JPH08292841A - シーク時間削減方法 - Google Patents

シーク時間削減方法

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JPH08292841A
JPH08292841A JP7095061A JP9506195A JPH08292841A JP H08292841 A JPH08292841 A JP H08292841A JP 7095061 A JP7095061 A JP 7095061A JP 9506195 A JP9506195 A JP 9506195A JP H08292841 A JPH08292841 A JP H08292841A
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JP
Japan
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disk
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data
area
reading
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JP7095061A
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English (en)
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Hideki Takeuchi
竹内  秀樹
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二重化ディスクの読み込み処理におけるシー
ク時間を削減し、読み込み処理の応答時間を短縮するこ
と。 【構成】 連続したシリンダ番号に割り当てられた2つ
の領域に分割されたディスク装置2台(A,B)からな
るディスク二重化環境において、ディスク装置毎に読み
込みを行う領域を事前に割り当て(ディスクAは領域
1、ディスクBは領域2)、読み込み処理を行う間は各
ディスクが書き込みを割り当てられた領域にディスクの
ヘッドを置くことにより読み込みのシーク時間を従来の
50%に削減し、書き込み処理においてはディスク内の
両方の領域に対して書き込み処理を行うことより、読み
込み処理のレスポンスを向上し、ディスクの二重化を実
現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同一の内容をもつディ
スクの二重化方式において、特にディスクの読み込み処
理時間を短縮して、計算機システムの応答時間を短縮す
るためのシーク時間削減方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のディスク二重化における
読み込み方式では、特開昭57ー197663号公報に
見られるように、双方のディスクに対して同時にシーク
命令を発し、それに引き続くコマンドを先取りすること
によって先にシーク完了したディスクから回転待ち指令
を発し、早く位置決めが完了したディスクからデータの
読み込みを実施することで、読み込み時間を短縮してい
る。
【0003】しかし、従来のディスク二重化における読
み込み方式では、双方のディスクともディスク内の全て
のシリンダを読み込み処理の対象とするため、読み込み
処理速度は1台のディスク分と同等であり、それ以上に
読み込み速度を向上させることは困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術の問
題点に鑑みて、本発明の目的は、二重化ディスクの読み
込み処理におけるシーク時間を削減し、読み込み処理の
応答時間を短縮することができるシーク時間削減方法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、二重化されたディスクにおいてディス
ク毎にデータの読み込みを行うシリンダの範囲を重複し
ないよう事前に規定しておき、書き込み要求を受けた場
合には、従来通りに双方のディスクの全てのシリンダを
書き込み処理対象として、双方のディスクの同一シリン
ダ、同一トラック、同一セクタに同一データの書き込み
を行うことにより障害に備え、読み込み要求を受けた場
合には、シリンダ番号から読み込みを行う領域を判断し
て、領域1からの読み込みは1方のディスクで処理し、
領域2からの読み込みは他方のディスクで処理して、デ
ィスク毎に事前に規定された範囲のシリンダのデータを
読み込み、読み込みを行ったディスクの障害により正し
くデータが読み込めない場合には、もう一方のディスク
