JPH0314757Y2 - - Google Patents

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JPH0314757Y2
JPH0314757Y2 JP1984019346U JP1934684U JPH0314757Y2 JP H0314757 Y2 JPH0314757 Y2 JP H0314757Y2 JP 1984019346 U JP1984019346 U JP 1984019346U JP 1934684 U JP1934684 U JP 1934684U JP H0314757 Y2 JPH0314757 Y2 JP H0314757Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する分野〕 本考案は、押釦スイツチに係り、とくに同一パ
ネル上に複数のスイツチ等を装備したテ−プレコ
ーダ等の音響機器に好適な押釦スイツチに関す
る。
〔従来技術とその問題点〕
一般に、テープレコーダは、プレイ、ストツ
プ、早送り及び早戻し等の各操作モードのほか、
例えばラウドネス又はメタル等の機能を有するも
のがあり、また、これらの各機能を選択使用する
のに機械的なレバー等を使用せずにマイクロスイ
ツチ等とその電磁式操作手段に依存するものが多
い。そして、かかるテープレコーダ等に使用され
る選択スイツチとしては、通常は各操作モードに
対応した複数個の押釦スイツチが多く使用されて
いる。
第1図ないし第3図にその従来例を示す。この
従来例において、1は音響機器に装備される化粧
板すなわちフロントパネルを示す。このフロント
パネル1には、カセツトパツク挿入口2が、また
ラジオ周波数および時計用のデジタル表示部用ス
ペース3が各々設けられている。4、4、…はプ
リセツト及びメモリー釦を示し、5,5…は当該
音響機器に配設されたフイーチヤ(例えば、ラウ
ドネス、メタル、ドルビー等)を操作する押釦群
を、又6、6、…は早送り又は巻戻し用の操作ス
イツチを各々示す。
しかしながら、かかる従来例においては、複数
の押釦スイツチ4、5等が並設されていることか
ら、その操作時の判別に迷いが生じ、これがため
誤操作され易いという不都合がある。一方、かか
る複数の押釦の装備に際しては、例えば第2図に
示す如く押釦4を操作するためのブラケツト10
および原位置復帰ばね11等を必要とし、また、
第3図に示す如く押釦4等をスイツチ12に直接
的に連結する方式にあっては、フロントパネル1
の押釦用取付穴1A、1A…に前記複数の押釦4
等を同時に合せて組立てるに多くの時間を要し、
従って生産性が悪いという欠点があった。
〔考案の目的〕
本考案は、かかる従来技術の有する不都合を改
善し、複数のスイツチを単一の押釦でオン・オフ
可能とし、これによって装置全体の小型化および
誤操作の防止を図った押釦スイツチ機構を提供す
ることにある。
〔考案の概要〕
そこで、本考案では、パネルに設けられた凹形
の収納部に1つの押釦本体が進退自在に取付けら
れ、且つ収納部の背面側に複数のスイツチが所定
間隔をもって配設されて成る押釦スイツチ機構に
おいて、押釦本体の背面側中央部には原位置復帰
用ばね手段を装備すると共に、この押釦本体の背
面外周部には収納部の内底面を挿通してスイツチ
と対応する複数のスイツチ押圧桿を装着し、さら
に、各スイツチ押圧桿の間に、このスイツチ押圧
桿よりも短い複数の回動ストツパを設け、押釦本
体が押圧されていない状態では、スイツチ押圧桿
の先端とスイツチとの間隔が回動ストツパの先端
と収納部の内底面との間隔よりも大きくなるよう
に設定され、押釦本体の中央部を押圧した場合に
は、複数の回動ストツパの先端が収納部の内底面
に一様に当接して、スイツチはいづれも押圧され
ず、また、押釦本体上の1つのスイツチ押圧桿部
分を押圧した場合には、複数の回動ストツパのう
ちの隣り合う2つの回動ストツパを支点として押
釦本体が回動して、1つのスイツチ押圧桿と対応
するスイツチが押圧されるようにし、これによっ
て前記目的を達成しようとするものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を第4図ないし第5図
に基づいて説明する。
第4図ないし第5図は、フロントパネルと本実
施例における押釦スイツチ部分との関係を示すも
