JPH08147071A - 台座兼カバー構造 - Google Patents

台座兼カバー構造

Info

Publication number
JPH08147071A
JPH08147071A JP6306799A JP30679994A JPH08147071A JP H08147071 A JPH08147071 A JP H08147071A JP 6306799 A JP6306799 A JP 6306799A JP 30679994 A JP30679994 A JP 30679994A JP H08147071 A JPH08147071 A JP H08147071A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic device
cover
pedestal
main body
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6306799A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Ichikura
修 一倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Chemi Con Corp filed Critical Nippon Chemi Con Corp
Priority to JP6306799A priority Critical patent/JPH08147071A/ja
Publication of JPH08147071A publication Critical patent/JPH08147071A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 簡単な構造で電子機器のコネクタカバーと台
座とを兼用可能にし、信頼性および操作性を改善する。 【構成】 電子機器の底部面以外の面5の少なくとも一
部をおおうかまたは電子機器の底部面17に台座を提供
して電子機器を傾斜させる台座兼カバー構造であり、電
子機器本体1の底部面17と底部面以外の面5に設けら
れた被係合用構造部にそれぞれ係合可能な係合用構造部
(13,15)を有するカバー部材11と、該カバー部
材を底部面以外の面の固定位置と底部面の固定位置との
間で移動可能に電子機器本体に連結する連結部材とを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、台座兼カバー構造に関
し、特に携帯用のマイクロコンピュータあるいはワード
プロセッサなどの電子機器に使用され、共通の部材で該
電子機器のカバーおよび台座を兼用できるようにする技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばブック型のマイクロコンピ
ュータあるいはワードプロセッサのような小型電子機器
においては、該電子機器を外部と接続するためのコネク
タ部分をおおうカバーは専用のものが使用されていた。
また、このような電子機器本体をやや傾斜させてキーボ
ード面を入力が容易な状態に保持するための台座を底部
に設けた電子機器も知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の電子機器にあっては、コネクタカバーと台座とは
別個の部材で構成されかつそれぞれ独立した構造となっ
ていた。このため、電子機器の機構部品の数が多くな
り、構造が複雑化すると共に重量が増加するという不都
合があった。また、コネクタカバーが電子機器本体から
外れる構造のものにあっては、該コネクタカバーを紛失
する可能性もあり、しかも該コネクタカバーの電子機器
本体からの取外しおよび電子機器本体への取付操作が容
易でないという不都合もあった。
【0004】本発明の目的は、このような従来の電子機
器における問題点に鑑み、部品点数を増大させることな
く電子機器本体のカバーと台座とを兼用できる構造を提
供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、カバー部材が電子機
器本体から外れることなしにカバー用の固定位置と台座
用の固定位置との間で移動可能な台座兼カバー構造を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の態様にかかわる台座兼カバー構造
は、電子機器本体の底部面と底部面以外の面との間で移
動してそれぞれの面に固定可能であり、底部面以外の面