よりデータを読み込むことを特徴とするシーク時間削減
方法にある。
【0006】装置としては、二重化ディスク、読み込み
要求受け付け手段、書き込み要求受け付け手段、シリン
ダ選択手段、トラック選択手段、セクタ選択手段、デー
タ読み込み手段、データ書き込み手段、命令発行手段、
障害トラック記憶手段および低負荷状態検出手段より構
成される。
【0007】
【作用】二重化されたディスクにおいて、ディスク毎に
データの読み込みを行うシリンダの領域を2分割して重
複しないよう事前に規定してあるので、読み込み要求を
受けた場合には、シリンダ番号から読み込みを行う領域
を判断し、領域1からの読み込みは1方のディスクで分
担し、領域2からの読み込みは他方のディスクで分担す
ることで、二重化ディスクの読み込み処理におけるシー
ク時間を短縮して読み込むことが出来る。書き込み要求
を受けた場合には、従来通りに双方のディスクの全ての
シリンダを書き込み処理対象として、双方のディスクの
同一シリンダ、同一トラック、同一セクタに同一データ
の書き込みを行うことにより障害に備える。
【0008】読み込みを行ったディスクの領域にある障
害により正しくデータが読み込めない場合には、もう一
方のディスクの該当領域よりデータを代替して読み込む
ことが出来る。
【0009】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
【0010】図1は、本発明の実施例における全体構成
を示すブロック図である。図1のとおり、実施例の装置
全体は、読み込み要求受け付け手段10、書き込み要求
受け付け手段20、シリンダ選択手段30、トラック選
択手段40、セクタ選択手段50、データ読み込み手段
60、データ書き込み手段70、命令発行手段80、障
害トラック記憶手段90および低負荷状態検出手段10
0の各構成より成る。また、2組のディスク1および2
は、それぞれの系列として、シリンダ選択手段30、ト
ラック選択手段40、セクタ選択手段50、データ読み
込み手段60、データ書き込み手段70の各構成が配置
されている。
【0011】図2は、2分割されたディスクの読み込み
領域を示す図である。同図に示すように、ディスク1お
よび2は、その全シリンダが領域1、2に2分割され、
ディスク1の読み込み範囲は領域1、ディスク2の読み
込み範囲は領域2と重複しないように、全領域の半分づ
つを分担することを特徴とする。書き込み範囲について
は、双方のディスクの全シリンダを対象とし、障害に備
えてディスクを二重化する立場からこれまでと変わりな
い。次ぎに、実施例における各構成について説明する。
【0012】読み込み要求受け付け手段10は、ディス
クの利用者からの読み込み要求を受け付け、読み込み処
理を行うシリンダ番号から読み込むデータの存在する領
域を判定する。更に読み込み要求受け付け手段10は障
害トラック記憶手段90より障害のないトラックを持つ
ディスクを読み込み処理を実施するディスクとして選択
し、選択されたディスクのシリンダ、トラック、セクタ
を指定して読み込み処理を行う。また読み込み要求受け
付け手段10は,障害トラック記憶手段90よりディス
ク1の領域1における障害トラック数とディスク2の領
域2における障害トラック数の和と、ディスク1の領域
2における障害トラック数とディスク2の領域1におけ
る障害トラック数の和とを比較し、前者が後者よりも大
きいことを認識する。読み込みを行って障害が検出され
た場合、読み込み要求受け付け手段10は障害トラック
記憶手段90へ障害を持つディスクおよびトラックにつ
いて記憶させるとともに別のディスクよりのデータ読み
込みを行う。また、読み込み処理を受け付けた際には、
低負荷状態検出手段100に読み込み処理を受け付けた
ことを通知する。
【0013】書き込み要求受け付け手段20は、ディス
クの利用者からの書き込み要求を受け付け、書き込みを
行うシリンダ、トラック、セクタを指定して双方のディ
スクに書き込み処理を行う。書き込みを行って障害が検
出された場合、書き込み要求受け付け手段20は障害ト
ラック記憶手段90へ障害を持つディスクおよびトラッ
クについて記憶させる。また、書き込み処理を受け付け
た際には、低負荷状態検出手段100に書き込み処理を
受け付けたことを通知する。
【0014】シリンダ選択手段30は、読み込み要求受
け付け手段10、書き込み要求受け付け手段20、低負
荷状態検出手段100より利用され、命令発行手段80
を利用してヘッドをディスク内の目的のシリンダに位置
付けする。
【0015】トラック選択手段40は、読み込み要求受
け付け手段10、書き込み要求受け付け手段20より利
用され、命令発行手段80を利用してディスク内の目的