ので、21はフロントパネルを示し、22カセツ
トパツク挿入口を、又23はラジオ周波数および
時計用のデジタル表示部用スペースを各々示す。
更に、第4図において、4、4、…は前述した従
来例と同様にプリセツト及びメモリー釦を示し、
30は当該音響機器に配設されたフイーチヤ(例
えばラウドネス、メタル、ドルビー等)を押圧す
る方形状の押釦本体を、また6、6、…は早送り
又は巻戻し用の操作スイツチを各々示す。
前記フロントパネル21における押釦本体30
用の収納部21Aは、その全体が方形状で且凹状
をなし、当該凹状収納部21Aの中央部には、前
述した押釦本体30部分全体を原位置復帰せしめ
るための原位置復帰ばね50が装備されるように
なっている。また、前記収納部21Aの内底面2
1Bには、前記押釦本体30を係着するための貫
孔21C、21Cが設けられ、さらに背面側に配
設されたスイツチ26、26、…を押圧するため
の貫孔21D、21D、…が本実施例においては
図の如く4箇所に形成され、同じく背面に配設さ
れたLED等の光源27、27、…からの光をフ
ロントパネル側前面に導くための導光手段用の貫
孔21E、21E、…が、前記各スイツチ用貫孔
21D、21D、…と同様に4箇所に設けられて
いる。28は、スイツチ26および光源27を装
備するための基板(P,C,B)を示す。
一方、前記押釦本体30は、第8図ないし第1
2図に示すように、スイツチ押圧部31と導光手
段32と釦キヤツプ部33とからなり、前記導光
手段32がスイツチ押圧部31と釦キヤツプ部3
3とに挟持された状態となっている。前記釦キヤ
ツプ部33は不透明プラスチツチからなり、その
角部には発光用窓部33A,33A、…が形成さ
れている。この各発光用窓部33Aに対応して、
前記導光手段32には係止用突起32A,32
A、…が形成されている。この場合、当該導光手
段32は、前記各係止用突起32Aを含めて全体
的に透明もしくは半透明部材で形成され、その各
角部には第8図に示す如く導光ガイド32Bが形
成されている。そして、この各導光ガイド32B
が、前記スイツチ押圧部31に形成された貫孔3
1A,31A,…を貫挿して第5図に示す如く当
該スイツチ押圧部31と一体化されるようになっ
ている。
また、押釦本体30の内の前記スイツチ押圧部
31は、具体的には第9図ないし第12図の如く
モールド成形されるようになっている。これらの
図において、スイツチ押圧部31は、その背面側
中央部の左右に所定間隔をおいて一対の係着部3
1B、31Bを有し、この各係着部31Bが前記
フロントパネル21の収納部21A内に形成され
た係着用貫孔21Cに係着されることにより、押
釦本体30全体がフロントパネル21に装着され
るようになっている。スイツチ押圧部31の背面
側には、さらにその角部より僅かに内側に位置し
てスイツチ押圧桿31C、31C、…が方形状に
配設されて4箇所に形成されている。また、これ
ら各スイツチ押圧桿31Cに対し、回動ストツパ
手段としてのストツパ用突起31Dが第11図に
示す如く菱形に配設されて4箇所に形成されてい
る。そして、当該各ストツパ用突起31Dの各々
は、前記各スイツチ押圧桿31Cよりも短かく形
成されている。また、31E、31Eは各々角形
の貫孔を示し、31Fは前述した原位置復帰ばね
50を係止するための円形溝を示す。
このように形成されたスイツチ押圧部31は、
前述した如く導光手段32および釦キヤツプ部3
3とともに、第5図に示す如く一体化されて前記
フロントパネル21の収納部21Aに原位置復帰
ばね50とともに係着されるようになっている。
第13図ないし第14図は、前記押釦本体30
をフロントパネル21に装備した状態を示す一部
省略した説明図で、第13図はスイツチ26とス
イツチ押圧桿31Cおよびストツパ用突起31D
との関係を示す。この場合、スイツチ押圧桿31
Cの先端とスイツチ26との間隔Lとし、ストツ
パ用突起31Dの先端とフロントパネル21の収
納部21Aの内底面との距離をとするとL>
となるように設定されている。また、第14図は
導光ガイド32Bと光源27、および係着部31
Bと係着用貫孔21Cの各関係を示す説明図であ
る。このように、スイツチ押圧桿31Cとスイツ
チ26、および導光ガイド32Bと光源27と
は、それぞれ図の如く対向して配設されている。
