JPH03154209A - 磁気記録再生用複合ヘッド - Google Patents

磁気記録再生用複合ヘッド

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Publication number
JPH03154209A
JPH03154209A JP29334189A JP29334189A JPH03154209A JP H03154209 A JPH03154209 A JP H03154209A JP 29334189 A JP29334189 A JP 29334189A JP 29334189 A JP29334189 A JP 29334189A JP H03154209 A JPH03154209 A JP H03154209A
Authority
JP
Japan
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head
heads
magnetic
gap
width
Prior art date
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Pending
Application number
JP29334189A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Mihashi
三橋 康夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Priority to EP90119740A priority patent/EP0427008B1/en
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、たとえばビデオテープレコーダ(以下、r
VTRJという)等の磁気記録再生装置に使用される回
転磁気ヘッドに関する。
〔従来の技術〕
従来のVTRに使用されている独立4ヘツドタイプの磁
気ヘッドを第4図および第5図に示す。
第4図において、 (1)は回転ドラムで、一般に18
00rpmで矢印の方向に回転する。 (2)は磁気テ
ープで、一般に19μmの厚さをもつ記録媒体でドラム
に半周程巻きついた状態で矢印の方向に3.335cm
/sec  (V HS方式の場合)のスピードで進行
する。  (100a) 、 (100b)は、回転ド
ラム(1)上に正確に相対向する位置にとりつけられた
標準モード(VHS方式では標準モードのビデオトラッ
ク幅は58μm)を担当するトラック幅58μmの回転
ビデオヘッドで、それぞれ±6°のアジマス角を有する
。 (100c) 、 (100d)は3倍モード(V
H3方式では3倍モードのビデオトラック幅は、58/
3〜19μm)を担当するトラック幅19μmの回転ビ
デオヘッドでそれぞれ±6′″のアジマス角を有する。
第5図は回転ビデオヘッド(100a) 、 (100
b) 、 (100c) 、 (100d)の構成を示
す斜視図で、(11)は単結晶フェライトで代表される
ヘッドチップ、 (lla)は磁気テープと接触する摺
動面、(12)は2つのヘッドチップ(11)を接合す
ることによって形成されるヘッドギャップで、その幅は
ヘッド幅Tumで限定される。 (13a) 、 (1
3b)ギャップ部の接合を補強するためのガラス材で一
種の接着剤である。(14)は巻線コイルで、線径数十
μmの銅線を数ターンフェライトコアの一部に巻きつけ
る。この巻線コイル(14)は、記録時に記録電流を流
してフェライトコアを駆動し、ギャップ部の漏洩磁束に
より磁気テープ(2)を磁化させ、再生時には、磁気テ
ープ(2)の磁化エネルギをギャップ部でピックアップ
し、これを取り出す働きをする。(15)は巻き線を通
す窓部、 (3)はヘッドチップ(11)全体を固定す
るヘッドベースで、一般に非磁性体である黄銅で形成さ
れている。
このように構成されたヘッドのうち、ヘッド幅T=58
μmに構成したものを標準モード記録再生用ヘッド(1
(1(la) 、 (11)Ob)  としてドラム(
1)の上に設定する。またヘッド幅T−5873μmに
構成したものを3倍モード記録再生用ヘッド(100C
)。
(100d)としてドラム(1)の上に設定する。
このように構成されたドラム(1)上の各ヘッドは、標
準モード時には、ヘッド(100a) 、 (loOb
)は動作しているが、ヘッド(100c) 、 (10
0d)は非動作状態であり、回転して磁気テープ(2)
と摺動している。
つぎに、複合4ヘツドタイプと呼ばれる回転ビデオヘッ
ドを第6図および第7図に示す。第7図に示すように、
ヘッドベース(3)にトラック幅58μmの標準モード
記録再生用ヘッド(100a)と、トラック幅19μm
の3倍モード記録再生用へツF (100d)を111
)距@(370μm)をおいてとりつけた複合ヘッドを
、第6図に示すように回転ドラム(1)上に同様に構成
された複合ヘッド(100b) 、 (100c)を相
対向して設けたものである。
この例も、標準モード記録再生動作時にはヘッド(10
0a) 、 (loob)が動作し、ヘッド(100C
) 。
(100d)は非動作で、機械的に回転しているだけで
ある。また、3倍モード記録再生動作時にはヘッド(1
00c) 、 (100dl が動作し、ヘッド(10
(la)。
(100b)は非動作である。この複合4ヘツドタイプ
の場合、ヘッド(looa) 、 (100c)はアジ
マス角(+6°)を同一に選び、ヘッド(100b) 
、 (food)のアジマス角(−6°)を同一に選ぶ
ことが出来るため、ステイル動作(テープを停止した静
止画再生)時、ヘッド(1008) 、 (100c)
の2つのヘッドを用いて再生することもできる。すなわ
ち、1つの記録済ビデオトラックを同一アジマス角(+
6°)を有しヘッド幅の異なる(lαOas+ 58μ
