JPH0356175A - 艶差を有する表面化粧方法 - Google Patents

艶差を有する表面化粧方法

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JPH0356175A
JPH0356175A JP19105089A JP19105089A JPH0356175A JP H0356175 A JPH0356175 A JP H0356175A JP 19105089 A JP19105089 A JP 19105089A JP 19105089 A JP19105089 A JP 19105089A JP H0356175 A JPH0356175 A JP H0356175A
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JP
Japan
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gloss
paint
paints
decorated
different
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Application number
JP19105089A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Atake
浩之 阿竹
Takashi Taruya
樽谷 隆至
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は塗装手段を適用した艶差を有する表面化粧方法
に関する。
〔従来の技術〕
成形品等の表面に艶差のある化粧を施す方法として塗装
手段を利用したものが知られており、かかる化粧方法に
よれば被化粧材の全面に1個のスプレーガンにて1種の
塗料を塗装し、しかる後、最初の塗料に比べて艶が異な
る塗料を部分的に塗装することにより艶が部分的に異な
った意匠表面の付与ができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、このような化粧方法は少なくとも2つの塗装
工程を要し、その工程は異なる艶の種類を増やせば更に
増加してしまい作業効率が低いものであった.また最初
の塗料を被化粧材の全面に塗装しなければならなかった
り、次の塗料を艶差が良好に現出する程度に重ね塗装し
なければならず、そのため塗料の使用量が比較的多くな
り、コスト高を招くという不具合があった。
本発明は上記の問題点を解消した艶差を有する表面化粧
方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、 (1)被化粧材の表面に、光沢度が異なる2種以上の塗
f4を、少なくとも2個以上のスプレーガンを用いて隣
合う各スプレーガンノズルからの噴射ビームどうしの交
叉する交点が被化粧材表面から5〜20閤離間するよう
に設定すると共にスプレーガンを水平方向に移動させつ
つ同時且つ連続的に塗装することを特徴とする艶差を有
する表面化粧方法。
〔2)塗料が透明或いは半透明或いは着色透明である請
求項1記載の表面化粧方法。
(3)被化粧材として、その表面に装飾層を予め設けた
ものを使用する請求項l又は2記載の表面化粧方法。
(4)光沢度が異なる2種以上の塗料の各粘度が相異な
る請求項1〜3記載の表面化粧方法。
を要旨とするものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する.第1図
は本発明表面化粧方法の一実施例を示すもので、lはス
プレーガン、2はスプレーガン1のノズル、3はノズル
2から吐出する塗料の噴射ビーム(噴射帯M)、4は被
化粧材を示す.本実施例は2個のスプレーガンlaS 
lbを使用し、光沢度が異なる2種の塗料A,Bを塗装
する態様であり、スプレーガン1aにて塗料Aをスプレ
ーガン1bにて塗t4Bをそれぞれ塗装する。
本発明方法では第2図に示すように各スプレーガンノズ
ル2からの噴射ビーム3a、3bが交叉する交点Pと被
化粧材4表面との距#hが5〜20―■となるようにス
プレーガンla,lbを設定する.これにより図示の如
く両噴射ビーム3a、3bが途中で交叉し、2種の塗料
が衝突し、ある程度交りあう.そして被化粧材表面には
塗料Aのみが付着した塗膜領域(イ)、塗#4Bのみが
付着し′た塗膜領域(口)及び塗料A,Bが?昆合して
付着した混合塗膜領域(ハ)が瞬時形威される。このよ
うに設定された各スプレーガンから塗料A, Bを同時
に噴射させつつ、両スプレーガンを水平方向に移動させ
ながら連続して塗装を行う.かかる塗装を被化粧材4の
表面全体に施し、最後に乾燥させる。
本発明方法は上記のようにして塗装を行うことにより、
第3図に示すように被化粧材4の表面に、主に塗料八か
らなる塗膜5aと主に塗料Bからなる塗膜5bが斑模様
状に分布して形威され、部分的に艶が異なって視認され
る意匠表面を被化粧材4に付すことができる。例えば、
塗料Aが塗料Bに比べて光沢度が小さい場合、塗lI9
5a部分から艶消し外観が得られ、塗膜5b部分から艶
有り外観が得られる。
本発明では上記交点Pの被化粧材4との距離hを5〜2
0問とすることにより、光沢度が異なる塗料を上述の如
き艶分布が現出するような塗膜を塗装形戒することがで
きる.特にこの距離hを101IIm程度とすれば、2
種の塗料の衝突後の分散状態(直径2〜3IIWIlの
円状が交叉する状B)が良好になるので好ましい。
本発明において使用するスプレーガンは従来公知のもの
