JPH05168788A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH05168788A
JPH05168788A JP3338311A JP33831191A JPH05168788A JP H05168788 A JPH05168788 A JP H05168788A JP 3338311 A JP3338311 A JP 3338311A JP 33831191 A JP33831191 A JP 33831191A JP H05168788 A JPH05168788 A JP H05168788A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light transmittance
water
temperature
washing
washing water
Prior art date
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Pending
Application number
JP3338311A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaji Wada
正次 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光透過度センサから出力される光透過度検出
信号に基づいて洗濯運転を制御する場合に、水の温度に
かかわらず洗濯運転の制御を正確に行う。 【構成】 洗濯水の光透過度を検出する光透過度センサ
を備え、この光透過度センサから出力される光透過度検
出信号に基づいて洗濯運転を制御するように構成して成
る洗濯機において、洗濯水の温度を検出する温度センサ
を備えると共に、この温度センサにより検出された洗濯
水の温度に応じて光透過度センサが洗濯水の光透過度を
検出するタイミングを変更する検出タイミング変更手段
を備えたものである。これにより、水温に応じて最適な
タイミングで光透過度を検出することができ、検出した
光透過度に基づいて運転制御を正確になし得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯水の光透過度を検
出する光透過度センサを備えて成る洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の洗濯機の一例として、光透過度
センサにより洗濯水の光透過度を検出して、その光透過
度検出信号に基づいて洗剤の濃度及び汚れ量を判断する
ように構成されたものが供されている。この構成では、
洗剤の濃度及び汚れ量の判断結果に基づいて、洗濯運転
を自動的に制御するようになっている。
【0003】具体的には、洗い運転開始から第1の設定
時間が経過した時点で、光透過度センサにより洗濯水の
光透過度を検出し、その光透過度検出信号に基づいて洗
剤の濃度(洗剤の量)を判断し、その値を記憶する。こ
の後、洗い運転開始から第2の設定時間が経過した時点
で、光透過度センサにより洗濯水の光透過度を検出し、
その光透過度検出信号に基づいて汚れ量を判断し、その
値を記憶する。
【0004】続いて、上記検出した洗剤の濃度と汚れ量
とから、最適な洗い運転時間及び洗い水流の強さを設定
し、この設定した強さの洗い水流で設定した時間だけ洗
い運転を実行するように制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、洗剤を水に
溶かす場合、水の温度によって洗剤が溶けるスピードが
異なる。また、水に溶けた洗剤により洗濯物の汚れが落
ちていくスピードも、水の温度によって異なる。
【0006】これに対して、上記従来構成では、洗剤の
濃度を判断するために光透過度センサにより洗濯水の光
透過度を検出する時点即ちタイミングと、汚れ量を判断
するために光透過度センサにより洗濯水の光透過度を検
出するタイミングとをそれぞれ固定していたので、水の
温度が高い場合或は低い場合には、洗剤の濃度及び汚れ
量の判断を誤るおそれがあった。このような誤判断がな
されると、設定した洗い運転時間及び洗い水流の強さが
不適切なものとなり、洗い不足を生じたり、逆に、洗い
過ぎを生じたりすることがあり、洗濯運転の制御が不正
確になるという問題点があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、光透過度センサ
から出力される光透過度検出信号に基づいて洗濯運転の
制御を行う場合に、水の温度にかかわらず、洗濯運転の
