JPH082772Y2 - 自動販売機の表示装置 - Google Patents
自動販売機の表示装置Info
- Publication number
- JPH082772Y2 JPH082772Y2 JP1990003390U JP339090U JPH082772Y2 JP H082772 Y2 JPH082772 Y2 JP H082772Y2 JP 1990003390 U JP1990003390 U JP 1990003390U JP 339090 U JP339090 U JP 339090U JP H082772 Y2 JPH082772 Y2 JP H082772Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- display plate
- display
- row
- vending machine
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、前面扉の展示室内に商品情報を表示する
自動販売機の表示装置に関する。
自動販売機の表示装置に関する。
一般に自動販売機は前面扉内に販売商品の展示室を備
えており、該展示室内には、商品見本や、温商品,冷商
品を区別する冷温表示、価格、販売中,売切れ等の商品
情報を表示するようにしている。
えており、該展示室内には、商品見本や、温商品,冷商
品を区別する冷温表示、価格、販売中,売切れ等の商品
情報を表示するようにしている。
その従来構造は第5図ないし第7図に示すようになっ
ている。すなわち第5図において、1は前面が開口する
自動販売機のケースであり、このケース1の前面開口は
前面扉2で覆われている。この前面扉2には、図示しな
いポスターや、商品見本3等が配設されかつ前面がアク
リル樹脂等から形成された透明な覆い4で覆われた展示
室5が上,下に2室区画形成されている。この上下の展
示室5,5間には硬貨および紙幣をそれぞれ投入する投入
口6,7、投入した硬貨を返却操作する返却レバー8等が
備えられた操作部9が形成されている。
ている。すなわち第5図において、1は前面が開口する
自動販売機のケースであり、このケース1の前面開口は
前面扉2で覆われている。この前面扉2には、図示しな
いポスターや、商品見本3等が配設されかつ前面がアク
リル樹脂等から形成された透明な覆い4で覆われた展示
室5が上,下に2室区画形成されている。この上下の展
示室5,5間には硬貨および紙幣をそれぞれ投入する投入
口6,7、投入した硬貨を返却操作する返却レバー8等が
備えられた操作部9が形成されている。
商品見本3はその複数が上側の展示室5内に横並びに
配置されて商品見本列を形成しており、商品見本列はこ
の場合上下に2列設けられている。各商品見本列の下側
には各見本商品3に対応して、温商品,冷商品を区別す
る冷温表示、商品の価格,販売中,売切れ等の商品情報
を印刷等によってその前面に表示する透明若しくは半透
明のアクリル樹脂等から形成された横長帯状の表示板10
が設けられている。11は表示板10を保持する左右一対の
保持具であり、該保持具11には第7図に示すように表示
板10の左右端部を受入れる保持溝11aが形成されてい
る。そして保持溝11aに表示板10の端部を受け入れた際
に、表示板の端面10aと保持溝11aの溝底面11bとの間に
は隙間11Sが形成されるようになっている。この隙間11S
は、表示板10が熱膨張によって左右に延びた際に、その
延び分を吸収するために設けられている。
配置されて商品見本列を形成しており、商品見本列はこ
の場合上下に2列設けられている。各商品見本列の下側
には各見本商品3に対応して、温商品,冷商品を区別す
る冷温表示、商品の価格,販売中,売切れ等の商品情報
を印刷等によってその前面に表示する透明若しくは半透
明のアクリル樹脂等から形成された横長帯状の表示板10
が設けられている。11は表示板10を保持する左右一対の
保持具であり、該保持具11には第7図に示すように表示
板10の左右端部を受入れる保持溝11aが形成されてい
る。そして保持溝11aに表示板10の端部を受け入れた際
に、表示板の端面10aと保持溝11aの溝底面11bとの間に
は隙間11Sが形成されるようになっている。この隙間11S
は、表示板10が熱膨張によって左右に延びた際に、その
