JPS6338507Y2 - - Google Patents

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JPS6338507Y2
JPS6338507Y2 JP1980079530U JP7953080U JPS6338507Y2 JP S6338507 Y2 JPS6338507 Y2 JP S6338507Y2 JP 1980079530 U JP1980079530 U JP 1980079530U JP 7953080 U JP7953080 U JP 7953080U JP S6338507 Y2 JPS6338507 Y2 JP S6338507Y2
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guide
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JP1980079530U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子機器等の押釦装置に関し、例えば
フエザータツチ式或いはピアノタツチ式の押釦装
置に適用して特に好適なものである。
ビデオテープレコーダ(VTR)やオーデイオ
用テープレコーダ、テレビジヨン受像機等の電子
機器において、近年、フエザータツチ式或いはピ
アノタツチ式の押釦装置が多く用いられて来てい
る。これらの押釦装置は、軽く触れるだけで動作
し、殆ど押圧力が要らないのでその操作が非常に
楽であるが、反面、誤つてちよつと触れただけで
も動作してしまうので誤動作が多くなるという欠
点がある。特に、VTR等の記録再生装置におい
て、再生中に誤つて記録釦に触れたような場合に
は、この記録釦が動作して、記録されていた信号
が消去されてしまうという不都合が生じる。
そこで、従来のVTR等におけるフエザータツ
チ式の押釦装置では、例えば第1図に示すように
して上記の誤動作を防いでいた。即ち、図示の如
く、記録釦3以外の他の操作釦1がコントロール
パネル2から突出して設けられているのに対し、
記録釦3だけはパネル2に形成された凹部4内に
配され、且つ、この記録釦3の押圧面3′が上記
凹部4の外周囲のパネル2の面とほぼ同じ高さか
或いはそれより若干低くなるように設けられてい
る。このように、記録釦3を凹部4の内部に設け
ることによつて、この記録釦3を押し難くして、
この記録釦3が不用意に押されるのを防止してい
る。ところが、このような方法では、一応記録釦
3を押し難くはしてあるものの、凹部4の開口よ
り小さいもの、先の細いもの、比較的軟らかいも
の等は記録釦3に容易に触れ易く、記録釦3の誤
動作を確実に防止できるものではなかつた。
本考案は上述のような問題点に鑑みて考案され
たものであつて、比較的簡単な構造でしかも確実
に誤動作を防止できる押釦装置を提供しようとす
るものである。
以下、本考案をVTRのフエザータツチ式押釦
装置の記録釦に適用した一実施例につき第2図〜
第4図を参照して説明する。
第2図に示すように、VTRの外筐であるコン
トロールパネル7には、やや上方へ偏倚した位置
に、ほぼ水平方向に延びる凹部12が形成されて
いる。そして、この凹部12の下側に、巻戻し、
停止、再生、早送りの各押釦8と記録釦9とが設
けられ、その両側に夫々エジエクト釦10及びポ
ーズ釦11が設けられている。これらの押釦8〜
11は全てフエザータツチ式の押釦装置であつ
て、これらを選択的に押圧操作することにより、
対応するモードが電気的に設定されるようになつ
ている。また、巻戻し、停止、再生、早送りの各
押釦8、エジエクト釦10及びポーズ釦11は
夫々従来構造の押釦装置であつて良く、凹部12
の上方及びパネル7の前方のいずれの方向からも
押圧操作できるようになされている。
次に、本実施例による記録釦9の構成を説明す
る。
第3図に示すように、ABS樹脂等にて成形さ
れたコントロールパネル7の裏面側には、前述し
た凹部12に対応する突条部25が形成されてい
る。そして、この突条部25の上面及びその下方
に各一対の突起17,18が一体的に設けられて
おり、これらの突起17,18に、アクリル樹脂
等にて成形されたほぼU字状をなすガイド板15
が固着されている。このガイド板15のコントロ
ールパネル7側が垂直状をなす第1のガイド面1
6に形成され、その第1のガイド面16の下端が
傾斜状をなす第2のガイド面39に形成されてい
る(第4図参照)。また、突条部25上には別の
一対の突部19が設けられており、これらの突部
19の下側面はテーパ面20に構成されている。
そして、第4図に示すように、ガイド板15とパ
