JPH11333187A - 布絡み解消機能付き洗濯機 - Google Patents

布絡み解消機能付き洗濯機

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JPH11333187A
JPH11333187A JP10142650A JP14265098A JPH11333187A JP H11333187 A JPH11333187 A JP H11333187A JP 10142650 A JP10142650 A JP 10142650A JP 14265098 A JP14265098 A JP 14265098A JP H11333187 A JPH11333187 A JP H11333187A
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JP
Japan
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entanglement
cloth
washing machine
cloth entanglement
pulsator
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Application number
JP10142650A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Sano
弘明 佐野
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 布の絡みの量、布絡みの回転方向に応じた布
絡み解消水流を得る洗濯機を提供する。 【解決手段】 布絡み検知回路32には洗濯機モータ6
のモータ駆動電流値よりパルセータ5の左または右回転
方向の布絡みを検知する機能を持たせ、洗いまたはすす
ぎ工程において布絡み検知回路32がモータ駆動電流値
より布絡みと布絡みのある回転方向を検知すると制御回
路26で洗い、またはすすぎ工程の水流から一時的に、
布絡みを解消する布絡み解消水流に切り替えるようにし
た布絡み解消機能付き洗濯機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は布絡み解消機能き洗
濯機の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種布絡み解消機能付き洗濯機
には特開昭63−171591号、特開平3−1032
94号、特開平8−243293号の各公報に開示され
ているものがある。これらに開示されている洗濯機で
は、洗い、すすぎ等の工程の実行中にパルセータの回転
速度、モータの電流等を比較することにより布の絡み状
態を検知し、布絡みの状態にあると判断した場合には、
左または右方向の何れの回転方向の布絡みであっても、
一律に所定の布絡み解消水流を所定時間発生する構造に
なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、布絡み
は左右方向に同一量発生することは少なく、一方向に多
量に布絡みが生じた場合、かゝる方向に重点的に布絡み
解消水流を発生させる必要があるにも拘わらず、上記従
来の洗濯機では、左右方向において同一条件の布絡み解
消水流を発生するようにパルセータを回転させる構造に
なっているため、布絡みの生じている方向とパルセータ
による布絡み解消水流の方向が合わなければ効率良く布
絡みを解消することができないとの問題があった。ま
た、布絡みの解消に要する運転時間は負荷量により異な
り、固定した運転時間では布絡みを十分解消することが
できない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の布絡
み解消機能付き洗濯機の問題点に鑑みて発明されたもの
であり、請求項1に記載された発明の布絡み解消機能付
き洗濯機は、洗濯機モータと、該洗濯機モータの駆動に
より回転するパルセータと、上記パルセータで撹拌され
る衣類による上記パルセータの左または右回転方向の布
絡みを上記洗濯機モータのモータ駆動電流値により検知
する布絡み検知回路と、上記布絡み検知回路が布絡みを
検知すると上記洗濯機モータで上記パルセータを回転さ
