JP4368091B2 - エレベーター遠隔監視装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電話回線に接続され、エレベーターの状態監視を行うエレベーター遠隔監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エレベーター遠隔監視装置には、遠隔監視装置が使用している電話回線に、現地作業員が電話機を接続し、エレベーター保守会社等に対し技術的問い合わせ等の電話が行える様、あるいは、他のビル設備機器監視装置、警備装置等を接続できる様、遠隔監視装置内に通信機器接続用のモジュラージャックコネクタが設けられている。
【0003】
また、モジュラージャックコネクタは、通常市販されている電話機が使用できる様に規格型のモジュラージャックコネクタを使用しているため、誰でも電話回線を使用できる状態であり、防止するための措置も取っていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、悪意を持った第三者がこのモジュラージャックコネクタに電話機、或はモデム等を接続し、悪用されてしまう恐れが有る。
【0005】
更に、悪意を持った第三者が電話回線を使用中に緊急を要するエレベーター故障等が発生した場合、遠隔監視装置は電話回線を使用できないため、エレベーター保守会社等への通報が遅れ、対応の遅れが生じた為に、重大クレーム、あるいは重大事故に発生する恐れが有る。
【0006】
そこで本発明は、装置に設けられたモジュラージャックコネクタ等の接続手段を使用して遠隔監視用の電話回線を悪用することを防止し、緊急時には必ず異常通報を実施できるエレベーター遠隔監視装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、電話回線に接続され、エレベーターの状態監視を行うエレベーター遠隔監視装置において、電話回線を使用して外部と通信を行う通信機器を接続するための第1の接続手段と、この第1の接続手段に接続され電話回線を使用することが認められた通信機器から出力された電話回線を使用することを示す信号を伝送する信号線を接続するために第1の接続手段とは別に設けられた第2の接続手段と、この第2の接続手段から入力された電話回線を使用することを示す信号を検出する検出手段と、この検出手段により、電話回線を使用することが認められた通信機器から出力された電話回線を使用することを示す信号を検出している場合に限り、第1の接続手段を使用しての電話回線を使用することが認められた通信機器の通信動作を可能とする手段とを備えたことを特徴とする。
【0022】
このような構成の本発明によれば、第1の接続手段に接続され電話回線を使用することが認められた通信機器から出力され、第2の接続手段から入力された電話回線を使用することを示す信号を検出している場合に限り、第1の接続手段を使用しての通信機器の通信動作を可能とすることができる。従って、例えばエレベーター遠隔監視装置以外の監視装置(たとえばビル設備監視装置、警備端末装置)が、エレベーター遠隔監視装置の電話回線を共有して使用する場合、電話回線を共有することを認められた監視装置が電話回線に接続され、電話回線を使用していることを示す信号を検出している間は、エレベーター遠隔監視装置以外の監視装置がエレベーター遠隔監視装置の電話回線を使用可能とし、検出を行っていない場合はエレベーター遠隔監視装置以外の、電話回線の使用を認められていない監視装置が電話回線を使用することを不可とすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の図において、同符号は同一部分または対応部分を示す。
【0024】
(第1の実施形態)
図1、図3を使用して、本発明の第1の実施形態に係るエレベーター遠隔監視装置について説明する。
【0025】
図1は本発明の第1の実施形態に係るエレベーター遠隔監視装置の構成図である。また、図3は、この第1の実施形態のエレベーター遠隔監視装置が接続されるエレベーター遠隔監視システムの構成を示す図である。
【0026】
