JPH06105985A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH06105985A
JPH06105985A JP4261387A JP26138792A JPH06105985A JP H06105985 A JPH06105985 A JP H06105985A JP 4261387 A JP4261387 A JP 4261387A JP 26138792 A JP26138792 A JP 26138792A JP H06105985 A JPH06105985 A JP H06105985A
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JP
Japan
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initial value
turbidity
water
washing
sensor
Prior art date
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Application number
JP4261387A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Ioku
辰夫 井奥
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗剤が混入しない清水で濁度検出手段の初期
値設定を行うと共に、初期値設定が誤っていても布傷み
や洗い不足の発生を確実に防止する。 【構成】 回転槽内の洗濯水の濁度を検出する濁度セン
サを備えて成る洗濯機において、給水行程の初期におい
て濁度センサの初期値を設定する初期値設定手段を設
け、水位センサにより洗濯水が回転槽内に給水されたこ
とを検出した時点において濁度センサから出力される検
出出力が初期値から設定変化量以上変化したときには濁
度センサの初期値設定が誤っていると判断し、そして、
濁度センサの初期値設定が誤っていると判断した場合に
標準コースにて洗濯運転を行うように構成したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、槽内へ給水する給水手
段と、槽内の洗濯水の濁度を検出する濁度検出手段とを
備えて成る洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の洗濯機においては、濁度検出手
段に清水が供給された時点で、濁度検出手段から出力さ
れる検出出力が予め設定された初期値になるように調整
する必要がある。これに対して、従来構成では、水位セ
ンサが槽内に給水されたことを検出した時点、即ち、水
位センサが検出可能な最低水位まで給水された時点で、
濁度検出手段の検出出力の初期値設定を行うようにして
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、水位センサが検出可能な最低水位まで給水
を実行してしまうので、洗剤の投入方法によっては、洗
剤が濁度検出手段に達してしまい、洗剤が混入した水で
上記初期値設定を実行してしまうこと即ち初期値設定を
誤ることがあった。このような場合には、濁度検出手段
の検出出力に基づく洗剤量や汚れ量等の判定が不正確に
なるから、洗濯時間や洗い水流の強さ等の洗濯条件の設
定が不正確になり、布傷みや洗い不足が生じたりすると
いう問題点があった。
【0004】この問題点を解消する構成として、給水を
開始した初期時点即ち水位センサが検出可能な最低水位
に達する前の時点で、濁度検出手段の初期値調整を行う
ようにすれば、洗剤が混入しない清水で上記初期値調整
を実行することができ、濁度検出手段の検出出力に基づ
く判定が正確になる。しかし、この構成では、水位セン
サが検出可能な最低水位に達する前の時点で初期値調整
を行うため、初期値調整時における槽内の水の有無を水
位センサにより検出することができなくなり、槽内に水
が入っていない状態、つまり、空気で濁度検出手段の検
出出力の初期値設定を行ってしまう可能性があった。特
に、使用者が洗濯の開始時に水道の蛇口を閉めており、
洗濯の開始後に蛇口を開くような場合には、上記事態が
多々発生することがある。
【0005】このような場合、空気で濁度検出手段の初
期値設定を行ってしまうと、濁度検出手段の検出出力に
