JPH03150955A - エレベータ乗かご内通話装置 - Google Patents
エレベータ乗かご内通話装置Info
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- JPH03150955A JPH03150955A JP1287929A JP28792989A JPH03150955A JP H03150955 A JPH03150955 A JP H03150955A JP 1287929 A JP1287929 A JP 1287929A JP 28792989 A JP28792989 A JP 28792989A JP H03150955 A JPH03150955 A JP H03150955A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、エレベータ乗かご内通話装置に係り、特に通
話機能の点検を効率よく行うように構成されたエレベー
タ乗かご内通話装置に関する。
話機能の点検を効率よく行うように構成されたエレベー
タ乗かご内通話装置に関する。
〈従来の技術〉
エレベータには、エレベータ運行上の異常事態が発生し
た場合に、監視センタにその通報を行うためのエレベー
タ乗かご内通話装置が具備されている。
た場合に、監視センタにその通報を行うためのエレベー
タ乗かご内通話装置が具備されている。
第2図は、従来のエレベータ乗かご内の通話装置の構成
を示すブロック図であり、エレベータ乗かごAに通話器
1と、この通話器1に接続される始動スイッチ2及び送
受話器3とからなる通話手段が設けられている。
を示すブロック図であり、エレベータ乗かごAに通話器
1と、この通話器1に接続される始動スイッチ2及び送
受話器3とからなる通話手段が設けられている。
エレベータやその他の設備機器4が設置されているビル
建屋に、端末装置Tが設けられており、この端末装置T
には電話回線りを介して監視センタCが接続されている
。
建屋に、端末装置Tが設けられており、この端末装置T
には電話回線りを介して監視センタCが接続されている
。
端末装置Tには、制御装置10、制御装置10に接続さ
れる異常信号作成装置14、異常信号作成装置14に接
続される発報装置16とが設けられ、制御装置10の入
力端子に通話器1と一般には複数の設備機器4とが接続
され、発報装置16の出力端子が電話回線りに接続され
ているまた、監視センタCにはオペレータ応答操作装置
20が設けられ、このオペレータ応答操作装置20が電
話回線りに接続されている。
れる異常信号作成装置14、異常信号作成装置14に接
続される発報装置16とが設けられ、制御装置10の入
力端子に通話器1と一般には複数の設備機器4とが接続
され、発報装置16の出力端子が電話回線りに接続され
ているまた、監視センタCにはオペレータ応答操作装置
20が設けられ、このオペレータ応答操作装置20が電
話回線りに接続されている。
このような構成の従来の乗かご内通話装置に対する通話
状態の点検作業は、次のように行われていた。
状態の点検作業は、次のように行われていた。
御装置10に入力され、制御装置10において通話要求
信号であると判定されると、この通話要求信号は異常信
号作成装置14に入力される。
信号であると判定されると、この通話要求信号は異常信
号作成装置14に入力される。
異常信号作成装置14では、入力される通話要求信号に
基づいて、発報先の電話番号データや信号の内容データ
を含む発報要求信号を作成し、この発報要求信号を発報
装置16に供給する発報装置16では、入力される発報
要求信号に基づいて、自動ダイヤリング動作が行われ、
電話回線りを介して発報装置16からの発報信号が、監
視センタCのオペレータ応答操作装置20に送信される
。
基づいて、発報先の電話番号データや信号の内容データ
を含む発報要求信号を作成し、この発報要求信号を発報
装置16に供給する発報装置16では、入力される発報
要求信号に基づいて、自動ダイヤリング動作が行われ、
電話回線りを介して発報装置16からの発報信号が、監
視センタCのオペレータ応答操作装置20に送信される
。
オペレータ応答操作装置20は、受信した発報信号より
こめ発報信号が、端末装置Tに接続されているエレベー
タ乗かごAの通話器1から発せられた通話要求信号に基
