JPH0560414U - 全自動炊飯装置 - Google Patents

全自動炊飯装置

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JPH0560414U
JPH0560414U JP208892U JP208892U JPH0560414U JP H0560414 U JPH0560414 U JP H0560414U JP 208892 U JP208892 U JP 208892U JP 208892 U JP208892 U JP 208892U JP H0560414 U JPH0560414 U JP H0560414U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常米と無洗米を選択して使用可能にする。 【効果】 本考案に係る全自動炊飯器は、米及び水の供
給、洗米及び炊飯の各工程を自動的に行う全自動炊飯装
置において、通常米か無洗米かを選択する米種選択手段
2を設け、該米種選定手段2により無洗米が選択される
と洗米工程を省略するようにしたものである。また、無
洗米用の米供給部Bと、通常米用の米供給部B′とをそ
れぞれ別個に設けるとともに、通常米用の米供給部Bか
らは洗米部Dに通常米が供給されるようにし、無洗米用
の米供給部B′からは炊飯部Fに直接供給されるように
することができる。さらに、電話回線に直接接続される
テレコントロール制御部36を設け、外部の電話により
無洗米か通常米の米種を選択可能にすることも可能であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は家庭用,業務用に使用される全自動炊飯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、米及び水の供給から炊飯までを自動的に行う全自動炊飯器は、米供給部 、給水部、洗米部、排水部及び炊飯部からなり、米供給部より払い出された米を 洗米部で洗米するとともに、洗米に供された水を排水部で排水し、洗米された米 及び水を炊飯部に供給して炊飯を行うようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
近年、洗わずにそのまま炊くことができる無洗米が流通しているが、この無洗 米を前記従来の全自動炊飯装置に使用しても、洗う必要がないのに洗米部で洗米 されてしまい、水が無駄になるので、実際には無洗米は全自動炊飯器には使用さ れていない。このような無洗米は今後次第に普及してゆくと予想されるが、流通 する米が全て無洗米になるとは考えられず、また流通事情や地域によっていずれ かの米が入手困難になるといった状況も起こり得る。このため、通常米でも無洗 米でも使用することができる全自動炊飯装置が要求されるであろう。 そこで、本考案は通常米と無洗米を選択していずれも使用することができる全 自動炊飯装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案に係る全自動炊飯器は、米及び水の供給、洗 米及び炊飯の各工程を自動的に行う全自動炊飯装置において、通常米か無洗米か を選択する米種選択手段を設け、該米種選定手段により無洗米が選択されると洗 米工程を省略するようにしたものである。 前記米種選択手段としては、操作パネルに設けた米種選択スイッチとすること ができる。 また、前記洗米部を着脱可能にするとともに、前記米種選択手段を、洗米部の 有無を検出する洗米部有無検出スイッチとすることも可能である。
【0005】 さらに、無洗米用の米供給部と通常米用の米供給部とをそれぞれ別個に設ける とともに、通常米用の米供給部からは洗米部に通常米が供給されるようにし、無 洗米用の米供給部からは炊飯部に直接供給されるようにすることができる。 この場合、無洗米用の米供給部と通常米用の米供給部とが共通の駆動軸を有し 、当該駆動軸が一方に回動すると無洗米用の米供給部が駆動し、他方に回動する と通常米用の米供給部が駆動するようにしてもよい。 また、電話回線に直接接続されるテレコントロール制御部を設け、外部の電話 により無洗米か通常米の米種を選択可能にすることも可能である。
【0006】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に従って説明する。 (1)第1実施例 図1は、本考案に係る自動炊飯装置を示し、この装置は、収納箱体Aと、米供 給部Bと、給水部Cと、洗米部Dと、排水部Eと、炊飯部Fと、制御部Gとから なっている。 収納箱体Aは、矩形箱形をなし、その上面には、米びつ5に米を収容するとき に解放され、また調理台としても利用できる上蓋1が開閉可能に設けられている 。正面には、操作パネル2と、米びつ5内の米の量を確認したりするための窓3 と、炊飯器本体31を取り出すときに開放される扉4とが設けられている。