図1において、1はエレベーターの状態を監視し、異常検出時はエレベーター保守会社の監視センター(図3の20)へ異常データの自動通報を行う、或いはエレベーターかご内非常呼びボタンが押されると監視センター(図3の20)へ自動通報を行いエレベーターかご内インターホンと監視センター(図3の20)間の直接通話を実現する遠隔監視装置(エレベーター遠隔監視装置)、2は電話回線を接続する電話回線接続端子台、3はエレベーター点検時、技術的問い合わせ等を点検員が行いたい場合、市販されている電話機を接続したり、或いは他の警備端末等の通信機器を接続したりする為に設けられたモジュラージャックコネクタ(他通信機器接続端子台)、4は電話回線を悪用されている時に電話回線を使用できない様に電話回線を遮断する為の第1のリレー、5は遠隔監視装置が電話回線使用時に動作する第2のリレー(HOOK SWリレー)、6はPB(プッシュ釦)電話番号検出回路11を使用する場合に閉じる第3のリレー、7はトランス、8はデータ通信モデム、音声通話回路等が搭載されている通信回路、9は遠隔監視装置1の制御を行うCPU、10は遠隔監視装置1の動作プログラム、ダイヤル可能な電話番号等を登録するメモリー、12はモジュラージャックコネクタ3に通信機器が接続されたことを検出し、接続した通信機器が発するDP(ダイヤルパルス)信号を検出する他通信機器接続検出回路、13はダイオードブリッジ、14は外部より遠隔監視装置1に電話がかけられたことを検出する着信回路、15は着信回路検出信号等を取り込むDI回路、16はリレー等を制御するDO回路である。
【0027】
そして、図3に示すように、この図1に示す遠隔監視装置1は、エレベーター制御盤18に接続されるとともに、公衆回線網19を介して監視センター20に接続されている。
【0028】
通常、図1に記載したリレー接点は、図1の通りに設定されており、電話回線が使用可能な状態に設定されている。
【0029】
モジュラージャックコネクタ3に他の通信機器(図示せず)が接続され、他の通信機器が電話回線捕捉(OFF HOOK)した場合、他通信機器接続検出回路12のフォトカップラが動作し、他の通信機器が、遠隔監視装置1に接続している電話回線を使用しようとしていることを検出する。
【0030】
これを検出すると、他の通信機器がダイヤルを行う電話番号を検出する為、図1の第3のリレー6の接点を閉じ、ダイヤル種別がPB(プッシュ釦)ダイヤルであっても検出出来る様にする。
【0031】
DP(ダイヤルパルス)ダイヤルの場合は、電話番号に見合った回数だけ電話回線のループ回路を遮断することによりダイヤル動作を行う為、DPダイヤル出力中は他通信機器接続検出回路12のフォトカップラが電話番号に見合った回数だけ“ON”“OFF”を繰り返す為、その“ON”“OFF”回数を同装置内にてカウントすることにより容易に検出できる。
【0032】
PB(プッシュ釦)ダイヤルの場合は、PB(プッシュ釦)電話番号検出回路11内に取付けられたPB(プッシュ釦)信号を遠隔監視装置1が認識可能なディジタル信号に変換する素子を使用し、ダイヤルを行ったPB(プッシュ釦)ダイヤル番号を検出する。
【0033】
このようにして検出された通信の相手先の電話番号は、メモリー10に登録されている電話回線を使用可能な電話番号と比較され、登録された電話番号(例えばエレベーター保守会社の電話番号)と等しかった場合は、外部(例えばエレベーター保守会社)との通信が可能となる。
【0034】
メモリー10に登録されていない電話番号を検出した場合は、図1に記載された第1のリレー4を、回路が切り離される方向に動作させ、電話回線を強制的に設定された時間開放する。
【0035】
設定時間経過後は、図1に記載された第1のリレー4を回路が閉成される状態に自動的に復帰させる。
【0036】
以上説明したように、本実施形態によれば、ダイヤルされた通信の相手先の電話番号がメモリー10に登録されている電話回線を使用可能な電話番号と比較され、通信可能な相手先の電話番号かどうかの判定が行なわれ、通信可能な相手先の電話番号でない場合は電話回線を強制的に開放するので、第三者による遠隔監視用の電話回線の悪用を防止することができるとともに、通信可能な相手先の電話番号の場合は通信が可能となるので、現地作業員のエレベーター保守会社等に対する技術的問い合わせ等は従来通り行うことができる。
