JP2506507Y2 - 自動販売機用の押ボタン - Google Patents
自動販売機用の押ボタンInfo
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- JP2506507Y2 JP2506507Y2 JP1988096530U JP9653088U JP2506507Y2 JP 2506507 Y2 JP2506507 Y2 JP 2506507Y2 JP 1988096530 U JP1988096530 U JP 1988096530U JP 9653088 U JP9653088 U JP 9653088U JP 2506507 Y2 JP2506507 Y2 JP 2506507Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- circuit board
- push button
- button
- vending machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案が属する技術分野〕 本考案は自動販売機用の押ボタンに関し、特に、回路
基板の防水性を確実にするとともに薄型化により透明な
前面パネルに直接取り付けれるようにし、それによって
展示スペースを広くした自動販売機用の押ボタンに関す
る。
基板の防水性を確実にするとともに薄型化により透明な
前面パネルに直接取り付けれるようにし、それによって
展示スペースを広くした自動販売機用の押ボタンに関す
る。
従来の自動販売機として、例えば、透明な前面パネル
によってカバーされた商品展示部を上下に配置し、その
間に押ボタン取付部を設けて押ボタンを配置している構
成のものがある。この押ボタン取付部は機械的強度を有
した取付板を設け、この取付板に支持枠体を取り付け、
この支持枠体上に防水性の弾性体を配置して前方に対し
て防水性空間を形成し、この防水性空間内に回路基板を
配置している。一方、回路基板は支持枠体および取付板
に形成された案内孔に通されたコネクタから電源および
信号を受けるように構成されている。
によってカバーされた商品展示部を上下に配置し、その
間に押ボタン取付部を設けて押ボタンを配置している構
成のものがある。この押ボタン取付部は機械的強度を有
した取付板を設け、この取付板に支持枠体を取り付け、
この支持枠体上に防水性の弾性体を配置して前方に対し
て防水性空間を形成し、この防水性空間内に回路基板を
配置している。一方、回路基板は支持枠体および取付板
に形成された案内孔に通されたコネクタから電源および
信号を受けるように構成されている。
しかし、従来の自動販売機によると、上下の商品展示
部の間に押ボタン取付部を設けているので、展示スペー
スが狭くなり、また、支持枠体および取付板がコネクタ
用案内孔を有するので、背部が防水性構造になっておら
ず、そのために、透明な前面パネルに直接取り付けるこ
とができず、更に、支持枠体と回路基板の間にコネクタ
等が位置するスペースがあるので、薄型化に限界があ
る。
部の間に押ボタン取付部を設けているので、展示スペー
スが狭くなり、また、支持枠体および取付板がコネクタ
用案内孔を有するので、背部が防水性構造になっておら
ず、そのために、透明な前面パネルに直接取り付けるこ
とができず、更に、支持枠体と回路基板の間にコネクタ
等が位置するスペースがあるので、薄型化に限界があ
る。
従って、本考案の目的は、商品の展示部の間に押ボタ
ン取付部を設ける必要がなく、それによって展示スペー
スを広くすることができる自動販売機用の押ボタンを提
供することである。
ン取付部を設ける必要がなく、それによって展示スペー
スを広くすることができる自動販売機用の押ボタンを提
供することである。
本考案の他の目的は、回路基板の正面および背部に防
水性構造を設けることにより透明な前面パネルに直接取
り付けることができる自動販売機用の押ボタンを提供す
ることである。
水性構造を設けることにより透明な前面パネルに直接取
り付けることができる自動販売機用の押ボタンを提供す
ることである。
本考案の他の目的は、薄型化することにより透明な前
面パネルに直接取り付けても突出量が小さい自動販売機
用の押ボタンを提供することである。
面パネルに直接取り付けても突出量が小さい自動販売機
用の押ボタンを提供することである。
本考案は、上記の目的を達成するため、後枠と、この
