JP2693839B2 - エレベータの通話装置 - Google Patents

エレベータの通話装置

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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はエレベータの通話装置に係り、特に通話機能
の点検を効率良くおこなうのに好適なエレベータの通話
装置に関する。
<従来の技術> 第2図は従来のエレベータの通話装置を示すブロツク
図である。
この第2図に示す従来の通話装置にあつては、それぞ
れ地域ごとに、例えばビル1a、1b、…1nを管轄する管轄
区Aと、ビル21a、21b、…21nを管轄する管轄区Bとを
設定してあり、それぞれのビル1a〜1n、21a〜21nに図示
しないエレベータが据付けられている。
そして、ビル1bでは、エレベータの乗かご2内の通話
手段3に接続可能な端末装置4が設けられ、この端末装
置4に設備機器5が接続されている。同様に、他のビル
1a、1nなどにも、乗かご内通話手段3、端末装置4、設
備機器5がそれぞれ設けられ、これらのビル1a〜1nを電
話回線6を介して監視する監視センタ7に、端末装置4
からの呼び出しに応答するオペレータ応答装置8が設け
られている。
上述した通話手段3は、通話器11と、この通話器11を
作動させる始動スイツチ12と、送受話をおこなう送受話
器13とからなつている。
上述した端末装置4は、通話器11から出力される通話
要求信号や設備機器5から出力される検出信号に応動し
て異常発報の制御をおこなう制御装置14と、この制御装
置14に接続され、発報要求信号を作成する異常信号作成
装置15と、自動ダイヤリングにより監視センタ7に発報
をおこなう発報装置16とを有している。
なお、他の管轄区Bでも、それぞれのビル21a〜21n
に、上述した通話手段3と同様な乗かご22内の通話手段
23、上述した端末装置4と、同様な端末装置24、設備機
器25が設けられ、これらのビル21a〜21nを電話回線6を
介して監視する監視センタ27に、端末装置24からの呼び
出しに応答するオペレータ応答装置28が設けられる。す
なわち、上記の管轄区Aの場合と同様に構成されてい
る。
このように構成された従来のエレベータの通話装置で
は、乗かご2内に閉じ込められた乗客などが通話手段3
の始動スイツチ12を操作すると、通話器11から通話要求
信号が出力され、この通話要求信号は制御装置14を介し
て異常信号作成装置15に入力される。次いで、この異常
信号作成装置15は、上述した通話要求信号に基づき発報
先の電話番号データや信号の内容データを含む発報要求
信号を発報装置16へ出力する。これに伴つて、発報装置
16は自動ダイヤリングをおこなうことにより電話回線6
を介して監視センタ7のオペレータ応答装置8を呼び出
し、異常発報を出力する。次いで、この異常発報に基づ
いてオペレータ応答装置8は、乗かご2の通話手段3か
ら通話要求信号が出力されていることを判定し、このオ
ペレータ応答装置8と乗かご2の通話手段3とを電話回
線6、端末装置4を介して通話可能な状態に接続するよ
うになつている。
また、このようなエレベータの通話装置の通話点検
は、定期的に、例えば1カ月に1回という割合で次のよ
うにおこなうようになつている。すなわち、例えば管轄
区Aのビル1bの乗かご2に点検員が乗り込んで通話手段
3の始動スイツチ12を操作すると、上記の場合と同様
に、オペレータ応答装置8と乗かご2の通話手段3とが
通話可能な状態に接続される。そこで、乗かご2内の点
検員は監視センタ7のオペレータに通話点検中である旨
を連絡し、オペレータ応答装置8で受信される通話の状
態、および通話手段3の送受話器13で受信される通話の
状態を確認する。同様に、この管轄区Aの他のビル1a、
1nなどや、他の管轄区Bのビル21a〜21nでも通話点検を
おこなうようになつている。
<発明が解決しようとする課題> ところで、上述した従来のエレベータの通話装置にあ
つては、ビルの増設に伴い端活装置の設置台数が多くな