延び分を吸収するために設けられている。
各表示板10の後方には、第6図に示すように表示板10
に表示された商品情報を照明する照明灯12が商品情報に
対応位置して配設されており、この照明灯12は展示室5
内の鋼板製部分(図示せず)に固定された側断面が略C
字形をした支持体13の上部に支持されている。
に表示された商品情報を照明する照明灯12が商品情報に
対応位置して配設されており、この照明灯12は展示室5
内の鋼板製部分(図示せず)に固定された側断面が略C
字形をした支持体13の上部に支持されている。
また、各表示板10の下側には、商品見本列の各商品見
本3および表示体10の商品情報に対応する個々の商品選
択釦15を横並びに配置した商品選択釦列が設けられてい
る。各列の商品選択釦15は、覆い4の前面にパッキン16
を介して当接する横長帯状で樹脂製の基板17と、この基
板17の上下両縁にその上下両縁が固着されて、商品選択
釦15の押し操作部分である釦本体18を除き基板17の前面
を覆うC字形側断面の樹脂製のカバー19とで構成した保
持体20内に保持されている。この保持体20は商品選択釦
15の左右両側位置をねじ14にて締結することにより覆い
4の前面に保持されている。
本3および表示体10の商品情報に対応する個々の商品選
択釦15を横並びに配置した商品選択釦列が設けられてい
る。各列の商品選択釦15は、覆い4の前面にパッキン16
を介して当接する横長帯状で樹脂製の基板17と、この基
板17の上下両縁にその上下両縁が固着されて、商品選択
釦15の押し操作部分である釦本体18を除き基板17の前面
を覆うC字形側断面の樹脂製のカバー19とで構成した保
持体20内に保持されている。この保持体20は商品選択釦
15の左右両側位置をねじ14にて締結することにより覆い
4の前面に保持されている。
なお、前面扉2の下側の展示室5の下方には、購入し
た商品を取り出す取出口21、釣銭を返却する返却口22等
が備えられている。
た商品を取り出す取出口21、釣銭を返却する返却口22等
が備えられている。
上記の構成で商品購入は他の自動販売機と同様であ
り、顧客が展示室5内の商品見本3や表示板10の商品情
報を見て所望の商品を選択し、所望商品の商品見本に対
応位置する商品選択釦15を押すことにより、選択された
商品が取出口21へ送出される。
り、顧客が展示室5内の商品見本3や表示板10の商品情
報を見て所望の商品を選択し、所望商品の商品見本に対
応位置する商品選択釦15を押すことにより、選択された
商品が取出口21へ送出される。
ところで、自動販売機の多くは屋外に設置されること
が多く、その前面が太陽光に晒されて、展示室5内の温
度が温室効果で80℃前後に上昇することがある。そのた
めに、熱膨張係数の大きいアクリル樹脂等から形成され
かつ横長帯状をした表示板10は左右に著しく伸縮する。
その延び分を吸収するために、上記のように表示板10を
保持する左右一対の保持具11にはそれぞれ隙間11Sが形
成されるようになっているが、表示板10は保持位置から
必ずしも左右均等に伸縮する訳ではなくむしろ稀であ
り、したがって左右の保持具11のいずれかの側に一方的
に片寄ってしまうことがある。そのために表示板10に表
示された商品情報と、商品見本3ないし商品選択釦15と
の左右方向の相対位置が大きくずれて、相互の表示関係
が不明瞭になるという問題が生じている。
が多く、その前面が太陽光に晒されて、展示室5内の温
度が温室効果で80℃前後に上昇することがある。そのた
めに、熱膨張係数の大きいアクリル樹脂等から形成され
かつ横長帯状をした表示板10は左右に著しく伸縮する。
その延び分を吸収するために、上記のように表示板10を
保持する左右一対の保持具11にはそれぞれ隙間11Sが形
成されるようになっているが、表示板10は保持位置から
必ずしも左右均等に伸縮する訳ではなくむしろ稀であ
り、したがって左右の保持具11のいずれかの側に一方的
に片寄ってしまうことがある。そのために表示板10に表
示された商品情報と、商品見本3ないし商品選択釦15と
の左右方向の相対位置が大きくずれて、相互の表示関係
が不明瞭になるという問題が生じている。
そこでこの考案は、表示板が熱膨張によって伸縮して
もその商品表示の商品見本や商品選択釦に対する相対関
係が不明瞭にならない自動販売機の商品表示装置を提供
することを課題とする。
