JP2549176B2 - エレベータの通話装置 - Google Patents

エレベータの通話装置

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JP2549176B2 JP1150391A JP15039189A JP2549176B2 JP 2549176 B2 JP2549176 B2 JP 2549176B2 JP 1150391 A JP1150391 A JP 1150391A JP 15039189 A JP15039189 A JP 15039189A JP 2549176 B2 JP2549176 B2 JP 2549176B2
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潔 園本
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エレベータの通話装置に関する。
〔従来の技術〕
第2図は従来のエレベータ通話装置のブロツク図であ
る。第2図において、1は乗かご内の通話装置で、始動
スイツチ2と送受話器3が接続されており、複数の設備
機器4と共にビル端末装置Tの制御装置10に接続されて
いる。ビル端末装置Tは、前記乗かご内通話装置1と設
備機器4からの信号を入力して、発報の制御を行う制御
装置10と、発報データを作成する異常信号作成装置14
と、自動ダイヤリングなどを行う発報装置16で構成され
ている。また、Cは監視センタで、電話回線Dを介して
ビル端末装置Tと接続されており、発報に対する応答を
行う異常応答装置20などで構成されている。
従来監視センタCと、エレベータ乗かご内の通話装置
1間の通話点検は、以下のように動作していた。まず、
点検者が乗かご内通話装置1の始動スイツチ2を押すこ
とにより、この信号がビル端末装置T内の制御装置10に
送られる。制御装置10は通話要求を認識すると、この信
号を異常信号作成装置14に送り、ここで発報先の電話番
号や信号の内容などを作成し、発報装置16はこの信号を
受けて、電話回線Dを介して監視センタCに発報する。
一方、監視センタCの異常応答装置20は、受信した情報
によりビル端末装置Tからの通話要求であることを認知
し、電話回線Dを介して乗かご内通話装置1の送受話器
3と、異常応答装置20との通話を可能にする。このよう
にして、乗かご内通話装置1側の点検者と監視センタC
側のオペレータとの通話を行つて通話点検である旨連絡
することによつて、ビル端末装置Tとセンタ装置C間の
通話機能が正常かどうかを確認していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
乗かご内通話装置と監視センタC間の通話機能の点検
は、その性質上定期的、例えば1ケ月に一度の頻度で実
施されているのが通常である。従って、ビル端末装置の
数が多くなると、監視センタCで処理する通話点検回数
が多くなり、一時に集中する場合がある。この場合、監
視センタ側はこれに対応するために、応答装置や対応す
るオペレータを増やさなければならない問題があつた。
また、前記通話点検が一時に集中する場合、監視センタ
本来の機能である、ビル端末装置からの異常発報に対す
る対応ができなくなるという問題があつた。
本発明の目的は、監視センタ側の専門のオペレータの
増員を抑制し、かつ、異常発報時の対応に支障を生じさ
せることのないエレベータの通話装置を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明は、乗りかご内通
話装置と、この乗りかご内通話装置作動時、自動ダイヤ
リング装置を作動させ、電話回線を介して監視センタの
異常応答装置と接続し、通話できるようにする端末装置
とを備えたエレベータの通話装置において、前記監視セ
ンタに、前記乗りかご内通話装置点検時応答する点検応
答装置を設け、一方、前記端末装置に、前記乗りかご内
通話装置の点検時、点検者によって操作される通話点検
スイッチと、この通話点検スイッチ動作時、前記乗りか
ご内通話装置の発報先を、前記点検応答装置へ切替えて
接続する発報先切替装置と、通話点検の終了後、前記通
話点検スイッチが元の通常モードに切替えられていない
ことを検知して前記発報先切替装置を自動的に通常モー
ドにする未復帰解除装置とを設けたことを特徴とする。
〔作用〕
端末装置は、点検者が通話点検スイツチを操作するこ
とによつて、エレベータ通話装置の点検であることを認
知し、発報先切替装置により通常の応答装置ではなく、
監視センタの点検応答装置に発報する。そして、通話が
終了した後、前記通話点検スイツチを元の通常モードに
戻して通話点検終了となるが、この時、この通話点検ス
イツチを元の通常モードに戻し忘れても、自動的に発報
先切替装置を動作させ、通常の応答装置に発報するよう
に切替える。これにより、応答装置やオペレータの増員
を防ぎ、さらに、通話点検終了後も点検モードが継続し
て、異常が発生しても異常応答装置に発報できないとい
う状況に陥ることを防ぐことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。第
1図は、本発明の一実施例に係るエレベータの通話装置
のブロツク図である。
第1図において、1は監視センタC側と通話する乗か
ご内通話装置で、通話の始動スイツチ2と送受話器3が
接続されており、ビル内の複数の設備機器4と共にビル
端末装置Tの制御装置10に接続されている。Tは各ビル
の管理人室などに設けられたビル端末装置で、前記乗か
ご内通話装置1からの通話要求信号、前記設備機器4か
らの異常信号、通話点検スイツチ11からの信号とを入力
し、制御信号を作成する制御装置10と、前記制御信号を
受けて発報先を切替える発報先切替装置13と、前記発報
先切替装置13により選択され発報データの作成を行う異
常信号作成装置14、および点検信号作成装置15と、前記
異常信号、点検信号を受けて自動ダイヤリングなどを行
う発報装置16と、通話点検終了後、前記通話点検スイツ
チ11が、通常モードに復帰されない時これを検知して、