次に、上記実施例の動作例を説明すると、第1
5図において、押釦本体30の中央部※印のS部
分を押すと、原位置復帰ばね50は第16図に示
す如く均一にたわんで4箇所のストツパ用突起3
1Dが内底面21Bに当接する。この場合は、図
から明らかの如く(L>より)、スイツチ26
はいづれも押圧されないようになっている。これ
に対し、第15図の※印P1、P2、P3又はP4のい
づれか1箇所たとえばP3部分を押圧すると、当
該P3部分の前記スイツチ押圧桿31Cは、2箇
所のストツパ用突起31Dを支点として略第17
図に示す如き傾き、これによって当該部分のスイ
ツチ26がオン(ON)される。この場合、他の
三箇所のスイツチ26は、押釦本体30がストツ
パ用突起31Dによって離れる方向に回動される
ため全く作動しないようになっている。そして、
第17図の状態から外力を解放すると、前記押釦
本体30は原位置復帰ばね50の作用により再び
第13図の状態に復帰する。第15図の他の※
P1、P2、又はP4のいづれかを押した場合も、上
記P3を押した場合と全く同様に動作するように
なっている。そして、各スイツチ26のいづれか
がオンされた場合には、当該箇所に併設された光
源27が点灯されるようになっており、この光が
前述した導光ガイド32B内を経て押釦本体30
の釦キヤツプ33に形成された発光用窓部33A
から外部へ放散され、これによって当該押圧箇所
のP3部分のスイツチ26がオンされたことを表
示し得るようになっている。
尚、上記実施例において、押釦本体30を四角
形状の場合について例示したが、本考案は必ずし
もこれに限定されず、例えば三角形状でも、五角
形以上の多角形でも、或いは丸形であってもよ
い。又スイツチ26およびスイツチ押圧桿31C
を必ずしも前記押釦本体の形状に合せた数としな
くてもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案によると、パネルに設け
られた凹形の収納部に1つの押釦本体が進退自在
に取付けられ、且つ収納部の背面側に複数のスイ
ツチが所定間隔をもって配設されて成る押釦スイ
ツチ機構において、押釦本体の背面側中央部には
原位置復帰用ばね手段を装備すると共に、この押
釦本体の背面外周部には収納部の内底面を挿通し
てスイツチと対応する複数のスイツチ押圧桿を装
着し、さらに、各スイツチ押圧桿の間に、このス
イツチ押圧桿よりも短い複数の回動ストツパを設
け、押釦本体が押圧されていない状態では、スイ
ツチ押圧桿の先端とスイツチとの間隔が回動スト
ツパの先端と収納部の内底面との間隔よりも大き
くなるように設定され、押釦本体の中央部を押圧
した場合には、複数の回動ストツパの先端が収納
部の内底面に一様に当接して、スイツチはいづれ
も押圧されず、また、押釦本体上の1つのスイツ
チ押圧桿部分を押圧した場合には、複数の回動ス
トツパのうちの隣り合う2つの回動ストツパを支
点として押釦本体が回動して、1つのスイツチ押
圧桿と対応するスイツチが押圧されるようにした
ので、複数個のスイツチを一つの押釦上で操作す
ることができるためフロントパネルのスイツチ面
を大幅に小型化することができ、前述した従来例
の有する組立の煩雑さを解消し得るため生産性お
よび作業性を大幅に改善することができ、操作性
も改善され、誤操作を防止することができるとい
う従来にない実用的な押釦スイツチ機構を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す外観斜視図、第2図およ
び第3図は各々従来例におけるスイツチおよび押
釦の関係を示す説明図、第4図は本考案の一実施
例を示す外観斜視図、第5図は第4図の分解斜視
図、第6図は第5図のフロントパネルを示す正面
図、第7図は第6図の−線に沿った断面図、
第8図は第5図に示す押釦本体の分解斜視図、第
9図は第8図のスイツチ押圧部を示す正面図、第
10図は第9図の右側面図、第11図は第9図の
背面図、第12図は第11図のXII−XII線に沿った
断面図、第13図はスイツチ押圧桿とスイツチと
の関係を示す説明図、第14図は導光ガイドと光
源との関係を示す説明図、第15図は押釦本体を
示す正面図、第16図ないし第17図は動作状態
を示す説明図である。 21…フロントパネル、21A…収納部、21
B…内底面、26…スイツチ、30…押釦本体、
