JP2503371B2 - ディスク・システム - Google Patents
ディスク・システムInfo
- Publication number
- JP2503371B2 JP2503371B2 JP5285374A JP28537493A JP2503371B2 JP 2503371 B2 JP2503371 B2 JP 2503371B2 JP 5285374 A JP5285374 A JP 5285374A JP 28537493 A JP28537493 A JP 28537493A JP 2503371 B2 JP2503371 B2 JP 2503371B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- replacement
- disk
- defective
- host device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はディスク・システムに係
り、特にディスク制御装置がディスク装置から読出した
データが保障し得る場合、上位装置から不良ブロックの
ＩＤを含む不良ブロックの交替ブロック割当命令を受
け、上位装置のソフトウェアの介在無しに該データを不
良ブロックから交替ブロックに移す交替ブロック割当方
式に関する。
り、特にディスク制御装置がディスク装置から読出した
データが保障し得る場合、上位装置から不良ブロックの
ＩＤを含む不良ブロックの交替ブロック割当命令を受
け、上位装置のソフトウェアの介在無しに該データを不
良ブロックから交替ブロックに移す交替ブロック割当方
式に関する。
【０００２】
【従来の技術】磁気ディスク装置に用いられる磁気ディ
スク媒体には製造上の問題から、媒体面上に欠陥があ
り、記録したデータを読出した際にエラーが発生するこ
とがある。固定長ブロックの磁気ディスク装置に於ける
セクタのフォーマットは、図１に示す如く、各トラック
を分割する各セクタに索引用の情報を記録するＩＤ部と
データを記録するＤＡＴＡ部とが設けられている。媒体
の欠陥によりＩＤ部の情報がエラーした場合又はＤＡＴ
Ａ部で修正可能なエラーが発生した場合には、該データ
は保障し得る為、通常シリンダ（回転軸から等距離にあ
る総てのトラックの集合）の一部に交替用の領域が設け
られており、該データは該領域の交替ブロックに移され
る。
スク媒体には製造上の問題から、媒体面上に欠陥があ
り、記録したデータを読出した際にエラーが発生するこ
とがある。固定長ブロックの磁気ディスク装置に於ける
セクタのフォーマットは、図１に示す如く、各トラック
を分割する各セクタに索引用の情報を記録するＩＤ部と
データを記録するＤＡＴＡ部とが設けられている。媒体
の欠陥によりＩＤ部の情報がエラーした場合又はＤＡＴ
Ａ部で修正可能なエラーが発生した場合には、該データ
は保障し得る為、通常シリンダ（回転軸から等距離にあ
る総てのトラックの集合）の一部に交替用の領域が設け
られており、該データは該領域の交替ブロックに移され
る。
【０００３】従来の固定長ブロックの磁気ディスク装置
に於ける交替ブロックの割当は、ソフトウェアのロケー
ト・コマンドのフォーマット・デフェクティブ・サブコ
マンドにより行われていた。該サブコマンドが磁気ディ
スク制御装置に上位装置より与えられると、以下に説明
する如く動作する。 一番シーク（磁気ヘッドを目的とするトラックに位
置付けする動作）時間の小さい交替領域から、未割付の
交替ブロックを探す。 交替領域の未割付ブロックが見つかった後で、不良
ブロックのＩＤ部を不良フラグを付けて書込みする。 次に不良ブロックのＩＤ部を読出す。該読出しによ
り、エラーした場合には数十〜数百バイトずらした位置
に再び書込みをしてみる。 再び不良ブロックのＩＤ部を読出してみる。エラー
があれば再び数十〜数百バイトずらしてＩＤ部を書込
む。 更に該ＩＤ部を読出して未だエラーするようであれ
ば、上位装置に対してエラー報告を行う 。 〜の動作でエラーが無く不良ブロックのＩＤ部
の読出しが成功すれば、交替ブロックのＩＤ部に交替ブ
ロックフラグ及び割付済みフラグを付けて書込みする。
に於ける交替ブロックの割当は、ソフトウェアのロケー
ト・コマンドのフォーマット・デフェクティブ・サブコ
マンドにより行われていた。該サブコマンドが磁気ディ
スク制御装置に上位装置より与えられると、以下に説明
する如く動作する。 一番シーク（磁気ヘッドを目的とするトラックに位
置付けする動作）時間の小さい交替領域から、未割付の
交替ブロックを探す。 交替領域の未割付ブロックが見つかった後で、不良
ブロックのＩＤ部を不良フラグを付けて書込みする。 次に不良ブロックのＩＤ部を読出す。該読出しによ
り、エラーした場合には数十〜数百バイトずらした位置
