JPH0316712B2 - - Google Patents
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- JPH0316712B2 JPH0316712B2 JP10155281A JP10155281A JPH0316712B2 JP H0316712 B2 JPH0316712 B2 JP H0316712B2 JP 10155281 A JP10155281 A JP 10155281A JP 10155281 A JP10155281 A JP 10155281A JP H0316712 B2 JPH0316712 B2 JP H0316712B2
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- 230000007547 defect Effects 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 101100208241 Danio rerio thbs3a gene Proteins 0.000 description 7
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- 102100029524 Thrombospondin-3 Human genes 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 102100036034 Thrombospondin-1 Human genes 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 125000004122 cyclic group Chemical group 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/18—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
- G11B20/1883—Methods for assignment of alternate areas for defective areas
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B2220/00—Record carriers by type
- G11B2220/20—Disc-shaped record carriers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は目的とする記憶領域もしくはその周辺
に欠陥(デイフエクテイブスポツト)が存在する
場合に代替の記憶領域を自動的にアクセスする磁
気デイスク装置に関する。
に欠陥(デイフエクテイブスポツト)が存在する
場合に代替の記憶領域を自動的にアクセスする磁
気デイスク装置に関する。
磁気デイスク装置において各種情報を記憶する
ために用いられるデイスクは、多かれ少なかれ何
らかの欠陥(デイフエクテイブスポツト)を有し
ている。このような欠陥を有するデイスクにあつ
ては、1デイスクアドレスが割り当てられる最小
記憶領域(通常の最小記憶領域)すなわちセク
タ、更には一定数のセクタの集合でなるトラツク
の幾つかが使用不可能となる恐れがある。しか
し、ホスト計算機側で、デイスク内の使用可能な
領域と使用不可能な領域とを認識し、この認識に
基づいてデイスクをリード/ライトすることは不
可能である。そこで、デイスクに予備領域(予備
セクタ、更には予備トラツク)を設けておき、使
用不可能なセクタ(欠陥セクタ)または使用不可
能なトラツク(欠陥トラツク)内のセクタをアク
セスする場合、磁気デイスク装置の内部制御によ
つて上記予備領域の該当するセクタを代替セクタ
として用いる方法が一般的に採用されている。
ために用いられるデイスクは、多かれ少なかれ何
らかの欠陥(デイフエクテイブスポツト)を有し
ている。このような欠陥を有するデイスクにあつ
ては、1デイスクアドレスが割り当てられる最小
記憶領域(通常の最小記憶領域)すなわちセク
タ、更には一定数のセクタの集合でなるトラツク
の幾つかが使用不可能となる恐れがある。しか
し、ホスト計算機側で、デイスク内の使用可能な
領域と使用不可能な領域とを認識し、この認識に
基づいてデイスクをリード/ライトすることは不
可能である。そこで、デイスクに予備領域(予備
セクタ、更には予備トラツク)を設けておき、使
用不可能なセクタ(欠陥セクタ)または使用不可
能なトラツク(欠陥トラツク)内のセクタをアク
セスする場合、磁気デイスク装置の内部制御によ
つて上記予備領域の該当するセクタを代替セクタ
として用いる方法が一般的に採用されている。
第1図および第2図は欠陥トラツク(または欠
陥セクタ)の代替えのための予備領域を備えた従
来のデイスクのフオーマツトを示すものである。
まず第1図を参照して従来の磁気デイスク装置に
おける制御動作について説明する。図中、T0〜
T6,TSP0〜TSP3はデイスクの物理的なト
ラツク位置を示し、このうちTSP0〜TSP3は
予備トラツクである。S0〜S8はセクタの物理
位置を示し、第1図の例では1トラツク当り9セ
クタに分割されている。また、各トラツク(T
0,T4,T5,TSP0〜TSP3)の各セクタ
位置ごとに記されている2桁の数値列はデイスク
に書き込まれているデイスクアドレスを示すもの
で、上位桁はトラツク番号、下位桁はセクタ番号
をそれぞれ示している。たとえば「01」はトラツ
ク0、セクタ1を、「40」はトラツク4、セクタ
0を示している。また、T1,T2,T3,T6
の各セクタ位置ごとに記されているTSP0〜
TSP3は代替トラツク位置(代替トラツクのト
ラツクアドレス)を示している。これは、T1,
T2,T3,T6に欠陥(デイフエクテイブスポ
ツト)が存在するために、それぞれ予備トラツク
TSP0,TSP1,TSP2,TSP3を代替トラツ
クとして使用することを指示するものである。た
とえばデイスクアドレス「10」をアクセスする場
合、磁気デイスク装置内のデイスク制御装置は、
まずデイスクの該当する物理位置のセクタすなわ
ちT1,S0セクタのヘツダ部の内容をリードす
ることにより、代替トラツクTSP0のアドレス
を知る。次にデイスク制御装置は上記アドレスで
指定されているトラツクTSP0をあたかもトラ
ツクT1としてTSP0,S0セクタをアクセス