基づく洗剤量等の判定が非常に不正確になるから、洗濯
時間等の設定がかなり不正確になり、布傷みや洗い不足
が生じたりするという問題点があった。このため、上記
構成は、実際には使用することができなかった。
【0006】そこで、本発明の目的は、洗剤が混入しな
い清水が供給された時点で濁度検出手段の初期値設定を
実行することができると共に、濁度検出手段の初期値設
定が誤っている場合に洗濯運転を実行しても布傷みや洗
い不足が生じることを確実に防止し得る洗濯機を提供す
るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の洗濯機は、槽内
へ給水する給水手段と、前記槽内の洗濯水の濁度を検出
する濁度検出手段と、前記槽内に給水された洗濯水の水
位を検出する水位検出手段とを備えて成る洗濯機におい
て、前記給水手段により前記槽内へ給水する給水行程の
初期において前記濁度検出手段から出力される検出出力
が予め設定された初期値になるように調整する初期値設
定手段を設けると共に、前記水位検出手段により洗濯水
が前記槽内に給水されたことを検出した時点において前
記濁度検出手段から出力される検出出力が初期値から設
定変化量以上変化したときには前記濁度検出手段の初期
値設定が誤っていると判断する判断手段を設け、そし
て、前記濁度検出手段の初期値設定が誤っていると判断
された場合には標準コースにて運転する運転制御手段を
設けたところに特徴を有する。
【0008】
【作用】水が供給されたときに濁度検出手段から出力さ
れる検出出力の値の大きさと、水が供給されていないと
きに濁度検出手段から出力される検出出力の値即ち空気
を濁度検出手段により検出したときに該濁度検出手段か
ら出力される検出出力の値の大きさとの間には、かなり
差がある。従って、水位検出手段により水が濁度検出手
段に供給されたことを検出した時点で濁度検出手段から
出力される検出出力の値の大きさ(初期値からの変化
量)に基づいて、空気で濁度検出手段の初期値設定を行
ってしまったか否かを判断することができる。本発明
は、この点に着目してなされたものである。
【0009】即ち、上記手段によれば、給水手段により
槽内へ給水する給水行程の初期において濁度検出手段か
ら出力される検出出力が予め設定された初期値になるよ
うに調整する構成としたので、洗剤が混入しない清水で
初期値調整を実行することができ、濁度検出手段の検出
出力に基づく判定が正確になる。
【0010】また、水位検出手段により洗濯水が槽内に
給水されたことを検出した時点において、濁度検出手段
から出力される検出出力が初期値から設定変化量以上変
化したときには、濁度検出手段の初期値設定が誤ってい
ると判断する構成としたので、空気で濁度検出手段の検
出出力の初期値設定を行った場合には、初期値設定を誤
ったことを確実に判断できる。
【0011】そして、濁度検出手段の初期値設定が誤っ
ていると判断した場合には、標準コースにて洗濯運転を
行うように構成したので、濁度検出手段の検出出力に基
づく洗剤の種類や洗剤量等の不正確な判定を行わないか
ら、濁度検出手段の検出出力に基づいて洗濯条件を誤っ
て補正することもなくなり、洗濯時間等の設定がひどく
不正確になることがない。従って、濁度検出手段の初期
値設定が誤っている場合に洗濯運転を行っても、布傷み
や洗い不足が生じたりすることを確実に防止できるよう
になる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を脱水兼用洗濯機に適用した一
実施例について図面を参照しながら説明する。まず、脱
水兼用洗濯機の全体構成を示す図2において、外箱1内
には、水受槽2が弾性吊持機構3を介して弾性支持され
ている。水受槽2内には、洗い槽であると共に脱水用の
バスケットである回転槽4が配設されている。この回転
槽4の内底部には、洗濯用の撹拌体5が配設されてい
る。
【0013】上記水受槽2の外底部には、洗濯及び脱水
運転用のモータ6が配設されていると共に、駆動機構部
7が配設されている。上記駆動機構部7は、洗濯時に
は、モータ6の回転を減速して撹拌体5のみに伝達して
これを回転させ、また脱水時には、モータ6の回転を撹
拌体5と回転槽4とに伝達して両者を一体的に高速回転
させるようになっている。
【0014】また、水受槽2の底部に形成された排水口
8には、排水ケース9、排水弁10及び排水ホース11
が設けられている。そして、上記排水ケース9には、回