もその商品表示の商品見本や商品選択釦に対する相対関
係が不明瞭にならない自動販売機の商品表示装置を提供
することを課題とする。
上記課題を解決するために、この考案によれば、前面
扉内の展示室内に設置した横並びの商品見本列と、該商
品見本列下方に各商品見本に対応する個々の商品選択釦
を横並びに配置した商品選択釦列と、前記商品見本列と
商品選択釦列との間に配置された商品情報を表示するた
めの横長帯状の樹脂製の表示板と、該表示板の両端部を
保持する左右一対の保持具とを備えるとともに、前記保
持具には前記表示板の端部を受入れる保持溝が形成さ
れ、かつ、該保持具の保持溝の溝底面と前記表示板の左
右の端面との間に表示板の熱膨張による延びを吸収する
ための隙間を設けるようにした自動販売機の表示装置に
おいて、前記表示板の左右の中央部に係合部を設けると
ともに、該係合部に係合して表示板の左右方向への移動
を阻止する係止部を設けるものとする。
扉内の展示室内に設置した横並びの商品見本列と、該商
品見本列下方に各商品見本に対応する個々の商品選択釦
を横並びに配置した商品選択釦列と、前記商品見本列と
商品選択釦列との間に配置された商品情報を表示するた
めの横長帯状の樹脂製の表示板と、該表示板の両端部を
保持する左右一対の保持具とを備えるとともに、前記保
持具には前記表示板の端部を受入れる保持溝が形成さ
れ、かつ、該保持具の保持溝の溝底面と前記表示板の左
右の端面との間に表示板の熱膨張による延びを吸収する
ための隙間を設けるようにした自動販売機の表示装置に
おいて、前記表示板の左右の中央部に係合部を設けると
ともに、該係合部に係合して表示板の左右方向への移動
を阻止する係止部を設けるものとする。
表示板の左右の中央部に係合部として例えば切欠きを
設け、この切欠きに係止部としてストッパ片を嵌め込ん
で係合させることにより表示板の左右方向の移動が阻止
される。その一方、表示板の両端は保持具により保持さ
れてはいるものの保持具との間に設けた隙間によって、
表示板は左右方向にフリーに伸縮することができるの
で、熱影響による表示板の膨張,伸縮は所定の保持位置
から左右へ略均等に生じる。したがって表示板が左右の
保持具のいずれかの側に一方的に片寄ることが防止され
る。
設け、この切欠きに係止部としてストッパ片を嵌め込ん
で係合させることにより表示板の左右方向の移動が阻止
される。その一方、表示板の両端は保持具により保持さ
れてはいるものの保持具との間に設けた隙間によって、
表示板は左右方向にフリーに伸縮することができるの
で、熱影響による表示板の膨張,伸縮は所定の保持位置
から左右へ略均等に生じる。したがって表示板が左右の
保持具のいずれかの側に一方的に片寄ることが防止され
る。
以下、この考案の実施例を第1図ないし第4図に基づ
いて説明する。第1図はこの考案の表示装置を含む自動
販売機の外観を示す前方斜め右上から見た要部斜視図、
第2図は第1図の要部右側面縦断面拡大図で、図の左側
が前面側であり、第3図は第1図の要部平面部分横断面
拡大図で、図の上側が前面側であり、第4図は第1図の
要部正面図である。なお、第1図ないし第4図には第5
図ないし第7図と共通あるいは同一部分に同じ符号を付
してその説明の一部を省略することがある。
いて説明する。第1図はこの考案の表示装置を含む自動
販売機の外観を示す前方斜め右上から見た要部斜視図、
第2図は第1図の要部右側面縦断面拡大図で、図の左側
が前面側であり、第3図は第1図の要部平面部分横断面
拡大図で、図の上側が前面側であり、第4図は第1図の
要部正面図である。なお、第1図ないし第4図には第5
図ないし第7図と共通あるいは同一部分に同じ符号を付
してその説明の一部を省略することがある。
第1図ないし第4図において、自動販売機のケース1
の前面開口を覆う前面扉2の上部には、商品見本3等が
配設され透明な覆い4で覆われた展示室5が形成されて
いる。商品見本3は展示室5内に横並びに配置されて商
品見本列を形成しており、商品見本列はこの場合上下に
2列設けられている。各商品見本列の下側には各見本商
品に対応して、温商品,冷商品を区別する冷温表示、商
品の価格、販売中、売切れ表示等の商品情報をその前面
に表示する透明若しくは半透明のアクリル樹脂等から形
成された横長帯状の表示板23が設けられている。11は表
示板23を保持する左右一対の保持具であり、該保持具11