後枠の前部に設けられたスイッチ操作部と、前記後枠の
後部に突設されたコネクタと、このコネクタの挿通孔を
設けた取付面を有する透明な前面パネルとを含み、前記
コネクタを前記挿通孔へ通して前記後枠を前記前面パネ
ルの前記取付面の前面へねじ固定して自動販売機に取付
けられ、 前記スイッチ操作部は、前記後枠の取付部に取り付け
られた回路基板と、この回路基板上に設けられたスイッ
チと、この回路基板上に設けられた発光素子と、端面が
前記後枠に接することにより前記回路基板の上部を覆っ
てその内部を防水状態にする防水性と弾性を有する可動
部材と、この可動部材の内側に前記発光素子に対応して
設けられた穴を有する後部材と、ボタン操作用のボタン
部を有し、この可動部材の外側に設けられた前部材と、
この前部材と前記可動部材の間に介挿された表示板と、
前記前部材の前記ボタン部を挿通係止させる挿通孔を有
し、前記後枠と嵌合して前記回路基板、前記可動部材、
前記後部材、前記前部材、および前記表示板を収容する
枠体を形成する前枠とから構成されることを特徴とする
自動販売機用の押ボタンを提供する。
後枠の前部に設けられたスイッチ操作部と、前記後枠の
後部に突設されたコネクタと、このコネクタの挿通孔を
設けた取付面を有する透明な前面パネルとを含み、前記
コネクタを前記挿通孔へ通して前記後枠を前記前面パネ
ルの前記取付面の前面へねじ固定して自動販売機に取付
けられ、 前記スイッチ操作部は、前記後枠の取付部に取り付け
られた回路基板と、この回路基板上に設けられたスイッ
チと、この回路基板上に設けられた発光素子と、端面が
前記後枠に接することにより前記回路基板の上部を覆っ
てその内部を防水状態にする防水性と弾性を有する可動
部材と、この可動部材の内側に前記発光素子に対応して
設けられた穴を有する後部材と、ボタン操作用のボタン
部を有し、この可動部材の外側に設けられた前部材と、
この前部材と前記可動部材の間に介挿された表示板と、
前記前部材の前記ボタン部を挿通係止させる挿通孔を有
し、前記後枠と嵌合して前記回路基板、前記可動部材、
前記後部材、前記前部材、および前記表示板を収容する
枠体を形成する前枠とから構成されることを特徴とする
自動販売機用の押ボタンを提供する。
本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図1(a)〜(f)は自動販売機用の押ボタンを示
し、後枠2と前枠3は一体になって枠体200を構成して
いる。後枠2は後部にコネクタ14A,14Bを突出し、ねじ
穴21を有している。前枠3は押ボタン穴31を有し、そこ
より前部材5のボタン部51が突出しており、また、両面
に突出部32A,32Bを有する。
し、後枠2と前枠3は一体になって枠体200を構成して
いる。後枠2は後部にコネクタ14A,14Bを突出し、ねじ
穴21を有している。前枠3は押ボタン穴31を有し、そこ
より前部材5のボタン部51が突出しており、また、両面
に突出部32A,32Bを有する。
第2図において、押ボタンは開閉スイッチ11が搭載さ
れた回路基板1と、この回路基板1を収容し自動販売機
へ2個のねじ穴21により背面より取り付けられる後枠
2、およびこの後枠2に嵌めこまれる前枠3から構成さ
れる枠体200と、この枠体200の後枠2の内部側壁22Aお
よび22Bに対してその端面42Aおよび42Bが内接して嵌ま
る可動部材4が設けられ、指で押下されることにより開
閉スイッチ11の接点を駆動する前部材5と、前部材5に
対応する後部材6を備えている。
れた回路基板1と、この回路基板1を収容し自動販売機
へ2個のねじ穴21により背面より取り付けられる後枠
2、およびこの後枠2に嵌めこまれる前枠3から構成さ
れる枠体200と、この枠体200の後枠2の内部側壁22Aお
よび22Bに対してその端面42Aおよび42Bが内接して嵌ま
る可動部材4が設けられ、指で押下されることにより開
閉スイッチ11の接点を駆動する前部材5と、前部材5に
対応する後部材6を備えている。
一枚の回路基板1には4組の前後部材5および6に対
応する4個の開閉スイッチ11が搭載され、枠体200の後
枠2の2個のねじ穴21の外周の円筒状突起21Aが回路基
板1の丸穴12および可動部材4の丸穴41に挿入されてそ
れぞれを位置決めし、この後枠2の内壁面にその端部で
嵌合する前枠3とによって回路基板1および可動部材4
を収容する。