【0007】 米供給部Bは、米びつ5と計量器6からなっている。米びつ5は、漏斗状をな し、上端の開口部7から米が収容され、下端の流出口8から米が流出するように なっており、側面には米の量を確認するための米びつ窓9が設けられている。計 量器6は、モータ10によって駆動する駆動軸11により回動可能になっており 、前記米びつ5の流出口8を開閉するシャッター12と一体に形成されている。 この計量器6は、矢印a方向に回動するとシャッター12が米びつ5の流出口8 を開いてその流出口8より流出する米を一定量だけ受け入れ、矢印b方向に回動 するとシャッター12が流出口8を閉じて受け入れた米が洗米部Dに流下するよ うになっている。
【0008】 給水部Cは、収容箱体Aの上面に突出する給水口13から水止め弁14を介し て水を受け入れる給水タンク15と、該給水タンク15から給水弁16を介して 後述する洗米部Dに水を給水する給水管17とからなっている。 洗米部Dは、上ケース18と下ケース19と撹拌棒20からなっている。上ケ ース18には、前記米供給部Bから流下する米を受け入れる米入口21が形成さ れている。下ケース19は、モータ23により回動可能に設けられ、矢印c方向 に回動して前記上ケース18とともに密閉容器を形成し、矢印d方向に回動して 洗米された米及び水を後述する炊飯部Fに流し込むようになっている。この下ケ ース19には、オバーフローする水が流出する流出口24が形成されるとともに 、洗米中の水の濁度を検出する濁度センサ25が取り付けられている。撹拌棒2 0は、上ケース18と下ケース19が形成する密閉容器内に設けられ、モータ2 6により回転駆動可能であり、当該容器内に収容された米の洗米を行なうように なっている。撹拌棒20の軸は中空でその内部は前記給水管17に連通する給水 穴22となっている。
【0009】 排水部Eは、前記洗米部Dの下ケース19よりオバーフローする水を受け入れ る排水タンク27と、該排水タンク27内の水を吸引して収納箱体Aの上面に設 けた排水口28より排水する排水ポンプ29とからなっている。 炊飯部Fは、収納箱体A内に収容されてレール30上を前後に移動可能に設け られた炊飯器本体31と、収納箱体Aの内壁にスライド可能に設けられ、前記炊 飯器本体31を蓋する蓋体32とからなっている。炊飯器本体31内には炊飯鍋 33が収容されている。炊飯器本体31は公知の炊飯器と実質的に同一構成であ るので、説明を省略する。
【0010】 制御部Gは、前記操作パネル2の操作に基づき、前記米供給部B、給水部C、 洗米部D、排水部E及び炊飯部Fを制御して、米の計量から炊飯までの動作を自 動的に行なわせるようになっている。 図2は前記操作パネル2の配置を示し、時間表示部2a、時分設定キー2b, 2c、スタートキー2d、予約中,炊飯中等の現在の動作状態を表示するLED 表示部2e、警報ブザー2f、炊飯量表示部2g、炊飯量設定キー2h及び米種 選択スイッチ2iが配設されている。米種選択スイッチ2iは、米びつ5に収容 されている米の種類(通常米か無洗米)に合わせて切り換えておくものである。
【0011】 以下、この炊飯装置の動作を図3のフローチャートに従って説明する。 水止め弁14を開いた後、操作パネル2の炊飯量設定キー2hにより炊飯量を 設定するとともに、必要に応じて時分設定キー2b,2cにより炊飯時間を予約 設定する。 スタートスイッチを押すと、あるいは炊飯時間を予約した場合には所定時間に なると、図3のステップS1において米の払い出しが行われる。すなわち、米供 給部Bのモータ10により計量器6が矢印a方向に回動して一定量の米が計量器 6に流入し、続いて矢印b方向に回動してその計量された米が上ケース18と下 ケース19からなる密閉容器内に払い出される。これを繰り返すことにより、設 定された量の米が当該密閉容器内に収容される。
【0012】 続いて、ステップS2で通常米であるか否かをする。この判断は、前記操作パ ネル2の米種選択スイッチ2iからの信号によって判断する。 通常米であれば、ステップS3で、給水弁16が開いて給水穴22より下ケー ス19内に水が給水される。そして、ステップS4で、撹拌棒20が回転して洗 米が行われるとともに、流出口24よりオーバーフローする水は排水タンク27 内に流下し、排水ポンプ29で外部に排水される。この洗米中に濁度センサ25 が水の濁度が所定値以下になったことを検出すると、給水弁16が閉じ、撹拌棒 20が停止して洗米が終了する。
【0013】 この洗米及び排水の後、ステップS5で、下ケース19が開いて洗米された米 が水とともに炊飯器本体31の炊飯鍋33内に供給される。続いて、ステップS 6で、給水弁16が開いて設定された炊飯量に応じた水量になるように水が追加 される。 次に、ステップS7で、蓋体32が前方にスライドして炊飯器本体31を蓋し 、図示しない炊飯ヒータが制御されて炊飯が行なわれる。 前記ステップS2で無洗米と判断されれば、ステップS3の給水及びステップ S4の洗米及び排水の工程が省略されてステップS5に移行し、以下前記通常米 の場合と同様に、米供給、給水及び炊飯が行われる。このため、無洗米の場合に は洗米が行われないので、水の浪費がなくなる。