には第4図に示すように表示板23の左右端部を受入れる
保持溝11aが形成されている。そして保持溝11aに表示板
23の端部を受け入れた際に、表示板の端面23aと保持溝1
1aの溝底面11bとの間には、熱膨張による表示板23の左
右への延び分を吸収するための隙間11Sが形成されるよ
うになっている。
の前面開口を覆う前面扉2の上部には、商品見本3等が
配設され透明な覆い4で覆われた展示室5が形成されて
いる。商品見本3は展示室5内に横並びに配置されて商
品見本列を形成しており、商品見本列はこの場合上下に
2列設けられている。各商品見本列の下側には各見本商
品に対応して、温商品,冷商品を区別する冷温表示、商
品の価格、販売中、売切れ表示等の商品情報をその前面
に表示する透明若しくは半透明のアクリル樹脂等から形
成された横長帯状の表示板23が設けられている。11は表
示板23を保持する左右一対の保持具であり、該保持具11
には第4図に示すように表示板23の左右端部を受入れる
保持溝11aが形成されている。そして保持溝11aに表示板
23の端部を受け入れた際に、表示板の端面23aと保持溝1
1aの溝底面11bとの間には、熱膨張による表示板23の左
右への延び分を吸収するための隙間11Sが形成されるよ
うになっている。
表示板23の左右の中央部には第2図に示すように係合
部24としての切欠きが下縁に開口して形成されており、
この係合部24の切欠きにその前端が嵌まり込んで係合す
る側断面がN字形のストッパ片が係止部25として設けら
れている。係止部25のストッパ片はその後端が展示室5
内の鋼板製部分(図示せず)に固定された側断面が略C
字形をした支持体13に固着されている。
部24としての切欠きが下縁に開口して形成されており、
この係合部24の切欠きにその前端が嵌まり込んで係合す
る側断面がN字形のストッパ片が係止部25として設けら
れている。係止部25のストッパ片はその後端が展示室5
内の鋼板製部分(図示せず)に固定された側断面が略C
字形をした支持体13に固着されている。
各表示板23の後方にはこの表示板23に表示された商品
情報を照明する照明灯12が商品情報に対応位置して配設
されており、この照明灯12は支持体13の上部に支持され
ている。
情報を照明する照明灯12が商品情報に対応位置して配設
されており、この照明灯12は支持体13の上部に支持され
ている。
また、各表示板23の下側には、商品見本列の各商品見
本3および表示体23の商品情報に対応する個々の商品選
択釦15を横並びに配置した商品選択釦列が設けられてい
る。各列の商品選択釦15は、覆い4の前面にパッキン28
を介して当接する横長帯状で樹脂製の基板30と、この基
板30の上下両端縁にその上下両端縁が固着されて、商品
選択釦15の押し操作部分である釦本体18を除き基板30の
前面を覆うC字形側断面の樹脂性のカバー31とで構成し
た保持体29内に保持されている。
本3および表示体23の商品情報に対応する個々の商品選
択釦15を横並びに配置した商品選択釦列が設けられてい
る。各列の商品選択釦15は、覆い4の前面にパッキン28
を介して当接する横長帯状で樹脂製の基板30と、この基
板30の上下両端縁にその上下両端縁が固着されて、商品
選択釦15の押し操作部分である釦本体18を除き基板30の
前面を覆うC字形側断面の樹脂性のカバー31とで構成し
た保持体29内に保持されている。
また保持体29は商品選択釦15をそれぞれ複数の組、こ
の場合3個ずつの組に分けるように3分割されており、
第3図に示すように各分割部分は、その隣合う両端部を
前後に重ね合わせ、かつ相互の端面間に間隙27をおいて
左右に配列し、各々ねじ14にて締結することにより覆い
4の前面に保持されている。
の場合3個ずつの組に分けるように3分割されており、
第3図に示すように各分割部分は、その隣合う両端部を
前後に重ね合わせ、かつ相互の端面間に間隙27をおいて
左右に配列し、各々ねじ14にて締結することにより覆い
4の前面に保持されている。
前述の構成において、表示板23の左右の中央部に設け
た係合部24としての切欠きに、係止部25としてのストッ
パ片が嵌め込まれて係合しているので、表示板23の中央
部は左右への移動が阻止される。それに加えて表示板23
はその両端部が保持具11により保持されてはいるが、表