に再び書込みをしてみる。 再び不良ブロックのＩＤ部を読出してみる。エラー
があれば再び数十〜数百バイトずらしてＩＤ部を書込
む。 更に該ＩＤ部を読出して未だエラーするようであれ
ば、上位装置に対してエラー報告を行う 。 〜の動作でエラーが無く不良ブロックのＩＤ部
の読出しが成功すれば、交替ブロックのＩＤ部に交替ブ
ロックフラグ及び割付済みフラグを付けて書込みする。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】以上で交替ブロックの
割当処理を終了するが、不良ブロックのＤＡＴＡ部に書
かれていたデータを交替ブロックのＤＡＴＡ部に書込み
するのは上位装置のソフトウェアが行っており、上位装
置のソフトウェアの負荷を重くする欠点がある。一方、
特開昭５４−２１０８号公報には、上位装置のソフトウ
ェアを全く介さず、磁気ディスク制御装置自身で交替ブ
ロック割当処理を自動実行することが開示されている。
しかし、このような手法では、上位装置の都合を無視す
ることになり、上位装置が磁気ディスク装置に対するア
クセスをしたくても、交替ブロック割当処理が終了する
迄は行えず、磁気ディスク・システム全体の処理効率が
低下する欠点がある。
割当処理を終了するが、不良ブロックのＤＡＴＡ部に書
かれていたデータを交替ブロックのＤＡＴＡ部に書込み
するのは上位装置のソフトウェアが行っており、上位装
置のソフトウェアの負荷を重くする欠点がある。一方、
特開昭５４−２１０８号公報には、上位装置のソフトウ
ェアを全く介さず、磁気ディスク制御装置自身で交替ブ
ロック割当処理を自動実行することが開示されている。
しかし、このような手法では、上位装置の都合を無視す
ることになり、上位装置が磁気ディスク装置に対するア
クセスをしたくても、交替ブロック割当処理が終了する
迄は行えず、磁気ディスク・システム全体の処理効率が
低下する欠点がある。
【０００５】本発明の目的は上記欠点を除き、交替ブロ
ック割当処理を行う際に、上位装置のソフトウェアの負
荷を軽くすると共に磁気ディスク・システム全体の処理
効率を向上させる交替ブロック割当方式を提供すること
にある。
ック割当処理を行う際に、上位装置のソフトウェアの負
荷を軽くすると共に磁気ディスク・システム全体の処理
効率を向上させる交替ブロック割当方式を提供すること
にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスク装置
と、該ディスク装置を制御するディスク制御装置と、該
ディスク制御装置に命令を発行する上位装置とからなる
ディスク・システムにおいて、該上位装置は、不良ブロ
ックのＩＤを含む不良ブロックの交替ブロック割当の実
行命令を該ディスク制御装置に送出可能に構成されると
ともに、該ディスク制御装置は、該上位装置より不良ブ
ロックのＩＤを含む不良ブロックの交替ブロック割当の
実行命令を受ける機能と、バッファメモリを備え、該上
位装置からの該交替ブロック割当の実行命令で指示され
たＩＤに基づき当該不良ブロックに書込まれているデー
タを読出し、該データを修正すると共に該バッファメモ
リに退避し、該不良ブロックに対する交替ブロックを割
当て、該バッファメモリのデータを該交替ブロックに書
込むように構成されてなることを特徴とする。
と、該ディスク装置を制御するディスク制御装置と、該
ディスク制御装置に命令を発行する上位装置とからなる
ディスク・システムにおいて、該上位装置は、不良ブロ
ックのＩＤを含む不良ブロックの交替ブロック割当の実
行命令を該ディスク制御装置に送出可能に構成されると
ともに、該ディスク制御装置は、該上位装置より不良ブ
ロックのＩＤを含む不良ブロックの交替ブロック割当の
実行命令を受ける機能と、バッファメモリを備え、該上
位装置からの該交替ブロック割当の実行命令で指示され
たＩＤに基づき当該不良ブロックに書込まれているデー
タを読出し、該データを修正すると共に該バッファメモ
リに退避し、該不良ブロックに対する交替ブロックを割
当て、該バッファメモリのデータを該交替ブロックに書
込むように構成されてなることを特徴とする。
【０００７】
【作用】本発明によるディスク・システムは、不良ブロ
ックのＩＤを含む不良ブロックの交替ブロック割当の実
行命令が上位装置からディスク制御装置に与えられた
時、ディスク制御装置が上位装置と独立して交替ブロッ
ク割当処理を行うので、上位装置のソフトウェアの負荷
を軽くできる。
ックのＩＤを含む不良ブロックの交替ブロック割当の実
行命令が上位装置からディスク制御装置に与えられた
時、ディスク制御装置が上位装置と独立して交替ブロッ
ク割当処理を行うので、上位装置のソフトウェアの負荷
を軽くできる。
【０００８】また、本発明によるディスク・システム
