JPH02213262A - エレベータ乗かご内通話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エレベータ乗かご内の通話装置に関する。

〔従来の技術〕

第２図に従来のエレベータ乗かご内通話装置のブロック
図を示す。第２図において、１はエレベータ乗かご内の
通話装置で、始動スイッチ２と送受話器３で構成されて
おり、複数の設備機器４と共にビル端末装置Ｔの制御装
置１０に接続されている。ビル端末装置Ｔは、前記通話
装置１と設備機器４からの信号を入力として発報の制御
を行なう制御装置１０と発報データを作成する異常信号
作成袋Ｗ１１４と自動ダイヤリングなどを行なう発報袋
［１６で構成されている。また、Ｃはセンタ装置で電話
回線りを介してビル端末装置Ｔと接続されており、発報
に対する応答を行なうオペレータ応答操作装置２０など
で構成されている。

従来センタ装置Ｃとエレベータ乗かご内の通話装置１間
の通話点検は、以下のように動作していた。まず、点検
者が通話装置１の始動スイッチ２を押すことにより、こ
の信号がビル端末装！！Ｔ内の制御装置１０に送られる
。制御表！１０は通話要求を認識すると、この信号を異
常信号作成装置１４に送り、ここで１発報先の電話番号
や信号の内容などを作成し、発報装ｗ１６は、この信号
を受けて電話回線りを介してセンタ装置Ｃに発報する。

一方、センタ装置Ｃのオペレータ応答操作装＠２０は、
受信した情籟によりビル端末装！Ｔがらの通話要求であ
ることを認知し、電話回線りを介して通話装置１の送受
話器３とオペレータ応答操作装置２０との通話を可能に
する。このようにして、通話装置１間の点検者とセンタ
装置ｉＩＣ側のオペレータとの通話を行なって通話点検
である旨連絡することによって、ビル端末装置Ｔとセン
タ装置Ｃ間の通話機能の点検としていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

エレベータ乗かご内通詰装置とセンタ装置間の通話機能
の点検は、その性質上定期的、例えば１力月に一度の割
合で実施されているのが通常である。従ってビル端末装
置の数が多くなると、センタ装置で処理する通話点検頻
度が多くなり一時に集中する場合がある。この場合、セ
ンタ装置側は、これに対応するために、センタ装置の応
答装置や対応するセンタ管制員を増やさなければならな
い問題があった。また、上記通話点検が一時に集中する
場合、センタ装置の本来の機能であるビル端末装置から
の異常発報信号に対する対応ができなくなるという問題
があった。

本発明の目的は、上記従来技術における課題を解決し、
管理センタ装置側の専門の管制員の増加を抑制し、かつ
、異常発報時の対応に支障を生じさせることのないエレ
ベータ乗かご内通詰装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達成するため、本発明は、エレベータ乗か
ご内の通話装置とビル建屋内の設備機器の監視を行なう
端末装置とを接続し、そして、前記通話装置作動時、前
記端末装置に設けられた自動ダイヤリング装置を動作さ
せ、電話回線を介して監視センタ装置のオペレータ応答
操作装置と接続し、通話要求信号を送り通話できるよう
にしたエレベータ乗かご内通詰装置において、前記端末
装置に前記通話装置の点検時点検者によって操作される
点検スイッチを設け、さらに、前記通話装置作動時、前
記点検スイッチが作動していれば前記通話要求信号に点
検信号を付加して出力する信号制御手段を設け、一方、
前記監視センタ装置に、点検時応答する自動応答装置を
設け、さらに、前記端末装置からの通話要求信号に点検
信号が付加されていることを識別して前記通話装置を前
記自動応答装置に切替で接続する識別切替装置を設け。

かつ、前記識別切替装置動作時、前記自動応答装置の電
話回線が塞がっているとき、応答先を前記オペレータ応
答操作装置へと切替る判断装置を備えた構成としている
。

〔作用〕

本発明は、前記のように構成したことから、監視センタ
装置は、端末装置からの通話要求信号に点検者の操作に
よって付加される点検信号が含まれていることを識別す
る識別切替手段により、通話点検の場合には、オペレー
タが応答する装置ではなく１点検用の自動応答装置と端
末装置の通話装置と接続して１点検者と自動応答装置間
で通話機能を点検するので、通話点検に対応するオペレ
ータが不要となる。さらに、この通話点検が集中して自
動応答装置の受信能力を据えたどき、監視センタ装置の
判断手段によりオペレータが対応する応答装置に接続変
更することによって、自動応答装置で受けられないとき
は、オペレータが対応する応答装置で受けることができ
る。

（実施例〕 以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。第１
図は、本発明の一実施例に係るエレベータ乗かご内通詰
装置のブロック図である。

