JPH02236865A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JPH02236865A
JPH02236865A JP5640589A JP5640589A JPH02236865A JP H02236865 A JPH02236865 A JP H02236865A JP 5640589 A JP5640589 A JP 5640589A JP 5640589 A JP5640589 A JP 5640589A JP H02236865 A JPH02236865 A JP H02236865A
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JP
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data
map data
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recording
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JP5640589A
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English (en)
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Shoichiro Funato
舟戸 昭一郎
Tamotsu Ito
保 伊藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録媒体への情報の記録と再生とを行なう情
報記録再生装置に関し,特に光ディスク等の記録媒体を
用いた記憶装置において、不良セクタの管理を効率よく
行なう情報記録再生装置に管する. 〔従来の技術〕 従来の情報記録再生装置(光ディスク装置)は,例えば
,特開昭63−157364号公報に記載されているよ
うに、欠陥セクタを“管理していた.第2図は、この従
来技術における光ディスク装!20のシステム構成図を
示すものである.第2図において、光ディスク装置並は
、光ディスク22,光ディスク22にデータ(情報)を
記録再生するためのドライブ装置23、データのエラー
検出及びエラー訂正等を行なうエラー制御部24、デー
タの転送時に一時的にデータを記憶するデータ転送用メ
モリ25、データセクタと交替セクタのアドレス管理情
報を記憶するマッピングメモリ28,光ディスク装置2
0と外部制御システム27との間のデータ転送を行なう
システムインターフェース26を備え、ドライブ装置2
3とエラー制御部24とデータ転送用メモリ25とマッ
ピングメモリ28とシステムインターフェース26の制
御をコントローラ21によって行なっている(第2図で
は、コントローラ21からマッピングメモリ28への信
号線の記載を省略している)。
光ディスク22は、データ記録領域と,データ記録領域
における不良セクタの代替を行なう交替データ記録領域
と、不良セクタと交替セクタのアドレス対応を管理する
マップデータ記録領域とを有している. 以上の様な構成の光ディスク22及び光ディスク装I!
20において,ライト命令及びリード命令が外部制御シ
ステム27から送られた場合、その命令により指定され
たセクタの属するバンドにドライブ装置23はシークし
、次にそのバンドのマップデータ記録領域よりデータを
読み込み、マッピングメモリ28にデータを記憶させる
.そして、このマッピングメモリ28内のデータをもと
にデータ記録及びデータ再生時の交替処理を行なってい
る. 又、交替セクタの管理方法には,種々の方式が提案され
ている.例えば,130鵬追記型光ディスク(32セク
タ/トラック、512バイト/セクタ)における交替セ
クタ管理方法として,ISO規格ISO/DP9171
−2 (5th  DP)では、バンドに分割した方式
を定めている.その詳細については、上記DP9171
−2のデ・フェクトマネージメント( D efect
management )に記載されている. この方式では、追記型光ディスクの記録可能領域を,デ
ータ記録領域,交替データ記録領域、マツプデータ記録
領域を1つのバンドとした複数のバンドに分割し、その
管理を行っているシステムコントロールデータをシステ
ムコントロールトラック(トラックNo.−2)に記録
する.あるバンドへのデータのライト(記録)に際して
エラーセクタがあれば,そのエラーセクタに書き込むべ
きデータをそのバンドの交替データ記録領域に記録する
.そして、データ記録領域のエラーセクタと交替データ
記録領域のセクタとの関連を表したデータ(マツプデー
タ)を,そのバンドのマツプデータ記録領域に記録する
.このようにして、DP9171−2では交替処理を行
っている. ここで、上述したシステムコントロールデータ,マツプ
データのフォーマットについて,第3図、第4図を用い
て簡単に説明する. システムコントロールデータ(512バイト)は、第3
図に示すように、バンド数1バイト(1〜63)と各バ
ンドのデータから構成されている.各バンドのデータ(
8バイト/バンド)の内、最初の2バイトはそのバンド
のマツプデータ記録領域のスタートトラックNo.(ナ
ンバー)、次の2バイトは交替データ記録領域のスター
トトラックNo.である.また、次の2バイトはデータ
記録領域のスタートトラックN O @ 、そして,最
後の2バイトはデータ記録領域のトラック数である,こ
のように1つのバンドは計8バイトから構成されている
.なお、先頭の2バイトを除き、有効データ以外は全て
、FFh (hは16進数を表わす)である. 次に、マツプデータ(512バイト)は、第4図に示す
ように、最大128個のマップフィールド(マツプデー
タ記録領域)から構成されている.各マップフィールド
の内、最初の3バイトが、データ記録領域のエラーセク
タのトラックN o .(2バイト)とセクタNo.(
1バイト)である.そして,最後の1バイトが、交替デ
ータ記録領域(128セクタ)の個々のセクタ位置を示
すシリアルNo.(0〜127)である. 〔発明が解決しようとする課題〕 特開昭63−157364号公報記載の従来例において