転槽4(水受槽2)内の洗濯水の濁度を検出する濁度検
出手段である例えば濁度センサ12が配設されている。
【0015】この濁度センサ12は、例えば透過形光セ
ンサから構成されており、詳細には図3に示すように、
発光ダイオード等からなる発光素子13とフォトトラン
ジスタ等からなる受光素子14とを対向状態で有してい
る。上記濁度センサ12は、発光素子13から発光され
た光を、回転槽4内から排水ケース9内へ至った洗濯水
を通して受光素子14が受けて、該受光素子14から検
出出力として受光信号が出力されるように構成されてい
る。この場合、洗濯水の濁度が大であるほど、受光信号
の電圧レベルが小さくなるようになっており、該電圧レ
ベルの大きさに応じて洗濯水の濁度を検出できるように
なっている。
【0016】一方、図2に示すように、エアトラップ1
5が上記排水口8に隣接して設けられており、このエア
トラップ15には、水位検出手段である例えば圧力セン
サからなる水位センサ16(図4参照)がエアチューブ
17を介して接続されている。この水位センサ16は、
外箱1の上部カバー18内の後部に配設されている。ま
た、上部カバー18内の後部には、給水手段である例え
ば給水弁19(図4参照)が配設されている。更に、上
部カバー18の前部には、各種スイッチ20(図4参
照)が配設された操作パネル(図示しない)が設けられ
ている。
【0017】さて、電気的構成を示す図4において、制
御回路である例えばマイクロコンピュータ21は、洗濯
及び脱水運転全般を制御するための制御プログラムを記
憶している。このマイクロコンピュータ21が、初期値
設定手段、判断手段及び運転制御手段としての各機能を
有している。
【0018】上記マイクロコンピュータ21は、各種ス
イッチ20からの各種スイッチ信号、水位センサ16か
らの水位検出信号、濁度センサ12からの検出信号を受
けるようになっている。そして、マイクロコンピュータ
21は、操作パネルに設けられた表示部22、モータ
6、排水弁10及び給水弁19をそれぞれ駆動回路23
〜26を介して駆動制御するように構成されている。
【0019】次に、上記構成の作用を図1も参照して説
明する。図1のフローチャートは、マイクロコンピュー
タ21に記憶されている制御プログラムのうちの濁度セ
ンサ12から出力される検出出力としての検出信号(受
光信号)の初期値設定を行う制御部分並びに洗い行程の
制御部分の制御内容を示すものである。
【0020】図1に示すように、洗濯運転を実行するた
めに使用者がスタートキーをオン操作すると、給水弁1
9を通電して開放し、回転槽4(水受槽2)内への給水
を開始する(ステップS1)。続いて、給水行程の初期
である例えば給水開始後5秒が経過した時点で、ステッ
プS2にて「YES」へ進み、マイクロコンピュータ2
1は、濁度センサ12からの検出信号を読込み、該検出
信号の電圧レベル(電圧値)が予め設定された初期値V
0 (例えば3.5V)になるように調整を行う(ステッ
プS3)。
【0021】具体的には、濁度センサ12の受光素子1
4側に接続する調整用抵抗を切り換えたり、発光素子1
3に通電する電流の大きさを変えたりすることによっ
て、検出信号(受光素子14から出力される受光信号)
の電圧レベルが初期値V0 になるように調整する。この
調整により、回転槽4(水受槽2)内へ給水する給水行
程の初期において、濁度センサ12の検出出力の初期値
設定がなされる。
【0022】そして、水位センサ16からの検出信号に
基づいて、洗濯水が回転槽4(水受槽2)内に予め決め
られた少量水位(洗濯物の量を検出するための水位)ま
で給水されたか否かを判断する(ステップS4)。この
後、回転槽4(水受槽2)内の水位が少量水位まで達す
ると、ステップS4にて「YES」へ進み、濁度センサ
12からの検出信号の電圧値Vを読込む(ステップS
5)。
【0023】続いて、容量センサ(図示しない)によ
り、回転槽4内に投入された洗濯物の量(布量)を検出
する(ステップS6)。具体的には、モータ6を正逆回
転駆動して撹拌体5を正逆回転させ、モータ6に流れる
モータ電流の例えば位相差を検出することにより、モー
タ6の負荷の大きさ即ち布量を検出するようにしてい
る。ここで、検出した布量に応じて、水位や水流の強さ
や洗い時間等の洗濯条件を設定する(尚、ここで設定し
た洗濯条件は、後に、洗い運転の進行に応じて濁度セン
サ12から出力される検出信号に基づいてより一層最適
な条件に補正されるものである)。