前記発報先切替装置13を自動的に異常信号作成装置14側
に切替える未復帰解除装置12により構成されている。C
は監視センタで、電話回線Dを介してビル端末装置Tか
ら送られてくる発報のうち、異常発報に関するデータは
異常応答装置20で、また、通話点検に関するデータは点
検応答装置21で応答する。
次に本発明の一実施例の動作を説明する。
点検者が通話点検スイツチ11を操作し点検モードにす
ると、その信号は制御装置10に入力され、制御装置10は
この点検信号を受けて、通話点検であることを認知す
る。次に点検者が乗かご内通話装置1の始動スイツチ2
を操作すると通話要求信号として制御装置10に入力さ
れ、前記点検信号と合わせて制御信号として発報先切替
装置13に送ると共に、未復帰解除装置12へ通話点検要求
が発生したことを報知する。この制御信号により発報先
切替装置13は通話点検発報であることを認識し、点検信
号作成装置15を選択しこれと接続する。接続された点検
信号作成装置15は、監視センタCの点検応答装置21の電
話番号や通話要求するビル端末装置Tの認識番号などの
データを発報装置16に送り、発報装置16は受けたデータ
により、点検応答装置21にダイヤリングし発報する。
一方、監視センタC内の点検応答装置21は、ビル端末
装置Tから電話回線Dを介して発報を受信すると、予め
保持している音声、例えば「こちらは監視センタです。
点検を始めて下さい。」などを出力し点検開始を促す。
この音声を送受話器3を通して聞いた点検者は、予め決
められた内容、例えば、ビル名称、ビル端末装置Tの認
識番号、点検者氏名などを送受話器3に向かって発声す
る。この音声は、点検応答装置21で予め定められた時
間、例えば15秒間録音し、15秒経過後再生出力して送受
話器3を介して点検者に聞かせる。点検者はこの音声を
聞いて自らの発した音声が返送されてきたことを確認に
して点検終了とする。この時、前記再生音声が確認でき
ず、通話不良の場合には回線切断後、通話点検スイツチ
11を元の通常モードに戻し、再度始動スイツチ2を操作
して、異常応答装置20に対して発報し、点検者はオペレ
ータと通話し通話状況を確認するなどして対処する。
点検応答装置21は、録音した音声を再生した後、ビル
端末装置Tに対して回線切断指令を発し、自らも回線切
断する。
点検者は、通話状態を確認した後、前記通話点検スイ
ツチ11を元の通常モードに戻して通話点検終了となる
が、この時、この通話点検スイツチ11を元の通常モード
に戻し忘れると、これ以降、例えば設備機器4に異常が
発生した場合でも、点検応答装置21に発報してしまい、
オペレータが対応する異常応答装置20には異常データが
入らず、異常に対処できない状況となる。これを防ぐた
め、前記通話点検スイツチ11を元の通常モードに戻し忘
れた場合、通話点検スイツチを監視している未復帰解除
装置12が、自動的に発報先切替装置13を動作させ、異常
信号作成装置14に接続し、異常応答装置20に発報できる
ようにする。
このように本実施例では、エレベータ通話装置点検の
さい、点検応答装置21が対応するのでオペレータの増員
等を防ぐことができる。また、通話点検の認識信号の発
生は点検者の通話点検スイツチ11の操作により行なうの
で、この通話点検スイツチ11の戻し忘れが発生する可能
性があるが、自動的に通常モードに復帰させる手段を設
けたので、通話点検終了後も点検モードが継続して、異
常が発生しても異常応答装置20に発報できないという状
況に陥ることを防ぐことができる。
〔発明の効果〕
本発明では、エレベータ通話装置通話点検のさい、点
検応答装置が対応するので、オペレータの増員を抑制す
ることができ、さらに、エレベータの通話装置点検終了
時、通話点検スイツチを戻し忘れても自動的に点検前の
状態に戻す構成にしたので、点検終了後に発生した異常
に対しても確実に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係るエレベータの通話装
置のブロツク図、第2図は、従来のエレベータの通話装
置のブロツク図である。 1……乗かご内通話装置、4……設備機器、10……制御
装置、11……通話点検スイツチ、12……未復帰解除装
置、13……発報先切替装置、14……異常信号作成装置、
15……点検信号作成装置、16……発報装置、20……異常
応答装置、21……点検応答装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗りかご内通話装置と、この乗りかご内通
    話装置作動時、自動ダイヤリング装置を作動させ、電話
    回線を介して監視センタの異常応答装置と接続し、通話
    できるようにする端末装置とを備えたエレベータの通話
    装置において、前記監視センタに、前記乗りかご内通話
    装置点検時応答する点検応答装置を設け、一方、前記端
    末装置に、前記乗りかご内通話装置の点検時、点検者に
    よって操作される通話点検スイッチと、この通話点検ス
    イッチ動作時、前記乗りかご内通話装置の発報先を、前
    記点検応答装置へ切替えて接続する発報先切替装置と、
    通話点検の終了後、前記通話点検スイッチが元の通常モ
    ードに切替えられていないことを検知して前記発報先切
    替装置を自動的に通常モードにする未復帰解除装置とを
    設けたことを特徴とするエレベータの通話装置。
JP1150391A 1989-06-15 1989-06-15 エレベータの通話装置 Expired - Lifetime JP2549176B2 (ja)

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JP4714470B2 (ja) * 2005-01-13 2011-06-29 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 監視カメラ用記録装置
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