、マツプデータを記憶させるために、専用のメモリを持
たなければならず,部品点数の増加を招いた.又、すべ
てのバンドのマップデータを記憶できるメモリを備えた
場合、記録媒体のバンドの数(バンド数)が少ない場合
は、そのメモリの一部分しか必要とせず、残りの部分が
利用されないままになってしまい、メモリの利用効率の
点で問題があった− 又、ZSO規格ISO/DP91  71  2 (5
th  DP)では,システムコントロールデータの具
体的な管理方法については記載されていない.本発明の
目的は、上記従来技術の問題点を除去し、メモリ効率の
よい交替セクタ管理を行なう情報記録再生装置を提供す
ることにある.〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために,本発明では,予じめ設定さ
れた複数のセクタに分割された記録媒体に情報を記録再
生するためのドライブ装置と、データ転送の際に一時的
にデータを記憶するデータ転送用メモリと、外部制御シ
ステムに対するデータ転送を行なうためのインターフェ
ース部と,ドライブ装置とデータ転送用メモリおよびイ
ンターフェース部の制御を行なうコントローラとからな
る情報記録再生装置において、前記記録媒体は少なくと
も1つのバンドを設定され、個々のバンドはデータ記録
用のデータ記録領域と、データ記録領域の不良セクタ代
替を行なうための交替データ記録領域と、不良セクタと
交替セクタのアドレス対応を管理するためのマップデー
タ記録領域とを有し、前記データ転送用メモリはその一
部にマツプデータ記録領域のマップデータを記録するも
のである. さらに、上記目的を効果的に達成するために,前記デー
タ転送用メモリは記録媒体のバンドの数だけのマツプデ
ータを記憶し、その記憶されたマップデータの領域の他
の領域をデータ転送のために使用されるものである. また、上記目的を達成するために、本発明では,上記し
たようなドライブ装置と、データ転送用メモリと、イン
ターフェース部と、.コントローラとからなる情報記録
再生装置において、前記記録媒体はデータ記録領域と、
交替データ記録領域と、これらの交替データ記録領域と
データ記録領域とのアドレス対応を管理するマップデー
タ記録領域と,そしてデータ記録領域と交替データ記録
領域およびマツプデータ記録領域の配置状況をシステム
コントロールデータとして記録するためのシステムコン
トロールトラックとを有し、前記データ転送用メモリは
その一部にシステムコン1一ロールトラックに記録され
たシステムコントロールデータを記憶するものである. 【作用〕 情報記録媒体のシステムコントロールデータより,情報
記録媒体のバンド数を得て、バンド数に応じて必要とす
るマツプデータをデータ転送用メモリに記憶させる.そ
れによって、特別なマップデータ格納用メモリを用意す
ることなく、必要なマップデータが保存でき、メモリ効
率のよい交替セクタ管理が実現される. 〔実施例〕 以下,本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する. 第5図において、データ記録時の各ブロック間の動作に
ついて説明する. コントローラ51は、データ記録時に、以下の手順で,
各ブロック間のデータの転送を行なう.(1)外部制御
システム57より転送される,光ディスク(記録媒体)
52へ書き込むための論理セクタ単位に分割されたデー
タを,システムインターフェース56を介して,データ
転送用メモリ55に記憶させる. (2)データ転送用メモリ55に記憶されたデータを、
セクタ単位でエラー制御部54に転送させる. エラー制御部54では、転送されたデータから、FCC
符号を生成して,このFCC符号をデータに付加させる
. (3)エラー制御部54において、FCC符号を付加し
たデータを、ドライブ装置53に転送させる. (4)ドライブ装置53に,エラー制御部54から転送
された1セクタ単位のデータを光ディスク52に記録さ
せる. 次に,第5図におけるデータ再生時の各ブロック間の動
作について述べる. コントローラ51は、データ再生時に、以下の手順で、
各ブロック間のデータの転送を行なう.(1)ドライブ
装置53が、光ディスク52から読み取ったデータを、
エラー制御54に1セクタ単位で転送させる. エラー制御部54では、ECC符号を用いて,転送され
たデータのエラー検出及びエラー訂正を行なわさせる. (2)エラー制御部54で、エラー検出及びエラー訂正
を行なったデータから,ECC符号を除いたデータのみ
をデータ転送用メモリ55に記憶させる. (3)データ転送用メモリ55に記憶されたデータをイ
ンターフェース56を介して、論理セクタ単位で外部制
御システム57に転送させる.光ディスク装150では
、光ディスク52に、正常なデータの記録ができない不
良セクタがあった場合、その不良セクタのデータを交替
セクタに記録する交替セクタ処理を行なう。本実施例で
は、前記したISO規格ISO/DP9171−2(5
 t h  DP)に従った交替セクタ処理を行なうも
のとする。
第6図は本発明の情報記録再生装置(光ディスク装置)
の第1の実施例における記録媒体(光ディスク)の記録
状態を示す図である.尚,本実施例における記録媒体は
,追記型光ディスクである.第6図において,光ディス
ク52は、データ記録領域と,そのデータ記録領域の不
良セクタの交替セクタをもつ交替データ記録領域を1つ
のブロックとして、そのブロックが,ブロック1からブ
ロックN(N≧1)まで配置されている.そして、ブロ
ックNの後の領域には、ブロック1のマップデータ記録
領域のマップ1から、ブロックNのマツプデータ記録領
域のマップN(N≧1)までが配置されている。本実施
例において、ブロック1とマップ1,ブロック2とマッ
プ2,・・・・・・ブロックNとマップNをそれぞれバ
ンド1,バンド2,・・・・・・バンドNとして扱う. 第1図は本発明の第1の実施例におけるデータ転送用メ
モリ55のメモリマップを示す図である。
第1図において、データ転送用メモリ55の一部は、シ
ステムコントロールデータ(1セクタ分)を記憶してお
くためのシステムコントロールデータ格納用エリアとし
