JP2664580B2 - 食器洗い乾燥機 - Google Patents

食器洗い乾燥機

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JP2664580B2
JP2664580B2 JP4010144A JP1014492A JP2664580B2 JP 2664580 B2 JP2664580 B2 JP 2664580B2 JP 4010144 A JP4010144 A JP 4010144A JP 1014492 A JP1014492 A JP 1014492A JP 2664580 B2 JP2664580 B2 JP 2664580B2
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正克 森重
肇 鈴木
晃一 黒田
勝司 大西
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食器洗い乾燥機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の食器洗い乾燥機は、特開
昭60−48724号に示されている。このものは、洗
浄槽底部に設けた水溜部とノズル用ポンプの吸水側との
間に設けた吸水管の少なくとも一部の壁面を透光性の材
料で形成し、そこに給水管内部の液の透過度の変化を検
知する発光素子と受光素子を配し、前記受光素子の受光
量変化によって洗浄、すすぎ、排水及び乾燥の工程終了
を制御するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、洗浄水中には
洗剤や洗剤の泡、食物の残りかす等が浮遊物がある。こ
のため、前記従来例のように、洗浄水が流れているとき
に光を透過させて洗浄水の透過度を検知すると、前記浮
遊物に光が当って洗浄水中で乱反射し、受光素子にその
分の光量が届かず、また検知部を不規則に浮遊物が通過
するので受光量が常に変化し、正確な透過度が検知でき
なかった。
【0004】
【0005】
【0006】本発明は、斯る課題を解決するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の請求項1の手段は、洗浄槽と、該洗浄槽内に
配置したノズルと、該ノズルに送水するポンプと、前記
洗浄槽内の洗浄水の光の透過度を検知する透過度センサ
ーと、該透過度センサーで検知した透過度に基づいて
定した運転条件で前記ポンプの運転を制御する制御部と
を備えた食器洗い乾燥機において、前記制御部は、前記
透過度センサーで透過度を検知するために前記ポンプの
動作を停止する停止手段と、この停止手段により停止動
作がなされると、カウントを開始する計時手段と、この
計時手段のカウント開始から洗浄水中の浮遊物が沈殿す
る所定時間の経過時の透過度に基づいて前記運転条件を
決定する決定手段とを有する構成である。また、前記課
題を解決するための本発明の請求項2の手段は、洗浄槽
と、該洗浄槽内に配置したノズルと、該ノズルに送水す
るポンプと、前記洗浄槽内の洗浄水の光の透過度を検知
する透過度センサーと、該透過度センサーで検知した透
過度に基づいて決定した運転条件で前記ポンプの運転を
制御する制御部とを備えた食器洗い乾燥機において、前
記制御部は、前記透過度センサーで透過度を検知するた
めに前記ポンプの動作を停止する停止手段と、この停止
手段により停止動作がなされると、カウントを開始する
計時手段と、前記停止手段による停止動作時に前記透過
センサーの出力値に基づいて透過度が一定レベル以上
であるか否かを判断する判断手段と、透過度が一定レベ
ル未満である限り、前記計時手段のカウント開始から所
定時間経過時の透過度に基づいて前記運転条件を決定
し、所定時間経過前に透過度が一定レベル以上になる
と、この時の透過度に基づいて前記運転条件を決定する
決定手段とを有する構成である。
【0008】
【作用】請求項1の構成では、ポンプを停止させた後、
洗浄水中の浮遊物が沈殿し、浮遊物の影響がなくなった
ときに検知した透過度に基づいて運転条件を決定する。
その後、この運転条件に基づいてポンプを駆動制御す
る。また、請求項2の構成では、ポンプを停止して透過
センサーの出力を取得し、この出力から洗浄水の透過
度が一定レベルに達していると判断すれば、洗浄水がき
れいであり、透過度センサーに影響を与える浮遊物がな
いとして、ポンプの停止時間が所定時間経過していなく
ても、この時の透過度に基づいて運転条件を決定し、そ
の後、この運転条件に基づいてポンプを駆動制御する。
一方、透過度が一定レベルに達することなく、ポンプの
