JPH02114398A - 遠隔監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の端末装置からの異常発報などを電話回
線を介して監視センタにより監視し、管理を行なう遠隔
監視装置に関する。

〔従来の技術〕

第３図は従来の遠隔監視装置を示すブロック図である。

一般に、遠隔監視装置には、第３図に示すように、建物
２に配置される端末装置２０と端末装置２０からの信号
を回線３を介して受信する監視センタ１が何えられてい
る。そして、建物２には、通話器、例えば、エレベータ
かと（図示せず）内に配置され、外部との通話を行なう
インターホン２１が取付けられ、このインターホン２１
は、呼釦２９、受話器２２、送話器２３からなっている
。

また端末袋Ｆｆ２０は、インターホン２１の呼釦２９の
作動を検出し、建物番号と通話要求信号を形成する制御
部２０２．オートダイヤル機能を有し、この信号を回線
３へ出力する網制御部２０１により構成される。一方、
監視センタ１は１着信機能を有する網制御部１４、端末
装置からの信号を処理する制御部１５、制御部１５で処
理された前記建物番号を表示する表示部１８、建物２側
のインターホン２１と通話を行なう受話器１２、送話器
１３より成るインターホン１１により構成される。

このよやな従来の遠隔監視装置にあって、監視センタｌ
とインターホン２１間の通話状態の点検を行なうには、
まず、エレベータかご内に乗す込んだ点検者が、このイ
ンターホン２１の呼釦２９を押すと、制御部２０２がこ
れを検出し、網制御部２０１のオートダイヤル機能によ
り、監視センタｌを回線３を介して呼び出し、制御部２
０２で形成した建物番号と通話要求信号を発報する。監
視センタ１は、網制御部１４の着信機能により回線を閉
結する６制御装置１５は前記通話要求信号を検出すると
前記建物番号を表示部１８へ表示して操作者へ応答を求
めると共にインターホン１１と回線３を網制御部１４を
介して接続する。これにより、前記点検者と監視センタ
１の操作者とで、監視センタ１とインターホン２１との
通話状態を検出することができる。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、上述した遠隔監視装置では、端末装置２など
からの通話要求に対して監視センタ１の操作員等が応答
する必要があり、特に、監視センタ１の管理する端末装
置の数が増加すると、監視センタ１の処理する通話頻度
が高くなり、監視センタ１に対する通話要求が輻そうす
るという問題があるるまた、これに伴い、監視センタ１
の操作員の増員や回線３などの増設が必要になったり。

監視センタ１の本来の機能である異常発報に対する対応
が困難になるという問題もある。

本発明は、このような従来技術における実情に鑑みてな
されたもので、その目的は、監視センタの操作員などの
通話応答を要することなく、監視センタと建物２のイン
ターホン２１の通話状態の点検を行なうことができる遠
隔監視装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

この目的を達成するために、複数の建物にそれぞれ設置
され、同一建物内の通話器と接続する端末装置と、これ
らの端末装置を電話回線を介して管理する監視センタと
を備えた遠隔監視装置において、前記通話器に所定の信
号を発する点検信号発信装置を配置するとともに、前記
監視センタに、該信号発信装置からの点検信号を検出す
る手段と、検出手段の動作に可聴信号である点検応答信
号を前記端末装置に出力する手段とを設けた構成にしで
ある。

【作用〕

本発明は、上記のように構成したことから、建物内に設
置される遠隔監視装置の通話器の通話点検時に、点検者
が前記通話器に配設される点検信号発信装置を作動させ
ると、この装置は所定の信号を発し、この所定の信号は
前記通話器と接続する端末装置から監視センタに送信さ
れる。そして。

監視センタの検出手段が前記端末装置からの所定の信号
を検出し、これに伴って点検応答手段が可聴信号である
点検応答信号を発するので、点検者が前記通話器で該応
答信号を確認することによって監視センタと通話器間の
通話状態の点検を行なうことができる。したがって、こ
の通話状態の点検に監視センタの操作員との通話を要す
ることがない。

【実施例〕

以下、本発明の遠隔監視装置を図に基づいて説明する。

第１図は、本発明の遠隔監視装置の一実施例を示すブロ
ック図、第２図は、第１図の制御部１５の動作を示すフ
ローチャートである。なお、この第１図において、前述
した第３図に示すものと同等のものは同一符号を付して
説明を省略する。

この遠隔監視装置の通話点検時には、第１図に示すよう
に、建物２のエレベータかご内（図示せず）のインター
ホン２１の送話器２３の近傍で、特定の信号を発する点
検信号発信装置４を使用する。また監視センタ１には、
前記点検信号発信装置４からの点検信号を検出する点検
信号検出部１７、制御部１５の指令によって特定の可聴
信号を出力する点検応答信号発信部１６、制御部１５の
指令によって信号伝達経路を切り換える切り換えスイッ
チ１９を備えている。