て使用される。又、データ転送用メモリ55の他の一部
は、光ディスク52のマツプデータを読み込んで記憶し
ておくためのマップデータ格納用エリアとして使用され
る.そして、データ転送用メモリ55のマツプデータと
システムコントロールデータの領域以外をデータ転送時
に一時的にデータを記憶しておくための本来のデータ転
送用エリアとして使用する.マツプデータ格納用エリア
の大きさ(メモリ容量)は、光ディスク52のバンドの
数(バンド数)により変化する。すなわち,例えば、バ
ンド数が1つしかない場合は、マツプデータ格納用エリ
アは、第1図(b)のEの範囲(1バンド分)となり,
マツプデータ格納用エリアEとシステムコントロールデ
ータ格納用エリアFを除いたデータ転送用メモリ55の
領域Dが本来のデータ転送用エリアとなる.又,バンド
数がN個(N>1)である場合は、マップデータ格納用
エリアは第1図(α)に示すようにBの範1!1(Nバ
ンド分)だけ使用する.従って、本来のデータ転送用エ
リアは、データ転送用メモリ55から,マップ格納用エ
リアBとシステムコントロールデータ格納用エリアCを
除いた領域,すなわち,第1図(a)のAの領域となる
. 本実施例において、光ディスクのバンド数は,それぞれ
の光ディスク52によって固定のバンド数をもつものと
する。
次に、以上の様なシステム構成による本発明の情報記録
再生装置の第1の実施例の動作をフローチュートを用い
て説明する. 第7図はシステムコントロールデータ読み込みのフロー
チャート、第8図はマップデータ読み込みのフローチャ
ートである. 第7図,第8図のフローチャートで示される一連のルー
チンを開始するのは、次の3つの条件(イニシャライズ
条件)のうちどれが1つが成立した時である. (1)システムの電源が通電開始された時.(2)シス
テムがリセットされた時. (3)光ディスクが交換された時. 上記の条件のどれか1つが満足された時に,ステップ7
01からルーチンを開始する. ステップ701では,システムコントロール1・ラック
における最初のセクタを読み込む.ステップ702では
、読み込んだセクタが正常に読めたかどうかを判別する
.正常にセクタデータが読み込まれた場合は、ステップ
706へ進み、正常に読み込まれなかった場合は、ステ
ップ703へ進む。ステップ703では,システムコン
トロールトラックのすべてのセクタを読み込んだかどう
かを判別する。システムコントロールトラックの・すべ
てのセクタを読み込んでいた場合は、ステップ705へ
進み、読み込んでいないセクタが残っている時は、ステ
ップ704へ進む。ステップ704では、システムコン
トロール1・ラックにおける次のセクタを読み込み、ス
テップ702へ戻る。ステップ705では,システムコ
ントロールトラックがすべてエラーセクタである場合の
エラー処理を行ない、処理ルーチンを終了する.ステッ
プ706では、正常に読み込めたシステムコントロール
トラックのセクタデータをデータ転送用メモリ55のシ
ステムコントロールデータ格納エリアに記憶させる。ス
テップ707では,そのシステムコントロールデータよ
り、光ディスク52のバンドの数を求め、そのバンドの
数よりマツプデータ格納用エリアのサイズ(メモリ容i
k)を求める。ステップ70Bでは、マツプデータ格納
用エリアのサイズとシステムコントロールデータ格納用
エリアのサイズ(1セクタ分)より、データ転送用エリ
アのエンドアドレスを求め、これを、コントローラの内
部レジスタ(図示せず。)に一時記憶させる。この内部
レジスタの内容を参照することでデータ転送用エリアが
,マップデータ格納用エリアやシステムコントロールデ
ータ格納用エリアと重ならないように制御する。
ステップ709では、ステップ706で得たシステムコ
ントロールデータより、マツプデータ記録領域のスター
トトラックN o .を求め、光ディスク52における
マップデータ記録領域の物理的位置を設定する。ステッ
プ710では、求めたマンプデータ記録領域をセクタ単
位ですべて読み込む.ステップ711では、ステップ7
10で読み込んだマツプデータ記録領域に未記録セクタ
(ブランクセクタ)があったかどうか判別する.ブラン
クセクタが1つもなかった場合は、ステップ712へ進
み、ブランクセクタがあった場合は、ステップ713へ
進む.ステップ712では、マップデータ記録領域にブ
ランクセクタがないという事は,マツプデータ記録領域
がすべて書き込まれている事を示す.この場合は,マツ
プデータ記録領域の最後のセクタが最終的に設定された
マップデータである.そのセクタを読み込みステップ7
15へ進む. ステップ713では、マップデータ記録領域がすべてブ
ランクセクタであるかどうか判別する。
すべてブランクセクタである場合は、そのバンドにおい
て、交替セクタ処理が1度も行なわれていない為にマッ
プデータがまだ作成されていないことを示す.この場合
は処理ルーチンを終了する.マツプデータ記録領域にブ
ランクセクタでないセクタが存在する場合は,ステップ
714へ進む.ステップ714では、マップデータ記a
領域にブランクセクタでないセクタが存在する場合、最
もアドレスの小さいブランクセクタの1つ前のセクタが
、最終的に設定されたマツプデータのセクタである.従
って、そのセクタを読み込み、ステップ715へ進む. ステップ715では、ステップ712もしくは,ステッ
プ714で読み込まれたマツプデータをデータ転送用メ
モリ55のマツプデータ格納用エリアへ書き込む.ステ
ップ716では、すべてのバンドに対応するマップデー
タをマツプデータ格納用エリアに書き込んだかどうかを
判別する。すべてのバンドのマツプデータの書き込みが
終了している場合は,処理ルーチンを終了する.まだ、
書き込んでいないバンドのマツプデータがある場合は、
ステップ717へ進む。ステップ717では,次のバン
ドのマップデータを読み込む為のバクド番号を求め,ス
テップ709へ戻る. 以上、述べてきたように本実施例によれば、データ転送
用メモリ55の一部をマツプデータ格納用の領域として
使用するので、特別なマップデータ格納用メモリを用意
する必要がない.すなわち,部品点数の削減ができる。
又、イニシャライズ時に光ディスク52のシステムコン
