもので、そ
の発信から受信までの時間Ｔｓに応じた信号をセンサ回
路内部で発生させ、その信号を基準値と比較することに
より洗濯物「有り」または洗濯物「無し」の検出信号を
出力する。すなわち、回転槽３の内部に洗濯物が存在す
る場合には、超音波の発信から受信まで経路が符号Ａの
ように短くて時間５ ？ｓは所定の基準時間Ｔｋより短く、回転槽３の内部に
洗濯物が存在しない場合には、超音波の発信から受信ま
で経路が符号Ｂのように長くて時間Ｔｓは上記基準時間
Ｔｋより長くなる。なお、上記時間Ｔｓが比較的長い時
間値の異常検知判定時間Ｔｅ　（Ｔｅ＞Ｔｋ）よりも長
いと該洗濯物センサ１５の故障もしくは蓋１３開放状態
として判定することも可能である。ただし本実施例にお
いては、上記上■部カバー１ａ内には蓋１３の開閉を検
出するマイクロスイッチ等からなる蓋開閉センサ１６（
第１図参照）が設けられている。

一方、前記操作バネル１４には、第４図に示すように、
スタートスイッチ１７、水位設定スイッチ１８、水流設
定スイッチ１つ、洗い時間設定スイッチ２０、すすぎ内
容設定スイッチ２１、脱水時間設定スイッチ２２、時刻
設定スイッチ２３、ｒ時」設定スイッチ２４、「１０分
単位」設定スイッチ２５、「分」設定スイッチ２６、予
約設定スイッチ２７が設けられている。さらに時刻表示
器２８が設けられているほかに、予約設定表示用６ の発光ダイオード２つ、その他多数の発光ダイオードが
設けらハている。

次に第１図において、制御同路３０は、マイクロコンピ
ュータを含んで構成されており、この制御回路３０には
、電源同路３１から電源が与えられる他に、前記各スイ
ッチ１７ないし２７を有して構成されたスイッチ操作部
３２，前記水位センサ１１，洗濯物センサ１５，蓋開閉
センサ１６からの信号が与えられるようになっている。

そして、この制御回路３０は、予め内部メモリに運転制
御プログラムが記憶されているいると共に、運転開始時
刻を記憶するための記憶部を確保している。

特に洗濯運転は、運転制御プログラムに従い、洗濯機モ
ータ５の正転端子通断電用のトライアツク３３，同逆転
端子通断電用のトライアツク３４，排水弁８通断電用の
トライアック３５，給水弁１２通断電用のトライアック
３６をオンオフ制御することにより実行するようになっ
ている。さらにこの制御回路３０の運転制御プログラム
には予約運転制御プログラムが含まれており、従って、
この制御回路３０は開始予定時刻記憶手段として機能す
るほかに、運転開始制御手段として機能する。

以下、本実施例の作用を制御回路３０の上記機能と合わ
せて、第５図のフローチャートを参照しながら説明する
。

図示しない電源スイッチがオンされると、初期設定を実
行し（ステップＳ１）、前記各スイッチ１７〜２７から
のスイッチ人力があったか否かを判断し（ステップＳ２
）、そのスイッチが予約設定スイッチ２７か否かを判断
し（ステップＳ３）、該予約設定スイッチ２７でなけれ
ば、スタートスイッチ１７か否かを判断し（ステップＳ
４）、スタートスイッチ１７でなげれば（スイッチ１８
〜２６にいずれかであれば）、スイッチ１８〜２６のい
ずれかに応じた内容を設定する（ステップＳ５）。例え
ば、洗濯運転の内容に関するスイッチ１８〜２２であれ
ば、水位、水流、洗い時間、すすぎ内容、脱水時間のい
ずれかを設定し、時間に関するスイッチ２３〜２６であ
れば、時刻を設定する。そしてその設定内容に応じて時
刻表示器２８または発光ダイオードを表示させる（ステ
ップＳ６）。

ここで、外部入力があったスイッチ（操作されたスイッ
チ）が予約設定スイッチ２７であった場合には、この時
点で表示器２８に表示されている時刻を洗濯運転の開始
予定時刻として記憶部に記憶する（ステップＳ７）。な
お、この予約設定スイッチ２７は、時間に関するスイッ
チ２３〜２６により人力があった後に操作されたことを
条件に、その人力時間（これは表示器２８に表示されて
いる）をもって洗濯運転の開始予定時刻とみなすように
なっている。そして、上記記憶部への開始予定時刻の記
憶後、この時点で設定されている運転コース（水流につ
いて「標準」とか「念入りｊ等、水位については「高」
とか「中」等）が洗濯運転のコースとして記憶させ（ス
テップＳ８）、予約設定表示用ダイオード２９を点灯さ
せる（ステツプＳ９）。