する。なお、T1,S0セクタのヘツダ部にデイ
フエクテイブスポツトが存在する場合にはリード
エラーとなり、代替トラツクTSP0のアドレス
を知ることができないため、デイスク制御装置は
後続するセクタすなわちT1,S1セクタのヘツ
ダ部をリードする。この動作はヘツダ部がエラー
なくリードされるまで続けられる。第1図および
上述の説明で明らかなように、トラツクT1の各
セクタには予備トラツクTSP0のアドレスが書
き込まれており、T1,S0〜T1,S8のうち
1セクタでもエラーなくヘツダ部がリードできれ
ばトラツクTSP0を代替トラツクとして使用す
ることができる。TSP0,S0セクタにはデイ
スクアドレス「10」が書き込まれており、目的の
セクタがアクセスされたことになる。すなわち、
トラツクT1が欠陥トラツクである場合に、その
代替トラツクTSP0が見かけ上トラツクT1と
してアクセスされる。しかし、上述の方式では、
1トラツクを構成するセクタ群のたとえ1セクタ
だけにしかデイフエクテイブスポツトが存在しな
い場合でも、当該トラツクに代えて代替トラツク
を使用するため、多数の代替トラツクを必要と
し、デイスクの実質的な記憶容量が著しく減少す
る欠点があつた。また、上述の方式では、代替ト
ラツクをアクセスするのにシーク動作を必要とす
る場合が殆んどであり、処理速度が著しく低下す
る欠点もあつた。
陥セクタ)の代替えのための予備領域を備えた従
来のデイスクのフオーマツトを示すものである。
まず第1図を参照して従来の磁気デイスク装置に
おける制御動作について説明する。図中、T0〜
T6,TSP0〜TSP3はデイスクの物理的なト
ラツク位置を示し、このうちTSP0〜TSP3は
予備トラツクである。S0〜S8はセクタの物理
位置を示し、第1図の例では1トラツク当り9セ
クタに分割されている。また、各トラツク(T
0,T4,T5,TSP0〜TSP3)の各セクタ
位置ごとに記されている2桁の数値列はデイスク
に書き込まれているデイスクアドレスを示すもの
で、上位桁はトラツク番号、下位桁はセクタ番号
をそれぞれ示している。たとえば「01」はトラツ
ク0、セクタ1を、「40」はトラツク4、セクタ
0を示している。また、T1,T2,T3,T6
の各セクタ位置ごとに記されているTSP0〜
TSP3は代替トラツク位置(代替トラツクのト
ラツクアドレス)を示している。これは、T1,
T2,T3,T6に欠陥(デイフエクテイブスポ
ツト)が存在するために、それぞれ予備トラツク
TSP0,TSP1,TSP2,TSP3を代替トラツ
クとして使用することを指示するものである。た
とえばデイスクアドレス「10」をアクセスする場
合、磁気デイスク装置内のデイスク制御装置は、
まずデイスクの該当する物理位置のセクタすなわ
ちT1,S0セクタのヘツダ部の内容をリードす
ることにより、代替トラツクTSP0のアドレス
を知る。次にデイスク制御装置は上記アドレスで
指定されているトラツクTSP0をあたかもトラ
ツクT1としてTSP0,S0セクタをアクセス
する。なお、T1,S0セクタのヘツダ部にデイ
フエクテイブスポツトが存在する場合にはリード
エラーとなり、代替トラツクTSP0のアドレス
を知ることができないため、デイスク制御装置は
後続するセクタすなわちT1,S1セクタのヘツ
ダ部をリードする。この動作はヘツダ部がエラー
なくリードされるまで続けられる。第1図および
上述の説明で明らかなように、トラツクT1の各
セクタには予備トラツクTSP0のアドレスが書
き込まれており、T1,S0〜T1,S8のうち
1セクタでもエラーなくヘツダ部がリードできれ
ばトラツクTSP0を代替トラツクとして使用す
ることができる。TSP0,S0セクタにはデイ
スクアドレス「10」が書き込まれており、目的の
セクタがアクセスされたことになる。すなわち、
トラツクT1が欠陥トラツクである場合に、その
代替トラツクTSP0が見かけ上トラツクT1と
してアクセスされる。しかし、上述の方式では、
1トラツクを構成するセクタ群のたとえ1セクタ
だけにしかデイフエクテイブスポツトが存在しな
い場合でも、当該トラツクに代えて代替トラツク
を使用するため、多数の代替トラツクを必要と
し、デイスクの実質的な記憶容量が著しく減少す
る欠点があつた。また、上述の方式では、代替ト
ラツクをアクセスするのにシーク動作を必要とす
る場合が殆んどであり、処理速度が著しく低下す
る欠点もあつた。
次に第2図のフオーマツトが適用される従来の
磁気デイスク装置における制御動作について説明
する。図中SPは予備トラツク、×はデイフエクテ
イブセクタ(欠陥セクタ)を示している。ここで
はデイフエクテイブスポツトの存在をセクタ単位
で問題にする場合に、該当セクタをデイフエクテ
イブセクタ(欠陥セクタ)と称している。第2図
の例では、トラツクT0〜T6についてはそれぞ
れセクタS8を予備セクタとし、トラツクTSP
0〜TSP3については全セクタを予備セクタと
している。そして、第2図に示されるようにトラ
ツクT1のセクタS3(T1,S3セクタ)がデ
イフエクテイブセクタである場合、当該セクタの
代替セクタはT1,S8セクタに置かれる。ま
た、トラツクT2のセクタS2,S5のように1
トラツク当り2セクタ以上のデイフエクテイブセ
クタの存在に対しては、1つのデイフエクテイブ
セクタたとえばT2,S2セクタの代替セクタは
同一トラツクT1の予備セクタ(T1,S8セク
タ)に置かれ、残りのデイフエクテイブセクタた
とえばT2,S5セクタの代替セクタは予備トラ
ツクTSP0のセクタS0(TSP0,S0セクタ)
に置かれる。すなわち、T1,S8セクタのヘツ
ダ部にデイスクアドレス「13」が、T2,S8セ
クタのヘツダ部にデイスクアドレス「22」が、
TSP0,S0のセクタのヘツダ部にデイスクア
ドレス「25」がそれぞれ書き込まれている。この
方式では、デイフエクテイブセクタのヘツダ部で
代替アドレスを示す必要がある。しかし、当該ヘ
ツダ部にデイフエクテイブスポツトが存在する場
合にはリードエラーとなつて代替アドレスを知る
ことができなくなるため、同じセクタ内のデイフ
エクテイブスポツトの存在しない部分で代替アド
レスを示す特別の制御が必要となる欠点があつ
た。しかも、代替アドレスを示すためのエラー部
分を有さないデイフエクテイブセクタが存在する
場合には上述の方式は適用不可能となり、第1図
の場合と同様にトラツク単位で代替えをしなけれ
ばならなかつた。したがつて、デイフエクテイブ
セクタが1トラツク当り1セクタの場合には、第