トロールデータより、バンドの数を調べ、それに応じて
マツプデータ格納用エリアの大きさを決め,データ転送
用メモリ55のマップデータとシステムコントロールデ
ータ以外の領域を本来のデータ転送用エリアに使用する
のでメモリの利用効率がよい。つまり、従来の方式では
、マツプデータ用のメモリは,予想される最大のバンド
の数に応じた大きさを確保する必要があるが、例えば、
光ディスクのバンドが1しかない場合、残りのメモリが
使用されないことになる。本実施例においては、このよ
うなことが起きず、メモリを効率よく使用できる.次に
、本発明の第2の実施例を第9図ないし第11図を用い
て説明する。なお、第2の実施例における装置の構成は
第5図と同様であるので、図示を省略する。
第9図は本実施例におけるデータ転送用メモリのメモリ
マップを示す図,第10図は本実施例におけるシステム
コントロールデータ読み込みルーチンを示すフローチャ
ート、第11図は本実施例におけるマップデータ読み込
みルーチンを示すフローチャートである. 第9図において、マツプデータ格納用エリアのサイズH
は、どの光ディスクを使用する場合でも,1バンド分の
マップデータ(すなわち,ここでは1セクタ分)である
。又、システムコン1〜ロールデータ格納用エリアIも
1,セクタ分の大きさである。そして、データ転送用メ
モリのマップデータとシステムコン1・ロールデータ以
外の領域Gが本来のデータ転送用エリアとして使用され
る。本実施例では,上記のような構成のデータ転送用メ
モリを持つ追記型光ディスク装置における交替セクタ管
理方式を示す. 本実施例において、次の3条件のうちの1つを満たす時
に、すなわちイニシャライズ時に、第10図のステップ
1o01からルーチンの実行を開始する. (1)システムの電源が通電開始された時.(2)シス
テムがリセットされた時. (3)光ディスクが交換された時. 上記条件の1つが満足された時に,ステップ1001か
らルーチンの実行が始まる.以下、実行の様子を第10
図のフローチャートに従って説明する. ステップ1001では、システムコントロールトラック
における最初のセクタデータを読み込む゛.ステップ1
002では,読み込まれたセクタデータが、正常に読み
込まれたかどうかを判別する.正常に読み込まれた場合
は,ステップ1006へ進み、正常に読み込まれなかっ
た場合は,ステップ1003へ進む.ステップ1003
では、システムコントロールトラックのすべてのセクタ
を読み込んだかどうか、すなわち,システムコントロー
ルトラックのセクタがすべてエラーセクタであったかど
うかを判別する。システムコントロールトラックがすべ
てエラーセクタである場合はステップ1005へ進み、
そうでない場合はステップ1004へ進む.ステップ1
004では、システムコントロールトラックにおける次
のセクタを読み込み、ステップ1002へ戻る.ステッ
プ1005では、システムコントロールトラックがすべ
てエラーセクタであるときのエラー処理を行ない、処理
ルーチンを終了する. ステップ1006では、得られたシステムコン1・ロー
ルトラックの正常なセクタデータをデータ転送用メモリ
のシステムコントロールデータ格納用エリアに記憶させ
る.ステップ1007では、マツプデータとそのシステ
ムコントロールデータのサイズより、データ転送用エリ
アのエンドアドレスを求め、これをコントローラの内部
レジスタに一時記憶させる。この内部レジスタの内容を
参照することでデータ転送用エリアが,システムコント
ロール格納用エリアやマツプデータ格納用エリアと重な
らないように制御する.そして、処理ルーチンを終了す
る. 本実施例では、前述した3つの条件(イニシャライズ条
件)のうち1つを満足した時、第10図のフローチャー
トに示すルーチンだけを実行する.外部制御システムよ
り,リード命令あるいは,ライト命令が追記型光ディス
ク装置に送られた時、第11図のステップ1101から
ルーチンが開始される.以下,第11図のフローチャー
トに従って、動作を説明する. ステップ1101では、リード命令あるいはライト命令
で指定された領域のバンド番号をデータ転送用メモリの
システムコントロールデータ格納用エリアのデータより
求める。
ステップ11o2では、データ転送用メモリのマツプデ
ータ格納用エリアにマップデータが書かれているかどう
かを判別する。コントローラの内部レジスタにマツプデ
ータのバンド番号を記憶させるようにするので、この内
部レジスタにバンド番号が記憶されていない時には,ま
だ,マップデータが書かれていないとしてステップ11
04へ進み,内部レジスタにバンド番号がセットされて
いる時はステップ1103へ進む。ステップ1103で
は、マップデータ格納用エリアに書かれているマツプデ
ータが、ステップ1101で求めたバンドのマツプデー
タであるかどうかを判別する.ステップ1101で求め
られたバンド番号とコントローラの内部レジスタに一時
記憶されているバンド番号とを比較して一致している時
は処理ルーチンを終了する.そして、一致しない場合に
はステップ1104へ進む. ステップ1104では,データ転送用メモリのシステム
コントロールデータ格納用エリアからシステムコントロ
ールデータを読み込む。ステップ1105では、読み込
んだシステムコントロールデータより,マップデータ記
録領域のスタートトラックN o .を求め、ステップ
1101で設定されたバンドの光ディスクにおけるマツ
プデータ記録領域の物理的な位置を求める。ステップ1
106では、ステップ1105で求めたマツプデータ記
録領域をセクタ単位ですべて読み込む.ステップ110
7では、マップデータ記録領域に未記録セクタ(ブラン
クセクタ)があるかどうかを判別する.ブランクセクタ
がない場合は、ステップ1108へ進み、ブランクセク
タがある場合は、ステップ1109へ進む。ステップ1
108では、マツプデータ記録領域にブランクセクタが
ない場合は 、マップデータ記録領域の最後のセクタが
,最終的に設定されたマツプデータセクタであるから、
そのセクタのデータを読み込み、ステップ1l11へ進
む. ステップ1109では、マツプデータ記録領域がすべて
、ブランクセクタかどうか判別する.すべてブランクセ