第１図の動作を第２図のフローチャートで説明する。イ
ンターホン２１の通話点検を行なうには、まずエレベー
タかご内に乗り込んだ点検者が、このインターホン２１
の呼釦２９を押すと、制御部２０２がこれを検出し、網
制御部２０１のオートダイヤル機能により監視センタ１
を回線３を介して呼び出し、制御部２０２で形成した建
物番号と通話要求信号を発報する。なお、点検者はイン
ターホン２１の呼釦２９を押したのち、点検信号発信装
置を作動させておく。監視センタ１は、網制御部１４の
着信機能により回線３を閉結する。制御部１５は前記通
話要求信号を検出すると（Ｓ１０１）、信号伝送経過を
切り換えスイッチ１９を動作させてｂへ切り換える（Ｓ
ＬＯＬ）、以上の動作によりインターホン２１の呼釦２
９、送話器２３及び端末装置２０の発報機能の点検が完
了したことになる０次に制御部１５は内部タイマーをス
タートする（Ｓ　１０２）。その後一定時間以内に（Ｓ
１０４，５１０５）、点検信号検出部１７において、上
記点検信号発信装置４が発した点検信号を検出すると（
５１０３）、制御部１５は信号伝送経路を切り換えスイ
ッチ１９を動作させてａへ切り換える（Ｓ１０９）、次
に制御部１５は点検応答信号発信部１６へ起動指令をか
け（８１１０）、一定時間ののち回線３を開放する（Ｓ
ｉｌｌ）。点検応答信号は前記一定時間網制御部１４゜
回線３を介して、端末装置２０へ送信される。端末装置
２０では、前記点検応答信号が網制御部２０１、制御部
２０２を介してインターホン２１の受話器２２へ送られ
、点検者がこの信号を確認することにより、インターホ
ン２１の受話点検が完了し、以上でインターホン２１の
通話点検が全て完了したことになる。

一部エレベータ事故などにより、エレベータに搭乗者が
閉じ込められた場合は、搭乗者がインターホン２１の呼
釦２９を押すと、建物番号と通話要求信号を監視センタ
１へ発報し、制御部１５は前記通話要求信号を検出する
と（８１００）、信号伝送経路を切り換えスイッチ１９
を動作させてｂへ切り換え（８１０１）、内部タイマー
をスタートする（Ｓ１０２）、以上は点検時と同様であ
るが、点検信号を端末装置２より発信していないので、
その後一定時間経過すると（Ｓ１０４，５１０５）、制
御部１５は切り換えスイッチ１９を動作させて中点Ｃへ
切り換え（８１０６）、信号伝送路と点検応答信号発信
部１６及び点検信号検出部１７より切り離す、その後制
御部１５は建物番号を表示部１８へ表示して操作者に応
答を求めると共に、インターホン１１と回線３を網制御
部１４を介して接続する。これにより、監視センタ１の
操作者が前記エレベータかご内の搭乗者にインターホン
１１を介して応答し、異常事態に対応する処置を講じる
ようになっている。

このように構成した実施例では、監視センタ１と建物２
のインターホン２１間の通話状態の点検を行なうのに、
端末装置２からの通話要求に対して監視センタ１の操作
者などの通話応答を要することがない。

この実施例では、点検応答信号発信部１６１点検信号検
出部１７を制御部１５と別に設けたが、これらを制御部
１５の機能の一部、すなわち建物番号受信機能等のいわ
ゆるデータ通信機能を用いてもよい。

〔発明の効果〕

本発明は、以上のように構成しであることから、監視セ
ンタと端末装置間の通話状態の点検を行なうのに、端末
装置からの通話要求に対して監視センタの管制員などの
通話応答を要することがなく、したがって、監視センタ
の管理する端末装置の数が増加しても、通話状態の点検
などのために監視センタの管制員の増員等を行なう必要
がなく、この点検に要するコストを低減することができ
るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の遠隔監視装置の一実施例を示すブロッ
ク図、第２図は本発明の遠隔監視装置の一実施例の動作
を示すフローチャート、第３図は従来の遠隔監視装置を
示すブロック図である。 １・・・監視センタ、２・・・建物、３・・・回線、４
・・・点検信号発信装置、１１・２１・・・インターホ
ン（通話器）、１２・２２・・・受話器、１３・２３・
・・送話器、１４・２０１・・・網制御部、１４・２０
２・・・制御部、１６・・・点検応答信号発信部、１７
・・・点検信号検出部、 １９・・・切り換えスイッチ。 ２０・・・端末装置、 １９・・・呼釦。 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の建物にそれぞれ設置され、同一建物内の通
   話器と接続する端末装置と、これらの端末装置を電話回
   線を介して管理する監視センタとを備えた遠隔監視装置
   において、前記通話器に所定の信号を発する点検信号発
   信装置を配置するとともに、前記監視センタに、該信号
   発信装置からの点検信号を検出する手段と、検出手段の
   動作に伴い可聴信号である点検応答信号を前記端末装置
   に出力する手段とを設けたことを特徴とする遠隔監視装
   置。