応する4個の開閉スイッチ11が搭載され、枠体200の後
枠2の2個のねじ穴21の外周の円筒状突起21Aが回路基
板1の丸穴12および可動部材4の丸穴41に挿入されてそ
れぞれを位置決めし、この後枠2の内壁面にその端部で
嵌合する前枠3とによって回路基板1および可動部材4
を収容する。
可動部材4は一体的に成形された半透明のシリコンゴ
ム部材であり、その4個の突起部43の外側にはそれぞれ
前部材5の内側に設けられた凹みが外接し、これに対応
して突起部43の内側の凹みには後部材6が内接する。前
部材5および後部材6は硬質のプラスチック部材であ
り、弾性のあるシリコンゴム部材である可動部材4は前
部材5と後部材6とにはさみこまれる構造である。回路
基板1、枠体200(前枠3、後枠2)およびシリコンゴ
ム部材である可動部材4の各一組には4個の開閉スイッ
チ11と、これに対応する4組の前部材5および後部材6
からなる押ボタン部材が装着されている。
ム部材であり、その4個の突起部43の外側にはそれぞれ
前部材5の内側に設けられた凹みが外接し、これに対応
して突起部43の内側の凹みには後部材6が内接する。前
部材5および後部材6は硬質のプラスチック部材であ
り、弾性のあるシリコンゴム部材である可動部材4は前
部材5と後部材6とにはさみこまれる構造である。回路
基板1、枠体200(前枠3、後枠2)およびシリコンゴ
ム部材である可動部材4の各一組には4個の開閉スイッ
チ11と、これに対応する4組の前部材5および後部材6
からなる押ボタン部材が装着されている。
シリコンゴム部材である可動部材4は弾性を有する可
撓性のもので、上述のようにその端面42A,42Bは後枠2
の内部側壁22A,22Bに内接するように嵌めこまれ防水構
造となっている。
撓性のもので、上述のようにその端面42A,42Bは後枠2
の内部側壁22A,22Bに内接するように嵌めこまれ防水構
造となっている。
第3図は1組の開閉スイッチに対応する構成部品を示
し、回路基板1に搭載された開閉スイッチ11の左右には
販売中に発光する発光素子13Aと売り切れの際に発光す
る発光素子13Bが設けられ、後部材6にはそれぞれの光
を通過する方形の拡大穴61A,61Bおよび開閉スイッチ11
に対向する部分に丸穴62が設けられている。シリコンゴ
ム部材である可動部材4の突起部43の内側の凹みにはダ
ボ44が設けられ、このダボ44は後部材6が突起部43の内
側に嵌めこまれたときその丸穴62に挿入される。一方、
突起部43の外側には前部材5の外側のボタン部51の内側
の凹み52が嵌めこまれ、後部材6の突起63は、突起部43
を介して凹み52の上側の内面に拘止さえる。このとき凹
み52には表示板7が挿入される。前部材5のボタン部51
は前枠3の押ボタン穴(挿通孔)31より前方に突出す
る。
し、回路基板1に搭載された開閉スイッチ11の左右には
販売中に発光する発光素子13Aと売り切れの際に発光す
る発光素子13Bが設けられ、後部材6にはそれぞれの光
を通過する方形の拡大穴61A,61Bおよび開閉スイッチ11
に対向する部分に丸穴62が設けられている。シリコンゴ
ム部材である可動部材4の突起部43の内側の凹みにはダ
ボ44が設けられ、このダボ44は後部材6が突起部43の内
側に嵌めこまれたときその丸穴62に挿入される。一方、
突起部43の外側には前部材5の外側のボタン部51の内側
の凹み52が嵌めこまれ、後部材6の突起63は、突起部43
を介して凹み52の上側の内面に拘止さえる。このとき凹
み52には表示板7が挿入される。前部材5のボタン部51
は前枠3の押ボタン穴(挿通孔)31より前方に突出す
る。
前部材5のボタン部51を指で押下しない状態では、シ
リコンゴム部材である可動部材4の突起部43はその弾性
より成形されたままの形状となっており、ダボ44は開閉
スイッチ11を押下しない位置にある。ボタン部51を指で
押下すると、突起部43は内側にむけ変形し、ダボ44が開
閉スイッチ11を押下する。指をはなすと突起部43は原形
に復し、開閉スイッチ11は開放される。このようにシリ
コンゴム部材である可動部材4は、外力により容易に変
形するが、この外力が除かれると原形に復する。
リコンゴム部材である可動部材4の突起部43はその弾性
より成形されたままの形状となっており、ダボ44は開閉
スイッチ11を押下しない位置にある。ボタン部51を指で
押下すると、突起部43は内側にむけ変形し、ダボ44が開