に固定されたときは前記電子機器の特定部分のカバーと
して機能し、底部面に固定されたときは前記電子機器の
台座として機能し、かつ底部面以外の面の固定位置と底
部面の固定位置との間で移動可能に連結部材により本体
に連結されたカバー部材を具備することを特徴とする。
【0007】また、本発明の第2の態様によれば、電子
機器の底部面以外の面の少なくとも一部をおおうかまた
は前記電子機器の底部面に台座を提供して前記電子機器
を傾斜させる台座兼カバー構造が提供され、該台座兼カ
バー構造は、前記電子機器本体の底部面と底部面以外の
面に設けられた被係合用構造部にそれぞれ係合可能な係
合用構造部を有するカバー部材と、該カバー部材を底部
面以外の面の固定位置と底部面の固定位置との間で移動
可能に前記電子機器本体に連結する連結部材とを具備す
ることを特徴とする。
【0008】さらに、本発明の第3の態様によれば、電
子機器の後部面の少なくとも一部をおおうかまたは前記
電子機器の底部面に台座を提供して前記電子機器を傾斜
させる台座兼カバー構造が提供され、該台座兼カバー構
造は、前記電子機器本体の後部面と底部面とにそれぞれ
設けられた被係合用穴またはくぼみにそれぞれ係合可能
なカギ状係合部を有するカバー部材と、前記カバー部材
を前記電子機器本体の後部面の固定位置と底部面の固定
位置との間で移動可能に前記電子機器本体に連結する連
結部材とを具備することを特徴とする。
【0009】この場合、前記電子機器本体の後部面には
前記電子機器本体と外部との電気的接続を行なうための
コネクタが設けられ、前記カバー部材は該コネクタの取
付部をおおうよう構成することもできる。
【0010】さらに、前記カバー部材は、エラストマ
ー、ゴム、プラスチック、金属の内いずれかを主要部材
として構成すると好都合である。
【0011】
【作用】上記第1の態様にかかわる台座兼カバー構造に
おいては、前記カバー部材を電子機器本体の底部面以外
の面に固定したときは前記カバー部材が前記底部面以外
の面の全部または一部をおおうカバーとして機能する。
また、前記カバー部材が底部面に固定された場合には、
底部面を持ち上げる台座として機能し、電子機器を傾斜
させてキー入力などの操作を容易にする。この場合、前
記カバー部材は連結部材により前記底部面以外の面の固
定位置と底部面の固定位置との間で移動可能に連結部材
により連結されているから、前記カバー部材が電子機器
本体から脱落して紛失するなどの不都合はなく、容易に
両方の固定位置との間で移動させることが可能になる。
【0012】また、前記第2の態様にかかわる台座兼カ
バー構造では、前記電子機器本体の底部面と底部面以外
の面にそれぞれ被係合用構造部を設け、前記カバー部材
に各面の被係合用構造部と係合可能な係合用構造部を設
けることにより前記カバー部材を電子機器本体の底部面
と底部面以外の面に容易に着脱しかつ的確に固定を行な
うことが可能になる。この場合も、前記カバー部材は底
部面以外の面の固定位置と底部面の固定位置との間で移
動可能に前記電子機器本体に連結することにより、前記
カバー部材の脱落および紛失などの不都合が除去され
る。
【0013】さらに、本発明の第3の態様にかかわる台
座兼カバー構造では、前記カバー部材は電子機器の後部
面の少なくとも一部をおおうかまは底部面に固定されて
台座を提供する。この場合、前記電子機器本体の後部面
と底部面とにそれぞれ被係合用穴またはくぼみを設け、
前記カバー部材にこれらの穴またはくぼみにそれぞれ係
合可能なカギ状係合部を設けることにより、前記カバー
部材を電子機器の後部面と底部面とにそれぞれ的確にか
つ容易に固定できるようになる。この場合も、前記カバ
ー部材を電子機器本体の後部面の固定位置と底部面の固
定位置との間で移動可能に前記電子機器本体に連結する
連結部材を使用することによりカバー部材の脱落を防止
しかつ両固定位置の間での移動および両固定位置におけ
るカバー部材の着脱を容易にする。
【0014】さらに、前記カバー部材は電子機器本体に
設けられたコネクタ取付部をおおうコネクタカバーとす
ることにより、コネクタへのごみなどの侵入を的確に防
止し電子機器の信頼性を向上させると共に、台座の提供
により電子機器の操作性を向上させることが可能にな
る。
【0015】さらに、前記カバー部材は、エラストマ
ー、ゴム、摩擦係数の大きなプラスチックなどを使用す
ることにより、電子機器の持ち運びの際の滑り止め、お
よび台座として使用した場合の滑り止めとして機能させ
ることができ、電子機器の操作性を向上させることがで