m ) 、  (100c= 19μ+1)2つのヘッ
ドで再生するため、ブレの無いステイル画を容易に再生
することができる。このため、民生用VTRとしては、
この複合4ヘツドタイプが広く採用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の回転磁気ヘッドは以上のように構成されているの
で、標準モード、3倍モードというようにテープスピー
ドを変え、しかも記録トラック幅を変えるフォーマット
方式であると、それぞれのトラック幅に適用したヘッド
を追加していく必要があった。
このとき、第4図に示すように、回転ドラム(1)に磁
気テープ(2)が装架されている半周分をみた時、ヘッ
ド(100b)が動作している時に不動作で不要な3倍
モードのヘッド(100c)が磁気テープ(2)と接触
していることになる。一般に、ヘッドは回転ドラム(1
)の外周面より40μm突出しているため、磁気テープ
(2)と接触すると磁気テープ(2)を叩く現象をおこ
し、このテープ叩きによって磁気テープ(2)に振動を
加えX、Y、Z3軸方向の振動を発生させる。このうち
、テープ進行方向(X軸)の振動は、磁化された磁気テ
ープ上の信号を速度変調するため、ジッター現象を強く
発生させ、再生画像にジッタを発生させる。
したがって、動作しているヘッド(100b)自身が・
テープを叩くのはやむえないこととしても、動作してい
ない不要なヘッド(100c)が磁気テープの別の位置
を叩き、この振動がテープを介してヘッド(100b)
の部分に伝達することは避けられなかった。
また、複合4ヘツドの場合は、2つのヘッドが1ブロツ
クに構成されているため、若干隣接のヘッドの影響は少
ないが、複合ヘッドのギャップ部ga、gdに磁気テー
プが均一に安定するように接触させるためには、ヘッド
の摺動面の曲率、およびヘッドのドラム取りつけ精度が
難しく、ヘッドと磁気テープの接触面におけるトラブル
が絶えず、ヘッドの目づまり、汚れも、単一ヘッド構成
のものよりはるかに多かった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、磁気テープとの接触面におけるトラブルが
少なく、かつジッタを軽減できる磁気記録再生用複合ヘ
ッドを得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る磁気記録再生用複合ヘッドは、ヘッド幅
が19μmの第1の磁気ヘッドと、ヘッド幅が39μm
の第2の磁気ヘッドを厚さ方向にギャップ位置をそろえ
て重ね合わせて一体構成し、3倍モード動作時には19
μm幅の磁気ヘッドとして一方のヘッドのみ動作させ、
標準モード動作時には19μm幅ヘッドと39μm幅ヘ
ッドの2個を動作せしめ、58μm幅の磁気ヘッドと等
価な動作をするように構成したものである。
〔作用〕
この発明における磁気記録再生用複合ヘッドは、1つの
ヘッドユニットでヘッドトラック幅を2段階に変えるこ
とができるため、標準モードと、3倍モードの記録再生
動作が行なえる。したがって、回転ドラムの外周面に突
出するヘッド(突出量40μm)数が少ないため、余分
なテープ叩き現象がなくなるので、ジッタが著しく軽減
される。
また、ヘッドの数が少なくなるので、回転ドラムへの取
付けも容易となり、ヘッドの目づまり、汚れも減少する
さらに、磁気テープとヘッドの摺動面が1ケ所になって
安定にコンタクトするため摺動ノイズが軽減する。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。第1図はこの実施例の複合ヘッド(100e) 
、 (toof)を回転ドラム(1)に配設して磁気テ
ープ(2)を装架した図で、この状態で標準モード記録
再生および3倍モードの記録再生を行う。
第2図は、この実施例の複合ヘッド(tooe)または
(100f)の詳細な構成を示す斜視図であり、第3図
はこの実施例の分解斜視図である0図において、 (1
01) 、 (111)は単結晶フェライトで代表され
るヘッドチップ、(101a) 、 (ltla) は
磁気テープと接触する摺動面、 (102) 、 (1
12)は磁気テープに記録再生作用を直接行なうヘッド
ギャップ部で(102)の幅は39μm、  (112
)の幅は19μmである。 (103) 、 (113
)はギャップ部の接合を補強するためのガラス材で一種
の接着剤、(104)、(114)は巻線コイル、 (
105) 、 (115)は巻線コイルを通す窓、 (
106)、 (116)は貼りあわせる他ヘツドの巻線
部をにげる凹部である。
上述のように構成された2個のヘッドチップ(101)
 、 (lit)を第3図に示すように、ヘッドギャッ
プ(102) 、 (112)を正確にそろえて接着す
る。この時の摺動面での接着層の厚さは1μm以下とす
る。巻線コイル(104) 、 (114)は互いに凹
部(106) 、 (116) とかみ合わせて強固に
接着する。
この複合ヘッド(100e) 、 (100f)は、第
2図に示すようにヘッドチップ(101)で39μmの
ヘッドギャップ幅を構成し、ヘッドチップ(l11)で
19μmのへラドギャップ幅を構成し、全体として58
μmのへラドギャップ幅を構成していることになる。
なお、上記説明では、接着層の厚さ1μmを無視したが
、実際にはこの接着層の厚さをみこんでギャップ部(1
02)の幅を38μmとする。この時、摺動面(101
a) 、 (llla)の曲率は等しいことが望ましい
が、これは両者を接着した後、研磨テープをかけること
によりそろえることができる。
このように構成された複合ヘッド(1006) 。
(100f)を回転ドラム(1)上に突出量40μmで
正確に180°で相対向するようにとりつけ、第1図に
示すように磁気テープ(2)を装架する。標準モードで
記録または再生する場合には、ギャップ幅39μm+1
9μmとして使用するため、ヘッドチップ(101) 