クタであった場合は、交替セクタ処理が1度も行なわれ
ていす.、マツプデータが作成されていないことを示す
.この場合は処理ルーチンを終了する.一方、マップデ
ータ記録領域にブランクセクタでないセクタがある場合
は、ステップ1110へ進む.ステップ1110では、
マップデータ記録領域にブランクセクタでないセクタが
ある場合は、ブランクセクタの中で最もアドレスの小さ
いブランクセクタの1つ前のセクタが、最終的に設定さ
れたマップデータのセクタとなるので、そのセクタのデ
ータを読み込む.ステップ1111では、ステップ11
08あるいはステップ1110で読み込んだセクタデー
タをデータ転送用メモリのマップデータ格納用エリアに
書き込む.ステップ1112では,ステップ1101で
求めたバンド番号をコントローラの内部レジスタに一時
記憶させる。そして処理ルーチンを終了する. 以上、述べてきたように、本実施例によれば、゛イニシ
ャライズ時に,システムコントロールデータをデータ転
送用メモリのシステムコントロールデータ格納用エリア
に記憶させ、リード命令もしくはライト命令を受けた時
に、そのシステムコントロールデータにより求められる
マツプデータ記録領域を読み込み、データ転送用メモリ
のマツプデータ格納用エリアに書き込むために、特別な
マップデータ格納用メモリをもつ必要がなく,部品点数
の削減が可能である.又、実際のリード,ライトを考え
た場合、バンドを変えることをそれほど頻繁には行なわ
ないので、本実施例のように指定したバンドのマツプデ
ータのみをデータ転送用メモリのマップデータ格納用エ
リアに記憶させ、さらに、システムコントロールデータ
をデータ転送用メモリのシステムコントロールデータ格
納用エリアに記憶させ、残りの領域を本来のデータ転送
用メモリとして使用することは,メモリの利用効率とい
う点で効果がある。
次に、本発明の第3の実施例について図面を用いて説明
する.本発明の前述した2つの実施例のような構成の追
記型光ディスク装置を本実施例でも使用する。前述した
ような構成の追記型光ディスク装置において、ライ1〜
命令によりデータを光ディスクに記録する場合、不良セ
クタを検出した時に交替セクタ処理を行ない、かつマッ
プデータを更新するが,第3の実施例は、その場合のマ
ツプデータ更新処理を含むライト時の交替セクタ処理に
ついての改良例である. 第12図は第3の実施例の動作を示すフローチャ−1・
である。以下、第12図を用いて第3の実施例の動作を
説明する。但し、マツプデータ及びシステムコントロー
ルデータは、既にデータ転送用メモリのマツプデータ格
納用エリア及びシステムコントロールデータ格納用エリ
アにそれぞれ記憶されているものとする。
外部制御システムより、ライト命令が送られた時、ステ
ップ1201からルーチンを開始する。
ステップ1201では,指定されたセクタの物理的位置
をシステムコントロールデータより求め、該当するデー
タ記録領域に指定されたセクタ数分のデータを記録する
。ステップ12o2では、記録した複数セクタ分のデー
タを元とのデータとベリファイ(検証,確認)する。ス
テップ1203では、記録した複数セクタ分のデータ記
録領域に、ベリファイエラーセクタが存在するかどうか
判別し、存在する場合はステップ1204へ進み、存在
しない場合は処理ルーチンを終了する。ステップ120
4では、システムコントロールデータより求めた交替デ
ータ記録領域に、書き込むべき1セクタ分のデータを記
録する。ステップ12o5では、記録した1セクタ分の
データをベリファイする。
ステップ1206では、記録された交替データ領域のセ
クタが、ベリファイエラーセクタかどうかを判別する。
ベリファイエラーセクタである場合はステップ1213
へ進み、そうでない場合はステップ1207へ進む。ス
テップ1207では,マツプデータ格納用エリアのマツ
プデータに、不良セクタ位置と、ステップ1204で記
録した交替データ領域のセクタ位置とのアドレス対応を
追加更新する.ステップ1208では、不良セクタの交
替セクタ処理がすべて終了したかどうかを判別する。す
べての不良セクタに対する交替セクタ処理が終了した場
合はステップ1209へ進み、そうでない場合はステッ
プ1204へ戻る.ステップ1209では,マツプデー
タ格納用エリア内のマツプデータを光ディスクのマツプ
データ記録領域へ記録する。ステップ1210では,記
録したマツプデータをベリファイする。
ステップ1211では、ベリファイの結果,マップデー
タが正しい場合はステップ1215へ進み,そうでない
場合はステップ1214八進む.ステップ1212では
,交替データ領域に,まだ未記録領域があるかどうか調
査し,無い場合はステップ1213へ進み、未記録領域
がある場合はステップ1204へ戻る.ステップ121
3では、交替データ領域またはマツプデータ記録領域の
未記録領域がなくなり、交替セクタ処理ができなくなっ
たことを、外部制御システムに知らせるためのエラー処
理を行ない処理ルーチンを終了する.ステップ1214
では、マツプデータ記録領域に、まだ未記録領域がある
かどうか調査し、未記録領域がなければステップ121
3へ進み、末?2録領域があればステップ1209へ戻
る6 以上、述べてきたように、本実施例によれば、交替セク
タ処理を行なった後のマツプデータ更新は、記録したデ
ータ記録領域の不良セクタすべての交替セクタ処理が終
了するまでは、データ転送用メモリのマップデータ格納
用エリア内のマツプデータを更新しておき、不良セクタ
すべての交替処理及びマツプデータ更新が終了した時点
で,光ディスクのマップデータ記録領域へ記録する。こ
れにより、交替セクタ処那をする度に光ディスクのマツ
プデータ領域をアクセスする必要がないので、アクセス
回数が減少し、処理時間の短縮につながる。又,追記型
光ディスク装置の場合、データのオーバーライトができ
ないため、マツプデータ記録領域のマツプデータを新し
くする度に新しいセクタを使用するが、本実施例によれ
ば、1回のライト動作において不良セクタがいくつあっ
ても、マツプデータ記録領域は、新しく1セクタ分しか
使用しないため、光ディスクの記録領域の節約となる。
本発明の第4の実施例について図面を用いて説明する.