のトラックを指定する。
【0016】セクタ選択手段50は、読み込み要求受け
付け手段10、書き込み要求受け付け手段20より利用
され、命令発行手段80を利用してディスク内の目的の
セクタを指定する。
【0017】データ読み込み手段60は、読みき込み要
求受け付け手段10より利用され、命令発行手段80を
利用してディスクからにデータを読み込む。
【0018】データ書き込み手段70は、書き込み要求
受け付け手段20より利用され、命令発行手段80を利
用してディスクにデータを書き込む。
【0019】命令発行手段80は、シリンダ選択手段3
0、トラック選択手段40、セクタ選択手段50、デー
タ読み込み手段60、データ書き込み手段70より利用
され、命令をディスクに伝える。
【0020】障害トラック記憶手段90は、読み込み要
求受け付け手段10と書き込み要求受け付け手段20よ
り通知された障害を持つディスクおよびトラックを記憶
する。また、読み込み要求受け付け手段10と書き込み
要求受け付け手段20より通知要求を受けた場合には、
障害を持つディスクおよびトラックを通知する。
【0021】低負荷状態検出手段100は、単位時間内
に読み込み要求受け付け手段10、書き込み要求受け付
け手段20のどちらからも通知を受け付けていない(低
負荷状態)場合に、シリンダ選択手段30を利用して、
双方のディスクにおいてヘッドを上述の規定されたシリ
ンダに位置付けする。
【0022】次ぎに本発明の実施例の動作について図面
を参照して説明する。 (読み込み、書き込み)図3は実施例における読み込み
処理の構成を示すブロック図、図4は実施例における書
き込み処理の構成を示すブロック図である。図6〜図1
1は、各処理でのディスク1、2の領域1、2における
ヘッドの動きを示す図である。
【0023】図面を参照し、次ぎのような順序でディス
クアクセスが行われることを想定して説明をする。
【0024】(a)領域1からの読み込み 読み込み要求受け付け手段10は、読み込むシリンダ番
号より領域1からの読み込みであると判断し、シリンダ
選択手段30によりディスク1のヘッドを目的とするデ
ータの格納されているシリンダに位置付けする(図
6)。ヘッドの位置付け後にトラック、セクタを指定し
てデータを読み込む。この際に、ディスク2のヘッドは
移動させない。この処理では、ディスク1のヘッドは領
域1にあるため、シーク範囲は平均して従来の1/2と
なり、読み込み処理時間が削減される(図7)。
【0025】(b)領域2からの読み込み 読み込み要求受け付け手段10は、読み込むシリンダ番
号より領域2からの読み込みであると判断し、シリンダ
選択手段30によりディスク2のヘッドを目的とするデ
ータの格納されているシリンダに位置付けする(図
8)。ヘッドの位置付け後にトラック、セクタを指定し
てデータを読み込む。この際に、ディスク1のヘッドは
移動させない。この処理では、ディスク2のヘッドは領
域2にあるため、シーク範囲は平均して従来の1/2と
なり、読み込み処理時間が削減される(図9)。
【0026】(c)領域1への書き込み 書き込み要求受け付け手段20は、シリンダ選択手段3
0により双方のディスクのヘッドを目的とするシリンダ
(領域1)に位置付けする。ヘッドの位置付け後にトラ
ック、セクタを指定して双方のディスクにデータを書き
込む。この際に、同一のデータが双方のディスクの同一
シリンダ、同一トラック、同一セクタに書き込まれる
(図10)。双方のディスクの同一シリンダ、同一トラ
ック、同一セクタに書き込むのは、障害に備えてディス
クを二重化することによる。
【0027】(d)領域2への書き込み 書き込み要求受け付け手段20は、シリンダ選択手段3
0により双方のディスクのヘッドを目的とするシリンダ
(領域2)に位置付けする。ヘッドの位置付け後にトラ
ック、セクタを指定して双方のディスクにデータを書き
込む。この際に、同一のデータが双方のディスクの同一
シリンダ、同一トラック、同一セクタに書き込まれる
(図11)。前記(c)の場合と同じく障害に備えてデ
ィスクを二重化することによる。
【0028】これまではディスク1および2に障害のな
い場合であるが、次ぎにディスクに障害の発生した場合
について説明する。 (障害発生状態)図12〜図14は、障害発生時の各処
理でのディスク1、2の領域1、2におけるヘッドの動
きを示す図である。図3〜図4を参照して障害発生時の
動作を説明する。
【0029】(e)障害発生(領域2からの読み込み) 読み込み要求受け付け手段10は、読み込むシリンダ番
号より領域2からの読み込みであると判断し、ディスク
2を選択する。ここで障害トラック記憶手段90により
目的とするディスクの目的とするシリンダの障害の有無