づくものと判定すると、電話回線りを介してオペレータ
応答操作装置20を、通話器1に接続する。このため、
監視センタCのオペレータ応答操作装置20と、乗かご
Aの通話器1との間が通話可能状態に設定される。
こめ発報信号が、端末装置Tに接続されているエレベー
タ乗かごAの通話器1から発せられた通話要求信号に基
づくものと判定すると、電話回線りを介してオペレータ
応答操作装置20を、通話器1に接続する。このため、
監視センタCのオペレータ応答操作装置20と、乗かご
Aの通話器1との間が通話可能状態に設定される。
そこで、乗かごAの点検員と監視センタCのオペレータ
とが通話を行い、点検員は通話点検中である旨連絡し、
監視センタCで受信される通話の状態及び乗かごA内で
受信される通話の状態を確認して通話の点検作業を行う
。
とが通話を行い、点検員は通話点検中である旨連絡し、
監視センタCで受信される通話の状態及び乗かごA内で
受信される通話の状態を確認して通話の点検作業を行う
。
〈発明が解決しようとする課題〉
エレベータ乗かご内の通話器と監視センタ間での通話機
能の点検作業は、例えば1ケ月に1度という割合で定期
的に行われる。
能の点検作業は、例えば1ケ月に1度という割合で定期
的に行われる。
また、設備機器が設置されたビルの増設などによって端
末装置の数が多くなると、監視センタで処理する通話点
検頻度が増大し、−時的に集中して発生する場合も生じ
る。これに迅速に対応して通話機能の点検作業を円滑に
実行するためには、監視センタのオペレータ応答操作装
置を増設し、オペレータの数も増やすことが必要となり
、設備コスト及び人件費上の問題が生じる。
末装置の数が多くなると、監視センタで処理する通話点
検頻度が増大し、−時的に集中して発生する場合も生じ
る。これに迅速に対応して通話機能の点検作業を円滑に
実行するためには、監視センタのオペレータ応答操作装
置を増設し、オペレータの数も増やすことが必要となり
、設備コスト及び人件費上の問題が生じる。
さらに、前述のよ゛うに通話点検作業の件数が一時的に
集中すると、監視センタの本来の機能である端末装置か
らの異常事態の発生に対応する発報信号の処理が、遅れ
たり或は処理可能な状態となるおそれもある。
集中すると、監視センタの本来の機能である端末装置か
らの異常事態の発生に対応する発報信号の処理が、遅れ
たり或は処理可能な状態となるおそれもある。
本発明は、前述したような従来のエレベータ乗かご内通
話装置の現状に基づいてなされたものであり、その目的
は監視センタの設備の増設やオペレータの増員を行わず
、且つ端末装置からの異常事態に対応した発報信号の処
理に支障を生じさせずに、通話機能の点検作業を円滑に
行うことの出来るエレベータ乗かご内通話装置を提供す
ることにある。
話装置の現状に基づいてなされたものであり、その目的
は監視センタの設備の増設やオペレータの増員を行わず
、且つ端末装置からの異常事態に対応した発報信号の処
理に支障を生じさせずに、通話機能の点検作業を円滑に
行うことの出来るエレベータ乗かご内通話装置を提供す
ることにある。
〈課題を解決するための手段〉
前記目的を達成するために、本発明はエレベータ乗かご
内の通話手段と、ビル建屋内の設備機器の監視を行う端
末装置とが互いに接続され、前記通話手段の作動時には
、前記端末装置に設けられた自動ダイヤリング装置によ
って、監視センタのオペレータ応答操作装置と前記通話
手段とが、電話回線を介して互いに接続され、通話可能
状態に設定されるエレベータ乗かご内通話装置において
、前記通話手段の点検時にのみ自動応答する自動応答装
置を設け、前記端末装置に、前記通話手段の点検時に点
検員によって操作され、前記通話手段の発報先を、前記
自動応答装置に切替える切替装置を設け、前記自動応答
装置に、前記端末装置からの点検発報信号に対して、所
定の音声信号を出力する音声応答装置と、前記点検員の
発する音声を一定時間録音し、再生して前記点検員に通
話状態の判断を行わせる録音再生装置と、この録音再生
終了時に終了メツセージを出力する終了応答装置と、こ
の終了応答装置、前記録音再生装置及び前記音声応答装
置を制御し、前記電話回線との接続を選択的に切替える
切替制御手段とを具備した構成となっている。
内の通話手段と、ビル建屋内の設備機器の監視を行う端
末装置とが互いに接続され、前記通話手段の作動時には