【0037】
(第2の実施形態)
図2、図3を使用して、本発明の第2の実施形態に係るエレベーター遠隔監視装置について説明する。
【0038】
図2は、本発明の第2の実施形態に係るエレベーター遠隔監視装置の構成図である。この第2の実施形態のエレベーター遠隔監視装置は、図3に示すように接続されてエレベーター遠隔監視システムが構成される。
【0039】
図2に示すように、この第2の実施形態は、図1に示す第1の実施形態の構成に、警報ブザー17を付加したものである。
【0040】
すなわち、この第2の実施形態においては、上述の第1の実施形態の場合と同様にして、モジュラージャックコネクタ3に接続された他の通信機器がダイヤルを行った電話番号が遠隔監視装置1のメモリー10に電話回線使用可能な電話番号として登録されていない電話番号であったことを検出した場合、第1の実施形態の場合と同様にして電話回線を強制的に使用できない状態に設定すると同時に、警報ブザー17を鳴らす或いは警告表示を行う等の処理を行う。
【0041】
以上説明したように、本実施形態によれば、第三者が遠隔監視用の電話回線を悪用した場合、警報ブザー17等の警報手段により周囲の人に異常事態であることを通報することができる。
【0042】
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。この第3の実施形態は、電話回線が悪用されている場合、これを監視センター等に報知するように構成したものである。
【0043】
すなわち、この第3の実施形態においては、上述の第1の実施形態(または第2の実施形態)の場合と同様にして、遠隔監視装置に電話回線使用可能な電話番号として登録されていない電話番号であったことを検出した場合、遠隔監視装置1は、同装置のメモリー10内に登録されているエレベーター保守会社の監視センター(図3の20)等の発報宛先に自動的にダイヤルを行い、電話回線が悪用されている内容のデータを送信する。
【0044】
以上説明したように、本実施形態によれば、第三者が遠隔監視用の電話回線を悪用した場合、自動通報機能によりエレベーター保守会社の監視センター等に電話回線が悪用されている内容を異常通報することができる。
【0045】
(第4の実施形態)
次に、図4を使用して、本発明の第4の実施形態について説明する。
【0046】
図4において、21は、遠隔監視装置1内部のメモリー10に発報宛て先電話番号、使用可能な電話番号等のデータを設定する際に使用するデータ設定ツール接続用コネクタである。
【0047】
データ設定ツール(図示せず)を遠隔監視装置1のデータ設定ツール接続用コネクタ21に接続し、データ設定ツールを操作し、遠隔監視装置1とデータ設定ツールをデータ通信可能状態にする。
【0048】
その後、データ設定ツールより、遠隔監視装置1内のメモリー10の特定エリアに“電話回線を使用する”旨のフラグデータを設定すると、通常“OFF”状態となっている、図4の第1のリレー4の接点が“ON”状態となり、モジュラージャックコネクタ3に通信機器を接続し、外部との通信が可能となる。
【0049】
また、データ設定ツールと遠隔監視装置1間の通信が途絶えた場合は、設定されていたフラグデータは解除されるシステム構成となっており、フラグが解除されたことを検出すると遠隔監視装置1は、第1の実施形態と同等の手段にて、図4の第1のリレー4の接点を “OFF”状態とし電話回線を開放することにより、モジュラージャックコネクタ3を使用しての通信が出来なくなる。
【0050】
以上説明したように、本実施形態によれば、現地作業員がデータ設定ツールをデータ設定ツール接続用コネクタ21に接続してデータ設定を行う場合にはモジュラージャックコネクタ3に電話機等の通信機器を接続して、電話回線を使用し、エレベーター保守会社に対して問い合わせ等を行うことができ、それ以外の時はモジュラージャックコネクタ3に電話機等の通信機器を接続しても通信動作を行うことができないので第三者による電話回線の悪用を防止することができる。
【0051】
(第5の実施形態)
次に、図4、図5を使用して、本発明の第5の実施形態について説明する。
【0052】