停止から所定時間が経過すれば、洗浄水が汚れており、
浮遊物の影響があるとして、浮遊物が沈殿した状態であ
る所定時間経過時の透過度に基づいて運転条件を決定
し、その後、この運転条件に基づいてポンプを駆動制御
する。
【0009】
【実施例】図1において、1は食器洗い乾燥機本体の上
面及び左右側面を覆う金属製のフレーム、2は本体前面
に開閉自在に設けたドア、3はフレーム1内に配置した
洗浄槽、4はドア2から洗浄槽3内に出し入れ可能な食
器カゴ、5は洗浄槽3の中段に設けた食器カゴ4の載置
レールである。
【0010】6は洗浄槽3の内底部に配置した洗浄ノズ
ル、7は洗浄槽3の内底部に平行に配置した環状のシー
ズヒータ、8は洗浄槽3の前部内底面の凹所9に設けた
取り外し自在の残菜フィルター、10はドア2の開閉を
検知するドアスイッチである。
【0011】尚、前記洗浄ノズル6の一方の端部の両側
には洗浄水を横向きに噴射する推進用噴射穴が設けら
れ、さらに、この2つの噴射穴を交互に開閉させる弁も
設けられている。この噴射穴から洗浄水を噴射すること
により、洗浄ノズル6を回転させている。
【0012】11は洗浄兼排水ポンプ(以下ポンプとい
う)であり、このポンプ11の正回転時は前記洗浄ノズ
ル6に洗浄水を供給し、また逆回転時は洗浄槽3内の洗
浄水を排水パイプ(図示せず)を介して排水する。
【0013】尚、ポンプ11の正回転時、駆動−停止−
駆動を行うことにより、上述の洗浄ノズル6内の弁が作
用して推進用噴射穴の開口方向を替え、洗浄ノズル6の
回転方向を反転させる。
【0014】12は洗浄槽3と連通し、洗浄槽3と閉ル
ープを形成する循環ダクトである。この循環ダクト12
は槽内空気と外気を仕切って熱交換を行い、そこで槽内
空気の除湿を行う。13は一方の面が外気に触れ、他方
の面が槽内空気と触れるように配置され、その両面に羽
根が設けてある両面ファンであり、モータ14により回
転し、循環ダクト12内の槽内空気を強制循環するもの
である。
【0015】15は食器洗い乾燥機本体の後面を塞ぐ後
面板、16は本体の底面を塞ぐ底面板、17は底面板1
6の四隅近傍に夫々設けた脚部である。前記後面板15
及び底面板16は、金属フレーム1と共に食器洗い乾燥
機の外枠を形成している。
【0016】18は光センサーであり、図2に示すよう
に、発光素子20、受光素子21を夫々収納したセンサ
ーボックスとなる発光素子ケース22、受光素子ケース
23を、ポンプ11の吸水口19の外周に発光面24と
受光面25が対向するようにポンプケーシング26にネ
ジで取り付けている。
【0017】図3は食器洗い乾燥機の制御ブロック図を
示す。尚、上述で説明と同じ番号が付されているものは
同じ機能を有するので説明は省略する。
【0018】27は動作の制御を司る制御部であり、例
えばマイクロコンピュータが使用される。
【0019】前記制御部27には、清水に近いレベルの
透過度かどうか判断する判断部28と、ポンプ11の動
作時間あるいは停止時間をカウントするタイマー29
と、洗浄水の透過度からポンプ11の動作時間を演算す
る演算部30と、光センサー18の出力値Dを記憶する
メモリー31を兼ね備えている。
【0020】斯る構成の洗い工程の動作を図4及び図5
に基づいて動作する。まず、給水弁(図示せず)を開い
て洗浄槽3内に所定量給水(S−1)する。
【0021】給水後、透過度の基準値を決めるために、
清水の透過度を後述する検知サブルーチンで検知し(S
−2)、光センサー18の出力値Dをメモリー31に記
憶する(S−3)。
【0022】その後、ポンプ11を動作(S−4)させ
ると共にタイマー29を動作させて、ポンプ11の動作
を2分間継続させる(S−5)。タイマー29で2分を
カウントするとポンプ11を停止し(S−6)、再び検
知サブルーチンで洗浄水の透過度を検知する(S−
7)。
【0023】この時の光センサーの出力値Dとメモリー
31に記憶した先の透過度との差に応じて、演算部30
は洗浄水の汚れ度合を判断して洗い時間Tを決定する
(S−8)。
【0024】この洗い時間Tの決定後、再びポンプ11
を動作させて(S−9)、この状態をタイマー29で洗
い時間Tが経過するまで継続させる(S−10)。
【0025】T時間が経過すると、ポンプ11を停止し
(S−11)、洗浄槽3内の洗浄水を排水し(S−1
2)、洗い工程を終了する。
【0026】検知サブルーチンでは、まずタイマー29
の動作を開始させ(S−13)、光センサー18で洗浄
水の透過度を検知して(S−14)、光センサー出力値
Dを得る。そして、出力値Dを清水状態に近いときの透
過度のレベルHと比較する(S−15)。
【0027】この比較で、もし出力値DがレベルHより