本実施例は、リード時における交替セクタ処理について
の改良例である。この時のシステム構成は、前述のライ
ト時の交替セクタ処理の場合と同様とする.マツプデー
タ及びシステムコン;〜ロールデータは、既にそれぞれ
、データ転送用メモリのマツプデータ格納用エリア及び
システムコントロールデータ格納用エリアに記憶されて
いるものとする. 第13図は本発明の情報記録再生装置の第4の実施例の
動作を示すフローチャートである.第13図において、
外部制御システムよりリード命令が送られた時に、ステ
ップ1301からルーチンを開始する. ステップ1301では、システムコントロールデータよ
り、指定されたセクタの物理的位置を求め,該当するデ
ータ記録領域のデータを読み込む.ステップ1302で
は、読み込んだデータにエラーセクタがあるかどうかを
判別する。エラーセクタがない場合は処理ルーチンを終
了する。一方、エラーセクタがある場合はステップ13
03へ進む。ステップ1303では、ステップ1301
で指定されたセクタの属するバンドをシステムコントロ
ールデータより求め、そのバンド用のマツプデータをマ
ップデータ格納用エリアでサーチ(検索)する。ステッ
プ13o4では,マツプデータ格納用エリアにそのバン
ドのマツプデータが記憶されているかどうかを判別する
。マツプデータが記憶されていない場合は、ステップ1
301で読み込んだデータが光ディスクに書き込まれた
時にエラーセクタがなく、交替セクタ処理を行なわなか
ったということであるから,もう一度、同じ領域を読み
込むためにステップ1301へ戻る。マップデータが記
憶されている場合はステップ1305へ進む. ステップ1305では、マツプデータを参照して,不良
セクタに対応する交替セクタを読み込む.ステップ13
06では、読み込んだ交替セクタが正しく読めたかどう
か判別する.正しく読めた場合はステップ1307へ進
む.正しく読めなかった場合もその交替セクタは不良セ
クタというわけではなく、正常な交替セクタであるが何
らかの理由でうまく読めなかった場合であるから、再度
、同じ交替セクタを読み込むためにステップ1305へ
戻る.ステップ1307では、不良セクタすべての交替
セクタ処理が終了したかどうかを判別する。不良セクタ
すべての交替セクタ処理が終了した場合は処理ルーチン
を終了する.そうでな―い場合はステップ1308へ進
む。ステップ1308二次の不良セクタの交替セクタ処
理の準備をしてステップ1305へ戻る. 以上、述べたように、本実施例ではリード時の交替処理
において,データ転送用メモリに記憶されたシステムコ
ントロールデータにより、データ記録領域,交替データ
記録領域、マップデータ記録領域及びバンドの管理を行
っている.又,データ転送用メモリに記憶されたマツプ
データにより、交替セクタ処理を管理している.このよ
うに,本実施例によれば,データ転送用メモリの一部を
マツプデータ格納用エリア及びシステムコントロールデ
ータ格納用エリアとして使用することで,特別なメモリ
を持つことなく、又,マツプデータやシステムコントロ
ールデータを得るために光ディスクを何度もアクセスす
ることなく、交替セクタ処理を管理できる。
本発明の第5の実施例を第14図ないし第17図を用い
て説明する。
第14図は本実施例におけるデータ転送用メモリのメモ
リマップを示す図、第15図は本実施例におけるシステ
ムコントロールデータ読み込みルーチンを示すフローチ
ャ−1−、第16図、第17図は本実施例におけるマッ
プデータ読み込みルーチンを示すフローチャートである
. 第14図において、システムコントロールデータ格納用
エリアNは,1セクタ分の大きさである.マップデータ
格納用エリアKは、第1図の場合と同様に、光ディスク
のバンド数分の大きさとなる.そして、データ転送用メ
モリのマツプデータとシステムコン1・ロールデータ以
外の領域Jが、本来のデータ転送用エリアとして使用さ
れる。
本実施例において、第1図の場合と異なるのは、第1図
の場合は、イニシャライズ時に光ディスクのバンド数分
のマツプデータ格納用エリアを確保し、かつ、確保した
マップデータ格納用エリアに全バンドのマツプデータを
記憶させるのに対して、本実施例では、イニシャライズ
時には、光ディスクのバンド数分のマツプデータ格納用
エリアの確保のみを行ないライト命令もしくはリード命
令が外部制御システムより送られた時に、該当するバン
ドのマップデータのみをマツプデータ格納用エリアに記
憶させる点で異なる。よって、マツプデータ格納用エリ
アKは、マツプデータが、既に記憶されている領域LL
,L2,・・・と、まだ、マツプデータが記憶されてい
ない領域Ml,・・・,Mnとが混在して構成される. このような構成のデータ転送用メモリを持つ追記型光デ
ィスク装置における交替セクタ管理方式が本実施例であ
る。以下、第15図ないし第17図のフローチャ−1・
に従って動作を説明する6本実施例において、次の3条
件のうち、1つを満たす時、すなわちイニシャライズ時
に第15図のステップ1501からルーチンの実行を開
始する。
(1)システムの電源が通電開始された時。
(2)システムがリセットされた時。
(3)光ディスクが交換された時。
以下、上記3条件のうちの1つを満たした時の動作を第
15図のフローチャートに従い説明する.ステップ15
o1では、システムコントロールトラックにおける最初
のセクタデータを読み込む。
ステップ15o2では,読み込まれたセクタデータが、
正常に読み込まれたかどうかを判別する。
正常に読み込まれた場合はステップ1506へ進み、正
常に読み込まれなかった場合はステップ1503へ進む
。ステップ1503では、システムコントロールトラッ
クのすべてのセクタを読み込んだかどうか、すなわち,
システムコントロールトラックのセクタがすべてエラー
セクタであったかどうかを判別する。システムコントロ
ールトラックがすべてエラーセクタである場合はステッ
プ1505へ進み、そうでない場合はステップ1504
へ進む。ステップ1504では、システムコン]〜ロー
ルトラックにおける次のセクタを読み込み、ステップ1
502へ戻る。ステップ1505では、システムコント
ロールトラックがすべてエラーセクタであるときのエラ
ー処理を行ない処理ルーチンを終了する. ステップ1506では,得られたシステムコントロール
トランクの正常なセクタデータをデータ転送用メモリの
システムコントロールデータ格納用エリアに記憶させる
.ステップ1507では,システムコントロールデータ
より、、光ディスクのバンド数を求め、そのバンドの数
より、マップデータ格納用エリアのサイズを求める.ス
テップ1508では、マツプデータ格納用エリアのサイ
ズと、システムコントロールデータ格納用エリアのサイ
ズ(1セクタ分)とから,データ転送用工リアのエンド
アドレスを求め、これをコントローラの内部レジスタに
一時記憶させる。その内部レジスタの内容を参照するこ
とにより、データ転送用エリアが、マップデータ格納用
エリアやシステムコントロールデータ格納用エリアと重