1図の場合に比較して予備トラツク数は少なくて
済むが、2セクタ以上存在する場合には必要とす
る予備トラツク数は第1図の場合とほぼ同程度で
あり、やはりデイスクの実質的な記憶容量の減少
は避けられなかつた。
磁気デイスク装置における制御動作について説明
する。図中SPは予備トラツク、×はデイフエクテ
イブセクタ(欠陥セクタ)を示している。ここで
はデイフエクテイブスポツトの存在をセクタ単位
で問題にする場合に、該当セクタをデイフエクテ
イブセクタ(欠陥セクタ)と称している。第2図
の例では、トラツクT0〜T6についてはそれぞ
れセクタS8を予備セクタとし、トラツクTSP
0〜TSP3については全セクタを予備セクタと
している。そして、第2図に示されるようにトラ
ツクT1のセクタS3(T1,S3セクタ)がデ
イフエクテイブセクタである場合、当該セクタの
代替セクタはT1,S8セクタに置かれる。ま
た、トラツクT2のセクタS2,S5のように1
トラツク当り2セクタ以上のデイフエクテイブセ
クタの存在に対しては、1つのデイフエクテイブ
セクタたとえばT2,S2セクタの代替セクタは
同一トラツクT1の予備セクタ(T1,S8セク
タ)に置かれ、残りのデイフエクテイブセクタた
とえばT2,S5セクタの代替セクタは予備トラ
ツクTSP0のセクタS0(TSP0,S0セクタ)
に置かれる。すなわち、T1,S8セクタのヘツ
ダ部にデイスクアドレス「13」が、T2,S8セ
クタのヘツダ部にデイスクアドレス「22」が、
TSP0,S0のセクタのヘツダ部にデイスクア
ドレス「25」がそれぞれ書き込まれている。この
方式では、デイフエクテイブセクタのヘツダ部で
代替アドレスを示す必要がある。しかし、当該ヘ
ツダ部にデイフエクテイブスポツトが存在する場
合にはリードエラーとなつて代替アドレスを知る
ことができなくなるため、同じセクタ内のデイフ
エクテイブスポツトの存在しない部分で代替アド
レスを示す特別の制御が必要となる欠点があつ
た。しかも、代替アドレスを示すためのエラー部
分を有さないデイフエクテイブセクタが存在する
場合には上述の方式は適用不可能となり、第1図
の場合と同様にトラツク単位で代替えをしなけれ
ばならなかつた。したがつて、デイフエクテイブ
セクタが1トラツク当り1セクタの場合には、第
1図の場合に比較して予備トラツク数は少なくて
済むが、2セクタ以上存在する場合には必要とす
る予備トラツク数は第1図の場合とほぼ同程度で
あり、やはりデイスクの実質的な記憶容量の減少
は避けられなかつた。
ところで、デイスクアクセスは一般に特定の1
セクタだけを対象とすることはなく、連続する多
数のセクタを対象として行なわれる。上述の方式
において、たとえばトラツクT2の全セクタを順
次アクセスする場合、その(データ部に対する)
アクセス順はT2,S0→T2,S1→T2,S
8→T2,S3→T2,S4→TSP0,S0→
T2,S6→T2,S7となる。ここで、T2,
S1→T2,S8,T2,S8→T2,S3,T
2,S4→TSP0,S0,TSP0,S0→T2,
S6については、隣接するセクタへのアクセスで
はなくなるため、トラツクT0のようにデイフエ
クテイブセクタがない場合にくらべて著しくアク
セス速度が低下する。しかも上述の例ではトラツ
クの移動が2回発生するためより一層の遅れが発
生する。また、デイフエクテイブセクタが1セク
タだけしか存在しない、たとえばトラツクT1の
場合でも、上述の方式ではT1,S2→T1,S
8,T1,S8→T1,S4の如く隣接するセク
タへのアクセスでなくなる場合が2回発生し、や
はりアクセス速度が低下する欠点があつた。
セクタだけを対象とすることはなく、連続する多
数のセクタを対象として行なわれる。上述の方式
において、たとえばトラツクT2の全セクタを順
次アクセスする場合、その(データ部に対する)
アクセス順はT2,S0→T2,S1→T2,S
8→T2,S3→T2,S4→TSP0,S0→
T2,S6→T2,S7となる。ここで、T2,
S1→T2,S8,T2,S8→T2,S3,T
2,S4→TSP0,S0,TSP0,S0→T2,
S6については、隣接するセクタへのアクセスで
はなくなるため、トラツクT0のようにデイフエ
クテイブセクタがない場合にくらべて著しくアク
セス速度が低下する。しかも上述の例ではトラツ
クの移動が2回発生するためより一層の遅れが発
生する。また、デイフエクテイブセクタが1セク
タだけしか存在しない、たとえばトラツクT1の
場合でも、上述の方式ではT1,S2→T1,S
8,T1,S8→T1,S4の如く隣接するセク
タへのアクセスでなくなる場合が2回発生し、や
はりアクセス速度が低下する欠点があつた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものでその
目的は、欠陥を有するデイスクの実質的な記憶容
量を増加し、かつアクセス速度が高速化できる磁
気デイスク装置を提供することにある。
目的は、欠陥を有するデイスクの実質的な記憶容
量を増加し、かつアクセス速度が高速化できる磁
気デイスク装置を提供することにある。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。第3図は磁気デイスク装置10の構成を示
すものである。磁気デイスク装置10はデイスク
装置101とデイスク制御装置102とを有して
いる。デイスク装置101はデイスク103の駆
動/停止を行なうデイスク駆動機構、磁気ヘツド
を移動させて所望のトラツクへ位置付けするアク
セス(シーク)機構、デイスク103へのデータ
書込み/読出しを行なう書込み/読出し機構(い
ずれも図示せず)など周知の構成を有している。
する。第3図は磁気デイスク装置10の構成を示
すものである。磁気デイスク装置10はデイスク
装置101とデイスク制御装置102とを有して
いる。デイスク装置101はデイスク103の駆
動/停止を行なうデイスク駆動機構、磁気ヘツド
を移動させて所望のトラツクへ位置付けするアク
セス(シーク)機構、デイスク103へのデータ
書込み/読出しを行なう書込み/読出し機構(い
ずれも図示せず)など周知の構成を有している。
第4図はデイスク103のフオーマツトの一例
を示すもので、第2図のデイスクフオーマツトと
同様にトラツクT0〜T6の各S8セクタが予備
セクタ(予備の最小記憶領域)として用いられ、
トラツクTSP0〜TSP3が予備トラツクとして
用いられる。ただし、以下に詳述するように、本
実施例におけるデイスクのデイフエクテイブセク