は、上位装置が不良ブロックのＩＤを含む不良ブロック
の交替ブロック割当の実行命令をディスク制御装置に与
えるので、上位装置の都合の良い時に上位装置の望む都
合の良い量の交替処理を実行させることが可能であり、
ディスク・システム全体の処理効率を向上させることが
できる。
は、上位装置が不良ブロックのＩＤを含む不良ブロック
の交替ブロック割当の実行命令をディスク制御装置に与
えるので、上位装置の都合の良い時に上位装置の望む都
合の良い量の交替処理を実行させることが可能であり、
ディスク・システム全体の処理効率を向上させることが
できる。
【０００９】
【実施例】図２は本発明の一実施例を説明する磁気ディ
スク・サブシステムの構成例を示す。磁気ディスク制御
装置１は、図示しない上位装置からの命令により磁気デ
ィスク制御アダプタ２を経て磁気ディスク装置３又は４
を制御し、磁気ディスク装置３，４の磁気ディスクにデ
ータの書込み／読出しを行う。磁気ディスク・システム
は、図示しない上位装置と図２に示された磁気ディスク
・サブシステムとから構成される。
スク・サブシステムの構成例を示す。磁気ディスク制御
装置１は、図示しない上位装置からの命令により磁気デ
ィスク制御アダプタ２を経て磁気ディスク装置３又は４
を制御し、磁気ディスク装置３，４の磁気ディスクにデ
ータの書込み／読出しを行う。磁気ディスク・システム
は、図示しない上位装置と図２に示された磁気ディスク
・サブシステムとから構成される。
【００１０】図３は或シリンダのトラックの一例を示
す。例えばＩＤがＡで示されるブロックが不良でディス
クのＩＤ部又はＤＡＴＡ部からエラーが発生したとす
る。交替用領域のブロックＢが未割当であるとすれば、
以下に説明する如く動作する。 (1) フォーマット・デフェクティブ・サブコマンドでブ
ロックＡを不良とする命令が上位装置より磁気ディスク
制御装置１に出される。 (2) 磁気ディスク制御装置１はブロックＡのＤＡＴＡ部
をバッファメモリ５に読み込む。この時訂正可能なエラ
ーが発生した場合は修正して読み込むが、訂正不能の場
合は従来と同様に処理し本発明は適用しない。 (3) 一番シーク時間の小さい交替領域で未割当のブロッ
クを探す。本例ではブロックＢである。 (4) 不良ブロックＡのＩＤ部を不良フラグを付けて書込
みする。 (5) 不良ブロックＡのＩＤ部を読出す。エラーした場合
には数十〜数百バイトずらした位置で再びＩＤ部を書込
む。 (6) 再び該ＩＤ部を読出してみる。エラーがあれば更に
数十〜数百バイトずらしてＩＤ部を書込む。 (7) 更に該ＩＤ部を読出してみる。未だエラーが生ずる
ような場合は上位装置にエラー報告する。 (8) (4) 〜(7) の動作でエラーが無くＩＤ部の読出しが
完了した場合は、交替ブロックＢのＩＤ部を交替ブロッ
クフラグと割付済みフラグを付けて書込みする。 (9) 交替ブロックＢのＤＡＴＡ部に(2) でバッファメモ
リ５に読み込ませたデータを書込む。
す。例えばＩＤがＡで示されるブロックが不良でディス
クのＩＤ部又はＤＡＴＡ部からエラーが発生したとす
る。交替用領域のブロックＢが未割当であるとすれば、
以下に説明する如く動作する。 (1) フォーマット・デフェクティブ・サブコマンドでブ
ロックＡを不良とする命令が上位装置より磁気ディスク
制御装置１に出される。 (2) 磁気ディスク制御装置１はブロックＡのＤＡＴＡ部
をバッファメモリ５に読み込む。この時訂正可能なエラ
ーが発生した場合は修正して読み込むが、訂正不能の場
合は従来と同様に処理し本発明は適用しない。 (3) 一番シーク時間の小さい交替領域で未割当のブロッ
クを探す。本例ではブロックＢである。 (4) 不良ブロックＡのＩＤ部を不良フラグを付けて書込
みする。 (5) 不良ブロックＡのＩＤ部を読出す。エラーした場合
には数十〜数百バイトずらした位置で再びＩＤ部を書込
む。 (6) 再び該ＩＤ部を読出してみる。エラーがあれば更に
数十〜数百バイトずらしてＩＤ部を書込む。 (7) 更に該ＩＤ部を読出してみる。未だエラーが生ずる
ような場合は上位装置にエラー報告する。 (8) (4) 〜(7) の動作でエラーが無くＩＤ部の読出しが
完了した場合は、交替ブロックＢのＩＤ部を交替ブロッ
クフラグと割付済みフラグを付けて書込みする。 (9) 交替ブロックＢのＤＡＴＡ部に(2) でバッファメモ
リ５に読み込ませたデータを書込む。
【００１１】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明は、上位装置
より不良ブロックのＩＤを含む不良ブロックの交替ブロ
ック割当の実行命令がディスク制御装置に与えられた
時、ディスク制御装置が上位装置と独立して交替ブロッ
ク割当処理を行うので、上位装置のソフトウェアの負荷
を軽減することが出来る。