せて布絡み解消水流を発生させる制御回路とを備えたも
のにおいて、洗いまたはすすぎ工程において上記布絡み
検知回路が布絡みと該布絡みのある回転方向を検知する
と、上記制御回路で洗い、またはすすぎ工程の水流から
一時的に該検知結果に対応して布絡みを解消する布絡み
解消水流に切り替えるようにしたことを特徴とするもの
である。
【0005】この構成によれば、布絡み検知回路が洗い
またはすすぎ工程中に布絡みと布絡みのある回転方向を
検知すると、制御回路は当該検知内容によってパルセー
タに布絡みのある回転方向に応じた回転をさせ、布絡み
解消水流を発生させる。その結果、布絡みの状態に応じ
た布絡み解消水流を発生させるので、極めて効率よく布
絡みを解消することができる。
【0006】請求項2に記載された発明の布絡み解消機
能付き洗濯機は、請求項1に記載された布絡み解消機能
付き洗濯機において、上記制御回路の制御に従って、上
記パルセータを左右異なった回転速度または回転トルク
で回転させることにより上記布絡み解消水流を得るよう
にしたことを特徴とするものである。
【0007】この構成によれば、布絡み検知回路が洗い
またはすすぎ工程中に布絡みと布絡みのある回転方向を
検知すると、制御回路は当該検知内容によってパルセー
タに布絡みのある回転方向に応じた回転をさせ、布絡み
解消水流を発生させる。しかも、その布絡み解消水流は
パルセータを左右異なった回転速度または回転トルクで
回転させることにより得られる。その結果、布絡みの状
態、即ち布絡みの大なる回転方向に応じた布絡み解消水
流を発生させるので、極めて効率よく布絡みを解消する
ことができる。
【0008】請求項3に記載された発明の布絡み解消機
能付き洗濯機は、請求項1に記載された布絡み解消機能
付き洗濯機において、上記制御回路の制御に従って、上
記パルセータを左右異なった回転時間で回転させること
により上記布絡み解消水流を得るようにしたことを特徴
とするものである。
【0009】この構成によれば、布絡み検知回路が洗い
またはすすぎ工程中に布絡みと布絡みのある回転方向を
検知すると、制御回路は当該検知内容によってパルセー
タに布絡みのある回転方向に応じた回転をさせ、布絡み
解消水流を発生させる。しかも、その布絡み解消水流は
パルセータを左右異なった回転時間で回転させることに
より得られる。その結果、布絡みの状態、即ち布絡みの
大なる回転方向に応じた布絡み解消水流を発生させるの
で、極めて効率よく布絡みを解消することができる。
【0010】請求項4に記載された発明の布絡み解消機
能付き洗濯機は、請求項1に記載された布絡み解消機能
付き洗濯機において、上記制御回路の制御に従って、上
記パルセータを布絡みの大なる回転方向において間欠的
に回転させることにより上記布絡み解消水流を得るよう
にしたことを特徴とするものである。
【0011】この構成によれば、布絡み検知回路が洗い
またはすすぎ工程中に布絡みと布絡みのある回転方向を
検知すると、制御回路は当該検知内容によってパルセー
タに布絡みのある回転方向に応じた回転をさせ、布絡み
解消水流を発生させる。しかも、その布絡み解消水流は
パルセータを布絡みの大なる回転方向において間欠的に
回転させることにより得られる。その結果、布絡みの状
態、即ち布絡みの大なる回転方向に応じた布絡み解消水
流を発生させるので、極めて効率よく布絡みを解消する
ことができる。
【0012】請求項5に記載された発明の布絡み解消機
能付き洗濯機は、請求項1または2または3または4に
記載された布絡み解消機能付き洗濯機において、上記布
絡み検知回路を上記布絡み解消水流発生中にも作動さ
せ、布絡みが解消されたことを該布絡み検知回路が検知
すると、上記制御回路が動作して上記パルセータの駆動
を通常の洗いまたはすすぎ工程に復帰させるようにした
ことを特徴とするものである。
【0013】この構成によれば、布絡み検知回路が洗い
またはすすぎ工程中に布絡みと布絡みのある回転方向を
検知すると、制御回路は当該検知内容によってパルセー
タを布絡みのある回転方向に応じた回転をさせ、布絡み
解消水流を発生させる。更に、布絡みが解消されると、
布絡み検知回路が検知し、布絡み解消水流を停止してパ
ルセータの駆動を通常の洗いまたはすすぎ工程に復帰さ