きる。また、前記カバー部材を金属で構成した場合に
は、コネクタ部分などの電子機器内部への電磁波の侵
入、または電子機器内部から外部への電磁波の放射を遮
るシールド部材としても機能させることができる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。図1は、本発明の一実施例にかかわる台座兼
カバー構造を備えたブック型パーソナルコンピュータの
一例を示す。図1のパーソナルコンピュータは本体部1
と、該本体部1と蝶番式に立上げ可能なディスプレイ部
3を備えている。本体部1の後部面5にはコネクタ取付
用のくぼみ部分7が形成され、該くぼみ部分7にはコネ
クタ9が配置されている。そして、コネクタ取付用くぼ
み部分7をおおうようにコネクタカバー11が本体1に
固定されている。コネクタカバー11は係合用カギ状部
13および15を備え、これらのカギ状部13,15を
本体部1の図示しない穴またはくぼみに係合させること
により本体部1に取付けられている。
【0017】コネクタカバー11は図1の(a)の位置
から取外すことができ、図1の(b)に示されるように
本体部1の底部面17に固定することができる。これに
よって、コネクタカバー11が本体部1を傾斜させるた
めの台座として機能し、本体部1に設けられたキーボー
ド19からの入力操作を容易に行なうことができるよう
にする。本体部1の底部面17にも後に説明するように
図示しない係合用穴またはくぼみが設けられ、コネクタ
カバー11の係合用カギ状部13,15と係合すること
により、コネクタカバー11を底面17に対し固定でき
るよう構成されている。また、コネクタカバー11と本
体部1とは後に説明する連結バーにより移動可能に連結
されている。
【0018】コネクタカバー11は、例えばエラストマ
ーなどの材料で二重成型することにより、持ち運びの際
の滑り止め、あるいは台座として使用したときの滑り止
めの効果を持たせることができる。コネクタカバーの材
質としては、この他ゴム、摩擦係数の大きな軟質プラス
チック、金属などを使用することができる。また、コネ
クタカバーの表面に細かい凹凸を形成することにより、
滑り止めの効果を持たせることもできる。さらに、コネ
クタカバーを金属によって構成した場合には、コネクタ
カバーにパーソナルコンピュータと外部との電磁シール
ド効果を持たせることもできる。
【0019】図2は、図1のパーソナルコンピュータを
後部上方から見た様子を示す。図2の(a)に示すよう
に、本体部1の後部面5のコネクタ取付用くぼみ部分7
の内部のコネクタ取付面21にはパーソナルコンピュー
タを外部回路と接続するためのコネクタ9が取付けられ
ている。コネクタ取付用くぼみ部分7の両側面には本体
部1とコネクタカバー11とを連結するための連結バー
23の折り曲げられた端部が挿入される連結バー挿入穴
25が形成されている。この連結バー挿入穴25はコネ
クタ取付用くぼみ部分7の両側面の肉厚部分27に形成
されている。なお、連結バー挿入穴25は必ずしも周囲
全てが肉厚部分27で囲まれた穴でなくてもよく、一部
にスリットを設け連結バー23を穴25に該スリットを
介してはめ込むよう構成することもできる。さらに、コ
ネクタ取付用くぼみ部分7の上側壁にはコネクタカバー
11の係合用カギ状部13と係合するための係合用開口
39が形成されている。
【0020】連結バー23は、例えば金属棒をコの字状
に折り曲げて形成され、両端をさらに外側に折り曲げて
本体部1の連結バー挿入穴25に挿入できるような形状
とされている。コネクタカバー11は内部が空洞になっ
ており、該空洞の両端部にスリット29a,29bを備
えている。そして、連結バー23はこのスリットの一
方、例えばスリット29a、からコネクタカバー11の
内部空洞部を通り他方のスリット、例えばスリット29
b、を通って外部につながっている。したがって、連結
バー23とコネクタカバー11とはこれらのスリット2
9a,29bの長さ方向に互いに自在に移動できる。
【0021】さらに、パーソナルコンピュータの本体部
1には連結バー23が自在に移動できるようにするため
のスリット31a,31bが形成されている。また、本
体部1には該スリット31a,31bの途中から左右方
向に切り込み部分33a(図には表われていない)およ
び33bが形成されており、後に説明するようにコネク
タカバー11の係合用カギ状部15a,15bがそれぞ
れ係合する。さらに、本体部1の底部面側にはコネクタ
カバー11の係合用カギ状部13が係合するための開口
