JPH024081A - エレベータ乗かご内通話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エレベータ乗かご内通話装置に係り、特にセ
ンター装置との通話点検に好適なエレベータ乗かご内通
話装置に関する。

（従来の技術〕 第２図に従来の通話装置の点検装置を示す。

端末装置ｉ！２は、例えばエレベータかご内の押し釦等
の通話要求装置１１、センター側と通話するための通話
装置９、センター側に信号を送出する発報装置１０で構
成されている。また、センター装置１は、受信した信号
を処理する処理袋＠４、端末側と通話するための通話装
置１４で構成されている。端末装置２とセンター装置１
は、電話口ＩＩ＆３を介して接続されている。従来、セ
ンター装置１と端末装置２の間の通話状態を点検する場
合は、以下のように動作していた。

点検者は、端末装置２の設置されている現地に出向き、
まず５通話要求装置１１を動作させる。

この通話要求信号は通話装置９を介して発報装置１０に
送られ、発報装置１０は予め設定されているセンター装
置１に対して前記通話要求信号を電話回線３を介して送
信する。センター装置１の処理装置４は、受信した情報
から通話要求であることを認識して通話装置１４と電話
回線３を接続して通話装置９との通話を可能とする。通
話装置９と通話装置１４が接続されたことにより、端末
側の点検者とセンター側の監視員との通話ができ。

必要な情報を連絡することで点検の役割を果たしていた
。

〔発明が解決しようとする課題〕

端末側とセンター側の間の通話機能点検は、その性質上
定期的に実施されることが通常である。

従って、端末装置の数が多くなるとセンター装置で処理
する通話点検の頻度が高くなり一時に集中する場合があ
る。この場合、センター装置側は、これに対応するため
通話装置の増設や監視員の増員を実施しなければならな
い問題や、センター装置の本来の機能である。端末装置
からの異常発報信号の対応ができなくなるという問題が
あった。

本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、通話
機能の点検に際しセンター装置側での装置や人員の増加
を抑えることにより５通話点検に要する費用を大幅に削
減することができる通話装置を提供することにある６ 〔課題を解決するための手段〕 上記の目的を達成するために、本発明は、エレベータ乗
かご内通詰装置を電話回線を介してセンター装置の通話
装置と連結し、通話を行なうようにしたエレベータ乗か
ご内通詰装置において、前記エレベータ側の通話装置の
点検時に点検信号を出力する点検信号発生装置と、この
点検信号装置動作時、前記エレベータ乗かご内通詰装置
を前記センター装置の通話装置から切り離し、他の応答
装置へ接続する切替装置と、この切替装置動作によって
作動し前記エレベータ乗かご内通詰装置からの音声信号
を認識する音声認識装置と、前記音声認識装置が前記音
声信号を認識したとき前記エレベータ乗かご内通詰装置
にたいして音声信号を送出する応答装置とを備えた構成
になっている。

〔作用〕

エレベータ乗かご内通詰装置とセンター装置間の通話機
能の点検を行なう場合、乗かご内通詰装置側で点検信号
と通話要求信号を発生させ、この二つの信号を含めた情
報を予め設定されたセンター装置に送信する。センター
装置側では、受信した情報から点検の通話要求であるこ
とを認識して音声認識装置と電話回線を接続し乗かご内
通詰装置側からの音声信号を待つ。音ｌ声信号を認識し
たら応答装置を作動させて予め定められた音声信号を送
出し、これにより通話機能の点検が実施できる。

〔実施例〕

以下１本発明の一実施例を第１図により説明する。

第１図は１本発明の実施例に係るエレベータ乗かご内通
詰装置の点検装置のブロック図である。

図で第２図に示す部分と同一部分には同一符号を付して
説明を省略する。

点検信号発生装置１８は、例えばエレベータ内に設けら
れた押し釦で構成されている。発報装置１２は、従来の
発報装置１０に対応する発報装置であるが点検信号発生
装置１８が作動された場合には、点検信号であることを
示す情報を含めて送信する機能を有する。処理装置５は
、従来の処理装置４に対応する処理装置であるが従来の
機能に加え、受信した信号が点検信号であるか否かを判
別する機能およびこの判別結果に従って通話装置１４と
音声認識装置１３のどちらかに切り分ける機能を有する
。音声認識装置１３は、端末装置２からの音声信号を認
識して応答装置１５に対して応答指令を出す。応答装置
１５は、音声認識装置１３からの応答指令を受は予め設
定しである音声信号を端末装置２に送出する。