タの代替え割り当ての仕方は第2図とは異なつて
いる。トラツクT0はデイフエクテイブセクタが
存在しない場合であり、S8セクタは予備セクタ
として残される。トラツクT1はデイフエクテイ
ブセクタが1セクタ(T1,S3セクタ)存在す
る場合である。ここでは、T1,S3セクタ〜T
1,S7セクタのヘツダ部に本来書き込まれるべ
きデイスクアドレス「13」〜「17」は、それぞれ
次のセクタすなわちT1,S4セクタ〜T1,S
8セクタのヘツダ部に書き込まれている。すなわ
ち本実施例では、デイフエクテイブセクタである
T1,S3セクタから後続するT1,S4セクタ
〜T1,S7セクタに至る各セクタのデイスクア
ドレス「13」〜「17」を1セクタずつ順次後のセ
クタにずらして割り当てることによつて、デイフ
エクテイブセクタの代替えを行なうようにデイス
クがフオーマツトされている。したがつて、図か
ら明らかなようにトラツクT1の予備セクタ(T
1,S8セクタ)には正常セクタであるT1,S
7セクタに割り当てられるべきデイスクアドレス
「17」が割り当てられる。この場合、デイフエク
テイブセクタであるT1,S3セクタの直接の代
替セクタは正常セクタであるT1,S4セクタで
ある。
を示すもので、第2図のデイスクフオーマツトと
同様にトラツクT0〜T6の各S8セクタが予備
セクタ(予備の最小記憶領域)として用いられ、
トラツクTSP0〜TSP3が予備トラツクとして
用いられる。ただし、以下に詳述するように、本
実施例におけるデイスクのデイフエクテイブセク
タの代替え割り当ての仕方は第2図とは異なつて
いる。トラツクT0はデイフエクテイブセクタが
存在しない場合であり、S8セクタは予備セクタ
として残される。トラツクT1はデイフエクテイ
ブセクタが1セクタ(T1,S3セクタ)存在す
る場合である。ここでは、T1,S3セクタ〜T
1,S7セクタのヘツダ部に本来書き込まれるべ
きデイスクアドレス「13」〜「17」は、それぞれ
次のセクタすなわちT1,S4セクタ〜T1,S
8セクタのヘツダ部に書き込まれている。すなわ
ち本実施例では、デイフエクテイブセクタである
T1,S3セクタから後続するT1,S4セクタ
〜T1,S7セクタに至る各セクタのデイスクア
ドレス「13」〜「17」を1セクタずつ順次後のセ
クタにずらして割り当てることによつて、デイフ
エクテイブセクタの代替えを行なうようにデイス
クがフオーマツトされている。したがつて、図か
ら明らかなようにトラツクT1の予備セクタ(T
1,S8セクタ)には正常セクタであるT1,S
7セクタに割り当てられるべきデイスクアドレス
「17」が割り当てられる。この場合、デイフエク
テイブセクタであるT1,S3セクタの直接の代
替セクタは正常セクタであるT1,S4セクタで
ある。
トラツクT2はデイフエクテイブセクタが2セ
クタ(T2,S2セクタ、T2,S5セクタ)存
在する場合であり、T2,S2セクタ〜T2,S
7セクタのヘツダ部に本来書き込まれるべきデイ
スクアドレス「22」〜「27」は、それぞれ次のセ
クタ、もしくは次のセクタがデイフエクテイブセ
クタである場合には更に次のセクタ、もしくは次
のセクタが存在しないためオーバフローする場合
には次のトラツクの先頭セクタ(S0セクタ)、
すなわちT2,S3セクタ、T2,S4セクタ,
T2,S6セクタ〜T2,S8セクタ、T3,S
0セクタのヘツダ部に書き込まれている。トラツ
クT3〜T5についても同様の手順でヘツダ部が
形成されている。トラツクT4はデイフエクテイ
ブセクタが存在しない場合であるが、先行するト
ラツクT3からのオーバーフローにより、T4,
S0セクタにデイスクアドレス「37」が割り当て
られるため、デイスクアドレス「40」〜「47」の
割り当て先を、本来の割り当て先であるT4,S
0セクタ〜T4,S7セクタから順に1セクタず
つ後にずらして、T4,S1セクタ〜T4,S8
セクタに変更してある。
クタ(T2,S2セクタ、T2,S5セクタ)存
在する場合であり、T2,S2セクタ〜T2,S
7セクタのヘツダ部に本来書き込まれるべきデイ
スクアドレス「22」〜「27」は、それぞれ次のセ
クタ、もしくは次のセクタがデイフエクテイブセ
クタである場合には更に次のセクタ、もしくは次
のセクタが存在しないためオーバフローする場合
には次のトラツクの先頭セクタ(S0セクタ)、
すなわちT2,S3セクタ、T2,S4セクタ,
T2,S6セクタ〜T2,S8セクタ、T3,S
0セクタのヘツダ部に書き込まれている。トラツ
クT3〜T5についても同様の手順でヘツダ部が
形成されている。トラツクT4はデイフエクテイ
ブセクタが存在しない場合であるが、先行するト
ラツクT3からのオーバーフローにより、T4,
S0セクタにデイスクアドレス「37」が割り当て
られるため、デイスクアドレス「40」〜「47」の
割り当て先を、本来の割り当て先であるT4,S
0セクタ〜T4,S7セクタから順に1セクタず
つ後にずらして、T4,S1セクタ〜T4,S8
セクタに変更してある。
トラツクT6はデイフエクテイブセクタが3セ
クタ(T6,S1セクタ、T6,S5セクタ、T
6,S6セクタ)存在する場合である。トラツク
T6にデイフエクテイブセクタが2セクタ以上存
在する場合には、上述の如き手順でデイスクアド
レスのずらし割り当てが行なわれた際に、トラツ
クT6からのオーバーフローが発生するために、
オーバフローしたデイスクアドレスについては、
予備トラツクTSP0内の予備セクタを順に使用
する。
クタ(T6,S1セクタ、T6,S5セクタ、T
6,S6セクタ)存在する場合である。トラツク
T6にデイフエクテイブセクタが2セクタ以上存
在する場合には、上述の如き手順でデイスクアド
レスのずらし割り当てが行なわれた際に、トラツ
クT6からのオーバーフローが発生するために、
オーバフローしたデイスクアドレスについては、
予備トラツクTSP0内の予備セクタを順に使用
する。
なお、第4図のデイスクフオーマツトには図示
されていないが、各セクタのヘツダ部には、デイ
フエクテイブセクタと正常セクタを区別するため
のデイフエクテイブセクタフラグ、更にはエラー
チエツクのためのCRC(Cyclic Redundancy
Check)情報なども書き込まれている。
されていないが、各セクタのヘツダ部には、デイ
フエクテイブセクタと正常セクタを区別するため
のデイフエクテイブセクタフラグ、更にはエラー
チエツクのためのCRC(Cyclic Redundancy
Check)情報なども書き込まれている。