ならないように制御する。そして処理ルーチンを終了す
る。
本実施例では、イニシャライズ時に以下の様に第15図
のフローチャートで示されたルーチンのみを実行する。
次に,外部制御システムよりリード命令あるいはライト
命令が追記型光ディスク装置に送られた時に、第16図
のステップ1601からルーチンが開始される。以下,
第16図、第17図のフローチャートに従い,動作を説
明する。
ステップ1601では,リード命令あるいはライト命令
で指定された領域のバンドの番号(バンド番号)を、デ
ータ転送用メモリのシステムコン1〜ロールデータ格納
用エリアのデータより求める.ステップ1602では,
コントローラの内部レジスタに書かれているバンド番号
が、ステップ16Olで求めたバンド番号と一致するか
どうかを判別する。内部レジスタのバンド番号は、イニ
シャライズ後、初めてのリードあるいはライト動作の時
は記憶されていない。又、コン1−ローラの内部レジス
タにバンド番号が記憶されている時は、そのバンドのマ
ンプデータはデータ転送用メモリのマツプデータ格納用
エリアに記憶されていて、がっ、1つ前のリードあるい
は、ライト時にそのバンドを使用したことを示す.従っ
て、コントローラの内部レジスタのバンド番号とステッ
プ1601で求めたバンド番号が一致する場合は処理ル
ーチンを終了し、一Mしない場合及び内部レジスタにバ
ンド番号が記憶されていない場合はステップ1603へ
進む。
ステップ1603では、ステップ1601で求められた
バンドのマンプデータが記憶されて0るマップデータ格
納用エリアのアドレスを求める.ステップ1604では
、マツプデータ格納用エリアのアドレスより,ステップ
1601で求めたバンドのマンプデータがマツプデータ
格納用エリアに記憶されているかどうが判別する。その
マツプデータが、記憶されている場合は第17図のステ
ップ1613へ進み、記憶されていない場合はステップ
1605へ進む。ス.テップ16o5では、データ転送
用メモリのシステムコントロールデータ格納用エリアか
ら、システムコン1−ロールデータを読み込む。ステッ
プ1606では,読み込んだシステムコントロールデー
タより、マップデータ記録領域のスタートトラックN 
o .を求め、ステップ1601で求められたバンドの
光ディスクにおけるマツプデータ記録領域の物理的な位
置を求める. ステップ1607:ステップ1606で求めたマツプデ
ータ記録領域をセクタ単位ですべて読み込む. ステップ1608 :マップデータ記録領域に未記録セ
クタ(ブランクセクタ)があるかどぅがを判別する.ブ
ランクセクタがない場合は、ステップ1609へ進み、
ブランクセクタがある場合は、ステップ1610へ進む
.ステップ16o9では、マップデータ記録領域にブラ
ンクセクタがない場合は,マップデータ記録領域の最後
のセクタが、最終的に設定されたマツプデータセクタで
あるから、そのセクタのデータを読み込みステップ16
12へ進む。ステップ1610では,マンプデータ記録
領域がすべてブランクセクタかどうか判別する.すべて
ブランクセクタであった場合は、交替セクタ処理が一度
も行なわれていす,マツプデータが作成されていないこ
とを示す.この場合は処理ルーチンを終了する.マンプ
データ記録領域にブランクセクタでないセクタがある場
合はステップ1611へ進む. ステップ1611では、マツプデータ記録領域にブラン
クセクタでないセクタがある場合は、ブランクセクタの
中で最もアドレスの小さいブランクセクタの1つ前のセ
クタが、最終的に設定されたマップデータのセクタとな
るので、そのセクタのデータを読み込む。ステップ16
12では、ステップ1609あるいはステップ1611
で読み込んだセクタデータをデータ転送用メモリのマッ
プデータ格納用エリアに記憶させる.ただし,記憶する
マップデータ格納用エリアのアドレスは,ステップ16
03で求めたアドレスである.ステップ1613では、
ステップ1601で求めらJtたバンド番号及び、ステ
ップ1603で求めたマツプデータ格納用エリアのアド
レスをコントローラの内部レジスタに一時記憶させる。
リード時あるいはライト時の交替セクタの処理を行なう
場合、その内部レジスタを参照することで,必要なマツ
プデータの記憶されているマップデータ格納用エリアの
アドレスを求めることができる。その後に、処理ルーチ
ンを終了する。
以上,述べてきたように、本実施例によれば,イニシャ
ライズ時に、システムコントロールデータをデータ転送
用メモリのシステムコントロールデータ格納用エリアに
記憶させる.又、イニシャライズ時に、光ディスクのバ
ンドの数分のマップデータ格納用エリアをデータ転送用
メモリに確保する.そして、リードあるいは、ライト命
令を受けた時に、マツプデータ格納用エリアに指定され
たバンドのマツプデータが記憶されているかどうか判別
し、そのマップデータが記憶されていない場合のみ、シ
ステムコン1へロールデータより求められるマツプデー
タ記録領域を読み込み,マツプデータ格納用エリアに記
憶させるため、特別なマツプデータ格納用メモリをもつ
必要がなく、部品点数の削減が可能である。又、リード
時あるいはライト時に、指定されたバンドのマツプデー
タがマップデータ格納用エリアにない場合にのみ、光デ
ィスクのマツプデータ記録領域からマツプデータを読み
出して,そのマツプデータをマツプデータ格納用エリア
に記憶させる.これにより,マツプデータが記憶されて
いる場合は光ディスクのマップデータ記録領域をアクセ
スせずにすみ、又、マツプデータが記憶されていない場
合でも、必要とされる1バンドのマツプデータのみを記
憶させればよいので処理時間の短縮ができる。本実施例
では.マツプデータ未格納領域を設けたが,そのマツプ
データ未格納領域を本来のデータ転送用に使用すること
も可能である. 〔発明の効果〕 本発明によ才Lば、データ転送用メモリをデータ転送用
エリアとマツプデータ格納用エリアに分割して使用する
ので、マップデータ格納用に特別なメモリを新たに持つ
必要がなく,部品点数を削減できる。
又,本発明によれば、記録媒体に設けられているシステ
ムコントロールデータを利用して、データ転送用メモリ
内で必要となるマップデータ格納用エリアのサイズを求
め、それ以外のエリアを本来のデータ転送用に使用する
為に、記録媒体のバンドの数に影響を受けず、データ転
送用メモリを,効率的に利用できる効果がある。
実施例では、追記型光ディスク装置の場合について述べ
たが、消去可能型光ディスク装置、磁気ディスク装置等
でも本発明の効果は変わらない.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例におけるデータ転送用メ
モリ内のメモリマップを示す図、第2図は従来の光ディ
スク装置の構成を示すブロック図、第3図はシステムコ
ントロールデータのフォーマッ1・を示す図、第4図は
マツプデータのフォーマットを示す図、第5図は本発明
の第1の実施例における追記型光ディスク装置の構成を