【0014】 以下の実施例においては、前記第1実施例との相異点のみを説明し、同一部分 には同一符号を付して説明を省略する。 (2)第2実施例 図4の実施例は、洗米部Dを着脱可能にするとともに、前記第1実施例の米種 選択スイッチ2iの代わりに洗米部Dの有無を検出する洗米部有無検出センサ3 4を設けたものである。すなわち、計量器6、給水管17、撹拌棒20のモータ 26が洗米部Dの上ケース18に対して着脱可能で、無洗米を米びつ5に収容し た場合にはこの洗米部Dを取り外しておくようになっている。
【0015】 この実施例において、通常米が米びつ5に収容されていて洗米部Dが取り付け られている場合は、図5に示すように、ステップ11で米が払い出された後、ス テップ12で洗米部有無検出センサ34からの信号に基づいて洗米部有りと判断 されるので、ステップ13からステップ17により前記実施例の通常米の場合と 同様に給水から炊飯までが行われる。 また、無洗米が米びつ5に収容されていて洗米部Dが取り外されている場合に は、ステップS11で米が払い出されると、その米は直接炊飯部Fの炊飯鍋33 内に供給される。そして、ステップ12で洗米部無しと判断され、ステップS1 6に移行してここで給水管17より直接炊飯鍋33内に給水が行われ、ステップ S17で炊飯が行われる。 なお、この第2実施例では、操作パネル2に米種選択スイッチを設ける必要は ないが、洗米部有無検出センサ34からの検出信号に基づいて通常米か無洗米か を表示するLED表示器を設けるとより便利となる。
【0016】 (3)第3実施例 図6の実施例では、通常米供給部Bが前記第1実施例の米供給部Bと同様に構 成され、これ以外に無洗米供給部B′が独立して設けられ、この無洗米供給部B ′より炊飯鍋33の上方まで米排出シュート35が配設されている。また、本体 制御部Gにテレコントロール制御部36が接続されるとともに、図7に示すよう に、操作パネル2にテレコンスイッチ2j、呼出設定キー2k、暗証番号設定ス イッチ2lが設けられている。 前記テレコントロール制御部36は、図8に示すように、接続コード37を介 して電話回線用コンセント38のモジュラージャック39に接続されている。 操作パネル2のテレコンスイッチ2jは、オン操作によりマニュアルモードか らテレコントロールモードに切り換えるスイッチである。呼出設定キー2kは通 話状態になる電話のコール回数を設定するものである。暗証番号設定スイッチ2 lはテレコントロールにより制御可能な状態にするためのユーザ暗証番号を設定 するためのスイッチである。
【0017】 この実施例では、マニュアル操作とテレコントロール操作が可能であり、まず マニュアル操作による動作を説明する。 操作パネル2にて炊飯量及び米種を設定してスタートキー2dを押すと、ステ ップS101で通常米か無洗米かが米種選択スイッチ2iからの信号に基づいて 判断され、通常米であればステップS102で通常米供給部Bが駆動して通常米 が洗米部Dに払い出され、ステップS104からステップS108までの動作に より、前記実施例と同様に炊飯が行われる。また、ステップS101で無洗米と 判断されれば、ステップ103で無洗米供給部B′が駆動して無洗米が米排出シ ュート35を介して炊飯鍋33に供給された後、ステップS107に移行し、洗 米工程を省略して炊飯が行われる。
【0018】 一方、テレコントロール操作は、予め操作パネル2のテレコンスイッチ2jを オンしておくことにより可能となる。すなわち、テレコントロール制御部36は 、電話回線及び接続コード37を介して外出先の電話機40からのコール信号や 入力信号を受け、これを本体制御部Gに伝達する一方、本体制御部Gからのレス ポンス信号を受けてこれを音声信号に変換して電話機40に送信することにより 、対話式による信号授受によって炊飯装置の制御が行われる。以下、その制御動 作を図10,図11に従って説明する。 外出先の電話機40からのコール信号の入力を受けると、ステップS201で 呼出設定キー2kによって設定された回数のコールがなされたか否かを判断し、 指定回数のコールがなされたと判断すれば回線を開いて通話状態にし、ステップ S202で「暗証番号を入れて下さい」との音声レスポンスを出力する。
【0019】 そこで、ステップS203で00〜99の2桁の暗証番号と♯を入力すると、 ステップS204でその入力された暗証番号と予め暗証番号設定スイッチ2lで 設定された暗証番号とが合致するか否かを判断する。合致していない場合には、 ステップS207でその入力が3回目であるか否かを判断し、3回未満であれば ステップS202に戻って暗証番号の再入力を求め、3回目であればステップS 209で回線を遮断する。暗証番号が合致していれば、ステップS205で「動 作を指定して下さい」との音声レスポンスを出力する。