示板23の端面と保持具11の保持溝の溝底面11bとの間に
設けた隙間11Sによって、表示板23は左右方向にフリー
に伸縮することができるので、表示板23は係合部24を中
心に左右に振り分けるようにして伸縮する。つまり表示
板23は所定の保持位置(左右の中心位置)から左右へ略
均等に伸縮する。したがって表示板23は左右の保持具11
のいずれかの側に一方的に片寄ることが防止され、その
商品表示が商品見本3や商品選択釦15に対して大きく位
置ずれすることがない。
た係合部24としての切欠きに、係止部25としてのストッ
パ片が嵌め込まれて係合しているので、表示板23の中央
部は左右への移動が阻止される。それに加えて表示板23
はその両端部が保持具11により保持されてはいるが、表
示板23の端面と保持具11の保持溝の溝底面11bとの間に
設けた隙間11Sによって、表示板23は左右方向にフリー
に伸縮することができるので、表示板23は係合部24を中
心に左右に振り分けるようにして伸縮する。つまり表示
板23は所定の保持位置(左右の中心位置)から左右へ略
均等に伸縮する。したがって表示板23は左右の保持具11
のいずれかの側に一方的に片寄ることが防止され、その
商品表示が商品見本3や商品選択釦15に対して大きく位
置ずれすることがない。
この考案によれば、前面扉内の展示室内に設置した横
並びの商品見本列と、該商品見本列下方に各商品見本に
対応する個々の商品選択釦を横並びに配置した商品選択
釦列と、前記商品見本列と商品選択釦列との間に配置さ
れた商品情報を表示するための横長帯状の樹脂製の表示
板と、該表示板の両端部を保持する左右一対の保持具と
を備えるとともに、前記保持具には前記表示板の端部を
受入れる保持溝が形成され、かつ、該保持具の保持溝の
溝底面と前記表示板の左右の端面との間に表示板の熱膨
張による延びを吸収するための隙間を設けるようにした
自動販売機の表示装置において、前記表示板の左右の中
央部に係合部を設けるとともに、該係合部に係合して表
示板の左右方向への移動を阻止する係止部を設けるよう
にしたので、表示板は熱影響によって伸縮しても左右の
保持具のいずれかの側に一方的に片寄ることが防止さ
れ、その商品表示が商品見本や商品選択釦に対して大き
く位置ずれすることがない。したがって、従来の装置で
生じていた表示板の商品情報と商品見本ないし商品選択
釦との相互の表示関係が不明瞭になるという問題を解消
することができる。
並びの商品見本列と、該商品見本列下方に各商品見本に
対応する個々の商品選択釦を横並びに配置した商品選択
釦列と、前記商品見本列と商品選択釦列との間に配置さ
れた商品情報を表示するための横長帯状の樹脂製の表示
板と、該表示板の両端部を保持する左右一対の保持具と
を備えるとともに、前記保持具には前記表示板の端部を
受入れる保持溝が形成され、かつ、該保持具の保持溝の
溝底面と前記表示板の左右の端面との間に表示板の熱膨
張による延びを吸収するための隙間を設けるようにした
自動販売機の表示装置において、前記表示板の左右の中
央部に係合部を設けるとともに、該係合部に係合して表
示板の左右方向への移動を阻止する係止部を設けるよう
にしたので、表示板は熱影響によって伸縮しても左右の
保持具のいずれかの側に一方的に片寄ることが防止さ
れ、その商品表示が商品見本や商品選択釦に対して大き
く位置ずれすることがない。したがって、従来の装置で
生じていた表示板の商品情報と商品見本ないし商品選択
釦との相互の表示関係が不明瞭になるという問題を解消
することができる。
第1図はこの考案の表示装置を含む自動販売機の外観を
示す前方斜右上から見た要部斜視図、第2図は第1図の
要部右側面縦断面拡大図、第3図は第1図の要部平面部
分横断面拡大図、第4図は第1図の要部正面拡大図、第
5図は従来の表示装置を含む自動販売機の外観を示す前
方斜右上から見た斜視図、第6図は第5図の要部右側面
縦断面拡大図、第7図は第5図の要部正面拡大図であ
る。 1……ケース、2……前面扉、3……商品見本、4……
覆い、5……展示室、6,7……投入口、8……返却レバ
ー、9……操作部、10,23……表示板、10a,23a……端
面、11……保持具、11a……保持溝、11b……溝底面、11
S……隙間、12……照明灯、13……支持体、14……ね
じ、15……商品選択釦、16,28……パッキン、17,30基