を確認し、障害の無いことからシリンダ選択手段30に
よりディスク2のヘッドを目的とするデータの格納され
ているシリンダに位置付けする。ヘッドの位置付け後に
トラック、セクタを指定してデータを読み込むが、障害
NGのあることを検出する場合(図12)、読み込み要
求受け付け手段10は障害を検出したディスクとシリン
ダについて障害トラック記憶手段90に通知するととも
に、読み込み領域を変更してディスク1からデータの読
み込み(代替処理)を試みる。
【0030】(f)代替処理(領域2からの読み込み) 読み込み要求受け付け手段10は、ディスク2の障害ト
ラックからの読み込みに代替してディスク1のヘッドを
領域2の目的とするシリンダに位置付け、トラック、セ
クタを指定してデータを読み込む(図13)。
【0031】(g)以後の処理(障害シリンダからの読
み込み) ディスク2に障害トラックがあることを障害トラック記
憶手段90に通知した以後、読み込み要求受け付け手段
10は、読み込むシリンダ番号より領域2からの読み込
みであると判断し、ディスク2を選択するに際して、障
害トラック記憶手段90により目的とするディスクの目
的とするシリンダの障害の有無を確認し、障害の有るこ
とからディスク1を選択してシリンダ選択手段30によ
りディスク1のヘッドを目的とするデータの格納されて
いるシリンダに位置付け、トラック、セクタを指定して
データを読み込む(図14)。通常、データの読み込み
に失敗した場合、何度かの再読み込みが行われるがシリ
ンダに障害がある場合には全ての再読み込みが失敗す
る。この処理が存在するために、障害を持つシリンダの
データの再読み込みに失敗するケースが削減される。
【0032】次ぎに、代替処理時の読み込み領域を変更
するための判断について説明する。 (読み込み領域変更)図15〜図16は、読み込み領域
変更処理でのディスク1、2の領域1、2における障害
トラックxを示す図である。図3〜図4を参照して領域
変更処理の動作を説明する。
【0033】(h)読み込み領域変更前 読み込み要求受け付け手段10は、図15に示すように
x印は障害トラックの箇所を表わすが、障害トラック記
憶手段90よりディスク1の領域1における障害トラッ
ク数(すなわち2)とディスク2の領域2における障害
トラック数(すなわち3)の和(すなわち5)と、ディ
スク1の領域2における障害トラック数(すなわち0)
とディスク2の領域1における障害トラック数(すなわ
ち1)の和(すなわち1)とを比較し、前者が後者より
も大きいことを認識する。
【0034】(i)読み込み領域変更後 読み込み要求受け付け手段10は、図16に示すよう
に、以後の読み込み処理ではディスク1の読み込み処理
を領域2から、またディスク2の読み込み処理を領域1
からそれぞれ、行うことを記憶する。この処理により読
み込み領域の変更を実施する以前において、読み込み領
域内のシリンダ障害によりもう一方のディスクから読み
込みを行うというシーク時間が多くなり性能を低下させ
る原因を削減できる。
【0035】次ぎに、単位時間内に読み込み、書き込み
の両要求がない低負荷状態の場合について説明する。 (低負荷状態)図5は実施例における低負荷状態での構
成を示すブロック図、図17は、ディスク1、2の領域
1、2におけるヘッドの動きを示す図である。図面を参
照して低負荷状態での動作について説明する。
【0036】(j)低負荷状態 低負荷状態検出手段100は、単位時間内に読み込み要
求受け付け手段10、書き込み要求受け付け手段20の
どちらからも通知を受けなかったために、シリンダ選択
手段30を利用して、命令発行手段80より各ディスク
に命令を出し、ディスク1のヘッドを領域1の中央へ位
置付けする。同様にディスク2のヘッドを領域2の中央
へ位置付けする。ヘッドが読み込む領域の中央に位置付
けられて待機するために、以後の読み込み処理では読み
込み時のシーク時間が平均的に短縮される。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシーク時
間削減方法では、二重化ディスクの読み込み処理におけ
るシーク時間を削減し、読み込み処理の応答時間を短縮
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の全体構成を示すブロック図
【図2】2分割されたディスクの読み込み領域を示す図
【図3】実施例における読み込み処理の構成を示すブロ
ック図
【図4】実施例における書き込み処理の構成を示すブロ
ック図
【図5】実施例における低負荷状態での構成を示すブロ
ック図
【図6】読み込み処理でのディスク1、2の領域1、2
におけるヘッドの動きを示す図