制御を正確に行うことができる洗濯機を提供するにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の洗濯機は、洗濯
水の光透過度を検出する光透過度センサを備え、この光
透過度センサから出力される光透過度検出信号に基づい
て洗濯運転を制御するように構成して成る洗濯機におい
て、前記洗濯水の温度を検出する温度センサを備えると
共に、この温度センサにより検出された前記洗濯水の温
度に応じて前記光透過度センサが前記洗濯水の光透過度
を検出するタイミングを変更する検出タイミング変更手
段を備えたところに特徴を有する。
【0009】
【作用】上記手段によれば、温度センサにより洗濯水の
温度を検出すると共に、検出タイミング変更手段により
検出した洗濯水の温度に応じて光透過度センサが洗濯水
の光透過度を検出するタイミングを変更する構成とした
ので、洗剤が溶けるスピードや汚れが落ちるスピードが
水の温度によって異なる事情にあっても、水の温度に応
じて最適なタイミングで洗濯水の光透過度を検出するこ
とができるようになる。このため、水の温度にかかわら
ず、光透過度センサからの光透過度検出信号に基づいて
洗剤の濃度及び汚れ量等を正確に判断することができ、
従って、洗濯運転の制御を正確に行うことができるよう
になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。まず、脱水兼用洗濯機の全体構成を
示す図2において、外箱1内には、外槽2が弾性吊持機
構3を介して配設されている。外槽2は、洗濯水を貯留
する槽として機能するものであり、この外槽2内には、
洗濯兼脱水用の内槽4が回転可能に設けられている。内
槽4の周側部には多数の脱水孔5が形成されていると共
に、内底部には撹拌体6が配設されている。
【0011】また、外槽2の外底部には、モータ7及び
駆動機構8が配設されている。この場合、これらモータ
7及び駆動機構8により、洗い及びすすぎ時には内槽4
が制止された状態で撹拌体6が回転駆動され、脱水時に
は内槽4及び撹拌体6が一体に回転駆動されるようにな
っている。
【0012】上記外槽2の底部後部には、排水口9が設
けられていると共に、エアトラップ10が設けられてい
る。排水口9及びエアトラップ10の下部には、接続ケ
ース11が装着されている。接続ケース11の図2中左
側壁には、排水弁12が配設されており、この排水弁1
2に排水ホース13が接続されている。
【0013】また、エアトラップ10の図2中右側壁上
部には、エアチューブ14が接続されている。このエア
チューブ14は、水位センサ15(図4参照)に連通さ
れており、該水位センサ15へ外槽2(内槽4)内の水
位に応じた空気圧を与えるように構成されている。
【0014】ここで、接続ケース11内には、図3に示
すように、光透過度センサ16が配設されている。この
光透過度センサ16は、発光素子である例えば発光ダイ
オード17と、受光素子である例えばフォトトランジス
タ18とを、透光窓部19及び20で覆って対向配置し
て構成されている。この場合、透光窓部19及び20間
に、洗濯水が入り込むようになっており、発光ダイオー
ド17から発光された光が、透光窓部19、洗濯水及び
透光窓部20を通ってフォトトランジスタ18に受光さ
れるようになっている。フォトトランジスタ18は、受
光量に応じた出力レベルの光透過度検出信号を出力する
ようになっている。
【0015】また、接続ケース11の側壁部における光
透過度センサ16に対向する部位、特には、透光窓部1
9及び20間に臨む部位には、注水口21が形成されて
いる。この注水口21は、図2に示すように、接続ホー
ス22を介して第1の給水弁23へ連通されている。こ
の第1の給水弁23から供給された水は、接続ホース2
2及び注水口21を介して透光窓部19及び20間に注
水されて、該透光窓部19及び20の各表面の汚れを除
去するようになっている。
【0016】上記第1の給水弁23は、外箱1上部のト
ップカバー24内の後部に配設されている。そして、上
記トップカバー24内の後部には、第2の給水弁25が
配設されており、この第2の給水弁25により内槽4内
へ給水されるようになっている。
【0017】また、外槽2の底壁部の下面には、温度セ
ンサ26がカバー27により覆われて取付けられてい
る。この温度センサ26は、外槽2(内槽4)内の水即
ち洗濯水の温度を検出して、温度検出信号を出力するよ
うに構成されている。
【0018】さて、電気的構成を示す図4において、運
転制御手段である例えばマイクロコンピュータ28は、