を用いることができる.又、艶の異なる班模様を特に明
瞭且つ安定に形或する為には、各スプレーガンから吐出
する光沢度の異なる塗料の各粘度を異ならせることが望
ましい.これは、低粘度の塗料は均一に拡散、吐出しよ
うとする傾向があり、一方、高粘度の塗料は拡散せず塊
状になって吐出しようとする傾向があり、その特性の差
を班模様形戒に利用する為である。又、班模様の形或に
寄与する要因としては、他に各塗料の吐出圧力の差があ
り、これも適宜調整する必要がある。
塗料は不透明なものでも良いが、被化粧材4の有する意
匠をF!!膜を透して視認できることから透明又は半透
明、或いは着色を施した着色透明のものが好ましい。こ
のような透明性を有する塗料としてはアクリルー液型塗
料、アクリルニ液型塗料、アクリル・ウレタンニ液型塗
料、ポリエステル・ウレタン2液型塗料等が挙げられる
.また塗料における異なる光沢度とは塗装、乾燥させた
後の艶状態が視覚上異なるものであればよい。
被化粧材4の材質としてはプラスチック、木質、金属等
が使用でき、被化粧材はこれらの材質をそのまま使川し
たものであっても、或いは第3図に示すようにこれらの
材質基材6上に装飾層7を設けて構威したものであって
もよいゆ装飾層7としては着色層、絵柄層、金属蒸着層
等が挙げられる。
これらの装飾層7は従来公知の印刷方法、転写方法等に
て形戒される。図示の装飾層7はスト,ライブ模$17
aを有する絵柄層である。
次に、具体的実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明す
る。
実施例1 ABS樹脂製の立体戒形品上に、水圧転写方式により絵
柄層を転写させた後、二頭式スプレーガンを装備した塗
装ロポット(■トキコ製)を用い、透明塗料(カショー
■製:プラスチック#1200)と該塗料にマット剤と
して炭酸カルシウムをlO重量%混合して艶消しタイプ
とした艶消し透明塗料を、別々のスプレーガンから下記
条件で吐出させた。尚、両スプレーガンのノズルは同一
のものであり、吐出口形状が共に円形状のものを使用し
た。
(透明塗料) 塗料粘度・・・フォードカップ20秒 吐出圧・・・2. 5 kg / ci噴射ビームの付
着広さ・・・直径約150開の円形(艶消し透明塗料) 塗料粘度・・・フォードカップ12秒 吐出圧・・・4. 5 kg / ci噴射ビームの付
着広さ・・・直径約100mmの円形両スプレーガンを
噴射ビームどうしの交点が或形体から10間離間するよ
うに設定し、水平方向に移動させながら塗装を行った後
、70゜C、30分間で乾燥した。
その結果、艶消し部と艶有り部が2〜3開の円状に若干
交叉して交互に位置するような塗膜が得られた.得られ
た威形品は、塗膜力(透明なため成形品の絵柄層が艶消
し部と艶有り部を透して見え、従来にはない美麗な外観
意匠が得られた。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明表面化粧方法によれば、1
つの塗装工程で効率よく艶差を有する表面化粧を施すこ
とができ、また光沢度が異なる2種以上の塗料を斑MA
様状の微細区分(塗膜)ごとに艶が異なるように点在さ
せた状態の塗装ができ、艶状態が場所により微妙に変化
する外観意匠を被化粧材に容易に付与できる。
また本発明は塗料として透明、半透明又は着色透明の透
明性を有するものを使用すれば、被化粧材の有する表面
意匠を塗膜から透して外部に現出させ得る表面化粧を施
すことができ、更に表面に予め装iI層を設けた被化粧
材を使用すれば、該装飾層と艶差を有する塗膜層による
相乗的、意匠外親が得られる表面化粧を施すこともでき
る。
更に、各スブレイガンから吐出する光沢度の異なる塗料
の各粘度を異ならせる事により、班模様の形戒をより明
瞭且つ安定化させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明化粧方法の一実施例を示すもので、第1図
は本発明方法における塗装工程を示す斜視図、第2図は
本発明方法の塗装状態を示す要部説明図、第3図は本発
明方注により表面化粧を施した製品の一例を示す平面図
、第4図は第3図の1■−iv線に沿う断面図である。 l・・・スプレーガン  2・・・ノズル3・・・噴射
ビーム   4・・・被化粧材7・・・装飾層    
 P・・・交点第 1 図 第 2 図 第 3 図 第 4 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被化粧材の表面に、光沢度が異なる2種以上の塗
    料を、少なくとも2個以上のスプレーガンを用いて隣合
    う各スプレーガンノズルからの噴射ビームどうしの交叉
    する交点が被化粧材表面から5〜20mm離間するよう
    に設定すると共にスプレーガンを水平方向に移動させつ
    つ同時且つ連続的に塗装することを特徴とする艶差を有
    する表面化粧方法。
  2. (2)塗料が透明或いは半透明或いは着色透明である請
    求項1記載の表面化粧方法。
  3. (3)被化粧材として、その表面に装飾層を予め設けた
    ものを使用する請求項1又は2記載の表面化粧方法。
  4. (4)光沢度が異なる2種以上の塗料の各粘度が相異な
    る請求項1〜3記載の表面化粧方法。
JP19105089A 1989-07-24 1989-07-24 艶差を有する表面化粧方法 Pending JPH0356175A (ja)

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