せるようにしている。その結果、布絡みの状態、即ち布
絡みの大なる回転方向に応じた布絡み解消水流を発生さ
せるとともに、布絡みが解消されると即座に布絡み解消
水流を停止して通常の洗いまたはすすぎ工程に復帰する
ことができ、洗濯動作の短縮化を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様を図に従
って詳細に説明する。
【0015】[構成]図1は本発明にかゝる布絡み解消
機能付き洗濯機の実施態様を示す構成概略断面図であ
る。この図において、符号1で示すものは洗濯機の本
体、2は該本体1内に防振支持機構3で吊り下げられた
水槽、4は該水槽2内に水平回転可能に支持された洗濯
兼脱水槽、5は該洗濯兼脱水槽4内に水平回転可能に支
持されたパルセータである。
【0016】6は上記水槽2の外底面に固定して設けら
れた洗濯機モータであり、図2に明示しているように、
その回転力をモータ軸7、駆動側プーリー8、伝達ベル
ト9、従動側プーリー10及び洗濯軸11を介して洗濯
機モータ6と同様に水槽2の外底面に固定されたクラッ
チ機構12に伝達されるようになっている。13は駆動
側プーリー8の上面に固定されて洗濯機モータを冷却す
る冷却ファンである。
【0017】図2において、上記クラッチ機構12は、
洗濯及びすすぎ工程時に洗濯兼脱水槽4の回転を阻止す
るように該洗濯兼脱水槽4に直結された脱水軸14に係
合するクラッチレバー15と、該クラッチレバー15を
駆動する排水モータ16(図1参照)と、脱水工程時に
上記従動側プーリー10を取り付けている洗濯軸11の
回転力を脱水軸14に伝達して洗濯兼脱水槽4を高速回
転させるスプリングクラッチ17とから構成される。
【0018】従って脱水運転を行うときには、排水モー
タ16の駆動によりクラッチレバー15が開放、即ち脱
水軸14への係合が解除され、スプリングクラッチ17
により洗濯機モータ6の駆動力が洗濯軸11とともに脱
水軸14にも伝達され、従動側プーリー10(パルセー
タ5)と洗濯兼脱水槽4とを同じ回転数で回転させるこ
とになる。上記排水モータ16が停止してクラッチレバ
ー15が復帰し脱水軸14に係合することになると、洗
濯兼脱水槽4の回転が阻止され、洗濯軸11を介してパ
ルセータ5のみを回転させることになる。
【0019】図1において、18は上記本体1の上部に
設けられ給水弁であり、図3に示すように、図示しない
制御回路により開成されると上水道パイプ19からの水
道水を給水ホース20及び給水口21を介して水槽2に
給水する。22は洗濯機の各種モード設定並びに操作を
行うための操作スイッチ、23は該操作スイッチ22で
設定された各種モード並びに各種動作状態を表示する表
示パネル、24は水槽2の上面開口を開閉する蓋(図示
せず)の開閉状態を検知する安全スイッチ、25は水槽
2内の水位を検知する水位センサー、26は洗濯機全体
の運転動作を総合的に制御する中央制御回路、27は排
水弁である。
【0020】図4は、上記中央制御回路26と周辺回路
並びに関連要素の関係を説明する図である。この図から
明らかなように、中央制御回路26はマイクロコンピュ
ータからなるもので、上記操作スイッチ22、安全スイ
ッチ24、水位センサー25、リセット回路28、クロ
ック回路29、容量検知回路30、布質検知回路31、
布絡み検知回路32からの各種信号を受けて処理し、洗
濯機モータ6を駆動制御する洗濯機モータ駆動回路3
3、排水モータ16を駆動制御する排水モータ駆動回路
34、表示パネル23を駆動制御する表示回路35、給
水弁18を駆動制御する給水弁駆動回路36に夫々制御
信号を出力する。
【0021】上記布絡み検知回路32は、洗濯機モータ
6のモータ電流値により上記洗濯兼脱水槽4内における
布絡みの量と布絡みの回転の方向を検知する回路であ
り、洗い、すすぎ工程において、布が水に馴染んだ後、
所定時間内における左右回転夫々の洗濯機モータ駆動電
流の平均値I1を測定し、その後の洗濯機モータ駆動電
流I2を平均値I1と比較して両者の差分が予め設定し
た布絡み判定値I3以上(I2−I1≧I3)となった
場合、布絡みが発生したと判定する。
【0022】[作用]本発明にかゝる布絡み解消機能付
き洗濯機は上述のように構成されるものであり、以下そ