【0024】そして、回転槽4(水受槽2)内に設定さ
れた水位まで給水されたか否かを判断する(ステップS
7)。この後、回転槽4(水受槽2)内の水位が設定水
位まで達すると、ステップS7にて「YES」へ進み、
給水を停止する(ステップS8)。
【0025】続いて、洗い行程(洗い運転)を開始する
のであるが、その前に、濁度センサ12の初期値設定が
正常に行われたか否かを判断する(ステップS9)。具
体的には、マイクロコンピュータ21は、水位センサ1
6により洗濯水が回転槽4内に給水されたことを検出し
た時点として例えば回転槽4(水受槽2)内に少量水位
まで給水された時点において、濁度センサ12から出力
される検出信号の電圧値Vが初期値V0 から設定変化量
として例えば1V以上変化したか否かを判断する。ここ
で、空気で濁度センサ12の初期値設定を行ったような
場合には、V0−Vが1V以上となるから、濁度センサ
12の初期値設定が誤っていると判断する。
【0026】今、V0 −Vが1V以上となり、濁度セン
サ12の初期値設定が誤っていると判断した場合には、
ステップS9にて「YES」へ進み、モータ6を正逆転
駆動して撹拌体5を正逆回転させ、標準コースの洗い運
転を開始する(ステップS10)。ここで、標準コース
の洗い運転とは、容量センサにより検出した洗濯物の量
(布量)に応じて設定した洗い時間等の洗濯条件に従っ
て自動的に洗い運転を実行制御する運転であり、濁度セ
ンサ12から出力される検出出力に基づいて洗濯運転を
制御しない運転である。
【0027】この後、上記設定された洗い時間が経過し
たら、ステップS11にて「YES」へ進み、洗い行程
を終了し、以下、すすぎ行程(ステップS12)及び脱
水行程を順次実行するようになっている。尚、上記すす
ぎ行程における運転も、濁度センサ12から出力される
検出出力に基づいて制御されない運転である。
【0028】一方、ステップS9において、V0 −Vが
1V未満となれば、濁度センサ12の初期値設定が正常
であると判断し、この場合には、ステップS9にて「N
O」へ進み、モータ6を正逆転駆動して撹拌体5を正逆
回転させ、ニューロコースの洗い運転を開始する(ステ
ップS13)。ここで、ニューロコースの洗い運転と
は、容量センサにより検出した洗濯物の量(布量)に応
じて設定した洗い時間等の洗濯条件を、洗い運転の進行
に応じて濁度センサ12から出力される検出信号に基づ
いてより一層最適な条件に補正し、この補正した洗濯条
件に従って自動的に洗い運転を実行制御する運転であ
る。
【0029】具体的には、ニューロコースを開始した後
は、予め設定された一定時間T1 (例えば6分)が経過
したら、ステップS14にて「YES」へ進み、濁度セ
ンサ12からの検出信号の電圧値V1 を読込む(ステッ
プS15)。続いて、上記検出信号の電圧値V1 と初期
値V0 とに基づいて、洗剤量や汚れ量等を判断し、これ
ら洗剤量や汚れ量等に応じて洗い時間等の洗濯条件をよ
り一層最適な条件に補正し、その補正した洗濯条件で洗
い運転を行う(ステップS16)。ちなみに、洗濯条件
のうちの例えば洗い時間は、上記補正によって例えば−
2分〜+3分の範囲で増減されるようになっている。
【0030】この後、上述したようにして補正された洗
い時間が経過したら、ステップS17にて「YES」へ
進み、洗い行程を終了し、以下、すすぎ行程(ステップ
S18)及び脱水行程を順次実行するようになってい
る。そして、上記すすぎ行程における運転は、濁度セン
サ12から出力される検出出力に基づいて、すすぎ回数
やすすぎタイプ等が制御されるようになっている。
【0031】このような構成の本実施例によれば、給水
行程の初期において濁度センサ12から出力される検出
信号の電圧レベルが予め設定された初期値V0 になるよ
うに調整する構成としたので、洗剤が混入しない清水で
濁度センサ12の初期値調整を実行することができ、濁
度センサ12の検出信号に基づく洗剤量や汚れ量等の判
定が正確になり、自動洗濯運転を非常に正確に制御でき
るようになる。
【0032】そして、水位センサ16により洗濯水が回
転槽4(水受槽2)内に給水されたことを検出した時
点、この場合、回転槽4(水受槽2)内に少量水位まで
給水されたことを検出した時点において、濁度センサ1
2から出力される検出信号の電圧レベルVが初期値V0
から1V以上変化したときには、濁度センサ12の初期
値設定が誤っていると判断する構成としたので、空気で