31C…スイツチ押圧桿、31D…回動ストツパ
手段としてのストツパ用突起、50…原位置復帰
ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パネルに設けられた凹形の収納部に1つの押釦
    本体が進退自在に取付けられ、且つ、前記収納部
    の背面側に複数のスイツチが所定間隔をもって配
    設されて成る押釦スイツチ機構において、前記押
    釦本体の背面側中央部には原位置復帰用ばね手段
    を装備すると共に、この押釦本体の背面外周部に
    は前記収納部の内底面を挿通して前記スイツチと
    対応する複数のスイツチ押圧桿を装着し、さら
    に、各スイツチ押圧桿の間に、このスイツチ押圧
    桿よりも短い複数の回動ストツパを設け、前記押
    釦本体が押圧されていない状態では、前記スイツ
    チ押圧桿の先端と前記スイツチとの間隔が前記回
    動ストツパの先端と前記収納部の内底面との間隔
    よりも大きくなるように設定され、前記押釦本体
    の中央部を押圧した場合には、前記複数の回動ス
    トツパの先端が前記収納部の内底面に一様に当接
    して、前記スイツチはいづれも押圧されず、ま
    た、前記押釦本体上の1つのスイツチ押圧桿部分
    を押圧した場合には、前記複数の回動ストツパの
    うちの隣り合う2つの回動ストツパを支点として
    前記押釦本体が回動して、前記1つのスイツチ押
    圧桿と対応する前記スイツチが押圧されるように
    したことを特徴とする押釦スイツチ機構。
JP1934684U 1984-02-14 1984-02-14 押釦スイツチ機構 Granted JPS60131935U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1934684U JPS60131935U (ja) 1984-02-14 1984-02-14 押釦スイツチ機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1934684U JPS60131935U (ja) 1984-02-14 1984-02-14 押釦スイツチ機構

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Publication Number Publication Date
JPS60131935U JPS60131935U (ja) 1985-09-03
JPH0314757Y2 true JPH0314757Y2 (ja) 1991-04-02

Family

ID=30508838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1934684U Granted JPS60131935U (ja) 1984-02-14 1984-02-14 押釦スイツチ機構

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JP (1) JPS60131935U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56114230A (en) * 1980-02-13 1981-09-08 Pioneer Electronic Corp Mode selection switch

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5044274U (ja) * 1973-08-23 1975-05-06

Patent Citations (1)

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JPS56114230A (en) * 1980-02-13 1981-09-08 Pioneer Electronic Corp Mode selection switch

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JPS60131935U (ja) 1985-09-03

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