、前記端末装置に設けられた自動ダイヤリング装置によ
って、監視センタのオペレータ応答操作装置と前記通話
手段とが、電話回線を介して互いに接続され、通話可能
状態に設定されるエレベータ乗かご内通話装置において
、前記通話手段の点検時にのみ自動応答する自動応答装
置を設け、前記端末装置に、前記通話手段の点検時に点
検員によって操作され、前記通話手段の発報先を、前記
自動応答装置に切替える切替装置を設け、前記自動応答
装置に、前記端末装置からの点検発報信号に対して、所
定の音声信号を出力する音声応答装置と、前記点検員の
発する音声を一定時間録音し、再生して前記点検員に通
話状態の判断を行わせる録音再生装置と、この録音再生
終了時に終了メツセージを出力する終了応答装置と、こ
の終了応答装置、前記録音再生装置及び前記音声応答装
置を制御し、前記電話回線との接続を選択的に切替える
切替制御手段とを具備した構成となっている。
く作用〉
本発明のエレベータ乗かご内通話装置の通話機能の点検
作業時には、点検員は端末装置を操作した後に、乗かご
内の通話手段によって通話要求操作を行う。この点検員
の操作によって、端末装置の切替装置が作動して、通話
手段からの通話要求信号から点検要求信号が作成され、
発報装置から電話回線を介して、監視センタのオペレー
タ応答操作装置には点検発報信号が送信される。
作業時には、点検員は端末装置を操作した後に、乗かご
内の通話手段によって通話要求操作を行う。この点検員
の操作によって、端末装置の切替装置が作動して、通話
手段からの通話要求信号から点検要求信号が作成され、
発報装置から電話回線を介して、監視センタのオペレー
タ応答操作装置には点検発報信号が送信される。
そして、自動応答装置の切替制御手段が作動して、音声
応答装置によって点検員に発声が促され、点検員が発声
すると、この発声が録音再生装置で一定時間録音された
後に再生され、再生終了時に終了応答装置から終了メツ
セージが出力される。
応答装置によって点検員に発声が促され、点検員が発声
すると、この発声が録音再生装置で一定時間録音された
後に再生され、再生終了時に終了応答装置から終了メツ
セージが出力される。
このように点検員は録音再生装置の再生音に基づいて、
エレベータ乗かご内通話装置の通話機能の点検作業の点
検を行う。
エレベータ乗かご内通話装置の通話機能の点検作業の点
検を行う。
従って1本発明では監視センタに設けられた自動応答装
置によって、オペレータを介さず異常事態に対応した発
報信号の処理に影響を与えずに、効率的にエレベータ乗
かご内通話装置の通話機能の点検作業が行われる。
置によって、オペレータを介さず異常事態に対応した発
報信号の処理に影響を与えずに、効率的にエレベータ乗
かご内通話装置の通話機能の点検作業が行われる。
〈実施例〉
以下、本発明の実施例を第1図を参照して説明する。
ここで、第1図は本発明の実施例の構成を示すブロック
図で、エレベータ乗かご内Aに通話器1と、この通話器
1に接続される始動スイッチ2及び送受話器3とよりな
る通話手段が設けられている。
図で、エレベータ乗かご内Aに通話器1と、この通話器
1に接続される始動スイッチ2及び送受話器3とよりな
る通話手段が設けられている。
端末装置Tには、制御装置10、切替装置13、異常信
号作成装置14、点検信号作成装置15及び発報装置1
6が設けられ、制御装置lOの出力端子が切替装置13
の共通端子toに接続され、切替装置13の切替端子t
1、t2は、それぞれ異常信号作成装置14と点検信号
作成装置15に接続され、異常信号作成装置14と点検
信号作成装置15とは発報装置16に接続されている。
号作成装置14、点検信号作成装置15及び発報装置1
6が設けられ、制御装置lOの出力端子が切替装置13
の共通端子toに接続され、切替装置13の切替端子t
1、t2は、それぞれ異常信号作成装置14と点検信号
作成装置15に接続され、異常信号作成装置14と点検
信号作成装置15とは発報装置16に接続されている。
前記通話手段の通話器1と、一般に複数の他の設備機器
4とが、端末装置Tの制御装置10に接続され、この制
御装置10には通話点検スイッチ11が設けられている
。
4とが、端末装置Tの制御装置10に接続され、この制
御装置10には通話点検スイッチ11が設けられている
。
ここで、制御装置10は通話点検スイッチ11がOFF