部35が形成されている。
【0022】図2の(b)はコネクタカバー11を本体
部1の底部面に固定し台座として使用する場合の様子を
示す。この場合は、コネクタカバー11の係合用カギ状
部13が本体部1の係合穴35を通って挿入されかつ本
体部1の後方に移動されて該係合用カギ状部13と本体
部1とが係合している。この場合図には示されていない
が、コネクタカバー11の他の係合用カギ状部15a,
15bは、後に説明するように、本体部1の他の係合用
穴に挿入され本体部1と係合している。なお、この場合
連結バー23は本体部1のスリット31a,31bを通
ってコネクタカバー11に達している。
【0023】次に、図2の(c)は、コネクタカバー1
1が本体部1の後部面5に固定されている場合の様子を
示す。この場合は、後に詳細に説明するように、コネク
タカバー11の係合用カギ状部15a,15bがそれぞ
れ本体部1の底部面側から各スリット33a,33bに
挿入され、かつコネクタカバー11の他の係合用カギ状
部13が本体部1のコネクタ取付用くぼみ部分の上部側
壁に形成された係合用開口39に係合している。これに
よって、コネクタ取付用くぼみ部分7はコネクタカバー
11によって完全におおわれている。
【0024】次に図3および図4はパーソナルコンピュ
ータ1の後部を底部面側から見た様子を示している。図
3の(a)に示されるように、本体部1の底部面17に
は、前述の連結バー23が通るスリット31a,31b
が構成されていることがわかる。また、これら各スリッ
ト31a,31bの後部面5に近い部分の途中から各ス
リットと直角方向に切り込み部分33a,33bが形成
されている。また、底部面17には、コネクタカバー1
1の係合用カギ状部15a,15bがそれぞれ係合する
ための、幅広部分と幅狭部分とを有する、係合用開口3
7a,37bが形成されている。また、底部面17には
前述のコネクタカバー11の係合用カギ状部13が係合
するための係合用開口部17が設けられている。
【0025】図3の(b)は、コネクタカバー11を本
体部1の後部面5に固定し、コネクタ取付用くぼみ部分
をおおっている状態を示す。この状態では、コネクタカ
バー11の係合用カギ状部15aがそれぞれ本体部1の
スリット31aの一部と切り込み部分33aの部分に係
合しており、係合用カギ状部15bが本体部1のスリッ
ト31bの一部と切り込み部分33bとに係合してい
る。また、図面には表われていないがコネクタカバー1
1の他の係合用カギ状部13が本体部1のコネクタ取付
用くぼみ部分の上部側壁に設けられた係合用開口39と
係合している。このような係合は、コネクタカバー11
の係合用カギ状部15a,15bをそれぞれ本体部1の
底部面35のスリット37aおよび切り込み部33aと
スリット31bおよび切り込み部33bの部分に挿入し
つつ他の係合用カギ状部13をコネクタ取付用くぼみ部
分内に形成された係合用開口39に挿入することにより
達成される。
【0026】図4は、コネクタカバー11を本体部1の
底部面17に固定する場合の様子を示す。この場合は、
図4の(a)に示されるように、コネクタカバー11の
係合用カギ状部13(図には表われていない)を本体部
1の係合用開口35に挿入し、かつコネクタカバー11
の他の係合用カギ状部15a,15bをそれぞれ本体部
1の底部面17の係合用開口37a,37bの幅広部に
挿入する。その後、コネクタカバー11を底部面17に
沿って本体部1の後方側に移動させることにより、図4
(b)に示されるようにコネクタカバー11が底部面1
7に固定される。この状態では、コネクタカバー11の
係合用カギ状部13が底部面17の係合用開口35から
後部面5に至る部分と係合し、かつコネクタカバー11
の他の係合用カギ状部15a,15bがそれぞれ底部面
17の係合用開口37a,37bの幅狭部と係合してい
る。このようにコネクタカバー11の係合用カギ状部1
5a,15bのカギ方向と、他の係合用カギ状部13の
カギ方向とを互いに90度異なる方向とすることにより
簡単な操作で確実な係合効果を得ることが可能になる。
【0027】図5は、コネクタカバー11の詳細な構造
を示す。(a)はコネクタカバー11の組立てられた状
態での外観を示し、(b)はコネクタカバー11を構成
する各部品を分解して示す。同図から明らかなように、
コネクタカバー11は、外殻部材11aと内ぶた11b
を主要部品として構成されている。内ぶた11bには前
述の係合用カギ状部13、他の係合用カギ状部15a,
15bが一体化されて形成されている。また、固定用の