また、スタートスイッチ１７から人力があると、この時
点で設定されている運転のコースで洗濯運９ 転を実行する（ステップＳ１０）。

さて、スイッチ人力が無い場合には、予約設定がされて
いるか否かを判断し（ステップＳ１１）、予約設定がさ
れている場合には、この制御回路３０が有する時計機能
による現在峙刻が、前記記憶された開始予定時刻に達し
たか否かを判断する（ステップＳ１２）。現在時刻が記
憶された開始予定時刻に達すれば、前同の運転終了後蓋
開閉センサ１６からの蓋開閉検出信号の入力が有ったか
否かを判断し（ステップＳ１３）、蓋開閉検出信号の入
力が有ったならば（蓋１３の開閉が行われた後であれば
）、この時点で該蓋開閉センサ１６からの蓋閉鎖検出信
号の入力があれば（ステップ５１４で判断）、洗濯物セ
ンサ１５からの洗濯物検出結果（検出信号）を読み込み
（ステップＳ１５）、洗濯物「有り」検出か否かを判断
し（１６）、洗濯物「有り」検出であれば、洗濯運転を
開始する（ステップＳ１７）。上記検出結果が洗濯物ｒ
無し」であれば、この洗濯運転は開始しない（ステップ
Ｓ１７をジャンプしてステップＳ２に１０ 戻る）。

ここで、上記洗濯運転の開始予定時刻は、常に記憶され
ているから、次の日の］４時刻になれば、洗濯物が回転
槽３内に有ることを条件に自動的に洗濯運転が開始され
る。なお、洗濯運転を開始する条件の一つに、前回の洗
濯運転後蓋１３の開閉が有ったことを設定した理由は、
前回の洗濯運転で洗濯した洗濯物が取り出されないとき
には再度の洗濯はしないようにするためであり、蓋１３
の開閉が有れば洗濯物の取り出しがありと見なしても差
支えがないとする考え方である。

上記実施例によれば、制御回路３０によって洗濯運転の
開始予定時刻を記憶するので、使用者はその記憶後は洗
濯運転の開始希望時刻に関する外部入力操作（スイッチ
操作）を必要としない。そして、前記記憶された開始予
定時刻に達したときに洗濯物検出センサ１５からの検出
結果が洗濯物「有り」であることを条件に洗濯運転を開
始し検出結果が洗濯物「無し」であるときには洗濯運転
を開始しないようにしたので、洗濯運転が洗濯物１１ 無しの状態で無駄に実行されることはない。

なお、上記実施例では、使用者に各スイッチ２３〜２６
によって洗濯運転の開始希望時刻を人力させるようにし
たが、これは、洗濯運転の終了希望時刻を人力させるよ
うにしても良く、この場合洗濯運転の開始予定時刻は、
その終了希望時刻から運転所要時間を差し引いて設定す
るようにすれば良い。また、洗濯物センサとしては、超
音波センサに限られず、槽における洗濯物の通過を検出
する方式のものでも良く、さらには檜の重量を検出して
洗濯物の有・無を検出するものでも良い。

その他、本発明は上記実施例に限定されるのものではな
く、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる
ものである。

［発明の効果］ 本発明は以上の記述にて明らかなように、外部人力に基
づき洗濯運転の開始予定時刻を記憶する開始予定時刻記
憶手段と、槽内の洗濯物の有・無を検出する洗濯物セン
サと、前記記憶された開始予定時刻に達したときに洗濯
物センサからの検１２ 出結果が洗濯物「有り」であることを条件に洗濯運転を
開始し検出結果が洗濯物「無し」であるときには洗濯運
転を開始しないように制御する運転開始制御手段とを具
備して威るものであり、これにて、日常的に大体同じ時
間帯にて洗濯運転を開始させるような場合に時刻設定操
作の面倒をなくすことができると共に、洗濯運転が洗濯
物無しの状態で無駄に実行されることをなくすことがで
きるといった優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は電気的構成図
、第２図は洗濯機の縦断側面図、第３図は洗濯物センサ
の機能を説明するための図、第４図は操作パネルの正面
図、第５図は制御回路の制御内容を示すフローチャート
である。 図中、３は回転槽、１１は水位センサ、１５は洗濯物セ
ンサ、１６は蓋開閉センサ、２７は予約設定スイッチ、
３０は制御回路（開始予定峙刻記憶手段、運転開始制御
手段）である。 １　３ 第 ２ 図 −ｂｎ’ｑ− 第 ３ 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、外部入力に基づき洗濯運転の開始予定時刻を記憶す
   る開始予定時刻記憶手段と、槽内の洗濯物の有・無を検
   出する洗濯物センサと、前記記憶された開始予定時刻に
   達したときに洗濯物センサからの検出結果が洗濯物「有
   り」であることを条件に洗濯運転を開始し検出結果が洗
   濯物「無し」であるときには洗濯運転を開始しないよう
   に制御する運転開始制御手段とを具備して成る洗濯機。