とされた状態で、始動スイッチ2が操作されて通話器1
から通話要求信号が発せられると、第1図に示すように
、切替装置13を切替端子tl側にセットと、通話要求
信号を異常信号作成装置14に入力する制御動作を行う
ようになっている。また、通話点検スイッチ11がON
とされた状態で、始動スイッチ2が操作されて通話器1
から通話要求信号が発せられると、制御装置10は切替
装置13を切替端子t2側にセットし、通話要求信号を
点検信号作成装置15に入力する制御動作を行うように
なっている。
とされた状態で、始動スイッチ2が操作されて通話器1
から通話要求信号が発せられると、第1図に示すように
、切替装置13を切替端子tl側にセットと、通話要求
信号を異常信号作成装置14に入力する制御動作を行う
ようになっている。また、通話点検スイッチ11がON
とされた状態で、始動スイッチ2が操作されて通話器1
から通話要求信号が発せられると、制御装置10は切替
装置13を切替端子t2側にセットし、通話要求信号を
点検信号作成装置15に入力する制御動作を行うように
なっている。
異常信号作成装置14は、入力される通話要求信号に基
づいて、発報先の電話番号データや信号の内容データを
含む異常発報要求を作成し、この異常発報要求信号を発
報装置16に入力するようになっている。また、点検信
号作成装置15は、入力される通話要求信号に基づいて
、後述する自動応答装置の電話番号データ、端末装置T
の認識番号データを含む点検発報要求信号を作成し、こ
の点検発報要求信号を発報装置16に入力するようにな
っている。
づいて、発報先の電話番号データや信号の内容データを
含む異常発報要求を作成し、この異常発報要求信号を発
報装置16に入力するようになっている。また、点検信
号作成装置15は、入力される通話要求信号に基づいて
、後述する自動応答装置の電話番号データ、端末装置T
の認識番号データを含む点検発報要求信号を作成し、こ
の点検発報要求信号を発報装置16に入力するようにな
っている。
さらに、発報装置16は自動ダイヤリング装置を具備し
ていて、異常発報要求信号或は点検発報要求信号が入力
されると、それぞれの発報電話番号を読み取って、その
電話番号先に自動ダイヤリング動作を行うように構成さ
れている。
ていて、異常発報要求信号或は点検発報要求信号が入力
されると、それぞれの発報電話番号を読み取って、その
電話番号先に自動ダイヤリング動作を行うように構成さ
れている。
監視センタCには、オペレータ応答操作装置20と自動
応答装置21とが設けられ、自動応答装置21は、処理
装置22、切替制御装置23、録音再生装置24、切替
装置27、音声応答装置25及び終了応答装置26で構
成されている。
応答装置21とが設けられ、自動応答装置21は、処理
装置22、切替制御装置23、録音再生装置24、切替
装置27、音声応答装置25及び終了応答装置26で構
成されている。
前記端末装置Tの発報装置16が電話回線りに接続され
、この電話回線りには監視センタCのオペレータ応答操
作装置20と処理装置22とが接続されている。
、この電話回線りには監視センタCのオペレータ応答操
作装置20と処理装置22とが接続されている。
処理装置22が切替制御装置23の共通端子KOに接続
され、切替制御装置23の切替端子KIK2は、それぞ
れ切替装置27の共通端子SOと録音再生装置24に接
続されている。
され、切替制御装置23の切替端子KIK2は、それぞ
れ切替装置27の共通端子SOと録音再生装置24に接
続されている。
また、切替装置27の切替端子S1、S2にはそれぞれ
終了装置26と音声応答装置25とが接続されている。
終了装置26と音声応答装置25とが接続されている。
前述の発報装置16からは、電話回線りを介して、異常
発報要求信号に基づいて異常発報信号がオペレータ応答
操作装置20に入力され、点検発報要求信号に基づいて
点検発報信号が処理装置22に入力されるようになって
いる。
発報要求信号に基づいて異常発報信号がオペレータ応答
操作装置20に入力され、点検発報要求信号に基づいて
点検発報信号が処理装置22に入力されるようになって
いる。
処理装置22は、入力信号が点検発報信号であることを
確認すると、切替制御装置23及び切替装置27は点検
発報信号に対して、所定の音声信号を出力し、録音再生
装置24は点検員の発声の録音及び再生動作を行い、終