再び第3図を参照すると104はデイスク制御
装置102に中心を成す制御部である。制御部1
04は演算制御装置20から与えられる指令を解
読してデイスク装置101をアクセス制御する機
能を有する。制御部104には目的トラツク上
(の或るセクタ)から読み出されたヘツダ部のデ
イフエクテイブセクタフラグが保持されるフラグ
レジスタ105が設けられている。制御部104
は、フラグレジスタ105を参照し、対応するセ
クタがデイフエクテイブセクタであるか否かを判
断し、デイフエクテイブセクタと判断した場合に
後続する物理位置のセクタのヘツダ部、もしくは
リード状態にあるセクタが最後尾のセクタであれ
ば次のトラツクの先頭セクタのヘツダ部に対する
リード動作を行なう機能を有している。また制御
部104は、ヘツダ部の内容が正しく読み取れな
かつた(リードエラー)の場合、更にはヘツダ部
で示されているデイスクアドレスが目的とするデ
イスクアドレスに一致しなかつた場合にもデイフ
エクテイブセクタ検出時と同様なリード動作を行
なう機能を有している。なお、本実施例におい
て、制御部104はシーク後のセクタアクセスに
際し、物理位置上のデイスクアドレスが目的とす
るデイスクアドレスより小さいか等しいセクタか
らヘツダ部のリード動作を行なうようになつてい
る。106は制御部104と演算制御装置20と
の間のコントロールライン、107は制御部10
4とデイスク装置101との間のコントロールラ
インである。108は制御部104のインタフエ
ースとしてのドライバ/レシーバ、109はドラ
イバ/レシーバ109を介して演算装置20、デ
イスク装置101にそれぞれ接続されるデータラ
インである。
装置102に中心を成す制御部である。制御部1
04は演算制御装置20から与えられる指令を解
読してデイスク装置101をアクセス制御する機
能を有する。制御部104には目的トラツク上
(の或るセクタ)から読み出されたヘツダ部のデ
イフエクテイブセクタフラグが保持されるフラグ
レジスタ105が設けられている。制御部104
は、フラグレジスタ105を参照し、対応するセ
クタがデイフエクテイブセクタであるか否かを判
断し、デイフエクテイブセクタと判断した場合に
後続する物理位置のセクタのヘツダ部、もしくは
リード状態にあるセクタが最後尾のセクタであれ
ば次のトラツクの先頭セクタのヘツダ部に対する
リード動作を行なう機能を有している。また制御
部104は、ヘツダ部の内容が正しく読み取れな
かつた(リードエラー)の場合、更にはヘツダ部
で示されているデイスクアドレスが目的とするデ
イスクアドレスに一致しなかつた場合にもデイフ
エクテイブセクタ検出時と同様なリード動作を行
なう機能を有している。なお、本実施例におい
て、制御部104はシーク後のセクタアクセスに
際し、物理位置上のデイスクアドレスが目的とす
るデイスクアドレスより小さいか等しいセクタか
らヘツダ部のリード動作を行なうようになつてい
る。106は制御部104と演算制御装置20と
の間のコントロールライン、107は制御部10
4とデイスク装置101との間のコントロールラ
インである。108は制御部104のインタフエ
ースとしてのドライバ/レシーバ、109はドラ
イバ/レシーバ109を介して演算装置20、デ
イスク装置101にそれぞれ接続されるデータラ
インである。
次に本発明一実施例の動作を第5図のフローチ
ヤートを参照して説明する。たとえば、演算制御
装置20からデータライン109およびコントロ
ールライン106を介してデイスク制御装置10
2の制御部104にデイスクアクセス指令が与え
られ、当該指令がデイスクアドレス「13」へのア
クセス指令であるものとする。制御部104は当
該指令を解読してトラツクT1のS3セクタへの
アクセスであることを判断し、データライン10
9およびコントロールライン107を介してデイ
スク装置101に対応するシーク指令を与える。
デイスク装置101はこのシーク指令に応じて磁
気ヘツドを指定されたトラツク(トラツクT1に
該当するシリンダ位置)上に位置決めする。そし
て、シーク動作が完了すると、制御部101は第
5図のステツプSP1に示されるようにデイスク
アドレスリード指令をデイスク装置101に与え
る。本実施例では、目的とするデイスクアドレス
(「13」)に対応する物理的なセクタ位置、または
当該セクタ位置より更に先行するセクタ位置から
デイスクアドレス(ヘツダ部)の読み出しが行な
われるようになつている。たとえば今、デイスク
103におけるトラツクT1のS3セクタのヘツ
ダ部の内容がデイスク装置101で読み出され、
データライン109、ドライバ/レシーバ108
を介して制御部104に転送されたものとする。
ヤートを参照して説明する。たとえば、演算制御
装置20からデータライン109およびコントロ
ールライン106を介してデイスク制御装置10
2の制御部104にデイスクアクセス指令が与え
られ、当該指令がデイスクアドレス「13」へのア
クセス指令であるものとする。制御部104は当
該指令を解読してトラツクT1のS3セクタへの
アクセスであることを判断し、データライン10
9およびコントロールライン107を介してデイ
スク装置101に対応するシーク指令を与える。
デイスク装置101はこのシーク指令に応じて磁
気ヘツドを指定されたトラツク(トラツクT1に
該当するシリンダ位置)上に位置決めする。そし
て、シーク動作が完了すると、制御部101は第
5図のステツプSP1に示されるようにデイスク
アドレスリード指令をデイスク装置101に与え
る。本実施例では、目的とするデイスクアドレス
(「13」)に対応する物理的なセクタ位置、または
当該セクタ位置より更に先行するセクタ位置から
デイスクアドレス(ヘツダ部)の読み出しが行な
われるようになつている。たとえば今、デイスク
103におけるトラツクT1のS3セクタのヘツ
ダ部の内容がデイスク装置101で読み出され、
データライン109、ドライバ/レシーバ108
を介して制御部104に転送されたものとする。
制御部104は、上記ヘツダ部の内容が正常に
リードされたか否かすなわちリードエラーが発生
したか否かをCRCチエツクによつて判断する
(ステツプSP2)。そして、正常にリードが行な
われた場合、制御部104はフラグレジスタ10
5を参照し、デイフエクテイブフラグが立つてい
るか否かを判断する(ステツプSP3)。T1,S
3セクタはデイフエクテイブセクタであるため、
デイフエクテイブフラグが立つており、制御部1
04は次のセクタ(T1,S4セクタ)を指定し