より不良ブロックのＩＤを含む不良ブロックの交替ブロ
ック割当の実行命令がディスク制御装置に与えられた
時、ディスク制御装置が上位装置と独立して交替ブロッ
ク割当処理を行うので、上位装置のソフトウェアの負荷
を軽減することが出来る。
【００１２】また、本発明は、上位装置が不良ブロック
のＩＤを含む不良ブロックの交替ブロック割当の実行命
令をディスク制御装置に与えるので、上位装置の都合の
良い時に上位装置の望む都合の良い量で交替処理を実行
させることが可能であり、ディスク・システム全体の処
理効率を向上させることができる。
のＩＤを含む不良ブロックの交替ブロック割当の実行命
令をディスク制御装置に与えるので、上位装置の都合の
良い時に上位装置の望む都合の良い量で交替処理を実行
させることが可能であり、ディスク・システム全体の処
理効率を向上させることができる。
【図１】セクタのフォーマットを示す図である。
【図２】本発明の一実施例を説明する磁気ディスク・サ
ブシステムの構成例を示す図である。
ブシステムの構成例を示す図である。
【図３】或シリンダのトラックの一例を示す図である。
１ 磁気ディスク制御装置 ２ 磁気ディスク制御アダプタ ３，４ 磁気ディスク装置 ５ バッファメモリ
Claims (1)
- 【請求項１】 ディスク装置と、該ディスク装置を制御
するディスク制御装置と、該ディスク制御装置に命令を
発行する上位装置とからなるディスク・システムにおい
て、 該上位装置は、不良ブロックのＩＤを含む不良ブロック
の交替ブロック割当の実行命令を該ディスク制御装置に
送出可能に構成されるとともに、 該ディスク制御装置は、該上位装置より不良ブロックの
ＩＤを含む不良ブロックの交替ブロック割当の実行命令
を受ける機能と、バッファメモリを備え、 該上位装置からの該交替ブロック割当の実行命令で指示
されたＩＤに基づき当該不良ブロックに書込まれている
データを読出し、該データを修正すると共に該バッファ
メモリに退避し、該不良ブロックに対する交替ブロック
を割当て、該バッファメモリのデータを該交替ブロック
に書込むように構成されてなることを特徴とするディス
ク・システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5285374A JP2503371B2 (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | ディスク・システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5285374A JP2503371B2 (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | ディスク・システム |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8530883A Division JPS59211158A (ja) | 1983-05-16 | 1983-05-16 | 交替ブロック割当方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06348422A JPH06348422A (ja) | 1994-12-22 |
| JP2503371B2 true JP2503371B2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=17690726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5285374A Expired - Lifetime JP2503371B2 (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | ディスク・システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2503371B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS542108A (en) * | 1977-06-07 | 1979-01-09 | Toshiba Corp | Error corrector of magnetic media |
-
1993
- 1993-11-15 JP JP5285374A patent/JP2503371B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06348422A (ja) | 1994-12-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960123 |