洗い、すすぎ及び脱水の各運転を制御するための制御プ
ログラムを有していると共に、検出タイミング変更手段
としての機能をも有している。上記マイクロコンピュー
タ28は、図示しない操作パネルに設けられた各種操作
スイッチを有するスイッチ入力部29からの各種のスイ
ッチ信号、水位センサ15からの水位検出信号、温度セ
ンサ26からの温度検出信号、並びに、光透過度センサ
16からの光透過度検出信号を受けるようになってい
る。
【0019】そして、マイクロコンピュータ28は、操
作パネルに設けられた表示部30、第1の給水弁23、
第2の給水弁25、モータ7及び排水弁12を、それぞ
れ駆動回路31,32,33,34,35を介して駆動
制御するように構成されている。
【0020】次に、上記構成の作用を図1及び図5も参
照して説明する。図1は、マイクロコンピュータ28に
記憶された制御プログラムの制御内容を概略的に示すフ
ローチャートである。図5は、洗い運転を開始した後、
光透過度センサ16から出力される光透過度検出信号の
出力レベルの時間変化を示すグラフであり、洗濯水の温
度が低い場合(15℃未満)を曲線Aで示し、中程度の
場合(15℃以上30℃未満)を曲線Bで示し、高い場
合(30℃以上)を曲線Cで示している。
【0021】図5のグラフによれば、洗剤が投入された
状態で、洗い運転が開始されると、洗剤が溶解して洗濯
水が汚濁化し、続いて、水に溶解した洗剤により洗濯物
からの汚れ落ちが進むから、洗濯水の汚濁化が一層進行
することがわかる。そして、洗濯水の温度の違いによ
り、光透過度検出信号の出力レベルの時間変化がかなり
相違すること、具体的には、水温が高いほど光透過度検
出信号の出力レベルの変化が早いことがわかる。これ
は、水温が高いほど洗剤が溶解し易く、且つ、汚れが落
ち易いためである。
【0022】さて、洗い行程の具体的な制御内容につい
て、図1のフローチャートに従って述べる。内槽4内に
洗濯物と洗剤を投入した状態で、スタートキーを操作す
ると、まず給水が行われる(ステップS1)。この後、
給水が完了すると、ステップS2にて「YES」へ進
み、温度センサ26により外槽2内の洗濯水の温度を検
出し、検出した水温が15℃未満か否かを判断する(ス
テップS3)。
【0023】ここで、水温が15℃未満である場合に
は、ステップS3にて「YES」へ進み、洗剤濃度検出
用の第1の検出タイミングT1を時点Taとすると共
に、汚れ量検出用の第2の検出タイミングT2を時点T
bとする(ステップS4)。この場合、図5に示すよう
に、時点Taは水温が低い(15℃未満)場合における
最適な洗剤濃度検出用の検出タイミングであり、時点T
bは水温が低い場合における最適な汚れ量検出用の検出
タイミングである。
【0024】一方、水温が15℃以上である場合には、
ステップS3にて「NO」へ進み、水温が30℃以上か
否かを判断する(ステップS5)。ここで、水温が30
℃未満である場合には、ステップS5にて「NO」へ進
み、第1の検出タイミングT1を時点Ta′とすると共
に、第2の検出タイミングT2を時点Tb′とする(ス
テップS6)。ここで、時点Ta′は水温が中程度(1
5℃以上30℃未満)の場合における最適な洗剤濃度検
出用の検出タイミングであり、時点Tb′は水温が中程
度の場合における最適な汚れ量検出用の検出タイミング
である。
【0025】また、水温が30℃以上である場合には、
ステップS5において「YES」へ進み、第1の検出タ
イミングT1を時点Ta″とすると共に、第2の検出タ
イミングT2を時点Tb″とする(ステップS7)。こ
こで、時点Ta″は水温が高い(30℃以上)場合にお
ける最適な洗剤濃度検出用の検出タイミングであり、時
点Tb″は水温が高い場合における最適な汚れ量検出用
の検出タイミングである。
【0026】続いて、予め決められた一定の洗い水流の
強さ(光透過度検出用の洗い水流の強さ)で、洗い運転
を実行する。この洗い運転は、第1の検出タイミングT
1の例えば15秒前まで続けられる(ステップS8)。
この後、15秒間洗い運転を停止した後(ステップS
9)、第1の検出タイミングT1において、光透過度セ
ンサ16により洗濯水の光透過度を検出する(ステップ
S10)。この検出した光透過度によって、洗濯水の洗
剤濃度(洗剤量)を判断し記憶する。この場合、洗剤濃
度の判断結果は、水の温度に対応した正確な値となる。
【0027】そして、上記洗い水流の強さと同じ強さの
洗い運転を再開し、この洗い運転を第2の検出タイミン
グT2の例えば10秒前まで続ける(ステップS1
1)。この後、10秒間洗い運転を停止した後(ステッ