(ステツプSP4)、再びデイスクアドレスリード
指令をデイスク装置101に与える。なお、T
1,S3セクタのヘツダ部にデイフエクテイブス
ポツトが存在するために、ステツプSP2でエラ
ー検出がなされた場合にも、制御部104は次の
セクタ(T1,S4セクタ)のデイスクアドレス
リードを行なう。そして、T1,S4セクタから
ヘツダ部の内容が正常にリードされ、かつデイフ
エクテイブフラグが立つていなければ(T1,S
4セクタは正常セクタであるため、デイフエクテ
イブフラグは立つていない)、制御部104はデ
イスク装置101から読み出されたT1,S4セ
クタのヘツダ部の内容に示されているデイスクア
ドレスが目的とするデイスクアドレス「13」に一
致するか否かを比較判断する。(ステツプSP5)。
この場合、第4図のデイスクフオーマツトから明
らかなように、T1,S4セクタにはデイスクア
ドレス「13」が割り当てられており、制御部10
4は一致判断を行なう。次に制御部104は一致
判断に応じ、(当該T1,S4セクタの)データ
部のアクセス指令をデイスク装置101に出力す
る(ステツプSP6)。デイスク装置101は制御
部104からのアクセス指令に応じてT1,S4
セクタのデータ部の読み取りを行なう。そして、
この読み取りデータはデータライン109を経由
して演算制御装置20に転送される。
リードされたか否かすなわちリードエラーが発生
したか否かをCRCチエツクによつて判断する
(ステツプSP2)。そして、正常にリードが行な
われた場合、制御部104はフラグレジスタ10
5を参照し、デイフエクテイブフラグが立つてい
るか否かを判断する(ステツプSP3)。T1,S
3セクタはデイフエクテイブセクタであるため、
デイフエクテイブフラグが立つており、制御部1
04は次のセクタ(T1,S4セクタ)を指定し
(ステツプSP4)、再びデイスクアドレスリード
指令をデイスク装置101に与える。なお、T
1,S3セクタのヘツダ部にデイフエクテイブス
ポツトが存在するために、ステツプSP2でエラ
ー検出がなされた場合にも、制御部104は次の
セクタ(T1,S4セクタ)のデイスクアドレス
リードを行なう。そして、T1,S4セクタから
ヘツダ部の内容が正常にリードされ、かつデイフ
エクテイブフラグが立つていなければ(T1,S
4セクタは正常セクタであるため、デイフエクテ
イブフラグは立つていない)、制御部104はデ
イスク装置101から読み出されたT1,S4セ
クタのヘツダ部の内容に示されているデイスクア
ドレスが目的とするデイスクアドレス「13」に一
致するか否かを比較判断する。(ステツプSP5)。
この場合、第4図のデイスクフオーマツトから明
らかなように、T1,S4セクタにはデイスクア
ドレス「13」が割り当てられており、制御部10
4は一致判断を行なう。次に制御部104は一致
判断に応じ、(当該T1,S4セクタの)データ
部のアクセス指令をデイスク装置101に出力す
る(ステツプSP6)。デイスク装置101は制御
部104からのアクセス指令に応じてT1,S4
セクタのデータ部の読み取りを行なう。そして、
この読み取りデータはデータライン109を経由
して演算制御装置20に転送される。
なお、上述の動作説明は目的とするデイスクア
ドレスが「13」の場合であつたが、他のデイスク
アドレスが割り当てられているセクタをアクセス
する場合も同様の手順となる。すなわち、制御部
104はデイスクアドレスリードを行ない、ヘツ
ダ部が正常に(エラーなく)リードされ、かつデ
イフエクテイブフラグが立つていないセクタ位置
まで順次デイスクアドレスリードを続ける。次に
制御部104は、このようにしてリードされたヘ
ツダ部のデイスクアドレスが目的のデイスクアド
レスに一致するか否かを判断し、一致している場
合、該当セクタのデータ部をアクセスする。ま
た、読み取られたデイスクアドレスが目的のデイ
スクアドレスより小さい場合、制御部104は次
のセクタのデイスクアドレスリードを行ない、読
み取られたデイスクアドレスが目的のデイスクア
ドレスより大きくなつている場合には演算制御装
置20に対してエラー通知を行なう。
ドレスが「13」の場合であつたが、他のデイスク
アドレスが割り当てられているセクタをアクセス
する場合も同様の手順となる。すなわち、制御部
104はデイスクアドレスリードを行ない、ヘツ
ダ部が正常に(エラーなく)リードされ、かつデ
イフエクテイブフラグが立つていないセクタ位置
まで順次デイスクアドレスリードを続ける。次に
制御部104は、このようにしてリードされたヘ
ツダ部のデイスクアドレスが目的のデイスクアド
レスに一致するか否かを判断し、一致している場
合、該当セクタのデータ部をアクセスする。ま
た、読み取られたデイスクアドレスが目的のデイ
スクアドレスより小さい場合、制御部104は次
のセクタのデイスクアドレスリードを行ない、読
み取られたデイスクアドレスが目的のデイスクア
ドレスより大きくなつている場合には演算制御装
置20に対してエラー通知を行なう。
なお、前記実施例では、各トラツクT1〜T6
にそれぞれ1つの予備セクタが設けられている場
合について説明したが、予備セクタ数は前記実施
例に限定されるものではなく、デイフエクテイブ
セクタの数およびその分布状態に応じて適切な数
の予備セクタを設けることが好ましい。
にそれぞれ1つの予備セクタが設けられている場
合について説明したが、予備セクタ数は前記実施
例に限定されるものではなく、デイフエクテイブ
セクタの数およびその分布状態に応じて適切な数
の予備セクタを設けることが好ましい。
以上の説明から明らかなように本発明によれば
次に列挙する如き種々の作用効果を得ることがで
きる。
次に列挙する如き種々の作用効果を得ることがで
きる。
(1) 1トラツクに存在するデイフエクテイブセク
タの数が、該トラツクに設けられている予備セ
クタ数以下の場合には、その予備セクタを使用
すればよいため、この種のデイフエクテイブセ
クタに対しては冗長がある。
タの数が、該トラツクに設けられている予備セ
クタ数以下の場合には、その予備セクタを使用
すればよいため、この種のデイフエクテイブセ
クタに対しては冗長がある。
(2) デイフエクテイブセクタの代替えが、直接予
備セクタに対して行なわれるのではなく、正常
セクタをも含めて1セクタずつ順次ずらして割
り当て先を変更し、最終的に或るトラツクの予
備セクタで収束するようにしているので、デイ
フエクテイブセクタに対する直接の代替えセク