ると、各ビルと監視センタ7、27との間で定期的におこ
なう通話点検の頻度が増大するため、監視センタ7、27
側での点検業務が一時的に集中することがある。そし
て、このように点検業務が集中して頻雑になる場合、例
えば端末装置4から出力される異常発報にオペレータ応
答装置8で応答できなくなつたり、対応が遅れてしま
い、すなわち、監視センタ7などの本来の機能である監
視業務の実施が困難な状態になるという問題がある。
なお、このような問題を解決する一手段として、端末
装置のオペレータ応答装置を増設し、かつ、オペレータ
の人数を増やすことも考えられるが、このような場合に
は設備コストおよび人件費が増大するという問題があ
る。
本発明はこのような従来技術における実情に鑑みてな
されたもので、その目的は、オペレータ応答装置の増設
やオペレータの増員を要することなく、かつ、監視セン
タでの異常発報の処理に支障を与えることなく、通話状
態の点検を円滑におこなうことができるエレベータの通
話装置を提供することにある。
<課題を解決するための手段> この目的はを達成するために本発明は、複数のビルの
それぞれに、乗かご内に設けられる通話手段と、この通
話手段に接続可能な端末装置とを設け、上記ビルを電話
回線を介して監視する監視センタに、上記端末装置から
の呼び出しに応答するオペレータ応答装置を設けて、上
記通話手段の作動時に上記端末装置から上記オペレータ
応答装置を呼び出し、このオペレータ応答装置と上記通
話手段とを通話可能な状態に接続するエレベータの通話
装置において、上記ビルを地域ごとにそれぞれ管轄する
管轄区を設定し、それぞれの管轄区に、端末装置からの
呼び出しに応答する点検応答装置を設けるとともに、上
記端末装置のそれぞれに、手動操作により上記通話手段
の発報先を上記オペレータ応答装置からそれぞれの管轄
区内の点検応答装置へ切り替える第1の切替手段と、上
記通話手段の発報先をそれぞれの管轄区の点検応答装置
から他の管轄区の点検応答装置へ切り替える第2の切替
手段とを備えた構成にしてある。
<作用> 本発明は上記のように構成したので、通話点検をおこ
なう際、ビル内に設けられる端末装置の第1の切替手段
を手動操作し、通話手段の発報先をオペレータ応答装置
から上記のビルを管轄する管轄区内の点検応答装置へ切
り替える。次いで、乗かご内に乗り込んだ点検員は、通
話手段を作動させることにより、端末装置から上記の点
検応答装置を呼び出して乗かご内の通話手段との間で通
話可能な状態に接続するとともに、点検応答装置で受信
される通話の状態、および通話手段の送受話器で受信さ
れる通話の状態を確認するようになつている。これによ
つて、この通話点検のためにオペレータ応答装置が応動
する必要がないので、オペレータ応答装置により異常発
報を処理することに支障を与えることがなく、すなわ
ち、ビルを監視する本来の監視業務に支障が生じること
を防止できる。
また、上述した呼び出しにもかかわらず上記の管轄区
内の点検応答装置が応答しない場合、第2の切替手段に
より、通話手段の発報先を上記の管轄区の点検応答装置
から他の管轄区の点検応答装置へ切り替えて、この点検
応答装置で受信される通話の状態を確認するようになつ
ている。これによつて、管轄区内の点検応答装置が何ら
かの原因で応じない場合であつても、通話状態の点検を
円滑におこなうことができる。そして、上述したように
監視業務への支障がなく、かつ、通話状態の点検が円滑
であることから、端末装置の増設に伴い通話点検の頻度
が増大した場合にも、オペレータ応答装置の増設とオペ
レータの増員を要することがない。
<実施例> 以下、本発明のエレベータの通話装置の実施例を図に
基づいて説明する。
第1図は本発明のエレベータの通話装置の一実施例を
示すブロツク図である。なお、この第1図において、前
述した第2図に示すものと同等のものは同一符号を付し
ている。
例えば、管轄区Aのビル1bでは、エレベータの乗かご
2内の通話手段3に接続可能な端末装置30が設けられ、
この端末装置30に設備機器5が接続されている。同様