閉スイッチ11を押下する。指をはなすと突起部43は原形
に復し、開閉スイッチ11は開放される。このようにシリ
コンゴム部材である可動部材4は、外力により容易に変
形するが、この外力が除かれると原形に復する。
前部材5は透明材質であり、前側のボタン部51は断面
が半円のレンズ状となっている。後部材6は不透明材質
であり、シリコンゴム部材である可動部材4は半透明材
質のものである。表示板7は販売中を表示する円71およ
び「売切」の文字部72以外の部分は不透明となるように
処理された赤色透明材質のものである。したがって、発
光素子13A、13Bからのそれぞれの光線は、後部材6の方
形の穴61A,61Bを透過し、半透明の突起部43、表示板7
の表示71,72およびボタン部51より押ボタンの前方に放
出される。ボタン部51はレンズ効果があり、利用者にそ
れぞれの表示がはっきりと認識される。販売中の表示と
は、利用者が投入した金額によって購入できる物品につ
いて点灯する表示である。
が半円のレンズ状となっている。後部材6は不透明材質
であり、シリコンゴム部材である可動部材4は半透明材
質のものである。表示板7は販売中を表示する円71およ
び「売切」の文字部72以外の部分は不透明となるように
処理された赤色透明材質のものである。したがって、発
光素子13A、13Bからのそれぞれの光線は、後部材6の方
形の穴61A,61Bを透過し、半透明の突起部43、表示板7
の表示71,72およびボタン部51より押ボタンの前方に放
出される。ボタン部51はレンズ効果があり、利用者にそ
れぞれの表示がはっきりと認識される。販売中の表示と
は、利用者が投入した金額によって購入できる物品につ
いて点灯する表示である。
第4図は本実施例の電気回路図を示す。各開閉スイッ
チ11には、上記の2個の発光素子13A、13Bと、3個のダ
イオードD1〜D3と、1個の抵抗Rとが組となって接続さ
れ、この4個の回路が4芯コネクタ14Aおよび3芯コネ
クタ14Bを介して、図外の自動販売機の回路に接続され
る。
チ11には、上記の2個の発光素子13A、13Bと、3個のダ
イオードD1〜D3と、1個の抵抗Rとが組となって接続さ
れ、この4個の回路が4芯コネクタ14Aおよび3芯コネ
クタ14Bを介して、図外の自動販売機の回路に接続され
る。
本実施例の前枠3には、第2図に示すように、その左
右端部に突出部32Aおよび32Bと切込み部33Aおよび33Bと
を備えている。一つの押ボタンの突出部32Aを他の押ボ
タンの切込み部33Bに嵌める。または、一つの押ボタン
の突出部32Bを他の押ボタンの切込み部33Aに嵌めること
により二つの押ボタンは相互に結合される。
右端部に突出部32Aおよび32Bと切込み部33Aおよび33Bと
を備えている。一つの押ボタンの突出部32Aを他の押ボ
タンの切込み部33Bに嵌める。または、一つの押ボタン
の突出部32Bを他の押ボタンの切込み部33Aに嵌めること
により二つの押ボタンは相互に結合される。
1個の押ボタンまたは上記のように結合された押ボタ
ンの、それぞれ結合されていない左右の端部には、第5
図に示す端枠8A、8Bが嵌合される。第5図(a)は押ボ
タンの左端部に嵌合する左勝手の端枠8Aを示し、第5図
(b)は押ボタンの右端部に嵌合する右勝手の端枠8Bを
示す。
ンの、それぞれ結合されていない左右の端部には、第5
図に示す端枠8A、8Bが嵌合される。第5図(a)は押ボ
タンの左端部に嵌合する左勝手の端枠8Aを示し、第5図
(b)は押ボタンの右端部に嵌合する右勝手の端枠8Bを
示す。
第5図(a)に示すように、端枠8Aの突出部81Aは押
ボタンの前枠3の切込み部33Aに嵌まり、前枠3の突出
部32Aは端枠8Aの切込み部82Aに嵌まる。さらに後枠2の
雄型突起23Aは端枠8Aの雌型突起83に嵌まり、端枠8Aの
中央突起84は後枠2の中央凹部23Bに嵌まる。このよう
にして端枠は押ボタンに強固に結合される。このように
結合することにより、横1列で8連、12連あるいは16連
の開閉スイッチを含む押ボタンを自動販売機に取付ける
ことができる。
ボタンの前枠3の切込み部33Aに嵌まり、前枠3の突出
部32Aは端枠8Aの切込み部82Aに嵌まる。さらに後枠2の
雄型突起23Aは端枠8Aの雌型突起83に嵌まり、端枠8Aの
中央突起84は後枠2の中央凹部23Bに嵌まる。このよう
にして端枠は押ボタンに強固に結合される。このように