図5において、22はエレベーター制御盤(エレベーター制御装置)18にエレベーター調整データ等を設定する際に使用するデータ設定ツール、23はエレベーターの制御を行う制御基板、24はデータ設定ツールを接続する為のデータ設定ツール接続用コネクタ、25は遠隔監視装置1にレベル信号を出力するための信号線を接続するための遠隔監視装置接続コネクタ、26は前述した遠隔監視装置接続コネクタ25に接続されたケーブルを接続する為の、エレベーター接続コネクタ、32はエレベーター制御基板23にデータ設定ツールが接続されている間、接点を“ON”状態に設定するリレー接点である。なお、この第5の実施形態においては、図4に示す構成の遠隔監視装置1のデータ設定ツール接続用コネクタ21をエレベーター接続コネクタ26として使用する。
【0053】
データ設定ツール22をエレベーター制御基板23のデータ設定ツール接続用コネクタ24に接続し、データ設定ツール22を操作し、エレベーター制御基板23とデータ設定ツール22をデータ通信可能状態にする。
【0054】
その後、データ設定ツール22より、エレベーター制御基板23内メモリーの特定エリアに“電話回線を使用する”旨のフラグデータを設定すると、エレベーター制御基板23内のリレー接点32が自動的に“ON”状態となる。
【0055】
そのリレー接点32の接点信号は、遠隔監視装置接続コネクタ25より出力され接続ケーブルを通して遠隔監視装置1に伝達される。遠隔監視装置1は、前述したリレー接点32の接点信号が入力されている間、通常“OFF”状態となっている図4の第1のリレー4接点を“ON”状態とし、モジュラージャックコネクタ3に通信機器を接続し、外部との通信が可能となる。
【0056】
また、データ設定ツール22とエレベーター制御基板23との間の通信が途絶えた場合、エレベーター制御基板23内メモリーに設定されていたフラグデータは自動的に解除され、エレベーター制御盤18は自動的に出力していたリレー接点32を“OFF”状態とする。遠隔監視装置1は、エレベーター制御基板23の接点信号状態が“OFF”状態になったことを検出すると、強制的に図4の第1のリレー4接点を“OFF”状態とし、モジュラージャックコネクタ3を使用した通信が出来ない状態に設定する。
【0057】
以上説明したように、本実施形態によれば、現地作業員がエレベーター制御盤18に調整データ等を入力するデータ設定ツール22を、データ設定ツール接続用コネクタ24に接続して調整データ等の入力を行う場合にはモジュラージャックコネクタ3に電話機等の通信機器を接続して、電話回線を使用し、エレベーター保守会社に対して問い合わせ等を行うことができ、それ以外の時はモジュラージャックコネクタ3に電話機等の通信機器を接続しても通信動作を行うことができないので第三者による電話回線の悪用を防止することができる。
【0058】
(第6の実施形態)
次に、図4、図6を使用して、本発明の第6の実施形態について説明する。
【0059】
図6において、27はエレベーター以外の設備機器を遠隔監視するための他監視装置、例えばビル設備監視装置あるいは警備端末装置、28は他監視装置27の電話回線接続端子台29と遠隔監視装置1の他電話機接続端子台3とを接続する電話線、30は他監視装置27が電話回線を使用する際に、接点信号を出力し、遠隔監視装置1に認識させる信号線を接続する為の遠隔監視装置接続コネクタ、31は前述した信号線を遠隔監視装置1に接続する為の他監視装置接続コネクタ、33は他監視装置27内に設けられ、通常は“OFF”状態に設定され、他監視装置27が電話回線を使用する場合“ON”状態に設定されるリレー接点である。なお、この第6の実施形態においては、図4に示す構成の遠隔監視装置1のデータ設定ツール接続用コネクタ21を他監視装置接続コネクタ31として使用する。
【0060】
他監視装置27が通報を行う為に、回線捕捉を行う直前にリレー接点33を“ON”状態に設定する。リレー接点33の接点信号は、遠隔監視装置接続コネクタ30より出力され、接続ケーブルを通して、遠隔監視装置1に伝達される。
【0061】
遠隔監視装置1は前述したリレー接点33の接点信号を認識すると、図4の第1のリレー4の接点を“ON”状態に設定し、他監視装置27が、電話回線接続端子台29、電話線28、及び他電話機接続端子台3を経由して、公衆回線網19の電話回線を使用できる状態に設定する。