タが、第1図、第2図の従来例に比較してデイ
フエクテイブセクタの極めて近くに位置するた
め、デイフエクテイブセクタの代替えによるア
クセス速度の低下は少なくてすむ。
備セクタに対して行なわれるのではなく、正常
セクタをも含めて1セクタずつ順次ずらして割
り当て先を変更し、最終的に或るトラツクの予
備セクタで収束するようにしているので、デイ
フエクテイブセクタに対する直接の代替えセク
タが、第1図、第2図の従来例に比較してデイ
フエクテイブセクタの極めて近くに位置するた
め、デイフエクテイブセクタの代替えによるア
クセス速度の低下は少なくてすむ。
(3) 1トラツクに存在するデイフエクテイブセク
タ数が該トラツクに設けられている予備セクタ
数を越えた場合には、割り当てセクタを順次ず
らして各トラツクごとに設けられた予備セクタ
を順に使用するようにしているので、少ない予
備セクタ数で多数の予備セクタを設けた場合と
同等の効果が得られる。
タ数が該トラツクに設けられている予備セクタ
数を越えた場合には、割り当てセクタを順次ず
らして各トラツクごとに設けられた予備セクタ
を順に使用するようにしているので、少ない予
備セクタ数で多数の予備セクタを設けた場合と
同等の効果が得られる。
(4) 複数のデイスクを用いる磁気デイスク装置に
あつては、一般に同一シリンダに該当する各デ
イスクの表面、裏面の順にトラツク番号(ヘツ
ド番号)が割り当てられている。たとえば1枚
目のデイスクのシリンダ0の表面をトラツク
0、裏面をトラツク1、同じく2枚目のデイス
クのシリンダ0の表面をトラツク2、裏面をト
ラツク3,…の如く割り当てられる。これは、
同一シリンダ内ではシーク動作は不要となるこ
とに着目して、アクセス速度の高速化を図つた
ことによるものである。ところで、大きなデイ
フエクテイブスポツトの存在は、該当デイスク
の近接するシリンダ方向に影響を及ぼす必然性
があるが、ヘツド方向(該当デイスクの同一シ
リンダ内の反対面、他のデイスクの同一シリン
ダ内)に影響を及ぼす必然性がない。したがつ
て、上述のようなトラツク(ヘツド)割り当て
がなされている磁気デイスク装置にあつては、
該当トラツクで代替セクタの割り当てが取束し
ない場合でも、同一シリンダ内の他のデイスク
のトラツクで収束が可能となるため、予備セク
タを効率的に使用できるとともに、シーク動作
が不要であるため、デイフエクテイブセクタの
代替えによるアクセス速度の低下は少なくてす
む。
あつては、一般に同一シリンダに該当する各デ
イスクの表面、裏面の順にトラツク番号(ヘツ
ド番号)が割り当てられている。たとえば1枚
目のデイスクのシリンダ0の表面をトラツク
0、裏面をトラツク1、同じく2枚目のデイス
クのシリンダ0の表面をトラツク2、裏面をト
ラツク3,…の如く割り当てられる。これは、
同一シリンダ内ではシーク動作は不要となるこ
とに着目して、アクセス速度の高速化を図つた
ことによるものである。ところで、大きなデイ
フエクテイブスポツトの存在は、該当デイスク
の近接するシリンダ方向に影響を及ぼす必然性
があるが、ヘツド方向(該当デイスクの同一シ
リンダ内の反対面、他のデイスクの同一シリン
ダ内)に影響を及ぼす必然性がない。したがつ
て、上述のようなトラツク(ヘツド)割り当て
がなされている磁気デイスク装置にあつては、
該当トラツクで代替セクタの割り当てが取束し
ない場合でも、同一シリンダ内の他のデイスク
のトラツクで収束が可能となるため、予備セク
タを効率的に使用できるとともに、シーク動作
が不要であるため、デイフエクテイブセクタの
代替えによるアクセス速度の低下は少なくてす
む。
(5) 第1図、第2図の例ではデイフエクテイブセ
クタ内の代替アドレスを示す部分はエラーフリ
ーである必要があるが、本発明では代替えアド
レスを示す必要がないためエラーフリーの部分
を全く必要とせず、デイスクの歩留りも向上す
る。
クタ内の代替アドレスを示す部分はエラーフリ
ーである必要があるが、本発明では代替えアド
レスを示す必要がないためエラーフリーの部分
を全く必要とせず、デイスクの歩留りも向上す
る。
(6) デイフエクテイブセクタが多数ある場合で
も、後述する幾つかのトラツクで代替えが収束
してしまうため、予備トラツクを使用すること
が極めて少なく、従来例にくらべて予備トラツ
ク数が少なくてすむ。
も、後述する幾つかのトラツクで代替えが収束
してしまうため、予備トラツクを使用すること
が極めて少なく、従来例にくらべて予備トラツ
ク数が少なくてすむ。
(7) 第1図、第2図の例では、予備トラツクを使
用する場合、その部分のアクセス速度が著しく
低下するが、本発明では平均化されているので
特に磁気デイスク装置間の一連のコピー動作等
に好適する。
用する場合、その部分のアクセス速度が著しく
低下するが、本発明では平均化されているので
特に磁気デイスク装置間の一連のコピー動作等
に好適する。
以上要するに本発明の磁気デイスク装置によれ
ば、欠陥を有するデイスクの実質的な記憶容量の
増加およびアクセス速度の高速化を図ることがで
きる。
ば、欠陥を有するデイスクの実質的な記憶容量の
増加およびアクセス速度の高速化を図ることがで
きる。
第1図および第2図は従来の磁気デイスク装置
に適用されるデイスクのフオーマツトを示す図、
第3図は本発明の磁気デイスク装置の一実施例を
示すブロツク図、第4図は上記実施例におけるデ
イスクのフオーマツトを示す図、第5図は動作を
説明するためのフローチヤートである。 10……磁気デイスク装置、101……デイス
ク装置、102……デイスク制御装置、103…
…デイスク、104……制御部、105……フラ
グレジスタ。
に適用されるデイスクのフオーマツトを示す図、
第3図は本発明の磁気デイスク装置の一実施例を
示すブロツク図、第4図は上記実施例におけるデ
イスクのフオーマツトを示す図、第5図は動作を
説明するためのフローチヤートである。 10……磁気デイスク装置、101……デイス
ク装置、102……デイスク制御装置、103…
…デイスク、104……制御部、105……フラ
グレジスタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 デイスクアドレスが割り当てられる通常の最
小記憶領域の集合で成る記憶領域ごとに所定数の
予備の最小記憶領域を備え、上記各最小記憶領域
のヘツダ部には、同最小記憶領域に割り当てられ
ているデイスクアドレス、および同最小記憶領域
が欠陥であるかを示す情報が設定され、更に欠陥
を有する通常最小記憶領域を含む記憶領域が存在