の作用について図5乃至図7に従って説明する。先ず、
図5のフロチャートに示す洗濯動作を説明する。このフ
ロチャートの動作では、洗濯兼脱水槽4に衣類を投入
し、操作スイッチ22のスタートスイッチをONする
と、中央制御回路26の指令に従って、先ず、容量検知
回路30、布質検知回路31により洗い工程の運転時
間、水流水位を設定(ステップS511)するとともに
パルセータ5を低速回転させて実行する馴染ませ水流を
開始する(ステップS512)。
【0023】ステップS513において、馴染ませ水流
の時間が経過したか否かの判定を行い、時間が経過する
と、馴染ませ水流を終了し(ステップS514)、次い
で洗い工程を開始する(ステップS515)。
【0024】この洗い工程において、上記布絡み検知回
路32で上記布絡み判定式(I2−I1≧I3)を実行
して洗濯兼脱水槽4内に布絡みが生じたか否かをその量
及び布絡みの回転方向とともに判定する(ステップS5
16)。判定の結果、布絡みが無ければステップS51
7に進んで洗い工程を継続するとともに洗い工程の時間
が経過したか否かを判定する。
【0025】洗い工程の所定時間が経過すると洗濯機モ
ータ6の駆動を停止して洗い工程を終了する(ステップ
S518)。一方、上記ステップS516において、布
絡みありと判定すると、中央制御回路26は洗濯機モー
タ駆動回路33に布絡み解消指令信号を出力し、布絡み
解消水流を発生させる(ステップS519)。
【0026】この布絡み解消水流による動作中も、中央
制御回路26は洗濯機モータ駆動電流I2を平均値I1
と比較して両者の差分が予め設定した布絡み判定値I3
以上(I2−I1≧I3)になっているか否かを常時判
定し(ステップS520)、その差分I2−I1が判定
値I3より小さくなると布絡みが解消したと判断し、上
記ステップS517に移行する。
【0027】ステップS520で、差分がI2−I1<
I3にならないときは、布絡み解消水流での布ほぐし時
間が所定時間経過するまで布絡み解消水流を継続し、所
定時間経過すると(ステップS521)、ステップS5
17に移行して通常の洗い工程に入る。
【0028】次に、図6のフロチャートに示す洗濯動作
を説明する。この洗濯動作は、ステップS611からス
テップS618までのステップは上記図5の洗濯動作の
ステップS511からステップS518までは全く同一
動作であるので、その説明は省略する。この洗濯動作に
おいて、ステップS616で布絡みがあると判断した場
合、ステップS619に進んで布絡み解消水流に入る。
【0029】そして、この布絡み解消水流のステップに
おいて、この図6の洗濯動作では図7の(a)、
(b)、(c)の波形に示すような水流によって布絡み
水流を発生させる。これらの図において縦軸はパルセー
タ5の回転数を示し、横軸は時間を示す。また縦軸の正
及び負方向をパルセータ5の右及び左回転とし、右回転
時に布絡みが大きい場合を示している。図7の(a)に
よると、パルセータ5を異なる回転数で設定された右回
転と左回転からなる水流により布絡みを解消する。即
ち、布絡みの大なる回転方向に大なる回転速度とする。
【0030】図7の(b)に示した波形では、パルセー
タ5を異なる駆動時間長で設定された右回転と左回転か
らなる水流により布絡みを解消することができる。即
ち、布絡みの大なる回転方向に大なる駆動時間長を適用
するものである。図7の(c)に示した波形では、布絡
みの大なる回転方向に間欠的にパルセータ5を回転させ
ることにより布絡みを解消することができるようになっ
ている。
【0031】更に図7の(a)のように布絡みの大きい
回転方向にパルセータの回転数を大にする代わりに、図
示しないが布絡みの大なる方向に洗濯機モータ6の回転
トルクを大にし、布絡みの小なる方向に回転トルクを小
にする方法によって布絡みを解消する方法を提供するこ
とも可能である。
【0032】以上のようにして、布絡み解消水流による
動作が実行されてステップS620に示すように所定時
間が経過するとステップをS616に戻し、再度布絡み
の有無を判定した後、布絡みが解消された時点でステッ
プS617、S618へ進み、洗い工程を終了する。
【0033】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されるもので