濁度センサ12の初期値設定を行った場合には、初期値
設定を誤ったと確実に判断することができるようにな
る。
【0033】更に、濁度センサ12の初期値設定が誤っ
ていると判断した場合には、濁度センサ12から出力さ
れる検出信号に基づいて洗濯運転を制御しないようにす
る構成、即ち、ニューロコースの代わりに標準コースの
洗濯運転を実行する構成としたので、初期値設定を誤っ
た濁度センサ12の検出信号に基づく洗剤量等の不正確
な判定を行わず、容量センサにより設定した洗い時間等
の洗濯条件を誤って補正しないから、洗い時間等の洗濯
条件は非常に正確とはいえなくても十分使用に耐える正
確なものとなる。従って、濁度センサ12の初期値設定
を誤った場合にも、標準コースの洗濯運転を実行するの
で、布傷みや洗い不足が生じたりすることを確実に防止
できる。
【0034】尚、上記実施例では、濁度センサ12から
出力される検出信号の電圧値の変化量を比較する設定変
化量を1Vとしたが、これに限られるものではなく、適
宜設定すれば良い。また、上記実施例では、濁度センサ
12の設定用の初期値V0 を3.5Vとしたが、この値
も適宜設定すれば良い。更に、上記実施例では、給水開
始後例えば5秒経過後に、濁度センサ12の初期値設定
を調整する構成としたが、この経過時間も適宜設定すれ
ば良い。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、給水行程の初期において濁度検出手段の初期値設定
を行う初期値設定手段を設けると共に、水位検出手段に
より洗濯水が槽内に給水されたことを検出した時点で濁
度検出手段から出力される検出出力が初期値から設定変
化量以上変化したときに濁度検出手段の初期値設定が誤
っていると判断する判断手段を設け、そして、濁度検出
手段の初期値設定が誤っていると判断した場合には標準
コースにて運転する構成としたので、洗剤が混入しない
清水が供給された時点で濁度検出手段の初期値設定を実
行することができると共に、濁度検出手段の初期値設定
が誤っている場合に洗濯運転を実行しても布傷みや洗い
不足が生じることを確実に防止し得るという優れた効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すフローチャート
【図2】洗濯機全体の縦断側面図
【図3】濁度センサ周辺の横断面図
【図4】ブロック図
【符号の説明】
1は外箱、2は水受槽、4は回転槽、5は撹拌体、9は
排水ケース、12は濁度センサ(濁度検出手段)、16
は水位センサ(水位検出手段)、18は上部カバー、1
9は給水弁(給水手段)、21はマイクロコンピュータ
(初期値設定手段、判断手段、運転制御手段)を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 槽内へ給水する給水手段と、前記槽内の
    洗濯水の濁度を検出する濁度検出手段と、前記槽内に給
    水された洗濯水の水位を検出する水位検出手段とを備え
    て成る洗濯機において、 前記給水手段により前記槽内へ給水する給水行程の初期
    において、前記濁度検出手段から出力される検出出力が
    予め設定された初期値になるように調整する初期値設定
    手段と、 前記水位検出手段により洗濯水が前記槽内に給水された
    ことを検出した時点において、前記濁度検出手段から出
    力される検出出力が初期値から設定変化量以上変化した
    ときには、前記濁度検出手段の初期値設定が誤っている
    と判断する判断手段と、 前記濁度検出手段の初期値設定が誤っていると判断され
    た場合には、標準コースにて運転する運転制御手段とを
    備えたことを特徴とする洗濯機。
JP4261387A 1992-09-30 1992-09-30 洗濯機 Pending JPH06105985A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101455775B1 (ko) * 2008-05-19 2014-10-28 삼성전자 주식회사 가전기기 및 그 제어방법
WO2016135792A1 (ja) * 2015-02-27 2016-09-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機
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