JPH03118879A - 模様塗装方法 - Google Patents

模様塗装方法

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Publication number
JPH03118879A
JPH03118879A JP25575889A JP25575889A JPH03118879A JP H03118879 A JPH03118879 A JP H03118879A JP 25575889 A JP25575889 A JP 25575889A JP 25575889 A JP25575889 A JP 25575889A JP H03118879 A JPH03118879 A JP H03118879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
paint
coating
wet
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25575889A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Aoyama
青山 博美
Masami Sugiura
杉浦 正美
Masahito Tsukamoto
優人 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Chemical Co Ltd
Original Assignee
Aisin Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Chemical Co Ltd filed Critical Aisin Chemical Co Ltd
Priority to JP25575889A priority Critical patent/JPH03118879A/ja
Publication of JPH03118879A publication Critical patent/JPH03118879A/ja
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は水玉模様状の意匠を塗装により形成する方法に
関する。
[従来の技術] 塗装により各種模様を形成する方法として、例えば特開
昭53−75243号公報、あるいは特開昭63−14
86@公報などに開示されたものが知られている。前者
の方法は溶剤型塗料を下層に塗装しておき、その表面に
高粘度の水性着色塗料を吹き付は塗装する方法である。
この方法によれば、表面張力の差により水性着色塗料の
粒子が島状に盛り上がった不連続な模様を形成すること
ができる。また後者の方法では、顔料容積濃度の高い塗
料を吹き付けて凹凸模様を形成する方法を開示している
また伯の模様塗装方法として、下地表面にシールを貼っ
たり、印刷などにより模様を形成し、その表面にクリア
塗料を塗布する方法も知られている。
[発明が解決しようとする課題] ガラス工芸においては、透明ガラス素材に各色の着色チ
ップをまぶし、それを加熱、加工することにより水玉状
の模様を形成する方法が知られている。本発明者等はそ
のような意匠を塗装により表現することを想起した。し
かしながら上記した従来の公報に開示された方法では、
塗面が凹凸状となるという不具合がある。また下地上に
シールや印刷で模様を形成したものでは、ガラス工芸の
水玉模様とは異なる面白味のない意匠となったり、工程
上の制約が生じる。またシールなどの場合には貼った部
分が大きな段差になるという不具合がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
塗装のみで水玉模様状の新規な模様を形成でき、かつ表
面に大きな段差が生じず平滑性に優れるようにすること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の模様塗装方法は、下地に対して接触角または表
面張力が小さな着色塗料を下地表面に散点状に塗装して
模様を形成する第1工程と、着色塗料と相溶性の良い樹
脂より形成されたクリア塗料を模様がウェットの状態で
模様及び下地表面に塗装する第2工程と、少なくとも模
様及びクリア塗料を乾燥させ一体的に硬化させる乾燥工
程と、よりなり、 第2工程で模様をクリア塗料に溶解させて拡径するよう
にしたことを特徴とする。
第1工程は着色塗料を下地表面に散点状に塗装して模様
を形成する工程である。ここで下地としては各種素材、
硬化塗膜などの固体物質でもよいし、乾燥前のウェット
塗膜であってもよい。下地が乾燥塗膜などの固体である
場合には、着色塗料としてはその下地に対して接触角が
小さなものを用いる。この接触角は3〜10’程度が望
ましい。
接触角が小さくなりすぎると模様の形状が不均一となり
、接触角が大きすぎると最終的に形成される塗面に凹凸
が生じる。また下地がウェット塗膜である場合には、着
色塗料の表面張力は下地を構成するウェット塗膜の表面
張力よりも小さなものを用いる。
この第1工程は、例えばエアスプレーで塗装空気圧を低
くして行うことができる。これにより比較的粗の大きな
散点状の模様を形成することができる。また、遠心力な
ど物理的な力で着色塗料粒子を飛行させて下地に付着さ
せてもよい。
着色塗料の粘度は特に制限されないが、比較的低めに設
定することが望ましい。これにより下地に対して一層濡
れ易くなるとともにクリア塗料に溶解し易くなるので、
−層大きな水玉模様を形成することが・できる。
また、着色塗料は一種類でもよいし、色調の異なる複数
種類を用いることもできる。ただし5色以上になるとか
えって美観を損なうので、4色以下にとどめるのが好ま
しい。
第2工程は模様及び下地表面にクリア塗料を塗布する工
程である。ここでクリア塗料は着色塗料と相溶性の良い
樹脂から形成されたものが用いられる。望ましくは着色
塗料とクリア塗料とは同一種類の樹脂から構成する。こ