結合することにより、横1列で8連、12連あるいは16連
の開閉スイッチを含む押ボタンを自動販売機に取付ける
ことができる。
第6図は自動販売機100の透明な前面パネル110の取付
面120に12連の押ボタン130を取り付けた状態を示してい
る。説明するまでもなく、この取り付けは、前面パネル
110の取付面120の挿通孔(図示せず)に後枠2の後部へ
突出したコネクタ14A、14Bを挿通し、後枠2のねじ穴21
に前面パネル110の取付面120からねじを差し込んでねじ
止めすることによって行われる。
面120に12連の押ボタン130を取り付けた状態を示してい
る。説明するまでもなく、この取り付けは、前面パネル
110の取付面120の挿通孔(図示せず)に後枠2の後部へ
突出したコネクタ14A、14Bを挿通し、後枠2のねじ穴21
に前面パネル110の取付面120からねじを差し込んでねじ
止めすることによって行われる。
つぎに本考案の他の形態として枠体200の後枠2を透
明なものとし、売切れ表示部および販売中表示部の色と
補色関係にある色の光線を押ボタンの背部からその内部
に照射するようにした自動販売機を説明する。
明なものとし、売切れ表示部および販売中表示部の色と
補色関係にある色の光線を押ボタンの背部からその内部
に照射するようにした自動販売機を説明する。
第3図において、売切れ表示部および販売中表示部で
ある表示板7を赤色透明板とし、後枠2を赤色と補色関
係にある緑色の透明材質とする。
ある表示板7を赤色透明板とし、後枠2を赤色と補色関
係にある緑色の透明材質とする。
この押ボタンを自動販売機に取付けた場合、第3図に
示す矢印PまたはP′の方向から、展示見本の照明光が
照射される。この照明光は緑色透明材質の後枠2を透過
し、緑色光となり、後部材6の外周およびその二つの方
形の拡大穴61A、61Bを通過し、透明材質である前部材5
の方向にむけて通過する。表示板7は赤色透明板である
ので、この緑色光は表示板7でフィルタされ、ボタン部
51の前面には透過しないが、後部材6の外周を通過する
緑色光は小判形のリング状となり、ボタン部51の周辺部
より外部に透過する。このため利用者は暗所においても
所要の押ボタンの位置が明瞭になる。
示す矢印PまたはP′の方向から、展示見本の照明光が
照射される。この照明光は緑色透明材質の後枠2を透過
し、緑色光となり、後部材6の外周およびその二つの方
形の拡大穴61A、61Bを通過し、透明材質である前部材5
の方向にむけて通過する。表示板7は赤色透明板である
ので、この緑色光は表示板7でフィルタされ、ボタン部
51の前面には透過しないが、後部材6の外周を通過する
緑色光は小判形のリング状となり、ボタン部51の周辺部
より外部に透過する。このため利用者は暗所においても
所要の押ボタンの位置が明瞭になる。
一方、発光素子13Aおよび13Bの光源の色は赤色である
ので、それぞれの点灯によって表示板7の表示は明瞭に
表示される。
ので、それぞれの点灯によって表示板7の表示は明瞭に
表示される。
以上の説明では、開閉スイッチが4連のものを示した
が、この数は制約がなく、2連、3連あるいは5連以上
のものを同様に実施できる。
が、この数は制約がなく、2連、3連あるいは5連以上
のものを同様に実施できる。
さらに、本考案による自動販売機用の押ボタンにおい
て、開閉スイッチの数の異なる押ボタンを連結して横1
列に任意の数の開閉スイッチを有するようにしても良
い。
て、開閉スイッチの数の異なる押ボタンを連結して横1
列に任意の数の開閉スイッチを有するようにしても良
い。
以上説明した通り、本考案の自動販売機用の押ボタン
によると、回路基板の正面側が可動部材によって、その
背面側が後枠によって、それぞれ、防水性にされるの
で、透明な前面パネルに直接取り付けることができる。
その結果、商品展示部を仕切っていた押ボタン取付部を
設ける必要がなくなるので、展示スペースを広くすこと
ができる。また、回路基板は後枠の取付部に取り付けら
れるので、その間にすき間がなくなって薄型化が実現
し、透明な前面パネルに取り付けても突出量が小さい。
更に、各パーツを後枠と前枠より成る枠体に収容してユ
ニット化したので、押ボタンの取り付けおよび交換の作
業が容易になる。
によると、回路基板の正面側が可動部材によって、その
背面側が後枠によって、それぞれ、防水性にされるの
で、透明な前面パネルに直接取り付けることができる。