【0020】 これに対し、ステップS204で0〜3の1桁の数値と♯を入力すると、図1 1に示すように、ステップS210で入力番号が「0♯」であるか否かを判断し 、「0♯」であればステップS211で「電話を切ります」との音声レスポンス を出力してステップS212で回線を遮断する。 ステップS210で「0♯」でなければ、ステップS213で入力番号が「1 ♯」であるか否かを判断し、「1♯」であればステップS214で「全ての動作 を取り消します」との音声レスポンスを出力してステップS205に戻り、再入 力を求める。 ステップS213で「1♯」でなければ、ステップS215で入力番号が「2 ♯」であるか否かを判断し、「2♯」であればステップS216で「現在、炊飯 中です」等のように現在の炊飯装置の動作状態の音声レスポンスを出力した後、 ステップS205に戻り、次の入力を求める。
【0021】 ステップS215で「2♯」でなければ、ステップS217で入力番号が「3 ♯」であるか否かを判断し、「3♯」でなければステップS205に戻って再入 力を求め、「3♯」であればステップS218で「炊飯量を指定して下さい」と の音声レスポンスを出力する。そこで、ステップS219で1〜9の1桁の数値 と♯を入力すると、次にステップS220で「炊き上がり時間を指定して下さい 」との音声レスポンスを出力する。これに対して、例えば18時30分を指定し たいのであればステップS221で1800と♯を入力すると、ステップS22 2で「米種を指定して下さい」との音声レスポンスを出力する。そこで、ステッ プS223で、通常米であれば「1♯」、無洗米であれば「2♯」を入力すると 、ステップS205に戻る。この後、入力がこれでよければ「0♯」、入力を取 り消して再入力したいのであれば「1♯」又は「3♯」を入力すればよい。
【0022】 以上のようにして、テレコントロール操作により炊飯量、炊き上がり時間及び 米種が指定されると、前記図9のフローチャートに従って米の供給から炊飯まで が自動的に行われる。 なお、この実施例では、マニュアル操作とテレコントロール操作の切り換えを テレコンスイッチ2jの手動操作によって行うようにしたが、外出先の電話機か らのテレコントロールによって切り換えことができるようにしてもよい。
【0023】 (4)第4実施例 図12の実施例は、前記第3実施例の通常米供給部Bの駆動軸11と無洗米供 給部B′の駆動軸11′とが共通であり、単一のモータ10で駆動されるように なっている。 すなわち、通常米供給部Bの奥に無洗米供給部B′が配置され、両者の計量器 6,6′及びシャッター12,12′は位置関係が逆になっていて共通の駆動軸 11及びモータ10で駆動される。この駆動軸11には、図13(この図では便 宜上、無洗米供給部B′は通常米供給部Bの斜め後方に図示されている。)に示 すように、各米供給部B,B′の計量器6,6′の軸穴6a,6a′と嵌合する 部分にそれぞれ突起11a,11a′が突設されている。また、各計量器6,6 ′の軸穴6a,6a′には駆動軸11の突起11a、11a′が係合する切欠き 6b,6b′が形成されている。各米供給部B,B′の突起11a,11a′と 切欠き6b,6b′の位置関係は、図13に示すように対称になっている。
【0024】 この実施例では、駆動軸11が図13において時計回り方向に回動すると、通 常米供給部B側の突起11aが切欠き6bと係合するので、2点鎖線で示すよう に通常米供給部Bのシャッター12が閉じて計量器6内の米が払い出されるが、 無洗米供給部B′側の突起11a′は切欠き6b′内を移動して空回りするので 、無洗米供給部B′のシャッター12′は駆動しない。この状態から、駆動軸1 1が反時計回り方向に回動すると、通常米供給部B側の突起11aが切欠き6b 内を移動して空回りし、2点鎖線で示す状態が維持され、また無洗米供給部B′ の突起11a′も切欠き6b′内を移動して空回りして、実線で示す状態が維持 される。
【0025】 同様にして駆動軸11が反時計回りに回動すると、無洗米供給部B′のシャッ ター12′が閉じて無洗米が払い出され、通常米供給部Bのシャッター12が開 いて計量器6内に米が流入する。そして、この状態で駆動軸11が時計回りに回 動すると無洗米供給部B′は2点鎖線に示す状態を維持し、通常米供給部Bは実 線で示す状態を維持する。 このように、駆動軸11を時計回り方向か反時計回り方向に駆動することによ り、通常米か無洗米かを払い出すことができる。 この実施例においても、マニュアル操作又はテレコントロール操作により炊飯 量、炊き上がり時間及び米種の指定を行うことができるが、その制御内容は前記 第3実施例と同様であるので説明を省略する。