皿ねじ41が通る止穴43が形成されている。さらに、
内ぶた11bの両側には前記スリット29a,29bを
形成するための切欠き部45a,45bが形成されてい
る。
【0028】また、外殻部材11aには前記内ぶた11
bを受け入れるくぼみ部分53が形成されており、該く
ぼみ部分53の前方および後方の2辺に沿って段差部4
7,49が形成されている。段差部47にはねじ穴51
が形成されている。したがって、内ぶた11bをこれら
段差部47,49の上に載置して皿ねじ41によって固
定する。この場合、連結部材23がスリット29a,2
9bを通りかつ外殻部材11aと内ぶた11bとの間に
はさまれるように組み込まれる。
【0029】連結バー23は前述のように、例えば金属
棒をコの字状に折り曲げて形成され、両端をさらに外側
に折り曲げて本体部1の連結バー挿入穴25に挿入でき
るような形状とされている。
【0030】なお、上記実施例では、電子機器がパーソ
ナルコンピュータであるものとして説明したが、本発明
が適用される電子機器は例えばワードプロセッサ、携帯
用端末装置、その他任意のものに使用できる。
【0031】また、上記実施例では、電子機器本体部の
後部面に設けたコネクタ部分をおおうコネクタカバーを
台座と兼用する場合につき説明したが、前記コネクタカ
バーは、例えばスイッチ部分、その他コネクタ以外の部
分をおおうために使用することもできる。また、コネク
タカバーは、電子機器の後部面以外の面にカバーとして
固定できるよう構成することもできる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、簡単な
装置構成により、電子機器のコネクタなどをおおうカバ
ーと電子機器を傾斜させるための台座とを兼用させたか
ら、部品点数を増加させることなく電子機器のコネクタ
部分などを保護しかつ電子機器の操作性を改善すること
が可能になる。
【0033】また、電子機器本体とカバー部材が連結棒
によって連結されており、したがってカバーが電子機器
本体から外れることがなく、カバーの紛失その他の不都
合を除去することができる。また、連結棒の案内に応じ
てコネクタカバーを電子機器本体の後部面あるいは底部
面などに容易に着脱できるから、カバーの取扱いが極め
て容易になり、電子機器の利便性および操作性が大幅に
改善される。なお、前記カバー部材は電子機器を持ち運
ぶ際の指がかりとすることもでき、持ち運びの際の取扱
いも容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかわる台座兼カバー構造
を備えた電子機器の外観を示す側面図であり、(a)は
コネクタカバーによってコネクタ取付部をおおっている
状態を示し、(b)はコネクタカバーを本体底部面に固
定して台座として使用する場合の様子を示す。
【図2】図1の電子機器の後部上方から見た部分的斜視
図であり、(a)はコネクタカバーを開いた状態を示
し、(b)はコネクタカバーを本体部の底面に固定した
場合を示し、(c)はコネクタカバーを本体後部に固定
した場合の様子を示す。
【図3】図1の電子機器を底部側から見た部分的斜視図
であり、(a)はコネクタカバー11が本体部1と連結
バーによって連結されている様子を示し、(b)はコネ
クタカバー11を本体部1の後部面に固定した場合の様
子を示す。
【図4】図1の電子機器を底部面から見た部分的斜視図
であり、(a)はコネクタカバー11を本体1の底部面
に固定する直前の状態を示し、(b)はコネクタカバー
11を本体部1の底部面に固定した状態を示す。
【図5】コネクタカバー11の詳細な構造を示す斜視図
であり、(a)はコネクタカバー11の完成した状態で
の外観を示し、(b)は分解した状態を示す。
【符号の説明】
1 電子機器の本体部 3 ディスプレイ部 5 電子機器の後部面 7 コネクタ取付用くぼみ部分 9 コネクタ 11 コネクタカバー 11a 外殻部材 11b 内ぶた 13 係合用カギ状部 15,15a,15b 他の係合用カギ状部 17 電子機器の底部面 19 キーボード 21 コネクタ取付面 23 連結バー 25 連結バー挿入用穴 27 肉厚部 29a,29b コネクタカバー11のスリット 31a,31b 連結バー移動用スリット 33a,33b 切り込み 35 係合用開口部 37a,37b 他の係合用開口部 39 コネクタ取付用くぼみ部分の係合用開口部 41 皿ねじ 43 止穴 45a,45b 切欠き部 47,49 段差部 51 ねじ穴 53 くぼみ部分

