JP2693079B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP2693079B2
JP2693079B2 JP4064758A JP6475892A JP2693079B2 JP 2693079 B2 JP2693079 B2 JP 2693079B2 JP 4064758 A JP4064758 A JP 4064758A JP 6475892 A JP6475892 A JP 6475892A JP 2693079 B2 JP2693079 B2 JP 2693079B2
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washing machine
signal
machine motor
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washing
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久典 広瀬
裕二 永福
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、洗濯機モータの回転
速度を制御する洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の洗濯機は、特公昭63−352
71号に示されている。このものは、洗濯機モータの通
電路にスイッチング素子を設け、前記洗濯機モータに加
える交流電源の周波数を複数に分割した単位サイクル毎
に前記スイッチング素子を通断電制御して、洗濯機モー
タの回転を制御するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に洗濯機のモータ
は、ノイズを低減させるために電源電圧の零電圧に同期
させて、駆動停止制御を行っている。
【0004】また、地域によっては、商用電源の波形は
正弦波でなく歪んでいるところがある。このような地域
において、商用電源を使用して上述の制御を行うとき、
同期信号が得られない恐れがあり、洗濯機モータの回転
制御ができないという問題がある。
【0005】そこで、同期信号が得られるように、制御
回路をチューニングしなければならないが、サービスマ
ンが出張してできる作業でないため、チューニングした
制御回路と取り換える作業を行う。しかし、この回路が
送付されてくるまでに時間がかかるので、この間洗濯機
が使用できなければ大変不便である。
【0006】本発明は、斯る課題を解決するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明の手段は、洗濯機モータの通電路を開閉する
スイッチング素子と、商用電源の零電圧を検出して同期
信号を出力するゼロクロス検出部と、このゼロクロス検
出部からの同期信号に基づき、この同期信号の所定タイ
ミング毎に前記スイッチング素子を周期的にオンさせる
ことにより、前記洗濯機モータを通断電制御する導通部
と、前記同期信号を監視し、同期信号が一定時間検出さ
れなければ監視信号を出力する監視部と、この監視部か
ら前記監視信号が出力されると前記同期信号に関係な
く、所定の周期で前記スイッチング素子をオンすること
により、前記洗濯機モータの通断電制御を行う制御部と
を備えたものである
【0008】
【作用】即ち、通常はゼロクロス検出部からの同期信号
に基づき、スイッチング素子が周期的にオンされ、洗濯
機モータが通断電制御されるが、同期信号が得られない
と監視部が判断し、監視信号を出力したとき、同期信号
に関係なく制御部からの信号により洗濯機モータの通断
電制御を行う
【0009】
【実施例】図1及び図2において、1は洗濯機のフレー
ム、2は外槽、3は外槽2内に配置した脱水兼洗濯槽
(以下洗濯槽という)、4は洗濯槽3の上部に設けられ
たバランスリング、5は洗濯槽3の底部に設けられたパ
ルセータ、6は軸受7を介してパルセータ4を回転させ
る洗濯機モータ、8は外槽2の底部に設けた排水口、9
は排水路10に設けた排水バルブ、11は排水バルブ9
の開閉を行う排水ソレノイド、12は排水路10の端部
に取り付けられた蛇腹状排水ホース、13は給水路14
に設けられ、洗濯槽3内に洗濯水を給水する給水バル
ブ、15は該給水バルブ13を開閉する給水ソレノイ
ド、16は溢水路17を介して排水路10に連通する溢
水口、18は外槽2内の洗濯水の水位を検出する水位セ
ンサー、19は上部に操作パネル20を有する制御ボッ
クス、21は洗濯機本体の上部の開口を閉塞する蓋であ
る。
【0010】尚、前記排水ソレノイド11は、排水バル
ブ9を開放したとき、その動作に連動して洗濯機モータ
6の回転を洗濯槽3にも伝達するように軸受7内のクラ
ッチを切り換え、また排水バルブ9を閉塞したとき、洗
濯機モータ6の回転を伝達しないように軸受7内のクラ
ッチを切り換えている。
【0011】23は洗濯機モータ6を左回転させるとき
にオンするトライアック、24は同じく右回転させると
きにオンするトライアック、25はトライアック23を
オンするために駆動するスイッチング素子となるトラン
ジスタ、26はトライアック24をオンするために駆動
するスイッチング素子となるトランジスタ、27は商用
電源28の零電圧を検知して同期信号を出力するゼロク
ロス検出部で、図5(a)及び(b)に示すように商用
電源の波形が零電圧付近を通過するごとに同期信号を出
力するものである。
【0012】29は操作パネル20のLED群を点灯す
るLED点灯回路、30は操作パネル20のスタートボ
タン等の入力キーからなる入力キー回路、31は蓋21
の開閉に応じてオンオフする蓋スイッチ、32は洗濯動
作の終了時に報知するブザー回路、33はトランジスタ