板、18……釦本体、19,31……カバー、20,29……保持
体、21……取出口、22……返却口、24……係合部、25…
…係止部、27……間隙。
示す前方斜右上から見た要部斜視図、第2図は第1図の
要部右側面縦断面拡大図、第3図は第1図の要部平面部
分横断面拡大図、第4図は第1図の要部正面拡大図、第
5図は従来の表示装置を含む自動販売機の外観を示す前
方斜右上から見た斜視図、第6図は第5図の要部右側面
縦断面拡大図、第7図は第5図の要部正面拡大図であ
る。 1……ケース、2……前面扉、3……商品見本、4……
覆い、5……展示室、6,7……投入口、8……返却レバ
ー、9……操作部、10,23……表示板、10a,23a……端
面、11……保持具、11a……保持溝、11b……溝底面、11
S……隙間、12……照明灯、13……支持体、14……ね
じ、15……商品選択釦、16,28……パッキン、17,30基
板、18……釦本体、19,31……カバー、20,29……保持
体、21……取出口、22……返却口、24……係合部、25…
…係止部、27……間隙。
Claims (1)
- 【請求項1】前面扉内の展示室内に設置した横並びの商
品見本列と、該商品見本列下方に各商品見本に対応する
個々の商品選択釦を横並びに配置した商品選択釦列と、
前記商品見本列と商品選択釦列との間に配置された商品
情報を表示するための横長帯状の樹脂製の表示板と、該
表示板の両端部を保持する左右一対の保持具とを備える
とともに、前記保持具には前記表示板の端部を受入れる
保持溝が形成され、かつ、該保持具の保持溝の溝底面と
前記表示板の左右の端面との間に表示板の熱膨張による
延びを吸収するための隙間を設けるようにした自動販売
機の表示装置において、前記表示板の左右の中央部に係
合部を設けるとともに、該係合部に係合して表示板の左
右方向への移動を阻止する係止部を設けたことを特徴と
する自動販売機の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990003390U JPH082772Y2 (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | 自動販売機の表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990003390U JPH082772Y2 (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | 自動販売機の表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0397767U JPH0397767U (ja) | 1991-10-08 |
JPH082772Y2 true JPH082772Y2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=31732276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990003390U Expired - Lifetime JPH082772Y2 (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | 自動販売機の表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH082772Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2506507Y2 (ja) * | 1988-07-20 | 1996-08-14 | 株式会社オプシード津南 | 自動販売機用の押ボタン |
JPH0718112Y2 (ja) * | 1989-02-28 | 1995-04-26 | オプトニクス株式会社 | 自動販売機等の押釦式スイッチ装置 |
-
1990
- 1990-01-18 JP JP1990003390U patent/JPH082772Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0397767U (ja) | 1991-10-08 |
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