【0026】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1,2,3に係る考案によれば、米供 給部に収容された米が無洗米か通常米のいずれであるかを米種選択手段によって 選択でき、その選択された米が無洗米であれば洗米工程が省略されるので、水を 無駄にすることなく無洗米を使用することができる。したがって、地域により入 手しやすい米を使用することができる。また、この考案では、スイッチ等の米種 選択手段を設け、ソフトウェアを変更して洗米工程を省略するという簡単で安価 な手段により、通常米でも無洗米でも使用可能となる。 請求項4,5に係る考案によれば、通常米と無洗米とを別個に収容しておける ので、適宜選択していずれの米でも炊飯することができる。また、特に請求項5 の考案によれば、通常米の米供給部と無洗米の米供給部が共通の駆動軸を有して いるので、内部構造が簡単となり、装置が小型化される。 請求項6に係る考案によれば、テレコントロール操作によって外出先の電話に よって米種を選定して炊飯を行わせることができる。また、テレコントロール制 御部は電灯線を経由せずに直接電話回線に接続されているので、ノイズ等による 誤動作が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例に係る全自動炊飯装置の断面図で
ある。
【図2】 図1の全自動炊飯装置の操作パネルの正面図
である。
【図3】 図1の全自動炊飯装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】 第2実施例に係る全自動炊飯装置の断面図で
ある。
【図5】 図4の全自動炊飯装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図6】 第3実施例に係る全自動炊飯装置の断面図で
ある。
【図7】 図6の全自動炊飯装置の操作パネルに正面図
である。
【図8】 図6の全自動炊飯装置のブロック図である。
【図9】 図6の全自動炊飯装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図10】 図6の全自動炊飯装置のテレコントロール
操作のフローチャートである。
【図11】 図10のフローチャートに続くフローチャ
ートである。
【図12】 第4実施例に係る全自動炊飯装置の断面図
である。
【図13】 図12の全自動炊飯装置の米供給部の拡大
断面図である。
【符号の説明】
B…通常米供給部、 B′…無洗米供給部、
C…給水部、 D…洗米部、E…排水
部、 F…炊飯部、G…制御部、
2…操作パネル、2i…米種選択スイッ
チ、 11…駆動軸、34…炊飯部有無検出セン
サ、 36…テレコントロール制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 西脇 悟 大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号 象 印マホービン株式会社内

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米及び水の供給、洗米及び炊飯の各工程
    を自動的に行う全自動炊飯装置において、通常米か無洗
    米かを選択する米種選択手段を設け、該米種選定手段に
    より無洗米が選択されると洗米工程を省略するようにし
    たことを特徴とする全自動炊飯装置。
  2. 【請求項2】 前記米種選択手段が、操作パネルに設け
    た米種選択スイッチであることを特徴とする請求項1に
    記載の全自動炊飯装置。
  3. 【請求項3】 前記洗米部が着脱可能であるとともに、
    前記米種選択手段が、洗米部の有無を検出する洗米部有
    無検出スイッチであることを特徴する請求項1に記載の
    全自動炊飯装置。
  4. 【請求項4】 無洗米用の米供給部と通常米用の米供給
    部とをそれぞれ別個に設けるとともに、通常米用の米供
    給部からは洗米部に通常米が供給されるようにし、無洗
    米用の米供給部からは炊飯部に直接供給されるようにし
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の全自
    動炊飯装置。
  5. 【請求項5】 無洗米用の米供給部と通常米用の米供給
    部とが共通の駆動軸を有し、当該駆動軸が一方に回動す
    ると無洗米用の米供給部が駆動し、他方に回動すると通
    常米用の米供給部が駆動するようにしたことを特徴とす
    る請求項4に記載の全自動炊飯装置。
  6. 【請求項6】 電話回線に直接接続されるテレコントロ
    ール制御部を有し、外部の電話により無洗米か通常米の
    米種を選択可能にしたことを特徴とする請求項4又は請
    求項5に記載の全自動炊飯装置。
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