次に、本実施例の動作を説明する。

点検者が図示しない点検押し釦を押すと点検信号発生装
置１８が作動しこの点検信号は発砲装置１２に入力され
る。次に点検者が図示しない別の押し釦を押すと通話要
求装置１１が作動しこの通話要求信号は、通話装置９を
介して発報装置１２に入力される。発報装置１２は、入
力された点検信号と通話要求信号により、センター装置
１に送信する情報の中に点検の通話要求であることを含
めて送信する。一方、センター装置１の処理装置５は、
端末装置２から電話回線３を介して受信した情報の中か
ら、点検の通話要求であることを判別し電話回線３を音
声認識装置１３に接続し点検者の音声を待つ。点検者が
音声を発するとその音声は、電話回線３を介して音声認
識装置１３に入力される。音声認識装置１３は、音声を
認識すると端末側からセンター側への通話は正常と判別
し、その上端末側に報知すべく応答装置１５に対して応
答音声を送出するよう指令する。応答装置１５は、音声
認識装置１３からの指令を受けて予め設定されている音
声を電話回線３を介して端末装置２に送信する。点検者
は、センター装置１からの音声を聞いて通話状態を確認
する。

このように本実施例では、点検時には端末装置側で点検
信号を出力し、センター装置側ではこれを識別して自動
応答し端末側に報知するようにしたので、センター装置
側では点検に対応すべき監視員を全く必要とせず、従来
と比較して人員を大幅に削除することができる。

尚、上記実施例の説明では、応答装置１５に予め設定し
である音声の保持方法を例示しなかったが、これは、録
音・再生用テープ、ＩＣメモリなど例示できるが、同様
の機能を有するものであればどのようなものでも差し支
えない。また、音声認識装置１３及び応答装置１５は、
通話装置１４とは別の場所に設置しても良く、また、端
末側で点検信号を認識し、通話装置１４があるセンター
装置１とは別の場所に設置している音声認識装置１３及
び応答装置１５に対して別口線を使用して接続し、通話
機能の確認を行なっても良い。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明では、点検時に点検信号を出
力し、これを識別して予め設定しである音声により自動
応答するようにしたので、点検に対応すべき監視員を必
要とせず、ランニングコストの低減に大きく寄与するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るエレベータ乗かご内通
詰装置の点検装置のブロック図、第２図は従来のエレベ
ータ乗かご内通詰装置の点検装置のブロック図である。 １・・・センター装置、２・・・端末装置、３・・・電
話回線、４．５・・・処理装置、９，１４・・・通話装
置、１０゜１２・・・発報装置、１１・・通話要求装置
、１３・・・音声認識装置、１５・・・応答装置、１８
・・・点検信号発生装置。 ％１品

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）エレベータ乗かご内通話装置を電話回線を介して
   センター装置の通話装置と連結し、通話を行なうように
   したエレベータ乗かご内通話装置において、前記エレベ
   ータ側の通話装置の点検時に点検信号を出力する点検信
   号発生装置と、この点検信号発生装置動作時、前記エレ
   ベータ乗かご内通話装置を前記センター装置の通話装置
   から切り離し、他の応答装置へ接続する切替装置と、こ
   の切替装置動作によつて作動し前記エレベータ乗かご内
   通話装置からの音声信号を認識する音声認識装置と、前
   記音声認識装置が前記音声信号を認識したとき前記エレ
   ベータ乗かご内通話装置に対して音声信号を送出する応
   答装置とを備えたことを特徴とするエレベータ乗かご内
   通話装置。