大きい、即ちきれいであると判断されれば、タイマー2
9をリセットして(S−17)、すぐにサブルーチンを
抜ける。この時の光センサー18の出力値Dは、ステッ
プ(S−15)で出力値DがレベルHより大きいと判断
したときの検知データとなる。
【0028】また出力値DがレベルHより小さい、即ち
汚れていれば、再び光センサー18で洗浄水の透過度を
検知し続ける。タイマー29で1分をカウントしてもこ
の状態が継続していれば、タイマー29をリセットして
(S−17)、サブルーチンを抜ける。この時の光セン
サー18の出力値Dは、検知サブルーチンで透過度を検
知し始めてから1分経過時のデータとなる。
【0029】即ち、図4中のステップ(S−2)で検知
したときは、洗浄水はきれいであるので、透過度は大き
くポンプ11を1分待たずにすぐに動作開始することに
なり、またステップ(S−7)で検知したときは、洗浄
水中に食べ物のかすや洗剤の泡等の浮遊物が混じってい
るので大変汚れており、浮遊物が沈殿するまで1分間ポ
ンプ11を停止させてからポンプ11を再び動作させる
ことになる。
【0030】尚、本実施例では洗い工程について説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、予洗工
程、すすぎ工程等、光センサーで検知する工程全てに応
用できるものである。
【0031】
【発明の効果】本発明の請求項1の構成によれば、浮遊
物の影響を受けることなく、正確に洗浄水の透過度を検
知でき、ポンプを精度よく駆動制御できる。 さらに、
発明の請求項2の構成によれば、浮遊物の影響を受ける
ことなく、正確に洗浄水の透過度を検知できる上に、洗
浄水がきれいな場合は不必要な検知時間をなくすことが
でき、洗浄時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食器洗い機の断面図である。
【図2】図1中のA−A断面図である。
【図3】本発明の食器洗い乾燥機の制御ブロック図であ
る。
【図4】本発明の食器洗い乾燥機の洗い工程の動作フロ
ーチャートである。
【図5】図4中の検知サブルーチンの動作フローチャー
トである。
【符号の説明】
3 洗浄槽 11 洗浄兼排水ポンプ 18 光センサー 27 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 勝司 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−24820(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄槽と、該洗浄槽内に配置したノズル
    と、該ノズルに送水するポンプと、前記洗浄槽内の洗浄
    水の光の透過度を検知する透過度センサーと、該透過度
    センサーで検知した透過度に基づいて決定した運転条件
    前記ポンプの運転を制御する制御部とを備えた食器洗
    い乾燥機において、 前記制御部は、前記透過度センサーで透過度を検知する
    ために前記ポンプの動作を停止する停止手段と、この停
    止手段により停止動作がなされると、カウントを開始す
    る計時手段と、この計時手段のカウント開始から洗浄水
    中の浮遊物が沈殿する所定時間の経過時の透過度に基づ
    いて前記運転条件を決定する決定手段とを有することを
    特徴とした食器洗い乾燥機。
  2. 【請求項2】 洗浄槽と、該洗浄槽内に配置したノズル
    と、該ノズルに送水するポンプと、前記洗浄槽内の洗浄
    水の光の透過度を検知する透過度センサーと、該透過度
    センサーで検知した透過度に基づいて決定した運転条件
    前記ポンプの運転を制御する制御部とを備えた食器洗
    い乾燥機において、 前記制御部は、前記透過度センサーで透過度を検知する
    ために前記ポンプの動作を停止する停止手段と、この停
    止手段により停止動作がなされると、カウントを開始す
    る計時手段と、前記停止手段による停止動作時に前記
    過度センサーの出力値に基づいて透過度が一定レベル以
    上であるか否かを判断する判断手段と、透過度が一定レ
    ベル未満である限り、前記計時手段のカウント開始から
    所定時間経過時の透過度に基づいて前記運転条件を決定
    し、所定時間経過前に透過度が一定レベル以上になる
    と、この時の透過度に基づいて前記運転条件を決定する
    決定手段とを有することを特徴とした食器洗い乾燥機。
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