【図7】読み込み処理でのディスク1、2の領域1、2
におけるヘッドの動きを示す図
【図8】読み込み処理でのディスク1、2の領域1、2
におけるヘッドの動きを示す図
【図9】読み込み処理でのディスク1、2の領域1、2
におけるヘッドの動きを示す図
【図10】書き込み処理でのディスク1、2の領域1、
2におけるヘッドの動きを示す図
【図11】書き込み処理でのディスク1、2の領域1、
2におけるヘッドの動きを示す図
【図12】障害発生処理でのディスク1、2の領域1、
2におけるヘッドの動きを示す図
【図13】代替処理でのディスク1、2の領域1、2に
おけるヘッドの動きを示す図
【図14】以後の処理でのディスク1、2の領域1、2
におけるヘッドの動きを示す図
【図15】読み込み領域変更前のディスク1、2の領域
1、2における障害トラックxを示す図
【図16】読み込み領域変更後のディスク1、2の領域
1、2における障害トラックxを示す図
【図17】低負荷時のディスク1、2の領域1、2にお
けるヘッドの動きを示す図
【符号の説明】
10 読み込み要求受け付け手段 20 書き込み要求受け付け手段 30 シリンダ選択手段 40 トラック選択手段 50 セクタ選択手段 60 データ読み込み手段 70 データ書き込み手段 80 命令発行手段 90 障害トラック記憶手段 100 低負荷状態検出手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二重化されたディスクにおいてディスク
    毎にデータの読み込みを行うシリンダの範囲を重複しな
    いよう事前に規定しておき、 書き込み要求を受けた場合には、従来通りに双方のディ
    スクの全てのシリンダを書き込み処理対象として、双方
    のディスクの同一シリンダ、同一トラック、同一セクタ
    に同一データの書き込みを行うことにより障害に備え、 読み込み要求を受けた場合には、シリンダ番号から読み
    込みを行う領域を判断して、領域1からの読み込みは1
    方のディスクで処理し、領域2からの読み込みは他方の
    ディスクで処理して、ディスク毎に事前に規定された範
    囲のシリンダのデータを読み込み、読み込みを行ったデ
    ィスクの障害により正しくデータが読み込めない場合に
    は、もう一方のディスクよりデータを読み込んで障害に
    備えることにより、二重化されたディスクにおいてデー
    タの読み込み時にディスク毎のヘッドのシーク範囲を従
    来の1/2として、読み込み動作におけるシーク時間を
    削減することを特徴とするシーク時間削減方法。
  2. 【請求項2】 ディスクの障害により正しくデータが読
    み込めない場合に障害を持つディスクとトラックとを記
    憶しておき、読み込み要求を受け付けた際には目的とす
    るトラックが障害を持つかを判断し、目的とするトラッ
    クが障害を持つ場合には、障害を持つディスクからのデ
    ータ読み込みを行わず他方のディスクからのデータ読み
    込みを行うことにより、二重化されたディスクにおいて
    障害を持つトラックからのデータ読み込み時間を短縮す
    ることを特徴とする請求項1記載のシーク時間削減方
    法。
  3. 【請求項3】 ディスク1の領域1において障害を持つ
    シリンダ数とディスク2の領域2において障害を持つシ
    リンダ数の和と、ディスク1の領域2において障害を持
    つシリンダ数とディスク2の領域1において障害を持つ
    シリンダ数の和とを比較して、前者が後者より大きい場
    合に双方のディスクにおいてデータの読み込みを行う領
    域を逆にすることにより、 二重化されたディスクにおいて、障害を持つディスクで
    のデータ読み込み時間を短縮することを特徴とする請求
    項1乃至2記載のシーク時間削減方法。
  4. 【請求項4】 単位時間内にディスクの書き込み要求、
    読み込み要求のどちらも受け付けない低負荷状態の場合
    に、双方のディスクにおいてヘッドをそれぞれの領域の
    中央に位置付けておくことにより二重化されたディスク
    において低負荷状態におけるデータの読み込み時のシー
    ク時間を削減することを特徴とする請求項1乃至3記載
    のシーク時間削減方法。
JP7095061A 1995-04-20 1995-04-20 シーク時間削減方法 Pending JPH08292841A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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