その結果、商品展示部を仕切っていた押ボタン取付部を
設ける必要がなくなるので、展示スペースを広くすこと
ができる。また、回路基板は後枠の取付部に取り付けら
れるので、その間にすき間がなくなって薄型化が実現
し、透明な前面パネルに取り付けても突出量が小さい。
更に、各パーツを後枠と前枠より成る枠体に収容してユ
ニット化したので、押ボタンの取り付けおよび交換の作
業が容易になる。
第1図は本考案の一実施例の外形図。 第1図(a)は平面図。 第1図(b)は正面図。 第1図(c)は底面図。 第1図(d)は背面図。 第1図(e)は左側面図。 第1図(f)は右側面図。 第2図は上記実施例の分解斜視図 第3図は上記実施例の1組の開閉スイッチに対する破断
模式分解図。 第4図は上記実施例の電気回路図。 第5図(a)、(b)は上記実施例の右勝手および左勝
手の端枠の説明図。 第6図は上記実施例の押ボタンを実装した自動販売機の
外形図。 符号の説明 1……回路基板、2……枠体の後枠、3……枠体の前
枠、4……可動部材であるシリコンゴム部材、5……押
ボタン部材の前部材、6……押ボタン部材の後部材、7
……表示板、8A、8B……それぞれ左勝手および右勝手の
端枠、11……開閉スイッチ、12、41、62……丸穴、13
A、13B……発光素子、14A……4芯コネクタ、14B……3
芯コネクタ、21……ねじ穴、21A……円筒状突起、22A、
22B……内部側壁、22C……取付部、23A……雄型突起、2
3B……中央凹部、31……押ボタン穴、32A、32B、81A、8
1B……突出部、33A、33B、82A、82B……切込み部、42
A、42B……端面、43……突起部、44……ダボ、51……ボ
タン部、52……凹み、61A、61B……方形の拡大穴、63…
…突起、71……販売中表示の円、72……「売切」の文字
部、83……雌型突起、84……中央突起、100……自動販
売機、110……透明な前面パネル、120……取付面、130
……押ボタン、200……枠体、D1〜D3……ダイオード、
R……抵抗、P、P′……方向を示す矢印
模式分解図。 第4図は上記実施例の電気回路図。 第5図(a)、(b)は上記実施例の右勝手および左勝
手の端枠の説明図。 第6図は上記実施例の押ボタンを実装した自動販売機の
外形図。 符号の説明 1……回路基板、2……枠体の後枠、3……枠体の前
枠、4……可動部材であるシリコンゴム部材、5……押
ボタン部材の前部材、6……押ボタン部材の後部材、7
……表示板、8A、8B……それぞれ左勝手および右勝手の
端枠、11……開閉スイッチ、12、41、62……丸穴、13
A、13B……発光素子、14A……4芯コネクタ、14B……3
芯コネクタ、21……ねじ穴、21A……円筒状突起、22A、
22B……内部側壁、22C……取付部、23A……雄型突起、2
3B……中央凹部、31……押ボタン穴、32A、32B、81A、8
1B……突出部、33A、33B、82A、82B……切込み部、42
A、42B……端面、43……突起部、44……ダボ、51……ボ
タン部、52……凹み、61A、61B……方形の拡大穴、63…
…突起、71……販売中表示の円、72……「売切」の文字
部、83……雌型突起、84……中央突起、100……自動販
売機、110……透明な前面パネル、120……取付面、130
……押ボタン、200……枠体、D1〜D3……ダイオード、
R……抵抗、P、P′……方向を示す矢印
Claims (3)
- 【請求項1】後枠(2)と、この後枠(2)の前部に設
けられたスイッチ操作部と、前記後枠(2)の後部に突
設されたコネクタ(14A),(14B)と、このコネクタ
(14A),(14B)の挿通孔を設けた取付面(120)を有
する透明な前面パネル(110)とを含み、前記コネクタ
(14A),(14B)を前記挿通孔へ通して前記後枠(2)
を前記前面パネル(110)の前記取付面(120)の前面へ
ねじ固定(21)して自動販売機に取付けられ、 前記スイッチ操作部は、前記後枠(2)の取付部(22
C)に取り付けられた回路基板(1)と、この回路基板
(1)上に設けられたスイッチ(11)と、この回路基板
(1)上に設けられた発光素子(13A),(13B)と、端
面(42A),(42B)が前記後枠(2)に接することによ
り前記回路基板(1)の上部を覆ってその内部を防水状
態にする防水性と弾性を有する可動部材(4)と、この