あり、請求項1に記載された発明の布絡み解消機能付き
洗濯機は、洗濯機モータと、該洗濯機モータの駆動によ
り回転するパルセータと、上記パルセータで撹拌される
衣類による上記パルセータの左または右回転方向の布絡
みを上記洗濯機モータのモータ駆動電流値により検知す
る布絡み検知回路と、上記布絡み検知回路が布絡みを検
知すると上記洗濯機モータで上記パルセータを回転させ
て布絡み解消水流を発生させる制御回路とを備えたもの
において、洗いまたはすすぎ工程において上記布絡み検
知回路が布絡みと該布絡みのある回転方向を検知する
と、上記制御回路で洗い、またはすすぎ工程の水流か
ら、一時的に該検知結果に対応して布絡みを解消する布
絡み解消水流に切り替えるようにした構成である。
【0034】この発明によれば、布絡み検知回路が洗い
またはすすぎ工程中に布絡みと布絡みのある回転方向を
検知すると、制御回路は当該検知内容によってパルセー
タに布絡みのある回転方向に応じた回転をさせ、布絡み
解消水流を発生させる。従って、布絡みの状態に応じた
布絡み解消水流を発生させるので、極めて効率よく布絡
みを解消することができる。
【0035】請求項2に記載された発明の布絡み解消機
能付き洗濯機は、請求項1に記載された布絡み解消機能
付き洗濯機において、上記布絡み解消水流を上記制御回
路の制御に従って、上記パルセータを左右異なった回転
速度または回転トルクで回転させることにより得るよう
にした構成である。
【0036】この発明によれば、布絡み検知回路が洗い
またはすすぎ工程中に布絡みと布絡みのある回転方向を
検知すると、制御回路は当該検知内容によってパルセー
タに布絡みのある回転方向に応じた回転をさせ、布絡み
解消水流を発生させる。しかも、その布絡み解消水流は
パルセータを左右異なった回転速度または回転トルクで
回転させることにより得られる。従って、布絡みの状
態、即ち布絡みの大なる回転方向に応じた布絡み解消水
流を発生させるので、更に効率よく布絡みを解消するこ
とができる。
【0037】請求項3に記載された発明の布絡み解消機
能付き洗濯機は、請求項1に記載された布絡み解消機能
付き洗濯機において、上記布絡み解消水流を上記制御回
路の制御に従って、上記パルセータを左右異なった回転
時間で回転させることにより得るようにした構成であ
る。
【0038】この発明によれば、布絡み検知回路が洗い
またはすすぎ工程中に布絡みと布絡みのある回転方向を
検知すると、制御回路は当該検知内容によってパルセー
タに布絡みのある回転方向に応じた回転をさせ、布絡み
解消水流を発生させる。しかも、その布絡み解消水流は
パルセータを左右異なった回転時間で回転させることに
より得られる。従って、布絡みの状態、即ち布絡みの大
なる回転方向に応じた布絡み解消水流を発生させるの
で、更に効率よく布絡みを解消することができる。
【0039】請求項4に記載された発明の布絡み解消機
能付き洗濯機は、請求項1に記載された布絡み解消機能
付き洗濯機において、上記布絡み解消水流を上記制御回
路の制御に従って、上記パルセータを布絡みの大なる回
転方向において間欠的に回転させることにより得るよう
にした構成である。
【0040】この発明によれば、布絡み検知回路が洗い
またはすすぎ工程中に布絡みと布絡みのある回転方向を
検知すると、制御回路は当該検知内容によってパルセー
タに布絡みのある回転方向に応じた回転をさせ、布絡み
解消水流を発生させる。しかも、その布絡み解消水流は
パルセータを布絡みの大なる回転方向において間欠的に
回転させることにより得る。従って、布絡みの状態、即
ち布絡みの大なる回転方向に応じた布絡み解消水流を発
生させるので、更に効率よく布絡みを解消することがで
きる。
【0041】請求項5に記載された発明の布絡み解消機
能付き洗濯機は、請求項1または2または3または4に
記載された布絡み解消機能付き洗濯機において、上記布
絡み検知回路を上記布絡み解消水流発生中にも作動さ
せ、該布絡み検知回路が布絡みが解消されたことを検知
すると、上記制御回路が動作して上記パルセータの駆動
を通常の洗いまたはすすぎ工程に復帰させるようにした
構成である。
【0042】この発明によれば、布絡み検知回路が洗い
またはすすぎ工程中に布絡みと布絡みのある回転方向を