【0062】
他監視装置27が電話回線の使用を終了すると、自動的に同装置27のリレー接点33の接点信号が“OFF”状態となる。
【0063】
遠隔監視装置1は、他監視装置27のリレー接点33の接点信号が“OFF”になったことを認識すると、遠隔監視装置1内の図4の第1のリレー4の接点状態を“OFF”に設定し、公衆回線網19の電話回線を使用できない状態に設定する。
【0064】
以上説明したように、本実施形態によれば、他監視装置(たとえばビル設備監視装置、警備端末装置)27が、エレベーター遠隔監視装置1の電話回線を共有して使用する場合、電話回線を共有することを認められた他監視装置27が電話回線に接続され、電話回線を使用していることを検出している間は、他監視装置27がエレベーター遠隔監視装置1の電話回線を使用可能とし、検出を行っていない場合は電話回線の使用を認められていない他監視装置が電話回線を使用することを不可とすることができる。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、従来実施できなかった遠隔監視用電話回線の第三者による悪用を防止することが出来る。また、警報手段や、予め設定された報知先に報知する報知手段を備えることにより、悪用者の早期発見が可能となる。
【0066】
その結果、遠隔監視用電話回線が悪用されることが無くなり、エレベーター異常時に異常通報が実施出来ない現象が無くなり、エレベーター利用者に安心してエレベーターを使用してもらうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係るエレベーター遠隔監視装置の構成図。
【図2】 本発明の第2の実施形態に係るエレベーター遠隔監視装置の構成図。
【図3】 本発明の第1または第2の実施形態のエレベーター遠隔監視装置が接続されるエレベーター遠隔監視システムの構成図。
【図4】 本発明の第4〜第6の実施形態に係るエレベーター遠隔監視装置の構成図。
【図5】 本発明の第5の実施形態に係るエレベーター遠隔監視装置が接続されるエレベーター遠隔監視システムの主要部の構成図。
【図6】 本発明の第6の実施形態に係るエレベーター遠隔監視装置が接続されるシステムの主要部の構成図。
【符号の説明】
1…遠隔監視装置(エレベーター遠隔監視装置)
2…電話回線接続端子台
3…モジュラージャックコネクタ(他通信機器接続端子台、他電話機接続端子台)
4…第1のリレー
5…第2のリレー
6…第3のリレー
7…トランス
8…通信回路
9…CPU
10…メモリー
11…PB電話番号検出回路
12…他通信機器接続検出回路
13…ダイオードブリッジ
14…着信検出回路
15…DI回路
16…DO回路
17…警報ブザー
18…エレベーター制御盤
19…公衆回線網
20…監視センター
21、24…データ設定ツール接続用コネクタ
22…データ設定ツール
23…制御基板
25、30…遠隔監視装置接続コネクタ
26…エレベーター接続コネクタ
27…他監視装置
28…電話線
29…電話回線接続端子台
31…他遠隔監視装置接続コネクタ
32、33…リレー接点

Claims (1)

  1. 電話回線に接続され、エレベーターの状態監視を行うエレベーター遠隔監視装置において、前記電話回線を使用して外部と通信を行う通信機器を接続するための第1の接続手段と、この第1の接続手段に接続され前記電話回線を使用することが認められた通信機器から出力された前記電話回線を使用することを示す信号を伝送する信号線を接続するために前記第1の接続手段とは別に設けられた第2の接続手段と、この第2の接続手段から入力された前記電話回線を使用することを示す信号を検出する検出手段と、この検出手段により、前記電話回線を使用することが認められた通信機器から出力された前記電話回線を使用することを示す信号を検出している場合に限り、前記第1の接続手段を使用しての前記電話回線を使用することが認められた通信機器の通信動作を可能とする手段とを備えたことを特徴とするエレベーター遠隔監視装置。
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