に、他のビル1a、1nなどにも、乗かご内通話手段3、端
末装置30、設備機器5がそれぞれ設けられている。これ
らのビル1a〜1nを電話回線6を介して監視する監視セン
タ7に、端末装置30からの呼び出しに応答するオペレー
タ応答装置31および点検応答装置32とが設けられてい
る。なお、他の管轄区Bでも、それぞれのビル21a〜21n
に、上述した通話手段3と同様な乗かご22内の通話手段
23と、上述した端末装置30と同様な端末装置40と、設備
機器5とが設けられ、一方、これらのビル21a〜21nを電
話回線6を介して監視する監視センタ27に、端末装置40
からの呼び出しに応答するオペレータ応答装置41および
点検応答装置42とが設けられている。すなわち、上記の
管轄区Aの場合と同様に構成されている。
上述した端末装置30は、通話器11から出力される通話
要求信号や設備機器5から出力される検出信号に応動し
て異常発報の制御をおこなう制御装置33と、この制御装
置33に接続される通話点検スイツチ33aと、制御装置33
に接続され、情報伝達経路を切り替える切替装置34と、
この切替装置34の第1の出力端子t1に接続され、管轄区
Aのオペレータ応答装置31を呼び出す発報要求信号を作
成する異常信号作成装置35と、第2の出力端子t2に接続
され、管轄区Aの点検応答装置32を呼び出す点検発報要
求信号を作成する主点検信号作成装置36と、第3の出力
端子t3に接続され、管轄区Bの点検応答装置42を呼び出
す点検発報要求信号を作成する副点検信号作成装置37
と、これらの異常信号作成装置35、主点検信号作成装置
36、副点検信号作成装置37に接続され、発報要求信号あ
るいは点検発報要求信号の入力に伴い、入力信号に含ま
れる発報先の電話番号データを読み取つて自動ダイヤリ
ングにより発報をおこなう発報装置38と、この発報装置
38に電話回線6を介して点検応答装置32が接続され、こ
の点検応答装置32から応答が得られたことを検出し、上
述した発報装置38の発報動作を停止させる発報停止信号
を出力する応答検出装置39とを有している。
上述した制御装置33は、通話点検スイツチ33aが開い
た状態で通話手段3の始動スイツチ12が作動するとき、
切替装置34の共通端子t0に第1の出力端子t1を接続し、
一方、通話点検スイツチ33aが閉じた状態で始動スイツ
チ12が作動するとき、切替装置34の共通端子t0に第2の
出力端子t2を接続する。さらに、通話点検スイツチ33a
が閉じた状態で応答検出装置39から発報停止信号が出力
され、かつ、始動スイツチ12が作動すると、切替装置34
の共通端子t0に第3の出力端子t3を接続するようになつ
ている。
なお、上述した通話点検スイツチ33a、制御装置33お
よび切替装置34によつて、手動操作により通話手段3の
発報先をオペレータ応答装置31から管轄区A内の点検応
答装置32へ切り替える第1の切替手段が構成される。一
方、応答検出装置39、制御装置33および切替装置34によ
つて、通話手段3の発報先を管轄区A内の点検応答装置
32から他の管轄区Bの点検応答装置42へ切り替える第2
の切替手段が構成されている。同様に、管轄区B内の端
末装置40のそれぞれに、手動操作により通話手段23の発
報先をオペレータ応答装置41から管轄区B内の点検応答
装置42へ切り替える第1の切替手段と、通話手段23の発
報先を管轄区B内の点検応答装置42から他の管轄区Aの
点検応答装置32へ切り替える第2の切替手段とを設けて
ある。
この実施例にあつては、例えば乗かご内に閉じ込めら
れた乗客などが通話手段3の始動スイツチ12を操作する
と、通話器11が通話要求信号を出力する。このとき、通
話点検スイツチ33aが開いた状態にあることから、制御
装置33は切替装置34の共通端子t0に第1の出力端子t1
接続し、この第1の出力端子t1を介して異常信号作成装
置35へ通話要求信号を入力する。次いで、この通話要求
信号に基づき異常信号作成装置35は、管轄区A内のオペ
レータ応答装置31の電話番号データや信号の内容データ
を含む発報要求信号を作成して発報装置38へ入力する。