、 (111)の双方を動作させ、3倍モードで記録ま
たは再生する場合には、ヘッドチップ(111)のみを
動作させて、ギャップ幅19μmのヘッドとして動作さ
せる。このように構成すると、回転ドラム(1)上に配
置されるヘッドの数が半減し、第1図に示すようにヘッ
ド(100f)が磁気テープ(2) と摺動している時
には他のヘッド(100e)はテープとコンタクトして
おらず、テープ叩きが発生しない、またギャップ部が1
ケ所であるので、ギャップ部とテープとのコンタクトは
容易で、均一かつ安定し、摺動ノイズが減少し、この双
方の効果でジッタが激減する。また、ヘッド数が172
になるので、回転ドラムにヘッドをとりつける部分のド
ラム加工およびとりつけ作業も半減する。
なお、上記実施例では、ギャップ幅が39μm、19μ
mの2つのヘッドを重ね合わせたが、このギャップ幅の
ヘッドに限定されるものではない。
また、重ね合わすヘッド数を3以上に構成し、標準、3
倍記録再生モードおよび特殊再生モードになるようにヘ
ッドギャップ幅を3種類に設定してもよい。
さらに、巻線コイルの位置は、磁束がとじるように構成
するならば他位置に設定するように構成してもよく、2
枚のフェライトコア等で構成されるヘッドチップを、ギ
ャップ位置を基準にして貼りあわせる際に、接着剤をつ
かわず、スパッター手法等によって貼り合わせてもよい
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、複数のギャップ幅の異
なるヘッドチップをギャップ部をそろえて重ね合わせた
複合ヘッドであるから、動作モードに応じて1または複
数のヘッドを作動させることによって各動作モードに適
合するヘッド幅に切り換えることができるため、隣接ト
ラックのクロストーク成分を除去でき、S/Hの良い状
態で記録再生動作が行なえる。
また、従来の複合ヘッド方式よりヘッド数を半減以上少
なくすることができるので、動作ヘッド以外のヘッドに
よるテープ叩きが発生せず、またギャップ部が1ケ所で
あるので、ギャップ部とテープとのコンタクト状態を均
一かつ安定に維持することが容易となるので摺動ノイズ
が半減し、ジッタの少ない高画質の記録再生を行うこと
ができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の複合ヘッドを装着した回
転ドラムの平面図、第2図はこの複合ヘッドの斜視図、
第3図はその分解斜視図、第4図は従来の独立4ヘッド
方式の回転ドラムの平面図、第5図はこの独立4ヘツド
の斜視図、第6図は従来例の複合4ヘッド方式の回転ド
ラムの平面図、第7図はこの複合4ヘツドの斜視図であ
る。 (100e) 、 (100f) ・−複合ヘッド、 
(101) 、 (111) ・・・ヘッドチップ、(
102) 、 (112)・・・ヘットキャップ部、 
(103) 、 (113)・・・ガラス材、 (10
4) 、 (114)・・・巻線コイル、 (105)
 、 (115)・・・窓、 (106) 、 (11
6)・・・凹部。 なお、図中、同一符号は同一 または相当する部分を示
す。 第1図 第221

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ギャップ幅の異なる複数のヘッドを、各ヘッドギ
    ャップの位置をそろえて重ね合わせて一体に固着してな
    る磁気記録再生用磁気ヘッド。
JP29334189A 1989-11-10 1989-11-10 磁気記録再生用複合ヘッド Pending JPH03154209A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29334189A JPH03154209A (ja) 1989-11-10 1989-11-10 磁気記録再生用複合ヘッド
EP90119740A EP0427008B1 (en) 1989-11-10 1990-10-15 Rotating magnetic head assembly
DE1990631157 DE69031157T2 (de) 1989-11-10 1990-10-15 Rotierender Magnetkopf-Zusammenbau

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29334189A JPH03154209A (ja) 1989-11-10 1989-11-10 磁気記録再生用複合ヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03154209A true JPH03154209A (ja) 1991-07-02

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ID=17793550

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JP29334189A Pending JPH03154209A (ja) 1989-11-10 1989-11-10 磁気記録再生用複合ヘッド

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JP (1) JPH03154209A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5916121A (ja) * 1982-07-19 1984-01-27 Canon Inc ビデオヘツド

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5916121A (ja) * 1982-07-19 1984-01-27 Canon Inc ビデオヘツド

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