ネル7とによつて上記突起17と突部19との間
に空隙21が形成されるようになつている。
第3図に示すように、コントロールパネル7に
は、突条部25の下側に一対のガイド板22がや
はり一体的に設けられており、これらのガイド板
22と上記ガイド板15とによつて、下方に開放
したスリツト状空隙23が形成される(第4図参
照)。また、コントロールパネル7には、上記一
対のガイド板22の間で且つ突条部25の下側に
開口24が設けられている。そして、この開口2
4に対向して、突条部25の下側壁部に一体的に
突出部26が設けられている。この突出部26の
ほぼ中央部には矩形の貫通孔27が設けられてお
り、この貫通孔27に、アクリル樹脂等にて成形
された透明又は半透明の透光板28が嵌め込まれ
て接着されている。そして、この透光板28の後
端面に対向してランプ等の発光手段36が配され
ている。この発光手段36はVTRが記録モード
のときに発光するようになつており、このとき、
パネル7の前面側に露出した透光板28の前端面
が輝いて記録モードを表示するようにしている。
記録釦9はABS樹脂等にて一体に成形されて
いて、断面ほぼコ字状をなしている。そしてその
前面側に、第2図及び第3図に示すように、スリ
ツト13によつて分割された一対の操作部14が
設けられている。この記録釦9の下側面にはスイ
ツチ押圧部29が設けられており、このスイツチ
押圧部29が、第4図に示すように、プリント基
板30に設けられたプツシユスイツチ31を押圧
操作するようになつている。また、この記録釦9
の後端部には、上方へ延びる一対のアーム部32
が形成され、これらアーム部32の先端部間にほ
ぼ波形状をなす弾性部33が設けられている。さ
らに、アーム部32の先端部には外方へ突出する
一対の支点ピン34が設けられ、また、アーム部
32の後端部にはやはり外方へ突出する一対のガ
イドピン35が形成されている。
この記録釦9は、ガイド板15と22との間に
形成されたスリツト状空隙23を通じて下方から
挿入される。その際、支点ピン34は突起19の
テーパ面20に案内され、弾性部33の弾性変形
により突部19の間を通り抜けて、第4図に示す
ように、空隙21内へ移動する。そして、ガイド
ピン35はスリツト状空隙23内に位置する。ま
た、このとき、透光板28は、記録釦9の操作部
14の間に形成されたスリツト13内に位置す
る。記録釦9の弾性部33とガイド板15との間
にはコイルばね37が設けられ、このコイルばね
37によつて記録釦9は第4図で矢印A方向と逆
方向に付勢されている。
次に、以上のように構成された記録釦9の動作
を説明する。
記録釦9は、最初、第4図に実線で示す非動作
位置にあり、記録釦9のスイツチ押圧部29はス
イツチ31の作動子38の前方から外れた位置に
ある。そして、この状態では、ガイドピン35が
ガイド板15の第1のガイド面16に当接してい
るので、操作部14を単にB方向へ押圧しただけ
では回動動作しない。この記録釦9を動作させる
為には、まず、操作部14を指等により軽くB方
向へ押圧しながら更にA方向へ押圧する。する
と、ガイドピン35が第1のガイド面16にガイ
ドされながら、記録釦9がコイルばね37の付勢
力に抗してA方向に摺動し、第4図に鎖線で示す
状態になる。そして、この状態、即ち動作位置で
は、記録釦9のスイツチ押圧部29がスイツチ3
1の作動子38の前方に位置し、また、ガイドピ
ン35は第1のガイド面16から外れて、第2の
ガイド面39に当接する。そしてガイドピン35
は以後この第2のガイド面39にガイドされて移
動し、従つて、記録釦9は支点ピン34を中心に
してB方向へ回動する。そして、これにより、ス
イツチ31の作動子38が記録釦9のスイツチ押
圧部29に押されてスイツチ31が切り換えられ
る。この後、操作部14から指等を離すと、コイ
ルばね37の付勢力によつて記録釦9は元の非動
作位置へ復動する。
このように、本実施例による記録釦9は、最初
少し摺動させないと押せないようになつている。
従つて、不用意にこの記録釦9に触れただけでは
スイツチ31は作動しない。
以上説明したように、本考案による押釦装置
は、上述した実施例の参照符号を引用して説明す
ると、スイツチ素子31を内蔵した機器本体と、
この機器本体の外筐部7に取り付けられた押釦9
と、これらの機器本体及び押釦9の間に設けられ
た付勢手段37とを夫々有し、前記押釦9に回動
支点34と突起状の被ガイド部35とが夫々設け
られ、前記回動支点34は前記機器本体に摺動可
能に取り付けられ、前記機器本体の内部側に平面
状の第1のガイド面16とこの第1のガイド面1
6に連続した傾斜面をなす第2のガイド面39と