示すブロック図、第6図は本発明の第1の実施例におけ
る光ディスクのデータ配置状態を示す図、第7図は本発
明の第1の実施例のシステムコン1へロールデータ読み
取りルーチンを示すフローチャート、第8図は本発明の
第1の実施例におけるマツプデータ読み取りルーチンを
示すフローチャート,第9図は本発明の第2の実施例に
おけるデータ転送用メモリのメモリマップを示す図、第
10図は本発明の第2の実施例におけるシステムコント
ロールデータ読み取りルーチンを示すフローチャ−1・
,第11図は本発明の第2の実施例におけるマップデー
タ読み取りルーチンを示すフローチャート、第12図は
本発明の第3の実施例のライト時における交替セクタ処
理ルーチンを示すフローチャ−1−,第13図は第4の
実施例のリード時における交替セクタ処理ルーチンのフ
ローチャート、第14図は本発明の第5の実施例におけ
るデータ転送用メモリのメモリマップを示す図、第15
図は本発明の第5の実施例におけるシステムコントロー
ルデータ読み取りルーチンを示すフローチャート、第1
6図および第17図は本発明の第5の実施例におけるマ
ップデータ読み取りルーチンを示すフローチャートであ
る. 20.50・・・光ディスク装置、21,,51・・・
コントローラ、22.52・・・光ディスク、23,5
3・・・ドライブ装置.24.54・・・エラー制御部
、25.55・・・データ転送用メモリ、26.56・
・・システムインターフェース、27.57・・・外部
制御システム、28・・マッピングメモリ。 第 図 (Q−) (−a) 第 図 第 閃 第 図 第 図 第 図 あ 図 篤 図 篤 図 第 /0 図 第 l2 図 第 l3 図 第 I5 図 第 /4 図 第 /乙 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、予じめ設定された複数のセクタに分割された記録媒
    体に、情報を記録再生するためのドライブ装置と、デー
    タ転送の際に一時的にデータを記憶するデータ転送用メ
    モリと、外部制御システムに対するデータ転送を行なう
    ためのインターフェース部と、前記ドライブ装置と前記
    データ転送用メモリおよび前記インターフェース部の制
    御を行なうコントローラとからなる情報記録再生装置に
    おいて、 前記記録媒体は少なくとも1つのバンドを設定され、個
    々の該バンドはデータ記録用のデータ記録領域と、該デ
    ータ記録領域の不良セクタ代替を行なうための交替デー
    タ記録領域と、不良セクタと交替セクタのアドレス対応
    を管理するためのマップデータ記録領域とを有し、 前記データ転送用メモリは、その一部に前記マップデー
    タ記録領域のマップデータを記憶することを特徴とする
    情報記録再生装置。 2、前記データ転送用メモリは、前記記録媒体のバンド
    の数だけのマップデータを記憶し、その記憶されたマッ
    プデータの外の領域がデータ転送用として使用されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。 3、前記記録媒体は、バンドごとの前記データ記録領域
    と前記交替データ記録領域および前記マップデータ記録
    領域の配置状況を記録するためのシステムコントロール
    トラックを有し、このシステムコントロールトラックに
    前記配置状況をシステムコントロールデータとして記録
    され、前記コントローラは、前記システムコントロール
    データより、前記記録媒体のバンドの数を検出すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の情報記録再生装
    置。 4、前記データ転送用メモリは、イニシャライズ時に前
    記記録媒体の全てのバンドのマップデータを、そのバン
    ドの数に応じて記録することを特徴とする請求項1また
    は2に記載の情報記録再生装置。 5、前記コントローラは、イニシャライズ時に前記マッ
    プデータ記録領域の情報を抽出し、前記データ転送用メ
    モリに、1バンド分のマップデータ格納用エリアを確保
    し、リード及びライト動作時に指定されたセクタの属す
    るバンドの、1バンド分のマップデータを、前記1バン
    ド分のマップデータ格納用エリアに記憶し、その記憶し
    たマップデータの外の領域を、データ転送用として使用
    することを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装
    置。 6、前記コントローラは、前記データ転送用メモリに記
    憶されたマップデータにもとづいて、交替セクタ処理の
    管理を行なうことを特徴とする請求項1に記載の情報記
    録再生装置。 7、前記コントローラは、イニシャライズ時に前記マッ
    プデータ記録領域の情報を抽出し、前記データ転送用メ
    モリに、前記記録媒体の全てのバンド分のマップデータ
    格納用エリアを確保し、リード及びライト動作時に指定
    されたセクタの属するバンドのマップデータが、前記マ
    ップデータ格納用エリアに記憶されていない場合、前記
    バンドの1バンド分のマップデータを前記マップデータ
    格納用エリアに記憶し、前記マップデータ格納用エリア
    の外の領域を、データ転送用として使用することを特徴
    とする請求項1に記載の情報記録再生装置。 8、記録媒体に情報を記録再生するためのドライブ装置
    と、データ転送の際に一時的にデータを記憶するデータ
    転送用メモリと、外部制御システムに対するデータ転送
    を行なうためのインターフェース部と、前記ドライブ装
    置と前記データ転送用メモリおよび前記インターフェー
    ス部の制御を行なうコントローラとからなる情報記録再
    生装置において、 前記記録媒体は、データ記録領域と、交替データ記録領
    域と、該交替データ記録領域と前記データ記録領域との
    アドレス対応を管理するマップデータ記録領域と、前記
    データ記録領域と前記交替データ記録領域および前記マ
    ップデータ記録領域の配置状況をシステムコントロール
    データとして記録するためのシステムコントロールトラ
    ックとを有し、 前記データ転送用メモリは、その一部に前記システムコ
    ントロールトラックに記録されたシステムコントロール
    データを記憶することを特徴とする情報記録再生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004077433A1 (ja) * 2003-02-28 2004-09-10 Pioneer Corporation 追記型記録媒体、追記型記録媒体用の記録装置および記録方法
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