了応答装置26は録音再生終了時に終了メツセージを出
力するようになっている。
確認すると、切替制御装置23及び切替装置27は点検
発報信号に対して、所定の音声信号を出力し、録音再生
装置24は点検員の発声の録音及び再生動作を行い、終
了応答装置26は録音再生終了時に終了メツセージを出
力するようになっている。
また、切替制御装置23と切替装置27とは本発明の切
替制御手段を構成し、処理装置22の切替動作指令で作
動し、音声応答装置25、録音再生装置24及び終了応
答装置26を制御して、電話回線りとの接続を切替える
ようになっている。
替制御手段を構成し、処理装置22の切替動作指令で作
動し、音声応答装置25、録音再生装置24及び終了応
答装置26を制御して、電話回線りとの接続を切替える
ようになっている。
なお、オペレータ応答操作装置20は、発報装置16か
ら異常発報信号が発せられると、オペレータによって異
常発報信号に対する対応を行うように構成されている。
ら異常発報信号が発せられると、オペレータによって異
常発報信号に対する対応を行うように構成されている。
次に、実施例の通話機能の点検作業時の動作を説明する
。
。
点検作業に際して、点検員は制御装置10の通話点検ス
イッチ11を操作した後に、エレベータ乗かごA内に設
けられている通話手段の始動スイッチ2を操作して、通
話器1から通話要求信号を出力させる。
イッチ11を操作した後に、エレベータ乗かごA内に設
けられている通話手段の始動スイッチ2を操作して、通
話器1から通話要求信号を出力させる。
この状態では、制御装置10からの制御信号によって、
切替装置13は切替端子t2側に切替えられ、通話器1
からの通話要求信号は、点検信号作成装置15に入力さ
れる。点検信号作成装置15では、入力される通話要求
信号に基づいて、自動応答装置21の電話番号データ、
端末装置Tの認識番号データを含む点検発報要求信号を
作成しこの点検発報要求信号は発報装置16に入力され
る。
切替装置13は切替端子t2側に切替えられ、通話器1
からの通話要求信号は、点検信号作成装置15に入力さ
れる。点検信号作成装置15では、入力される通話要求
信号に基づいて、自動応答装置21の電話番号データ、
端末装置Tの認識番号データを含む点検発報要求信号を
作成しこの点検発報要求信号は発報装置16に入力され
る。
発報装置16は、点検発報要求信号から自動応答装置2
1の電話番号を読み取り、自動ダイヤリング動作を行っ
て、点検発報信号を電話回線りを介して、自動応答装置
21にダイヤリング発報する。
1の電話番号を読み取り、自動ダイヤリング動作を行っ
て、点検発報信号を電話回線りを介して、自動応答装置
21にダイヤリング発報する。
このダイヤリング発報によって、点検発報信号は自動応
答装置21の処理装置22に入力され、処理装置22に
よって点検発報信号であると判定されると、処理装置2
2からの指令信号によって、切替制御装置23は切替端
子Kl側に切替えられ、切替装置27は切替端子S2側
に切替えられる。
答装置21の処理装置22に入力され、処理装置22に
よって点検発報信号であると判定されると、処理装置2
2からの指令信号によって、切替制御装置23は切替端
子Kl側に切替えられ、切替装置27は切替端子S2側
に切替えられる。
切替制御装置23と切替装置27との切替によって、音
声応答装置25が電話回線りを介して端末装置Tに接続
されている通話器1に接続される。
声応答装置25が電話回線りを介して端末装置Tに接続
されている通話器1に接続される。
音声応答装置25からは、予めメモリに記憶されている
音声「こちらは監視センタです。点検を始め、試験音声
を送って下さい。」が、電話回線りを介して通話器1に
送信される。
音声「こちらは監視センタです。点検を始め、試験音声
を送って下さい。」が、電話回線りを介して通話器1に
送信される。
この送信が完了すると、処理装置22からの指令信号に
よって切替制御装置23は、切替端子に2側に切替えら
れ、録音再生装置24が電話回線りを介して通話器1に
接続される。このため、音声応答装置25からの要求に
よって、エレベータ乗かごA内の点検員が送ったビル名
称、端末装置Tの認識番号、点検員氏名などの試験音声
は、予め定めた一定時間、例えば15秒の間録音再生装
置24に録音される。