する場合、同記憶領域または同記憶領域を含む複
数の連続する記憶領域において、欠陥を有する最
初の通常最小記憶領域から、その全領域内の最後
の通常最小領域までの各通常最小記憶領域に本来
割り当てられるべき各デイスクアドレスが、その
全領域内の上記予備最小記憶領域を含む欠陥のな
い最小記憶領域に順次ずらされて割り当てられる
ようにフオーマツトされたデイスクがセツトされ
るデイスク装置と、 外部から与えられる目的アドレス情報に一致し
ているデイスクアドレスが割り当てられている最
小記憶領域をアクセス制御するデイスク制御装置
とを具備し、 上記デイスク制御装置は、外部から与えられる
アクセス指令に応じて上記デイスクの最小記憶領
域のヘツダ部をリードアクセスするリードアクセ
ス手段と、このリードアクセス手段によつてリー
ドされた該当する最小記憶領域が欠陥であるか否
かを判別する欠陥判別手段と、この欠陥判別手段
により上記該当する最小記憶領域が欠陥であるこ
とが判別された場合、上記リードアクセス手段に
対して後続する最小記憶領域のヘツダ部をリード
させる手段とを備えていることを特徴とする磁気
デイスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56101552A JPS583104A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 磁気デイスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56101552A JPS583104A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 磁気デイスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS583104A JPS583104A (ja) | 1983-01-08 |
JPH0316712B2 true JPH0316712B2 (ja) | 1991-03-06 |
Family
ID=14303585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56101552A Granted JPS583104A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 磁気デイスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS583104A (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3481659D1 (de) * | 1983-05-23 | 1990-04-19 | Data General Corp | Verfahren und steuereinrichtung zur behandlung von fehlern des aufzeichnungstraegers bei einem plattenspeichersystem. |
JPH0634300B2 (ja) * | 1983-07-19 | 1994-05-02 | 沖電気工業株式会社 | 磁気デイスク装置 |
JPH0617617B2 (ja) * | 1984-09-05 | 1994-03-09 | 株式会社アイジー技術研究所 | 屋根構造 |
JP2650891B2 (ja) * | 1986-04-16 | 1997-09-10 | 株式会社日立製作所 | 回転形記憶装置の制御方法 |
JPS6339172A (ja) * | 1986-08-04 | 1988-02-19 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 消去記録再生方法 |
JPH0642300B2 (ja) * | 1986-10-20 | 1994-06-01 | 松下電送株式会社 | 交代記録再生方法 |
JP2562605B2 (ja) * | 1987-06-29 | 1996-12-11 | 三洋電機株式会社 | 磁気ディスク制御装置 |
US5235585A (en) * | 1991-09-11 | 1993-08-10 | International Business Machines | Reassigning defective sectors on a disk |
JPH05128735A (ja) * | 1991-10-31 | 1993-05-25 | Fujitsu Ltd | 不良ブロツク交代制御方式 |
WO1998036414A1 (fr) * | 1997-02-14 | 1998-08-20 | Sony Corporation | Procede d'enregistrement/reproduction de donnees et dispositif associe |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4098174A (en) * | 1976-04-08 | 1978-07-04 | Landy Jerome J | Total exhaust laminar flow biological fume hood safety cabinet and method |
JPS5353143A (en) * | 1976-10-25 | 1978-05-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Method of plant construction |
JPS592559B2 (ja) * | 1978-11-02 | 1984-01-19 | 三菱電機株式会社 | 微生物除去装置 |
JPS5573323A (en) * | 1978-11-24 | 1980-06-03 | Ebara Infilco Co Ltd | Treatment of exhausted ozone |
-
1981
- 1981-06-30 JP JP56101552A patent/JPS583104A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS583104A (ja) | 1983-01-08 |
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