次いで、発報装置38は、入力信号に含まれるオペレータ
応答装置31の電話番号データを読み取つて自動ダイヤリ
ングにより発報をおこない、すなわち、オペレータ応答
装置31を呼び出して、このオペレータ応答装置31と通話
手段3とを通話可能な状態に接続するようになつてい
る。
そして、このような通話状態の点検をおこなう際、例
えば管轄区Aのビル1bで端末装置30の通話点検スイツチ
33aを操作した後、乗かご2内に点検員が乗り込んで通
話手段31の始動スイツチ12を操作すると、通話器11から
通話要求信号が出力される。これに伴い、制御装置33
は、切替装置34の共通端子t0に第2の出力端子t2を接続
し、この第2の出力端子t2を介して主点検信号作成装置
36へ通話要求信号を入力する。次いで、この通話要求信
号に基づき主点検信号作成装置36は、管轄区A内の点検
応答装置32の電話番号データや信号の内容データを含む
点検発報要求信号を作成して発報装置38へ入力する。次
いで、この発報装置38は、入力信号に含まれる点検応答
装置32の電話番号データを読取つて自動ダイヤリングに
より発報をおこない、すなわち、点検応答装置32を呼び
出して、この点検応答装置32と通話手段3とを通話可能
な状態に接続する。そして、監視センタ7の点検応答装
置32は、例えば「こちらは監視センタです。点検を始め
てください。」などの音声を電話回線6を介して自動的
に出力し、乗かご2内の点検員に点検開始を促すように
なつている。
そこで、乗かご2内の点検員自身が、送受話器13に向
かつて、例えばビル1bの名称、端末装置30の認識番号、
点検員の氏名などについて音声を発する。次いで、この
音声を点検応答装置32により所定の時間、例えば15秒間
記録し、それから15秒後に再生して送受話器13に送り返
すとともに、端末装置30に対して回線切断指令を出力
し、電話回線6の接続状態を解除する。このとき、点検
応答装置32から送り返された音声を点検員が聞き取り、
自分の発した音声が正常な状態で返送されてきたことを
確認するようになつている。
一方、上記のように自分の発した音声が正常な状態で
返送されてこない場合、通話点検スイツチ33aを開き、
再び始動スイツチ12を操作してオペレータ応答装置31を
呼び出し、監視センタ7のオペレータと通話してその通
話状態などを確認するようになつている。
また、発報装置38が上記のように点検応答装置32に自
動ダイヤリングしたにもかかわらず、点検応答装置32の
故障などの原因により点検応答装置32からの応答がない
場合、発報装置38は自動ダイヤリング動作を一旦停止す
る。このとき、応答検出装置39から発報停止信号が出力
されないので、発報装置38は発報動作を継続するととも
に、制御装置33は切替装置34の共通端子t0に第3の出力
端子t3を接続し、この第3の出力端子t3を介して副点検
信号作成装置37へ通話要求信号を入力する。この通話要
求信号に基づき、副点検信号作成装置37は管轄区Bの点
検応答装置42の電話番号データや信号の内容データを含
む点検発報要求信号を作成して上記の発報装置38へ入力
する。次いで、この発報装置38は、入力信号に含まれる
管轄区Bの点検応答装置42の電話番号データを読み取つ
て自動ダイヤリングにより再び発報をおこない、すなわ
ち、点検応答装置42を呼び出して、この点検応答装置42
と通話手段3とを通話可能な状態に接続する。そこで、
乗かご2内の点検員は、前述した場合と同様に、管轄区
Bの点検応答装置42との間で通話状態の確認をおこなう
ようになつている。
同様に、この管轄区Aの他のビル1a、1nなどや、他の
管轄区Bのビル21a〜21nでも通話状態の確認をおこな
う。
このように構成した実施例では、通話状態の点検をお
こなう際に、管轄区Aのビル1a〜1n側からの点検通話要
求に同管轄区A内の点検応答装置32が応答し、同様に、
管轄区Bのビル21a〜21n側からの点検通話要求に同管轄
区B内の点検応答装置42が応答し、すなわち、通話点検
のためにオペレータ応答装置31、41が応動する必要がな