25、26を駆動する駆動部を兼用する、洗濯機の制御
を司る制御部、34は電源スイッチ35をオンしたと
き、制御部33をリセットするリセット回路である。
【0013】前記制御部33は、洗濯時間等を計時する
タイマー35、トライアック23、24の導通期間を制
御する導通制御部36、ゼロクロス検出部27からの同
期信号を監視する監視部、38は洗濯機の動作プログラ
ムを記憶する記憶部を備えている。
【0014】図3に基づいて洗いの動作を説明する。ま
ず、正常なとき電源電圧の零電圧に同期して洗濯機モー
タ6を動作する同期運転について説明する。
【0015】最初ステップS1でタイマー35の動作を
開始させた後、ステップS2では監視部37でで0.1
秒間ゼロクロス検出部27から同期信号が出力されるか
どうか監視する。50Hzなら0.01秒に1回、60
Hzなら約0.008秒に1回零電圧が到来するので、
この間に必ずゼロクロス検出部27から制御部33に同
期信号が出力される。
【0016】制御部33に同期信号が入力されると、割
込フラグがセットされ、さらに現在実行している動作を
中断して、図4の割込ルーチンを実行する。
【0017】割込ルーチンでは、まずステップS9で割
込フラグがセットされているかリセットされているが判
断する。もし、リセットされていれば、何もせず割込ル
ーチンの実行を終了するようにしている。これは、ノイ
ズ等の影響により不必要なときにこの割込ルーチンに入
り込んで、実行しないために設けられている。
【0018】割込フラグがセットされていることを確認
すれば、ステップS10で同期信号に同期して洗濯機モ
ータ6を動作する同期運転を実行する。
【0019】この同期運転は、例えば図5(c)ではに
トランジスタ25をt1からt2の間オンして洗濯機モ
ータ6を左回転させた後、t2からt4の間オフして洗
濯槽3内の洗濯水を惰性で回転させる動作を繰り返した
り、また、図5(d)ではトランジスタ25をt1から
t3の間オンして洗濯機モータ6を左回転させてからt
3からt5の間オフし、洗濯機モータ6を停止した後、
t5からt6の間トランジスタ26をオンして洗濯機モ
ータ6を右回転させる動作を繰り返している。
【0020】即ち、電源の半周期、又は1周期を1単位
としてトランジスタ25、26の通電制御して洗濯機モ
ータ6を回転制御することが同期運転である。
【0021】この後、図3の洗い工程に戻ると、割込フ
ラグはセットされたままであるので、ステップS5でセ
ット状態であると判断されて、ステップS6で割り込み
フラグをリセットし、ステップS2に戻る。
【0022】ステップS2に戻ると再び上述の動作を繰
り返し動作する。この間、ステップS3で洗い時間が経
過したかどうか監視している。洗い時間が経過すれば、
上述の動作を停止して次工程であるすすぎ工程に移行す
るようにしている。
【0023】次に、ゼロクロス検出部27から制御部3
3に同期信号が出力されなかった場合の動作を説明す
る。
【0024】ステップS2で待機中に同期信号が制御部
33に出力されないと、割込フラグがセットされないの
で、ステップS5で割込フラグがリセット状態であると
判断される。次に、ステップS7において中止フラグが
セットされた後、ステップS8でタイマー35の計時に
従って洗濯機モータ6を動作するタイマー運転を実行す
る。
【0025】該タイマー運転は、洗濯機モータ6をタイ
マー35の計時に基づいて右回転0.5秒−停止2秒−
左回転0.5秒−停止2秒の動作を繰り返し実行するも
のである。
【0026】以上の動作により、電源から零電圧をゼロ
クロス検出部27が検出できなくても、制御部33はタ
イマー35の計時に基づいて、同期運転時と洗い動作が
近似するタイマー動作を行い、修理される間も洗濯でき
るようにする。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、零電圧が得られなくて
も、洗濯機は使用でき、使い勝手が向上するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全自動洗濯機の正面断面図を示す。
【図2】本発明の制御ブロック図を示す。
【図3】本発明の動作フローチャートを示す。
【図4】本発明の割り込みルーチンのフローチャートを
示す。
【図5】本発明の波形図を示す図である。
【符号の説明】
25 トランジスタ 26 トランジスタ 27 ゼロクロス検出部 33 制御部 35 タイマー 36 導通部 37 監視部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯機モータの通電路を開閉するスイッチ
    ング素子と、商用電源の零電圧を検出して同期信号を出
    力するゼロクロス検出部と、このゼロクロス検出部から
    の同期信号に基づき、この同期信号の所定タイミング毎
    に前記スイッチング素子を周期的にオンさせることによ
    り、前記洗濯機モータを通断電制御する導通部と、前記
    同期信号を監視し、同期信号が一定時間検出されなけれ
    ば監視信号を出力する監視部と、この監視部から前記監
    視信号が出力されると前記同期信号に関係なく、所定の
    周期で前記スイッチング素子をオンすることにより、前
    記洗濯機モータの通断電制御を行う制御部とを備えたこ
    とを特徴とした洗濯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03144377A (ja) * 1989-10-30 1991-06-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電源周波数判定装置

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