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器本体の底部面と底部面以外の面
    との間で移動してそれぞれの面に固定可能であり、底部
    面以外の面に固定されたときは電子機器の特定部分のカ
    バーとして機能し、底部面に固定されたときは電子機器
    の台座として機能し、かつ底部面以外の面の固定位置と
    底部面の固定位置との間で移動可能に連結部材により本
    体に連結されたカバー部材を具備することを特徴とする
    台座兼カバー構造。
  2. 【請求項2】 電子機器の底部面以外の面の少なくとも
    一部をおおうかまたは前記電子機器の底部面に台座を提
    供して前記電子機器を傾斜させる台座兼カバー構造であ
    って、 前記電子機器本体の底部面と底部面以外の面に設けられ
    た被係合用構造部にそれぞれ係合可能な係合用構造部を
    有するカバー部材と、 前記カバー部材を底部面以外の面の固定位置と底部面の
    固定位置との間で移動可能に前記電子機器本体に連結す
    る連結部材と、 を具備することを特徴とする台座兼カバー構造。
  3. 【請求項3】 電子機器の後部面の少なくとも一部をお
    おうかまたは前記電子機器の底部面に台座を提供して前
    記電子機器を傾斜させる台座兼カバー構造であって、 前記電子機器本体の後部面と底部面とにそれぞれ設けら
    れた被係合用穴またはくぼみにそれぞれ係合可能なカギ
    状係合部を有するカバー部材と、 前記カバー部材を前記電子機器本体の後部面の固定位置
    と底部面の固定位置との間で移動可能に前記電子機器本
    体に連結する連結部材と、 を具備することを特徴とする台座兼カバー構造。
  4. 【請求項4】 前記電子機器本体の後部面には前記電子
    機器と外部との電気的接続を行なうためのコネクタが設
    けられ、前記カバー部材は該コネクタ取付部をおおうこ
    とを特徴とする請求項3に記載の台座兼カバー構造。
  5. 【請求項5】 前記カバー部材は、エラストマー、ゴ
    ム、プラスチック、金属の内いずれかを主要部材として
    構成されることを特徴とする請求項3に記載の台座兼カ
    バー構造。
JP6306799A 1994-11-15 1994-11-15 台座兼カバー構造 Pending JPH08147071A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6306799A JPH08147071A (ja) 1994-11-15 1994-11-15 台座兼カバー構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6306799A JPH08147071A (ja) 1994-11-15 1994-11-15 台座兼カバー構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08147071A true JPH08147071A (ja) 1996-06-07