プS12)、第2の検出タイミングT2において、光透
過度センサ16により洗濯水の光透過度を検出する(ス
テップS13)。この検出した光透過度によって、洗濯
水中の汚れ量を判断し記憶する。この場合、汚れ量の判
断結果は、水の温度に対応した正確な値となる。
【0028】続いて、上述したようにして判断した洗剤
濃度と汚れ量とに基づいて、洗い運転の時間及び洗い水
流の強さ等の洗い運転用の制御条件を設定し、この設定
した条件で洗い運転を実行する(ステップS14)。
【0029】この後、上記洗い運転即ち洗い行程が完了
した後は、次行程へ進み、設定されたすすぎ行程及び脱
水行程を順次実行する(ステップS15,S16)。
尚、すすぎ行程においては、光透過度センサ16により
洗濯水の光透過度を検出して、その検出結果に基づい
て、すすぎ運転の時間、すすぎ運転の回数、すすぎ水流
の強さ等を設定するようにしても良い。
【0030】このような構成の本実施例によれば、温度
センサ26により洗濯水の温度を検出すると共に、検出
した洗濯水の温度に応じてマイクロコンピュータ28に
より光透過度センサ16が洗濯水の光透過度を検出する
第1及び第2のタイミングT1及びT2をそれぞれ変更
する構成としたので、洗剤が溶けるスピードや汚れが落
ちるスピードが水の温度によって異なる事情にあって
も、水の温度に応じて最適なタイミングで洗濯水の光透
過度を検出することができるようになる。このため、水
温にかかわらず、光透過度センサ16からの光透過度検
出信号に基づいて、洗剤濃度及び汚れ量等を正確に判断
することができ、従って、洗い運転の時間や洗い水流の
強さ等の設定を正確に行うことができる。
【0031】尚、上記実施例では、洗剤濃度及び汚れ量
を判断するための光透過度検出のタイミングT1及びT
2を洗濯水の温度に応じて変更する構成とした、これに
限られるものではなく、洗剤の種類や汚れの種類等を判
断するための光透過度検出のタイミングを洗濯水の温度
に応じて変更するように構成しても良いことは勿論であ
る。
【0032】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、洗濯水の温度に応じて光透過度センサが洗濯水の光
透過度を検出するタイミングを変更する構成としたの
で、水の温度に応じて最適なタイミングで洗濯水の光透
過度を検出することができるようになり、洗剤濃度及び
汚れ量等を正確に判断し得て、洗濯運転の制御を正確に
行うことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すフローチャート
【図2】洗濯機全体の縦断側面図
【図3】光透過度センサ周辺の縦断面図
【図4】ブロック図
【図5】光透過度センサから出力される光透過度検出信
号の出力レベルの時間変化と水温との関係を示すグラフ
【符号の説明】
2は外槽、4は内槽、6は撹拌体、7はモータ、9は排
水口、12は排水弁、16は光透過度センサ、17は発
光ダイオード、18はフォトトランジスタ、26は温度
センサ、28はマイクロコンピュータ(検出タイミング
変更手段)を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯水の光透過度を検出する光透過度セ
    ンサを備え、この光透過度センサから出力される光透過
    度検出信号に基づいて洗濯運転を制御するように構成し
    て成る洗濯機において、 前記洗濯水の温度を検出する温度センサと、この温度セ
    ンサにより検出された前記洗濯水の温度に応じて前記光
    透過度センサが前記洗濯水の光透過度を検出するタイミ
    ングを変更する検出タイミング変更手段とを備えたこと
    を特徴とする洗濯機。
JP3338311A 1991-12-20 1991-12-20 洗濯機 Pending JPH05168788A (ja)

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JP3338311A JPH05168788A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 洗濯機

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JP3338311A JPH05168788A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 洗濯機

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