図において、１はセンタ側と通話するエレベータ乗かご
内の通話装置で、通話の始動スイッチ２と送受話器３で
構成されており、ビル内の複数の設備機器４と共にビル
端末装置Ｔの信号制御装置１２に接続されている。Ｔは
各ビルの管理人室などに設けられたビル端末装置で、前
記通話装置１からの通話要求信号、前記設備機器４から
の異常信号１通話点検スイッチ１１からの信号とを入力
し、送信信号作成する信号制御装置１２と、前記送信信
号を受けて自動ダイヤリングなどを行なう発報装置１６
により構成されている。Ｃはセンタ装置で、電話回線り
を介して送られてくる通話要求信号に点検信号が付加さ
れているか否かを識別して１点検信号が含まれていない
場合はオペレータ応答操作装置Ｅ２０で、また、点検信
号が含まれている場合は自動応答装置２１で応答するよ
う切替で接続する識別切替装置２２と、通話装置１と自
動応答装置２１が接続されたか否かを判断する判断装！
２３により構成されている。

次に本実施例の動作を説明する。

点検者が通話点検スイッチ１１を操作すると信号制御装
置１２は、この信号を受けて通話点検であることを認知
して点検信号を作成する０次に点検者が通話装置１の始
動スイッチ２を操作すると。

通話要求信号として信号制御装置１２に入力され。

前記点検信号と合わせて発報装置１６に制御信号として
送る０発報装置１６は、受けた制御信号によりセ、ンタ
装置Ｃの識別切替装置２２にダイヤリングし発報する。

一方、センタ装ＷＩＣ内の識別切替装置２２は、ビル端
末装置！Ｔから電話回線りを介して発軸を受信すると、
この受信した通話要求信号に点検信号が含まれているこ
とを識別して自動応答装置！２１と接続する。このとき
通話要求信号に点検信号が含まれていなければオペレー
タ応答操作装置２゜と接続する。ビル端末装置Ｔの通話
装置１と接続された自動応答装置２１は、エレベータ乗
がご内の点検者に対し何らかの言葉１例えば、ビル名称
、ビル認識番号などを発声するよう促し、点検者が発声
する音声を録音、または録音・再生することで通話点検
が行なわれる。

ここで、この自動応答装！２１が、他のビル端末装置か
らの通話点検により塞がっている場合、判断装置２３は
これを検知して識別切替装置ｉ２２に対して応答先を切
替る信号を送る。これを受けた識別切替装置２２は、応
答先をオペレータ応答操作装置２０に切替オペレータに
応答を促す。そこで、オペレータは、エレベータ乗かご
内の点検者と通話し１通話機能の点検を行なう。

このように本実施例では、通話点検の認識信号の発生は
ビル端末装置Ｔで行ない、かつ、この信号を受けたセン
タ装置Ｃは自動応答装置２１で応答するので１通話点検
を人手を介さず自動的に行なえ、オペレータ要員の削減
が図れる。さらに、自動応答装［２１が塞がっている場
合は、オペレータ応答操作装置２０で応答できるので１
通話点検作業が集中するピークに備えて、自動応答装置
２１に余分な能力を持たせる必要がないという特徴があ
る。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明では、エレベータ乗かご内通
話装置の点検時、点検専用の他の自動応答装置を用いる
ようにしたため１人手が不要とするのでオペレータの増
員を抑制できるばかりか、異常発報時これに迅速かつ確
実に対処することができる。さらに、自動応答装置が塞
がっているときは、通常のオペレータ用応答装置で対応
できるので、自動応答装置の能力を必要以上に持たせる
必要がないという効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例に係るエレベータ乗かご内
通話装置のブロック図、第２図は従来のエレベータ乗か
ご内通話装置のブロック図である。 １・・・通話装置、４・・・設備機器、１１・・・通話
点検スイッチ、１２・・・信号制御装置、１６・・・発
報装置、２０・・・オペレータ応答操作装置、２１・・
・自動応答装置、２２・・・識別切替装置、２３・・・
判断装置、Ｔ・・・ビル端末装置、Ｃ・・・センタ装置
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）エレベータ乗かご内の通話装置とビル建屋内の設
   備機器の監視を行なう端末装置とを接続し、そして、前
   記通話装置作動時、前記端末装置に設けられた自動ダイ
   ヤリング装置を動作させ、電話回線を介して監視センタ
   装置のオペレータ応答操作装置と接続し、通話要求信号
   を送り通話できるようにしたエレベータ乗かご内通話装
   置において、前記端末装置に前記通話装置の点検時点検
   者によつて操作される点検スイッチを設け、さらに、前
   記通話装置作動時、前記点検スイッチが作動していれば
   前記通話要求信号に点検信号を付加して出力する信号制
   御手段を設け、一方、前記監視センタ装置に、点検時応
   答する自動応答装置を設け、さらに、前記端末装置から
   の通話要求信号に点検信号が付加されていることを識別
   して前記通話装置を前記自動応答装置に切替て接続する
   識別切替装置を設け、かつ、前記識別切替装置動作時、
   前記自動応答装置の電話回線が塞がつているとき、応答
   先を前記オペレータ応答操作装置へと切替る判断装置を
   備えたことを特徴とするエレベータ乗かご内通話装置。