Family

ID=17961400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6306799A Pending JPH08147071A (ja) 1994-11-15 1994-11-15 台座兼カバー構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08147071A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999039258A1 (fr) * 1998-02-02 1999-08-05 Seiko Epson Corporation Dispositif portable de traitement de donnees
US6501429B2 (en) 1998-02-02 2002-12-31 Seiko Epson Corporation Portable information processing apparatus
JP2006245861A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Nec Saitama Ltd 締結具隠蔽用キャップ及び携帯用電子機器
WO2009066598A1 (ja) * 2007-11-20 2009-05-28 Nec Corporation コネクタカバー及び携帯型電子機器
EP2214384A1 (en) * 2009-01-30 2010-08-04 Lg Electronics Inc. Portable terminal having projecting function
JP2012074080A (ja) * 2011-12-13 2012-04-12 Toshiba Corp 電子機器
CN104238645A (zh) * 2013-06-19 2014-12-24 联想(北京)有限公司 一种锁定结构及一种电子设备

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999039258A1 (fr) * 1998-02-02 1999-08-05 Seiko Epson Corporation Dispositif portable de traitement de donnees
US6501429B2 (en) 1998-02-02 2002-12-31 Seiko Epson Corporation Portable information processing apparatus
JP2006245861A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Nec Saitama Ltd 締結具隠蔽用キャップ及び携帯用電子機器
WO2009066598A1 (ja) * 2007-11-20 2009-05-28 Nec Corporation コネクタカバー及び携帯型電子機器
CN101878462A (zh) * 2007-11-20 2010-11-03 日本电气株式会社 连接器盖和携带型电子装置
JP5187315B2 (ja) * 2007-11-20 2013-04-24 日本電気株式会社 携帯型電子機器
US8954123B2 (en) 2007-11-20 2015-02-10 Lenovo Innovations Limited (Hong Kong) Connector cover and mobile type electronic device
EP2214384A1 (en) * 2009-01-30 2010-08-04 Lg Electronics Inc. Portable terminal having projecting function
US8725221B2 (en) 2009-01-30 2014-05-13 Lg Electronics Inc. Portable terminal having projection function
JP2012074080A (ja) * 2011-12-13 2012-04-12 Toshiba Corp 電子機器
CN104238645A (zh) * 2013-06-19 2014-12-24 联想(北京)有限公司 一种锁定结构及一种电子设备
CN104238645B (zh) * 2013-06-19 2017-11-03 联想(北京)有限公司 一种锁定结构及一种电子设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910002292Y1 (ko) 휴대형 전자기기
JP2589963B2 (ja) 携帯型情報処理装置のための無線通信装置
US5253139A (en) Portable electronic apparatus having a detachable display unit and a socket lid
JPH0895690A (ja) パームレスト及びこれを備えた情報処理装置
JPH08147071A (ja) 台座兼カバー構造
JPH0322781Y2 (ja)
KR100299592B1 (ko) 디스크 드라이브 장치
JPH03134718A (ja) 携帯型電子機器
US6263544B1 (en) Knob for a stick switch included in a mobile terminal
JP3081599B1 (ja) 携帯用電子機器
JPH0432789Y2 (ja)
JP3026914B2 (ja) キーボード面のチルト機構
JP3907610B2 (ja) 携帯型電子機器
JP2969044B2 (ja) 情報処理装置のキャップ部材
JPH0535535Y2 (ja)
JP2959317B2 (ja) コントロールボタン装置の組立方法およびこのコントロールボタン装置
JP2566155Y2 (ja) 電子機器のコネクタ実装構造
JPH019309Y2 (ja)
JPH10155014A (ja) 携帯電話機
JP3051396B1 (ja) 電子機器に用いる蓋の開閉構造
JP2505107Y2 (ja) 可搬形電子機器における出し入れ自在のハンドル装置
JPH1126950A (ja) 電子機器
JP2526647Y2 (ja) 回動式操作スイッチ
JPS6131441Y2 (ja)
JPH0748767B2 (ja) ハンドセツト

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20031209

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060623

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060718

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20070122

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120209

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140209

Year of fee payment: 7