検知すると、制御回路は当該検知内容によってパルセー
タを布絡みのある回転方向に応じた回転をさせ、布絡み
解消水流を発生させる。更に布絡みが解消されると、布
絡み解消水流を停止してパルセータの駆動を通常の洗い
またはすすぎ工程に復帰させるようにしている。従っ
て、布絡みの状態、即ち布絡みの大なる回転方向に応じ
た布絡み解消水流を発生させるので、極めて効率よく布
絡みを解消することができるとともに、布絡みが解消さ
れると即座に布絡み解消水流を停止して通常の洗いまた
はすすぎ工程に復帰することができ、洗濯動作の短縮化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の布絡み解消機能付き洗濯機の実施態様
を示す側面断面概略図である。
【図2】同洗濯機の洗濯機モータとクラッチ機構部分を
示す概略構成図である。
【図3】同洗濯機の上部要部を示す概略図である。
【図4】同洗濯機における中央制御回路と周辺回路の結
線関係を示すブロック的回路図である。
【図5】同洗濯機の動作状態を示すフローチャートであ
る。
【図6】同洗濯機の他の動作状態を示すフローチャート
である。
【図7】同洗濯機において布絡みを解消するために洗濯
機モータを駆動する信号波形を示す波形図である。
【符号の説明】
1 洗濯機本体 2 水槽 4 洗濯兼脱水槽 5 パルセータ 6 洗濯機モータ 9 排水管 12 クラッチ機構 25 中央制御回路 32 布絡み検知回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯機モータと、該洗濯機モータの駆動
    により回転するパルセータと、上記パルセータで撹拌さ
    れる衣類による上記パルセータの左または右回転方向の
    布絡みを上記洗濯機モータのモータ駆動電流値により検
    知する布絡み検知回路と、上記布絡み検知回路が布絡み
    を検知すると上記洗濯機モータで上記パルセータを回転
    させて布絡み解消水流を発生させる制御回路とを備えた
    ものにおいて、洗いまたはすすぎ工程において上記布絡
    み検知回路が布絡みと該布絡みのある回転方向を検知す
    ると、上記制御回路で洗い、またはすすぎ工程の水流か
    ら一時的に該検知結果に対応して布絡みを解消する布絡
    み解消水流に切り替えるようにしたことを特徴とする布
    絡み解消機能付き洗濯機。
  2. 【請求項2】 上記制御回路の制御に従って、上記パル
    セータを左右異なった回転速度または回転トルクで回転
    させることにより上記布絡み解消水流を得るようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の布絡み解消機能付き
    洗濯機。
  3. 【請求項3】 上記制御回路の制御に従って、上記パル
    セータを左右異なった回転時間で回転させることにより
    上記布絡み解消水流を得るようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載の布絡み解消機能付き洗濯機。
  4. 【請求項4】 上記制御回路の制御に従って、上記パル
    セータを布絡みの大なる回転方向において間欠的に回転
    させることにより上記布絡み解消水流を得るようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の布絡み解消機能付き
    洗濯機。
  5. 【請求項5】 上記布絡み検知回路を上記布絡み解消水
    流発生中にも作動させ、布絡みが解消されたことを該布
    絡み検知回路が検知すると、上記制御回路が動作して上
    記パルセータの駆動を通常の洗いまたはすすぎ工程に復
    帰させるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいづれかに記載された布絡み解消機能付き洗濯
    機。
JP10142650A 1998-05-25 1998-05-25 布絡み解消機能付き洗濯機 Pending JPH11333187A (ja)

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