よって切替制御装置23は、切替端子に2側に切替えら
れ、録音再生装置24が電話回線りを介して通話器1に
接続される。このため、音声応答装置25からの要求に
よって、エレベータ乗かごA内の点検員が送ったビル名
称、端末装置Tの認識番号、点検員氏名などの試験音声
は、予め定めた一定時間、例えば15秒の間録音再生装
置24に録音される。
この一定時間の録音が完了すると、録音再生装置24は
再生動作を行って、録音された点検員の試験音声を、電
話回線りを介して通話器1に送信する。
再生動作を行って、録音された点検員の試験音声を、電
話回線りを介して通話器1に送信する。
エレベータ乗かごA内の点検員は、録音再生装置24か
ら送られる試験音声を送受話器3を通して聴くことによ
り、エレベータ乗かごA内通話装置の通話機能の点検を
行う。
ら送られる試験音声を送受話器3を通して聴くことによ
り、エレベータ乗かごA内通話装置の通話機能の点検を
行う。
自動応答装置21の処理装置22は、録音再生装置24
による録音再生動作の終了時に、切替動作指令を発し、
切替制御装置23は、切替端子に1側に切替えられ、切
替装置27は切替端子Kl側に切替えられる。そして、
終了応答装置26は、予めメモリに記憶されている音声
「ご苦労様でした、音声自動応答点検を終了します。」
という終了メツセージを電話回線りを介して送信し、端
末装置Tに対して回線切断指令を発し、自らも回線切断
動作を行う。
による録音再生動作の終了時に、切替動作指令を発し、
切替制御装置23は、切替端子に1側に切替えられ、切
替装置27は切替端子Kl側に切替えられる。そして、
終了応答装置26は、予めメモリに記憶されている音声
「ご苦労様でした、音声自動応答点検を終了します。」
という終了メツセージを電話回線りを介して送信し、端
末装置Tに対して回線切断指令を発し、自らも回線切断
動作を行う。
点検員は、録音再生装置24から送られる試験音声を送
受話器3を通して聴くことにより、音声が確認出来ず通
話不良と判断した場合には、回線切断後に通話点検スイ
ッチ11を○FFとして、再度始動スイッチ2を操作す
る。
受話器3を通して聴くことにより、音声が確認出来ず通
話不良と判断した場合には、回線切断後に通話点検スイ
ッチ11を○FFとして、再度始動スイッチ2を操作す
る。
この操作によって、制御装置10からの制御信号で、切
替装置13は切替端子t1側に切替えられるので、通話
器1からの通話要求信号は異常信号作成装置14に入力
され、この通話要求信号に基づく異常発報要求信号が異
常信号作成装置14で作成されて発報装置16に入力さ
れる。
替装置13は切替端子t1側に切替えられるので、通話
器1からの通話要求信号は異常信号作成装置14に入力
され、この通話要求信号に基づく異常発報要求信号が異
常信号作成装置14で作成されて発報装置16に入力さ
れる。
そして、発報装置16からの異常発報信号が、電話回線
Dt介してオペレータ応答操作装置20に入力され、通
話器1とオペレータ応答操作装置20間が通話可能状態
となるので、点検員はオペレータに点検状態を報告し通
話不良に対する処置を要求する。
Dt介してオペレータ応答操作装置20に入力され、通
話器1とオペレータ応答操作装置20間が通話可能状態
となるので、点検員はオペレータに点検状態を報告し通
話不良に対する処置を要求する。
このように実施例によると、監視センタCのオペレータ
を煩わさずに、異常発報信号への対応処置に影響を及ぼ
すことなく、エレベータ乗がご内通話装置の通話機能の
点検作業を効率的に処理することが出来る。このため、
端末装置Tの増設に対して、監視センタC側のオペレー
タ応答操作装置20を増設したり、オペレータを増員す
ることなしに対応することができ、設備コストと人件費
の面で有利である。
を煩わさずに、異常発報信号への対応処置に影響を及ぼ
すことなく、エレベータ乗がご内通話装置の通話機能の
点検作業を効率的に処理することが出来る。このため、
端末装置Tの増設に対して、監視センタC側のオペレー
タ応答操作装置20を増設したり、オペレータを増員す
ることなしに対応することができ、設備コストと人件費
の面で有利である。
点検発報信号の処理は、異常発報信号の処理とは別に自
動的に行われるので、点検発報信号の処理件数が増加し
ても、本来の異常発報処理に悪影響を及ぼすことがない
。
