JP2959317B2 - コントロールボタン装置の組立方法およびこのコントロールボタン装置 - Google Patents

コントロールボタン装置の組立方法およびこのコントロールボタン装置

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JP2959317B2 JP5338693A JP5338693A JP2959317B2 JP 2959317 B2 JP2959317 B2 JP 2959317B2 JP 5338693 A JP5338693 A JP 5338693A JP 5338693 A JP5338693 A JP 5338693A JP 2959317 B2 JP2959317 B2 JP 2959317B2
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靖夫 内藤
敏司 藍葉
啓 小長谷
昇 河野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気機器などに使用さ
れるコントロールボタン装置の組立方法およびこのコン
トロールボタン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電気機器のコントロールボタン装
置は、デジタル化にともないディスプレイ装置の前面で
ボタン操作することにより調整・切り換えを行う構造が
多く採用されている。
【0003】以下、図7〜図9によりコントロールボタ
ン装置の従来例について説明する。図7において1は陰
極線管であり、2はこの陰極線管1を組み込んだディス
プレイ装置である。このディスプレイ装置2の前キャビ
ネット3の前面下側には回転扉4が下部を支点として取
り付けられている。
【0004】図8に上記回転扉4を図7中のY2−Y2
面で切断した断面図を示し、図9にボタンブロックを示
しており、上記回転扉4の中には図8に示すように指が
入る程度の凹部5が設けられている。この凹部5にはボ
タン孔6を複数個設けており、そしてこのボタン孔6に
対応するようにボタンブロック7の各々のボタン8が配
置され、このボタンブロック7をボタン孔6に貫通突出
させた構成としている。また、このボタンブロック7の
背後は上記ボタンブロック7のボタン8に対応するよう
にタクトスイッチ9が配置されたプリント基板10がネ
ジ11により上記前キャビネット3に固定した構成とし
ている。
【0005】以上のような構成において上記ボタン8を
指などで前面から押すと弾性片12がたわみ上記ボタン
8の裏面にある突起13が上記タクトスイッチ9を押し
これを起動させる構成となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、タクトスイッチが設けられたプリント基板
を前面キャビネットに対して平行に取り付けており、ま
たコントロール装置は電気機器の下側などの奥まった場
所に位置していることが多いので、下から覗きながら取
り付けなければならないなど組立が困難であり、さらに
前キャビネットがデザイン的な制約を受けるとともに、
プリント基板の背後はデッドスペースになり、コントロ
ールボタン装置を取り付けるスペースを多く必要とする
という問題を有していた。
【0007】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、組立を容易し、前キャビネットのデザイン的な制約
をなくすとともに収納スペースを少なくすることを目的
としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明のコントロールボタン装置の組立方法は、少なくとも
一個のボタン孔23aを有し、内部に収納空間を有する
コントロールトレイ23に、ボタン24aの下部に弾性
片24bを備えると共にストッパー24cをも備えたボ
タンブロック24を、弾性片24bを弾性変形させた状
態でボタン24aを備えた面をコントロールトレイ23
の内面に摺接させながら内挿することによって、ボタン
24aをボタン孔23aに嵌合させて弾性片24bを弾
性復帰させると共に、ストッパー24cをコントロール
トレイ23の内面に当接させる工程、および タクトスイ
ッチ25aを備えたプリント基板25を、コントロール
トレイ23の収納空間に内挿することによって、その一
端をボタンブロック24に当接させると共にその他端を
コントロールトレイ23の内部に備えられたフック23
bに係合させて、ボタンブロック24のボタン24aの
下部にタクトスイッチ25aを位置させる工程を包含す
る。 また、上記目的を達成する本発明のコントロールボ
タン装置は、少なくとも一個のボタン孔23aを有し、
内部に収納空間を有するコントロールトレイ23内 に、
ボタン穴23aに嵌合したボタン24aを備えると共
に、コントロールトレイ23の内面に当接したストッパ
ー24cをも備えたボタンフック24が内挿され、さら
にボタン24aの下部に位置するタクトスイッチ25a
を備えたプリント基板25が、その一端がボタンフック
24に当接し、かつ他端がコントロールトレイ23の内
部に備えられたフック23bに係合した状態で内挿され
ている。
【0009】
【作用】この構成により、コントロールボタン装置の組
立を容易にし、前キャビネットのデザイン的な制約をな
くすとともに、プリント基板背後のデッドスペースをな
くしてコントロールボタン装置の収納スペースを少なく
することができる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図1〜図6
を用いて説明する。図5において21は陰極線管を使用
したディスプレイ装置であり、23はこのディスプレイ
装置21の前キャビネット22の前面下側に設けられた
約45°開閉するコントロールトレイである。
【0011】図6にコントロールボタン装置を組み込ん
だ状態を示している。図6のようにコントロールボタン
装置は回転中心0を中心に回転可能に取り付けられ、指
で操作することにより図6の斜線で示すように操作部分
を前面側に露出させることができる。
【0012】図1〜図4にコントロールボタン装置を示
しており、図においてコントロールトレイ23はコの字