可動部材(4)の内側に位置し、前記発光素子(13
A),(13B)に対応して設けられた穴(61A),(61B)
を有する後部材(6)と、ボタン操作用のボタン部(5
1)を有し、この可動部材(4)の外側に設けられた前
部材(5)と、この前部材(5)と前記可動部材(4)
の間に介挿された表示板(7)と、前記前部材(5)の
前記ボタン部(51)を挿通係止させる挿通孔(31)を有
し、前記後枠(2)と嵌合して前記回路基板(1)、前
記可動部材(4)、前記後部材(6)、前記前部材
(5)、および前記表示板(7)を収容する枠体を形成
する前枠(3)とから構成されることを特徴とする自動
販売機用の押ボタン。 - 【請求項2】前記回路基板(1)は、複数の前記スイッ
チ(11)と、前記複数の前記スイッチ(11)に対応する
複数対の前記発光素子(13A),(13B)を有し、 前記後部材(6)、前記前部材(5)、前記表示板
(7)、および前記前枠(3)の前記挿通孔(31)は、
前記複数の前記スイッチ(11)、および前記複数対の前
記発光素子(13A),(13B)に対応して複数個設けられ
ている構成の請求項(1)項記載の自動販売機用の押ボ
タン。 - 【請求項3】前記前枠(3)は、両端部に切り欠き(33
A),(33B)と突出部(32A),(32B)を有し、隣接す
る前枠(3)の突出部(32A),(32B)と切り欠き(33
A),(33B)と係合して前記隣接する前枠(3)と一体
化される構成の請求項(2)項記載の自動販売機用の押
ボタン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988096530U JP2506507Y2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 自動販売機用の押ボタン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988096530U JP2506507Y2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 自動販売機用の押ボタン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0218229U JPH0218229U (ja) | 1990-02-06 |
JP2506507Y2 true JP2506507Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=31321489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988096530U Expired - Lifetime JP2506507Y2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 自動販売機用の押ボタン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2506507Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0718112Y2 (ja) * | 1989-02-28 | 1995-04-26 | オプトニクス株式会社 | 自動販売機等の押釦式スイッチ装置 |
JPH082772Y2 (ja) * | 1990-01-18 | 1996-01-29 | 富士電機株式会社 | 自動販売機の表示装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6165615U (ja) * | 1984-10-03 | 1986-05-06 | ||
JPH029425Y2 (ja) * | 1985-04-04 | 1990-03-08 | ||
JPS62116408U (ja) * | 1986-01-14 | 1987-07-24 |
-
1988
- 1988-07-20 JP JP1988096530U patent/JP2506507Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0218229U (ja) | 1990-02-06 |
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