が夫々設けられ、前記押釦9の非動作位置では、
前記押釦9の前記被ガイド部35が前記機器本体
の前記第1のガイド面16に当接して前記押釦9
の回動が阻止され、この状態で、前記第1のガイ
ド面16の案内により、前記押釦9を非動作位置
から動作位置まで摺動させ、前記押釦9の動作位
置では、前記押釦9の前記被ガイド部35が前記
機器本体の前記第2のガイド面39に案内されて
前記押釦9が回動し、これにより前記スイツチ素
子31が押圧操作されるようになし、且つ、前記
付勢手段37により、前記押釦9が前記動作位置
から前記非動作位置に付勢されている。
従つて、本考案によれば、押釦が不用意に押さ
れることによる誤動作を確実に防止でき、しか
も、特別なロツク機構やセーフテイ機構を設ける
必要がない等、その構造が極めて簡単で且つ低コ
ストであり、特にフエザータツチ式やピアノタツ
チ式の押釦装置に最適なものが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のVTRの要部外観斜視図である。
第2図〜第4図は本考案の一実施例を示すもので
あつて、第2図は本考案を適用したVTRの要部
の斜視図、第3図は上記VTRの記録釦とその取
付部の分解斜視図、第4図は同組立て状態の縦断
面図である。 なお図面に用いた符号において、7…コントロ
ールパネル、9…記録釦、16…第1のガイド
面、22…ガイド板、29…スイツチ押圧部、3
1…スイツチ、34…支点ピン、35…ガイドピ
ン、39…第2のガイド面、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 スイツチ素子を内蔵した機器本体と、この機器
    本体の外筐部に取り付けられた押釦と、これらの
    機器本体及び押釦の間に設けられた付勢手段とを
    夫々有し、 前記押釦に回動支点と突起状の被ガイド部とが
    夫々設けられ、 前記回動支点は前記機器本体に摺動可能に取り
    付けられ、 前記機器本体の内部側に平面状の第1のガイド
    面とこの第1のガイド面に連続した傾斜面をなす
    第2のガイド面とが夫々設けられ、 前記押釦の非動作位置では、前記押釦の前記被
    ガイド部が前記機器本体の前記第1のガイド面に
    当接して前記押釦の回動が阻止され、 この状態で、前記第1のガイド面の案内によ
    り、前記押釦を非動作位置から動作位置まで摺動
    させ、 前記押釦の動作位置では、前記押釦の前記被ガ
    イド部が前記機器本体の前記第2のガイド面に案
    内されて前記押釦が回動し、これにより前記スイ
    ツチ素子が押圧操作されるようになし、且つ、 前記付勢手段により、前記押釦が前記動作位置
    から前記非動作位置に付勢されていることを特徴
    とする押釦装置。
JP1980079530U 1980-06-07 1980-06-07 Expired JPS6338507Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980079530U JPS6338507Y2 (ja) 1980-06-07 1980-06-07

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JP1980079530U JPS6338507Y2 (ja) 1980-06-07 1980-06-07

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Publication Number Publication Date
JPS574125U JPS574125U (ja) 1982-01-09
JPS6338507Y2 true JPS6338507Y2 (ja) 1988-10-11

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ID=29442010

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JP1980079530U Expired JPS6338507Y2 (ja) 1980-06-07 1980-06-07

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006001201A1 (ja) * 2004-06-24 2006-01-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 電子装置

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