動的に行われるので、点検発報信号の処理件数が増加し
ても、本来の異常発報処理に悪影響を及ぼすことがない
。
なお、実施例では自動応答装置を監視センタ内に設けた
場合について説明したが、本発明は実施例に限定される
ものでなく、自動応答装置を監視センタ以外の例えばサ
ービス会社の営業所に設けることも出来る。また、実施
例では音声応答装置と終了応答装置とを別体とした場合
を説明したがこれらを一体の音声装置に設けることも出
来る。
場合について説明したが、本発明は実施例に限定される
ものでなく、自動応答装置を監視センタ以外の例えばサ
ービス会社の営業所に設けることも出来る。また、実施
例では音声応答装置と終了応答装置とを別体とした場合
を説明したがこれらを一体の音声装置に設けることも出
来る。
〈発明の効果〉
以上詳細に説明したように、本発明によると、端末装置
の増加に対して、監視センタの設備の増設やオペレータ
の増員を行わずに対応して、装置の通話機能の点検作業
を効率的に行うことが出来る。また、通話機能の点検作
業がすべて自動的に行われるので、異常発報信号に対す
る対応処置は、点検発報信号が増加しても、何らの影響
も受けずに確実に且つ迅速に行われる。
の増加に対して、監視センタの設備の増設やオペレータ
の増員を行わずに対応して、装置の通話機能の点検作業
を効率的に行うことが出来る。また、通話機能の点検作
業がすべて自動的に行われるので、異常発報信号に対す
る対応処置は、点検発報信号が増加しても、何らの影響
も受けずに確実に且つ迅速に行われる。
第1図は、本発明の実施例の構成を示すブロック図、第
2図は従来のエレベータ乗がご内通話装置の構成を示す
ブロック図である。 1・・・・・・通話器、2・・・・・・始動スイッチ、
3・・・・・・送受話器、4・・・・・・設備機器、1
0・・・・・・制御装置、11・・・・・・通話点検ス
イッチ、13・・・・・・切替装置、14・・・・・・
異常信号作成装置、15・・・・・・点検信号作成装置
、16・・・・・・発報装置、20・・・・・・オペレ
ータ応答操作装置、21・・・・・・自動応答装置、2
2・・・・・・処理装置、23・・・・・・切替制御装
置、24・・・・・・録音再生装置、25・・・・・・
音声応答装置、26・・・・・・終了応答装置、27・
・・・・・切替装置。
2図は従来のエレベータ乗がご内通話装置の構成を示す
ブロック図である。 1・・・・・・通話器、2・・・・・・始動スイッチ、
3・・・・・・送受話器、4・・・・・・設備機器、1
0・・・・・・制御装置、11・・・・・・通話点検ス
イッチ、13・・・・・・切替装置、14・・・・・・
異常信号作成装置、15・・・・・・点検信号作成装置
、16・・・・・・発報装置、20・・・・・・オペレ
ータ応答操作装置、21・・・・・・自動応答装置、2
2・・・・・・処理装置、23・・・・・・切替制御装
置、24・・・・・・録音再生装置、25・・・・・・
音声応答装置、26・・・・・・終了応答装置、27・
・・・・・切替装置。
Claims (1)
- エレベータ乗かご内の通話手段と、ビル建屋内の設備
機器の監視を行う端末装置とが互いに接続され、前記通
話手段の作動時には、前記端末装置に設けられた自動ダ
イヤリング装置によつて、監視センタのオペレータ応答
操作装置と前記通話手段とが、電話回線を介して互いに
接続され通話可能状態に設定されるエレベータ乗かご内
通話装置において、前記通話手段の点検時にのみ自動応
答する自動応答装置を設け、前記端末装置に、前記通話
手段の点検時に点検員によつて操作され、前記通話手段
の発報先を、前記自動応答装置に切替える切替装置を設
け、前記自動応答装置に、前記端末装置からの点検発報
信号に対して、所定の音声信号を出力する音声応答装置
と、前記点検員の発する音声を一定時間録音し、再生し
て前記点検員に通話状態の判断を行わせる録音再生装置
と、この録音再生終了時に終了メッセージを出力する終
了応答装置と、この終了応答装置、前記録音再生装置及
び前記音声応答装置を制御し、前記電話回線との接続を
選択的に切替える切替制御手段とを具備していることを