れにより散点状の模様は表面部および周縁部からクリア
塗料に溶解し、かつ着色塗料は下地に対して濡れがよい
ため、散点状の模様はこの第2工程で径が拡張し水玉状
の模様となる。
そして乾燥工程で模様とクリア塗料、かつ下地がウェッ
ト塗膜である場合には下地も同時に乾燥硬化される。
[発明の作用及び効果] 本発明の模様塗装方法では、着色塗料は下地に対して濡
れがよいので散点状の模様は拡がって比較的平滑となる
。そして第2工程でその模様はクリア塗料によって溶解
する。従って散点状の模様は速やかに拡径し、大きな水
玉模様を形成することができる。これにより模様の厚さ
は一層薄りなり、クリア塗膜表面はほとんど段差のない
平滑表面となる。
また、着色塗料はクリア塗料に対して相溶性がよいので
、水玉模様の周縁部はクリア塗料に溶解して徐々に濃度
が変化した模様となる。従って周縁部が滲んだような模
様となり従来にない風合を得ることができる。なお、下
地がウェット塗膜である場合には、散点状の模様は下地
にも一部溶解して混ざり合うため、模様の周縁部では下
地の色が混ざり合った独特の風合を得ることができる。
そして着色塗料とクリア塗料とは相溶性がよいので塗膜
性能面での不具合は生じない。
[実施例] 以下、実施例により具体的に説明する。
(下地塗料の調製) アクリル樹脂([アクリディック47−712J大日本
インキ化学工業(株)製)35重量部と、ブチル化メラ
ミン樹脂(「スーパーベッカミンG32l−60J大日
本インキ化学工業(株)製)15重量部及び酸化チタン
顔料(rCR−90J石原産業(株)製)50重量部を
サンドミルで分散して白色塗料を調製した。そして酢酸
エチル/トルエン=50150のシンナーで希釈して粘
度14秒(#4フォードカップ、25℃)に調製した。
(着色塗料の調製) 下地塗料と同一のアクリル樹脂63重量部、同一のブチ
ル化メラミン樹脂27重量部及び黄色顔料(「ホスタパ
ームイエローH3GJヘキスト社製)10重量部をサン
ドミルにて分散して黄色塗料を調製した。またこの黄色
塗料と同一の樹脂に対して青色顔料(「ヘリオゲンブル
ーL7080JBASF社製)を10重量部配合しサン
ドミルにて分散して青色塗料を調製した。そしてそれぞ
れの着色塗料をn−ブタノール/ツルペッツ150=3
/7のシンナーで希釈して粘度12秒(#4フォードカ
ップ、25℃)に調整した。
(クリア塗料の調製) 下地塗料と同一のアクリル樹脂70重量部と、同一のブ
チル化メラミン樹脂30重但部及びレベリング剤(「モ
ダフローコモンサント社製〉を0゜5重量部配合しクリ
ア塗料を調製した。そしてツルペッツ100で希釈して
粘度23秒(#4フォードカップ、25℃〉に調製した
上記各塗料の表面張力は、下地塗料が32dVne/C
m2、黄色塗料及び青色塗料が29dVne/Cm2、
クリア塗料が29dyne/cm2であった。
(下地塗装工程) 第1図および第2図に示すように、ブリキ板1表面に上
記下地塗料をエアスプレーにて20〜3Oμmの膜厚に
塗装してウェット状の下地塗膜2を形成した (第1工程) 下地塗料を塗装して2〜3分放置後2種類の着色塗料を
それぞれ散点状に塗装してウェット状の模様3を形成し
た。塗装条件はスプレーガンとして「ワイダー70」 
(岩田塗装機(株)製)を用い、霧化圧0.5kc+/
cm2 、吐出量5Qcc/分の条件で、’lQcm2
の面積中に塗粒がそれぞれ2.3点分布するように塗装
した。この模様3の直径は0.5〜5mmであった。
(第2工程) 着色塗料の塗布直後に、上記クリア塗料をエアスプレー
にて膜厚30〜35μmとなるように塗装してウェット
状のクリア塗膜4を形成した。
(乾燥工程) そして10分間放置後、140℃に加熱して30分焼付
乾燥し下地塗膜、散点状の模様およびクリア塗膜を一体
的に硬化させた。
得られた塗膜は白色の下地上に周縁部が若干滲んだ、直
径2〜10mmの円から楕円形状の2色の水玉模様の意
匠を有し、今までにない新規な意匠を作り出すことがで
きた。また全て同一樹脂による塗装であるため、塗膜性
能上は同等問題がない。また模様3は下地塗膜2とクリ
ア塗膜2の間で2倍以上に充分拡径し、得られた塗膜表
面は凹凸のない平滑な表面を有していた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の塗装方法で形成された塗膜
のウェット状態の断面図、第2図は第1図の状態に至る
途中の段階の塗膜の断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下地に対して接触角または表面張力が小さな着色
    塗料を該下地表面に散点状に塗装して模様を形成する第
    1工程と、 該着色塗料と相溶性の良い樹脂より形成されたクリア塗
    料を該模様がウェットの状態で該模様及び該下地表面に
    塗装する第2工程と、 少なくとも該模様及び該クリア塗料を乾燥させ一体的に
    硬化させる乾燥工程と、よりなり、前記第2工程で前記
    模様を前記クリア塗料に溶解させて拡径するようにした
    ことを特徴とする模様塗装方法。
JP25575889A 1989-09-29 1989-09-29 模様塗装方法 Pending JPH03118879A (ja)

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JP25575889A JPH03118879A (ja) 1989-09-29 1989-09-29 模様塗装方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002066452A (ja) * 2000-08-29 2002-03-05 Taiyo Seiko Kk 意匠性、耐雨垂れ汚染性に優れたプレコート金属板

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