JPH0130757Y2 - - Google Patents

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JPH0130757Y2
JPH0130757Y2 JP16240983U JP16240983U JPH0130757Y2 JP H0130757 Y2 JPH0130757 Y2 JP H0130757Y2 JP 16240983 U JP16240983 U JP 16240983U JP 16240983 U JP16240983 U JP 16240983U JP H0130757 Y2 JPH0130757 Y2 JP H0130757Y2
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JP
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push button
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groove
switch
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JP16240983U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は複数個のスイツチを、1つの押ボタン
で操作する場合の押ボタン構造に関する。
従来この種の押ボタン構造として、例えばテー
プレコーダ等に用いられる第1図a,b、第2図
a,bに示すものがあるので、以下これらについ
て述べる。
第1図において、1は押ボタンであり、押す位
置により1a,1b,1c,1dのマークに示さ
れるような4種の機能(即ち正常送り、早送り、
停止及び巻戻し)を発揮する。1eはボスで押ボ
タン1のマーク1a〜1dの下面にそれぞれ設け
られ、機能の異なるそれぞれのスイツチ2を押
す。ところでa図は斜視図、b図は側面図を示し
たものである。
また第2図において、3は押ボタンであり、3
a,3b,3c,3dのマークに示される位置を
押すことによりそそれぞれ4種の機能を発揮する
ことは第1図の場合と同様である。3eはボスで
押ボタン3の4隅に配され、スイツチ4を押す。
スイツチ4は押ボタン3の4隅のボス3eの位置
に設けられ、隣り合う2個のスイツチを同時に押
して初めて所定の動作をする回路即ちアンド
(AND)回路を有する。ところでa図は斜視図、
b図は側面図を示したものである。
次に作用について述べる。第1図の場合では押
ボタン1のマーク1a〜1dのそれぞれの位置又
はその近傍を押すことにより、その下側に設けら
れたボス1eが1つのスイツチ2を押す。これに
よりマーク1a〜1dに示された機能をはたす。
また第2図の場合では、押ボタン3のマーク3a
〜3dのそれぞれの位置又はその近傍を押すこと
により、そのマークの両側に設けられたた2個の
ボス3eが2個のスイツチ4を押す。すると2個
同時に押したときに働くアンド(AND)回路の
作用により、押したマークの機能をはたす。
ところで上述の従来例においては、第1図の場
合には、マーク又はその近傍から離れた箇所特に
押ボタンの4つの角を押した場合、どのスイツチ
を押したのか定かではなく、判別できない欠点が
あつた。また第2図の場合には、第1図における
欠点は或程度改良されているが、アンド(AND)
回路が採用されているため、それだけ費用が増加
する欠点がある。
本考案は上述のような欠点を除去するためにな
されたもので、複数個のスイツチと、該スイツチ
をそれぞれ押すボスを有し、かつ前記スイツチと
同数で弾性を有する溝を設けた樹脂製プレートか
らなる押ボタン構造であつて、アンド(AND)
回路のような余分の部品を追加することなく、ど
のスイツチが押されたか、容易に判別できる押ボ
タン構造を提供するものである。
以下、本考案を実施例により説明する。第3図
は本考案の一実施例を示す図であつて、aは斜視
図、bは側面図、cは平面図である。同図におい
て、5は押ボタンで樹脂製プレートから成り、マ
ーク5a,5b,5c,5dは4種の機能を示す
ことは第1図の場合と同様である。また各マーク
5a〜5dの下側にそれぞれボス5eを設ける。
ところで本考案においては、それぞれのボス5e
の内側で、押ボタン5の面上に、V字形溝5fを
設ける。溝5fには弾性を有せしめ、溝の底部を
中心として、回動自在にすると共に、マーク5a
〜5d部分を押した指を離した場合は、常に押ボ
タン5は平面状に復する構成とする。6はスイツ
チでそれぞれ所定の機能を有し、ボス5eにより
押される。
次に本考案の作用について述べる。第3図bに
示すように押ボタン5上のマーク5a〜5dの1
つ5b又はその近傍を押すことにより力5gを加
える。すると1つの溝5fの底部を中心としてマ
ーク5bを有する押ボタン5の左部分は5h方向
に回動し、ボス5eによりスイツチ6は押され
る。また力5gを取り去れば、マーク5bを有す
る押ボタン5の左部分は溝5fの弾性作用によ
り、元の状態に復する。
ところで上述のようにマーク5a〜5dの1つ
又はその近傍ではなく、押ボタン5の4つの角の
いずれか1つを押した場合も、力5gに対し、縦
横に走つている溝5fにおいて、力5gによるよ
り大きな曲げモーメントのかかる1つの溝の底部
を中心として押ボタン5の端部は回動し、回動し
た端部の有するボス5eによりスイツチ6は押さ
れる。更に回動した押ボタン5の端部が溝5fの
弾性作用により、元の状態に復することは前述と
同様である。なお、押ボタン5の角部で、縦横2
つの溝に対して、力学的に中立点を押したとして
も、その点は不安定な中立点であるため、上述の
ように1つの溝の底部を中心として回動すること
になる。
上述の実施例では、4角形の押ボタンによる4
つのスイツチの組合せの場合を示したが、5個以
上のスイツチの組合せの場合も、押ボタンの形状
により対応することができる。第4図は5角形の
押ボタン7による5個のスイツチ8の組合せの場
合を示したもので、aは斜視図、bは裏面図であ
る。本実施例においても、前述の実施例における
と同様の作用効果を享受することができる。
本考案は上述のような構成および作用効果を有
するもので、押ボタンに弾性を有する溝を設ける
ことにより、押ボタンの角を押した場合に、1つ
の溝に沿つて押ボタンが変化し、どのスイツチが
押されたかを目で容易に判別できる効果が得られ
る。またそのために従来例におけるようなアンド
(AND)回路を付加する必要も生ぜず、費用の増
加を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ従来の押ボタン構造
を示す図で、両図ともaは斜視図、bは側面図を
示し、第3図は本考案の一実施例を示す図で、a
は斜視図、bは側面図、cは裏面図を示し、第4
図は本考案の他の実施例を示す図で、aは斜視
図、bは裏面図を示す。 1……押ボタン、1e……ボス、2……スイツ
チ、3……押ボタン、3e……ボス、4……スイ
ツチ、5……押ボタン(樹脂製プレート)、5e
……ボス、5f……溝、6……スイツチ、7……
押ボタン(樹脂製プレート)、7e……ボス、7
f……溝、8……スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個のスイツチと、該スイツチをそれぞれ押
    すボスを有し、かつ前記スイツチと同数で弾性を
    有する溝を前記ボスの内側に設けた樹脂製プレー
    トからなる押ボタン構造。
JP16240983U 1983-10-20 1983-10-20 押ボタン構造 Granted JPS6069440U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16240983U JPS6069440U (ja) 1983-10-20 1983-10-20 押ボタン構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16240983U JPS6069440U (ja) 1983-10-20 1983-10-20 押ボタン構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6069440U JPS6069440U (ja) 1985-05-16
JPH0130757Y2 true JPH0130757Y2 (ja) 1989-09-20

Family

ID=30356651

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16240983U Granted JPS6069440U (ja) 1983-10-20 1983-10-20 押ボタン構造

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JP (1) JPS6069440U (ja)

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JPS6069440U (ja) 1985-05-16

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