型をしており、その上部には、少なくとも一個のボタン
孔23a及び後述するプリント基板25を係合させるた
めのフック23bが設けられている。
【0013】24はコントロールトレイ23のボタン孔
23aに対応するようにボタン24aが設けられたボタ
ンブロック24である。ボタンブロック24はほぼ断面
L字形であり、このボタンブロック24の後端側の両脇
には組立時にボタン24aがボタン孔23aを超えて挿
入されることを防ぐためのストッパー24cが設けられ
ている。ボタン24aは樹脂等でできており、図4に示
す弾性片24bにより上下移動を行う。
【0014】25はボタンブロック24のボタン24a
に対応するようにタクトスイッチ25aを設けたプリン
ト基板で、ボタン24aを操作することで弾性片24b
が上下移動を行い、ボタン24aの裏面に設けられた突
起24dがタクトスイッチ25aをオン,オフするよう
に設けられている。また、タクトスイッチ25aは電気
的に所定の電気回路と接続されている。
【0015】すなわち、上記コントロールトレイ23の
後部開口部から矢印Bのように上記ボタンブロック24
を挿入し、次に図2に示すようにプリント基板25を矢
印Cのように挿入することによりコントロールボタン装
置が構成される。
【0016】この際、上記コントロールトレイ23と上
記ボタンブロック24は、挿入時に上記ボタンブロック
24の弾性片24bがたわむことでボタン24aは下側
にへこみ、このボタン24aが上記コントロールトレイ
23のボタン孔23aと合致した時点で嵌合する。な
お、この時、上記ボタンブロック24のストッパー24
cによりボタン24aが嵌合点を超えないようにしてい
る。また、プリント基板25はコントロールトレイ23
に挿入した時点で、コントロールトレイ23の後端側に
設けられたフック23bにプリント基板25の後端面が
係合し、コントロールトレイ23にプリント基板25が
取り付けられる。この時、プリント基板25の前端面が
ボタンブロック24のL字形の一端をおさえることでボ
タンブロック24をも固定する。
【0017】なお、弾性片24bに図4に示すような弾
性部分が両持ちであるものを用いることで、弾性部分が
直線的に移動し、操作の違和感をなくし、かつボタン周
辺の隙間を同一に維持することで外観上美しく配置する
ことができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明により、コントロー
ルボタン装置の占有する領域を少なくするとともに、簡
単に組み立てることができ、さらにデザイン的な制約も
受けることがないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるコントロールボタン
装置の組立途中を示す断面図
【図2】同じく断面図
【図3】同コントロールボタン装置の完成状態を示す断
面図
【図4】同コントロールボタン装置の組立途中を示す平
面図
【図5】同コントロールボタン装置を組込んだ陰極線管
ディスプレイ装置の斜視図
【図6】図5のY1−Y1で切断した断面図
【図7】従来例の陰極線管ディスプレイ装置の斜視図
【図8】図7のY2−Y2で切断した断面図
【図9】従来のコントロールボタンの平面図
【符号の説明】
21 ディスプレイ装置 22 前キャビネット 23 コントロールトレイ 23a ボタン孔 23b フック 24 ボタンブロック 24a ボタン 25 プリント基板 25a タクトスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 昇 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−179883(JP,U) 実開 昭60−164736(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 7/14 H01H 13/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一個のボタン孔(23a)を有
    し、内部に収納空間を有するコントロールトレイ(2
    3)に、ボタン(24a)の下部に弾性片(24b)を
    備えると共にストッパー(24c)をも備えたボタンブ
    ロック(24)を、前記弾性片(24b)を弾性変形さ
    せた状態で前記ボタン(24a)を備えた面を前記コン
    トロールトレイ(23)の内面に摺接させながら内挿す
    ることによって、前記ボタン(24a)を前記ボタン孔
    (23a)に嵌合させて前記弾性片(24b)を弾性復
    帰させると共に、前記ストッパー(24c)を前記コン
    トロールトレイ(23)の内面に当接させる工程、およ
    タクトスイッチ(25a)を備えたプリント基板(2
    5)を、前記コントロールトレイ(23)の収納空間に
    内挿することによって、その一端を前記ボタンブロック
    (24)に当接させると共にその他端を前記コントロー
    ルトレイ(23)の内部に備えられたフック(23b)
    に係合させて、前記ボタンブロック(24)の前記ボタ
    ン(24a)の下部に前記タクトスイッチ(25a)を
    位置させる工程を包含する、コントロールボタン装置の
    組立方法。
  2. 【請求項2】少なくとも一個のボタン孔(23a)を有
    し、内部に収納空間を有するコントロールトレイ(2
    3)内に、前記ボタン穴(23a)に嵌合したボタン
    (24a)を備えると共に、前記コントロールトレイ
    (23)の内面に当接したストッパー(24c)をも備
    えたボタンフック(24)が内挿され、さらに前記ボタ
    ン(24a)の下部に位置するタクトスイッチ(25
    a)を備えたプリント基板(25)が、その一端が前記
    ボタンフック(24)に当接し、かつ他端が前記コント
    ロールトレイ(23)の内部に備えられたフック(23
    b)に係合した状態で内挿されている、コントロールボ
    タン装置。
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