いので、これらのオレータ応答装置31、41では何等ら支
障なく異常発報を処理することができる。また、管轄区
Aの通話手段3は点検応答装置32が何らかの原因で応じ
ない場合でも他の管轄区Bの点検応答装置42との間で、
あるいは管轄区Bの通話手段13は点検応答装置42が何ら
かの原因で応じない場合でも他の管轄区Aの点検応答装
置32との間でそれぞれ通話状態の点検を円滑におこなう
ことができる。そして、上述したように監視業務への支
障がなく、かつ、通話状態の点検が円滑あることから、
端末装置の増設に伴い通話点検の頻度が増大した場合に
も、オペレータ応答装置の増設とオペレータの増員を要
することがない。
なお、この実施例では、オペレータ応答装置31が設置
される監視センタ30に点検応答装置32を設ける場合を例
示したが、本発明はこれに限られず、点検応答装置32を
他の場所、例えば監視センタ30とは別の監視センタに設
けることもできる。他方の点検応答装置42についても同
様である。
<発明の効果> 本発明は以上のように構成したので、円滑に通話状態
を点検できるとともに、異常発報の処理に支障を与える
ことがなく、すなわち、ビルを監視する監視センタの本
来の業務に支障が生じることを防止できる。したがつ
て、端末装置の増設に伴い通話点検の頻度が増大した場
合であつても、オペレータ応答装置の増設とオペレータ
の増員を要しないので、設備コストおよび人件費の増大
を防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のエレベータの通話装置の一実施例を示
すブロツク図、第2図は従来のエレベータの通話装置を
示すブロツク図である。 1a〜1n、21a〜21n……ビル、2……乗かご、3、23……
通話手段、6……電話回線、7、27……監視センタ、3
0、40……端末装置、31、41……オペレータ応答装置、3
2、42……点検応答装置、33……制御装置、33a……通話
点検スイツチ、34……切替装置、35……異常信号作成装
置、36……主点検信号作成装置、37……副点検信号作成
装置、38……発報装置、39……応答検出装置、A、B…
…管轄区。
フロントページの続き (72)発明者 石橋 秀樹 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 日立エレベータサービス株式会社内 (72)発明者 本間 正喜 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 日立エレベータサービス株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−100698(JP,A) 特公 平6−87576(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のビルのそれぞれに、乗りかご内に設
    けられる通話手段と、この通話手段に接続可能な端末装
    置とを設け、上記ビルを電話回線を介して監視する監視
    センタに、上記端末装置からの呼出しに応答するオペレ
    ータ応答装置を設けて、上記通話手段の作動時に上記端
    末装置から上記オペレータ応答装置を呼出し、このオペ
    レータ応答装置と上記通話手段とを通話可能な状態に接
    続するエレベータの通話装置において、上記ビルを地域
    ごとにそれぞれ管轄する管轄区を設定し、それぞれの管
    轄区に、端末装置からの呼出しに応答する点検応答装置
    を設けるとともに、上記端末装置のそれぞれに、手動操
    作により上記通話手段の発報先を上記オペレータ応答装
    置からそれぞれの管轄区内の点検応答装置へ切り替える
    第1の切替手段と、上記通話手段の発報先をそれぞれの
    管轄区内の点検応答装置から他の管轄区の点検応答装置
    へ切り替える第2の切替手段とを備えたことを特徴とす
    るエレベータの通話装置。
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