特徴とするエレベータ乗かご内通話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28792989A JP2593226B2 (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | エレベータ乗かご内通話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28792989A JP2593226B2 (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | エレベータ乗かご内通話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03150955A true JPH03150955A (ja) | 1991-06-27 |
JP2593226B2 JP2593226B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=17723559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28792989A Expired - Lifetime JP2593226B2 (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | エレベータ乗かご内通話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2593226B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007153474A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーター用非常通話装置の試験方法 |
JP2012218884A (ja) * | 2011-04-08 | 2012-11-12 | Hitachi Building Systems Co Ltd | エレベーターのインターホン点検システム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS613902U (ja) * | 1984-06-14 | 1986-01-11 | 三菱重工業株式会社 | タ−ビン翼群 |
JPS61147638A (ja) * | 1984-12-21 | 1986-07-05 | Iwatsu Electric Co Ltd | 応答メツセ−ジ送出方式 |
JPS6472654A (en) * | 1987-09-14 | 1989-03-17 | Hitachi Elevator Eng & Service | Inspecting device for calling condition |
-
1989
- 1989-11-07 JP JP28792989A patent/JP2593226B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS613902U (ja) * | 1984-06-14 | 1986-01-11 | 三菱重工業株式会社 | タ−ビン翼群 |
JPS61147638A (ja) * | 1984-12-21 | 1986-07-05 | Iwatsu Electric Co Ltd | 応答メツセ−ジ送出方式 |
JPS6472654A (en) * | 1987-09-14 | 1989-03-17 | Hitachi Elevator Eng & Service | Inspecting device for calling condition |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007153474A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーター用非常通話装置の試験方法 |
JP2012218884A (ja) * | 2011-04-08 | 2012-11-12 | Hitachi Building Systems Co Ltd | エレベーターのインターホン点検システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2593226B2 (ja) | 1997-03-26 |
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