JPH03157160A - 建材の化粧方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は外装材あるいは内装材等に用いる建材に塗装し
て模様を付けて化粧をするのに用いる技術に関するもの
である。

［従来の技術］ 従来、塗料による建材等の化粧法は、スプレー７０−コ
ーターあるいは、ロールコータ−により塗装され、単一
色かせいぜい二色塗装される程度である６また斑点状の
模様を付ける方法としては、プランジングロールで撲様
付けする方法があるが、斑点状の模様を再現性よく、ま
た斑点の大きさを自由に変化させることが困難である。

またスクリーン印刷あるいは、グラビヤ印刷等の方法も
あるが、基材に凹凸がある場合には非常に困難である。

［発明が解決しようとする課題１ 近年、外装材や内装材等の建材においては画一的でない
変化に富んだ化粧をしたものが望まれているが、上記従
来の技術では簡単に得られないのが現状である。

本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本発
明の目的とするところは凹凸のある基材でも基材に再現
性よく連続的に塗料により斑点状の模様を付けることが
できる建材の化粧方法を提供するにある。

［課題を解決するための手段１ 上記目的を達成するため本発明建材の化粧方法は板状の
基材に塗料によって塗装して斑点状の模様を連続に施す
にあたって、塗装する塗料としては、顔料入りで、Ｂ型
粘度計による粘度が５００ｃＰ以下で、チクソ性が、Ｇ
　ｒｐｍ／　６０　ｒｐｍの比で３〜７のものを用い、
上記塗料を吐出するスプレーガンを基材が搬送される搬
送方向に対して垂直に動かすと共に基材の搬送速度に対
してスプレーガンを７倍以上の速度で動かし、且つスプ
レーガンからの塗料の吐出量が１００〜２００　ｃｃ／
輸ｉｎ。

スプレーパターンが基材の板面において３０〜１００ｃ
論でスプレーガンから霧化されていないか殆ど霧化され
ていない状態で塗装することを特徴をする。

塗装される基材は外装材や内装材として用いられるのも
のであり、窯業系材料やその他の材料にて形成され、必
要に応じて表面に凹凸を形成しである。第１図は基材の
一例であって、松下外装建材（株）！！のマルチサイデ
ィジングである。これは窯業系材料にて形成され、基材
１の表面に格子状に四条２が形ｒ＆されて凹条２により
凹部を形成すると共に凹条２以外の部分を凸部として表
面に凹凸を設けである。この基材１の各部の寸法ａｔｂ
ｔｃ。

ｃＬｅ＋Ｌｇ＋ｈはａ＝４５４．　５ａ＋ｎ、ｂ＝５６
．　８１］１］ｍ、ｃ＝　　６ｍｍｗｄ＝　　１　５　
２ｍｍｙｅ＝　　６ｍｍ、ｆ＝　　１　５　　、　０ｍ
ｍ＊ｇ＝３．０ｃｍ、ｈ＝　１２　、　Ｏ＋＊ｗである
。この基材の表面にスプレーガンにて斑点状の模様を付
ける塗装をするが、斑点状の模様付けを行う前に斑点状
の模様付けに用いる塗料に比べて色差ΔＥが５以上異な
る塗料で塗装を行い、その上に斑点状の塗装を行う。本
発明で云う色差ΔＥはＨｕｎｔｅｒの色差式から求めら
れる値である。　Ｈｕｎｔｅｒのり、ａ、ｂ表色系にお
ける色差式はΔＥ　（Ｌ　、ａ、ｂ）”　［（ΔＬ）”
＋（Δａ）２＋（Δｌ、）２］１′２であり、Ｌは明度
、ａ＋ｂは色度座標を現す。斑点状の模様の塗装を行う
塗料は、顔料入りで、Ｂ型粘度計による粘度が５００ｃ
Ｐ以下で、チクソ性が、６　ｒｐｍ／　６０　ｒｐ鰺の
比で３〜７のものを用いるが、これらの数値を限定した
のは次の理由からである。塗料の粘度が、Ｂ型粘度計で
５００ｅＰより高い場合スプレーパターンが安定しない
６チクソ性においても、Ｂ型粘度計６ｒｐ論／６０ｒｐ
ｍの比が、３未満の場合霧化しやすく奇麗な斑点状にな
りにくく、７を越える場合スプレーガンのスプレーノズ
ルが詰まりやすい。上記塗料の顔料、溶剤、塗料のタイ
プは特に限定しな（１が、顔料濃度としては、顔料フン
テン）（ＰＷＣ）が３０以上の方が好ましい。３０未満
の場合は隠蔽性が悪く、斑点状の模様が目立ちにくい。

また使用する塗料はなるべく耐候性のよい塗料を使用す
る方が施された模様がいつまでも変化せず好ましい０例
えば弗素塗料、変性シリコーン塗料、無機塗料等が挙げ
られる。このような塗料を用し１てスプレーガンから塗
料を吐出すると共に基材を一定速度で搬送して斑点状の
模様を形成するように塗装するが、上記塗料を吐出する
スプレーガンを基材が搬送される搬送方向に対して垂直
に動かすと共に基材の搬送速度に対してスプレーガンを
７倍以上の速度で動かし、且つスプレーガンからの塗料
の吐出量が１００〜２００ｃｃ／鴫ｉｎ１スプレーパタ
ーンが基材の板面において３０〜１００ｃｍでスプレー
ガンから霧化されていないか殆ど霧化されていない状！
！！（液滴状の状ｆｉ）で塗装する。このスプレーガン
を動かすときスプレーガンの速度が基材の搬送速度の７
倍未満の場合、基材上の斑点状の模様の連続性が崩れや
すい。また塗料の吐出量が１００ｃｅ／ｓｉｎ未満ある
いは２００ｃｃ／ｗｉｎを越える場合、基材上の斑点状
の模様が連続的に安定しない。またスプレーパターンの
基材の表面での広がりが３０ｃｍ未満の場合、斑点状の
模様の連続性が保ちにくく、奇麗な斑点状の模様となら
ず１００ｃｍを越えると制御しにくい。以上の複数の条
件をフントロールして始めて再現性よく連続的にｐＥ点
点状模様が付けられる。基材に斑点状の模様を塗装した
後は、その塗料にあわせて、セツティング、乾燥を行う
。斑点状の模様付けの塗装は数回行ってもよい。

また本発明の建材の化粧方法は、基材ｌこ凹凸を設ける
と共に凹部の色と凸部の色を変化させ、さらに凹部の色
との色差ΔＥが、０．７以内の塗料で斑点状の模様を付
けることを特徴とすることも好ましい。色差ΔＥが０．
７を越えると、凹部と斑点状の模様の区別が目立ち過ぎ
外観上よくない。

１作用】 上記のよう１こ塗装をすることにより、凹凸を有する基
材であっても斑点状の模様を再現性よく連続的に付ける
ことができる。

［実施例１ 先ず特許請求の範囲第１項に対応する実施例から述べる
。

く使用塗料〉 富士防火化学製ＭＦＣ２０４（ンリフーン系）を使用し
た。二の塗料の顔料フンテント（ＰＷＣ）は５５である
。

く使用基材〉 第１図に示す投下外装建材（株）製マルチサイディノン
グを使用した。

く塗装置〉 ７−ドソン（株）製エアレススプレーユニットヲ使用し
た。

〈レシプロケータ−及び塗装ブース〉 フルハン（株）！ｌ！を使用した。

（手順） 準備した上記基材に東芝シリコーン製変性シリコーン系
プライマーを固形分で２０ｇ／ｍ２の割合で塗装し、６
０°Ｃで３０分間処理し、その後ＭＦＣ２０４を２７’
レー’ｔ’固形’ｉ　２０　ｇ／　ｗＩ２ノ割合で塗装
し、１５０℃で１５分間処理したもものを斑点状の模様
付けの実験に用いた。

（検討する条件） 塗料粘度、塗料のチクソ性、レシプロケータの速度／基
材の搬送速度、塗料の吐出量、スプレーパターン。

塗料の吐出量は、使用したエアレススプレーユニットの
吐出圧、チップで＊ｉした。

上記の条件を変えて模様付けの状態を調べた結果第１表
の通りになり、本発明の方法では斑点状の模様が連続的
に形成されることがわかった。

次に特許ｉｌＩ求の範囲第２項に対応する実施例につい
て述べる。

この実施例は前記実施例と殆ど同じであるが、第１図に
示した基材の凸部にロールコータで塗装をし、その上に
上記実施例と同様に模様付けを行った。そして条件を変
えて模様付けの状態を調べた結果第２表の通りになり、
本発明の方法では凸部と凹部の色違いが識別され、斑、
α模様は凸部のみに識別されるのがわかった。

［発明の効果〕 本発明は叙述の如くして基材に塗装するので、基材に凹
凸があってら再現性よく連続的に斑点状の模様の塗装が
でさるものであって、外装材や内装材として用いる建材
として画一的でない変化に富んだ外観のよい建材を得る
ことができるものである。また請求項２泥載の発明にあ
っては、凸部と凹部とに色違いができて一層外観に変化
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）（ｂ）は本発明で使用する基材の一例を示
す断面図及び平面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ［１］板状の基材に塗料によって塗装して斑点状の横様
   を連続に施すにあたって、塗装する塗料としては、顔料
   入りで、Ｂ型粘度計による粘度が５００ｃＰ以下で、チ
   クソ性が、６ｒｐｍ／６０ｒｐｍの比で３〜７のものを
   用い、上記塗料を吐出するスプレーガンを基材が搬送さ
   れる搬送方向に対して垂直に動かすと共に基材の搬送速
   度に対してスプレーガンを７倍以上の速度で動かし、且
   つスプレーガンからの塗料の吐出量が１００〜２００ｃ
   ｃ／ｍｉｎ、スプレーパターンが基材の板面において３
   ０〜１００ｃｍでスプレーガンから霧化されていないか
   殆ど霧化されていない状態で塗装することを特徴をする
   建材の化粧方法。 ［２］基材に凹凸を設けると共に凹部の色と凸部の色を
   変化させ、さらに凹部の色との色差ΔＥが、０．７以内
   の塗料で斑点状の模様を付けることを特徴とする請求項
   １記載の建材の化粧方法。